JPH11321944A - エアゾール容器 - Google Patents
エアゾール容器Info
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- JPH11321944A JPH11321944A JP10155188A JP15518898A JPH11321944A JP H11321944 A JPH11321944 A JP H11321944A JP 10155188 A JP10155188 A JP 10155188A JP 15518898 A JP15518898 A JP 15518898A JP H11321944 A JPH11321944 A JP H11321944A
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- aerosol
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/16—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
- B65D83/20—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
- B65D83/205—Actuator caps, or peripheral actuator skirts, attachable to the aerosol container
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】肩カバーを、一部の押圧でエアゾール缶から容
易に分離できるようにして、廃棄時の分別回収に供す
る。 【解決手段】上面中央に押し下げによって内容物を吐出
する弁付きのステム２を備え、該ステムの周りに製缶過
程で生じる環状突部３を有し、かつ、該環状突部の外側
にテーパ状の肩部４を有するエアゾール缶１を設け、該
エアゾール缶の上記環状突部３に上記肩部４を覆う肩カ
バー５を嵌着係合させ、上記ステム２に押下げ噴出ヘッ
ド６を嵌合させたエアゾール容器において、上記肩カバ
ー５の周壁７の内側に嵌合短筒８を設けて、該嵌合短筒
を上記環状突部３の外周へと嵌着係合させ、また、その
周壁７の一部に内方へ押し込み得る押圧部９を設けると
ともに、該押圧部の下端から上記肩部４に摺動可能に当
接させてその嵌合短筒８の下端へ差し込みする突き上げ
カム片10を突設した。
易に分離できるようにして、廃棄時の分別回収に供す
る。 【解決手段】上面中央に押し下げによって内容物を吐出
する弁付きのステム２を備え、該ステムの周りに製缶過
程で生じる環状突部３を有し、かつ、該環状突部の外側
にテーパ状の肩部４を有するエアゾール缶１を設け、該
エアゾール缶の上記環状突部３に上記肩部４を覆う肩カ
バー５を嵌着係合させ、上記ステム２に押下げ噴出ヘッ
ド６を嵌合させたエアゾール容器において、上記肩カバ
ー５の周壁７の内側に嵌合短筒８を設けて、該嵌合短筒
を上記環状突部３の外周へと嵌着係合させ、また、その
周壁７の一部に内方へ押し込み得る押圧部９を設けると
ともに、該押圧部の下端から上記肩部４に摺動可能に当
接させてその嵌合短筒８の下端へ差し込みする突き上げ
カム片10を突設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール容器に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】金属製のエアゾール缶は、通常、上面中
央に押し下げによって内容物を吐出する弁付きのステム
を備えており、該ステムの周りには、製缶過程で生じる
環状突部（巻締め接合部）を有し、該環状突部の外側に
テーパ状の肩部を有している。そして、そのステムに
は、噴霧ヘッド、スパウト等の合成樹脂製の押下げ噴出
ヘッドを嵌着しており、また、多くの場合、その環状突
部に合成樹脂製の肩カバーを嵌装している。
央に押し下げによって内容物を吐出する弁付きのステム
を備えており、該ステムの周りには、製缶過程で生じる
環状突部（巻締め接合部）を有し、該環状突部の外側に
テーパ状の肩部を有している。そして、そのステムに
は、噴霧ヘッド、スパウト等の合成樹脂製の押下げ噴出
ヘッドを嵌着しており、また、多くの場合、その環状突
部に合成樹脂製の肩カバーを嵌装している。
【０００３】近時、この種のエアゾール容器において
