JP2002321780A - 合成樹脂製の容器取付用カバー体 - Google Patents

合成樹脂製の容器取付用カバー体

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JP2002321780A JP2001126245A JP2001126245A JP2002321780A JP 2002321780 A JP2002321780 A JP 2002321780A JP 2001126245 A JP2001126245 A JP 2001126245A JP 2001126245 A JP2001126245 A JP 2001126245A JP 2002321780 A JP2002321780 A JP 2002321780A
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Shunji Soma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放出容器の分別廃棄時などに合成樹脂製カバ
ー体と金属製容器との分離作業を容易に行えるようにす
る。 【解決手段】 金属製容器と結合する突状部12cを有す
る内側筒状部12と、これと一体の外側筒状部11とを備え
た合成樹脂製カバー体1の外側筒状部11に、内側筒状部
12とは分離した態様で拡開用リブ11bを形成した。ま
た、拡開用リブ11bにはテーパ面11dが形成されてい
る。外側筒状部11の押圧部11aを押圧すると、拡開用リ
ブ11bは内側筒状部12の周方向端部12bに当接し、当該
周方向端部12bは拡開用リブ11bのテーパ面11dに慴動
して強制的に外側方向に押し広げられ、突状部12cの緩
斜面12dとマウンテンキャップ21との結合が解除され
る。この結合解除をとっかかりに突状部12cはマウンテ
ンキャップ21に乗り上げていくので、合成樹脂製カバー
体1と金属製容器とを容易に分離することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製容器と結合
する内側筒状部とこれと一体の外側筒状部とを備えた合
成樹脂製の容器取付用カバー体(以下必要により「合成
樹脂製カバー体」という。)に関し、特に、合成樹脂製
のカバー体と金属製容器とを分離するときには、外側筒
状部の押圧操作にともない拡開用リブが内側筒状部の周
方向端部を金属製容器から強制的に広げるように作用
し、この部分の結合解除をとっかかりとすることによっ
て両者の分離作業を容易に行えるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、貯留している内容物を外部に放
出するためのエアゾール容器や、流入弁および吐出し弁
を用いた蓄圧式容器などの放出容器では、金属製容器の
開口部側に合成樹脂製のカバー体を取り付けている。
【0003】合成樹脂製のカバー体は押し釦等の放出操
作部材の上下動をガイドしたり、製品の外観を良くする
ためのものであり、使用中に合成樹脂製カバー体が金属
製容器から外れることがないように金属製容器のマウン
テンキャップの下側部分に強く結合している。
【0004】その一方で、環境保護や資源の有効利用の
ために、内容物を使い終わった空のエアゾール容器など
を処分するときにはその素材ごとに、例えば金属、合成
樹脂等に分別回収して個々に廃棄し、またこれらを再利
用することが望まれている。
【0005】したがって、合成樹脂製カバー体は使用中
には金属製容器から外れることがなく、使用後は容易に
外して金属製容器と分別できるように形成する必要があ
る。
【0006】従来の合成樹脂製カバー体は、内側筒状部
および外側筒状部などを有しており、内側筒状部の内周
面の周方向には、金属製容器のマウンテンキャップに結
合する突状部を形成している。また、内側筒状部はその
一部に欠落部を形成し、合成樹脂製カバー体を金属製容
器から取り外す際にマウンテンキャップとの結合が解除
され易い態様になっている。
【0007】また、外側筒状部には、内側筒状部の欠落
部に対応する部分に合成樹脂製のカバー体を金属製容器
