JP4962192B2 - 光学積層体、偏光板、及び、画像表示装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、光透過性基材及び該光透過性基材上に設けられた内部散乱層を有する光学積層体であって、前記内部散乱層は、コア−シェル型粒子と硬化反応性を有する樹脂とを含有し、前記コア−シェル型粒子は、平均粒径が1μm以上、10μm以下で、コア粒径がコア−シェル型粒子の粒径の1割以上、6割以下で、コア部とシェル部の境界が実質的に存在しないものであり、前記硬化反応性を有する樹脂は、分子中に親水性基を有さない樹脂を5〜75質量%含有することを特徴とする光学積層体に関する。
上記コア−シェル型粒子は、粒子中心部の屈折率nAとコア部最近接層の第1シェル部の屈折率nBが下記式(1)
0.005≦|nA−nB|≦0.07 (1)
を満たすことが好ましい。
上記硬化反応性を有する樹脂の屈折率をnCとすると、nA、nB、及び、nCは、いずれも1.45以上、1.65以下であり、かつ、下記式(2)を満たすことが好ましい。
|nA−nB|<|nC−nB| (2)
さらにnA、nB、nCは、下記式(3)を満たすことが好ましい。
nC<nB<nA (3)
上記コア−シェル型粒子は、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体を含むことが好ましい。
上記コア−シェル型粒子は、コア部が無機材料からなり、シェル部が有機材料からなるものであることが好ましい。
上記コア−シェル型粒子は、コア部が酸化チタン、酸化ジルコニウム、アルミナ、酸化亜鉛のうち少なくとも一つを含むものであることが好ましい。
本発明は、上述の光学積層体を備えることを特徴とする自発光型画像表示装置でもある。
本発明は、偏光素子を備えてなる偏光板であって、上記偏光素子の表面に、上述の光学積層体を備えることを特徴とする偏光板でもある。
本発明は、表面に上述の光学積層体、又は、上述の偏光板を備えることを特徴とする非自発光型画像表示装置でもある。
以下に、本発明を詳細に説明する。
本発明の光学積層体は、光透過性基材及び上記光透過性基材上に設けられた内部散乱層を有する光学積層体であって、上記内部散乱層は、平均粒径が1μm以上、10μm以下であるコア−シェル型粒子を含有するものである。上記光学積層体は、上記コア−シェル型粒子を含有することにより、優れたコントラストと内部散乱効果を兼ね備えた内部散乱層を設けた光学積層体である。
上記コア−シェル型粒子の平均粒径が1μm未満であると、本発明の光学積層体を用いてなる画像表示装置のコントラストが低下し、充分なギラツキ防止効果が得られない。上記コア−シェル型粒子の平均粒径が10μmを超えると、光学積層体の膜厚が粒径以上に必要になり、膜厚アップによるクラックの発生が顕著になる。
0.005≦|nA−nB|≦0.07 (1)
を満たすことが好ましい。上記|nA−nB|が上記範囲内であることにより、優れたコントラストを得ることができる。
また、シェル部が複数層のシェル部を有する場合、例えば、上述した第1シェル部の屈折率をnB1、第2シェル部の屈折率をnB2とすると、いずれも上記式(1)の屈折率nBと同様の関係を有することが好ましい。
上記コア−シェル型粒子を含むフィルムを作製し、サンプルを斜め切削し、アルバック・ファイ社製TOF−SIMSを用いて、コア−シェル型粒子のコア部の中心部と第1シェル部の最外殻部の分子を検出した。検出された分子の屈折率は、セイシン企業が開示している分子の屈折率一覧表あるいはPolymer Handbook(John Wiley & Sons)を参考に算出した。例えば、ポリスチレンは1.59、メタクリル酸メチル樹脂は1.49である。メタクリル酸メチル−スチレン共重合体は、TOF−SIMSによってメタクリル酸メチルとスチレンの組成を検出し、各々の屈折率から算出した。さらに、酸化チタン、酸化ジルコニウム、アルミナ、酸化亜鉛等の無機材料についても同様に分子構造と組成の検出を行い屈折率を算出した。
上記アクリル系のモノマー成分とこれらと共重合可能なモノマーとのコポリマーとしては、例えば、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体等を挙げることができる。
|nA−nB|<|nC−nB| (2)
各屈折率が上記式(2)を満たすことにより、良好な内部散乱効果を得ることができる。これは、上記コア−シェル型粒子のコア部の屈折率とシェル部の屈折率とが比較的近い値を有していることを意味する。なお、このような式(2)で表される屈折率の範囲を満たすコア−シェル型粒子のコア部を構成する材料としては、例えば、スチレン等が挙げられる。
nC<nB<nA (3)
