JP3628281B2 - バトミントン用ラケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐久性が優れ、弾性復元性能が向上し、反発性が優れたバトミントン用ラケットに関する。特に、しなり部が2箇所存在する、いわゆる『ダブルキックポイント』を有するバトミントン用ラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、バトミントン用ラケットのシャフト部やガットが張設されるフレーム部、場合によりグリップ部などは、より軽量になり、より早いスイングが可能になり、強度、耐久性に優れているので繊維強化樹脂、特に炭素繊維強化樹脂が広く用いられてきている。
【0003】
更に、バドミントンラケットは、今までは、一般的にはシャフト部の径がほぼ均一か、グリップ部から次第に遠ざかるにつれて若干テーパー状に細められているシャフト部が用いられており、このようなシャフト部を用いた場合には『キックポイント』と呼ばれるしなり点は、シャフト部のほぼ中央部に1つ存在している。
【0004】
最近は、バドミントンラケットにおいては、例えば人体の腕の手首と肘のように2箇所にキックポイントが存在すると、従来のシングルキックポイントの場合に比べて、力のタメの効果を有しながら従来以上のスイングスピードを発揮することが可能となる。そして、力のタメが可能になると、シャトルコックを旨くコントロールすることが可能となる。また、スイングスピードが速くなると、反発力が向上し、角度のあるシャープな打球が可能となり、スマッシュでも角度をつけることが可能となる。また、最近のバドミントンプレーのスピードアップに完全に対応させることが可能となり、よりスピードのあるシャトルコックを打つことが可能で、シャトルコックを旨くコントロールすることができ、かつ、スピードアップによる素早いシャトルコックの動きに遅れることなく対応することのできるなどの利点があることから、シャフト部に2つのしなり部を有するバドミントンラケットも好んで使用される様になってきている(実用新案登録番号第3047519号公報)。
【0005】
一般に、バドミントンラケットにおいては、シャフト部の長さ方向のほぼ中央部に第1のしなり部を有すると共に、シャフト部の長さ方向の中央部よりもフレーム部ないしヘッド部に近い位置に他の部分よりもシャフトの直径の小さい、または、構成素材の厚みが薄くすることにより、この部分を第2のしなり部とすることができる。この構造によれば、シャフト部の長さ方向のほぼ中央部とシャフト部の長さ方向の中央部よりもフレーム部に近い位置の2箇所に、しなり点(キックポイント)を存在させることができる(ダブルキックポイント)。
【0006】
ところで、かかる繊維強化樹脂が素材として用いられている、バトミントン用ラケットにおいては、繊維として炭素繊維を主体に形成された繊維強化樹脂が広く使用されている。しなり部の有無にかかわらず、炭素繊維強化樹脂を用いたバトミントン用ラケットにおいては、しなった後にしなりが元に戻ろうとする機能、すなわち弾性復元性能も注目する必要がある。弾性復元量や弾性復元力など弾性復元性能が良好であると、しなったシャフトが短時間で元の状態に戻り易く戻りが大きく、弾性復元力も大きくなるので、バトミントン用ラケットの反発力が向上し、シャトルコックやボールの初速度が向上し、より早いスピードのシャトルコックを打つことができる
【0007】
しかしながら、従来、よく用いられている、炭素繊維強化樹脂、あるいは炭素繊維とニッケルチタン繊維その他の繊維などを併用した繊維強化樹脂を少なくとも素材の一部に用いたこれらのバトミントン用ラケットにおいては、弾性復元性能がまだ不十分であり、より優れた弾性復元性能を有するバトミントン用ラケットが望まれていた。
【0008】
更に、前述した2つ以上のしなり部を有するバトミントン用ラケットにおいては、第2のしなり部は、通常、構成素材シャフトの直径を小さくするなど、その部分を細くしたり、あるいは、シャフトなどの中空状物を外観上は特にその直径を小さくせずに中空管の壁の厚みを薄くするなど当該部分を構成している構成素材の厚みを薄くすることにより、この部分を第2のしなり部としているが、このような第2のしなり部においても上記の問題とともに、耐屈曲性などの耐久性が低下し、折れやすくなると言う問題がある。従って、この部分を、補強するにしても、あまり厚みを厚くしたのでは第2のしなり部としてのしなり性が低下するので意味がなく、より耐久性の良好な補強部材で補強すれば、厚みをあまり厚くせずにしなり部を形成することができると考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような、従来の問題点を解決し、より優れた弾性復元性能を有するバトミントン用ラケット、並びに、より耐久性が改善されたバトミントン用ラケットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係るバトミントン用ラケットは次の様である。
