JP2002320690A - ラケット - Google Patents

ラケット

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JP2002320690A
JP2002320690A JP2001375572A JP2001375572A JP2002320690A JP 2002320690 A JP2002320690 A JP 2002320690A JP 2001375572 A JP2001375572 A JP 2001375572A JP 2001375572 A JP2001375572 A JP 2001375572A JP 2002320690 A JP2002320690 A JP 2002320690A
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tube
weight
frame
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Toyotake Matsuoka
豊武 松岡
Satoshi Shirai
智 白井
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Bridgestone Sports Co Ltd
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイング時に重心がラケットのトップ側に移
動し得、慣性モーメントが向上し、強い打球を打つこと
ができるラケットの提供。 【解決手段】 フェース部と、シャフト部と、グリップ
部とからなるフレーム本体を有するラケットにおいて、
前記フェース部を構成するフレームの最大幅位置を含む
2箇所の部位に、該フェース部を構成するフレームの全
周長さに対し、それぞれ10%〜20%の長さの溝を設
け、該溝内に質量2g〜10gの錘が内部を移動可能な
両端が閉じたチューブを配置したことを特徴とするラケ
ットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テニス、バトミン
トン、スカッシュ等の球技に用いられるラケットに関
し、更に詳述すると、スイング時に重心がラケットのト
ップ側に移動し得、慣性モーメントの増大により、強い
打球を打つことができるラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、スイング時に重心がラケット
のトップ側に移動するよう構成したテニスラケットにつ
いて、種々の提案がなされている(特開昭63−318
966号公報、特開昭64−40071号公報、実開平
4−870号公報、実開平4−27953号公報等)。
【0003】例えば、特開昭63−318966号公報
には、ラケットのガット枠及び柄部に沿って細管又は細
孔を設け、細管又は細孔内を自由に移動遊動する移動子
を封入しておき、ラケットを強振するとその遠心力によ
り、移動子がラケット先端方向に移動して、ラケットの
重心を先端方向に移動できるラケットが提案されてい
る。この提案によれば、強振の最初は軽く、強振中に先
き重ものラケットに変化し、振子の原理で球を強く弾き
返すことができる重心移動可能なラケットが得られる。
【0004】特開昭64−40071号公報には、打球
面の外部を構成するフレームと、このフレームに繋がれ
たグリップとを備え、前記フレームで構成された外郭内
にガットが張設されて、前記打球面が構成されるように
なっているラケットにおいて、前記フレームには、グリ
ップ寄りの位置とこれに相対するラケットヘッド寄りの
位置との間を自由に移動できるようになっているバラン
サと、このバランサをグリップ寄りの位置に近づけるよ
うに常に付勢されている付勢手段とが設けられているラ
ケットが提案されている。
【0005】実開平4−27953号公報には、フレー
ム及びグリップを連続するパイプとして形成し、このパ
イプ内に一部空間を残して水等の流動物を充填したテニ
スラケットが提案されている。このテニスラケットによ
