JP3184576B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3184576B2
JP3184576B2 JP26034491A JP26034491A JP3184576B2 JP 3184576 B2 JP3184576 B2 JP 3184576B2 JP 26034491 A JP26034491 A JP 26034491A JP 26034491 A JP26034491 A JP 26034491A JP 3184576 B2 JP3184576 B2 JP 3184576B2
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和三 山内
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グローリー工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の商品を販売
する自動販売機(例えば煙草販売機、飲料販売機、券売
機等)に関し、特に複数の選択釦を複数のグループに区
分して各グループごとに集計可能とする自動販売機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機の集計については、各
選択釦ごとに販売金額を記憶できるように選択釦に対応
して売上金額記憶エリアを設けておき、選択釦が押下さ
れて商品が販売されるごとに、その選択釦に対応する売
上金額記憶エリアにその販売金額を累計加算するように
し、そして、売上集計時には各選択釦ごとに売上金額を
出力するとともにその合計をも出力するようにし、各々
個々に売上金額が分かるとともに自動販売機自体の総売
上げも容易に把握できるようにしたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動販
売機の普及、大型化に伴い、自動販売機は多数の選択釦
を備えたものが多くなり、非常に多くの商品を販売でき
るようになってきた。このような状況下では複数の営業
主や、複数の部門が1つの自動販売機を共用して利用す
ることもできるようになってくる。
【0004】例えば、選択釦を30個備えた自動券売機
を例にとって説明すると、1〜10の選択釦はA店の営
業主が、11〜20の選択釦はB店の営業主が、21〜
30の選択釦はC店の営業主が利用するというように、
異なる営業主が利用するような場合や、また、1〜10
の選択釦は喫茶部門のメニュー券を、11〜20の選択
釦は食堂部門のメニュー券を、21〜30の選択釦はビ
アガーデン部門のメニュー券を販売するというように、
異なる部門が同一の自動券売機を共用して利用する場合
がある。
【0005】このような場合には、各営業主ごと、各部
門ごとの売上集計が必要となってくるが、従来のもので
は、各々の選択釦の売上集計から各営業主、各部門が別
途自己の売上を加算して求める必要があり、非常に手間
であった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、の目的は、集計グループの設定を選択
釦で設定可能とするとともに、設定時にすでに設定すべ
き集計グループに属している選択釦を第1の表示態様
(例えば点灯)で表示し、未だどの集計グループにも属
していない選択釦を第2の表示態様(例えば点滅)で表
示するようにして、集計グループに属していないものも
明確に知り得るようにする。かつ、集計グループの設定
終了時に未設定の選択釦があれば、優先集計グループに
自動的に組み入れるようにし、未設定の選択釦の存在防
止をも可能とする。
【0007】さらに、第2の目的は、未設定の選択釦を
優先集計グループに自動的に組み入れる際、未だ1つも
選択釦が記憶されていない空グループがあれば、この空
グループを選定して組み入れ可能とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】求項1記載の自動販売
は、複数種類の商品の中から特定の商品を選択指定す
る選択釦を備え、この選択釦により指定された商品を販
売する自動販売機において、前記選択釦の押下により商
品が販売された販売状況を記憶する販売記憶手段と、複
数の集計グループを有し、前記選択釦がどの集計グルー
プに属しているかを記憶する集計グループ記憶手段と
前記選択釦がどの集計グループに属するかを前記集計グ
ループ記憶手段に設定する集計グループ設定モード、集
