JP2002324267A - 自動販売機のデータ設定装置 - Google Patents

自動販売機のデータ設定装置

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の扉を開放することなく、また、
自動販売機から離れた場所においても、自動販売機内部
のコラムを実際に見ているような感覚で制御データの設
定を行えるようにする。 【解決手段】 データ設定装置の表示画面に、表示位置
により実際の商品コラムの位置を表現し、長さにより商
品収容容量を表現した矩形のコラム図形101を表示
し、自動販売機の内部のコラム構造を実際に見ているよ
うな感覚で、表示画面を操作して制御データを設定でき
るようにする。コラム図形101には、コラム番号、選
択ボタン番号、商品形態、平行販売グループを表示す
る。その他、コラムゴトに、表示画面の商品形態選択部
105、並行販売グループ選択部106、おまけコラム
選択部107、第2価格選択部108により、各種デー
タの設定を行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を種類ごとに
区分けして複数のコラムに収納し、商品選択部の操作に
より選択された商品を各コラムから投出する自動販売機
の、商品価格等、商品ごとの販売制御データや、コラム
ごとの選択ボタン等、商品選択部のデータその他の制御
データを設定するデータ設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機の商品価格などの制御
データの設定は、自動販売機の設置先に出向いて、自動
販売機1台ごとに行っていた。そして、煙草販売機な
ど、多種類の商品を扱うため、販売機内部に、多数のコ
ラムを有し、各コラムごとに商品を区分けして収容する
自動販売機では、制御データの設定ミスを防止するた
め、自動販売機の扉を開けて、内部の各コラムに収容さ
れている商品の種類や、各コラムの配置や収容量を確認
しながら、販売機に付設されている設定装置を操作して
各設定を行っていた。また、そうした多数のコラムを有
する自動販売機では、販売状況を見て、売れ筋の商品に
ついては、より収容数の多いコラムを使用するように設
定を変更したり、複数のコラムに同一種類の売れ筋商品
を収容するよう設定を変更することがあるが、そうした
設定の変更も、自動販売機の扉を開けた状態で、内部の
各コラムの収容容量や配置を確認しながら行っていた。
そして、こうして制御データを設定し、また、変更した
後、価格札の付け替えや、コラム内の商品の詰め替えな
どを行っていた。
【0003】また、それとは別に、例えばカップ式飲料
自動販売機に関する技術では、特開平11−31259
号公報に開示されているように、携帯パソコン等の汎用
の外部端末を用いて、原料調合割合や、カップサイズ
や、商品価格などの制御データを設定し、また、売上情
報やメンテナンス情報等のデータ収集を行うようにした
ものや、特開平11−283090号公報に開示されて
いるように、グラフィック表示可能なパソコン等の外部
端末を用いて、調理タイミングチャートをグラフィック
表示しながら調理タイミングの設定を行い、設定したデ
ータを自動販売機に送信してメモリに書き込むようにし
たものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、自
動販売機の商品価格などの制御データの設定は、自動販
売機の設置先に出向いて、自動販売機1台ごとに行って
いたため、メンテナンス(制御データの設定)に多大な
労力を要していた。特に、内部に多数のコラムを有し、
各コラムごとに商品を区分けして収容している自動販売
機では、設定ミスを防止するため、自動販売機の扉を開
けて、内部の各コラムに収容されている商品の種類や、
各コラムの配置や収容容量を確認しながらデータ設定を
行う必要があって、各コラムの確認や扉の開け閉めにも
労力を要するため、メンテナンスの労力が一層多大であ
った。
【0005】また、前述の特開平11−31259号公
報や、特開平11−283090号公報に開示された技
術では、商品価格や調理タイミングなどの制御データの
設定を、パソコン等の外部端末を用いて行い、設定した
データを自動販売機に送信して設定するため、自動販売
機の設置先に出向いて1台ごとに設定する必要はなく、
手間が省けるが、これら公報の技術は、カップ式飲料販
売機等を想定したもので、煙草販売機のように、多種の
商品を多数のコラムに分けて収容する必要のある自動販
売機において、内部の各コラムに収容された商品の種類
や、コラムの配置は収容量を確認しながら制御データの
設定を行いたいという要求がある場合に、そのまま適用
することはできない。
【0006】本発明は、自動販売機の扉を開放すること
なく、また、自動販売機から離れた場所においても、自
動販売機内部のコラムを実際に見ているような感覚で制
御データの設定を行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
商品を種類ごとに区分けして複数のコラムに収納し、商
品選択部の操作により選択された商品を各コラムから投
出する自動販売機の制御データを設定するデータ設定装
置を、装置全体の制御および演算を行う中央処理装置
と、該中央処理装置に接続され、自動販売機内部の前記
複数のコラムの配置と各コラムの商品収容容量とを視覚
的に表現するとともに、各コラムごとの制御データを表
示するコラム制御データ設定画面を表示可能な表示手段