式(3)を満たすことにより、粒子内部と樹脂との屈折率差を保つことができ、結果として高い光散乱性を示しつつ、界面反射を抑制することで優れたコントラストも得ることができる。
ここで、上記硬化反応性を有する樹脂は、後述する分子中に親水性基を有さない樹脂を所定量含有する混合物であり、このような混合物からなる硬化反応性を有する樹脂の屈折率(nC)とは、以下の方法により算出された値である。
上記コア−シェル型粒子を含むフィルムからコア−シェル粒子の屈折率を算出する方法と同様に、サンプルを斜め切削し、アルバック・ファイ社製TOF−SIMSを用いて、コア−シェル型粒子のコア部の中心部と第1シェル部の最外殻部の分子を検出した。検出された分子の屈折率は、セイシン企業が開示している分子の屈折率一覧表あるいはPolymer Handbook(John Wiley & Sons)を参考に算出した。
本発明の光学積層体は、上記分子中に親水性基を有さない樹脂を含有することで、上記コア−シェル型粒子の分散性が極めて優れたものとなり、コア−シェル型粒子が凝集して多重散乱を引き起こすことがなく、C/R低下を効果的に抑制できる。なお、本発明者らの研究によると、上記分子中に親水性基を有さない樹脂を含有することで、コア−シェル型でない微粒子の分散性を向上させる効果も有するが、上記コア−シェル型粒子に対して、特に顕著な分散性向上効果が認められる。
ここで、分子中に親水性基を有さない樹脂とは、比較的極性の高い原子団、特にイオン性を有する原子団を分子内に有さない樹脂で定義される樹脂を意味する。具体的には、水酸基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、カルボキシル基、アルキルエーテル基、アリールエーテル基や、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アミノ基等等の極性の高い原子団を分子内に有さない硬化反応性を有する樹脂を意味する。
なお、上記分子中に親水性基を有さない樹脂の含有量は、上記硬化反応性を有する樹脂に含まれる不飽和結合を有する樹脂量に対する割合である。
このような樹脂としては、例えば、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(DPPA)等が好適に用いられる。
上記内部散乱層の膜厚は、断面を電子顕微鏡(SEM、TEM、STEM)で観察し、測定することができる。
共焦点レーザー顕微鏡(LeicaTCS−NT:ライカ社製:倍率「300〜1000倍」)にて、光学積層体の断面を透過観察し、界面の有無を判断し下記の測定基準により測定することができる。具体的には、ハレーションのない鮮明な画像を得るため、共焦点レーザー顕微鏡に、湿式の対物レンズを使用し、かつ、光学積層体の上に屈折率1.518のオイルを約2ml乗せて観察し判断する。オイルの使用は、対物レンズと光学積層体との間の空気層を消失させるために用いる。
測定手順
1:レーザー顕微鏡観察により平均層厚を測定した。
2:測定条件は、上記の通りであった。
3:1画面につき 凹凸の最大凸部、最小凹部の基材からの層厚を1点ずつ計2点測定し、それを5画面分、計10点測定し、平均値を算出し、これを、内部散乱層の膜厚とする。このレーザー顕微鏡は、各層に屈折率差があることによって非破壊断面観察をすることができる。また、各層の組成の違いで観察できるSEM及びTEM断面写真の観察を用いて、5画面分の観察を行うことで同様に求めることができる。
光透過性基材は、平滑性、耐熱性を備え、機械的強度に優れたものが好ましい。光透過性基材を形成する材料の具体例としては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブチレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、又は、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂が挙げられ、好ましくはポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート)、セルローストリアセテートが挙げられる。
また、トリアセチルセルロースの代替基材として旭化成ケミカルズ(株)製のFVシリーズ(低複屈折率、低光弾性率フィルム)も好ましい。
低屈折率層
低屈折率層は、外部からの光(例えば蛍光灯、自然光等)が光学積層体の表面にて反射する際、その反射率を低くするという役割を果たす層である。これらの低屈折率層は、その屈折率が1.45以下、特に1.42以下であることが好ましい。
また、低屈折率層の乾燥厚みは限定されないが、通常は30nm〜1μm程度の範囲内から適宜設定すれば良い。