【0011】
(1)繊維強化樹脂を少なくともその一部に用いたバトミントン用ラケットであって、前記バトミントン用ラケットは、シャフト部の長さ方向のほぼ中央部に第1のしなり部を有すると共に、前記シャフト部の長さ方向の中央部よりもフレーム部に近い位置に他の部分よりも直径の小さいまたは構成素材の厚みが薄い第2のしなり部を有し
前記第2のしなり部の外周部に、補強部材として、炭素繊維(b)と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)が用いられていることを特徴とするバトミントン用ラケット
【0012】
(2)繊維強化樹脂(A1)が、炭素繊維(b)の繊維強化樹脂層と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)の繊維強化樹脂層との積層繊維強化樹脂からなる前記(1)項に記載のバトミントン用ラケット
【0013】
(3)繊維強化樹脂(A1)が、炭素繊維(b)と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)との混在繊維からなる繊維強化樹脂からなる前記(1)項に記載のバトミントン用ラケット
【0014】
(4)繊維強化樹脂(A1)が、炭素繊維(b)の繊維強化樹脂層上に、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)をほぼ等間隔で引きそろえて配置したプリプレグを硬化した繊維強化樹脂からなる前記(1)項に記載のバトミントン用ラケット
【0015】
(5)繊維強化樹脂(A1)における、前記合金からなる繊維(c)の含有割合が、繊維強化樹脂(A1)中に用いられている繊維の合計量の0.1〜10容積%の範囲である前記(1)〜(4)項のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
【0016】
(6)繊維強化樹脂(A1)における、前記合金からなる繊維(c)が一方向に配列された繊維強化樹脂である前記(1)〜(4)項のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
【0017】
(7)繊維強化樹脂(A1)における、前記合金からなる繊維(c)の配列が、当該バトミントン用ラケットの当該繊維強化樹脂(A1)が用いられている部分の長手方向に対し、平行または斜め方向に配列されている前記(1)〜(6)項のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
【0018】
更にフレーム部の左右両側の一部に、補強部材として、繊維強化樹脂(A1)が用いられている前(1)〜(7)項のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
【0019】
)補強部材の強化繊維が、織物状、編物状又はメッシュ状に形成されている前記()〜()項のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
【0020】
10)第2のしなり部の外周部に補強部材が設けられた部分の直径が、シャフト部の他の部分の直径の70.0〜99.5%の直径に設定された前記()〜()項のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
【0021】
11)第2のしなり部の長さが10〜30mmの範囲に設定されている前記()〜(10)項のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
【0023】
本発明は、繊維強化樹脂が少なくともその一部に用いられているバトミントン用ラケットであり、シャフト部の長さ方向のほぼ中央部に第1のしなり部を有すると共に、前記シャフト部の長さ方向の中央部よりもフレーム部に近い位置に他の部分よりも直径の小さいまたは構成素材の厚みが薄い第2のしなり部を有し、前記第2のしなり部の外周部に、補強部材として、炭素繊維(b)と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)が用いられているバトミントン用ラケットである
【0024】
本発明に用いられる「Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)」としては、米国カーペンター社などから“アーメット”と言う商標が付されている合金からなる繊維が商業的には利用できる。以下、かかる繊維を「鉄系超合金繊維(c)」と略称することがある。
【0025】
本発明における炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)に用いる鉄系超合金繊維(c)の太さは、目的の応じて適宜、好ましいものを用いればよく、特に限定されるものではないが、通常、50〜300μmの範囲のものが好ましく用いられる。