れば、ラケットを横にして振ると、遠心力により水がフ
レームのトップ方向に移動し、ラケットがトップヘビー
の状態となる一方、ボレーをする時の如くラケットを立
てると、水がグリップ側に片寄り、トップライトの状態
となり、ラケットの振りが軽くなるものである。
【0006】しかしながら、前記特開昭63−3189
66号公報記載のラケットは、ラケットフレームのフェ
ース部の内周面側に移動子を封入した細管を取り付けた
場合には、打撃時にボールがぶっかって細管が破損する
可能性があると共に、前記細管によりフェース部の内周
面に張られたガットの動きが抑制されてしまい、ボール
の反発力が低下してしまう可能性がある。一方、フレー
ムのフェース部の外周面側に細管を取り付けた場合、低
いボールを打ち返す時に細管が地面にぶつかって破損し
たり、プレーの邪魔になり、操作性に劣るものである。
【0007】前記特開昭64−40071号公報記載の
ラケットは、上記特開昭63−318966号公報のラ
ケットと同様、フレームにバランサを設けたことにより
操作性が低下し、プレー時にラケットが破損してしまう
危険性が高いという欠点がある。
【0008】前記特開平4−27953号公報記載のテ
ニスラケットは、パイプ内に一部空気が残るように水を
充填するため、パイプ内に水面が存在し、ラケットを動
かす度にチャポチャポという水音が発生し、極めて使用
感が悪くなるという欠点がある。また、前記ラケット
は、水がパイプ内を移動するときに空気が塊状になって
パイプ内を水と反対方向に移動し、水と空気との比重差
が1と小さいため、水及び空気に遠心力が加えられた場
合、空気塊の移動が緩慢となり、重心移動速度が小さく
なってしまう。更に、ラケットが激しく振られると空気
塊が分断され小さな気泡状になり、水中における気泡の
移動抵抗が極めて大きいため、気泡の動きが極めて遅く
なり、ラケットを振った際の重心移動が著しく遅いもの
となってしまうという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達
成することを課題とする。即ち、本発明は、操作性がよ
く、スイング中にラケットの重心移動がスムーズに行
え、慣性モーメントの増大により、強い打球を打つこと
ができる、特にテニスラケットとして好適なラケットを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、下記のラケットを提供する。
【0011】請求項1の発明は、フェース部と、シャフ
ト部と、グリップ部とからなるフレーム本体を有するラ
ケットにおいて、前記フェース部を構成するフレームの
最大幅位置を含む2箇所の部位に、該フェース部を構成
するフレームの全周長さに対し、それぞれ10%〜20
%の長さの溝を設け、該溝内に質量2g〜10gの錘が
内部を移動可能な両端が閉じたチューブを配置したこと
を特徴とするラケットである。請求項2の発明は、フェ
ース部と、シャフト部と、グリップ部とからなるフレー
ム本体を有するラケットにおいて、前記フェース部を構
成するフレームの最大幅位置を含む2箇所の部位に、そ
れぞれ100mm〜200mmの長さの溝を設け、該溝
内に質量2g〜10gの錘が内部を移動可能な両端が閉
じたチューブを配置した請求項1に記載のラケットであ
る。請求項3の発明は、前記フェース部を構成するフレ
ームの最大幅位置を含む2箇所の部位に、ガット面を挟
んで内部に錘を有する両端が閉じたチューブが配置可能
な溝をそれぞれ偶数個ずつ設けた請求項1又は2に記載
のラケットである。請求項4の発明は、シャフト部を構
成するフレームの左右アームに、内部を錘が移動可能な
両端が閉じたチューブを配置可能な溝をそれぞれ設けた
請求項1乃至3のいずれかに記載のラケットである。請
求項5の発明は、前記内部を錘が移動可能な両端を閉塞
したチューブが、内径3mm以上であり、かつ略直線状
である請求項1乃至4のいずれかに記載のラケットであ
る。請求項6の発明は、前記チューブの両端を衝撃緩和
材で閉塞した請求項1乃至5のいずれかに記載のラケッ
トである。請求項7の発明は、前記チューブの両端を磁
