JP2002330723A - 大豆胚芽を用いた麹およびその製造方法、ならびにそれを用いて製造された醤類 - Google Patents

大豆胚芽を用いた麹およびその製造方法、ならびにそれを用いて製造された醤類

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    • A23L7/104Fermentation of farinaceous cereal or cereal material; Addition of enzymes or microorganisms

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大豆胚芽を用いて製造された麹およびその製
造方法、ならびに前記麹を用いて製造された醤類の提
供。 【解決手段】(a)大豆胚芽を1分〜30時間水に浸漬
し;(b)浸漬された大豆胚芽を90〜140℃で蒸煮
し;(c)蒸煮された大豆胚芽に枯草菌、黄麹菌または
これらの混合物を大豆胚芽の重量に対して0.01〜1
0重量%の量で接種し;(d)前記菌株が接種された大
豆胚芽を温度15〜55℃、相対湿度40〜100%お
よびpH3〜10で1〜8日間熟成させる段階を含む大
豆胚芽麹の製造方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大豆胚芽麹を製造
するための方法およびその方法によって製造された、イ
ソフラボン含量の高い大豆胚芽麹およびその大豆胚芽麹
を用いて製造された醤類に関する。
【0002】
【従来の技術】醤油、味噌、トウガラシ味噌のような醤
類は、韓国、日本、中国、東南アジアなどで幅広く摂取
されている発酵食品である。醤類中の一つである味噌に
は、グルタミン酸やロイシン(leucine)などの遊離アミ
ノ酸および不飽和脂肪酸が多量含量されており、骨多孔
症 のような様々な疾病の予防に効能があると知られて
いる。
【0003】醤類は、適切な風味と甘味を有することが
重要であるが、良い風味はタンパク質分解酵素であるプ
ロテアーゼ(protease)によってタンパク質がアミノ酸
に分解することにより得られ、甘味はアミラーゼ(amyl
ase)によって澱粉が糖に分解することにより発生す
る。したがって、醤類の製造時に用いられる微生物はタ
ンパク質と澱粉を各々分解する酵素を多量産出しなけれ
ばならない。
【0004】麹は、食品原料を分解して醗酵生成物を生
成させる麹菌と酵素の集合体であって、菌体を繁殖させ
て酵素類(主としてアミラーゼ、プロテアーゼ)を生産
および蓄積させる役割をする。また、これは、醤類製造
時の原料である澱粉質とタンパク質を各々分解する酵素
であるアミラーゼおよびプロテアーゼの供給源となり、
乳酸菌と酵母の増殖および発酵を促進する栄養素を提供
する。麹の製造に用いられる材料としては、澱粉含有穀
類である白米、ムギ、コムギ、小麦粉、裸麦、襖、精
麦、圧麦、破砕米、またはもち米などがあり、タンパク
質を豊富に含有する大豆科植物、脱脂大豆、脱脂大豆粉
などがある。
【0005】イソフラボン(isoflavone)は、12種類
の異性体が天然で存在し、女性ホルモンの一種であるエ
ストロゲンと化学的構造が類似し、体内のエストロゲン
受容体との親和力を有し、ホルモン濃度や標的組織によ
ってエストロゲンの作用剤(agonist)または拮抗剤(a
ntagonist)として作用する。最近、エストロゲンが有
する抗癌効果、骨多孔症予防効果、慢性疾患予防効果、
抗酸化効果、アルデヒド脱水素酵素抑制作用、前立腺癌
予防効果などが明らかになるにつれてイソフラボンの利
用が広がっている。
【0006】イソフラボン異性体は大部分配糖体として
存在するが、この配糖体は胃酸によって分解せず、大腸
内微生物から分泌されるβ−グルコシダーゼ(β−gluc
osidase)によってのみ分解するので体内吸収率が低い
反面、アグリコン形態のイソフラボンはそのまま胃と小
腸で直接吸収されるという長所を有する。
【0007】イソフラボンは、特に大豆胚芽に多量で存
在するが、大豆胚芽は大豆乳または大豆油の製造工程で
副産物として生成し、現在はほとんど破棄されている。
大豆胚芽の組成は大豆と類似(大豆:粗タンパク質4
2.6%、粗脂肪21.4%、可溶性無機窒素物26.