も、廃棄時に資源ゴミとしての分別回収に供することが
考えられており、本出願人も既に合成樹脂製の肩カバー
及び押下げ噴出ヘッドを金属製のエアゾール缶から容易
に分離できるようにしたものを各種提案している（例え
ば特開平9-58766 号公報）。
も、廃棄時に資源ゴミとしての分別回収に供することが
考えられており、本出願人も既に合成樹脂製の肩カバー
及び押下げ噴出ヘッドを金属製のエアゾール缶から容易
に分離できるようにしたものを各種提案している（例え
ば特開平9-58766 号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、その一環と
して、肩カバーの一部を押圧するだけの簡単な操作で当
該肩カバー等をエアゾール缶から容易に分離できるよう
にしようとするものであり、併せて、構造を簡潔にし
て、安価に提供できるようにしようとするものである。
して、肩カバーの一部を押圧するだけの簡単な操作で当
該肩カバー等をエアゾール缶から容易に分離できるよう
にしようとするものであり、併せて、構造を簡潔にし
て、安価に提供できるようにしようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項１の発明は、上面中央に押し下げによって内容物を
吐出する弁付きのステム２を備え、該ステムの周りに製
缶過程で生じる環状突部３を有し、かつ、該環状突部の
外側にテーパ状の肩部４を有するエアゾール缶１を設
け、該エアゾール缶の上記環状突部３に上記肩部４を覆
う肩カバー５を嵌着係合させ、上記ステム２に押下げ噴
出ヘッド６を嵌合させたエアゾール容器において、上記
肩カバー５の周壁７の内側に嵌合短筒８を設けて、該嵌
合短筒を上記環状突部３の外周へと嵌着係合させ、ま
た、その周壁７の一部に内方へ押し込み得る押圧部９を
設けるとともに、該押圧部の下端から上記肩部４に摺動
可能に当接させてその嵌合短筒８の下端へ差し込みする
突き上げカム片10を突設したことを特徴とする。
求項１の発明は、上面中央に押し下げによって内容物を
吐出する弁付きのステム２を備え、該ステムの周りに製
缶過程で生じる環状突部３を有し、かつ、該環状突部の
外側にテーパ状の肩部４を有するエアゾール缶１を設
け、該エアゾール缶の上記環状突部３に上記肩部４を覆
う肩カバー５を嵌着係合させ、上記ステム２に押下げ噴
出ヘッド６を嵌合させたエアゾール容器において、上記
肩カバー５の周壁７の内側に嵌合短筒８を設けて、該嵌
合短筒を上記環状突部３の外周へと嵌着係合させ、ま
た、その周壁７の一部に内方へ押し込み得る押圧部９を
設けるとともに、該押圧部の下端から上記肩部４に摺動
可能に当接させてその嵌合短筒８の下端へ差し込みする
突き上げカム片10を突設したことを特徴とする。
【０００６】請求項２の発明は、請求項１のエアゾール
容器にあって、上記突き上げカム片10を薄肉ヒンジ11を
介して上記周壁７の下端に連設するとともに、その突き
上げカム片10の上面から加圧小片12を突設して、該加圧
小片の先端を上記押圧部９の内面に設けた縦溝13に摺動
自在に嵌挿させ、また、上記嵌合短筒８の突き上げカム
片挿入部14の外側に挿入案内片15を付設して成る。
容器にあって、上記突き上げカム片10を薄肉ヒンジ11を
介して上記周壁７の下端に連設するとともに、その突き
上げカム片10の上面から加圧小片12を突設して、該加圧
小片の先端を上記押圧部９の内面に設けた縦溝13に摺動
自在に嵌挿させ、また、上記嵌合短筒８の突き上げカム
片挿入部14の外側に挿入案内片15を付設して成る。
【０００７】請求項３の発明は、請求項１のエアゾール
容器にあって、上記周壁７における上記押圧部９の両脇
に、中途部に破断細片17を残した左右一対の縦の切込み
16を入れ、また、上記突き上げカム片10を上記周壁７の
下端に剛に連設して成る。
容器にあって、上記周壁７における上記押圧部９の両脇
に、中途部に破断細片17を残した左右一対の縦の切込み
16を入れ、また、上記突き上げカム片10を上記周壁７の
下端に剛に連設して成る。
【０００８】
【発明の実施の形態】その1.図１乃至図５は、請求項
１、請求項２の発明に係る実施の形態その1.を示してい
る。図１乃至図５において、１は、既成の金属製のエア
ゾール缶、２は、該エアゾール缶の上面中央に押し下げ
によって内容物を吐出するよう装備させた弁付きのステ
ム、３は、製缶過程で該ステムの周りに生じた環状突部
