JP2002326227A - タイヤ加硫金型、タイヤの製造方法及びタイヤ - Google Patents

タイヤ加硫金型、タイヤの製造方法及びタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドウォール部の成形不良を減じる。 【解決手段】 タイヤTのサイドウォール部Sを成形す
るサイドウォール成形面4を具えたサイドプレート2を
有するタイヤ加硫金型1である。サイドプレート2は、
サイドプレート本体2aと、このサイドプレート本体2
aに嵌め込まれた嵌め込み片2bとを含む。サイドウォ
ール成形面4を、サイドプレート本体2aがなす主面4
aと、前記嵌め込み片2bがなす補助面4bとを含んで
形成する。サイドプレート本体2aと嵌め込み片2bと
の間に空気が通過可能な微小隙間を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ加硫中にお
ける空気の排出性を高めサイドウォール部の成形不良を
減じるのに役立つタイヤ加硫金型、タイヤの製造方法及
びタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイヤ
は、未加硫のゴムで成型した生カバーをタイヤ加硫金型
で加硫成形することにより製造される。タイヤ加硫金型
は成形面を具え、この成形面に生カバーのゴムを密着さ
せることで意図するタイヤ形状を得る。ところが、金型
の成形面と生カバーとの間に空気が介在すると、生カバ
ーのゴムが前記成形面に密着し得ない。このような場
合、成形されたタイヤには、あばた状をなすベアと称さ
れる成型不良が生じる。特に、タイヤのサイドウォール
部は、タイヤブランド名や製造メーカを示す文字、模様
等が凹凸によって形成されているため、成形面と生カバ
ーとの間に空気が溜まりやすく、ベアの発生が生じ易
い。
【0003】従来より、加硫中の金型内の空気を排気す
る方法として、成型面に空気抜き用のベントホール(直
径約0.1〜2mm)を多数穿設することが行われてい
る。しかしながら、この方法ではベントホール内に浸入
したゴムがタイヤの表面にひげ状のスピューとなって残
存するため、ベントホールをサイドウォール部の成型面
に主体的に用いるとタイヤの外観が損なわれ易い。
【0004】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、タイヤの外観を損ねることなく加硫中
における空気の排出性を高め、サイドウォール部の成形
不良を減じるのに役立つタイヤ加硫金型、タイヤの製造
方法及びタイヤを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、タイヤのサイドウォール部を成形するサイ
ドウォール成形面を具えたサイドプレートを有するタイ
ヤ加硫金型であって、前記サイドプレートは、サイドプ
レート本体と、このサイドプレート本体に嵌め込まれた
嵌め込み片とを含むとともに、前記サイドウォール成形
面を、前記サイドプレート本体がなす主面と、前記嵌め
込み片がなす補助面とを含んで形成し、しかもサイドプ
レート本体と前記嵌め込み片との間に空気が通過可能な
微小隙間を有することを特徴としている。
【0006】また請求項2記載の発明は、前記嵌め込み
片は、前記補助面の表面積を50〜500mm2 とし、か
つこの補助面を貫通する空気抜き用のベントホールを有
していないことを特徴とする請求項1記載のタイヤ加硫
金型である。
【0007】また請求項3記載の発明は、前記補助面
は、前記主面に対して小深さdで凹むことにより、タイ
ヤのサイドウォール部に凸部を形成することを特徴とす
る請求項1又は2記載のタイヤ加硫金型である。
【0008】また請求項4記載の発明は、前記小深さd
が0.1〜3.5mmであることを特徴とする請求項3記
載のタイヤ加硫金型である。
【0009】また請求項5記載の発明は、前記補助面の
輪郭は、文字又は模様をなすことを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載のタイヤ加硫金型である。
【0010】また請求項6記載の発明は、請求項1乃至
6のいずれかに記載されたタイヤ加硫金型を用いてタイ
ヤを加硫成形することを特徴とするタイヤの製造方法で
ある。