【0026】
本発明のバトミントン用ラケットにおいて、鉄系超合金繊維(c)が比較的高価であること、炭素繊維に比べて比重が大きいことから、特に、前記繊維強化樹脂(A1)は、補強したい部分、弾性復元性能を改良したい部分、すなわち前述した第2のしなり部である細く又は薄くされている部分の外周部に補強部材として用いること、効率的であり好ましい。
【0027】
このように炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)を部分的に用いる場合には、その他の繊維強化樹脂(A)が用いられている部分を構成する繊維としては、通常、炭素繊維が用いられる。炭素繊維として、高弾性カーボン繊維や高強度カーボン繊維を、使用部位によって使い分けたり、併用したりすることは、必要に応じ、採用すればよい。炭素繊維が主体であれば、マイナー成分として、アラミド繊維、セラミックス繊維、チタンワイヤー、タングステンワイヤー及びガラス繊維などの少なくとも1つの繊維を含有していてもよい。通常、これらのマイナー成分としての強化繊維を併用する場合には、炭素繊維も含めた使用する強化繊維の合計量に対し、30容積%以下の範囲で使用されることが好ましい。
【0028】
一方、本発明で用いる炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)における鉄系超合金繊維(c)の使用割合は、繊維強化樹脂(A1)中に用いられている繊維の合計量の0.1〜10容積%であることが好ましい。0.1〜10容積%の範囲とすることにより、重量の増加に伴うバトミントン用ラケットの操作性の低下もなく、必要な弾性復元性能と補強効果が発揮でき好ましい。鉄系超合金繊維(c)の使用割合があまりに少なくなると、弾性復元性能が十分発揮されず、補強効果も小さくなる傾向になる。あまりに多すぎると、重量が増加して、運動具の操作性が低下する傾向になる。なお、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)との合計量が繊維含有量の主体であれば、マイナー成分として、アラミド繊維、セラミックス繊維、チタンワイヤー、タングステンワイヤー及びガラス繊維などの少なくとも1つの繊維を含有していてもよい。通常、これらのマイナー成分としての強化繊維を併用する場合には、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)も含めた使用する強化繊維の合計量に対し、30容積%以下の範囲で使用されることが好ましい。
【0029】
炭素繊維としては、通常、直径が4〜15μmのものが使用される。
【0030】
アラミド繊維を併用する場合には、200〜300デニールのものが使用される。
【0031】
セラミックス繊維を併用する場合には、直径が10〜300μmのもの、チタンワイヤー、タングステンワイヤーとしては直径が50〜500μmのものが使用される。また、ガラス繊維としては、直径が8〜12μmのものが好ましい。
【0032】
本発明において、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層としては、例えば、繊維強化樹脂が用いられる部分全部を、前述した炭素繊維強化樹脂層で構成し、その一部に、具体的には第2のしなり部の外周部に炭素繊維を含まない鉄系超合金繊維(c)強化樹脂層を積層すると言うような構成で、結果的に、鉄系超合金繊維(c)強化樹脂層が積層された部分は、両層全体として見ると、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層となっている場合も含まれるが、鉄系超合金繊維(c)強化樹脂層が積層された部分が、全層を通してみても鉄系超合金繊維(c)強化樹脂層のみであるものは除外される。
【0033】
すなわち、本発明において、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層としては、例えば、上述の如く、炭素繊維(b)の繊維強化樹脂層と鉄系超合金繊維(c)の繊維強化樹脂層との積層繊維強化樹脂から形成されたものでもよいし、両者ともあらかじめ繊維強化樹脂層としておいて積層するのではなく、炭素繊維(b)の繊維強化樹脂プリプレグ層上に鉄系超合金繊維(c)を引きそろえて、好ましくはほぼ等間隔で引きそろえて配置したプリプレグを所定の形状に成型して硬化した繊維強化樹脂とすることも好ましい。
【0034】
また、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)との混在繊維からなる繊維強化樹脂からなるものでもよい(但し、混在とは、繊維の配列方向がランダムであることを意味するものではない。繊維の配列方向は、一定方向に配列されたものを用いることが好ましいが、必要に応じて繊維の配列方向がランダムのものを用いてもよい。)。