計グループ記憶手段に記憶された各集計グループごとに
集計出力させる集計モードの少なくとも2つのモードを
有し、いずれかのモードを指定するモード指定手段と
このモード指定手段により指定された集計グループ設定
モードにおいて、複数の集計グループのうち特定の集計
グループを指定する集計グループ指定手段と、前記集計
グループ設定モードにおいて、前記集計グループ指定手
段により指定された集計グループに属する選択釦に対応
した表示部を第1の表示態様で表示させ、いずれの集計
グループにも属さない選択釦に対応した表示部を第2の
表示態様で表示させる表示制御手段と、前記集計グルー
プ設定モードにおいて、前記選択釦が押下された際、前
記集計グループ指定手段により指定された集計グループ
に属さない選択釦のときにはその選択釦を該集計グルー
プに設定記憶し、かつ、集計グループ指定手段により指
定された集計グループにすでに属している選択釦のとき
にはその選択釦を該集計グループから削除記憶するよう
に前記集計グループ記憶手段を制御する第1の集計グル
ープ記憶制御手段と、前記集計グループ設定モードにお
いて、設定の終了を指示する設定終了指示手段と、この
設定終了指示手段により設定の終了の指示があったとき
には前記全ての選択釦がいずれかの集計グループに設定
されているか否かを判別する設定完了判別手段と、この
設定完了判別手段により未だ集計グループに設定してい
ない選択釦が判別されれば、該選択釦を予め定められた
優先集計グループに設定記憶するように前記第1の集計
グループ記憶手段を制御する第2の集計グループ記憶制
御手段と、前記モード指定手段により指定された集計モ
ードにおいて、前記集計グループ記憶手段により記憶さ
れた各集計グループごとに前記販売記憶手段の記憶内容
に基づいて集計出力する集計出力手段とを具備したもの
である。
【0009】請求項2記載の自動販売機は、請求項1記
載の自動販売機において、第2の集計グループ記憶制御
段の制御により設定記憶させる予め定められた優先集
計グループは、未だ1つも選択釦が記憶されていない空
グループがあるときには空グループであり、空グループ
がないときには特定の集計グループである。
【0010】
【作用】求項1記載の自動販売機では、複数の選択
複数の集計グループにグループ分け設定するのに各選
釦の押下により設定可能とするとともに、設定時にす
でに設定すべき集計グループに属している選択釦を第1
の表示態様(例えば点灯)で表示し、未だどの集計グル
ープにも属していない選択釦を第2の表示態様(例えば
点滅)で表示するようにして、集計グループに属してい
るものと属していないものも明確に知り得るようにす
る。また、集計グループの設定終了時に未設定の選択
あれば、優先集計グループに自動的に組み入れるよう
にし、未設定の選択釦が存在するのを防止する。
【0011】請求項2記載の自動販売機発明では、請求
1記載の自動販売機の作用に加えて、未設定の選択
優先集計グループに自動的に組み入れる際、未だ1つ
も選択釦が記憶されていない空グループがあれば、この
空グループを自動的に選定して組み入れ可能とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0013】本実施例の自動販売機は、図2に示すよう
に、飲食物のメニュー券を販売する券売機について説明
する。
【0014】図2において、1は券売機本体で、この券
売機本体1の前面に扉体2が開閉可能に設けられてい
る。この扉体2の前面に、複数のメニューに対応して1
〜nまでの釦番号を各々有する複数の選択釦3が設けら
れており、この各選択釦3には、メニュー名を表示する
商品名表示部4、販売料金以上の貨幣が投入されて販売
可能となったときに点灯する販売可能表示部5、売切時
に点灯する売切表示部6が設けられている。
【0015】また、扉体2の前面には、硬貨投入口7、
紙幣投入口8、カード投入口9、例えば2個,3個,4
個,5個ずつまとめ買いするときに操作するまとめ買い
釦10、故障時等に操作する呼出釦11が設けられ、かつ、
販売中等の営業情報表示および投入金額表示を行う外部
表示部12が設けられている。
【0016】さらに、扉体2の前面中段部には、釣銭の
返却を指示する精算釦13、釣銭等が返却される硬貨返却
口14、メニュー券が発行される券取出口15が設けられて
いる。
【0017】図1は券売機の制御ブロック図を示し、21
は券売機全体を制御する制御部で、この制御部21は記憶
部22を有している。この記憶部22は、集計グループ記憶