【0011】また請求項7記載の発明は、請求項1乃至
6のいずれかに記載されたタイヤ加硫金型を用いて加硫
成形されたことを特徴とするタイヤである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態のタイヤ加硫金型
1の断面図、図2はその部分拡大図、図3はその要部斜
視図をそれぞれ示している。図においてタイヤ加硫金型
1は、一対のサイドプレート2、2と、そのタイヤ半径
方向外側に配されたトレッド成形リング3と、前記サイ
ドプレート2のタイヤ半径方向内側に配されたビード成
形リング6とを具えるものを例示している。
【0013】前記トレッド成形リング3は、例えばタイ
ヤ周方向に分割された複数個のセグメント3aを連結す
ることにより環状に形成されるものである。またトレッ
ド成形リング3は、少なくともタイヤTのトレッド部D
を成形しうるトレッド成形面7を具え、タイヤTに所望
のトレッドパターンを付与しうる。トレッド成形リング
3を構成する各セグメント3aは、図示しない移動機構
によってタイヤ半径方向内外に移動できる。
【0014】前記サイドプレート2、2は、本例ではタ
イヤ周方向に連続した一体ものを示しているが、トレッ
ド成形リング3と同様、分割された複数個のセグメント
を連結してタイヤ周方向に連続するものでも良い。この
サイドプレート2は、図示しない移動機構によりタイヤ
軸方向内外に移動でき、トレッド成形リング3の移動と
相まってタイヤTを該タイヤ加硫金型1から容易に取り
外しできる。
【0015】またサイドプレート2は、そのタイヤ軸方
向内側面にタイヤTのサイドウォール部Sを成形するサ
イドウォール成形面4を具える。さらにサイドプレート
2は、本例ではタイヤ半径方向外端側が前記トレッド成
形リング3に連なりかつタイヤ半径方向内端側がタイヤ
Tのビード部Bを保持成形するビード成形リング6に連
なるサイドプレート本体2aと、このサイドプレート本
体2aに嵌め込まれた1以上の嵌め込み片2bとからな
るものを例示している。これらは適宜の金属材料で形成
され、本実施形態ではとも鉄を主体とした同一の金属材
料によって形成されたものを示すが、特に限定はされな
い。
【0016】前記嵌め込み片2bは、図2、図3に示す
ように、前記サイドプレート本体2aに形成した孔部1
1に例えばサイドウォール成形面4側から挿入されるこ
とにより嵌着されている。なお嵌め込み片2bは、前記
孔部11から取り外しすることができる。
【0017】前記孔部11は、本例ではサイドプレート
本体2aをタイヤ軸方向内、外に貫通するとともに嵌め
込み片2bの外周面12と当接しうる内周面13を具え
た透孔として形成されたものを示す。また孔部11は、
図2に略示する如く、前記内周面13のうち、サイドウ
ォール成形面4に対する法線Nに対して小角度θでかつ
孔部11の開口面積を減じる向きに傾く少なくとも一つ
の狭持面14を具える。また嵌め込み片2bには、この
狭持面14に沿う嵌着面15を具え、該嵌め込み片2b
をサイドウォール成形面側から孔部11に挿入していく
ことにより、孔部11の内周面13と嵌め込み片2bの
外周面12と互い強く接触させ締まり嵌めしうる。なお
前記小角度θは、特に限定されないが、好ましくは0°
以上かつ3°以下とすることが望ましい。また孔部11
の構成は、上記態様に限定されるものではなく、嵌め込
み片2bを嵌め込みうるものであれば種々の態様を採用
しうる。例えば図8に示すように、孔部11の内周面1
3をサイドウォール成形面4に対して直角に形成する一
方、嵌め込み片2bの外周面12は、前記内周面13と
嵌合する小長さの平坦面23と、内周面13から離間す
る向きに傾く傾斜面24とで構成しても良い。この例で
は平坦面23の長さは0.5mm程度としている。また小
角度θは、前記範囲と同程度としている。
【0018】前記サイドウォール成形面4は、前記サイ
ドプレート本体2aのタイヤ軸方向内側面なす主面4a
と、前記嵌め込み片2bのタイヤ軸方向内側面がなす補
助面4bとを含んで形成される。またサイドプレート本
体2aと前記嵌め込み片2bとの間には、空気が通過可
能な微小隙間10が形成されている。本実施形態の微小
隙間10は、サイドプレート本体2aの孔部11と嵌め
込み片2bとの間に凹溝等の積極的な機械加工を施して