【0035】
繊維強化樹脂の繊維の配列方向としては、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層においても、あるいは炭素繊維(b)主体とし鉄系超合金繊維(c)を含まない繊維強化樹脂の部分においても、バトミントン用ラケットのシャフトやフレームなどの長手方向に対し平行か又は斜め方向に配列するように用いることが好ましい。そして、繊維の配列方向の異なるものを適宜組み合わせて、平行なものと斜め方向のものを組み合わせて積層したり、斜め方向でも、傾斜角度がバトミントン用ラケットのシャフトやフレームなどの長手方向に対し反対向きのものなどを組み合わせて積層して用いることも好ましい。
【0036】
ここで斜め方向とは、強化繊維の配列角度が+θと−θの繊維強化樹脂層を組み合わせて用いる場合も含めて、θは角度30〜70度の範囲のものが好適に使用される。強化繊維の配列が平行な繊維強化樹脂層の、平行とは、強化繊維の配列角度が、バトミントン用ラケットのシャフトやフレームなどの長手方向に対し±15度以下の層である。
【0037】
このように、繊維の配列方向の異なるものを適宜組み合わせて、平行なものと斜め方向のものを組み合わせて積層したり、斜め方向でも、傾斜角度がバトミントン用ラケットのシャフトやフレームなどの長手方向に対し反対向きのものなどを組み合わせて積層したり、更にそれと平行なものとを組み合わせて用いることにより、シャフトやフレームの肉厚を薄くした場合にも、シャフトやフレームの潰し変形抵抗度、潰し強力、ねじり強力などの機械的特性を効果的に高めることができるので好ましい。
【0038】
また、必要に応じて、強化繊維は織物状、編物状、メッシュ状のシート状にされたものを用いてもよい。
【0039】
また、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)は、特に補強したい部分、すなわち、本発明では第2のしなり部の周囲を巻回するような態様で補強部材として併用して用いるとか、弾性復元性能を改良したい部分に同様な態様で用いる。
【0040】
具体的には、バトミントン用ラケットのシャフト部分の前述した細く又は薄くされている第2のしなり部の補強部材に用いると、第2のしなり部は、耐久性(耐屈曲性)とともに弾性復元性能を改良したい部分であるので部分的に用いればよいことになり、しかも必要な改良効果が効率的に発現され、合理的であり好ましい。
【0041】
また、炭素繊維を主体とする繊維からなる繊維強化樹脂で作られたバトミントン用ラケットにおいてそのフレーム部分の左右側の一部に(例えば長さ2〜10cm程度)、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層を巻回積層して補強することも、フレーム部分はガットで強く引っ張られ、且つ打球の際に更にフレームに強い力が作用するので、好ましい。特に、フレーム部分にガットを張設した際には、フレームに開けられたガットを通すための穴から次の穴にガットが通されるが、その時、1つの穴から次の穴まで、ガットがフレーム部分外面側に存在するが、このようなフレーム部分外側に存在するガットが、プレーにより他の物体や地面に当たったり、こすれて、次第に摩耗し、ガットが切れてしまわないように、フレーム部分の半分程度から上側のフレームの外面側は、張設されたガットが、フレーム部分外面側に出っ張らないように、溝が設けられている。フレームにおいてかかる溝が存在しない部分より上側の、溝が設けられたはじめの部分に応力が集中しやすく、この部分のフレーム部分の左右側の一部に(例えば長さ2〜10cm程度)、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層を巻回積層して補強することは、フレームの耐久性を向上させる点と、若干、ヘッドヘビーのバランスにして、打球のスピードをより一層向上させることができる点からも好ましい
【0042】
バトミントン用ラケットのシャフト部やフレーム部分の成型法については、特に限定されるものではなく、従来から用いられている炭素繊維などの繊維強化樹脂プリプレグを用いた成型法などで成型することができる。
【0043】
一般的には、バトミントン用ラケットのシャフト部は、繊維強化樹脂プリプレグを所定の形状のマンドレルに巻設した後に加熱硬化させ、前記マンドレルを除去して中空部を有するシャフトを形成することができるがこれのみに限定されるものではない。
【0044】
またラケットのフレーム部分の成型法としては、一般的には、まず断面周長に合わせたマンドレルに、66ナイロンチューブを被覆し、その外周に、上述した繊維強化樹脂プリプレグ層を積層し、レイアップを作成する。次いで、このレイアップをマンドレルから引き出し、金型内に配置する。金型を150℃に昇温し、内層のナイロンチューブ内に、約59N/cm 2 (約6kgf/cm2)のエアーを注入して加圧し、30分間程度保持して成型するなどの方法が挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0045】