2%、粗繊維4.7%および灰分5.0%;大豆胚芽:
粗タンパク質43.4%、粗脂肪11.5%、可溶性無
機窒素物38.1%、粗繊維2.8%および灰分4.3
%)するが、大豆中のイソフラボン含量は0.3重量%
であるのに対し、大豆胚芽のイソフラボン含量は2.5
〜3重量%であるので、大豆胚芽は大豆の代替素材とし
て有用できる。
【0008】そこで、本発明者らは、イソフラボン、特
にアグリコン形態のイソフラボンが多量含量されている
麹を製造するために鋭意研究した結果、醤類製造時大豆
乳および大豆乳の製造過程において副産物として生じる
大豆胚芽を用いて麹およびそれを用いた醤類を製造する
ことに至った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、大豆胚芽を含有する麹およびその製造方法を提
供することである。
【0010】本発明の他の目的は、イソフラボンおよび
アグリコン形態のイソフラボンが多量含量されている醤
類およびその製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施態様によ
って、本発明では、(a)大豆胚芽を1分〜30時間水
に浸漬し;(b)浸漬された大豆胚芽を90〜140℃
で蒸煮し;(c)蒸煮された大豆胚芽に枯草菌、黄麹菌
またはこれらの混合物を大豆胚芽の重量に対して0.0
1〜10重量%の量で接種し;(d)前記菌株が接種さ
れた大豆胚芽を温度15〜55℃、相対湿度40〜10
0%およびpH3〜10で1〜8日間熟成させる段階を
含む麹の製造方法が提供される。
【0012】また、本発明の他の実施態様によって、本
発明では、醤類の風味と甘味に関与する酵素であるプロ
テアーゼとアミラーゼの生産能に優れると知られている
枯草菌(Bacillus. sp.)と黄麹菌(Aspergillus sp.)を
麹に対して0.01〜10重量%の量で接種した大豆胚
芽を熟成させることを含む、イソフラボン含有大豆胚芽
麹およびその製造方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。
【0014】本発明による大豆胚芽麹の製造方法の好ま
しい具体例は次の通りである。
【0015】大豆胚芽を選別して1分〜30時間、好ま
しくは5分〜10時間、さらに好ましくは1分〜30分
間浸漬する。浸漬された大豆胚芽を蒸煮器に入れて90
〜140℃、好ましくは110〜120℃で蒸煮する。
蒸煮された大豆胚芽を冷やした後、枯草菌、黄麹菌、ま
たはこれらの混合物を0.01〜10重量%、好ましく
は0.1〜5重量%の量で接種する。前記菌株が接種さ
れた大豆胚芽を熟成温度15〜55℃、好ましくは32
℃〜43℃、さらに好ましくは、25〜35℃、熟成湿
度40%〜100%、好ましくは80%〜99%および
熟成pH3〜10を保ちながら1〜8日間、好ましくは
3〜5日間、さらに好ましくは12〜72時間熟成させ
ることにより大豆胚芽麹を製造することができる。
【0016】前記枯草菌としては、バチルス・ブレビス
(Bacillus. brevis)、バチルス・リケニフェルミス(B.
licheniformis)、バチルス・ナット(B. natto)、バチル
ス・ポリミキサ(B. polymixa)、バチルス・プミリス(B.