はおらず、サイドプレート本体2aの孔部11に嵌め込
み片11を密に嵌め込むような場合でも不可避的に生じ
る両者間の物理的な微小間隙を利用している。
【0019】このような微小隙間は、加硫中において、
タイヤT(ないし生カバーL)とサイドウォール成形面
4との間の空気を金型外部に排気できかつ該微小隙間1
0内への多量のゴムの浸入を防止できる。従って、この
ような嵌め込み片2bをサイドプレート本体2aの適所
の位置(例えば、タイヤ周方向及び/又はタイヤ半径方
向に間隔を隔てた位置)、さらには空気が溜まりやすい
位置に設けることにより、スピューをサイドウォール部
Sに形成することなし、或いはスピューの本数を減じつ
つ、サイドウォール部Sで空気の排気を可能としうる。
これによりタイヤTのサイドウォール部Sにおけるベア
等の成形不良を防止しうる。
【0020】前記微小隙間10は、特に限定はされない
が、その間隙が例えば0μmよりも大かつ100μm以
下、さらに好ましくは5〜10μmであるのが望まし
い。前記間隙が100μmを超えると、空気の排気効率
は向上するものの該隙間に多量のゴムが浸入し易くな
り、成形後のタイヤTに目立つバリが形成される傾向が
ある。逆に前記微小隙間10の間隙が5μm未満である
と、空気が通過する際の抵抗が大きく十分な排気をなし
得ない傾向がある。
【0021】このような微小隙間10は、前記嵌め込み
片2bの周囲に沿って連続して形成されるのが望まし
く、これによって、より広範囲の位置から効率良く空気
の排出を可能としうる。また例えば孔部11の内周面1
3又は/及び嵌め込み片2bの外周面12の表面粗さ
を、主面4a及び補助面4bよりも大とすることによっ
て、両者の境界面により複雑な経路で微小隙間10を形
成することもできる。なお孔部11には、例えば真空ポ
ンプ等を連係させることにより、前記微小隙間10から
の強制的に吸気を行うことも好ましく実施しうる。
【0022】また、サイドウォール成形面4において、
前記主面4aと補助面4bとは、実質的に連続して同一
平面ないし曲面を形成することもできるが、より好まし
くは図2、図に示す本実施形態のように、前記嵌め込み
片2bがなす補助面4bを、主面4aに対して小深さd
で凹ませることが望ましい。タイヤTのサイドウォール
部Sには、図4に示すように、タイヤブランド名、製造
メーカ名等が加硫成形によって凸模様15として形成さ
れる。このような凸模様15は、サイドウォール成形面
4に凹部を彫刻することで加硫成形される。しかし、サ
イドウォール成形面4に彫刻された凹部には空気が溜ま
りやすく、特にその表面積が大になるほど、この傾向が
顕著に現れる。
【0023】また前記凸模様15としては、図4に示し
たように、実質的に平らな外表面で突出しているいわゆ
るベタ模様15Aの他、図5に示すように、文字、図形
等の輪郭線だけを小巾で突出させる袋文字模様ないし袋
図形模様15Bが知られている。模様のインパクトや立
体感を考慮すると、ベタ模様15Aが好ましいが、この
ようなベタ模様15Aを形成するサイドウォール成形面
4の凹部には特に空気が溜まりやすい傾向がある。従っ
て、一般には凸模様15をベタ模様15Aで形成する場
合、その表面積が100mm2 以上になると、図6に示す
ように該ベタ模様を形成する凹部20から貫通してのび
る1以上のベントホール21、21を設けることが必要
と考えられ、成形後にスピューが残存するものであっ
た。
【0024】本実施形態では、図3に示した如く、補助
面4bを上述の如く主面4aに対して小深さdで凹ませ
るとともに、該補助面4bの輪郭がタイヤTのサイドウ
ォール部Sに形成される凸模様15の輪郭とされてい
る。また補助面4bは、実質的に凹凸のない滑らかな平
坦面にて構成されている。タイヤ加硫金型1は、このよ
うな補助面4bを具えることにより、タイヤTのサイド
ウォール部Sに図4に示した前記小深さdに等しい高さ
の凸部15からなるベタ模様15Aを形成でき、しかも
このとき、前記サイドプレート本体2aと嵌め込み片2
bとの間の微小隙間10から空気を排気しうる結果、ベ
タ模様15Aであっても成形不良を生じることなく精度
よく成形しうる。
【0025】発明者らの種々の実験によると、一例とし
て補助面4bの表面積が100mm2以上であっても、こ
の補助面4bから貫通してのびる空気抜き用のベントホ
