JP2002324394A - 強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法 - Google Patents
強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法Info
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Abstract
情報を破壊することなく、情報の書き込み、読み出しを
行う。 【解決手段】 複数のウエルの各ウエルに複数の記憶セ
ルが設けられ、記憶セルは電界効果型トランジスタのゲ
ート部に強誘電体素子を含み、ソース、ドレイン間に流
れる電流を、強誘電体素子の強誘電体の残留分極を用い
て制御してなる強誘電体トランジスタ型セルである不揮
発性記憶素子の駆動方法において、同一ウエル内の全て
の記憶セルにおける強誘電体素子の残留分極を同一方向
に分極させ、初期化する動作と、選択されたウエルの特
定記憶セルの電界効果型トランジスタのドレインにドレ
イン配線DLにより書き込み電圧を印加するとともに、
非選択ウエルにおける全ての記憶セルについて、ゲート
部とウエルとにゲート配線GL2とW2により書込み電
圧と同一極性の電圧を印加する動作と、を含む。
Description
スタ型不揮発性記憶素子の駆動方法に係わり、特に、半
導体基板に複数のウエルを有し、各ウエルには複数の不
揮発性記憶セルが設けられ、該不揮発性記憶セルは、電
界効果型トランジスタのゲート部に強誘電体素子を含
み、ソース、ドレイン間に流れる電流を、該強誘電体素
子の強誘電体の残留分極を用いて制御してなる強誘電体
トランジスタ型セルである強誘電体トランジスタ型不揮
発性記憶素子の駆動方法に係るものである。
(Ferroelectric Random Access Memory)の多くはDR
AMのキャパシタを強誘電体キャパシタに置き換えた構
成をしており(特開平2−113496号公報)、その
動作は強誘電体キャパシタの分極が反転するときと反転
しないときの電荷量の差を検知することによってなされ
る。このため、情報を読み出す際に保持していた情報が
破壊される、いわゆる破壊読出しとなる。さらにこの方
法においては、分極の反転における電荷を電流として取
り出して検出するために、キャパシタの面積が小さくな
るとともに電流値も小さくなり検出が困難になる。この
ことは、FeRAMのセル構造がスケーリング則に従わ
ないがゆえに発生する基本的な問題である。また、強誘
電体キャパシタから排出される電荷量を比較するため
に、通常、参照セルを各セルに1対ずつ配置するため
に、1つのメモリセルを構成するのに2トランジスタ2
キャパシタが必要となる。そのため、メモリセル面積が
同加工精度のDRAMに比較して2倍以上大きくなる問
題がある。
(FET;Field Effect Transistor)のゲート部に配
置する強誘電体トランジスタは、単一のトランジスタで
メモリセルを構成することが可能である。この素子は、
強誘電体の分極がトランジスタのチャネルの電荷を誘起
することによって、ソース、ドレイン間をオン、オフさ
せるもので、セル面積を比例縮小させてもドレイン電流
の変化率は変わらない。これは、強誘電体トランジスタ
のメモリセルがスケーリング則に従っている(電子情報
通信学会誌 77−9 p976、1994)ことを意
味し、微細化に際する原理的な限界は存在しない。以上
のことは、セル面積を小さくすることに関して有利であ
るばかりでなく、強誘電体の分極によりFETのオン、
オフを維持するため、読み出し動作により情報が破壊さ
れない、いわゆる非破壊読出しすることも可能である。
配置する強誘電体トランジスタには、2つの種類に大別
される。
c-Insulator-Semiconductor)構造を持つ強誘電体トラ
ンジスタで、強誘電体がその分極によりゲート絶縁膜を
介して半導体基板表面に電荷を誘起するものであり、も
う1つは、MFMIS(Metal-Ferroelectric-Metal-In
sulator-Semiconductor)構造を持つ強誘電体トランジ
スタで、MFIS構造の強誘電体層と絶縁層との間に金
属電極間を挟み込んだものである。
発性記憶素子は優れた特徴を持つが、その回路、駆動方