pumilis)およびバチルス・サブチリス(B. subtilis)ま
たはこれらの混合物が使用され得る。また、前記黄麹菌
としては、醤類の製造に通常用いられる菌はすべて使用
でき、たとえば、アスペルギルス・アワモリ(A. awamor
i)、アスペルギルス・カワチ(A. kawachii)、アスペル
ギルス・ニガー(A. niger)、アスペルギルス・オリゼー
(A. oryzae)、アスペルギルス・シロウサミ(A. shirous
amii)、アスペルギルス・ソザエ(A.sojae)およびアスペ
ルギルス・タマリ(A. tamarii)、またはこれらの混合物
がある。
【0017】本発明の方法によって製造された大豆胚芽
麹は大豆胚芽を5〜100重量%の量で含む。
【0018】また、本発明は、前記大豆胚芽麹を原料培
地として用いて製造される醤類、たとえば、味噌、醤油
またはトウガラシ味噌を提供する。
【0019】さらに、本発明は、(a)前記大豆胚芽麹
に酵母または乳酸菌を接種し;(b)これに精製塩およ
び滅菌水を添加し;(c)前記混合物を温度15〜55
℃、相対湿度40〜90%で25〜360日間熟成させ
ることを含む、前記醤類の製造方法を提供する。
【0020】前記段階(a)において、酵母または乳酸
菌は醤類の総重量に対して0.01〜10重量%、好ま
しくは0.1〜5重量%の量で接種される。
【0021】前記段階(b)において、精製塩および滅
菌水は醤類の総重量に対して各々1〜40重量%および
0〜40重量%、好ましくは5〜25重量%および0.
5〜2重量%の量で添加される。
【0022】前記段階(c)は、温度25〜35℃およ
び相対湿度70〜80%で90〜120日間行われるこ
とが好ましい。
【0023】本発明による醤類の製造方法では、大豆胚
芽麹から製造された醤類の香味を増進させるために酵母
または乳酸菌を添加でき、前記酵母または乳酸菌は醤類
の重量に対して0.01〜10重量%の量で接種する。
【0024】前記酵母としては、当分野で通常用いられ
るもの、たとえば、サッカロマイセス・ルキシー(Sacch
aromyces rouxii)、トルロプシス・ダチラ(Torulopsis
dattila)、トルロプシス・エットベルシ(Torulopsis et
cbellsii)、トルロプシス・ベルサチリス(Torulopsis v
ersatilis)およびチゴサッカロマイセス・ルキシー(Zyg
osaccharomyces rouxii)などがあり、前記乳酸菌として
はペディオコッカス・ハルフィルス(Pediococcus halph
ilus)、ペディオコッカス・ソザエ(Pediococcus soja
e)、テトラコッカス・ソザエ(Tetracoccus sojae)を使
用することができる。
【0025】本発明の大豆胚芽から製造された醤類は、
原料培地として大豆胚芽麹、大豆胚芽麹と澱粉麹との混
合物、または澱粉麹と蒸煮された大豆胚芽の混合物を用
いて製造され得る。
【0026】本発明の一具体例として、味噌の製造方法
において、原料培地として大豆胚芽麹と澱粉麹を混合し
て使用する場合、または澱粉麹と蒸煮された大豆胚芽を
混合して使用する場合、これらの混合比は味噌の重量に
対して5〜97重量%、好ましくは20〜55重量%お
よび1〜95重量%、好ましくは25〜70重量%の量
で使用され得る。
【0027】本発明に用いられる澱粉麹は、白米、ム
ギ、コムギ、小麦粉、裸麦、襖、圧麦、破砕米、もち米
またはこれらの混合物を用いて前記大豆胚芽麹と同様な
方法に従って製造できる。
【0028】本発明の他の具体例として、大豆胚芽麹を
用いてトウガラシ味噌が製造でき、前記味噌の製造方法
において食塩および滅菌水とともに0〜40重量%のト
ウガラシをさらに添加して製造される。
【0029】本発明の他の具体例として、大豆胚芽麹を
用いた醤油の製造方法は、本発明によって製造された大
豆胚芽麹を40〜90℃、好ましくは55〜65℃で1
2〜72時間、好ましくは24〜48時間乾燥し、前記
乾燥大豆胚芽麹に塩度10〜70%、好ましくは15〜