から取り外すときに押圧する位置を示す押圧部を備えて
いる。
【0008】さらに、外側筒状部と内側筒状部を連結す
るリブを設け、外側筒状部を押圧したときの力が内側筒
状部に伝達され易いように形成している。
【0009】合成樹脂製のカバー体を金属製容器から取
り外すには、外側筒状部の押圧部を押圧する。この押圧
操作により、外側筒状部は変形し、その力がリブを介し
て内側筒状部に伝達される。内側筒状部は押圧操作によ
り押圧部とその対向面とが短径となるような楕円状に変
形する。
【0010】その結果、長径化した内側筒状部の突状部
とマウンテンキャップとの結合が解除され、合成樹脂製
カバー体を金属製容器から取り外すことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、外側筒状部
に、内側筒状部とは分離した態様で拡開用リブを形成
し、外側筒状部を押圧したときには当該リブが、内側筒
状部の周方向端部を金属製容器から押し広げるように作
用して当該周方向端部と金属製容器との結合を解除する
といった新たな構成をとることにより、内側筒状部と金
属製容器との確実な結合状態の維持、および当該周方向
端部をいわば始まりとする分別動作を簡単・確実に行え
る合成樹脂製カバー体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を次の
ようにして解決する。 (1)一周部分の一部を欠落させた形で金属製容器(例
えば後述の金属製容器20)と結合する内側筒状部(例え
ば後述の内側筒状部12)と、これと一体の外側筒状部
(例えば後述の外側筒状部11)とを備えた合成樹脂製の
容器取付用カバー体(例えば後述の合成樹脂製カバー
1)において、前記外側筒状部に、前記内側筒状部の周
方向端部(例えば後述の周方向端部12b)に対する拡開
用リブ(例えば後述の拡開用リブ11b,11e)を、その
端部(例えば後述の端部11c,11f)が前記内側筒状部
から分離された自由端の態様で形成し、前記外側筒状部
の外周面の、前記内側筒状部の前記欠落範囲に対応した
所定部分(例えば後述の押圧部11a)を押圧するときの
前記拡開用リブの作用により、前記内側筒状部の周方向
端部が外側に逃げるようにした。 (2)前記(1)において、前記拡開用リブを、前記外
側筒状部から前記押圧操作の方向に延び、その前記自由
端が、テーパ状(例えば後述のテーパ面11c,11g)で
前記押圧操作にともない前記内側筒状部の前記結合状態
の前記周方向端部を押し広げる機能を持つものにする。 (3)前記(1)において、前記外側筒状部から前記押
圧操作の方向よりも外側の方に延び、その前記自由端
が、前記押圧操作にともない前記金属製容器の一部に当
接してこれに案内されながら外側に移動することにより
前記内側筒状部の前記結合状態の前記周方向端部を押し
広げる機能を持つものにする。 (4)前記(1)乃至(3)において、前記拡開用リブ
を、前記内側筒状部の一対の前記周方向端部のそれぞれ
に対するかたちの2個所に形成する。
【0013】本発明は、前記(1)、(2)、(3)、
(4)のように、外側筒状部の例えば押圧部を押圧する
と拡開用リブが内側筒状部の周方向端部を金属製容器の
外側方向に押し広げるように作用するので、周方向端部
と内側筒状部との結合が解除され、合成樹脂製カバー体
は金属製容器から簡単に外れる。
【0014】また、前記(2)のように、拡開用リブの
自由端をテーパ状としたので、内側筒状部の周方向端部
は拡開用リブの自由端に慴動するかたちで金属製容器の
外側方向に押し広げられて金属製容器との結合が解除さ
れ、合成樹脂製カバー体は金属製容器から簡単に外れ
る。
【0015】また、前記(3)のように、外側筒状部の
押圧操作時には拡開用リブが内側筒状部と金属製容器と
の間に入り込んで内側筒状部の周方向端部を金属製容器
の外側に押し広げるので、周方向端部と金属製容器との
結合が解除し、合成樹脂製カバー体は金属製容器から簡
単に外れる。
【0016】また、前記(4)のように、外側筒状部の
例えば押圧部を押圧すると2箇所に形成した拡開用リブ
がそれぞれに対応する内側筒状部の周方向端部を金属製
