JP2000111716A - 高コントラスト性減反射材、製造方法および用途 - Google Patents
高コントラスト性減反射材、製造方法および用途Info
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Abstract
減反射材、その製造方法および用途の提供。 【解決手段】 基材の表面に含フッ素多官能(メタ)ア
クリレートの塗液を塗布し、硬化して反射防止層を形成
してなる減反射材を黒色顔料を配合した接着剤で接着し
て形成させる減反射材。
Description
し、しかも低屈折率で、表示装置の構成部品等に利用可
能な高コントラスト性減反射材、その製造方法および用
途に関する。さらに詳しくは、透過光線のコントラスト
性を強調した機能を有して、かつ減反射機能を有する複
合材料、その製造方法および用途に関する。
P)などの電子ディスプレイの研究が盛んに行われてい
る。これらのディスプレイには、通常、近赤外線遮蔽フ
ィルター、減反射材、電磁波シールド材等の遮蔽材料
や、機能材料が使用されている。しかし、プラズマ表示
装置(PDP)などの電子ディスプレイの映像時の画面
は、画面の明るさが暗すぎると見にくくなるので、画面
の明るさは改善されてきたがあまり明るすぎると、コン
トラスト性が鮮明でなくなる等の問題がある。また画面
は、周辺の明るさ、例えば蛍光灯から発生する光源や、
周辺機器の光源の映り込みがあり、反射して見にくさが
生じる問題があった。そこで、コントラスト性の改善お
よび画面の視認性の向上がさらに求められている。これ
らのコントラスト性の改善および画面の視認性の改善方
法としては、例えば、次の特開平7−311301号公
報等に開示の技術が挙げられる。特開平7−31130
1号公報には、透明な基材の一面に着色層を備える光学
フィルタであって、着色層中に反射防止のための微粒子
と着色剤を使用したものが提案されている。しかし、微
粒子による光散乱を利用したものであるため反射防止性
が必ずしも充分ではない。
既に次のような技術が知られている。すなわち、フィル
ムの最外層に、基材よりも低屈折率の物質からなる反射
防止膜を可視光波長の1/4の膜厚(約100nm)で
形成すると、干渉効果により表面反射が低減し、透過率
が向上することが知られている。このような原理は、液
晶表示装置等の表面反射の低減が必要とされる分野にお
いて、減反射フィルム及び減反射シート等として応用さ
れている。
するには、例えば(i)フッ化マグネシウム等を蒸着、
スパッタリングする方法、(ii)低屈折率の含フッ素重
合体等の樹脂を溶解した溶液を塗布、乾燥させる方法等
が行われている(特開平6−115023号公報)。し
かしながら、前者の(i)の蒸着−スパッタリングの塗
布−乾燥の方法は真空条件下で行われるため生産性が悪
く、大面積化も困難であり、後者の(ii)の方法は生産
性もよく大面積化も可能であるが、含フッ素重合体はい
ずれも硬度が低いため、耐摩耗性が劣るという欠点があ
る。
し、フイルム上に塗布し、活性エネルギー線照射、加熱
等により重合する方法が提案されている。この方法を行
うための含フッ素単量体としては例えば、アクリル酸含
フッ素アルキルエステルやメタクリル酸含フッ素アルキ
ルエステル等が知られている。しかしこれらを重合硬化
して得られる含フッ素重合体は、前記(ii)の方法に用
いる樹脂と同様に、硬度が低く耐摩耗性が著しく悪いと
いう欠点がある。
した後、電子線照射により重合硬化させる方法が提案さ
れている(特開平8−48935号公報)。この方法を
用いることで通常困難であった約100nmの膜厚の重
合性単量体の硬化を行うことができ、硬度が高く、耐摩
耗性に優れた含フッ素重合体による減反射材を提供する
ことができる。しかし電子線照射装置を用いることによ
り、大型の製造設備が必要となり、また電子線照射によ
る硬化は基材および塗膜への着色などの悪影響を与える
ことがある。
け型TVのように大型化や軽量化が進んでおり、前記の
ような反射防止材においても大型化、軽量化あるいは工
業的に大量生産できるような生産性が求められてきてい
る。事前に減反射材をそれぞれ個々に作成して、TVや
PDPの画面に減反射フイルムを貼り合わせる方法など
が行われていた。しかしそのままでは、コントラスト性
が十分ではなく鮮明にみえない問題があった。
は、高コントラスト性機能と、表面硬度が高く、しかも
光透過性で低屈折率を示す減反射機能とを合わせ有する
高コントラスト性減反射材を提供することにある。本発
明の第2の目的は、前記の高コントラスト性減反射材の
製造方法を提供することにある。本発明の第3の目的
は、前記の高コントラスト性減反射材の電子デイスプレ
イへの用途を提供することにある。
点に鑑み鋭意検討した結果、黒色顔料と接着剤との配合
物を用いて、波長300〜800nmの可視光線領域の
透過率を特定の範囲に制御することによりコントラスト
性を向上させることの知見を得て、また、特定の含フッ
素多官能(メタ)アクリル酸エステルと特定の含フッ素
(メタ)アクリル酸エステルの重合体と光重合開始剤を
配合した塗液を基材に塗布した後、紫外線照射して硬化
すると優れたコントラスト性減反射材となり、これらを
組み合わせると前記の問題点を解決できることを見出
し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、次の
(1)〜(6)である。
機能と(ロ)減反射機能とを有する複合材料であって、
減反射機能が、A成分として含フッ素多官能(メタ)ア
クリル酸エステル10〜100重量%とB成分として含
フッ素重合体90〜0重量%とを含む硬化性塗液を硬化
してなる減反射層によるものである高コントラスト性減
反射材。 (2)高コントラスト性機能が、黒色顔料と接着剤から
なる配合物(以下、黒色接着剤と称す)によるもので、
基材の片面または両面に減反射層を形成したものに、前
記の配合物を用い接着して形成してなる高コントラスト
性減反射材であって、減反射層のA成分が下記一般式
[1]
基であって、水素原子又はメチル基を示し、Y1は、
(i)水酸基を0〜4個有する2個ないし8個のフッ素
原子を有する炭素数1〜14のフルオロアルキレン基、
(ii)フッ素原子を4個以上有する炭素数3〜14のフ
ルオロシクロアルキレン基、(iii)−C(Y2)HCH
2−基(但しY2は、フッ素原子を3個以上有する炭素数
1〜14のフルオロアルキル基、フッ素原子を4個以上
有する炭素数3〜14のフルオロシクロアルキル基を示
す。)、若しくは、(iv)下記の一般式[2]
る炭素数1〜14のフルオロアルキル基、Zは水素原子
又は炭素数1〜3のアルキル基である。)で示される基
であり、m、nは1または2の数である。]で表わされ