25%の塩水を前記乾燥大豆胚芽麹の重量の2〜10
倍、好ましくは2〜4倍添加し、10〜50℃、好まし
くは15〜25℃で10〜50日、好ましくは25〜3
5日間熟成させる段階を含む。前記1次熟成された醤油
に香味を与えるために、これを10〜50℃、好ましく
は15〜25℃で10〜50日、好ましくは25〜35
日間2次熟成させることができる。
【0030】また、本発明の方法に従って、大豆胚芽醤
油の製造時発生する副産物である麹粕を用いて味噌を製
造できる。本発明の方法に従って製造された味噌はイソ
フラボンおよびアグリコン形態のイソフラボンを0.1
〜3重量%含み、従来の大豆を用いて製造された醤類に
比べて8倍以上のイソフラボンの含量を含む。また、前
記味噌はビタミン類、フラボノイド(flavonoids)、サ
ポニン(saponin)、ポリフェノール(poly-phenol)な
どを多量含有することにより、抗酸化および抗癌作用効
果を有する。
【0031】
【実施例】以下、本発明を下記実施例によってさらに詳
細に説明する。ただし、下記実施例は本発明を例示する
ためのもののみであり、本発明の範囲を制限しない。
【0032】参照例:黄麹菌を用いた白米麹の製造 白米110.5gを水に14時間浸漬した後、浸漬した
白米204.8gを121℃で20分間滅菌し、110
℃で30分間蒸煮した。蒸煮した白米を37℃で放冷し
た後、これに振盪培養した黄麹菌(Aspergillus oryza
e, KCTC 6983,韓国遺伝子銀行)2ml(乾燥重量3.
03mg/ml)を接種した。菌が接種された白米を相
対湿度95%に保ちながら35℃で14時間、33℃で
9時間、39で24時間、42℃で15時間、そして4
3℃で6時間培養して白米麹を製造した。この際、各温
度段階で白米と接種菌をよく混合した。
【0033】実施例1:枯草菌を用いた大豆胚芽麹の製
造 白米の代わりに大豆胚芽65gを用い、黄麹菌の代わり
に枯草菌(bacillus subtilis, KCTC 1028, 韓国遺伝子
銀行)1.71ml(1.2x10個胞子/ml)を
用いたことを除いては、参照例と同様な方法で大豆胚芽
麹を製造した。
【0034】実施例2:黄麹菌を用いた大豆胚芽麹の製
造 白米の代わりに大豆胚芽300gを用いたことを除いて
は、参照例と同様な方法で大豆胚芽麹を製造した。
【0035】比較例1:枯草菌を用いた大豆麹の製造 大豆胚芽の代わりに大豆65gを用いたことを除いて
は、実施例1と同様な方法で大豆麹を製造した。
【0036】比較例2:黄麹菌を用いた大豆麹の製造 大豆胚芽の代わりに大豆300gを用いたことを除いて
は、実施例2と同様な方法で大豆麹を製造した。
【0037】前記実施例1および2で製造された大豆胚
芽麹および比較例1および2で製造された大豆麹のアミ
ラーゼ、プロテアーゼおよびβ−グルコシダーゼの活性
とこれらのイソフラボン含量を下記のように測定した。
【0038】試験例1:アミラーゼンの活性 アミラーゼの活性は3,5−ジニトロサリチル酸(DN
S)法を用いて分光光度計550nmでアミラーゼによ
って生成したマルトースの吸光度を測定した。酵素単位
は1umol/1minのマルトースを遊離させる能力を1単
位(unit)と定義した(ガン・グクヒの外3、食品分析
、成均館大学出版部、427(1998))。
【0039】
【表1】 試験例2:プロテアーゼ活性 プロテアーゼ活性は、プロテアーゼの活性によってカゼ
インから生成したチロシンの吸収度を分光光度計660
nmで測定した。酵素単位は1μmol/minのアミノ酸と
同量のチロシンを生成できる酵素の含量を1単位(uni
t)と定義した(ガン・グクヒの外3、食品分析学、成
均館大学出版部、427(1998))。
【0040】
【表2】 試験例3:β−グルコシダーゼ活性 β−グルコシダーゼの力価はパラニトロフェニル−α−
D−グルコピラノサイド(PNPG)を基質として用い、分
光光度計405nmで吸光度を測定した。酵素1単位
(unit)はPNPGからパラニトロフェニル1μmol/m