（巻締め接合部）、４は、該環状突部の外側に形成した
テーパ状の肩部である。５は、上記肩部４を覆う肩カバ
ー、６は、上記ステム２に嵌合させた押下げ噴出ヘッド
であり、具体的には、その肩カバー５とは別体にした噴
霧ヘッド22である。18は、上記肩カバー５に着脱自在に
嵌合させて該押下げ噴出ヘッドを覆ったカバーキャップ
である。そして、これらは合成樹脂成形から成る。
１、請求項２の発明に係る実施の形態その1.を示してい
る。図１乃至図５において、１は、既成の金属製のエア
ゾール缶、２は、該エアゾール缶の上面中央に押し下げ
によって内容物を吐出するよう装備させた弁付きのステ
ム、３は、製缶過程で該ステムの周りに生じた環状突部
（巻締め接合部）、４は、該環状突部の外側に形成した
テーパ状の肩部である。５は、上記肩部４を覆う肩カバ
ー、６は、上記ステム２に嵌合させた押下げ噴出ヘッド
であり、具体的には、その肩カバー５とは別体にした噴
霧ヘッド22である。18は、上記肩カバー５に着脱自在に
嵌合させて該押下げ噴出ヘッドを覆ったカバーキャップ
である。そして、これらは合成樹脂成形から成る。
【０００９】肩カバー５は、リング状に形成するととも
に、頂壁19の内縁部を一段高くして、該高段部20の外周
にカバーキャップ18を着脱自在に嵌合させている。ま
た、周壁７の内側には、内縁に係合突条21を有する嵌合
短筒８を設けて、該嵌合短筒を上記環状突部３の外周へ
と嵌着係合させ、かつ、その周壁７の一部に周壁の弾性
変形で内方へ押し込み得る押圧部９を設けるとともに、
該押圧部の下端から上記肩部４に摺動可能に当接させて
その嵌合短筒８の下端へ差し込みする突き上げカム片10
を突設し、該突き上げカム片10の差し込みで嵌合短筒８
を環状突部４から離脱させるようにしている。
に、頂壁19の内縁部を一段高くして、該高段部20の外周
にカバーキャップ18を着脱自在に嵌合させている。ま
た、周壁７の内側には、内縁に係合突条21を有する嵌合
短筒８を設けて、該嵌合短筒を上記環状突部３の外周へ
と嵌着係合させ、かつ、その周壁７の一部に周壁の弾性
変形で内方へ押し込み得る押圧部９を設けるとともに、
該押圧部の下端から上記肩部４に摺動可能に当接させて
その嵌合短筒８の下端へ差し込みする突き上げカム片10
を突設し、該突き上げカム片10の差し込みで嵌合短筒８
を環状突部４から離脱させるようにしている。
【００１０】この突き上げカム片10は、薄肉ヒンジ11を
介して周壁７の下端に連設して（図３）内方へ折り込む
ことで、合成樹脂一体成形を可能にしており、そして、
この突き上げカム片10の上面から加圧小片12を突設し
て、該加圧小片の先端を、上記押圧部９の内面に設けた
２本の縦突条による縦溝13に摺動自在に嵌挿させて、押
圧部９から加わる押圧力を加圧小片12を介して突き上げ
カム片10へ伝えるようにし、更に、上記嵌合短筒８の突
き上げカム片挿入部14の外側に、挿入案内片15を付設し
て突き上げカム片10の的確な挿入を可能にし、該突き上
げカム片挿入部14の近辺では、嵌合短筒８の係合突条21
を切欠いて、該嵌合短筒８の離脱を容易にしている。
介して周壁７の下端に連設して（図３）内方へ折り込む
ことで、合成樹脂一体成形を可能にしており、そして、
この突き上げカム片10の上面から加圧小片12を突設し
て、該加圧小片の先端を、上記押圧部９の内面に設けた
２本の縦突条による縦溝13に摺動自在に嵌挿させて、押
圧部９から加わる押圧力を加圧小片12を介して突き上げ
カム片10へ伝えるようにし、更に、上記嵌合短筒８の突
き上げカム片挿入部14の外側に、挿入案内片15を付設し
て突き上げカム片10の的確な挿入を可能にし、該突き上
げカム片挿入部14の近辺では、嵌合短筒８の係合突条21
を切欠いて、該嵌合短筒８の離脱を容易にしている。
【００１１】如上の構成であり、内容物の噴出（噴霧）
を得るときは、従来同様に、カバーキャップ18を外し
て、押下げ噴出ヘッド６すなわち噴霧ヘッド22の上面を
押し下げればよい。内容物を使い切って廃棄する際に
は、肩カバー５における周壁７の押圧部９を指で押し込
みする。これにより、加圧小片12を介して突き上げカム
片10が挿入案内片15に案内されて嵌合短筒８の下に差し
込まれ、該嵌合短筒が押し上げられて環状突部４から離
脱する。その後は、肩カバー５を単に引き上げるだけで
容易に取り外すことができる。また、押下げ噴出ヘッド
６（噴霧ヘッド22）も簡単に引き抜くことができる。し