る2官能ないし4官能の含フッ素(メタ)アクリル酸エ
ステルであり、前記のB成分が、下記一般式[3]
し、Y4はフッ素原子を3個以上有する炭素数2〜14
のフルオロアルキル基又はフッ素原子を4個以上有する
炭素数4〜14のフルオロシクロアルキル基を示す。)
で表わされる単官能の含フッ素(メタ)アクリル酸エス
テルに基づく構成単位として50重量%以上含有する重
合体である前記のコントラスト性減反射材。
り小さく、かつ減反射層の屈折率が1.5以下であり、
その層の厚さが70〜150nmであり、黒色顔料が、
有機顔料、カーボンブラック、黒鉛、酸化鉄黒、チタン
ブラックからなる群から選択される1種以上と、接着剤
が、アクリル系接着剤、ゴム系接着剤およびウレタン系
接着剤からなる群から選択される1種以上を配合した配
合物を用いて接着してなり、機能として、波長300〜
800nmの透過性を30〜90%に制御してなる前記
の高コントラスト性減反射材。
化性塗液を塗布し、紫外線硬化させて、減反射層を形成
させる減反射材と、下記の黒色接着剤を前記の減反射材
に塗布してなるコントラスト性減反射材の製造方法。 硬化性塗液;A成分として含フッ素多官能(メタ)アク
リル酸エステル10〜100重量%とB成分として含フ
ッ素重合体90〜0重量%とC成分として必要量の光重
合開始剤を含む硬化性塗液である。 黒色接着剤;黒色顔料が10〜10000nm粒径のカ
ーボンブラックを0.01〜10重量%、アクリル系接
着剤、ゴム系接着剤およびウレタン系接着剤からなる群
から選択される1種以上の接着剤を90〜99.99重
量%からなり、かつ、最終的な可視光透過率が30〜9
0%の範囲に制御された黒色接着剤である。
クリル酸エステルが下記一般式[1]
基であって、水素原子又はメチル基を示し、Y1は、
(i)水酸基を0〜4個有する2個ないし8個のフッ素
原子を有する炭素数1〜14のフルオロアルキレン基、
(ii)フッ素原子を4個以上有する炭素数3〜14のフ
ルオロシクロアルキレン基、(iii)−C(Y2)HCH
2−基(但しY2は、フッ素原子を3個以上有する炭素数
1〜14のフルオロアルキル基、フッ素原子を4個以上
有する炭素数3〜14のフルオロシクロアルキル基を示
す。)、若しくは、(iv)下記の一般式[2]
る炭素数1〜14のフルオロアルキル基、Zは水素原子
又は炭素数1〜3のアルキル基である。)で示される基
であり、m、nは1または2の数である。]で表わされ
る2官能ないし4官能の含フッ素(メタ)アクリル酸エ
ステルであり、B成分の含フッ素重合体が下記一般式
[3]
し、Y4はフッ素原子を3個以上有する炭素数2〜14
のフルオロアルキル基又はフッ素原子を4個以上有する
炭素数4〜14のフルオロシクロアルキル基を示す。)
で表わされる単官能含フッ素(メタ)アクリル酸エステ
ルに基づく構成単位として50重量%以上含有する重合
体であり、紫外線硬化が不活性ガス雰囲気下で行う紫外
線による重合硬化である前記のコントラスト減反射材の
製造方法。(6)前記のコントラスト性減反射材を電子
デイスプレイの前面に配置してなるコントラスト性強調
機能と減反射機能とを付与した電子デイスプレイ。
ト性」とは、可視光線領域の300〜800nmの波長
範囲において、可視光線透過率が30〜90%の範囲に
制御されることを意味する。さらには、後述の測定方法
で優れるとこを意味する。また、「減反射」とは、30
0〜800nmの反射率が20%以下になることを意味
する。
プラズマ表示装置(PDP)、陰極線管(CRT)、液
晶表示装置(LCD)、エレクトロ・ルミネセンス(E
L)、発光ダイオード(LED)、蛍光表示管(VF
D)、フィールドエミッション(FED)などを意味す
る。「基材」とは、以下に示す(1)〜(3)を単体ま
たは組合せたものを意味する。 (1)厚さ1μm〜20mmの基材で、この表面に例え
ばアンチグレア加工等の特殊加工を施すことは一向に構
わない。 (2)前記基材内に近赤外線遮蔽剤を含有したものある
いは電磁波シールド性の機能を持たせたもの。 (3)前記基材の表面に近赤外線遮蔽層、ハードコート
加工等を設けたものである。「基材」の意味は、一つそ
の表面に減反射層を形成するベースの基材あるいはフィ
ルムを意味し、もう一つは、前記の減反射層を形成させ
た基材をさらに接着させる対照としての基板状のものを
含めて意味する。また、「電子ディスプレイの前面に配
置」とは、前記のディスプレイの画像表示部前面に装着
するフィルターとして用いること、あるいは前記のディ
スプレイの画像表示部前面に直接貼り合わせることを意
味する。
反射材は、特定の含フッ素硬化性塗液を重合硬化して得
られる減反射膜を、基材の片面又は両面に形成した減反
射材に、黒色顔料と接着剤からなる配合物で接着用に形
成したものである。
塩化ビニル、ポリエステル、ポリアクリル(PMM
A)、ポリウレタン(PU)、ポリオレフィン(P
O)、ポリカーボネート(PC)、トリアセチルセルロ
ース(TAC)、ジアセテートセルロース、アセテート
ブチレートセルロース、ポリエーテルスルホン、ポリス
ルホン、ポリエーテル、ポリエーテルケトン、ポリアク
リロニトリル等が挙げられる。さらにこれらの基材に粘
着加工、ハードコート加工等の公知の特殊加工を施して
もよい。
は、特定の含フッ素硬化性塗液であり、A成分として、
含フッ素多官能(メタ)アクリル酸エステル、B成分と
して含フッ素重合体を含有するものである。特に、A成
分としては下記一般式[1]
リル酸エステル(以下多官能(メタ)アクリル酸エステ
ル1と称す)であり、B成分の含フッ素重合体は、下記
一般式[3]
ステル(以下単官能(メタ)アクリル酸エステル2と称
す)を構成成分として50重量%以上含有する重合体
(以下重合体3と称す)とC成分として光重合開始剤と
を含む塗液であって、硬化させた際には、三次元網目構
造を呈し、硬化被膜を得ることができる。ここで一般式
[1]の式中X1及びX2は、同一若しくは異なる基であ
って、水素原子又はメチル基を示し、Y1は(i)水酸
基を0〜4個有する2個ないし8個のフッ素原子を有す
る炭素数1〜14のフルオロアルキレン基、(ii)フッ
素原子を4個以上有する炭素数3〜14のフルオロシク
ロアルキレン基、(iii)−C(Y2)HCH2−基(但
しY2は、フッ素原子を3個以上有する炭素数1〜14
のフルオロアルキル基又はフッ素原子を4個以上有する
炭素数3〜14のフルオロシクロアルキル基を示
す。)、若しくは、(iv)下記の一般式[2]
る炭素数1〜14のフルオロアルキル基、Zは水素原子
又は炭素数1〜3のアルキル基である。)で示される基
であり、m、nは1または2の数である。また、B成分
の含フッ素重合体は、前記一般式[3]で表される単官
能(メタ)アクリル酸エステル2を構成成分として50