石で閉塞し、該チューブ両端の磁石と同極同士が接する
ように両端部分が磁石化された錘をチューブ内に封入し
た請求項1乃至6のいずれかに記載のラケットである。
請求項8の発明は、スイング中の最大慣性モーメントが
37.0×10−3〜45.0×10−3kg・m
ある請求項1乃至7のいずれかに記載のラケットであ
る。請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記
載のラケットをスイング中の最大慣性モーメントが、フ
レームに内部に錘を有する両端を閉塞したチューブを配
置していないラケットの慣性モーメントに比べて2.0
×10−3kg・m 以上高いことを特徴とするラケッ
トである。
【0012】なお、本発明において、フェース部を構成
するフレームの最大幅位置とは、ラケットのフェース面
を横断し、フェース部を構成するフレームと交わる線分
長さが最大となる位置を意味する。また、チューブが配
置される溝は、チューブの形状及び長さに合わせて形成
されており、溝の長さとチューブの長さとは同一視でき
るものである。
【0013】本発明によれば、フェース部を構成するフ
レームの最大幅位置を含む2箇所の部位に、所定長さの
錘を封入したチューブの形状及び長さに見合った溝を設
け、この溝にチューブの表面が突出しない状態で接着
し、固定することにより、スイング時に遠心力が加えら
れた時には錘が速やかにトップ側に移動すると共に、ラ
ケットを立てた時には錘が重力によって速やかにグリッ
プ側に沈下移動し、スムーズな重心移動が可能となり、
慣性モーメントが大幅に増大し得、強い打球を打つこと
ができる、テニスラケット、バトミントンラケット及び
スカッシュラケットのいずれか、特に、テニスラケット
として好適なラケットが得られるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のラケットについて
図面を参照して更に詳しく説明する。図1は、本発明の
一実施態様に係るラケットの正面図、図2〜5は、図1
のa−a線に沿ったフェース部を構成するフレームの断
面図、図8は、図1のb−b線に沿ったシャフト部を構
成するフレームの断面図をそれぞれ示す。
【0015】前記ラケット1は、図1に示したように、
フェース部2と、シャフト部3と、グリップ部4とから
なるフレーム本体を有する。
【0016】前記フェース部2は、略楕円形乃至卵形の
環状部であり、ガット挿通孔が設けられ、図示を省略し
ているが、グロメットを介してガットが張り渡されてい
る。また、フェース部を構成するフレームの両フェース
サイドがそれぞれ略直線形状であることが好ましい。
【0017】ここで、略直線形状とは、フェース部の内
周及び外周の曲率半径Rがいずれも150mmの円弧よ
りも直線に近い曲線又はほぼ直線の形状を意味する。な
お、図1中X,Xは、フェース部2を構成するフレーム
のほぼ中点付近の最大幅位置を示す。
【0018】前記グリップ部4は、レザーやウレタン等
の軟質体が外面に装着され、ラケットを握る部分であ
る。
【0019】前記シャフト部3は、前記フェース部2と
グリップ部4との間の部分をいい、左右アーム10,1
1から構成されている。この実施の形態では、シャフト
部3はその全体が略V字状に開いた形状に形成されてい
る。
【0020】前記フェース部2とシャフト部3とグリッ
プ部4とからなるフレーム本体は、チタン、チタン合
金、アルミニウム、アルミニウム合金等の軽量金属製で
あっても良いが、繊維強化合成樹脂(FRP)にて形成
することが好ましい。
【0021】前記繊維強化合成樹脂を構成する補強繊維
としては、例えば、カーボン繊維、ボロン繊維、アルミ
ナ繊維、超極細鉄線、Ti−Si−C−O系繊維(商品
名:チラノ繊維)、アラミド(芳香族ポリアミド)繊
維、芳香族ポリエステル繊維、超高分子ポリエチレン繊
維、ガラス繊維などが挙げられ、これらの中でも、コス
ト面などからカーボン繊維又はガラス繊維が好適であ
る。
【0022】前記繊維強化合成樹脂を構成する合成樹脂
としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、ビニルエステル樹脂などが挙げられ、これらの中
でも、強度、耐久性及び価格の点でエポキシ樹脂が好適
である。
【0023】このようなラケットフレームを製造する方
法としては、特に制限はなく、例えば、複数のプリプレ
グシートを芯材の回りに積層し、これをフレーム形状と
した金型のキャビティ内に配置し、加熱するという繊維
強化合成樹脂製ラケットフレームの通常の製造方法など
を採用することができる。
【0024】前記ラケットは、フェース部を構成するフ
レームの最大幅位置X,Xを含む2箇所の部位に、該フ
ェース部を構成するフレームの全周長さに対し、それぞ
れ10%〜20%、好ましくは13%〜17%の長さの
溝を設け、該溝内に錘が内部を移動可能な両端が閉じた
チューブを配置する。前記フェース部を構成するフレー
ムの全周長さは通常80〜100cmであることが好ま
しい。
【0025】この場合、フェース部を構成するフレーム
の最大幅位置Xを含む2箇所の部位に、それぞれ100
mm〜200mm、好ましくは130mm〜170mm
の長さの溝を設け、該溝内に錘が内部を移動可能な両端
が閉じたチューブを配置することが好ましい。
【0026】なお、本実施の形態においては、チューブ
が配置される溝は、チューブの形状及び長さに合わせて
形成されており、溝の長さとチューブの長さとは同一視
できる。
【0027】前記溝(チューブ)の長さが長すぎると、
ラケットの質量が増加すると共に、重心移動をスムーズ
に行えなくなる。一方、溝(チューブ)の長さが短すぎ
ると、ラケットの重心移動が少なくなりすぎ、いずれの
場合においても本発明の効果を奏し得なくなる。
【0028】前記フレームへの溝の形成方法は、特に制
限はなく、例えば、溝に対応した凸部を形成してあるフ
レーム成形用金型を用いた方法であるRTM(レジント
ランスファーモールディング)法、芯材に溝部を設けて
成形するRIM(リアクションインジェクションモール
ディング)法などが挙げられ、フレームの成形と同時に
所定の形状及び長さの溝を形成することができる。
【0029】前記溝(チューブ)は、前記フェース部を
構成するフレームの最大幅位置を含む2箇所の部位に、
ガット面(ガット孔部)を挟んでそれぞれ偶数個、特に
2個又は4個設けることがバランスを保つ点で好まし
い。例えば、図2に示したように、フェース部を構成す
るフレームの最大幅位置を含む2箇所の部位の内側にガ
ット面を挟んでそれぞれ2個(合計4個)形成すること
ができる。図3に示したように、フェース部を構成する
フレームの最大幅位置を含む2箇所の部位の外側にガッ
ト面を挟んでそれぞれ2個(合計4個)形成することが
できる。図4に示したように、フェース部を構成するフ
レームの最大幅位置を含む2箇所の部位の内側にガット
面を挟んで2個と外側にガット面を挟んで2個(合計8
個)形成することができる。図5に示したように、フェ
ース部を構成するフレームの最大幅位置を含む2箇所の
部位の内側に1個と外側に1個(合計4個)ガット面を
挟んで形成することができる。
【0030】前記フェース部を構成するフレームの最大
幅位置X,X近傍(好ましくはX±5cmの位置)は、
図1に示したように、グリップ部4とほぼ平行であるた
め、チューブをフレーム内にほぼ直線状に配置すること
ができる(ラケットの長手方向となるグリップ部4と平
行に配置することができる)ので、チューブ内を錘がス
ムーズに移動することが可能となる。
【0031】前記チューブは、ゴム、プラスチック、エ
ラストマー等の比重が軽く、硬質な材料から形成するこ
とができる。前記硬質材料としては、例えば、ポリエチ
レン(PE)、ポリアミド樹脂(PI)、熱可塑性ポリ
ウレタン(TPU)などが挙げられ、これらの中でも、
軽量であり、加工性に優れ、透明性もあり、デザイン的
にも優れていることからポリエチレン(PE)が好適に
用いられる。
【0032】前記チューブ5は、図6に示したように、
その内部を錘7が矢印方向にスムーズに移動可能とする
ため、チューブ内径が3mm以上、特に4〜7mmであ