たがって、金属製のエアゾール缶１と合成樹脂製の肩カ
バー５、押下げ噴出ヘッド６（噴霧ヘッド22）及びバー
キャップ18とを速やかに分離させることができる。
を得るときは、従来同様に、カバーキャップ18を外し
て、押下げ噴出ヘッド６すなわち噴霧ヘッド22の上面を
押し下げればよい。内容物を使い切って廃棄する際に
は、肩カバー５における周壁７の押圧部９を指で押し込
みする。これにより、加圧小片12を介して突き上げカム
片10が挿入案内片15に案内されて嵌合短筒８の下に差し
込まれ、該嵌合短筒が押し上げられて環状突部４から離
脱する。その後は、肩カバー５を単に引き上げるだけで
容易に取り外すことができる。また、押下げ噴出ヘッド
６（噴霧ヘッド22）も簡単に引き抜くことができる。し
たがって、金属製のエアゾール缶１と合成樹脂製の肩カ
バー５、押下げ噴出ヘッド６（噴霧ヘッド22）及びバー
キャップ18とを速やかに分離させることができる。
【００１２】その2.図６乃至図９は、請求項１、請求項
３の発明に係る実施の形態その2.を示している。図６乃
至図９において、１は、既成の金属製のエアゾール缶、
２は、該エアゾール缶の上面中央に押し下げによって内
容物を吐出するよう装備させた弁付きのステム、３は、
製缶過程で該ステムの周りに生じた環状突部（巻締め接
合部）、４は、該環状突部の外側に形成したテーパ状の
肩部である。５は、上記肩部４を覆う肩カバー、６は、
上記ステム２に嵌合させた押下げ噴出ヘッドであり、具
体的には、その肩カバー５と一連に形成したスパウト23
である。18は、上記肩カバー５に着脱自在に嵌合させて
該押下げ噴出ヘッドを覆ったカバーキャップである。そ
して、これらは合成樹脂から成る。
３の発明に係る実施の形態その2.を示している。図６乃
至図９において、１は、既成の金属製のエアゾール缶、
２は、該エアゾール缶の上面中央に押し下げによって内
容物を吐出するよう装備させた弁付きのステム、３は、
製缶過程で該ステムの周りに生じた環状突部（巻締め接
合部）、４は、該環状突部の外側に形成したテーパ状の
肩部である。５は、上記肩部４を覆う肩カバー、６は、
上記ステム２に嵌合させた押下げ噴出ヘッドであり、具
体的には、その肩カバー５と一連に形成したスパウト23
である。18は、上記肩カバー５に着脱自在に嵌合させて
該押下げ噴出ヘッドを覆ったカバーキャップである。そ
して、これらは合成樹脂から成る。
【００１３】肩カバー５は、リング状に形成するととも
に、頂壁19の内縁部を一段高くして、該高段部20の外周
にカバーキャップ18を着脱自在に嵌合させている。ま
た、肩カバー５の周壁７の内側には、内縁に係合突条21
を周設した嵌合短筒８を設けて、該嵌合短筒を上記環状
突部３の外周へと嵌着係合させ、かつ、その周壁７の一
部に内方へ押し込み得る押圧部９を設けるとともに、該
押圧部の下端から上記肩部４に摺動可能に当接させてそ
の嵌合短筒８の下端へ差し込みする突き上げカム片10を
突設し、該突き上げカム片10の差し込みで嵌合短筒８を
環状突部４から離脱させるようにしている。
に、頂壁19の内縁部を一段高くして、該高段部20の外周
にカバーキャップ18を着脱自在に嵌合させている。ま
た、肩カバー５の周壁７の内側には、内縁に係合突条21
を周設した嵌合短筒８を設けて、該嵌合短筒を上記環状
突部３の外周へと嵌着係合させ、かつ、その周壁７の一
部に内方へ押し込み得る押圧部９を設けるとともに、該
押圧部の下端から上記肩部４に摺動可能に当接させてそ
の嵌合短筒８の下端へ差し込みする突き上げカム片10を
突設し、該突き上げカム片10の差し込みで嵌合短筒８を
環状突部４から離脱させるようにしている。
【００１４】肩カバー５の周壁７に形成した押圧部９の
両脇には、中途部に破断細片17を残した左右一対の縦の
切込み16を入れ、また、その押圧部９の下端から突設し
た突き上げカム片10を押圧部の下端に剛に連設してい
る。なお、図中、24は、突き上げカム片10を一体成形す
るために、押圧部９の上端に設けた型抜き用の窓孔であ
る。
両脇には、中途部に破断細片17を残した左右一対の縦の
切込み16を入れ、また、その押圧部９の下端から突設し
た突き上げカム片10を押圧部の下端に剛に連設してい
る。なお、図中、24は、突き上げカム片10を一体成形す
るために、押圧部９の上端に設けた型抜き用の窓孔であ
る。
【００１５】スパウト23は、クランク状のノズル25の中