重量%以上含有する重合体である。
素原子又はメチル基を示し、Y4はフッ素原子を3個以
上有する炭素数2〜14のフルオロアルキル基又はフッ
素原子を4個以上有する炭素数4〜14のフルオロシク
ロアルキル基を示す。前記一般式[1]、[2]におい
て、Y1及びY2の炭素数が15以上の場合には製造が困
難である。
エステルとしては、2官能ないし4官能の含フッ素(メ
タ)アクリル酸エステルが好ましく挙げられる。その中
で2官能の含フッ素(メタ)アクリル酸エステルとして
は、例えば、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,2−トリ
フルオロエチルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリ
ル酸−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルエ
チレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,
3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルエチレング
リコール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,
4,4,5,5,5−ノナフルオロペンチルエチレング
リコール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,6−ウンデカフルオロヘキシ
ルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸−2,
2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,7−ト
リデカフルオロヘプチルエチレングリコール、ジ(メ
タ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフルオロオク
チルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸−3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ト
リデカフルオロオクチルエチレングリコール、ジ(メ
タ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−
ノナデカフルオロデシルエチレングリコール、ジ(メ
タ)アクリル酸−3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,9,9,10,10,10−ヘプタデ
カフルオロデシルエチレングリコール、ジ(メタ)アク
リル酸−2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフ
ルオロプロピルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリ
ル酸−3−トリフルオロメチル−4,4,4−トリフル
オロブチルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸
−1−メチル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプ
ロピルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸−1
−メチル−2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオ
ロブチルエチレングリコール、ジ(メタ)アクリル酸−
2,2,3,3−テトラフルオロブタンジオール、ジ
(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4−ヘキサ
フルオロペンタンジオール、ジ(メタ)アクリル酸−
2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロヘキ
サンジオール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6−デカフルオロヘプタンジ
オール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロオクタン
ジオール、ジ(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−テトラデカ
フルオロノナンジオール、ジ(メタ)アクリル酸−2,
2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8,9,9−ヘキサデカフルオロデカンジオール、ジ
(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10−オ
クタデカフルオロウンデカンジオール、ジ(メタ)アク
リル酸−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,9,9,10,10,11,11,−
エイコサフルオロドデカンジオール等を好ましく挙げる
ことができる。
素多官能(メタ)アクリル酸エステルとしては、3官能
および4官能の含フッ素多官能(メタ)アクリル酸エス
テルが挙げられる。該3官能の含フッ素多官能(メタ)
アクリル酸エステルの具体例としては、例えば、3−ペ
ルフルオロブチル−2−(メタ)アクロイルオキシプロ
ピル−2,2−ビス{(メタ)アクリロイルオキシメチ
ル}プロピオナート、3−ペルフルオロヘキシル−2−
(メタ)アクロイルオキシプロピル−2,2−ビス
{(メタ)アクリロイルオキシメチル}プロピオナー
ト、3−ペルフルオロオクチル−2−(メタ)アクロイ
ルオキシプロピル−2,2−ビス{(メタ)アクリロイ
ルオキシメチル}プロピオナート、3−ペルフルオロシ
クロペンチルメチル−2−(メタ)アクロイルオキシプ
ロピル−2,2−ビス{(メタ)アクリロイルオキシメ
チル}プロピオナート、3−ペルフルオロシクロヘキシ
ルメチル−2−(メタ)アクロイルオキシプロピル−
2,2−ビス{(メタ)アクリロイルオキシメチル}プ
ロピオナート、3−ペルフルオロシクロブチルメチル−
2−(メタ)アクロイルオキシプロピル−2,2−ビス
{(メタ)アクリロイルオキシメチル}プロピオナー
ト、さらに、2−ペルフルオロブチル−{1−(メタ)
アクロイルオキシメチル}エチル−2,2−ビス{(メ
タ)アクリロイルオキシメチル}プロピオナート、2−
ペルフルオロヘキシル−{1−(メタ)アクロイルオキ
シメチル}エチル−2,2−ビス{(メタ)アクリロイ
ルオキシメチル}プロピオナート、2−ペルフルオロオ