dA=mλ/(4nA) (I)
(上記式中、nAは低屈折率層の屈折率を表し、mは正の奇数を表し、好ましくは1を表し、λは波長であり、好ましくは480〜580nmの範囲の値である)を満たすものが好ましい。
120<nAdA<145 (II)
を満たすことが低反射率化の点で好ましい。
防汚層は、光学積層体の最表面に汚れ(指紋、水性又は油性のインキ類、鉛筆等)が付着しにくく、又は付着した場合でも容易に拭取ることができるという役割を担う層である。本発明の好ましい態様によれば、低屈折率層の最表面の汚れ防止を目的として防汚層を設けても良く、特に低屈折率層が形成された光透過性基材の一方の面と反対の両側に防汚層が設けることが好ましい。防汚層の形成により、光学積層体に対して防汚性と耐擦傷性のさらなる改善を図ることが可能となる。低屈折率層がない場合でも、最表面の汚れ防止を目的として防汚層を設けても良い。
本発明の光学積層体は、更に帯電防止層を有するものであってもよい。上記帯電防止層は、防汚染剤及び樹脂を含む組成物により形成することができる。上記樹脂としては特に限定されず、上述の内部散乱層形成用組成物で例示した樹脂を挙げることができる。
上記偏光素子としては特に限定されず、例えば、ヨウ素等により染色し、延伸したポリビニルアルコールフィルム、ポリビニルホルマールフィルム、ポリビニルアセタールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体系ケン化フィルム等を使用することができる。上記偏光素子と本発明の光学積層体とのラミネート処理においては、光透過性基材(好ましくは、トリアセチルセルロースフィルム)にケン化処理を行うことが好ましい。ケン化処理によって、接着性が良好になり帯電防止効果も得ることができる。
製造例1 コア−シェル型粒子及び屈折率傾斜粒子の調製
モノマー中にスチレンモノマーを懸濁重合法により重合して、スチレン系のコア部を形成し、さらにアクリル系のモノマー成分同士を懸濁重合法により重合して、コア部の周囲にシェル部を付着形成させて、粒子1〜13を得た。
得られた粒子1〜13をTEM観察により、コア−シェル型粒子であるか、屈折率傾斜粒子であるかを判断した。結果を表1に示す。
製造例1と同様にして得られたコア−シェル型粒子溶液において、さらにアクリル系のモノマー成分同士を懸濁重合法により重合して、第一のシェル部(中間層)の周囲に第二のシェル部を付着形成させて、コア−シェル型粒子14〜17を得た。
なお、比較例1で使用したスチレンは、上記スチレンモノマーの重合体からなる微粒子である。比較例2及び3で使用したメチルシロキサン及びベンゾグアナミンは、それぞれ、日興リカ株式会社製MSP−S020、日本触媒株式会社製エポスターM020であった。
攪拌機を備えた容器内にトルエン700部、酸化チタン[タイペークR−820 石原産業(株)製]300部を混合し、ビーズミル(ダイノーミルMulti Labo:シンマルエンタープライゼス製)で5時間分散させ、[酸化チタン分散液]を得た。分散液の平均粒径をレーザー散乱式粒度分布計(LA920:堀場製作所製)で測定したところ、2μmであった。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、1,2−プロピレングリコール(PG)647部(24.0モル)、テレフタル酸ジメチルエステル688部(10.0モル)及び触媒としてチタン酸テトライソプロポキシド3部を仕込み、180℃で窒素気流下に、生成するメタノールを留去しながら3時間反応させた。次いで230℃まで徐々に昇温しながら、窒素気流下に、メタノール及び過剰量のPGを留去しながら5時間反応させ、テレフタル酸ジエステルを得た。冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、上記により得られたテレフタル酸ジエステル520部(10.0モル)、ビスフェノールA・プロピレンオキサイド2モル付加物353部(5.5モル)、ビスフェノールA・プロピレンオキサイド3モル付加物408部(5.5モル)及び縮合触媒としてチタン酸テトライソプロポキシド3部を仕込み、230℃に昇温した。230℃にて1時間撹拌した後、5〜20mmHgの減圧下にプロピレングリコールを留去しながら反応させた。生成するポリマーの粘度を測定しながら反応を追跡し、軟化点が110℃になった時点で取り出し、[ポリエステル1]を得た。反応所要時間は10時間であった。[ポリエステル1]のTgは60℃、Mpは12000、Mwは14000、テトラヒドロフラン(以下、THFと記す。)不溶解分は0%、スズ含量は10ppm以下であった。さらに[ポリエステル1]500部をトルエン500部に溶解し、[ポリエステル溶液]を得た。