ールを形成することなしに精度良くベタ模様15Aが形
成されうることが判明している。但し、補助面4bの表
面積が著しく大きくなると、空気の排気が低下するた
め、500mm2 以下、より好ましくは300mm2 以下と
するのが望ましい。なお本発明では、嵌め込み片2bを
用いて袋文字模様15Bを成形することを排除するもの
ではない。
【0026】また前記小深さdは、特に限定はされない
が、例えば0.1〜3.5mm、より好ましくは0.2〜
2.0mm、さらに好ましくは0.5〜1.5mmとするの
が望ましい。タイヤTのサイドウォール部Sに凸模様1
5を形成する場合、前記小深さdが0.1mm未満である
と、凸模様15の立体感を十分に発揮させ得ない傾向が
あり、逆に3.5mmを超えると、凸模様15の高さが著
しく大となって成形不良が生じやすくなる傾向がある。
【0027】また補助面4bを主面4aから小深さdで
凹ませる場合、図2に示したように、孔部11のサイド
ウォール成形面4側の周縁部11eを曲率半径Raの円
弧で面取りすることができる。前記曲率半径Raは、特
に限定されるものではないが、より好ましくは0.1〜
3.0mm、さらに好ましくは0.2〜2.0mmとし、し
かも前記小深さdよりも小とするのが望ましい。なお図
7に示す如く、孔部11の周囲にセレーション(縞模
様)形成用の凹凸部23がされているような場合には、
このような面取りを省略しても良い。
【0028】上述のように、本実施形態のタイヤ加硫金
型を用いてタイヤを加硫成形することにより、タイヤT
のサイドウォール部Sを精度良く成形できる。特に近年
では軽量化を図るべくサイドウォール部Sのサイドウォ
ールゴムの厚さが小のタイヤ、より好ましくはサイドウ
ォールゴムの厚さtが1.0〜2.0mm程度に設定され
たものがあるが、このようなタイヤTはサイドウォール
部でのゴムの流れが少なくベアに対しては一般的に不利
となる。このようなタイヤに対して本発明を採用するこ
とにより、薄いサイドウォールゴムを有するタイヤでも
成形不良を減じて成形できる。
【0029】また補助面4bを主面4aから凹ませたと
きには、この補助面4bを利用してサイドウォール部S
にベタ模様などを精度良く成形するのに好適である。ま
た上述のようなサイドウォール成形面4を採用するとき
には、該サイドウォール成形面4からベントホールを無
くすことや、或いはベントホールの数を減じることが可
能となるため、サイドウォール部Sへのスピューの本数
を従来に比して減じることが可能である。
【0030】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記の実施形態に限定されることなく種々
の変形が可能である。例えば、嵌め込み片2bは、例え
ば表面に凹凸を形成することによって、中抜き部分を有
する文字(例えば「R」、「O」など)についてもベタ
模様15A又は袋文字模様15Bなどで精度良く成形で
きる。また嵌め込み片2bは、2重以上の入れ子式とし
て形成することもでき、これによってより複雑な形状の
模様、文字等を成形するのに役立つ。また、本発明のタ
イヤ加硫金型1は、サイドプレート2以外の構成につい
ては、例示の実施形態に限定されることなく種々変形が
可能であるのは言うまでもない。
【0031】
【実施例】タイヤサイズが、195/65R15の空気
入りラジアルタイヤを本発明の方法に従って製造した。
実施例のものは、図3に示す形状の嵌め込み片を用いて
タイヤのサイドウォール部に反転同形状のベタ模様を形
成した。なお小深さdは1.0mmとし、補助面の表面積
は100mm2 である。また比較例として、図6に示した
ように、サイドウォール成形面に、実施例の補助面と同
形状の凹部を直接NCで彫り込んだタイヤ加硫金型で同
サイズのタイヤを試作した(ベントホールなし)。実施
例、比較例、それぞれ100本づつタイヤを加硫成形
し、ベタ模様の表面にベアが生じたタイヤの本数をそれ
ぞれ調べ、ベア発生率を求めた。比較例のタイヤ加硫金
型のベア発生率を100とすると、実施例のベア発生率
は「2」にまで抑えられており非常に良好な結果が得ら
れた。
【0032】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明で
は、サイドウォール成形面を、サイドプレート本体がな