クチル−{1−(メタ)アクロイルオキシメチル}エチ
ル−2,2−ビス{(メタ)アクリロイルオキシメチ
ル}プロピオナート、2−ペルフルオロシクロペンチル
メチル−{1−(メタ)アクロイルオキシメチル}エチ
ル−2,2−ビス{(メタ)アクリロイルオキシメチ
ル}プロピオナート、2−ペルフルオロシクロヘキシル
メチル−{1−(メタ)アクロイルオキシメチル}エチ
ル−2,2−ビス{(メタ)アクリロイルオキシメチ
ル}プロピオナート、2−ペルフルオロシクロブチルメ
チル−{1−(メタ)アクロイルオキシメチル}エチル
−2,2−ビス{(メタ)アクリロイルオキシメチル}
プロピオナート等が挙げれる。
クリル酸エステルの具体的な例としては、例えば、テト
ラ(メタ)アクリル酸−4,4,5,5−テトラフルオ
ロオクタン−1,2,7,8−テトラオール、テトラ
(メタ)アクリル酸−4,4,5,5,6,6−ヘキサ
フルオロノナン−1,2,8,9−テトラオール、テト
ラ(メタ)アクリル酸−4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8−デカフルオロウンデカン−1,2,10,
11−テトラオール、テトラ(メタ)アクリル酸−4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,−ドデカフ
ルオロドデカン−1,2,11,12−テトラオール等
を好ましく挙げることができる。使用に際しては、前記
の含フッ素多官能(メタ)アクリル酸エステルは、単独
若しくは混合物として用いることができる。
調製するには、例えば相当する含フッ素エポキシ化合物
と(メタ)アクリル酸との通常の開環反応により容易に
得ることができる。また、ヒドロキシ(メタ)アクリル
酸エステルと、(メタ)アクリル酸とを通常のエステル
化反応させる方法、相当する含フッ素1,2−ジオール
と(メタ)アクリル酸とを通常のエステル化反応させる
方法、あるいは相当する含フッ素ジオールと(メタ)ア
クリル酸とを通常のエステル化反応させる方法等により
容易に得ることができる。
エステル2を構成単位として、好ましくは50重量%以
上、さらに好ましくは70重量%以上含む重合体であ
る。また他の共重合可能なモノマーにより構成される構
成単位を50重量%未満含んでいても良く、各構成単位
の結合様式は、ランダム状でもブロック状でも良い。こ
の際(メタ)アクリル酸エステル2で構成される構成単
位が50重量%未満の場合には、多官能(メタ)アクリ
ル酸エステル1との相溶性が悪くなり、均一な塗膜が得
られないので好ましくない。
(メタ)アクリル酸エステル2としては、例えば(メ
タ)アクリル酸−2,2,2−トリフルオロエチル、
(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,3−ペンタフル
オロプロピル、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,
4,4,4−ヘプタフルオロブチル、(メタ)アクリル
酸−2,2,3,3,4,4,5,5,5−ノナフルオ
ロペンチル、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,6−ウンデカフルオロヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,7−トリデカフルオロヘプチ
ル、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタデカフル
オロオクチル、(メタ)アクリル酸−3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオ
ロオクチル、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,1
0,10,10−ノナデカフルオロデシル、(メタ)ア
クリル酸−3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9,10,10,10−ヘプタデカフルオ
ロデシル、(メタ)アクリル酸−2−トリフルオロメチ
ル−3,3,3−トリフルオロプロピル、(メタ)アク
リル酸−3−トリフルオロメチル−4,4,4−トリフ
ルオロブチル、(メタ)アクリル酸−1−メチル−2,
2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル、(メタ)ア
クリル酸−1−メチル−2,2,3,3,4,4,4−
ヘプタフルオロブチル等を好ましく挙げることができ、
使用に際しては単独若しくは混合物として用いることが
できる。
構成単位となりうる前記の他の共重合可能なモノマーと
しては、例えば、エチレン、プロピレン等のオレフィ
ン;アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸及びそれらの
アルキルエステル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
ステアリン酸ビニル、ピバリン酸ビニル等の脂肪酸のビ
ニルエステル;スチレン、α−メチルスチレン等のスチ
レン類、塩化ビニル等のハロゲン化ビニル;塩化ビニリ
デン等のハロゲン化ビニリデン;ビニルブチルエーテル
等のビニルアルキルエーテル;ビニルメチルケトン、ビ
ニルエチルケトン等のビニルアルキルケトン;イソブチ
レン、1,3−ブタジエン等の不飽和炭化水素類;アク
リロニトリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル
類;さらに、フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、メ
サコン酸、イタコン酸、テトラヒドロフタル酸等の不飽
和多塩基酸及びそれらのアルキルエステル;ビニルカル
バゾール、酢酸アリール等を好ましく挙げることができ
る。より好ましくは、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル等を挙げることができる。
られるラジカル重合法等により容易に合成できる。具体
的には、例えばアゾビスイソブチロニトリル、アゾビス
イソ酪酸ジメチル、アゾビスシクロヘキサンカルボニト
リル、アゾビスバレロニトリル等のアゾ系ラジラル重合
開始剤;過酸化ベンゾイル、tert−ブチルヒドロパ
ーオキシド、ジクミルパーオキシド、ジアシルパーオキ
シド等の有機過酸化物系ラジカル重合開始剤;過硫酸ア
ンモニウム、過硫酸カリウム等の無機系ラジカル重合開
始剤;過酸化水素−水酸化ナトリウム系等のレドックス
系開始剤等の各種ラジカル重合開始剤系を用いて、溶液