温度計、撹拌機及び窒素導入管を備えた反応容器に、数平均分子量(以下Mnと記す。)が1000のポリブチレンアジペート(575部)、Mnが900のポリヘキサメチレンイソフタレート(383部)、1−オクタノール(16.8部)を仕込み、窒素置換した後、撹拌しながら110℃に加熱して溶融させ、60℃まで冷却した。続いて、ヘキサメチレンジイソシアネート(242部)を投入し、85℃で6時間反応させた。次いで、60℃に冷却した後、THF(217部)、安定剤(2.5部)[チバスペシャリティーケミカルズ(株)社製 イルガノックス1010]及び酸化チタン(15.3部)[タイペークR−820 石原産業(株)製]を加え、均一に混合して[イソシアネート/酸化チタン]を得た。得られたプレポリマー溶液のNCO含量は、2.2%であった。
温度計、撹拌機及び窒素導入管を備えた反応容器に、数平均分子量(以下Mnと記す。)が1000のポリブチレンアジペート(575部)、Mnが900のポリヘキサメチレンイソフタレート(383部)、1−オクタノール(16.8部)を仕込み、窒素置換した後、撹拌しながら110℃に加熱して溶融させ、60℃まで冷却した。続いて、ヘキサメチレンジイソシアネート(242部)を投入し、85℃で6時間反応させた。次いで、60℃に冷却した後、THF(217部)、安定剤(2.5部)[チバスペシャリティーケミカルズ(株)社製 イルガノックス1010]及び酸化チタン(15.3部)[タイペークR−820 石原産業(株)製]を加え、均一に混合して[イソシアネート溶液]を得た。得られたプレポリマー溶液のNCO含量は、2.2%であった。
攪拌機を備えた高圧容器(最高使用圧力25MPa、最高使用温度200℃、容量1L)中に[酸化チタン分散液]17部を仕込み、真空ポンプで−0.1MPaまで減圧した。その後、二酸化炭素(純度99.99%)を導入し、圧力10MPa、温度40℃に調節し、200rpmの回転数で容器内部を攪拌状態とした。さらにキャピラリー(直径0.2mm)を介して、[ポリエステル溶液]を100mL/分の流量で1分間導入した後、3分間放置後、高圧ポンプで二酸化炭素を100mL/分の流量で5分間、高圧容器内部に導入した。この際、高圧容器を背圧調整弁により10MPaに保持した。背圧調整弁より流出した粒子と溶剤を含んだ二酸化炭素を減圧容器内で減圧し、コア−シェル型粒子18をフィルター(0.5μmメッシュ)で捕捉した。
攪拌機を備えた高圧容器(最高使用圧力25MPa、最高使用温度200℃、容量1L)中に[酸化チタン分散液]17部を仕込み、真空ポンプで−0.1MPaまで減圧した。その後、二酸化炭素を導入し、圧力10MPa、温度40℃に調節し、200rpmの回転数で容器内部を攪拌状態とした。一方、[イソシアネート/酸化チタン溶液]を98mL/分、及び、ヘキサメチレンジアミン溶液(トルエン50%溶液)2mL/分でライン混合した後、さらにキャピラリー(直径0.2mm)を介して、[イソシアネート/酸化チタン溶液]及びヘキサメチレンジアミン溶液の混合物を100mL/分の流量で1分間導入した後、3分間放置後、高圧ポンプで二酸化炭素を100mL/分の流量で5分間、高圧容器内部に導入した。この際、高圧容器を背圧調整弁により10MPaに保持した。背圧調整弁より流出した粒子と溶剤を含んだ二酸化炭素を減圧容器内で減圧し、コア−シェル型粒子19をフィルター(0.5μmメッシュ)で捕捉した。
攪拌機を備えた高圧容器(最高使用圧力25MPa、最高使用温度200℃、容量1L)中に[酸化チタン分散液]17部を仕込み、真空ポンプで−0.1MPaまで減圧した。その後、二酸化炭素(純度99.99%)を導入し、圧力10MPa、温度40℃に調節し、200rpmの回転数で容器内部を攪拌状態とした。さらにキャピラリー(直径0.2mm)を介して、スチレンモノマーとポリメタクリル酸メチル(PMMA)を重合して、コア部の周囲にシェル部を付着形成させて、コア−シェル型粒子3を得た。コア−シェル型粒子20をフィルター(0.5μmメッシュ)で捕捉した。
攪拌機を備えた高圧容器(最高使用圧力25MPa、最高使用温度200℃、容量1L)中に[酸化チタン分散液]17部を仕込み、真空ポンプで−0.1MPaまで減圧した。その後、二酸化炭素(純度99.99%)を導入し、圧力10MPa、温度40℃に調節し、200rpmの回転数で容器内部を攪拌状態とした。さらにキャピラリー(直径0.2mm)を介して、[イソシアネート溶液]を100mL/分の流量で1分間導入した後、3分間放置後、高圧ポンプで二酸化炭素を100mL/分の流量で5分間、高圧容器内部に導入した。この際、高圧容器を背圧調整弁により10MPaに保持した。背圧調整弁より流出した粒子と溶剤を含んだ二酸化炭素を減圧容器内で減圧し、コア−シェル型粒子21をフィルター(0.5μmメッシュ)で捕捉した。
