JP2005178333A - タイヤ用のモールド及びタイヤ製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビティ面とグリーンタイヤとの間のガスが円滑に排出され、かつ清浄が容易なタイヤ用モールドの提供。
【解決手段】モールドは、下側サイドプレート16及び下側ビードリング18を備えている。下側ビードリング18は、周方向ベントライン20及び径方向ベントライン22を備えている。下側ビードリング18は、第一グルーブ24a及び第二グルーブ24bも備えている。第一グルーブ24aとサイドプレート16とによって、第一経路28aが形成される。第二グルーブ24bとサイドプレート16とによって、第二経路28bが形成される。キャビティのガスは、周方向ベントライン20及び径方向ベントライン22を通じて移動し、経路28を通じて外気へと排出される。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気入りタイヤの製造に用いられるモールドに関する。詳細には、本発明は、モールドのビードリングの改良に関する。
空気入りタイヤの加硫工程では、予備成形されたグリーンタイヤがモールドに投入される。このグリーンタイヤは、モールドとブラダーとによって形成されるキャビティにおいて、加圧されつつ加熱される。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。加圧の際、モールドのキャビティ面とグリーンタイヤとの間にガスがもし残留すると、タイヤの表面にベアーが形成される。ベアーは、タイヤの品質を低下させる。
モールドのキャビティ面には、ベントライン及びベントホールが設けられている。ベントラインは、溝状である。ベントホールは、キャビティと外気とを連通する。グリーンタイヤとキャビティ面との間に存在するガスは、ベントラインを通じて移動し、またベントホールを通じて外気へと排出される。この移動と排出とにより、ベアーが防止される。ベントホール及びベントラインは、特開平8−47929号公報及び特開平10−166814号公報に開示されている。
ガスが排出された後、ベントホールには多少のゴム組成物が入り込む。このゴム組成物は、タイヤの表面にスピューを形成する。ベントホールは多数設けられるので、スピューの数も多数である。このスピューは、タイヤの外観を低下させる。外観向上の目的でスピューは切削・除去されるが、この除去には手間がかかる。過誤により一部のスピューが残存する場合がある。特にビード近傍は複雑な形状を呈しているので、スピューが残存しやすい。製造効率の観点から、スピューが除去されることなくタイヤが出荷されることもある。
タイヤは、リムに組み込まれて使用される。ビードの表面は、リムと当接する。ビード上にスピューが残存する場合、このスピューは倒れ込んだ状態でビードとリムとの間に介在する。このスピューは、タイヤ内の空気の漏れを招来する。ATV用タイヤのような、大きな横力が加わる状況において低内圧状態で使用されるタイヤでは、特に空気漏れが生じやすい。
モールドが繰り返し使用されると、ベントホールに徐々にゴム組成物のカスが堆積し、キャビティと外気との連通が阻害される。カスの堆積は、ベアーの発生の原因となる。不良低減の観点から、ベントホールにカスがある程度堆積した段階で、モールドが清浄される。ベントホールの内周径は小さいので、清浄には労力を要する。
特開平8−47929号公報 特開平10−166814号公報
本発明の目的は、キャビティ面とグリーンタイヤとの間のガスが円滑に排出され、かつ清浄が容易なタイヤ用モールドの提供にある。他の目的は、空気漏れが生じにくいタイヤの提供にある。
本発明に係るタイヤ用モールドは、一対のサイド部と、このサイド部と当接する一対のビードリングとを備えている。このサイド部とビードリングとの間には、キャビティと外気とを連通するための経路が設けられている。
好ましくは、ビードリングのキャビティ面に、溝状のベントラインが形成される。このベントラインは、上記経路と連通する。
この経路は、サイド部のビードリングとの当接面又はビードリングのサイド部との当接面に形成されたグルーブによって構成される。このグルーブは、、キャビティに連通する第一グルーブと、この第一グルーブに連続しており第一グルーブよりも浅い第二グルーブとを含む。上記第一グルーブの深さは0.5mm以上1.5mm以下であり、第二グルーブの深さは0.1mm以上0.4mm以下である。第一グルーブの長さは、1.0mm以上4.0mm以下である。
他の発明に係るタイヤ用モールドは、一対のサイド部と、このサイド部と当接する一対のビードリングとを備えている。このビードリングのキャビティ面には、溝状のベントラインが形成されている。このベントラインは、サイド部とビードリングとのクリアランスと連通している。
さらに他の発明に係るタイヤ製造方法は、
一対のサイド部と、このサイド部と当接する一対のビードリングとを備えており、このサイド部とビードリングとの間にキャビティと外気とを連通するための経路が設けられているモールドに、グリーンタイヤが投入される投入工程