重合、塊状重合、乳化重合、懸濁重合又は放射線重合等
の公知のラジカル重合法等により得ることができる。こ
の際反応温度は10〜100℃、反応時間は1〜100
時間であるのが好ましい。このようにして得られる前記
重合体3の数平均分子量は1,000〜300,000
であるのが望ましい。前記重合体3の数平均分子量が
1,000未満であるときれいな塗膜ができ難くなるの
で好ましくなく、前記重合体3の数平均分子量が30
0,000を超えると配合品の粘度が高くなるので好ま
しくない。
光重合開始剤としては紫外線照射による重合開始能を有
するものであれば良い。具体的には例えば、ベンジルジ
メチルケタール、2,2−ジメトキシ1,2−ジフェニ
ルエタン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミ
ノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン等のア
セトフェノン系開始剤;ベンゾフェノン、ビス4−ジメ
チルアミノフェニルケトン、フェニルベンゾイルケトン
等のベンゾフェノン系開始剤;2,4−ジエチルチオキ
サントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサント
ン、イソプロピルチオキサントン等のチオキサントン系
開始剤;チオ安息香酸S−フェニル系開始剤、オキシム
ケトン系開始剤、アシルホスフィンオキシド系開始剤、
アシルホスフォナート系開始剤、チタノセン系開始剤等
を挙げることができる。これらは単独もしくは混合物と
して用いることができる。また重合開始剤の種類によっ
てはp−ジメチルアミノ安息香酸エステル等の三級アミ
ンを添加するなどの反応促進剤を併用する方法でもよ
い。重合開始剤の配合割合は、含フッ素硬化性塗液中の
硬化性成分全量に対し、0.001〜20重量部である
ことが望ましい。開始剤の配合割合が0.001重量部
未満の場合には硬化後の表面硬度が低下し、20重量部
を越えると重合硬化した際に屈折率が上昇し、所望の反
射防止膜が形成できないので好ましくない。
塗液の粘度調整や塗布後の表面のレベリングのために、
反応を阻害しない限り、溶媒を含有していても良い。該
溶媒としては、具体的には例えば、トリフルオロメチル
ベンゼン、1,3−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼ
ン、ヘキサフルオロベンゼン、ヘキサフルオロシクロヘ
キサン、ペルフルオロジメチルシクロヘキサン、ペルフ
ルオロメチルシクロヘキサン、オクタフルオロデカリ
ン、1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオ
ロメチルエタン、「アサヒクリン(AK225)」(旭
硝子(株)社製、商品名)等の市販品等の含フッ素溶
媒;さらにイソプロパノール、2−ブタノール、イソブ
タノール等のアルコール系溶媒;酢酸エチル、酢酸プロ
ピル、酢酸イソブチル等のエステル系溶媒;メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒等
の非フッ素系溶媒を挙げることができる。前述の溶媒の
選択においては(イ)塗布後の乾燥がしやすいこと、
(ロ)紫外線硬化反応を阻害しないこと(ハ)環境汚染
をしないことなどの観点から、特にトリフルオロメチル
ベンゼンが好ましく挙げられる。
前記多官能(メタ)アクリル酸エステル1と、前記重合
体3との配合割合は、多官能(メタ)アクリル酸エステ
ル1の10〜100重量%、好ましくは70〜99.9
重量%、より好ましくは、80〜99重量%に対して、
重合体3が90〜0重量%、好ましくは、30〜0.1
重量%、より好ましくは、20〜1重量%であるのが望
ましい。重合体3が90重量%を越えると硬化後の表面
硬度が低下するので好ましくない。また、前記重合体3
の配合割合は、0.1重量%以上配合すると薄膜塗装性
を改善することができるのでより望ましい。前記含フッ
素溶媒または非フッ素系溶媒の配合割合は、特に限定さ
れないが、好ましくは含フッ素硬化性塗液中の硬化性成
分全量に対し3〜100重量倍が望ましい。
は、必要に応じて他の硬化性成分として通常用いられる
エネルギー線硬化性樹脂等を配合することができる。例
えば重合性不飽和基を2個以上有する多官能性単量体
は、具体的には、ジ(メタ)アクリル酸ヘキサンジオー
ル、ジ(メタ)アクリル酸ノナンジオール、ジ(メタ)
アクリル酸ネオペンチルグリコール、ジ(メタ)アクリ
ル酸トリシクロデカンジメタノール、トリ(メタ)アク
リル酸ペンタエリスリトール、テトラ(メタ)アクリル
酸ペンタエリスリトール、ヘキサ(メタ)アクリル酸ジ
ペンタエリスリトール、トリス(アクリロキシエチル)
イソシアヌレート、ジビニルベン、ジエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート等を好ましく挙げることがで
きる。前記の多官能性単量体を添加配合すると表面硬度
の改善等が図れる。前記他の硬化性成分の配合割合は、
前記多官能(メタ)アクリル酸エステル1の100重量
部に対して100重量部以下、特に50重量部以下であ
るのが好ましい。硬化成分の配合割合が、100重量部
を越える場合には、重合硬化した際に屈折率が上昇し、
所望の減反射膜が形成できないので好ましくない。
を重合硬化して得られるものであって、屈折率が好まし
くは1.5以下、特に好ましくは1.45以下であり、
膜厚は好ましくは70〜150nm、特に好ましくは9
0〜110nmである。
の減反射材の製造方法は、まず前記含フッ素硬化性塗液
を基材に塗布し、不活性ガス雰囲気下で紫外線照射によ
り重合硬化させて基材の片面又は両面に反射防止膜を形
成する方法である。前記溶媒を含む塗液の場合は、塗付
した後、乾燥等により溶媒を蒸発させてから、紫外線照
射により重合硬化させて反射防止膜を成形させる。
ことができる。具体的には例えばロールコート法、グラ
ビアコート法、ディップコート法及びスピンコート法等
がある。これらの方法により乾燥時の膜厚が好ましくは
およそ70〜150nmになるように塗布する。
一般的に用いられるものであれば特に限定されず、例え
ば低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハラ
イドランプ、キセノンランプ等が挙げられる。紫外線線
照射の条件として、照射線量は10mJ以上が好まし
く、100mJ以上がさらに好ましい。照射線量10m
Jより少ない場合は重合硬化後、十分な表面硬度が得ら
れないため好ましくない。また重合硬化後に、紫外線照
射による後硬化をさらに1回以上行ってもよい。紫外線
照射時の酸素濃度は、重合硬化時および後硬化時とも窒