酸化チタンを酸化ジルコニウムに変更したこと以外は、製造例3と同様にして、[酸化ジルコニウム分散液]を得た。分散液の平均粒径をレーザー散乱式粒度分布計(LA920:堀場製作所製)で測定したところ、1.5μmであった。なお、酸化ジルコニウムは水ゾルの状態で所望の粒径になるまで撹拌することで作製した。
酸化チタンをアルミナに変更したこと以外は、製造例3と同様にして、[アルミナ分散液]を得た。分散液の平均粒径をレーザー散乱式粒度分布計(LA920:堀場製作所製)で測定したところ、1.5μmであった。なお、酸化アルミナは水ゾルの状態で所望の粒径になるまで撹拌することで作製した。
酸化チタンを酸化亜鉛に変更したこと以外は、製造例3と同様にして、[酸化亜鉛分散液]を得た。分散液の平均粒径をレーザー散乱式粒度分布計(LA920:堀場製作所製)で測定したところ、1.5μmであった。なお、酸化亜鉛は水ゾルの状態で所望の粒径になるまで撹拌することで作製した。
[酸化チタン分散液]を[酸化ジルコニウム分散液]に変更したこと以外は製造例7と同様にしてコア−シェル型粒子22を得た。
[酸化チタン分散液]を[酸化ジルコニウム分散液]に変更したこと以外は製造例9と同様にしてコア−シェル型粒子23を得た。
[酸化チタン分散液]を[酸化ジルコニウム分散液]に変更し、得られるコア−シェル型粒子の屈折率がコア−シェル型粒子23と異なるように、シェル部のスチレン含有量を調整した以外は製造例9と同様にしてコア−シェル型粒子24を得た。
[酸化チタン分散液]を[アルミニナ分散液]に変更したこと以外は製造例7と同様にしてコア−シェル型粒子25を得た。
[酸化チタン分散液]を[アルミナ分散液]に変更したこと以外は製造例9と同様にしてコア−シェル型粒子26を得た。
[酸化チタン分散液]を[酸化亜鉛分散液]に変更したこと以外は製造例7と同様にしてコア−シェル型粒子27を得た。
[酸化チタン分散液]を[酸化亜鉛分散液]に変更したこと以外は製造例9と同様にしてコア−シェル型粒子28を得た。
製造例7と同様にして得られたコア−シェル型粒子溶液において、さらにアクリル系のモノマー成分同士を懸濁重合法により重合して、第一のシェル部(中間層)の周囲に第二のシェル部を付着形成させて、コア−シェル型粒子29を得た。
製造例9と同様にして得られたコア−シェル型粒子溶液において、さらにアクリル系のモノマー成分同士を懸濁重合法により重合して、第一のシェル部(中間層)の周囲に第二のシェル部を付着形成させて、コア−シェル型粒子30を得た。
ポリスチレン(日本ポリスチレン製)500部にトルエン500部を加えることでポリスチレン溶液を得た。
ポリエステル溶液を得られたポリスチレン溶液に変更したこと以外は製造例7と同様にしてコア−シェル型粒子31を得た。
ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)(日本化薬製、屈折率1.51)
40質量部
トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA) 25質量部
イソシアヌル酸変性ジアクリレートM215(東亞合成(株)製) 35質量部
ポリメチルメタクリレート(分子量75,000) 10質量部
(光硬化開始剤)
イルガキュア184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製) 6質量部
イルガキュア907(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製) 1質量部
(散乱粒子)
コア−シェル型粒子、屈折率傾斜粒子又は比較例の微粒子(表1又は表2記載の粒子/バインダー樹脂比となるように配合量を調節した。)
(レベリング剤)
シリコーン系レベリング剤 大日精化(株)製 0.045質量部
(溶剤)
トルエン 64質量部
シクロヘキサノン 16質量部
上記材料を十分混合し、組成物として調整した。この組成物を孔径30μmのポリプロピレン製フィルターでろ過して固形分35質量%の内部散乱層形成用組成物1を調製した。なお、分子中に親水性基を有さない樹脂の割合は38.5質量%であり、硬化反応性を有する樹脂の屈折率は1.51であった。
トリアセチルセルロース(TAC)フィルム(富士写真フィルム製、TF80UL、厚さ80μm)を透明基材として用い、内部散乱層形成用組成物1を、フィルム上にコーティング用巻線ロッド(メイヤーズバー)#8を用いて乾燥膜厚3.5μmとなるように塗布し、70℃のオーブン中で2分間加熱乾燥し、溶剤分を蒸発させた後、紫外線を照射線量が130mJになるよう照射して塗膜を硬化させ内部散乱層を形成し、光学積層体を得た。