ることが好ましく、また、チューブ外径は4mm以上、
特に5〜8mmであることが好ましい。チューブ径が大
きすぎると、フレーム内にチューブを配置することがで
きなくなる場合があると共に、フレーム自体の成形が困
難となり、強度低下などの問題が生じるおそれがある。
一方、チューブ径が小さすぎると、錘の径も小さくなっ
てしまい、十分な質量移動効果を得ることができなくな
る場合がある。なお、チューブは可能な限り直線状であ
ることがチューブ内を錘が移動し易くなる点で好まし
い。
【0033】前記チューブ5の上端部及び下端部には、
図6に示したように、ゴム、ポリウレタン等のエラスト
マー、バネ等の衝撃緩和材(クッション材)8,8で閉
塞されている。これにより、錘の移動音と質量移動衝突
による衝撃を吸収することができる。
【0034】また、図7に示したように、チューブ5の
両端に衝撃緩和材として磁石8’,8’を取り付け、こ
れら磁石8’,8’と同極同士が接するように(反発し
合うように)両端部が磁石化された錘7をチューブ内に
封入することにより、錘と磁石が近づいた際に反発力が
働き、錘の移動衝突による衝撃と衝撃音を小さくするこ
とができる。なお、磁石及び錘の磁力は強スイング時に
錘と磁石とが僅かに接する程度の強さであれば特に制限
されない。
【0035】前記チューブ内にオイル等の潤滑剤を少量
加えるか、又はチューブ内面に低摩擦処理を施すことが
好ましい。前記低摩擦処理としては、特に制限されない
が、チューブ内面をシリコーンコーティングする方法な
どが挙げられる。チューブ内にオイル等の潤滑剤を加え
ると金属製の錘を用いた場合には、錆止め効果も発揮し
得るのでより好ましい。
【0036】前記チューブは、フレームに形成された溝
内に接着剤等で接着し、取り付けることができる。この
場合、フェース部を構成するフレームの内側及び外側の
いずれか一方又は両方にチューブを取り付けることがで
きる。この際、図2〜図5に示したように、チューブ5
がフレーム表面より突出しないようにフレーム内に取り
付けることが、外的要因によりチューブが破損したり、
スイング中にチューブが出っ張って邪魔にならない点で
好ましい。
【0037】前記チューブ内に封入する錘は、1個であ
っても、複数個であっても構わず、錘の質量が1チュー
ブ当たり2〜10g、特に3〜8gであることが好まし
い。また、ラケット全体としては錘の総質量が4〜40
g、特に12〜32gであることが好ましい。
【0038】錘の質量が軽すぎると、ラケットの重心移
動効果が小さくなる。一方、錘の質量が重すぎると、錘
の長さが長くなるため、その分錘の移動距離が少なくな
り、いずれも結果として、慣性モーメントが増大し得
ず、本発明の目的及び作用効果を奏することができな
い。
【0039】前記錘の形状は、特に制限されず、円柱
状、球形、立方体などの所望の形状とすることができる
が、体積当たりの質量を大きくするため、特に中実円柱
状が好ましい。
【0040】このような錘としては、比重7以上、好ま
しくは比重7〜15の高比重材料が好適である。具体的
には、ステンレス鋼、銅合金、鉛、鉛合金、タングステ
ン、タングステン合金などが挙げられ、これらの中で
も、タングステン合金が好ましい。また、樹脂、ゴム、
エラストマーなどにタングステンや鉛等の高比重粉体を
混ぜ合わせたものを用いることもできる。なお、前記金
属材料の表面に樹脂やゴムを被覆したものを用いること
もできる。これによれば、錘移動時の異音の発生を低減
することができるので好ましい。
【0041】また、前記ラケットは、図1のb−b線で
示したように、シャフト部3を構成するフレームの左右
アーム10,11にも、内部を錘が移動可能な両端が閉
じたチューブを配置することが好ましい。この場合、シ
ャフト部を構成するフレームの左右アームの内側及び外
側のいずれか一方又は両方にチューブ(溝)を設けるこ
とができるが、錘の移動距離を長くする観点から、図8
に示したようにシャフト部を構成するフレームの左右ア
ームの外側にそれぞれ1個のチューブ(溝)を設けるこ
とが好ましい。
【0042】このように、前記フェース部を構成するフ