尚、繊維強化樹脂(A)や繊維強化樹脂(A1)の樹脂成分としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂など繊維強化樹脂に用いられる公知の各種樹脂を用いることができる。エポキシ樹脂が、コストと性能のバランスしている点で好ましく用いられる。
【0046】
繊維と樹脂の割合は、繊維の含有量が、繊維と樹脂の合計量の40〜60体積%のものが好ましく用いられる。
【0047】
次に、より具体的な、本発明の実施の形態例を、図面などを参照しながら説明するが、本発明はこれらの実施の形態例のみに限定されるものではない。
【0048】
図1は本発明に係るバドミントンラケットの一実施の形態を示す正面図、図2はその側面図、図3は第2のしなり部の周辺を示す部分拡大図で、第2のしなり部のみ断面の端面図とした図である。
【0049】
図1〜図3に示すように、バドミントンラケット1は、グリップ部2と、シャフト部3と、フレーム部6とにより構成されており、フレーム部6にはストリング(ガット)(図示せず)が張られる。
【0050】
シャフト部3は、全体としてその直径がほぼ均一であり、シャフト部3のほぼ中央部には第1のしなり部4が存在している。また、シャフト部3には、フレーム部6の下端近傍にシャフト部3の他の部分よりも直径の小さい第2のしなり部5が設けられている。ここで、第2のしなり部5は、直径が一定のストレート状に形成されている。尚、必要に応じ、長さ方向に次第にテーパー状に直径を小さくし更にテーパー状に所定の直径に戻す様な形状としてもよい。
【0051】
第2のしなり部5の外周部には、補強部材9が設けられている。
【0052】
補強部材9には、その材料として炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層が用いられている。すなわち、シャフト部全体は炭素繊維強化エポキシ樹脂層(1層の厚み約0.04〜0.1mm、炭素繊維の含有量が強化樹脂全体の40〜60容積%)を5〜6層用い、第2のしなり部5等の細い部分を形成するに際して、炭素繊維強化エポキシ樹脂層の上層の2〜3層を長さ10mmの範囲でカットして除去し、その上に、上記と同様の炭素繊維強化エポキシ樹脂プリプレグシート上に直径が96μmの鉄系超合金繊維(c)[カーペンター社製、“アーメット100”のワイヤー]を0.5mm置きの間隔で1本の割合で縦方向に配置した(鉄系超合金繊維(c)の容積割合、炭素繊維との合計繊維量に対し3容積%)長さ10mmのプリプレグシート1層を巻き付けて硬化させ第2のしなり部5の部分を含むシャフト部とした。そして、グリップ部2に接続する部分のシャフト部(ストレート状)3の直径を7.55mm、補強部8に接続されるシャフト部分6から10mm離れた第2のしなり部5の外周部に補強部材9が設けられた部分の直径を7.35mm(シャフト部3の他の部分の直径の約97.4%)、第2のしなり部5の長さを10mmに設定した。尚、7は炭素繊維強化エポキシ樹脂層を示している。
【0053】
また、フレーム部は、炭素繊維強化エポキシ樹脂層(1層の厚み約0.1mm、炭素繊維の含有量が強化樹脂全体の40〜60容積%)を5〜6層用いて形成し、フレーム部の左右の両側(フレーム部分の側面側に張設されたガット溝が設けられたはじめの部分の上方)10に、上記と同様の炭素繊維強化エポキシ樹脂プリプレグシート上に直径が96μmの鉄系超合金繊維(c)[カーペンター社製、“アーメット100”のワイヤー]を0.5mm置きの間隔で1本の割合で縦方向に配置した長さ35mmのプリプレグシート1層を巻き付けて定法で成形硬化させフレーム部とした。硬化は、例えば、150℃、30分程度の条件で加熱硬化される。
【0054】
補強部材9やフレーム部の左右の両側(フレーム部分の側面側に張設されたガット溝が設けられたはじめの部分の上方)10に炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層を適用することにより、強度及び耐久性(耐屈曲性)の一層の向上を図ることができるため、打撃時の衝撃による破損が大幅に減少し、破損事故はほとんど見られなくなるとともに、第2のしなり部5は、弾性復元性能が改良され、反発力が向上し、シャトルコック打撃時のシャトルコックの初速度が向上し、より早いスピードのシャトルコックを打つことが可能となった。
【0055】
尚、上記で用いた直径が96μmの鉄系超合金繊維(c)[カーペンター社製、“アーメット100”のワイヤー]の物性を参考までに、表1に示した。
【0056】
【表1】
Figure 0003628281
【0057】