内部散乱層形成用組成物1の代わりに内部散乱層形成用組成物2〜34を使用した以外は、実施例1と同様にして光学積層体を製造した。
評価1 正面C/R低下率測定
(偏光板の作製)
光学積層体を55℃、2規定のNaOH水溶液で2分けん化した後、片面にTF80ULを貼り合わせた偏光板に、光学積層体の塗工面でない側を偏光子表面に貼合し、偏光板(A)を作製した。
(正面C/R低下率測定)
ソニー製 BRAVIA27インチのパネルの液晶セル表面側に偏光板(A)を、液晶セル裏面側には、偏光子両側にトリアセチルセルロースを貼合した偏光板をクロスニコル配置になるように貼合し、トプコンテクノハウス社製BM−5輝度計を用いてC/Rを測定した。偏光板(A)として、内部散乱層を含まない光学積層体のC/Rは880であった。なお、内部散乱層を含む光学積層体である実施例1ではC/Rが836であり、C/R低下率は5%であった。
内部ヘイズ値は、JIS K−7136に従って測定した。なお、測定機器として、反射・透過率計HM−150(村上色彩技術研究所)を使用した。
HAKUBA製ビュアー(ライトビュアー7000PRO)上に、0.7mm厚みのガラスに形成されたブラックマトリクスパターン板(105ppi、140ppi)を、パターン面を下にして置き、その上に得られた光学積層体フィルムを凹凸面を空気側にして載せて、フィルムが浮かないようにフィルムの縁を指で軽く押さえながら、暗室にてギラツキを目視観察し、評価した。
評価基準
評価◎:140ppiでギラツキがなく良好
評価○:105ppiでギラツキがなく良好
評価△:105ppiでギラツキがみえ不良
分子中に親水性基を有する樹脂として、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)(日本化薬製、屈折率1.51)32.5質量部、分子中に親水性基を有さない樹脂として、トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)32.5質量部用いた以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
分子中に親水性基を有する樹脂として、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)(日本化薬製、屈折率1.51)45.5質量部、分子中に親水性基を有さない樹脂として、トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)19.5質量部用いた以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
分子中に親水性基を有する樹脂として、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)(日本化薬製、屈折率1.51)58.5質量部、分子中に親水性基を有さない樹脂として、トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)6.5質量部用いた以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
分子中に親水性基を有する樹脂として、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)(日本化薬製、屈折率1.51)40.0質量部、分子中に親水性基を有さない樹脂として、グリセリンプロポキシトリアクリレート(OTA480)(ダイセル・サイテック製)25.0質量部用いた以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
分子中に親水性基を有する樹脂として、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(DPPA)(サートマー社製、SR−399)40.0質量部、分子中に親水性基を有さない樹脂として、トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)25.0質量部用いた以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
分子中に親水性基を有する樹脂として、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)(日本化薬製、屈折率1.51)13.0質量部、分子中に親水性基を有さない樹脂として、トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)52.0質量部用いた以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