inを形成できる酵素量と定義した(Kor. J. Appl. Micro
bio. Biotechnol., 25(2), 115-120(1997))。
【0041】
【表3】 前記表1、2、および3から分かるように、実施例1お
よび2で製造された大豆胚芽麹は比較実施例1および2
で製造された大豆麹に比べて非常に高いアミラーゼおよ
びプロテアーゼ活性を有し、特にβ−グルコシダーゼは
32〜83倍の高い活性を示す。
【0042】試験例4:pH測定 前記各麹試料に対して培養時間によるpHを各々測定
し、その結果を表4に示す。
【0043】
【表4】 前記表4から分かるように、培養時間が経過するにつれ
てpHは次第に増加し、大豆胚芽麹における初期pHは
豆麹に比べて遥かに高い。
【0044】試験例5:イソフラボン含量 総イソフラボンおよびアグリコンイソフラボンの含量
は、高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)を用い
て測定し(Shigemitsu K. et al., J. Biol. Chem., 55
(9), 2227-2233(1991))、その結果を下記表5に示す。
【0045】<HPLCの測定条件> 移動相:15%および35%アセトニトリル カラム:YMC-Pack ODS-AM(AM-303) 250 ×4.6 mm I.D.
/ S-5 μm. 120A 波長:260nm 流動率:1.0ml/min 作動時間:50nm
【表5】 前記表5から分かるように、実施例1および2で製造さ
れた大豆胚芽麹内総イソフラボンおよびアグリコンイソ
フラボンの含量は比較例1および2で製造された大豆麹
内含量に比べて8倍以上高い。また、大豆胚芽麹中の総
イソフラボン含量は11〜12mg/gと一定であり、
培養時間によって変化しない反面、アグリコンイソフラ
ボン含量は漸進的に増加する。これは、イソフラボンが
培養中に漸次的にアグリコンイソフラボンに転換される
ことによる。
【0046】実施例3:混合麹を用いた大豆胚芽味噌の
製造 前記実施例1および参照例で各々製造された大豆胚芽麹
42.5重量%および白米麹51.0重量%からなる混
合物に精製塩6.5重量%(21.5g)を添加し、こ
れに滅菌水4mlおよびチゴサッカロマイセス・ルキシ
ー(Zygosaccharomyces rouxii;韓国遺伝子銀行)2ml
(1x1010個胞子/ml)を加えて均一に混合した
後、温度32℃、相対湿度75%で50日間熟成させて
大豆胚芽味噌を製造した。
【0047】比較例3:大豆麹を用いた大豆味噌の製造 前記実施例1で製造された大豆胚芽麹の代わりに比較例
1で製造された大豆麹を用いたことを除いては、実施例
3と同様な方法で大豆味噌を製造した。
【0048】試験例6:栄養素分析 実施例3で製造された味噌および市販の味噌中の栄養素
を分析し、その結果を下記表6に示す。
【0049】
【表6】 前記表6から分かるように、実施例3で製造された大豆
胚芽味噌は市販の味噌に比べて、粗タンパク質、粗脂肪
および灰分含量は少なく、炭水化物とその他成分は多
い。
【0050】実施例4:大豆胚芽味噌の製造 実施例2で製造された大豆胚芽麹および精製塩の成分比
が83.3重量%および16.7重量%になるように混
合し、これに滅菌水4mlおよびチゴサッカロマイセス
・ルキシー(Zygosaccharomyces rouxii;韓国遺伝子銀
行)2ml(1x1010個胞子/ml)を入れて均一
に混合した後、温度32℃、相対湿度75%で50日間
熟成させて大豆胚芽味噌を製造した。
【0051】比較例4:大豆味噌の製造 大豆胚芽麹の代わりに比較例2で製造された大豆麹を用
いたことを除いては、実施例4と同様な方法で大豆味噌
を製造した。
【0052】実施例5:日本味噌(ミソ)の製造 前記参照例で製造された白米麹56.1重量部、蒸煮
(110℃、30分)された大豆胚芽33.0重量部お
よび精製塩10.9重量部を混合した後、実施例3の方
法に従って日本味噌(ミソ)を製造した。
【0053】比較例5:大豆味噌の製造 前記参照例で製造された白米麹56.1重量部、蒸煮