と、前記中央処理装置に接続され、前記表示手段が表示
する前記コラム制御データ設定画面を操作してデータ設
定を行う設定手段と、前記中央処理装置に接続され、前
記設定手段の操作により設定された制御データを自動販
売機に送信する通信手段とを備えた構成とするものであ
る。
【0008】この場合、データ設定装置の表示手段によ
り、自動販売機内部の各コラムの配置と商品収容容量と
を視覚的に表現するコラム制御データ設定画面が表示さ
れる。そして、そのコラム制御データ設定画面を設定手
段により操作することによって、制御データの設定を行
うことができる。そのため、自動販売機の扉を開放する
ことなく、また、自動販売機から離れた場所において
も、自動販売機内部のコラムを実際に見ているような感
覚で制御データの設定を行うことができ、迅速かつ正確
な設定が可能である。そして、設定した制御データを通
信手段により自動販売機に送信することにより、各自動
販売機のデータ設定を行うことができる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項2に係る前
記自動販売機のデータ設定装置において、前記表示手段
は、前記複数のコラムの1つ1つに対応して矩形のコラ
ム図形を表示し、各コラム図形の表示位置により前記自
動販売機内部の各コラムの配置を表現し、各コラム図形
の長辺の長さにより各コラムの商品収容量を表現するよ
う構成するものである。
【0010】この場合、制御データ設定画面の表示は、
自動販売機内部の複数のコラムの1つ1つに対応して矩
形のコラム図形が表示され、各コラム図形の表示位置に
より各コラムの配置が表現され、各コラム図形の長辺の
長さにより各コラムの商品収容容量が表現されて、実際
の自販機内部のコラム構成に極めて近い表示となり、制
御データの設定が一層容易となる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に係る前記自動販売機のデータ設定装置において、前記
制御データは、少なくとも、前記各コラムに収納される
商品銘柄のデータと、前記各コラムに収納される商品に
対応してコラムごとに設定される前記商品選択部のデー
タを含み、前記表示手段により、前記各コラムごとの商
品銘柄・選択部制御データを表示する銘柄・選択部制御
データ設定画面を表示し、前記設定手段の操作により、
前記銘柄・選択部制御データ設定画面を操作して前記商
品銘柄・選択部制御データの設定を行うよう構成したも
のである。
【0012】少なくとも、自動販売機の各コラムに収納
される商品の銘柄名等のデータと、各コラムに収納され
る商品に対応してコラムごとに設定される選択ボタン番
号等、商品選択部のデータを含む自動販売機の制御デー
タは、前記請求項1または2の構成のデータ設定装置に
より、自動販売機内部のコラムを実際に見ているような
感覚で、迅速かつ正確に設定することができる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項3に係る前
記自動販売機のデータ設定装置において、前記制御デー
タは、商品の銘柄ごとの銘柄制御データを含み、前記表
示手段により、前記銘柄ごとの銘柄制御データを表示す
る銘柄制御データ設定画面を表示し、前記設定手段の操
作により、前記銘柄制御データ設定画面を操作して前記
銘柄制御データの設定を行うよう構成するものである。
【0014】この場合、データ設定装置の表示手段によ
り、自動販売機内部の各コラムの配置と商品収容容量と
を視覚的に表現するコラム制御データ設定画面以外に、
商品の銘柄ごとの銘柄制御データを表示する銘柄制御デ
ータ設定画面を表示することができ、その銘柄制御デー
タ設定画面を設定手段により操作することによって、銘
柄ごとの商品サイズや商品価格などの銘柄制御データの
設定を行うことができる。
【0015】請求項5に係る発明は、請求項1〜4に係
る前記自動販売機のデータ設定装置において、前記設定
手段の操作による設定の結果変更された制御データを出
力する変更データ出力手段を備えるよう構成するもので
ある。
【0016】この場合、変更された制御データを印刷等
で出力して、制御データの変更に伴って必要となる、実
際の自動販売機の手動による変更作業(価格表示の変更
や、商品の詰め替え、コラムサイズの変更等)を行うと
きの手順書として使用するようにでき、迅速かつ正確な
変更作業が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1は、自動販売機1の内部構造を示す開
扉状態の斜視図である。この例は、煙草自動販売機に適
用したもので、自動販売機1の販売機本体2には、それ
ぞれ商品(煙草)を縦方向に重積して収納するよう縦長
に形成された複数の本体側商品コラム3、4、5が設け
られる。図1の例では、正面より見て左側(図面の左
側)に、短尺の本体側商品コラム3を上下に3段重ねた
コラム列が3列設けられ、隣接して中央(図面の左右方
向中央)に、上段を中尺の本体側商品コラム4とし、下
段を短尺の本体側商品コラム3としたコラム列が3列設
けられ、さらに隣接して右側(図面の右側)に、長尺の
本体側商品コラム5が4列設けられている。そして、各
本体側商品コラム3、4、5の下端に、縦方向に重積し
て収納された商品の内の最下段の商品から順に押出し投
出する投出ユニット6が設けられている。
【0019】煙草自動販売機1の扉7にも、同様に、扉
側商品コラム8、9、10が設けられている。図1の例
では、開いた扉を内側から見て左側(図面の左側)に、
上段を短尺の扉側商品コラム8とし、下段を中尺の扉側