法においては、すぐれたものが提案されていない。一般
に、強誘電体トランジスタを単純にマトリックス配置し
た構造をもつメモリセルアレイは、ビットあたり面積を
小さくすることができるが、読み出し動作時に非選択セ
ルが保持する残留分極を減じたり、書き込み動作時に非
選択セルの情報を破壊、もしくは減極され(残留分極が
減衰される)たりする不具合が生じる。
配置した従来例、特開平10−064255号公報(発
明者 石原宏他、出願人 東京工業大学長)の場合、書
込み電圧Vを選択セルに印加するために、−V/3、V
/3、2V/3を行、列に印加するが、非選択セルにも
V/3の電位が印加されるため、書き込み動作時に非選
択セルの情報が破壊、もしくは減極される。
に選択用トランジスタを配置する方法も提案されてい
る。例えば、特開平5−205487号公報(発明者
中村孝、出願人 ローム株式会社)の場合、1セルあた
り1個の強誘電体トランジスタと2個の選択用トランジ
スタ(FET)をもち、書き込み動作時に非選択セルの
情報が破壊、もしくは減極される不具合を回避してい
る。しかしながら、この方法では、強誘電体トランジス
タを単純マトリックス配置したセルアレイに比べ3倍以
上のセル面積となる。
体トランジスタを用いた不揮発性メモリは、優れた潜在
能力を持ちながら、セル面積が小さく、書き込み動作時
に非選択セルに悪影響を及ぼさない、優れた素子構造、
回路、駆動法は提案されていない。
未解決の課題を解決するべく行われたものであり、セル
面積をほぼ強誘電体トランジスタ1個分としながら、書
き込み動作時に非選択セルに悪影響を及ぼさない、優れ
た回路構成と駆動方法を提供するものである。
電体トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法は、半
導体基板に複数のウエルを有し、各ウエルには複数の不
揮発性記憶セルが設けられ、該不揮発性記憶セルは、電
界効果型トランジスタのゲート部に強誘電体素子を含
み、ソース、ドレイン間に流れる電流を、該強誘電体素
子の強誘電体の残留分極を用いて制御してなる強誘電体
トランジスタ型セルである強誘電体トランジスタ型不揮
発性記憶素子の駆動方法において、同一ウエル内の全て
の不揮発性記憶セルにおける強誘電体素子の残留分極を
同一方向に分極させ、初期化する初期化動作と、選択さ
れたウエルの特定の不揮発性記憶セルの電界効果型トラ
ンジスタのドレイン又はソースに書き込み電圧を印加す
るとともに、非選択ウエルにおける全ての不揮発性記憶
セルについて、ゲート部とウエルとに該書込み電圧と同
一極性の電圧を印加する動作と、を含むことを特徴とす
る。
発性記憶素子の駆動方法は、半導体基板に複数のウエル
を有し、各ウエルには複数の不揮発性記憶セルが設けら
れ、該不揮発性記憶セルは、電界効果型トランジスタの
ゲート部に強誘電体素子を含み、ソース、ドレイン間に
流れる電流を、該強誘電体素子の強誘電体の残留分極を
用いて制御してなる強誘電体トランジスタ型セルである
強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法に
おいて、同一ウエル内の1又は2個以上の不揮発性記憶
セルにおけるソース、ドレイン間のインピーダンスを測
定することで読み出しを行うとともに、非選択ウエルに
おける全ての不揮発性記憶セルについて、ソース、ドレ
イン間の導通を防止する保護電圧を印加する動作を、含
むことを特徴とする。
3型構造を持つ強誘電体材料(A、Bは金属元素)、A2
B2O7型構造を持つ強誘電体材料(A、Bは金属元
素)、あるいは層状ペロブスカイト型構造をもつ強誘電
体材料を用いることができる。A、Bに相当する金属元素
は、例えば、それぞれ「Sr、Bi」「Nb、Ta」が挙げられ
る。層状ペロブスカイト型構造は、ペロブスカイト格子
がBi-Oなどの層状構造の間に挟まれたもののことで、具
体的にはSrBi2Ta2O9やこれにNbを添加したもの
などがあげられる。
の作用について説明する。
す断面図であり、図1に示すように、半導体基板1に形
成した電界効果型トランジスタは、ウエル1内にソース
3、ドレイン4を備え、半導体基板上にゲート絶縁膜6
を介してゲート部となる強誘電体7とゲート電極8が設
けられている。また本発明において必須ではないが、ド