手段23、販売記憶手段24、その他の記憶手段25から構成
されている。
【0018】集計グループ記憶手段23は、図3のメモリ
マップ図に示すように、G1〜Gnまでの複数の集計グ
ループを有し、複数の選択釦3がどの集計グループに属
しているかを記憶する。また、販売記憶手段24は、図4
のメモリマップ図に示すように、各選択釦3ごとの販売
回数と集計金額を記憶するとともに、各集計グループご
との集計金額を記憶する。さらに、その他の記憶手段25
は、各選択釦3ごとの販売金額等やその他のデータを記
憶する。
【0019】そして、制御部21には、硬貨処理手段26、
紙幣処理手段27およびカード処理手段28を有する貨幣処
理部29と、「販売中」等を表示する営業情報表示手段30
および投入金額を表示する投入金額表示手段31を有する
前記外部表示部12と、複数の選択釦3で構成される選択
釦群32とが接続されている。なお、各選択釦3は、販売
可能表示部5のランプ33および売切表示部6の図示しな
いランプが制御部21によって制御される。
【0020】また、制御部21は、選択指定されたメニュ
ー券を発券する発券手段34と、販売状況を調理場に知ら
せる調理場モニタ35と、販売手順等を音声で知らせる音
声ユニット36と、売上集計時に集計結果を印字出力する
プリンタからなる集計出力手段37とを制御する。
【0021】さらに、制御部21には、券売機本体1内に
配設されて管理者によって操作される管理装置38が接続
されている。この管理装置38は、表示手段39および操作
手段40を有し、操作手段40には、後述する集計グループ
設定モードを含む複数のモードの中からいずれかのモー
ドを指定するモード指定手段41の機能、集計グループ設
定モードにおいて複数の集計グループのうち特定の集計
グループを指定する集計グループ指定手段42の機能、集
計グループ設定モードにおいて設定の終了を指示する設
定終了指示手段43の機能を備えている。
【0022】そして、管理装置38は、図5に示すよう
に、管理パネル44を有し、この管理パネル44に、表示手
段39および操作手段40が設けられている。
【0023】この表示手段39は、横長で大型の液晶表示
器から構成されており、図5に示す初期モード画面にお
いて、選択釦3がどの集計グループに属するかを集計グ
ループ記憶手段23に設定する集計グループ設定モード
(図5では番号14)、集計グループ記憶手段23に記憶
された各集計グループごとに集計出力させる集計モード
(図5では番号2)を含む複数のモードを表示し、各モ
ードの番号をカーソルCが移動して指定できるようにな
っている。
【0024】なお、図6に集計グループ設定モード時の
表示画面を示し、集計グループの番号をカーソルCが移
動して特定の集計グループを指定できるようになってい
る。また、図7に集計モード時の表示画面を示し、実行
したい内容の番号をカーソルCが移動して指定できるよ
うになっている。
【0025】前記操作手段40は、モード指定手段41およ
び集計グループ指定手段42として機能するカーソル移動
キー45および設定キー46、設定終了指示手段43として機
能する終了キー43a 、テンキー47、印字キー48を含む複
数のキー群49が設けられている。また、管理者キーを挿
入して回動操作されるキー差込部50が設けられ、定位置
でキー操作可能とし、累計クリア位置で販売記憶手段24
に記憶された集計がクリアされる。さらに、表示手段39
のコントラストを調整する調整つまみ51が設けられてい
る。
【0026】また、前記制御部21は、表示制御手段61の
機能、第1の集計グループ記憶制御手段62の機能、設定
完了判別手段63の機能、第2の集計グループ記憶制御手
段64の機能、設定終了時集計グループ記憶制御手段65の
機能、その他の一般制御手段の機能66を有している。
【0027】表示制御手段61の機能は、集計グループ設
定モードにおいて、集計グループ指定手段42により指定
された集計グループに属する選択釦3に対応した販売可
能表示部5を第1の表示態様(例えば点灯)で表示さ
せ、いずれの集計グループにも属さない選択釦3に対応
した販売可能表示部5を第2の表示態様(例えば点滅)
で表示させる。
【0028】第1の集計グループ記憶制御手段62の機能
は、集計グループ設定モードにおいて、選択釦3が押下
された際、集計グループ指定手段42により指定された集
計グループに属さない選択釦3のときにはその選択釦3
を該集計グループに設定記憶し、かつ、集計グループ指