商品コラム9としたコラム例が4列設けられ、隣接して
右側(図面の右側)に、長尺の扉側商品コラム10が4
列設けられている。そして、これら各扉側商品コラム
8、9、10の下端にも、同様に、投出ユニット6が設
けられている。
【0020】また、扉7の下部には、商品取り出し口1
1が設けられている。そして、販売機本体2の下部に
は、本体側商品コラム3、4、5および扉側商品コラム
8、9、10から投出された商品を、商品取り出し口1
1に誘導するシュート12が設けられている。
【0021】煙草自動販売機1は、本体側商品コラム
3、4、5および扉側商品コラム8、9、10に、煙草
を種類(銘柄)別に区分けして収納するもので、商品コ
ラムの配列は図示の例に限らない。
【0022】図2は、この実施の形態における自動販売
機1およびデータ設定装置13の構成を示すブロック図
である。
【0023】データ設定装置13は、装置全体の制御や
演算を行うCPU(中央処理装置)14と、データ設定
装置13の制御プログラムや設定したデータを記憶する
メモリ15と、データ設定画面や設定結果を表示する表
示手段16と、データ設定画面を操作してデータ設定を
行う設定手段17と、変更された制御データを印刷等で
出力する変更データ出力手段18と、自動販売機1との
間で制御データなどの通信をおこなう通信手段19とを
有し、メモリ15、表示手段16、設定手段17、通信
手段19および変更データ出力手段18は、それぞれ、
CPU14に接続されている。
【0024】一方、自動販売機1は、販売機全体の制御
や演算を行うCPU(中央処理装置)20と、自動販売
機1の制御プログラムや設定したデータや売上データな
どを記憶するメモリ21と、消費者が購入したい商品を
選択するための商品選択部22(選択ボタン)と、商品
選択部22により選択された商品を商品コラムから投出
するための商品投出部23(投出ユニット6を含む)
と、自動販売機1に投入される金銭を処理する金銭処理
部24と、データ設定装置13との間で制御データなど
の通信をおこなう通信手段25とを有し、メモリ21、
商品選択部22、商品投出部23、金銭処理24および
通信手段25は、それぞれ、CPU19に接続されてい
る。
【0025】図3は、自動販売機およびデータ設定装置
の外観図である。データ設定装置13は、表示手段16
としてのディスプレイ31と、設定手段17としてのキ
ーボード32およびマウス33を備えたパソコン34に
より構成され、さらに、自動販売機1と制御データの送
信、受信をおこなう通信手段19として、光アダプタ3
5が通信ケーブルによって接続されている。なお、図示
されていないが、自動販売機1の前面にも、データ設定
装置13の光アダプタ35との間で、赤外線によりデー
タ通信を行うための光アダプタが設けられる。また、パ
ソコン34には、設定データの変更点などを印刷するた
めの変更データ出力手段18としてのプリンタ36が接
続される。
【0026】図4は、データ設定装置の機能を示すブロ
ック図である。データ設定装置13は、図4に示す諸機
能を有する。
【0027】機種設定機能41は、データ設定装置13
が対象とする複数種類の自動販売機1について、それぞ
れの機種名と、商品コラムの数と、選択ボタンの数とを
設定する機能であり、さらに、各商品コラム別の商品収
容個数および収容商品サイズなどを設定するコラム別設
定機能42も有する。
【0028】銘柄設定機能43は、自動販売機1で販売
する複数種類の商品銘柄について、それぞれの銘柄ごと
の、サイズと、価格などを設定する機能である。価格に
ついては、価格変更を予測して2種類の価格を設定可能
である。
【0029】販売機選択機能44は、後述のコラム制御
データ設定や制御データの送信、受信に先立って、制御
データの設定対象となる自動販売機1を選択する機能で
ある。
【0030】コラム制御データ設定機能45は、選択し
た自動販売機1の商品コラムごとの制御データを設定す
る機能であり、さらに、収納商品の商品銘柄のデータや
対応する商品選択部のデータなどの制御データを設定す
る銘柄・選択ボタン設定機能(銘柄・選択部制御データ
設定機能)46と、前記した変更データ出力手段18
(プリンタ36)により制御データの変更箇所を出力
し、自動販売機1の価格表示の変更などの手順を印刷す
る変更手順印刷機能47とを有する。
【0031】送信機能48は、設定した制御データを自
動販売機1に送信する機能である。送信された制御デー
タは自動販売機1の通信手段を経由してメモリ21に記
憶される。
【0032】受信機能49は、自動販売機1のメモリ2
1に記憶された制御データを、データ設定装置13に読
み込む機能である。
【0033】各機能は、データ設定装置13の立ち上げ
時に起動されるメインメニュー50から呼び出すことが
でき、データ設定装置13の表示手段16に表示される
操作画面を見ながら設定手段17を操作することにより
操作可能である。
【0034】以下、各機能を詳述する。
【0035】図5に、データ設定装置13を立ち上げた
ときに起動されるメインメニューの表示画面の例を示
す。データ設定装置13を立ち上げると、最初にメイン
メニューが起動され、ディスプレイ25に、例えば図5
に示すメニューが表示される。このメニューの該当箇所
をマウス33でクリックすることにより、前記各機能を
呼び出すことができる。
【0036】図6に、機種設定機能41を呼び出した時
に表示される機種設定画面の例を示す。自動販売機の機
種ごとのコラム数や選択ボタン数、各コラムに収納可能