レームに加えて、シャフト部を構成するフレームにも内
部を錘が移動可能な両端が閉じたチューブを配置するこ
とで、更に、ラケットの重心移動効果を高め、慣性モー
メントを増大させることができる。
【0043】なお、シャフト部3は、フェース部2に比
べてガットの張設部分を考慮しなくてよいため、比較的
チューブ径を大きくすることが可能であり、チューブ内
径は5〜10mm、特に6〜8mmであり、チューブ外
径は6〜11mm、特に7〜9mmに形成することがで
きる。
【0044】このようにして得られる本発明のフェース
部及び/又はシャフト部を構成するフレームに内部に錘
を有する両端が閉じたチューブを配置したラケットのス
イング中の最大慣性モーメントは、前記フレームに内部
に錘を有する両端が閉じたチューブを配置していないラ
ケットの慣性モーメントに比べて2.0×10−3kg
・m以上であり、特に2.0×10−3〜6.0×1
−3kg・m高くなることが好ましい。
【0045】また、前記ラケットのスイング中の最大慣
性モーメントは、37.0×10 〜45.0×10
−3kg・m、特に40.0×10−3〜43.0×
10 −3kg・mであることが好ましい。なお、スイ
ング中の最大慣性モーメントとは、スイング中において
錘がラケットの先端側に移動し、慣性モーメントが最大
となった状態での慣性モーメントを意味する。
【0046】ここで、前記ラケットの慣性モーメント
は、図9に示したように、ラケットのグリップ端9より
50mmの所に支点を設け、該支点を中心にラケットを
振り子運動させて、その周期より下記数式から求めるこ
とができる。なお、図9中Gはラケットの重心を示す。
【0047】<数式> 慣性モーメントI(kg・m)=(T/2π)mg
h 但し、前記式中、Tは、ラケットを振り子運動させた際
の周期(sec)を意味し、gは、重力加速度(9.8
m/sec)を意味し、hは、ラケットの支点と重心
Gとの距離(m)を意味し、mは、ラケット質量(k
g)を意味する。
【0048】本発明のラケットは、テニス、バトミン
ト、スカッシュ等の各種ラケットとして用いることがで
きるが、特に、テニスラケットとして好適なものであ
る。
【0049】前記テニスラケットは、テニス規則に従っ
て、ラケットの全長は81.28cm、全幅は31.7
5cmを超えない範囲で適宜調整することができる。ま
た、ガット張設後のラケット質量を340g以下、特に
210〜300gの軽量のものとすることにより、より
扱い易く操作性が向上するものである。
【0050】以上、本発明のラケットについて詳細に説
明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更しても差支えな
い。
【0051】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を更
に具体的に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定
されるものではない。
【0052】〔実施例1〕カーボン繊維強化樹脂(CF
RP)を用いて、RTM法によりテニスラケットのフレ
ーム本体を作成した。このテニスラケットのフェース部
を構成するフレームの最大幅位置を含む2箇所の部位に
は、図2に示したようにガット面を挟んで内側に邪魔に
ならないように2個づつ(合計4個)長さ160mmの
溝(凹部)が形成されており、これら溝に、内部に移動
可能な錘を封入したチューブを接着剤で接着し、固定し
た。なお、このラケットのフェース部を構成するフレー
ムの全周長さは94cmであった。
【0053】前記チューブとしては、透明なポリエチレ
ン製の長さ160mm(フェース部を構成するフレーム
の全周長さの17%)、外径5mm、内径4mmのもの
を用いた。なお、チューブの両端は衝撃緩和材(ポリウ
レタン系熱可塑性エラストマー)で閉塞されている。錘
は、比重約10のタングステン合金製、外径3.8m
m、長さ30mmの中実円柱状、質量約3.5gのもの
を用いた。
【0054】〔実施例2〕実施例1のテニスラケットに