レイン4に接してダイオード領域5が形成されている。
電圧一定のとき、ゲート電圧とドレイン電流は、図2に
示すような特性を示し、ゲート電極8に印加された電圧
により強誘電体7内に発生した自発分極がゲート電圧を
0にした後にも残留するため(残留分極)、履歴曲線を
描く。この特性のために電源を取り去っても記憶が破壊
されない、いわゆる不揮発性メモリとして機能する。こ
のような、ゲート部に強誘電体を配置したトランジスタ
を強誘電体トランジスタと言う。好ましくは、ドレイン
側からの逆流電流を防ぐために、ドレイン部分にダイオ
ードを配置することによって、より安定な動作を得るこ
とができる。
スタを同一のウエル中に配置し、複数のウエルをもつ構
造とする。
しい特性について説明する。前記電界効果型トランジス
タがもつゲート絶縁膜6は、設計ルールにもよるが一般
に5前後の比誘電率と10nm以下の膜厚を持つ。これに対
し、前記強誘電体薄膜は、少なくとも100nm程度の膜厚
を持つために、比誘電率は50程度以下となることが望ま
しい。この理由は、前記ゲート電極8に印加した電圧の
少なくとも半分程度の電圧が前記強誘電体にかかる必要
があり、このためには前記強誘電体キャパシタの容量
が、前記ゲート絶縁膜が持つ容量と同等以下になること
が望ましいためである。
作について、図3及び図4を用いて説明する。
期動作を示す回路図であり、図4は本発明による不揮発
性記憶素子の書き込み動作を示す回路図である。図3及
び図5において、GL1,GL2はゲート配線、W1,
W2はウエル、DL1〜DL4はドレイン配線、SL
1,SL2はソース配線を示す。
とに行われ、同一ウエル内の全ての強誘電体トランジス
タにおける強誘電体の残留分極を同一方向に分極させ
る、初期化動作を含む点に特徴の1つがある。一例とし
て、まず、図3に示すように、ウエル内の強誘電体トラ
ンジスタ共通のゲート配線GL1とウエルW1との間に
強誘電体の分極を反転させるに十分な電圧Viを印加す
る。すると、同一ウエル内のすべての強誘電体トランジ
スタにおいて、強誘電体の残留分極が同一方向に分極さ
れる(初期化)。この操作によって、すべての強誘電体
トランジスタには、「0」が書き込まれたと定義する。
この際、他のウエルの強誘電体トランジスタには影響を
与えることはない。次に、図4に示すように、「1」の
情報を書き込むセルのドレイン配線DL1,DL3に対
し、強誘電体の分極を反転させるような電圧Vwを印加
する。この操作と同時に、他のウエルには、書き込み電
圧が印加されないよう、ゲート配線GL2とウエルW2
に保護電圧Vpを印加する。この一連の操作によって、
所望のウエルに所望の情報を、他のウエルに影響を与え
ることなく、書き込むことができる。
部分に、ダイオードを配置することによって、書き込み
操作の際、他のウエルに与える影響をさらに少なくする
ことができる(図3、図4は、ダイオードを配置した場
合について表記してある)。
図5を用いて説明する。図5において図3及び図5と同
一構成部材については同一符号を付する。読み出したい
ウエル内の強誘電体トランジスタ共通のゲート配線GL
1を0Vとし、ドレイン配線DL1,DL2,DL3,
DL4すべてに1V程度の読み出し電圧Vrを印加し、
強誘電体トランジスタのインピーダンスを計測すること
によって、記憶されていた情報が「0」か「1」かを判
断する。このようにして、同一ウエル内のトランジスタ
すべてを同一クロック内に読み出すことができる。もち
ろん、個別の強誘電体トランジスタの情報を読み出すこ
とも可能である。この読み出し操作の際、読み出したい
ウエル以外のウエルについて、ソース配線SL2に保護
電圧Vrを印加し、所望のウエルにおける読み出し操作
を妨げないようにする。同様の効果は、ウエル配線WL
2に保護電圧Vrを印加することによっても得ることが
できる。
は異なり、読み出し操作を行っても、記憶情報を破壊す
ることはない(非破壊読出し)。
作時に選択セル以外の情報を破壊することなく、情報を
書き込むことができ、さらに、ほぼ1個の強誘電体トラ
ンジスタのみで1セルを構成することができるため、安
定な動作と小さなセル面積を実現することができる。
する。
記憶素子構造を示す断面図、図7は本発明の一実施例に
おける素子配置を示す平面図である。図6及び図7にお