間部に鍔状の押釦26を有し、該押釦の後部をヒンジ片27
を介して肩カバー５の内縁後部に一体に連設しており、
そして、そのノズル25の下端を上記ステム２に嵌合させ
ている。
間部に鍔状の押釦26を有し、該押釦の後部をヒンジ片27
を介して肩カバー５の内縁後部に一体に連設しており、
そして、そのノズル25の下端を上記ステム２に嵌合させ
ている。
【００１６】如上の構成であり、内容物の噴出（噴泡）
を得るときは、従来同様に、カバーキャップ18を外し
て、押下げ噴出ヘッド６すなわちスパウト23の押釦26を
押し下げればよい。内容物を使い切って廃棄する際に
は、肩カバー５における周壁７の押圧部９を指で押し、
両脇の切込み16にある破断細片17を破断させて更に押し
込みする。これにより、突き上げカム片10が嵌合短筒８
の下に差し込まれ、該嵌合短筒が押し上げられて環状突
部４から離脱する。その後は、肩カバー５を引き上げる
だけで容易に取り外すことができる。また、押下げ噴出
ヘッド６（スパウト23）も簡単に引き抜くことができ
る。したがって、金属製のエアゾール缶１と合成樹脂製
の肩カバー５、押下げ噴出ヘッド６（スパウト23）及び
バーキャップ18とを速やかに分離させることができる。
を得るときは、従来同様に、カバーキャップ18を外し
て、押下げ噴出ヘッド６すなわちスパウト23の押釦26を
押し下げればよい。内容物を使い切って廃棄する際に
は、肩カバー５における周壁７の押圧部９を指で押し、
両脇の切込み16にある破断細片17を破断させて更に押し
込みする。これにより、突き上げカム片10が嵌合短筒８
の下に差し込まれ、該嵌合短筒が押し上げられて環状突
部４から離脱する。その後は、肩カバー５を引き上げる
だけで容易に取り外すことができる。また、押下げ噴出
ヘッド６（スパウト23）も簡単に引き抜くことができ
る。したがって、金属製のエアゾール缶１と合成樹脂製
の肩カバー５、押下げ噴出ヘッド６（スパウト23）及び
バーキャップ18とを速やかに分離させることができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、既述構成であるから、
廃棄に当たっては、肩カバー５の押圧部９を指で押すだ
けで、突き上げカム片10を嵌合短筒８の下に差し込むこ
とができて、該嵌合短筒を簡単に環状突部４から離脱さ
せることができて、肩カバー５を容易に取り外すことが
でき、また、押下げ噴出ヘッド６も簡単に引き抜くこと
ができる。したがって、材質の異なるエアゾール缶１と
肩カバー５、押下げ噴出ヘッド６等とを簡単にかつ容易
に分離させることができ、支障なく資源ゴミとしての分
別回収に供することができる。しかも、構造を簡潔にで
き、その押圧部９や突き上げカム片10等は肩カバー５と
合成樹脂により一体成形できて、安価に提供できる。
廃棄に当たっては、肩カバー５の押圧部９を指で押すだ
けで、突き上げカム片10を嵌合短筒８の下に差し込むこ
とができて、該嵌合短筒を簡単に環状突部４から離脱さ
せることができて、肩カバー５を容易に取り外すことが
でき、また、押下げ噴出ヘッド６も簡単に引き抜くこと
ができる。したがって、材質の異なるエアゾール缶１と
肩カバー５、押下げ噴出ヘッド６等とを簡単にかつ容易
に分離させることができ、支障なく資源ゴミとしての分
別回収に供することができる。しかも、構造を簡潔にで
き、その押圧部９や突き上げカム片10等は肩カバー５と
合成樹脂により一体成形できて、安価に提供できる。
【図１】 請求項１、請求項２の発明に係る実施の形態
その1.を示す截断側面図である。
その1.を示す截断側面図である。
【図２】 同実施の形態その1.における要部の下面図で
ある。
ある。
【図３】 同実施の形態その1.における要部部材の斜視
図である。
図である。
【図４】 図１の要部拡大断面図である。
【図５】 図４における動作状態を示す要部拡大断面図
である。
である。
【図６】 請求項１、請求項３の発明に係る実施の形態
その2.を示す前方から見た斜視図である。
その2.を示す前方から見た斜視図である。
【図７】 同実施の形態その2.における後方から見た斜
視図である。
視図である。
【図８】 同実施の形態その2.における截断側面図であ
る。
る。
【図９】 図８における動作状態を示す截断側面図であ
る。
る。
１…エアゾール缶 ２…ステム ３…環状突部 ４…肩部 ５…肩カバー ６…押下げ噴出ヘッ