な商品数やサイズなどのデータは、通常は、データ設定
装置13に予め登録されているが、未登録の機種がある
場合や、データを変更する必要が生じた場合は、本機能
を使用してデータを設定する。
【0037】図6の機種設定画面では、まず、機種名表
示部61に、対象となる自動販売機の機種名を入力す
る。この入力は、キーボード32から文字入力したり、
マウス33を操作してプルダウンメニューから既存の機
種名を選択することにより行う。
【0038】次に、コラム数表示部62、選択ボタン数
表示部63に数値を入力する。
【0039】そして、OKボタン65をマウスでクリッ
クすれば、設定したデータを保存し、メインメニューに
戻る。また、キャンセルボタン66をマウスでクリック
すれば、設定したデータを保存せず、メインメニューに
戻る。
【0040】図6の機種設定画面では、また、コラム別
設定ボタン64をマウスでクリックすることにより、コ
ラム別設定機能42を呼び出すことができる。
【0041】図7に、コラム別設定画面の例を示す。こ
のコラム別設定画面では、画面上部に、前記機種設定機
能により設定された機種名とコラム数とボタン数が表示
され、その下方に、各コラム別にコラム番号を表示する
コラム番号表示部71と、各コラムに収容可能な商品の
個数(商品収容容量)を表示する収容個数表示部72
と、収容可能な商品の大きさを表示する商品サイズ表示
部73が設けられている。そして、コラム番号表示部7
1には、1番から順に自動的に割り当てられたコラム番
号が表示される。
【0042】収容個数表示部72に表示される収容個数
は、各コラムごとにキーボード32から数値を入力す
る。
【0043】また、商品サイズ表示部73には、現存す
る商品サイズ(S、R、Lなど)ごとにチェック欄が予
め列記されており、該当する箇所をマウス33でクリッ
クすることにより、商品サイズが表示される。
【0044】図7の例は、例えば、1番のコラムは、収
容個数が26個で、KサイズとSKサイズの2種類の大
きさの商品を収容可能な設定とすることを示している。
【0045】こうして各コラムごとに収容個数と商品サ
イズを入力し、OKボタン74をマウスでクリックする
と、設定したデータが保存され、機種設定の画面(図
6)に戻る。また、キャンセルボタン75をマウスでク
リックすると、設定したデータを保存せずに、機種設定
の画面(図6)に戻る。
【0046】図8に、銘柄設定機能43を呼び出した時
に表示される銘柄制御データ設定画面の例を示す。自動
販売機1で販売するため各コラムに収納する商品の銘柄
データは、通常は、データ設定装置13に予め登録され
ているが、新しい銘柄の商品を販売したい場合や、デー
タを変更する必要が生じた場合は、銘柄設定機能43を
使用してデータを設定する。
【0047】図8の銘柄制御データ設定画面では、銘柄
名表示部81に、設定する商品の銘柄名を入力する。こ
の入力は、キーボード32から文字入力したり、マウス
33を操作しプルダウンメニューから既存の銘柄名を選
択することにより行う。そして、商品サイズ表示部82
に、設定する商品のサイズを入力する。商品サイズは、
予め現存する商品サイズ(S、R、Lなど)が列記され
ており、該当する箇所をマウス33でクリックする。図
8の例では、「Kサイズ」が選択されている。
【0048】また、第1価格表示部83と第2価格表示
部84に、設定する商品の第1価格と第2価格をそれぞ
れ入力する。自動販売機1の制御システムは、特に指定
がない場合は、第1価格をその商品の価格と認識する。
そこで、通常は、第1価格を現在の商品の価格に設定
し、第2価格は、将来変更されると予想される価格に設
定する。
【0049】こうして入力し、OKボタン85をマウス
でクリックすると、設定したデータが保存され、メイン
メニューに戻る。また、キャンセルボタン86をマウス
でクリックすると、設定したデータは保存されず、メイ
ンメニューに戻る。
【0050】図9に、販売機選択機能44を呼び出した
時に表示される販売機選択画面の例を示す。この画面で
は、機種表示部91と管理番号表示部92に、それぞ
れ、制御データの設定や変更を行いたい自販機の機種と
管理番号を入力する。自動販売機の管理者は、多数の同
一機種の自動販売機を管理している場合が多いため、管
理している各自動販売機に割り当てた管理番号により自
動販売機を区別するのである。
【0051】こうして入力し、OKボタン93をマウス
でクリックすると、設定したデータが保存され、メイン
メニューに戻る。また、キャンセルボタン94をマウス
でクリックすると、設定したデータは保存されず、メイ
ンメニューに戻る。
【0052】この販売機選択機能44による設定が終了
し、機種、管理番号が選択されると、その後の、コラム
制御データ設定機能45、銘柄・選択ボタン設定機能4
6、変更手順印刷機能47、送信機能48および受信機
能49による設定、処理は、選択された機種、管理番号
に該当する自動販売機に対する設定、処理となる。異な
る機種、管理番号の自動販売機に対しデータ変更等をお
こなう場合は、再度販売機選択機能44を呼び出し、機
種、管理番号の設定を変更する。
【0053】図10に、コラム制御データ設定機能45
を呼び出した時に表示されるコラム制御データ設定画面
の例を示す。このコラム制御データ設定画面では、画面
上部に、図1に示す自動販売機1の本体側商品コラム
3、4、5および扉側商品コラム8、9、10の、実際
の配置とそれぞれの商品収容容量(コラムの縦方向の長
さ)を視覚的に表現した複数のコラム図形101が表示