定手段42により指定された集計グループにすでに属して
いる選択釦3のときにはその選択釦3を該集計グループ
から削除記憶するように集計グループ記憶手段23を制御
する。
【0029】設定完了判別手段63の機能は、設定終了指
示手段43により設定の終了の指示があったときに、全て
の選択釦3がいずれかの集計グループに設定されている
か否かを判別する。
【0030】第2の集計グループ記憶制御手段64の機能
は、設定完了判別手段63により未だ集計グループに設定
していない選択釦3が判別されれば、該選択釦3を予め
定められた優先集計グループに設定記憶するように第1
の集計グループ記憶手段62を制御する。なお、この優先
集計グループは、未だ1つも選択釦3が記憶されていな
い空グループがあるときには空グループであり、空グル
ープがないときには特定の集計グループとする。
【0031】設定終了時集計グループ記憶制御手段65の
機能は、設定終了時において、最終設定状況を集計グル
ープ記憶手段23に記憶させる。
【0032】次に、本実施例の作用を説明する。
【0033】まずは、券売機の複数の選択釦3を、複数
の営業主ごと、喫茶部門、食堂部門およびビアガーデン
部門等の各部門ごとで、各集計グループにグループ分け
設定することについて、図8のフローチャートを参照し
て説明する。
【0034】管理パネル44のキー差込部50に管理キーを
差込んで定位置に合わせると、図5に示すように、表示
手段39に初期モード画面が表示される。カーソル移動キ
ー45を操作してカーソルCを番号14の集計グループ設
定モードに移動させ、設定キー46を押下する。すなわ
ち、モード指定手段41の機能により集計グループ設定モ
ードを指定する(ステップ1)。
【0035】この集計グループ設定モードの指定によ
り、表示手段39の画面が、図6に示す集計グループ設定
モードの表示に切換えられる(ステップ2)。カーソル
移動キー45を操作してカーソルCを特定の集計グループ
番号に移動させる。すなわち、集計グループ指定手段42
の機能により特定の集計グループを指定する(ステップ
3)。
【0036】この特定の集計グループの指定で、表示制
御手段61の機能により、指定集計グループに属する選択
釦3の販売可能表示部5が点灯され(ステップ4)、指
定集計グループ以外の集計グループに属する選択釦3の
販売可能表示部5が消灯され(ステップ5)、いずれの
集計グループにも属さない選択釦3の販売可能表示部5
が点滅される(ステップ6)。
【0037】そして、指定集計グループに設定したいか
指定集計グループから外したい特定の選択釦3を押下す
ると(ステップ7)、その選択釦3が指定集計グループ
に属するのか他の集計グループに属するのか判断する
(ステップ8,9)。
【0038】判断の結果、指定集計グループにも他の集
計グループにも属さない場合には、第1の集計グループ
記憶制御手段62の機能により、その選択釦3について集
計グループ記憶手段23の指定集計グループに設定記憶し
(ステップ10)、選択釦3の販売可能表示部5を点灯に
切換える(ステップ11)。
【0039】また、判別の結果、指定集計グループに属
さず他の集計グループに属するときにはステップ7に戻
る。これは他の集計グループに属するものを変更すると
きは、一旦その集計グループにおいて解除されるのを条
件とするためである。なお、集計グループ間において自
由に設定変更するためには、ステップ9を省略すればよ
い。
【0040】また、指定集計グループに属する場合に
は、第1の集計グループ記憶制御手段62の機能により、
その選択釦3について集計グループ記憶手段23の指定集
計グループから削除記憶し(ステップ12)、選択釦3の
販売可能表示部5を点灯から点滅に切換える(ステップ
13)。
【0041】このように、指定した集計グループに属す
るようにしたい選択釦3について、その選択釦3の販売
可能表示部5を点灯させることにより、指定集計グルー
プに設定することができる。
【0042】なお、未設定の選択釦3は、販売可能表示
部5が点滅表示されているため、明確に知り得ることが
でき、設定残しを防止することができる。
【0043】また、カーソルCを他の集計グループ番号
に移動させることにより(ステップ14)、他の集計グル
ープについても同様にして選択釦3を設定することがで
きる。
【0044】そして、設定の必要とする全ての集計グル
ープについて設定が完了し、終了キー43a が押下される
と(ステップ15)、設定完了判別手段63の機能により、