いて、10はn型シリコン単結晶基板、11はp-ウエ
ル、12はp-ウエル内に設けられたn+ソース、13は
p-ウエル内に設けられたn+ドレイン、14はn+ドレ
イン13に接して設けられたp+ダイオード領域、15
はゲート絶縁膜となるシリコン窒化膜、16は強誘電体
キャパシタの下部電極となるPt/Ti積層膜、17は
SrBi2Ta2O9強誘電体薄膜、18は強誘電体キャ
パシタの上部電極となるPt膜、19はAl/Tiソー
ス配線、20はPt/Tiゲート配線、21はAl/T
iドレイン配線、22はシリコン酸化膜、23はフィー
ルド酸化膜である。
いて図6及び図7を参照して説明する。
熱酸化法によってフィールド酸化膜23を形成、加工し
た後、フィールド酸化膜23の開口部にp-型ウエル1
1を形成した。次にゲート絶縁膜としてシリコン窒化膜
15を形成、加工した後、イオン注入により、n+型の
ソース領域12、ドレイン領域13をそれぞれ形成し
た。また、ドレイン領域13の一部に、p+型のダイオ
ード領域14を形成した。
て、熱酸化法によって酸化膜22を形成した。強誘電体
キャパシタの下部電極としてPt/Ti積層膜16、強
誘電体としてSrBi2Ta2O9強誘電体薄膜17、強
誘電体キャパシタの上部電極としてPt薄膜18を形成
した。膜厚は、それぞれ、150nm,200nm,1
50nmとした。これを、Pt薄膜18、強誘電体薄膜
17、Pt/Ti薄膜16の順にドライエッチングによ
って加工した。ゲート長10μm、ゲート幅100μ
m、強誘電体キャパシタの有効面積を10μm×10μ
mとなるよう、上部電極Pt薄膜18を10μm×20
μmの大きさになるように加工した。この結果、図7に
示すような、2つのウエルにそれぞれ4個の強誘電体ト
ランジスタが配置されたデバイスを得ることができた。
て説明する。まず、書き込み動作を行なってみた。ウエ
ル内の強誘電体トランジスタ共通のゲート配線GL1に
+5Vを印加し、ウエルW1を接地して、強誘電体の分
極を一方向にそろえる操作を行なった(初期化)。この
操作によって、すべての強誘電体トランジスタには、
「0」が書き込まれたと定義する。次に、「1」の情報
を書き込むセルのドレイン配線DL1,DL3に対し、
強誘電体の分極を反転させるような電圧+5Vを印加
し、同時にゲート配線GL1を接地した。この操作と同
時に、他のウエルには、書き込み電圧が印加されないよ
う、ゲート配線GL2とウエルW2に保護電圧+5Vを
印加した。この一連の操作によって、所望のウエルに所
望の情報を、他のウエルに影響を与えることなく、書き
込むことができる。
み出したいウエル内の強誘電体トランジスタ共通のゲー
ト配線GL1を0Vとし、ソース配線SL1を接地した
後、ドレイン配線DL1,DL2,DL3,DL4すべ
てに1Vの読み出し電圧を印加し、その時流れる電流を
測定した。その結果、ドレイン配線DL1,DL3に流
れる電流(ドレイン電流)は、ドレイン配線DL2,D
L4に流れる電流に比べ、2桁小さかった。
中のトランジスタの記憶情報には影響を与えなかったこ
とも判った。
駆動方法によって、安定に読み書き動作を行なうことが
できることが判った。
書き込み・読み出し動作時に選択セル以外の情報を破壊
することなく、情報の書き込み、読み出しを行うことが
でき、さらに、ほぼ1個の強誘電体トランジスタのみで
1セルを構成することができるため、安定な動作と小さ
なセル面積を実現することができる。
ある。
−ドレイン電流)を示す図である。
である。
図である。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体基板に複数のウエルを有し、各ウ
エルには複数の不揮発性記憶セルが設けられ、該不揮発
性記憶セルは、電界効果型トランジスタのゲート部に強
誘電体素子を含み、ソース、ドレイン間に流れる電流
を、該強誘電体素子の強誘電体の残留分極を用いて制御
してなる強誘電体トランジスタ型セルである強誘電体ト
ランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、 同一ウエル内の全ての不揮発性記憶セルにおける強誘電
体素子の残留分極を同一方向に分極させ、初期化する初
期化動作と、 選択されたウエルの特定の不揮発性記憶セルの電界効果