及び
このグリーンタイヤとキャビティ面との間に存在するガスが経路を通じて外気へと排出されつつ、グリーンタイヤがモールド内で加圧される加圧工程
を含む。
このモールドでは、経路又はクリアランスからガスが排出される。サイド部とビードリングとが分解されれば、容易に経路が清浄される。このモールドでは、ビードリングにベントホールが形成される必要がない。従って、スピューに起因する空気漏れが生じない。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は本発明の一実施形態に係るタイヤ用モールド2が示された平面図であり、図2は図1のII−II線に沿った拡大断面図である。図2には、加硫工程完了直前のグリーンタイヤ4も示されている。
このモールド2は、多数のトレッドセグメント6と、サイド部としての上側サイドプレート12と、上側ビードリング14と、サイド部としての下側サイドプレート16と、下側ビードリング18とからなる。トレッドセグメント6の平面形状は、実質的に円弧状である。多数のトレッドセグメント6が、リング状に連結される。上側サイドプレート12、下側サイドプレート16、上側ビードリング14及び下側ビードリング18は、実質的にリング状である。トレッドセグメント6の数は、通常3以上20以下である。このモールド2は、いわゆる「割モールド」である。
図3は図1の下側ビードリング18の一部が示された拡大平面図であり、図4は図3のIV−IV線に沿った断面図であり、図5は図3の下側ビードリング18の左側面図である。図4には、下側ビードリング18と共に下側サイドプレート16の一部も示されている。上側ビードリング14は、実質的に、下側ビードリング18の形状が反転された形状を備える。
下側ビードリング18は、3本の周方向ベントライン20を備えている。この周方向ベントライン20は溝状であり、その断面形状は図4から明らかなように半円である。周方向ベントライン20が、V字状、U字状等の断面を備えてもよい。図3から明らかなように、周方向ベントライン20は、下側ビードリング18の周方向に延在しており、互いに同心円である。図示されていないが、上側ビードリング14も、下側ビードリング18の周方向ベントライン20と同等のベントラインを備えている。
下側ビードリング18は、2種の径方向ベントライン22を備えている。径方向ベントライン22は、溝状である。図3から明らかなように、径方向ベントライン22は下側ビードリング18の半径方向に延在している。第一の径方向ベントライン22aの一端は、最も内側の周方向ベントライン20aに至っている。この径方向ベントライン22aは、3本の周方向ベントライン20と交差している。第二の径方向ベントライン22bの一端は、中間の周方向ベントライン20bに至っている。この径方向ベントライン22bは、2本の周方向ベントライン20と交差している。径方向ベントライン22の断面形状は、V字状である。径方向ベントライン22が、円弧状、U字状等の断面を備えてもよい。図示されていないが、上側ビードリング14も、下側ビードリング18の径方向ベントライン22と同等のベントラインを備えている。
図6は、図5のVI−VI線に沿った拡大断面図である。この図6に示されるように、下側ビードリング18の下側サイドプレート16との当接面には、第一グルーブ24aが形成されている。第一グルーブ24aの断面形状は、V字状である。第一グルーブ24aが、円弧状、U字状等の断面を備えてもよい。図4及び図5に示されるように、第一グルーブ24aの一端は径方向ベントライン22に至っている。図4及び図6に示されるように、下側サイドプレート16の下側ビードリング18との当接面26と、第一グルーブ24aとに囲まれることによって、第一経路28aが形成されている。この第一経路28aは、下側サイドプレート16と下側ビードリング18との間に位置している。第一経路28aは、径方向ベントライン22と連通している。図示されていないが、上側ビードリング14も、下側ビードリング18の第一経路28aと同等の経路を備えている。
図7は、図5のVII−VII線に沿った拡大断面図である。この図7に示されるように、下側ビードリング18の下側サイドプレート16との当接面には、第二グルーブ24bが形成されている。第二グルーブ24bの断面形状は、V字状である。第二グルーブ24bが、円弧状、U字状等の断面を備えてもよい。図4及び図5に示されるように、第二グルーブ24bの一端は第一グルーブ24aに至っている。第二グルーブ24bの他端は、下側ビードリング18の背面にまで至っている。図4及び図7に示されるように、下側サイドプレート16の下側ビードリング18との当接面26と、第二グルーブ24bとに囲まれることによって、第二経路28bが形成されている。この第二経路28bは、下側サイドプレート16と下側ビードリング18との間に位置してる。第二経路28bは、第一経路28aと連通している。第一経路28a及び第二経路28bを介して、キャビティと外気とが連通されている。図示されていないが、上側ビードリング14も、下側ビードリング18の第二経路28bと同等の経路を備えている。