全ての選択釦3が未設定か否か判別し(ステップ16)、
全て未設定であればグループ分けしないものとして終了
する。
【0045】また、設定された選択釦3があれば、設定
完了判別手段63の機能により、未設定の選択釦3がある
か否か判別し(ステップ17)、全てが設定されていれば
終了する。
【0046】また、未設定の選択釦3があれば、未だ1
つも選択釦3が記録されていない空グループがあるか否
か判断し(ステップ18)、空グループがあるときには未
設定の選択釦3を空グループに自動的に設定し(ステッ
プ19)、空グループがないときには特定の集計グループ
に自動的に設定する(ステップ20)。これは、第2の集
計グループ記憶制御手段64の機能により、未設定の選択
釦3を空グループや特定の集計グループ等の予め定めら
れた優先集計グループに設定記憶するように第1の集計
グループ記憶手段62を制御して行う。
【0047】なお、空グループが複数あるときには、最
小番号の集計グループに設定する。特定の集計グループ
は、予め定められた例えばG8の集計グループや、最終
のGnの集計グループである。
【0048】したがって、設定し残した選択釦3があっ
ても、予め定められた優先集計グループに自動的に設定
し、未設定の選択釦3が存在するのを防止することがで
きる。これにより、後述する集計グループ別集計の合計
と全ての選択釦3についての合計とが一致するようにな
る。
【0049】次に、メニュー券の販売が行われると、販
売記憶手段24に、各選択釦3ごとの販売回数と集計金額
が記憶されるとともに、各集計グループごとの集計金額
が記憶される。
【0050】次に、集計出力について、図9のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0051】管理パネル44のキー差込部50に管理キーを
差込んで定位置に合わせると、図5に示すように、表示
手段39に初期モード画面が表示される。カーソル移動キ
ー45を操作してカーソルCを番号2の集計モードに移動
させ、設定キー46を押下する。すなわち、モード指定手
段41の機能により集計モードを指定する(ステップ2
1)。この集計モードの指定により、表示手段39の画面
が、図7に示す集計モードの表示に切換えられる(ステ
ップ22)。カーソル移動キー45を操作してカーソルCを
例えば番号4のグループ別日計印字に移動させ(ステッ
プ23)、印字キー48を押下すると(ステップ24)、グル
ープ別日計の内容が集計出力手段37により印字出力され
る(ステップ25)。
【0052】そして、グループ別日計の内容印字出力例
を図10に示すように、集計グループごとに、グループ
設定された選択釦3の番号、現金およびカードごと並び
にその合計のメニュー券の販売枚数および集計金額が印
字される。最後には、トータルとして、全てのグループ
の現金およびカードごと並びにその合計のメニュー券の
販売枚数および集計金額が印字される。
【0053】したがって、グループ分けした複数の営業
主ごと、喫茶部門、食堂部門およびビアガーデン部門等
の各部門ごとに、売上集計を出すことができ、従来のよ
うに各営業主ごとや各部門ごとに売上を加算して求める
ような手間がかからずにすむ。
【0054】また、グループ別日計の印字出力後、他の
事項を行う場合にはカーソルCをその番号に合わせて印
字キー48等を操作し、それらが終了したら、終了キー43
a を操作して終了となる(ステップ25)。
【0055】なお、本発明は前記実施例のような券売機
に限られず、例えば煙草販売機、飲料販売機等の複数種
類の商品を販売する自動販売機に適用することができ
る。
【0056】
【発明の効果】求項1記載の自動販売機によれば、複
数の選択釦を複数の集計グループにグループ分け設定す
るのに各選択釦の押下により設定可能とするとともに、
設定時にすでに設定すべき集計グループに属している選
択釦を第1の表示態様(例えば点灯)で表示し、未だど
の集計グループにも属していない選択釦を第2の表示態
様(例えば点滅)で表示するようにして、集計グループ
に属しているものと属していないものも明確に知り得る
ようにし、設定を容易に行うことができる。また、集計
グループの設定終了時に未設定の選択釦があれば、優先
集計グループに自動的に組み入れるようにし、未設定の
選択釦が存在するのを防止することができる。
【0057】請求項2記載の自動販売機によれば、請求
1記載の自動販売機の効果に加えて、未設定の選択釦
を優先集計グループに自動的に組み入れる際、未だ1つ