容器の外側方向に押し広げるので、内側筒状部の周方向
端部と金属製容器との結合が解除され、合成樹脂製カバ
ー体は金属製容器からより簡単に外れる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を用いて本発明の実
施の形態を説明する。図1は互いに平行する拡開用リブ
を形成した合成樹脂製カバー体を示す説明図であり、
(a)は底面図、(b)は金属製容器に取り付けた状態
を示す説明図、図2は、図1の合成樹脂製カバー体を金
属製容器から取り外すときの説明図であり、(a)は合
成樹脂製カバー体と金属製容器との結合状態を示す部分
拡大図、(b)は合成樹脂製カバー体と金属製容器との
結合解除の様子を示す部分拡大図である。図3は、ハの
字状の拡開用リブを形成した合成樹脂製カバー体を示す
説明図であり、(a)は合成樹脂製カバー体と金属製容
器との結合状態を示す部分拡大図、(b)は合成樹脂製
カバー体と金属製容器との結合解除の様子を示す部分拡
大図である。
【0018】これらの図において、1は互いに平行する
拡開用リブ11bを形成した合成樹脂製カバー体、1aは下
端部、2はハの字状の拡開用リブを形成した合成樹脂製
カバー体、11は外側筒状部、11aは外側筒状部11の外周
面に形成した押圧部、11bは外側筒状部11の内周面に形
成した、互いに平行する拡開用リブ、11cは拡開用リブ
11bの端部、11dは拡開用リブ11bのテーパ面、11eは
外側筒状部11の内周面に形成した、ハの字状の拡開用リ
ブ、11fはハの字状の拡開用リブ11eの端部、11gはハ
の字状の拡開用リブ11eのテーパ面、12は内側筒状部、
12aは欠落部分、12bは欠落部分12aにより形成される
周方向端部、12cは内側筒状部12の内周面に形成した後
述の金属製容器20のマウンテンキャップ22の環状凹部23
と結合する突状部、12dは突状部12cの、内側筒状部12
の端部12b側の緩斜面、12eは内側筒状部12の端部12b
と拡開用リブ11b,11eとの間の隙間、13は操作釦(図
示省略)の上下動をガイドするガイド部、20は金属製容
器、21は容器本体、21aは肩斜面、22はマウンテンキャ
ップ、23はマウンテンキャップ下側の環状凹部、をそれ
ぞれ示している。
【0019】合成樹脂製カバー体1は、その外側筒状部
11の内周面に、内側筒状部12とは分離した態様で互いに
平行する拡開用リブ11bを形成したものである。
【0020】そして、外側筒状部11の押圧部11aの押圧
操作による拡開用リブ11bの内側方向への移動を、内側
筒状部12の周方向端部12bをマウンテンキャップ22の外
側方向に押し広げる移動へと変換し、内側筒状部12の突
状部12cとマウンテンキャップ22下側の環状凹部23との
結合を内側筒状部12の周方向端部側12bから解除するも
のである。
【0021】図1(a)に示すように、合成樹脂製カバ
ー体1は外側筒状部11、内側筒状部12、ガイド部13など
からなり、一体成形されたものである。
【0022】内側筒状部12の一部は欠落部分12aを形成
し、内側筒状部12の内周面にはその周方向にマウンテン
キャップ22下側の環状凹部23と結合する突状部12cを形
成している。
【0023】外側筒状部11の外周面には内側筒状部12の
欠落部分12aに対応する位置に押圧部11aを設け、内周
面にはこの押圧部11aを挟み、内側筒状部12の周方向端
部12bに対応する位置に拡開用リブ11bを形成してい
る。
【0024】そして、拡開用リブ11bにはテーパ面11d
が形成され、端部11cと内側筒状部12の周方向端部12b
との間には隙間12eが形成されている。したがって、拡
開用リブ11bは内側筒状部12から分離された状態であ
り、両者は別方向に移動することが可能である。
【0025】図1(b)に示すように、合成樹脂製カバ
ー体1をマウンテンキャップ22の上側から押込むと、内
側筒状部12の弾性により、突状部12cはマウンテンキャ
ップ22の外周面に押圧されて一旦外側に押し広げられ、
マウンテンキャップ22下側の環状凹部23に結合し、合成
樹脂製カバー体1を金属製容器20に取り付けることがで