される。
【0054】コラム図形101は矩形で、各コラム図形
101の表示位置により、実際の商品コラムの組み付け
位置を相対的に表現し、各コラム図形101の長辺の長
さにより、実際の商品コラムの商品収容容量(コラムの
縦方向の長さ)を相対的に表現している。
【0055】すなわち、図10のコラム制御データ設定
画面の画面上部の右半部分102には、図1に示した実
際の自動販売機1の本体側商品コラム3、4、5の配置
と商品収容容量に則して、画面中央右側に、短尺のコラ
ム図形101を上下に3段重ねたコラム図形列が3列表
示され、その右側に隣接して、上段を中尺のコラム図形
101とし、下段を短尺のコラム図形101としたコラ
ム図形列が3列表示され、さらにその右側に隣接して、
長尺のコラム図形101が4列表示されている。
【0056】また、画面上部の左半部分103には、扉
側商品コラム8、9、10の配置と商品収容容量に即し
て、画面中央左側に、上段を短尺のコラム図形101と
し、下段を中尺のコラム図形101としたコラム図形が
4列表示され、その左に隣接して、長尺のコラム図形1
01が4列表示されている。
【0057】このようにコラム図形101が表示される
ことにより、自動販売機1の扉7を開いたときに見える
内部のコラムの配置と収容容量(縦方向の長さ)が、そ
のまま視覚的に表現される。そのため、管理者は、自動
販売機の内部のコラム構造を、実際に見ているような感
覚で、データ設定装置13を操作することができる。
【0058】以下、コラム制御データ設定画面の表示お
よび操作について詳述する。コラム制御データ設定画面
では、コラムごとの制御データである商品形態のデータ
や、平行販売グループのデータや、おまけコラムの選択
データや、第1価格または第2価格の選択データなどを
表示し、設定することができる。また、コラムごとの制
御データである選択ボタン番号(商品選択部のデータ)
も表示し、この選択ボタン番号や、該当コラムに収納さ
れる商品の銘柄は、後述する商品銘柄・選択部制御デー
タ設定画面(図12参照)に切り替え、設定することが
できる。
【0059】図11は、コラム図形101の表示例とし
て、図10の表示画面の左上端のコラム図形101を拡
大して示すものである。
【0060】図11に示すように、コラム図形101に
は、コラム番号を表示するコラム番号表示部111と、
対応させる選択ボタン番号を表示する選択ボタン番号表
示部112と、商品形態を表示する商品形態表示部11
3と、平行販売グループを表示する並行販売グループ表
示部114が設けられている。
【0061】コラム番号は、各コラムに固定的に割り当
てられる番号である。この実施の形態では、自動販売機
1は31個のコラムを有しているので、各コラムに1か
ら31の番号が割り当てられている。
【0062】選択ボタン番号は、各コラムに関連付けら
れる選択ボタンの番号である。図11では、20番のコ
ラムの商品は、20番の選択ボタンが押下されることに
より払い出されることを示している。
【0063】商品形態は、コラムに収容される商品を1
回に販売する形態を示し、1回の選択ボタンの押下によ
り商品を1個払い出す単売を示す「単売」と、1回の選
択ボタン押下により商品を2個払い出す2個売りを示す
「2個」と、1回の選択ボタン押下により2個の商品を
1つのパックにまとめた2個パック商品を払い出す販売
を示す「2P」と、1回の選択ボタン押下により5個の
商品を1つのパックにまとめた5個パック商品を払い出
す販売を示す「5P」と、他の関連付けられたコラムの
商品が販売されたとき、ライターなどのおまけ商品を払
い出す販売を示す「オマケ」などが表示される。図11
の例では、20番のコラムの商品は、2個パック商品で
あることを示している。
【0064】並行販売グループは、並行販売をおこなう
グループ分けを示す。並行販売とは、同種の商品を収容
した複数のコラムを1グループとし、グループ内の任意
のコラムが売り切れとなっても該当コラムを売切れ扱い
とはせず、対応する選択ボタンが押下されたときは、グ
ループ内の他のコラムから商品を払い出すようにする販
売方法である。図10の例では、20番と21番のコラ
ムが第3グループ(G3)に設定されていることを示し
ている。この場合、20番のコラム内に商品がなくなっ
ても、売切れとはせずに、20番の選択ボタンが押され
たときは、21番のコラムから商品を払い出すようにす
る。
【0065】このように、図10のコラム制御データ設
定画面において、短形の各コラム図形101の枠内に、
コラム番号や対応する選択ボタン番号や販売形態などが
表示されることにより、各コラムに設定された制御デー
タを一目で把握することができ、また、実際の自動販売
機1のどのコラムにどのような制御データが設定されて
いるのかを直感的に把握することができる。
【0066】コラムごとの制御データの設定では、図1
0のコラム制御データ設定画面において、設定するコラ
ムを選択するため、コラム選択部104に、制御データ
の設定や変更を行いたいコラム番号を入力する。この入
力は、キーボードにより数字を入力したり、マウスによ
りプルダウンメニューから選択したりすることにより可
能である。図10の例では、コラム番号20番のコラム
(左上端のコラム図形)が選択されている。
【0067】こうしてコラムを選択した後、商品形態選
択部105、並行販売グループ選択部106、おまけコ
ラム選択部107、第2価格選択部108で各種のコラ
ム制御データの設定を行う。
【0068】商品形態選択部105では、前記した5種