おいて、更に、フェース部とグリップ部との中間(シャ
フト部)の左右アームの外側に、図8に示したように、
1個づつ(合計2個)溝(凹部)をそれぞれ形成し、こ
れら溝に実施例1と同様の錘を封入したチューブ(長さ
120mm、外径5mm、内径4mm)を接着剤で接着
し、固定した以外は実施例1と同様にして実施例2のテ
ニスラケットを作製した。
【0055】〔実施例3〕実施例1のラケットにおい
て、図7に示したように、チューブの両端を磁石で閉塞
し、これらチューブ両端の磁石と同極同士が接するよう
に両端部分が磁石化された錘をチューブ内に封入した以
外は実施例1と同様にして実施例3のテニスラケットを
作製した。この実施例3のラケットは、慣性モーメント
は実施例1と同程度であると共に、スイング時に磁石の
反発力の働きで錘の移動衝突による衝撃と衝撃音を小さ
くすることができた。
【0056】〔実施例4〕実施例2のラケットにおい
て、図7に示したように、フェース部とシャフト部の両
方のチューブの両端を磁石で閉塞し、これらチューブ両
端の磁石と同極同士が接するように両端部分が磁石化さ
れた錘をチューブ内に封入した以外は実施例2と同様に
して実施例4のテニスラケットを作製した。この実施例
4のラケットは、慣性モーメントは実施例2と同程度で
あると共に、スイング時に磁石の反発力の働きで錘の移
動衝突による衝撃と衝撃音を小さくすることができた。
【0057】〔比較例1〕実施例1のテニスラケットに
おいて、フェース部を構成するフレームに長さ90mm
の溝をそれぞれ形成し、これら溝に長さ88mmのポリ
エチレン製チューブ(フェース部を構成するフレームの
全周長さの9%)を図2に示したように接着剤で接着
し、固定した以外は、実施例1と同様にして比較例1の
テニスラケットを作製した。
【0058】〔比較例2〕比較例2として、フェース部
及びシャフト部に内部に錘を有する両端が閉じたチュー
ブを配置していない通常の市販テニスラケットを用意し
た。
【0059】得られた実施例1,2及び比較例1,2の
テニスラケットについて、下記方法により、慣性モーメ
ント、操作性、及びボールの反発性を評価した。結果を
表1に示す。
【0060】<慣性モーメント>各テニスラケットにつ
いて、図9に示したように、ラケットのグリップ端9よ
り50mmの所に支点を設け、該支点でラケットを振り
子運動させて、その周期より下記数式からラケットの慣
性モーメントを求めた。 <数式> 慣性モーメントI(kg・m)=(T/2π)mg
h 但し、前記式中、Tは、ラケットを振り子運動させた際
の周期(sec)を意味し、gは、重力加速度(9.8
m/sec)を意味し、hは、ラケットの支点と重心
Gとの距離を意味し、mは、ラケット質量を意味する。
【0061】<操作性及びボールの反発性>各テニスラ
ケットについて、20名のプレーヤーにテニスボールを
用いて実際にプレーしてもらい、その際の操作性及びボ
ールの反発性を下記基準で評価した。 ○:操作性・ボールの反発性が良好 △:操作性・ボールの反発性が普通 ×:操作性・ボールの反発性が劣る
【0062】
【表1】
【0063】なお、表1中において、スイング中(最
小)とは、スイング中において慣性モーメントが最小と
なり、錘がグリップ側にある状態での慣性モーメントを
意味する。一方、スイング中(最大)とは、スイング中
において慣性モーメントが最大となり、錘がラケットの
先端側に移動した状態での慣性モーメントを意味する。
【0064】表1の結果から明らかなように、実施例
1,2の本発明に係るラケットは、従来のラケット(比
較例2)に比べて、スイング中の最大慣性モーメントが
約2.0×10−3〜6.0×10−3kg・mも増
加し、操作性及びボールの反発性が優れていることが認
められる。また、比較例1のラケットは、チューブ長さ
が短いため、チューブ内における錘の移動による慣性モ
ーメント増大効果が充分に発揮し得ないものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイング時に重心がラケットのトップ側に移動し得、慣
性モーメントの増大により、強い打球を打つことがで