図8は、図4の下側ビードリング18の一部が示された拡大図である。この図8には、下側サイドプレート16の一部も示されている。図8から明らかなように、第一グルーブ24aの深さDaは、第二グルーブ24bの深さDbよりも大きい。従って、第一経路28aと第二経路28bとの間には、段差が生じている。図6及び図7の対比から明らかなように、第一グルーブ24aの幅Waは、第二グルーブ24bの幅Wbよりも大きい。
このモールド2が用いられたタイヤ製造方法では、まず、モールド2が開いておりブラダーが収縮している状態で、予備成形によって得られたグリーンタイヤ4がモールド2に投入される(投入工程)。この段階では、グリーンタイヤ4のゴム組成物は未架橋状態である。次に、モールド2が締められ、ブラダーが膨張する。グリーンタイヤ4はブラダーによってモールド2のキャビティ面に押しつけられ、加圧される(加圧工程)。加圧工程では、グリーンタイヤ4は加熱される。加圧と加熱とによりゴム組成物は流動し、キャビティ面に沿う。加熱によってゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。
加圧工程では、グリーンタイヤ4とキャビティ面との間に存在するガスが周方向ベントライン20及び径方向ベントライン22を通じて移動し、かつ経路28を通じて外気へと排出される。この排出により、ベアーの発生が抑制される。
図9は、図1のモールド2で得られたタイヤ30のビード近傍が示された断面図である。このタイヤ30には、周方向ベントライン20にゴム組成物が充填されることで形成された筋山32と、径方向ベントライン22にゴム組成物が充填されることで形成された筋山34とが存在する。このタイヤ30にはまた、経路28にゴム組成物が進入することで形成された突起36が形成されている。ゴム組成物は、第一経路28aと第二経路28bとの段差の近傍まで進入するので、突起36の高さは第一経路28aの長さL(図8参照)とほぼ同等である。この突起36の高さは、ベントホールによって形成されるスピューの高さよりもはるかに小さい。このタイヤ30がリムに組み込まれても、突起36に起因する空気漏れが生じにくい。このタイヤ30は、ATVに特に適している。
このモールド2が繰り返し使用されると経路28にゴム組成物のカスが堆積するが、モールド2が分解されるとグルーブ24が露出するので、カスの清浄作業が容易に行われうる。経路28とベントホールとが併設されるモールド2であっても、経路28によってベントホールの数が低減されうるので、清浄作業の労力が軽減される。
上側サイドプレート12と上側ビードリング14との間の経路28の数及び下側サイドプレート16と下側ビードリング18との間の経路28の数は、4以上80以下が好ましい。数が上記範囲未満であると、ガスの排出が不十分となることがある。この観点から、数は8以上がより好ましい。数が上記範囲を越えると、モールド2の構造が複雑となる。この観点から、数は30以下がより好ましい。
第一グルーブ24aの深さDa(図8参照)は、0.5mm以上1.5mm以下が好ましい。深さDaが0.5mm以上に設定されることで、ガスが円滑に排出される。深さDaが1.5mm以下とされることで、幅が過大な突起36による空気漏れが防止される。
第二グルーブ24の深さDb(図8参照)は、0.1mm以上0.4mm以下が好ましい。深さDbが0.1mm以上に設定されることで、ガスが円滑に排出される。深さDbが0.4mm以下とされることで、長さが過大な突起36による空気漏れが防止される。
第一グルーブ24aの長さL(図8参照)は、1.0mm以上4.0mm以下が好ましい。長さLが1.0mm以上に設定されることで、ガスが円滑に排出される。長さLが4.0mm以下とされることで、長さが過大な突起36による空気漏れが防止される。
図1から図8に示されたモールド2ではビードリング14、18にグルーブ24が形成されているが、サイドプレート12、16のビードリング14、18との当接面にグルーブが形成されてもよい。ビードリング14、18とサイドプレート12、16との両方に、グルーブが形成されてもよい。
経路28が形成されず、サイドプレート12、16とビードリング14、18とのクリアランスにベントラインが連通してもよい。この場合、ガスはベントラインを通じて移動し、クリアランスを通じて外気へと排出される。
図10は、本発明の他の実施形態に係るタイヤ用モールド38が示された断面図である。この図には、グリーンタイヤ40及びブラダー42も示されている。このモールド38は、上型44及び下型46からなる。上型44及び下型46のそれぞれは、トレッドリング48、サイド部50及びビードリング52を備えている。ビードリング52は、サイド部50と当接している。このモールド38は、いわゆる「ツーピースモールド」である。