きる。これにより、陳列時や使用時等に合成樹脂製カバ
ー体1が金属製容器20から外れることはない。
【0026】図2(a)に示すように、この結合状態で
は、拡開用リブ11bのテーパ面11dと内側筒状部12の周
方向端部12bとの間には隙間12eが形成され、押圧部11
aにある程度以上の力が加わらない限り拡開用リブ11b
が内側筒状部12の周方向端部12bを外側方向に押し広げ
るように作用することはない。
【0027】したがって、例えば利用者が誤って外側筒
状部11の押圧部11aを触ったとしても突状部12cと金属
製容器20との結合が解除されてしまうといったことはな
い。
【0028】図2(b)に示すように、合成樹脂製カバ
ー体1を金属製容器20から取り外すときには、例えば金
属製容器20を片手で持ち、外側筒状部11の押圧部11aを
親指で略矢印方向に押し上げると合成樹脂製カバー体1
を金属製容器20から簡単に取り外すことができる。
【0029】それは、合成樹脂製カバー体1が、 ・内側筒状部12に欠落部分12aを形成し、 ・内側筒状部12に形成した突状部12cは、周方向端部12
a側で緩斜面12dを形成し、 ・外側筒状部11の内周面に、内側筒状部12とは分離した
態様で拡開用リブ11bを形成し、 ・拡開用リブ11bにテーパ面11dを形成している、等か
らである。
【0030】そしてこれらの構成により、 ・合成樹脂製カバー体1の内側筒状部12の周方向端部12
bは移動し易く、 ・突状部12cの緩斜面12dとマウンテンキャップ22下側
の環状凹部23との結合は弱く、 ・外側筒状部11の押圧により、拡開用リブ11bを内側方
向に移動すると、内側筒状部12の周方向端部12bを外側
(マウンテンキャップ22下側の環状凹部23との結合が解
除する方向)方向に移動させることができる。
【0031】したがって、外側筒状部11の押圧部11aを
押圧すると、(1) 拡開用リブ11bのテーパ面11dは内側
筒状部12の周方向端部12bに当接し、(2) 内側筒状部12
の周方向端部12bは上述のように移動し易く、拡開用リ
ブ材11のテーパ面11dに慴動して強制的に外側方向に押
し広げられて突状部12cも外側方向に移動して、(3) 突
状部12cの緩斜面12dとマウンテンキャップ22下側の環
状凹部23との結合が解除される。
【0032】そして、一旦突状部12cの緩斜面12dとマ
ウンテンキャップ22下側の環状凹部23との結合が解除す
ると、合成樹脂製カバー体1は上方への押し上げ作用や
カバー体1の下端部1aが容器本体21の肩斜面21aから上
方向の力を受けることもあり、突状部12cは徐々にマウ
ンテンキャップ22に乗り上げ、最終的に金属製容器20か
ら外れる。
【0033】図3(a)に示すように、合成樹脂製カバ
ー体10は、図1の拡開用リブ11bに代えてハの字状の拡
開用リブ11eを形成したものである。この場合にも拡開
用リブ11eは内側筒状部12から分離された状態であり、
両者は別方向に移動することが可能である。
【0034】外側筒状部11の押圧操作時には、拡開用リ
ブ11eの端部11fが金属製容器のマウンテンキャップ22
と内側筒状部12の突状部12cとの間に入り込んで周方向
端部12bを外側方向に押し広げ、この部分から両者の結
合を解除する。
【0035】図3(b)に示すように、合成樹脂製カバ
ー体10を金属製容器から取り外すときには、外側筒状部
11の押圧部11aを略矢印方向に押し上げる。
【0036】このとき、 ・拡開用リブ11eの端部11fは、内側筒状部12の端部12
bに当接し、 ・マウンテンキャップ22に案内されながら外側方向に移
動し、 ・内側筒状部12の端部12bは、拡開用リブ11eのテーパ
面11gに慴動して強制的に外側方向に押し広げられ、 ・突状部12cの緩斜面12dとマウンテンキャップ22下側
の環状凹部の結合が解除される。
【0037】そして、前述のように、合成樹脂製カバー
体の下端部が容器本体の肩斜面から上方向の力を受ける
作用もあり、突状部12cは周方向端部12b側から徐々に
マウンテンキャップ22に乗り上げ、最終的に金属製容器
から外れる。
【0038】また、押圧部11aに目印を設けて適切な押