類の商品形態の中から、選択したコラムに設定したい商
品形態を選択することができる。この選択は、マウスに
より所望の商品形態をクリックすることにより可能であ
る。図10の例では、「2Pサイズ」が選択され、現在
選択中である20番のコラム図形の商品形態表示部11
3(図11参照)に「2P」の表示がなされている。
【0069】並行販売グループ選択部106では、前記
した並行販売グループの選択、もしくは、並行販売をお
こなわないような選択をすることができる。この選択
は、マウスにより所望のグループ「1〜8グループ」、
もしくは、「なし」をクリックすることにより可能であ
る。図10の例では、「3グループ」が選択され、現在
選択中である20番のコラム図形の並行販売グループ表
示部114(図11参照)に「G3」の表示がなされて
いる。図10の例では、20番のコラムは、隣の21番
のコラムと共に「3グループ」にグルーピングされる。
【0070】おまけコラム選択部107では、現在選択
中のコラムの商品を販売する時、おまけとして払い出し
たい商品を収納しているコラムを選択することができ
る。この選択は、マウスにより所望のおまけが収納され
ているコラム、もしくは、「なし」をクリックすること
により可能である。図10の例では、選択中の20番の
コラムは、おまけ商品が収納されている10番のコラム
のおまけ対象コラムであることを示している。この場
合、20番の選択ボタンが押下され20番のコラムから
商品を払い出し販売した時は、同時に、10番のコラム
からおまけ商品を払い出すよう制御される。
【0071】第2価格選択部108では、マウス33で
クリックすることにより、現在選択中のコラムの商品の
販売価格を、銘柄設定機能43で設定された第2価格に
変更することができる。銘柄・選択ボタン設定機能46
でコラムに収納する商品の銘柄を設定した時点では、販
売価格は、自動的に第1価格に設定されている。第2価
格選択部108をクリックすることにより販売価格を第
2価格に変更することができ、同時に、このときの日付
が表示される。
【0072】こうして各種データを選択し、OKボタン
109をマウスでクリックすると、設定したデータがメ
モリ15に保存され、メインメニューに戻る。また、キ
ャンセルボタン110をマウスでクリックすると、設定
したデータは保存されず、メインメニューに戻る。
【0073】また、図10のコラム制御データ設定画面
において、コラム図形101の選択ボタン番号表示部1
12(図11参照)をクリックすると、銘柄・選択ボタ
ン設定機能が呼び出され、商品銘柄・選択ボタン設定画
面が表示される。図12に、銘柄・選択ボタン設定画面
の表示例を示す。
【0074】図12の銘柄・選択ボタン設定画面(銘柄
・選択部制御データ設定画面)には、コラム番号表示部
121に、クリックした選択ボタン番号表示部112が
属するコラム図形101のコラム番号が表示され、銘柄
名選択部122に、表示されたコラム番号の商品コラム
に収容する商品の銘柄(種類)が表示され、機種設定機
能41により設定した選択ボタンの数だけの番号を表示
した対応ボタン表示部123が表示される。
【0075】銘柄名選択部122では、マウスによりプ
ルダウンメニューを表示すると、登録されている銘柄が
表示されるので、設定したい銘柄を選択することによ
り、商品銘柄のデータを設定可能である。設定したい銘
柄がプルダウンメニューにない場合は、銘柄設定機能4
3により、新規な銘柄を設定する必要がある。
【0076】対応ボタン表示部123には、前述のよう
に、機種設定機能41により設定した選択ボタンの数だ
け番号が表示される。そして、コラム番号表示部121
に表示された商品コラムに対応させたい選択ボタンの番
号をマウスでクリックすることにより、対応する選択ボ
タン(商品選択部)のデータを設定できる。図12の例
では、対応する選択ボタンは20番が選択されている。
【0077】選択ボタンの設定では、1つのコラムに対
し複数の選択ボタンを対応させたり、複数のコラムに対
し1つの選択ボタンを対応させることも可能である。図
10の例では、16番のコラムに対し、15番と16番
の2つの選択ボタンを対応させ、14番と15番のコラ
ムに対し、同じ14番の選択ボタンを対応させている。
【0078】こうして銘柄名および選択ボタンを選択
し、OKボタン124をクリックすると、設定したデー
タがメモリ15に保存され、コラム制御データ設定機能
45に戻る。また、キャンセルボタン110をクリック
すると、設定したデータは保存されず、コラム制御デー
タ設定機能45に戻る。
【0079】また、図10のコラム制御データ設定画面
において、印字ボタン130をクリックすると、変更手
順書印刷機能47が呼び出され、変更データ出力手段1
8(プリンタ36)によって変更手順書が出力(印刷)
される。図13に、変更手順書の印刷例を示す。
【0080】図10の印字ボタン130をクリックする
ことにより、変更手順書131を印刷することができ
る。変更手順書131は、コラム制御データ設定機能4
5で変更したコラムの制御データの変更に従って、自動
販売機1の管理者が手作業で行わなければならない自動
販売機1の変更作業(例えば、コラムサイズ(横幅や奥
行き幅)の変更、価格表示の変更など)の手順を印刷し
たものである。図13に変更手順書の例を示す。
【0081】図13の変更手順書131では、左上に、
変更手順書と印字され、右上に、手順変更書131を出
力した日付が印字される。そして、対象となる自動販売
機の機種名と管理番号が印字され、次いで、制御データ