素、アルゴンなどの不活性ガスを吹き込むことにより1
000ppm以下に抑えることが好ましい。
も多層で形成してもよく、膜厚は基材、膜の構成によっ
て異なるが、一層あたり可視光波長と同じ厚さもしくは
それ以下の厚さが好ましい。また、前記の含フッ素硬化
性塗液の硬化物による減反射膜(層)と基材との間にも
う一つ以上の層を設けてもよい。この間の層は、無機
物、有機物、若しくはこれらの混合物を用いることがで
きる。減反射剤として、例えば無機物質として、酸化チ
タン、フッ化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化シ
ラン、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸化イッテル
ビウム、酸化ジルコニウム、フッ化セリウム、酸化セリ
ウム、フッ化ランタン等を用いて、基材上に蒸着するこ
とで減反射層を形成することができる。また有機物質と
しては、フッ素系化合物、シラン化合物等を用いて薄膜
として塗布後、そのまま用いるかあるいは電子線、紫外
線、熱などで硬化し減反射層を形成する。その層の厚さ
は、0.01〜20nmが好ましい。またその層の成形
方法は、特に限定されないが、例えば、蒸着、スパッタ
リング、ウエットコーテイング等の方法を挙げることが
できる。また、この層には高屈折率層、帯電防止層、防
曇性、防眩性、硬度の向上、特定波長の光の遮断等の機
能を付与してもよい。特に好ましくは、前記の含フッ素
硬化性塗液の硬化物による減反射膜と基材との間にもう
一つの高屈折率の層を設けて、減反射効果を向上させる
ことができる。その際の高屈折率の層の厚さは、おおよ
そ70〜150nmが好ましく挙げられる。より好まし
くは、80〜120nmが挙げられる。
ートと含フッ素重合体の組成物には、さらに必要に応じ
て前記の無機微粒子を前記含フッ素組成物に100重量
部に対して90重量部未満含有することができる。無機
微粒子としては特に限定されないが、好ましくは組成物
の屈折率を増加させないためにフッ化マグネシウムやコ
ロイダルシリカ等屈折率1.5以下のものが特に好まし
い。微粒子の粒径については、低屈折率の透明性を確保
するために可視光の波長に比べて十分小さいことが望ま
しい。
アクリル系接着剤、ゴム系接着剤およびウレタン系接着
剤等が挙げられる。アクリル系接着剤としては、原料の
主モノマーとしてエチルアクリレート、ブチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレートが、コノモマー
として酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリルアマイ
ド、スチレン、メチルメタクリレート、メチルアクリレ
ート等がげられる。また官能基含有モノマーとしては、
メタクリル酸、アクリル酸、イタコンサン、ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、アクリル
アマイド、メチロールアクリルアマイド、グリシジルメ
タクリレート、無水マレイン酸が挙げられる。アクリル
系接着剤としては、前記の主モノマー、コモノマー、官
能基モノマーの重合体が挙げられる。ゴム系接着剤とし
ては、天然ゴムやブタジエン−スチレン共重合体、ブタ
ジエン−アクリロニトリル共重合体、クロロプレンの重
合体や共重合体、イソブチレン−イソプレン共重合体、
ブタジエン−ビニルピリジン共重合体、アクリルエステ
ルゴム、シリコーンゴム、イソシアネートゴムなどが挙
げられる。これらの1種または2種以上の混合物が用い
られる。ウレタン系接着剤としては、原料のイソシアネ
ートと多価アルコールの付加物や混合物が挙げれる。原
料のイソシアネートとしては、例えば、フェニレンジイ
ソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサチレンジイソシアネートとヘキサントリオー
ルの付加体、2,4−トリレンジイソシアネートとカテ
コール(プレンツカテキン)の付加体、トリレンジイソ
シアネート、1−クロロフェニルジイソシアネート、
1,5−ナフチレンジイソシアネート、チオジプロピル
ジイソシアネート、エチルベンゼン−α−2−ジイソシ
アネート、2,4−トリレンジイソシアネート二量体、
ヘキサトリオールとトリレンジイソシアネート付加体、
4,4',4''−トリフェニレンメタントリイソシアネ
ートなどが挙げられる。また多価アルコールとしては、
例えば、トリエチレングリコール、テトラエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、2−メチルペンタンジオール
等のジオール類;ラウリル酸モノグリセリド、ステアリ
ン酸モノグリセリド、オレイン酸モノグリセリド等の脂
肪酸モノグリセリドが挙げられる。
黒色有機顔料、カーボンブラック、黒鉛、酸化鉄黒、チ
タンブラックが挙げられる。黒色有機顔料としては、ア
ントラキノン系顔料、ペリレン系顔料、ジスアゾ系顔
料、フタロシアニン系顔料、イソインドリン系顔料、ジ
オキサジン系顔料、キナクリドン系顔料、ペリレン系顔
料、トリフェニルメタン系顔料、チオインジゴ系顔料な
どを混合して黒色にしたものが挙げられる。こららのう
ちで、遮光力の強いカーボンブラック、黒鉛、酸化チタ
ン、チタンブラックを用いるのが望ましい。
10重量%の黒色顔料に対して、99.99〜90重量
%の接着剤である。また、黒色顔料と接着剤の配合方法
は、公知の方法で配合することができる。
て本発明のコントラスト減反射材を製造するが、その組
合せ順序は適宜選択されてよい。例えば、紫外線照射し
て基材のもう一方の面に減反射層を形成させる形態のコ
ントラスト性減反射材でもよい。また、基材の両面に減
反射層を形成させ、その片面に黒色接着剤を設けてなる
形態のものでもよい。さらには、基材にハードコート処
理したものを用いその面に減反射層を設け、他の片面に
黒色接着剤の層を設けてもよい。なお接着剤は離型紙で
カバーしておき使用時にはがして用いてもよい。別の基
材に黒色接着剤で減反射層を設けた基材を接着して、そ
の複合材をPDPなどの記録画面の前面の装着してもよ
い。
反射材は画像表示部分の前面に装着が可能であり、装着
方法は接着、はめ込み、ビス止めなどでできる。また、
固定せずにつり下げなどで脱着が可能な状態でも使用可
能である。画像表示装置との間隔は、完全に密着させて
もよく、画像が視認できる範囲内なら離して配置するこ
とができる。また減反射材を設ける場合の位置について
は、その層は視覚者の方を向いていても、画像表示部分
の方を向いていても構わない。
よる反射防止膜と基材との間にもう一つ以上の層を設け
てもよい。この間の層は無機物、有機物、もしくはこれ