分子中に親水性基を有する樹脂として、ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)(日本化薬製、屈折率1.51)63.0質量部、分子中に親水性基を有さない樹脂として、トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)2.0質量部用いた以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
TMPTAを配合しなかった以外は、実施例11と同様にして光学積層体を製造した。
TMPTAを配合しなかった以外は、実施例36と同様にして光学積層体を製造した。
親水性基を有さない樹脂と親水性基を有する樹脂との配合量から、硬化反応性を有する樹脂中の親水性基を有さない樹脂の割合(質量%)を算出した。
実施例1と同様にしてC/Rを測定した。
実施例1と同様にして内部ヘイズを測定した。
密着性試験としてJIS K5400に準拠して碁盤目テープ剥離試験を行った。具体的には、セロハンテープ(「CT24」、ニチバン(株)製)を用い、指の腹でフィルムに密着させた後剥離した。判定は100マスの内、剥離しないマス目の数で表し、機能層が剥離しない場合を100/100、完全に剥離する場合を0/100とした。
2 第1シェル部始点
3 コア部終点
Claims (13)
- 光透過性基材及び該光透過性基材上に設けられた内部散乱層を有する光学積層体であって、
前記内部散乱層は、コア−シェル型粒子と硬化反応性を有する樹脂とを含有し、
前記コア−シェル型粒子は、平均粒径が1μm以上、10μm以下で、コア粒径がコア−シェル型粒子の粒径の1割以上、6割以下で、シェル部を複数層有するものであり、
前記硬化反応性を有する樹脂は、分子中に親水性基を有さない樹脂を5〜75質量%含有する
ことを特徴とする光学積層体。 - 光透過性基材及び該光透過性基材上に設けられた内部散乱層を有する光学積層体であって、
前記内部散乱層は、コア−シェル型粒子と硬化反応性を有する樹脂とを含有し、
前記コア−シェル型粒子は、平均粒径が1μm以上、10μm以下で、コア粒径がコア−シェル型粒子の粒径の1割以上、6割以下で、コア部とシェル部の境界が実質的に存在しないものであり、
前記硬化反応性を有する樹脂は、分子中に親水性基を有さない樹脂を5〜75質量%含有する
ことを特徴とする光学積層体。 - コア−シェル型粒子は、粒子中心部の屈折率nAとコア部最近接層の第1シェル部の屈折率nBが下記式(1)
0.005≦|nA−nB|≦0.07 (1)
を満たす請求項1又は2記載の光学積層体。 - 分子中に親水性基を有さない樹脂は、1分子あたり3個以上の硬化反応性基を含有する請求項1、2又は3記載の光学積層体。
- 硬化反応性を有する樹脂の屈折率をnCとすると、nA、nB、及び、nCは、いずれも1.45以上、1.65以下であり、かつ、下記式(2)を満たす請求項4記載の光学積層体。
|nA−nB|<|nC−nB| (2) - さらにnA、nB、nCは、下記式(3)を満たす請求項4又は5記載の光学積層体。
nC<nB<nA (3) - コア−シェル型粒子は、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学積層体。
- コア−シェル型粒子は、コア部が無機材料からなり、シェル部が有機材料からなるものである請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学積層体。
- コア−シェル型粒子は、コア部が酸化チタン、酸化ジルコニウム、アルミナ、酸化亜鉛のうち少なくとも一つを含むものである請求項8に記載の光学積層体。
- 反射防止用積層体として用いられる、請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学積層体。
- 最表面に請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学積層体を備えることを特徴とする自発光型画像表示装置。
- 偏光素子を備えてなる偏光板であって、
前記偏光素子の表面に、請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学積層体を備えることを特徴とする偏光板。 - 最表面に請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学積層体、又は、請求項12記載の偏光板を備えることを特徴とする非自発光型画像表示装置。
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