き、特にテニスラケットとして好適なラケットが得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施態様に係るラケットの
平面図である。
【図2】図2は、図1のa−a線に沿ったフェース部を
構成するフレームの断面図である。
【図3】図3は、別の図1のa−a線に沿ったフェース
部を構成するフレームの断面図である。
【図4】図4は、別の図1のa−a線に沿ったフェース
部を構成するフレームの断面図である。
【図5】図5は、別の図1のa−a線に沿ったフェース
部を構成するフレームの断面図である。
【図6】図6は、錘が内部を移動可能な両端を衝撃緩衝
材で閉塞したチューブの拡大図である。
【図7】図7は、錘が内部を移動可能な両端を磁石で閉
塞したチューブの拡大図である。
【図8】図8は、図1のb−b線に沿ったシャフト部を
構成するフレームの断面図である。
【図9】図9は、慣性モーメントの求め方を示した説明
図である。
【符号の説明】
1 ラケット 2 フェース部 3 シャフト部 4 グリップ部 5 チューブ 6 溝 7 錘 8 衝撃緩和材 10、11 左右アーム G 重心

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェース部と、シャフト部と、グリップ
    部とからなるフレーム本体を有するラケットにおいて、 前記フェース部を構成するフレームの最大幅位置を含む
    2箇所の部位に、該フェース部を構成するフレームの全
    周長さに対し、それぞれ10%〜20%の長さの溝を設
    け、該溝内に質量2g〜10gの錘が内部を移動可能な
    両端が閉じたチューブを配置したことを特徴とするラケ
    ット。
  2. 【請求項2】 フェース部と、シャフト部と、グリップ
    部とからなるフレーム本体を有するラケットにおいて、 前記フェース部を構成するフレームの最大幅位置を含む
    2箇所の部位に、それぞれ100mm〜200mmの長
    さの溝を設け、該溝内に質量2g〜10gの錘が内部を
    移動可能な両端が閉じたチューブを配置した請求項1に
    記載のラケット。
  3. 【請求項3】 前記フェース部を構成するフレームの最
    大幅位置を含む2箇所の部位に、ガット面を挟んで内部
    に錘を有する両端が閉じたチューブが配置可能な溝をそ
    れぞれ偶数個ずつ設けた請求項1又は2に記載のラケッ
    ト。
  4. 【請求項4】 シャフト部を構成するフレームの左右ア
    ームに、内部を錘が移動可能な両端が閉じたチューブを
    配置可能な溝をそれぞれ設けた請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のラケット。
  5. 【請求項5】 前記内部を錘が移動可能な両端を閉塞し
    たチューブが、内径3mm以上であり、かつ略直線状で
    ある請求項1乃至4のいずれかに記載のラケット。
  6. 【請求項6】 前記チューブの両端を衝撃緩和材で閉塞
    した請求項1乃至5のいずれかに記載のラケット。
  7. 【請求項7】 前記チューブの両端を磁石で閉塞し、該
    チューブ両端の磁石と同極同士が接するように両端部分
    が磁石化された錘をチューブ内に封入した請求項1乃至
    6のいずれかに記載のラケット。
  8. 【請求項8】 スイング中の最大慣性モーメントが3
    7.0×10−3〜45.0×10−3kg・mであ
    る請求項1乃至7のいずれかに記載のラケット。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のラケ
    ットをスイング中の最大慣性モーメントが、フレームに
    内部に錘を有する両端を閉塞したチューブを配置してい
    ないラケットの慣性モーメントに比べて2.0×10
    −3kg・m以上高いことを特徴とするラケット。
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