す主面と、このサイドプレート本体に嵌め込まれた嵌め
込み片がなす補助面とで形成し、しかもサイドプレート
本体と前記嵌め込み片との間に空気が通過可能な微小隙
間を有することによって、金型内のサイドウォール部の
空気を排気できる。従って、タイヤの加硫成形に際して
サイドウォール部でベアが生じるのを防止でき成形不良
を減じうる。
【0033】また請求項2記載の発明のように、前記嵌
め込み片は、その補助面の表面積を50〜500mm2
し、かつこの補助面を貫通する空気抜き用のベントホー
ルを有していないことにより、サイドウォール部でのス
ピューを減じるのに役立つ。
【0034】また請求項3ないし4記載の発明のよう
に、前記補助面は、前記主面に対して小深さdで凹むこ
とにより、ベアが生じ易かった例えばサイドウォール部
の凸模様を精度良く形成することができる。
【0035】さらに請求項5記載の発明のように、前記
補助面の輪郭を、文字又は模様としたときには、サイド
ウォール部にベアを生じることなく文字又は模様を凸部
で精度良く成形しうる。
【0036】このようなタイヤ加硫金型を用いてタイヤ
を加硫成形することにより、またこのような加硫金型で
製造されたタイヤは、サイドウォール部の成形不良を減
じうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すタイヤ加硫金型の断面
図である。
【図2】その部分拡大図である。
【図3】嵌め込み片の斜視図である。
【図4】タイヤのサイドウォール部の一例を示す部分斜
視図である。
【図5】タイヤのサイドウォール部の他の例を示す部分
斜視図である。
【図6】従来のサイドウォール成形面の凹部を示す斜視
図である。
【図7】他の形態を示す金型の部分断面図である。
【図8】他の形態を示す金型の部分断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫金型 2 サイドプレート 2a サイドプレート本体 2b 嵌め込み片 4 サイドウォール成形面 4a 主面 4b 補助面 10 微少隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤのサイドウォール部を成形するサイ
    ドウォール成形面を具えたサイドプレートを有するタイ
    ヤ加硫金型であって、 前記サイドプレートは、サイドプレート本体と、このサ
    イドプレート本体に嵌め込まれた嵌め込み片とを含むと
    ともに、 前記サイドウォール成形面を、前記サイドプレート本体
    がなす主面と、前記嵌め込み片がなす補助面とを含んで
    形成し、しかもサイドプレート本体と前記嵌め込み片と
    の間に空気が通過可能な微小隙間を有することを特徴と
    するタイヤ加硫金型。
  2. 【請求項2】前記嵌め込み片は、前記補助面の表面積を
    50〜500mm2 とし、かつこの補助面を貫通する空気
    抜き用のベントホールを有していないことを特徴とする
    請求項1記載のタイヤ加硫金型。
  3. 【請求項3】前記補助面は、前記主面に対して小深さd
    で凹むことにより、タイヤのサイドウォール部に凸部を
    形成することを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤ
    加硫金型。
  4. 【請求項4】前記小深さdが0.1〜3.5mmであるこ
    とを特徴とする請求項3記載のタイヤ加硫金型。
  5. 【請求項5】前記補助面の輪郭は、文字又は模様をなす
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のタ
    イヤ加硫金型。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載されたタ
    イヤ加硫金型を用いてタイヤを加硫成形することを特徴
    とするタイヤの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれかに記載されたタ
    イヤ加硫金型を用いて加硫成形されたことを特徴とする
    タイヤ。
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