圧位置が一目で判るようにしたり、表面にローレット加
工などを施して、ここを押圧するときの指の掛かりを良
くするようにしてもよい。
【0039】また、本発明の合成樹脂製カバー体1に内
容物放出用のノズルなどを一体に形成するようにしても
よい。
【0040】
【発明の効果】本発明は、このように、内側筒状部の周
方向端部に対する拡開用リブを、内側筒状部とは分離し
た態様で外側筒状部に形成したので、外側筒状部の所定
部分を押圧すると拡開用リブが内側筒状部の周方向端部
を金属製容器の外側に押し広げるように作用する。した
がって、内側筒状部と金属製容器との結合は周方向端部
側から解除され、合成樹脂製カバー体を金属製容器から
簡単に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、互いに平行する拡開用リブを形成し
た合成樹脂製カバー体を示す説明図である。(a)は底
面図、(b)は金属製容器に取り付けた状態を示す説明
図である。
【図2】本発明の、図1の合成樹脂製カバー体を金属製
容器から取り外すときの説明図である。(a)は合成樹
脂製カバー体と金属製容器との結合状態を示す部分拡大
図、(b)は合成樹脂製カバー体と金属製容器との結合
解除の様子を示す部分拡大図である。
【図3】本発明の、ハの字状の拡開用リブを形成した合
成樹脂製カバー体をを金属製容器から取り外すときの説
明図である。(a)は合成樹脂製カバー体と金属製容器
との結合状態を示す部分拡大図、(b)は合成樹脂製カ
バー体と金属製容器との結合解除の様子を示す部分拡大
図である。
【符号の説明】
1:合成樹脂製カバー体(その1) 1a :下端部 2:合成樹脂製カバー体(その2) 11:外側筒状部 11a:押圧部 11b:互いに平行する拡開用リブ 11c:拡開用リブ11bの端部 11d:拡開用リブ11bのテーパ面 11e:ハの字状の拡開用リブ 11f:拡開用リブ11eの端部 11g:拡開用リブ11eのテーパ面 12:内側筒状部 12a:欠落部分 12b:周方向端部 12c:突状部 12d:緩斜面 12e:隙間 13:ガイド部 20:金属製容器 21:容器本体 21a:肩斜面 22:マウンテンキャップ 23:環状凹状部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一周部分の一部を欠落させた形で金属製
    容器と結合する内側筒状部と、これと一体の外側筒状部
    とを備えた合成樹脂製の容器取付用カバー体において、 前記外側筒状部に、前記内側筒状部の周方向端部に対す
    る拡開用リブを、その端部が前記内側筒状部から分離さ
    れた自由端の態様で形成し、 前記外側筒状部の外周面の、前記内側筒状部の前記欠落
    範囲に対応した所定部分を押圧するときの前記拡開用リ
    ブの作用により、前記内側筒状部の周方向端部が外側に
    逃げるようにした、ことを特徴とすると合成樹脂製の容
    器取付用カバー体。
  2. 【請求項2】 前記拡開用リブを、 前記外側筒状部から前記押圧操作の方向に延び、 その前記自由端が、テーパ状で前記押圧操作にともない
    前記内側筒状部の前記結合状態の前記周方向端部を押し
    広げる機能を持つものにした、ことを特徴とする請求項
    1記載の合成樹脂製の容器取付用カバー体。
  3. 【請求項3】 前記拡開用リブを、 前記外側筒状部から前記押圧操作の方向よりも外側の方
    に延び、 その前記自由端が、前記押圧操作にともない前記金属製
    容器の一部に当接してこれに案内されながら外側に移動
    することにより前記内側筒状部の前記結合状態の前記周
    方向端部を押し広げる機能を持つものにした、ことを特
    徴とする請求項1記載の合成樹脂製の容器取付用カバー
    体。
  4. 【請求項4】 前記拡開用リブを、 前記内側筒状部の一対の前記周方向端部のそれぞれに対
    するかたちの2個所に形成した、ことを特徴とする請求
    項1乃至3記載の合成樹脂製の容器取付用カバー体。
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