上述したように、第2のしなり部5の外周部に補強部材9が設けられた部分の直径は、シャフト部3の他の部分の直径の70.0〜99.5%の直径に設定されるのが望ましい。第2のしなり部5の直径をこの範囲に設定すれば、実用的な強度を保持したまま、最大の『しなり効果』を発揮させることができる。尚、本実施の形態においては、第2のしなり部5の外周部に補強部材9を設けたことにより、第2のしなり部5の直径を細くしてもシャフト部3がおれてしまうことがなく、『しなり効果』を十分に発揮させることができるとともに、弾性復元性能が改良されるとともに、強度及び耐久性(耐屈曲性)の一層の向上を図ることができる。
【0058】
また、第2のしなり部5の長さは8〜30mmの範囲に設定されるのが望ましい。第2のしなり部5の長さをこの範囲に設定すれば、反発力を最大に発揮することのできる『しなり効果』が得られる。あまりに第2のしなり部5の長さを長くしすぎると『しなり効果』は増大するが、しなりの回復力が低下し、弾性復元性能が十分に発揮できず、反発力が低下する傾向になる。あまり短くしすぎると『しなり効果』が十分に発揮しにくくなる傾向になる。
【0059】
図1〜図3中、8はシャフト部3の先端をフレーム部6に一体化固定する補強部を示している。この補強部8の太さは、第2のしなり部5を除くシャフト部3の直径の150〜300%の太さに設定されるのが望ましい。ここで、補強部8の太さとは、バドミントンラケットを正面から見た場合(図3)の補強部8の最大幅のことである。尚、本実施の形態においては、フレーム部6に最も近い部分の幅が補強部8の最大幅となるが、必ずしもこの部分の幅に限定されるものではなく、補強部8の形状によって適宜決定される。また図示していないが補強部8の最大幅方向を、図3の場合とはほぼ直角方向に向けた態様としてもよい。すなわち補強部8の最大幅方向がフレームの厚み方向、言い換えれば図1や図3の紙面に垂直方向に補強部8の最大幅方向が向いている態様としてもよい。ただその場合には、補強部8と接合される部分近傍のフレーム部の厚みが厚くなる設計とする。
【0060】
図4は本発明に係るバドミントンラケットの他の実施の形態を示す部分断面図である。
【0061】
図4に示すように、シャフト部3は、例えば肉厚が1〜2mm程度の中空パイプ状に形成されており、そのほぼ中央部には第1のしなり部4が存在している。また、シャフト部3には、フレーム部6の下端近傍にシャフト部3の他の部分の平均直径よりもその平均直径の小さい第2のしなり部5が設けられている。さらに、第2のしなり部5の外周部には、補強部材9が設けられている。尚、補強部材9の材料等については上記と同様である。図中、8はシャフト部3の先端をフレーム部6に一体化固定する補強部を示している。この補強部8の太さは、第2のしなり部5を除くシャフト部3の平均直径の150〜300%の太さに設定されるのが望ましい。
【0062】
シャフト部3は、グリップ部2から見て第2のしなり部5を含めて先端先細りのテーパー形状に形成されている。すなわち、シャフト部3の直径は、グリップ部2の近傍で最大径に設定され、当該部位から補強部8に向かってその径が漸次小さくなっている。この場合、第2のしなり部5の外周部に補強部材9が設けられた部分の平均直径は、シャフト部3の他の部分の平均直径の70.0〜99.5%の直径に設定されるのが望ましい。また、第2のしなり部5の長さは8〜30mmの範囲に設定されるのが望ましい。
【0063】
上記のようにシャフト部3を、グリップ部2から見て先端先細りのテーパー形状に形成することにより第2のしなり部5の効果と相俟ってスイングスピードが速くなる、第2のしなり部5に、炭素繊維(b)と鉄系超合金繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)層の補強材層9を用いることにより、強度及び耐久性(耐屈曲性)の一層の向上を図ることができるため、打撃時の衝撃による破損が大幅に減少し、破損事故はほとんど見られなくなるとともに、第2のしなり部5は、弾性復元性能が改良され、反発力が向上し、シャトルコック打撃時のシャトルコックの初速度が向上し、より早いスピードのシャトルコックを打つことが可能となり、角度のあるシャープな打球が可能となり、スマッシュでも角度をつけることが可能となる。
【0064】
尚、図4に示すバドミントンラケット1においては、第2のしなり部5もテーパー形状に形成されているが、第2のしなり部5の形状は必ずしもこの形状に限定されるものではなく、直径が一定のストレート状であってもよい。
【0065】
尚、上記実施の形態においては、第2のしなり部5をフレーム部6の下端近傍に設けているが、第2のしなり部5を設ける箇所は必ずしもフレーム部6の下端近傍に限定されるものではなく、シャフト部3の長さ方向の中央部よりもフレーム部6に近い位置であればよい。
【0066】
【発明の効果】