(110℃、30分)された大豆33.0重量部および
精製塩10.9重量部を混合した後、実施例3の方法に
従って大豆味噌を製造した。
【0054】試験例7:イソフラボン含量 実施例3〜5および比較例3〜5で各々製造された味噌
中のイソフラボン含量を前記試験例5と同様な方法で測
定し、その結果を下記表7に示す。
【0055】
【表7】 前記表7から分かるように、実施例3〜5で製造された
大豆胚芽味噌中のイソフラボンの含量は比較例3〜5で
製造された大豆味噌に比べて非常に高い。
【0056】試験例8:アグリコンイソフラボンの含量 実施例3〜5および比較例3〜5で各々製造された味噌
中のアグリコン形態のイソフラボンの含量を前記試験例
5と同様な方法で測定し、その結果を下記表8に示す。
【0057】
【表8】 前記表8から分かるように、実施例3〜5で製造された
大豆胚芽味噌中のアグリコン形態のイソフラボンの含量
が比較例3〜5で製造された大豆味噌に比べて8倍以上
高いことが分かる。
【0058】実施例6:大豆胚芽麹を用いたトウガラシ
味噌の製造 実施例1で製造された大豆胚芽麹83.5gおよび参照
例で製造された白米麹30gを混合し、蒸煮(110
℃、50分)した小麦粉80g、トウガラシ粉27.5
g、精製塩25g、滅菌水80mlおよびチゴサッカロ
マイセス・ルキシー(Zygosaccharomyces rouxii;韓国
遺伝子銀行)5mlを均一に混合した後、温度25℃、
相対湿度75%で60日間熟成させてトウガラシ味噌を
製造した。
【0059】比較例6:大豆麹を用いたトウガラシ味噌
の製造 大豆胚芽麹の代わりに大豆麹83.5gを用いたことを
除いては、前記実施例6と同様な方法でトウガラシ味噌
を製造した。
【0060】試験例9:イソフラボン含量 前記実施例6および比較例6で製造されたトウガラシ味
噌中のイソフラボン含量を前記試験例5と同様な方法で
測定し、その結果を下記表9に示す。
【0061】
【表9】 前記表9から分かるように、実施例6で製造された大豆
胚芽トウガラシ味噌中のイソフラボンはすべてアグリコ
ンタイプに転換され、熟成期間が経過しても変化しない
反面、大豆から製造されたトウガラシ味噌はほとんどイ
ソフラボンを含まなかった。
【0062】実施例7:醤油の製造 実施例2で製造された大豆胚芽麹1kgを熱風乾燥器で
65℃で24時間乾燥した後、塩水3l(塩度18%)
に浸漬し、常温で30日間熟成(1次熟成)させた後、
これを新しい容器に移し、30日間2次熟成させて大豆
胚芽醤油を製造した。
【0063】試験例10:酵素活性 実施例7で製造された大豆胚芽醤油のアミラーゼ、プロ
テアーゼおよびβ−グルコシダーゼの活性を前記試験例
1〜3と同様な方法で測定し、その結果を下記表10に
示す。
【0064】
【表10】 試験例11:イソフラボン含量 実施例7で製造された醤油の総イソフラボン含量および
アグリコンイソフラボン含量を試験例5と同様な方法で
測定し、その結果を下記表11に示す。
【0065】
【表11】 前記表11から分かるように、総イソフラボン含量は熟
成が進行することにつれてやや増加し、アグリコンイソ
フラボン含量は一定に保持される。これから醤油中に溶
解した水溶性配糖体イソフラボンはアグリコンイソフラ
ボンに転換しないことが分かる。
【0066】試験例12:醤油中の遊離アミノ酸および
総アミノ酸含量 前記実施例7で製造された醤油および市販中の大豆醤油
((有)デファン食品)中のアミノ酸をPICO−タグ
(tag)方法を用いて分析し、その結果を表12に示す。
【0067】
【表12】 前記表12から分かるように、実施例7の大豆胚芽醤油
は市販の大豆味噌に比べて腫瘍と癌細胞の成長および転
移を予防する効果を有すると知られているアルギニンを
11.9倍量;体内脂肪分解、食欲抑制などの効果を有
するチロシンを8.2倍量;肝機能に優れたアスパラギ
ン酸を4.8倍量;アレルギー、リウマチ性関節炎およ
び貧血治療、および血球の生成に有効なヒスチジンを
4.0倍量含有する。