の変更がなされたコラムに関し、コラム番号、収納する
商品の銘柄名、コラムサイズ、商品の価格、コラムに対
応する選択ボタン番号が印字される。コラムサイズ、価
格、選択ボタンについては、手作業の変更作業が行い易
いように、変更前と変更後のデータが印字される。
【0082】図13の例では、コラム番号が1番、7
番、20番のコラムの制御データに変更があったことが
示されている。例えば、20番のコラムでは、収納する
商品の銘柄は「グローリーマイルド」であり、商品サイ
ズが「SK」から「K」に変更され、商品価格も「25
0円」から「260円」に変更され、対応する選択ボタ
ンは20番で変更がないことが示されている。管理者
は、この変更手順書131に従い、コラムサイズの変更
や価格表示の変更などの作業をおこなう。
【0083】こうして設定した制御データは、送信機能
48により自動販売機1に送信することができる。送信
機能48は、メインメニュー(図5)から送信を選択す
ることにより、呼び出す。そして、図示しない送信画面
を操作して、制御データを送信する。このとき、送信対
象となる自動販売機1は、販売機選択機能44により選
択した管理番号を有する自動販売機であり、送信された
制御データは自動販売機1の通信手段を経由してメモリ
20に記憶され、以降の販売制御データとして使用され
る。
【0084】また、前記のとおり、データ設定装置13
は、自動販売機1のメモリ20に記憶された制御データ
を、データ設定装置13に読み込む受信機能49を有
し、メインメニュー(図5)から受信を選択することに
より、受信機能49を呼び出し、自動販売機1に既に設
定されている制御データをデータ設定装置13に読み込
むこともできる。したがって、自動販売機1の制御デー
タの内容を、データ設定装置の表示手段16(ディスプ
レイ25)でグラフィック表示させて確認することがで
きる。また、データ設定装置13を介し、2台の自動販
売機の内の一方の自動販売機の制御データを受信して、
他方の自動販売機に送信するようにでき、両自動販売機
の制御データを容易に同等化できる。
【0085】以上、実施の形態の一例について説明した
が、本発明は、その他、様々な態様で実施できるもので
ある。
【0086】例えば、前記実施の形態の説明では、通信
手段24は、光アダプタ35を用いた赤外線通信の例を
示したが、他に、携帯電話などの様々な無線通信を利用
可能であり、また、通信ケーブルを接続した有線通信で
あってもよい。
【0087】また、コラム制御データ設定機能45を呼
び出した時の表示画面(図10)において、各コラム図
形には、銘柄・選択ボタン設定機能46で設定した収納
商品の銘柄も表示するようにしてもよい。その場合の銘
柄の表示は、銘柄の名称や略称、商品パッケージのイメ
ージデータなどであってよい。
【0088】また、前記実施の形態では、煙草自動販売
機の場合を説明したが、本発明は、煙草販売機以外の自
動販売機にも適用できることは勿論である。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、データ設定装置の表示手段により、自動販売
機内部の各コラムの配置と商品収容容量とを視覚的に表
現するコラム制御データ設定画面が表示され、そのコラ
ム制御データ設定画面を設定手段により操作することに
より、制御データの設定を行うことができて、自動販売
機の扉を開放することなく、また、自動販売機から離れ
た場所においても、自動販売機内部のコラムを実際に見
ているような感覚で制御データの設定を行うことがで
き、迅速かつ正確な設定が可能となる。
【0090】特に、複数のコラムの1つ1つに対応して
矩形のコラム図形を表示し、各コラム図形の表示位置に
より自動販売機内部の各コラムの配置を表現し、各コラ
ム図形の長辺の長さにより各コラムの商品収容量を表現
するよう構成することにより、実際の自販機内部のコラ
ム構成に極めて近い画面表示が得られる。
【0091】本発明の自動販売機のデータ設定装置は、
特に、自動販売機の各コラムに収納される商品の銘柄名
等のデータと、各コラムに収納される商品に対応してコ
ラムごとに設定される選択ボタン番号等、商品選択部の
データを含む自動販売機の制御データの設定に好適であ
り、また、自動販売機の各コラムに収納される商品の銘
柄名等のデータと、各コラムに収納される商品に対応し
てコラムごとに設定される選択ボタン番号等、商品選択
部のデータの設定にも好適で、それら制御データを自動
販売機内部のコラムを実際に見ているような感覚で、迅
速かつ正確に設定することができる。
【0092】また、本発明の自動販売機のデータ設定装
置は、表示手段により、自動販売機内部の各コラムの配
置と商品収容容量とを視覚的に表現するコラム制御デー
タ設定画面以外に、商品の銘柄ごとの銘柄制御データを
表示する銘柄制御データ設定画面を表示し、その銘柄制
御データ設定画面を設定手段により操作することによっ
て、銘柄ごとの商品サイズや商品価格などの銘柄制御デ
ータの設定を行うようにすることもできる。
【0093】また、変更された制御データを印刷等で出
力して、制御データの変更に伴って必要となる、実際の
自動販売機の手動による変更作業(価格表示の変更や、
商品の詰め替え、コラムサイズの変更等)を行うときの
手順書として使用することにより、迅速かつ正確な変更
作業を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の自動販売機の内部構造を
示す開扉状態の斜視図
【図2】本発明の実施の形態の自動販売機およびデータ