も選択釦が記憶されていない空グループがあれば、この
空グループを自動的に選定して組み入れすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の一実施例を示すブロック
図である。
【図2】自動販売機の正面図である。
【図3】集計グループ記憶手段のメモリマップ図であ
る。
【図4】販売記憶手段のメモリマップ図である。
【図5】管理装置の正面図である。
【図6】集計グループ設定モードの表示例の説明図であ
る。
【図7】集計モードの表示例の説明図である。
【図8】集計グループ設定のフローチャート図である。
【図9】集計出力のフローチャート図である。
【図10】集計出力例の説明図である。
【符号の説明】
3 選択釦 5 表示部 23 集計グループ記憶手段 24 販売記憶手段 37 集計出力手段 41 モード指定手段 42 集計グループ指定手段 43 設定終了指示手段 61 表示制御手段 62 第1の集計グループ記憶制御手段 63 設定完了判別手段 64 第2の集計グループ記憶制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の商品の中から特定の商品を選
    択指定する選択釦を備え、この選択釦により指定された
    商品を販売する自動販売機において、 前記選択釦の押下により商品が販売された販売状況を記
    憶する販売記憶手段と、 複数の集計グループを有し、前記選択釦がどの集計グル
    ープに属しているかを記憶する集計グループ記憶手段
    と、 前記選択釦がどの集計グループに属するかを前記集計グ
    ループ記憶手段に設定する集計グループ設定モード、集
    計グループ記憶手段に記憶された各集計グループごとに
    集計出力させる集計モードの少なくとも2つのモードを
    有し、いずれかのモードを指定するモード指定手段と、 このモード指定手段により指定された集計グループ設定
    モードにおいて、複数の集計グループのうち特定の集計
    グループを指定する集計グループ指定手段と、 前記集計グループ設定モードにおいて、前記集計グルー
    プ指定手段により指定された集計グループに属する選択
    釦に対応した表示部を第1の表示態様で表示させ、いず
    れの集計グループにも属さない選択釦に対応した表示部
    を第2の表示態様で表示させる表示制御手段と、 前記集計グループ設定モードにおいて、前記選択釦が押
    下された際、前記集計グループ指定手段により指定され
    た集計グループに属さない選択釦のときにはその選択釦
    を該集計グループに設定記憶し、かつ、集計グループ指
    定手段により指定された集計グループにすでに属してい
    る選択釦のときにはその選択釦を該集計グループから削
    除記憶するように前記集計グループ記憶手段を制御する
    第1の集計グループ記憶制御手段と、 前記集計グループ設定モードにおいて、設定の終了を指
    示する設定終了指示手段と、 この設定終了指示手段により設定の終了の指示があった
    ときには前記全ての選択釦がいずれかの集計グループに
    設定されているか否かを判別する設定完了判別手段と、 この設定完了判別手段により未だ集計グループに設定し
    ていない選択釦が判別されれば、該選択釦を予め定めら
    れた優先集計グループに設定記憶するように前記第1の
    集計グループ記憶手段を制御する第2の集計グループ記
    憶制御手段と、 前記モード指定手段により指定された集計モードにおい
    て、前記集計グループ記憶手段により記憶された各集計
    グループごとに前記販売記憶手段の記憶内容に基づいて
    集計出力する集計出力手段とを具備したことを特徴とす
    る自動販売機。
  2. 【請求項2】 第2の集計グループ記憶制御手段の制御
    により設定記憶させる予め定められた優先集計グループ
    は、未だ1つも選択釦が記憶されていない空グループが
    あるときには空グループであり、空グループがないとき
    には特定の集計グループであることを特徴とする請求項
    記載の自動販売機。
JP26034491A 1991-10-08 1991-10-08 自動販売機 Expired - Fee Related JP3184576B2 (ja)

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