【0068】実施例8:麹粕を用いた味噌の製造 実施例7において醤油を製造してから残った麹粕を新し
い容器に入れ、常温で30日間熟成させて大豆胚芽味噌
を製造した。
【0069】試験例12:酵素活性 実施例8で製造された大豆胚芽味噌のアミラーゼ、プロ
テアーゼ、β−グルコシダーゼの活性を前記試験例1〜
3と同様な方法で測定し、その結果を下記表13に示
す。
【0070】
【表13】 試験例13:イソフラボン含量 実施例8で製造された大豆胚芽味噌の総イソフラボン含
量およびアグリコンイソフラボン含量を試験例5と同様
な方法で測定し、その結果を下記表14に示す。
【0071】
【表14】 前記表14から分かるように、大豆胚芽麹粕を用いた味
噌の製造工程中多量のイソフラボンが生成し、イソフラ
ボン全量が2次熟成期間中にアグリコンイソフラボンに
転換された。
【0072】
【発明の効果】上述のように、本発明による大豆胚芽を
用いた麹は、イソフラボンおよびアグリコン形態のイソ
フラボン含量が高いだけでなく、アミラーゼおよびプロ
テアーゼの活性も高いので、味噌、醤油、トウガラシ味
噌などの醤類の製造に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12N 1/20 C12N 1/20 A //(C12N 1/14 101 C12R 1:69 C12R 1:69) 1:125 (C12N 1/20 C12R 1:125) (72)発明者 テ−ヒュン・キム 大韓民国、チュンチョンナム−ドー 330 −836、チョナン−シ、ソンゴ−ウプ、ジ ョ−リ、ナンバー 53−2、サミルウォナ ン・アパートメント 101−707 (72)発明者 ミュン−ギュ・パーク 大韓民国、チュンチョンナム−ドー 330 −810、チョナン−シ、ジクサン−ミュン、 チョナン−シ、ジクサン−ミュン、スーフ ル−リ、ブユン・アパートメント 104− 203 (72)発明者 ユン−ジュ・キム 大韓民国、チュンチョンナム−ドー 330 −820、チョナン−シ、イプジャン−ミュ ン、ドリム−リ、ナンバー 341−1、ハ ンソン・アパートメント 110−502 (72)発明者 キー−スン・ユーン 大韓民国、キュンキ−ドー 442−821、ス ウォン−シ、パルダル−グ、ウォンチョン −ドン、ナンバー 35、ウォンチョンジュ ゴン・アパートメント 108−1109 Fターム(参考) 4B018 LB09 MD58 MD80 MF13 4B039 LC17 LG20 LG22 LG23 LP23 4B065 AA19X AA63X AC14 AC15 BB27 BC32 BC33 BD50 CA42

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物が接種された大豆胚芽麹を熟成さ
    せることを含む、大豆胚芽麹の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記微生物が枯草菌、黄麹菌またはこれ
    らの混合物であり、大豆胚芽の重量に対して0.01〜
    10重量%の量で用いられることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 (a)大豆胚芽を1分〜30時間水に浸
    漬し; (b)浸漬された大豆胚芽を90〜140℃で蒸煮し; (c)蒸煮された大豆胚芽に枯草菌、黄麹菌またはこれ
    らの混合物を大豆胚芽の重量に対して0.01〜10重
    量%の量で接種し; (d)前記菌株が接種された大豆胚芽を温度15〜55
    ℃、相対湿度40〜100%およびpH3〜10で1〜
    8日間熟成させる段階を含むことを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(a)が1〜30分間行われる
    ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記段階(d)が25〜35℃で行われ
    ることを特徴とする請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記段階(d)が、1次熟成および2次