らの混合物を用いることができ、その厚みは0.01〜
20μmが好ましい。また層の成形方法は特に限定され
ず、例えば蒸着、スパッタ、ウェットコーティング等の
方法をとることができる。またこの層には高屈折率、帯
電防止、防曇、防眩、硬度の向上、特定波長の光の遮断
等の機能を一種類以上付与することができる。
ルムの片面に減反射層を形成させ、ついで基材フイルム
の反対側に無機導電性の材料をスパッタリングすること
によって電磁波シールド性を付与してもよい。
の例を斜視図で示した。図2は、高コントラスト性減反
射材の一例を斜視図で示した。図3は、高コントラスト
性減反射材の他の一例を断面図で示した。図4は、高コ
ントラスト性減反射材を(PDP)デイスプレイに用い
た場合の一例を断面図で示した。図5は、高コントラス
ト性減反射材をCRTディスプレイに用いた場合の一例
を断面図で示した。
コントラスト性の機能と減反射機能を合わせ有するの
で、従来のものと比較して視認性の向上が見込まれる。
また、本発明の減反射材の製造方法は、コントラスト性
の機能を有する材料が接着剤と黒色顔料とを配合するだ
けでよいので前記のコントラスト性の機能を簡単に付与
することができる。また、減反射剤は、多官能(メタ)
アクリル酸エステル1と重合体3および光重合開始剤と
を含む含フッ素硬化性塗液を重合硬化させて得られる減
反射膜を片面又は両面に形成し、外光反射を低減し可視
光透過率を向上させることができる。また、紫外線硬化
により減反射層を形成するので容易に大型の減反射材を
製造できる。更に表面硬度が高いので耐摩耗性にも優
れ、しかも低屈折率なので、表示装置の構成部品等に有
用な減反射材を製造することができる。また、さらにそ
れらの機能に減反射機能を付与して鮮明な映像が得られ
見やすくしたものである。しかも、PDPやCRT等の
電子デイスプレイの周辺機器からの映り込みのを低減す
ることができる。
する。次に用いた測定方法を示す。 (1)コントラスト性の評価;得られた黒色顔料と接着
剤を配合して基材に膜厚6μmに塗布した試料片を作成
した。その試料片を用いて、2枚の偏光板の間に前記の
試料片を挿入し、偏光軸が平行のときと垂直のときとの
透過光量を測定し、その比をコントラストとして評価し
た。(「1990年第7回色彩光学コンファレンス51
2色表示10.4サイズTFT−LCD用カラーフィル
ター、植木、小関、福永、中山」を参考とした) (2)可視光線部の透過率(%);日本電色工業(株)
カラーアンドカラーディファレンスメーター(MODE
L1001DP)を用いて測定した。 (3)可視光線部の分光反射率;5゜正反射測定装置の
ついた紫外・可視分光光度計(日本分光社製、商品名
「U−best 50」)により測定した。 ただし、塗布面を測定面とし裏面は反射を遮るためサン
ドペーパーで荒らし測定した。波長550nmにおける
減反射フィルム及び基材フィルムの反射率を測定した。
8.4.2に従って測定した。 (5)密着性;碁盤目剥離試験をJIS K 540
0,8.5.2に従って行った。
膜厚が約500μmになるようにガラス基材上に塗布
し、紫外線照射により1J/cm2の照射で硬化して得
られた膜をガラスより剥離してその試料をアッベ屈折計
{アタゴ(株)製}を用いて屈折率を測定した。
ーボンブラック{電気化学工業(株)社製、商品名デン
カブラック、粒径0.04μm}5.0gと市販のアク
リル系接着剤{綜研化学(株)社製、商品名SKダイン
1501B}1000gをボールミルで均一に分散させ
て黒色接着剤を配合した。
照)、「XBA−STシリカゾル」{日産化学(株)
製、商品名、コロイダルシリカ30%:キシレン45
%:n−ブタノール25%}及びダロキュアー1116
(D−1116と略す)を下記に示す配合割合で混合
し、含フッ素単量体混合物を得た(組成1とする)。得
られた組成物に溶媒としてトリフルオロメチルベンゼン
400重量部を混合し、塗液を調製した。次いでグラビ
アコーターを用いてトリアセチルセルロース(縦×横×
厚さ=100m×140mm×80μm、以下TACと
略す)上に乾燥膜厚が、およそ5μmになるように塗布
した。紫外線照射器により1000mJ/cm2の紫外
線を3回照射し、硬化を行って低屈折率材料、高屈折率
材料が積層された減反射TACフィルム(TAC−A
R)を作製した。得られたTAC−AR基材の片面減反
射処理した材料の分光反射率、両面分光反射率、分光透
過率、鉛筆硬度を前記の方法により測定した。
混合物である。
4,4,5,5,−6,6,7,7−オクタフルオロデ
カン−1,2,9,10−テトラオールの略称である。 組成1; F17(OH)DA ; 10重量部 F8DTA ; 50重量部 XBA−STシリカゾル;133重量部 硬化剤(D−1116); 1重量部
ACフィルムのみを用いて性能を前記の方法により測定
した。
成を用いて、硬化性塗液を作製した。この塗液をグラビ
アコーターを用いて厚さ80μmのTACフィルム上に
乾燥膜厚が5μmになるように塗布し、紫外線照射装置
(アイグラフィックス社製)で120W高圧水銀灯を用
いて400mJ/cm2の紫外線を照射し、硬化させて
減反射層を形成したTACフィルム(以下TAC−AR
と略す)を作製した。この減反射材のみの性能を前記の
方法で調べた。
34のフッ素化合物{旭硝子(株)製、ディップコート
用減反射材用組成物、商品名 サイトップ(組成2とす
る)}からなる透明薄膜層を乾燥膜厚が0.25λ(λ
=550nm)になるように塗布して減反射PETを作
製した。
6,7,7,8,8,9,9,9−ヘプタデカフルオロ
ノニルエチレングリコール(以下F17EDAと略す)1
0重量部、ポリ(アクリル酸−3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデシル)1重量部、溶媒として
トリフルオロメチルベンゼン80重量部、光重合開始剤
としてイルガキュアー184(IRC−184と略す)
2重量部を混合し含フッ素硬化性塗液を調製した(組成
3とする)。
を用いて、ポリエチレンテレフタレート(PET)基材
(縦×横×厚さ=100m×140mm×80μm)の
片面に乾燥後の膜厚が100nmになるように塗布し、
窒素雰囲気下で紫外線照射装置(アイグラフィックス社
製)で120W高圧水銀灯を用いて400mJ/cm2
の紫外線を照射、硬化し減反射膜を調製してPET基材
の片面減反射処理した材料を得た(PET−AR)。得
られたPET−AR基材の片面減反射処理した材料の分
光反射率、両面分光反射率、分光透過率、鉛筆硬度を前
記の方法により測定した。
のディップコート用減反射材用組成物からなる透明薄膜
層を乾燥膜厚が0.25λ(λ=550nm)になるよ
うに塗布して減反射PETを作製した。
剤のみを用いて塗布した。性能を前記の方法により測定