型トランジスタのドレイン又はソースに書き込み電圧を
印加するとともに、非選択ウエルにおける全ての不揮発
性記憶セルについて、ゲート部とウエルとに該書込み電
圧と同一極性の電圧を印加する動作と、 を含むことを特徴とする強誘電体トランジスタ型不揮発
性記憶素子の駆動方法。 - 【請求項2】 半導体基板に複数のウエルを有し、各ウ
エルには複数の不揮発性記憶セルが設けられ、該不揮発
性記憶セルは、電界効果型トランジスタのゲート部に強
誘電体素子を含み、ソース、ドレイン間に流れる電流
を、該強誘電体素子の強誘電体の残留分極を用いて制御
してなる強誘電体トランジスタ型セルである強誘電体ト
ランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、 同一ウエル内の1又は2個以上の不揮発性記憶セルにお
けるソース、ドレイン間のインピーダンスを測定するこ
とで読み出しを行うとともに、非選択ウエルにおける全
ての不揮発性記憶セルについて、ソース、ドレイン間の
導通を防止する保護電圧を印加する動作を、含むことを
特徴とする強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶素子の
駆動方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の強誘電体
トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、
前記電界効果型トランジスタのドレイン又はソースに整
流素子を直列に接続したことを特徴とする強誘電体トラ
ンジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の強誘電体
トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、
前記半導体基板として単結晶シリコン基板を用いたこと
を特徴とする強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶素子
の駆動方法。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載の強誘電体
トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、
前記強誘電体素子の強誘電体としてABO3型構造を持
つ強誘電体材料(A、Bは金属元素)、A2B2O7型構
造を持つ強誘電体材料(A、Bは金属元素)、あるいは
層状ペロブスカイト型構造をもつ強誘電体材料を用いる
ことを特徴とする強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶
素子の駆動方法。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項2に記載の強誘電体
トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、
前記強誘電体素子の強誘電体として、Sr2Nb2O7、
あるいはSr2Ta2O7、あるいはSr2(NbTa)2
O7、あるいはSrBi2Ta2O9を主体とする材料を用
いることを特徴とする強誘電体トランジスタ型不揮発性
記憶素子の駆動方法。 - 【請求項7】 請求項1又は請求項2に記載の強誘電体
トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、
前記強誘電体素子の強誘電体として、比誘電率が50以
下の材料を使用することを特徴とする強誘電体トランジ
スタ型不揮発性記憶素子の駆動方法。 - 【請求項8】 請求項1又は請求項2に記載の強誘電体
トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法において、
前記強誘電体素子は強誘電体を電極間に配置して構成さ
れ、該電極は白金、イリジウム、酸化イリジウム、又は
導電性多結晶シリコンを主体とする薄膜またはこれらを
2種以上積層した構造からなることを特徴とする強誘電
体トランジスタ型不揮発性記憶素子の駆動方法。
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