ド ７…周壁 ８…嵌合短筒 ９…押圧部 10…突き上げカム片 11…薄肉ヒンジ 12…加圧小片 13…縦溝 14…カム片挿入部 15…挿入案内片 16…切込み 17…破断細片 18…カバーキャップ 19…頂壁 20…高段部 21…係合突条 22…噴霧ヘッド 23…スパウト 24…窓孔 25…ノズル 26…押釦 27…ヒンジ片
ド ７…周壁 ８…嵌合短筒 ９…押圧部 10…突き上げカム片 11…薄肉ヒンジ 12…加圧小片 13…縦溝 14…カム片挿入部 15…挿入案内片 16…切込み 17…破断細片 18…カバーキャップ 19…頂壁 20…高段部 21…係合突条 22…噴霧ヘッド 23…スパウト 24…窓孔 25…ノズル 26…押釦 27…ヒンジ片
Claims (3)
- 【請求項１】 上面中央に押し下げによって内容物を吐
出する弁付きのステム２を備え、該ステムの周りに製缶
過程で生じる環状突部３を有し、かつ、該環状突部の外
側にテーパ状の肩部４を有するエアゾール缶１を設け、
該エアゾール缶の上記環状突部３に上記肩部４を覆う肩
カバー５を嵌着係合させ、上記ステム２に押下げ噴出ヘ
ッド６を嵌合させたエアゾール容器において、上記肩カ
バー５の周壁７の内側に嵌合短筒８を設けて、該嵌合短
筒を上記環状突部３の外周へと嵌着係合させ、また、そ
の周壁７の一部に内方へ押し込み得る押圧部９を設ける
とともに、該押圧部の下端から上記肩部４に摺動可能に
当接させてその嵌合短筒８の下端へ差し込みする突き上
げカム片10を突設したことを特徴とするエアゾール容
器。 - 【請求項２】 上記突き上げカム片10を薄肉ヒンジ11を
介して上記周壁７の下端に連設するとともに、その突き
上げカム片10の上面から加圧小片12を突設して、該加圧
小片の先端を上記押圧部９の内面に設けた縦溝13に摺動
自在に嵌挿させ、また、上記嵌合短筒８の突き上げカム
片挿入部14の外側に挿入案内片15を付設した請求項１記
載のエアゾール容器。 - 【請求項３】 上記周壁７における上記押圧部９の両脇
に、中途部に破断細片17を残した左右一対の縦の切込み
16を入れ、また、上記突き上げカム片10を上記周壁７の
下端に剛に連設した請求項１記載のエアゾール容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10155188A JPH11321944A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | エアゾール容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10155188A JPH11321944A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | エアゾール容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11321944A true JPH11321944A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15600421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10155188A Pending JPH11321944A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | エアゾール容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11321944A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006282187A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール容器のカバーキャップ |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP10155188A patent/JPH11321944A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006282187A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール容器のカバーキャップ |
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