した。
を用いて、硬化性塗液を作製した。この塗液をグラビア
コーターを用いて厚さ80μmのPETフィルム上に乾
燥膜厚が5μmになるように塗布し、紫外線照射装置
(アイグラフィックス社製)で120W高圧水銀灯を用
いて400mJ/cm2の紫外線を照射し、硬化させて
減反射層を形成したPETフィルム(以下PET−AR
と略す)を作製した。この減反射材のみの性能を前記の
方法で調べた。
本発明の実施例1が比較例12および3に比べて、また
実施例2が比較例4、5および6に比べてコントラスト
性、減反射性(分光反射率)、鉛筆硬度および密着性の
各性能のバランスがとれていることが分かる。
す斜視図である。
示す斜視図である。
断面図である。
P)ディスプレイに用いた場合の断面図である。
用いた場合の断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】基材の面に(イ)高コントラスト性機能と
(ロ)減反射機能とを有する複合材料であって、減反射
機能が、A成分として含フッ素多官能(メタ)アクリル
酸エステル10〜100重量%とB成分として含フッ素
重合体90〜0重量%とを含む硬化性塗液を硬化してな
る減反射層によるものである高コントラスト性減反射
材。 - 【請求項2】高コントラスト性機能が、黒色顔料と接着
剤からなる配合物によるもので、基材の片面または両面
に減反射層を形成したものに、前記の配合物を用い接着
して形成してなる高コントラスト性減反射材であって、
減反射層のA成分が下記一般式[1] 【化1】 [式中X1及びX2は、同一若しくは異なる基であって、
水素原子又はメチル基を示し、Y1は、(i)水酸基を
0〜4個有する2個ないし8個のフッ素原子を有する炭
素数1〜14のフルオロアルキレン基、(ii)フッ素原
子を4個以上有する炭素数3〜14のフルオロシクロア
ルキレン基、(iii)−C(Y2)HCH2−基(但しY2
は、フッ素原子を3個以上有する炭素数1〜14のフル
オロアルキル基、フッ素原子を4個以上有する炭素数3
〜14のフルオロシクロアルキル基を示す。)、若しく
は、(iv)下記の一般式[2] 【化2】 (ここでY3はフッ素原子3個以上を有する炭素数1〜
14のフルオロアルキル基、Zは水素原子又は炭素数1
〜3のアルキル基である。)で示される基であり、m、
nは1または2の数である。]で表わされる2官能ない
し4官能の含フッ素多官能(メタ)アクリル酸エステル
であり、前記のB成分が、下記一般式[3] 【化3】 (式中X3は、水素原子又はメチル基を示し、Y4はフッ
素原子を3個以上有する炭素数2〜14のフルオロアル
キル基又はフッ素原子を4個以上有する炭素数4〜14
のフルオロシクロアルキル基を示す。)で表わされる単
官能の含フッ素(メタ)アクリル酸エステルに基づく構
成単位として50重量%以上含有する含フッ素重合体で
ある請求項1記載の高コントラスト性減反射材。 - 【請求項3】減反射層の屈折率が基材の屈折率より小さ
く、かつ減反射層の屈折率が1.5以下であり、その層
の厚さが70〜150nmであり、黒色顔料が、有機顔
料、カーボンブラック、黒鉛、酸化鉄黒およびチタンブ
ラックからなる群より選択される1種以上であり、接着
剤が、アクリル系接着剤、ゴム系接着剤およびウレタン
系接着剤からなる群より選択される1種を配合した配合
物を用いて接着してなり、機能として、波長300〜8
00nmの透過性を30〜90%に制御してなる請求項
1または2に記載の高コントラスト性減反射材。 - 【請求項4】基材の片面または両面に、下記の硬化性塗
液を塗布し、紫外線硬化させて、減反射層を形成させ、
下記の配合物を前記の減反射層または基材に塗布してな
る高コントラスト性減反射材の製造方法。 硬化性塗液;A成分として含フッ素多官能(メタ)アク
リル酸エステル10〜100重量%とB成分として含フ
ッ素重合体90〜0重量%とC成分として必要量の光重
合開始剤を含んでなるもの。 配合物;黒色顔料が10〜10000nm粒径のカーボ
ンブラック0.01〜10重量%、アクリル系接着剤、
ゴム系接着剤およびウレタン系接着剤からなる群より選
択される接着剤90〜99.99重量%からなり、か
つ、最終的な可視光透過率が30〜90%の範囲に制御
されたもの。 - 【請求項5】A成分の含フッ素多官能(メタ)アクリル
酸エステルが下記一般式[1] 【化4】 [式中X1及びX2は、同一若しくは異なる基であって、
水素原子又はメチル基を示し、Y1は、(i)水酸基を
0〜4個有する2個ないし8個のフッ素原子を有する炭
素数1〜14のフルオロアルキレン基、(ii)フッ素原
子を4個以上有する炭素数3〜14のフルオロシクロア
ルキレン基、(iii)−C(Y2)HCH2−基(但しY2
は、フッ素原子を3個以上有する炭素数1〜14のフル
オロアルキル基、フッ素原子を4個以上有する炭素数3
〜14のフルオロシクロアルキル基を示す。)、若しく
は、(iv)下記の一般式[2] 【化5】 (ここでY3はフッ素原子3個以上を有する炭素数1〜
14のフルオロアルキル基、Zは水素原子又は炭素数1
〜3のアルキル基である。)で示される基であり、m、
nは1または2の数である。]で表わされる2官能ない
し4官能の含フッ素多官能(メタ)アクリル酸エステル
であり、B成分の含フッ素重合体が下記一般式[3] 【化6】 (式中X3は、水素原子又はメチル基を示し、Y4はフッ
素原子を3個以上有する炭素数2〜14のフルオロアル
キル基又はフッ素原子を4個以上有する炭素数4〜14
のフルオロシクロアルキル基を示す。)で表わされる単
官能含フッ素(メタ)アクリル酸エステルに基づく構成
単位として50重量%以上含有する重合体であり、紫外
線硬化が不活性ガス雰囲気下で行う紫外線による重合硬
化である請求項4記載の高コントラスト性減反射材の製
造方法。 - 【請求項6】前記請求項1ないし3記載の高コントラス
ト性減反射材を電子デイスプレイの前面に配置してなる
電子デイスプレイ。
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---|---|---|---|
JP10281552A JP2000111716A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 高コントラスト性減反射材、製造方法および用途 |
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- 1998-10-02 JP JP10281552A patent/JP2000111716A/ja active Pending
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