図11は、図10のモールド38の一部が示された拡大断面図である。この図には、ビードリング52とサイド部50とが示されている。ビードリング52は、図4に示された下側ビードリング18と同様に、周方向ベントライン54、径方向ベントライン56、第一グルーブ58及び第二グルーブ60を備えている。第一グルーブ58とサイド部50とにより、第一経路62が形成されている。第二グルーブ60とサイド部50とにより、第二経路64が形成されている。第一経路62及び第二経路64を介して、キャビティと外気とが連通されている。
このモールド38が用いられた加圧工程でも、グリーンタイヤ40とキャビティ面との間に存在するガスが周方向ベントライン54及び径方向ベントライン56を通じて移動し、かつ経路62、64を通じて外気へと排出される。この排出により、ベアーの発生が抑制される。
図1から図8に示されたモールドを用意した。サイドプレートの仕様は、以下の通りである。
周方向ベントラインの本数:3
径方向ベントラインの本数:24
経路の本数:24
第一経路の断面形状:V字状
第一経路の深さDa:0.8mm
第一経路の幅Wa:0.8mm
第一経路の長さL:2.8mm
第二経路の断面形状:V字状
第二経路の深さDb:0.2mm
第二経路の幅Wb:0.2mm
このモールドを用いて、100本のATV用タイヤを製造した。タイヤのサイズは、「AT22×7R10」である。ビード近傍にベアーは全く生じなかった。このタイヤをATVに装着して走行試験を行ったが、空気漏れは生じなかった。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、チューブレスタイプである種々の空気入りタイヤに適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ用モールドが示された平面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った拡大断面図である。 図3は、図1の下側ビードリングの一部が示された拡大平面図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図5は、図3の下側ビードリングの左側面図である。 図6は、図5のVI−VI線に沿った拡大断面図である。 図7は、図5のVII−VII線に沿った拡大断面図である。 図8は、図4の下側ビードリングの一部が示された拡大図である。 図9は、図1のモールドで得られたタイヤのビード近傍が示された断面図である。 図10は、本発明の他の実施形態に係るタイヤ用モールドが示された断面図である。 図11は、図10のモールドの一部が示された拡大断面図である。
符号の説明
2、38・・・タイヤ用モールド
4、40・・・グリーンタイヤ
6・・・トレッドセグメント
12・・・上側サイドプレート
14・・・上側ビードリング
16・・・下側サイドプレート
18・・・下側ビードリング
20、54・・・周方向ベントライン
22、56・・・径方向ベントライン
24・・・グルーブ
26・・・当接面
28・・・経路
30・・・タイヤ
32、34・・・筋山
36・・・突起
42・・・ブラダー
44・・・上型
46・・・下型
48・・・トレッドリング
50・・・サイド部
52・・・ビードリング

Claims (7)

  1. 一対のサイド部と、このサイド部と当接する一対のビードリングとを備えており、
    このサイド部とビードリングとの間にキャビティと外気とを連通するための経路が設けられているタイヤ用のモールド。
  2. 上記ビードリングのキャビティ面に溝状のベントラインが形成されており、このベントラインが上記経路と連通している請求項1に記載のモールド。
  3. 上記経路が、サイド部のビードリングとの当接面又はビードリングのサイド部との当接面に形成されたグルーブによって構成されており、
    このグルーブが、キャビティに連通する第一グルーブと、この第一グルーブに連続しており第一グルーブよりも浅い第二グルーブとを含む請求項1又は2のいずれかに記載のモールド。
  4. 上記第一グルーブの深さが0.5mm以上1.5mm以下であり、第二グルーブの深さが0.1mm以上0.4mm以下である請求項3に記載のモールド。
  5. 上記第一グルーブの長さが1.0mm以上4.0mm以下である請求項3又は4に記載のモールド。
  6. 一対のサイド部と、このサイド部と当接する一対のビードリングとを備えており、
    このビードリングのキャビティ面に溝状のベントラインが形成されており、
    このベントラインが、サイド部とビードリングとのクリアランスと連通しているタイヤ用のモールド。
  7. 一対のサイド部と、このサイド部と当接する一対のビードリングとを備えており、このサイド部とビードリングとの間にキャビティと外気とを連通するための経路が設けられているモールドに、グリーンタイヤが投入される投入工程
    及び
    このグリーンタイヤとキャビティ面との間に存在するガスが経路を通じて外気へと排出されつつ、グリーンタイヤがモールド内で加圧される加圧工程
    を含むタイヤ製造方法。
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