    熟成からなる2段階で行われ、前記1次熟成および2次
    熟成が各々12〜72時間行われることを特徴とする請
    求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記枯草菌が、バチルス・ブレビス(Bac
    illus. brevis)、バチルス・リケニフェルミス(B. lich
    eniformis)、バチルス・ナット(B. natto)、バチルス・
    ポリミキサ(B. polymixa)、バチルス・プミリス(B. pum
    ilis)またはバチルス・サブチリス(B. subtilis)であ
    り、前記黄麹菌がアスペルギルス・アワモリ(A. awamor
    i)、アスペルギルス・カワチ(A. kawachii)、アスペル
    ギルス・ニガー(A. niger)、アスペルギルス・オリゼー
    (A. oryzae)、アスペルギルス・シロウサミ(A. shirous
    amii)、アスペルギルス・ソザエ(A. sojae)およびアス
    ペルギルス・タマリ(A. tamarii)およびこれらの混合物
    から選ばれることを特徴とする請求項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一つの方法によ
    って製造された大豆胚芽麹。
  9. 【請求項9】 大豆胚芽が麹の重量に対して5〜100
    重量%の量で含まれることを特徴とする請求項8記載の
    大豆胚芽麹。
  10. 【請求項10】 請求項8の大豆胚芽麹を原料培地とし
    て用いることを特徴とする醤類の製造方法。
  11. 【請求項11】 大豆胚芽麹が醤類の重量に対して5〜
    97重量%の量で含まれることを特徴とする請求項10
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 醤類の重量に対して0.01〜10重
    量%の酵母、乳酸菌またはこれらの混合物の存在下で熟
    成が行われることを特徴とする請求項10記載の醤類の
    製造方法。
  13. 【請求項13】 前記酵母が、サッカロマイセス・ルキ
    シー(Saccharomycesrouxii)、トルロプシス・ダチラ(To
    rulopsis dattila)、トルロプシス・エットベルシ(Toru
    lopsis etcbellsii)、トルロプシス・ベルサチリス(Tor
    ulopsis versatilis)およびチゴサッカロマイセス・ル
    キシー(Zygosaccharomyces rouxii)であり、前記乳酸菌
    がペディオコッカス・ハルフィルス(Pediococcus halph
    ilus)、ペデイオコツカ ス・ソザエ(Pediococcus soja
    e)およびテトラコッカス・ソザエ(Tetracoccus sojae)
    からなる群から選ばれることを特徴とする請求項12記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 原料培地が澱粉麹をさらに含むことを
    特徴とする請求項10記載の方法。
  15. 【請求項15】 原料物質が大豆胚芽麹5〜97重量%
    および澱粉麹1〜95重量%を含むことを特徴とする請
    求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項10〜15のいずれか一つの方
    法によって製造される醤類。
  17. 【請求項17】 味噌、トウガラシ味噌または醤油であ
    ることを特徴とする請求項16記載の醤類。
  18. 【請求項18】 イソフラボン含量が0.1〜3重量%
    であることを特徴とする請求項16記載の醤類。
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