設定装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態の自動販売機およびデータ
設定装置の外観図
【図4】本発明の実施の形態のデータ設定装置の機能を
示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態におけるメインメニューの
表示画面の例
【図6】本発明の実施の形態における機種設定の表示画
面の例
【図7】本発明の実施の形態におけるコラム別設定の表
示画面の例
【図8】本発明の実施の形態における銘柄設定の表示画
面の例
【図9】本発明の実施の形態における販売機選択の表示
画面の例
【図10】本発明の実施の形態におけるコラム制御デー
タ設定画面の例
【図11】図10のコラム制御データ設定画面における
コラム図形の表示例
【図12】本発明の実施の形態における銘柄・選択ボタ
ン設定画面の表示例
【図13】本発明の実施の形態における変更手順書の印
刷例
【符号の説明】
1 自動販売機 3 短尺の本体側商品コラム 4 中尺の本体側商品コラム 5 長尺の本体側商品コラム 8 短尺の扉側商品コラム 9 中尺の扉側商品コラム 10 長尺の扉側商品コラム 13 データ設定装置 14 CPU(中央処理装置) 15 メモリ 16 表示手段 17 設定手段 18 変更データ出力手段 19 通信手段 25 通信手段 31 ディスプレイ 32 キーボード 33 マウス 34 パソコン 35 光アダプタ 36 プリンタ 41 機種設定機能 42 コラム別設定機能 43 銘柄設定機能 44 販売機選択機能 45 コラム制御データ設定機能 46 銘柄・選択ボタン設定機能 47 変更手順印刷機能 48 送信機能 49 受信機能 50 メインメニュー 101 コラム図形 104 コラム選択部 105 商品形態選択部 106 並行販売グループ選択部 107 おまけコラム選択部 108 第2価格選択部 111 コラム番号表示部 112 選択ボタン番号表示部 113 商品形態表示部 114 並行販売グループ表示部 121 コラム番号表示部 122 銘柄名選択部 123 対応ボタン選択部 131 変更手順書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹井 孔一 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 AA20 CA09 CB02 CB06 CB10 DE01 EA01 EB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を種類ごとに区分けして複数のコラ
    ムに収納し、商品選択部の操作により選択された商品を
    各コラムから投出する自動販売機の制御データを設定す
    るデータ設定装置であって、 装置全体の制御および演算を行う中央処理装置と、 該中央処理装置に接続され、自動販売機内部の前記複数
    のコラムの配置と各コラムの商品収容容量とを視覚的に
    表現するとともに、各コラムごとの制御データを表示す
    るコラム制御データ設定画面を表示可能な表示手段と、 前記中央処理装置に接続され、前記表示手段が表示する
    前記コラム制御データ設定画面を操作してデータ設定を
    行う設定手段と、 前記中央処理装置に接続され、前記設定手段の操作によ
    り設定された制御データを自動販売機に送信する通信手
    段とを備えたことを特徴とする自動販売機のデータ設定
    装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記複数のコラムの1
    つ1つに対応して矩形のコラム図形を表示し、 各コラム図形の表示位置により前記自動販売機内部の各
    コラムの配置を表現し、 各コラム図形の長辺の長さにより各コラムの商品収容容
    量を表現することを特徴とする請求項2記載の自動販売
    機のデータ設定装置。
  3. 【請求項3】 前記制御データは、少なくとも、前記各
    コラムに収納される商品銘柄のデータと、前記各コラム
    に収納される商品に対応してコラムごとに設定される前
    記商品選択部のデータを含み、 前記表示手段により、前記各コラムごとの商品銘柄・選
    択部制御データを表示する銘柄・選択部制御データ設定
    画面を表示し、 前記設定手段の操作により、前記銘柄・選択部制御デー
    タ設定画面を操作して前記商品銘柄・選択部制御データ
    の設定を行うことを特徴とする請求項1または2記載の
    自動販売機のデータ設定装置。
  4. 【請求項4】 前記制御データは、商品の銘柄ごとの銘
    柄制御データを含み、 前記表示手段により、前記銘柄ごとの銘柄制御データを
    表示する銘柄制御データ設定画面を表示し、 前記設定手段の操作により、前記銘柄制御データ設定画
    面を操作して前記銘柄制御データの設定を行うことを特
    徴とする請求項3記載の自動販売機のデータ設定装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段の操作による設定の結果変
    更された制御データを出力する変更データ出力手段を備
    えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の自動販売機のデータ設定装置。
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