以上、本発明のバトミントン用ラケットは、第2のしなり部の外周部に補強部材として、炭素繊維(b)と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)が用いられているので、極めて耐久性が優れ、弾性復元性能が向上し、反発性が優れたバトミントン用ラケットを提供できる。この様なしなり部が2箇所存在する、いわゆる『ダブルキックポイント』を有するバドミントンラケットに適用した場合に、より打球のスピードアップが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバドミントンラケットの一実施の形態を示す正面図。
【図2】図1に示した本発明に係るバドミントンラケットの一実施の形態を示す側面図。
【図3】図1に示した本発明に係るバドミントンラケットの一実施の形態の第2のしなり部の周辺を示す部分拡大図で、第2のしなり部のみ断面の端面図とした図。
【図4】本発明に係るバドミントンラケットの他の実施の形態を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 バドミントンラケット
2 グリップ部
3 シャフト部
4 第1のしなり部
5 第2のしなり部
6 フレーム部
7 炭素繊維強化エポキシ樹脂層
8 補強部
9 補強部材
10 フレーム部の左右の両側(フレーム部分の側面側に張設されたガット溝が設けられたはじめの部分の上方)

Claims (11)

  1. 繊維強化樹脂を少なくともその一部に用いたバトミントン用ラケットであって、前記バトミントン用ラケットは、シャフト部の長さ方向のほぼ中央部に第1のしなり部を有すると共に、前記シャフト部の長さ方向の中央部よりもフレーム部に近い位置に他の部分よりも直径の小さいまたは構成素材の厚みが薄い第2のしなり部を有し
    前記第2のしなり部の外周部に、補強部材として、炭素繊維(b)と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)とを含む繊維強化樹脂(A1)が用いられていることを特徴とするバトミントン用ラケット
  2. 繊維強化樹脂(A1)が、炭素繊維(b)の繊維強化樹脂層と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)の繊維強化樹脂層との積層繊維強化樹脂からなる請求項1に記載のバトミントン用ラケット
  3. 繊維強化樹脂(A1)が、炭素繊維(b)と、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)との混在繊維からなる繊維強化樹脂からなる請求項1に記載のバトミントン用ラケット
  4. 繊維強化樹脂(A1)が、炭素繊維(b)の繊維強化樹脂層上に、Cを0.22〜0.24重量%、Crを3.0〜3.3重量%、Niを10.5〜11.7重量%、Moを1.1〜1.3重量%、Coを12.7〜14.1重量%含み、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなる合金からなる繊維(c)をほぼ等間隔で引きそろえて配置したプリプレグを硬化した繊維強化樹脂からなる請求項1に記載のバトミントン用ラケット
  5. 繊維強化樹脂(A1)における、前記合金からなる繊維(c)の含有割合が、繊維強化樹脂(A1)中に用いられている繊維の合計量の0.1〜10容積%の範囲である請求項1〜4のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
  6. 繊維強化樹脂(A1)における、前記合金からなる繊維(c)が一方向に配列された繊維強化樹脂である請求項1〜4のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
  7. 繊維強化樹脂(A1)における、前記合金からなる繊維(c)の配列が、当該バトミントン用ラケットの当該繊維強化樹脂(A1)が用いられている部分の長手方向に対し、平行または斜め方向に配列されている請求項1〜6のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
  8. 更にフレーム部の左右両側の一部に、補強部材として、繊維強化樹脂(A1)が用いられている請求項1〜7のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
  9. 補強部材の強化繊維が、織物状、編物状又はメッシュ状に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
  10. 第2のしなり部の外周部に補強部材が設けられた部分の直径が、シャフト部の他の部分の直径の70.0〜99.5%の直径に設定された請求項1〜9のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
  11. 第2のしなり部の長さが10〜30mmの範囲に設定されている請求項1〜10のいずれかに記載のバトミントン用ラケット
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