JP2002314466A - 電力線モデム及び映像モニタシステム - Google Patents
電力線モデム及び映像モニタシステムInfo
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- JP2002314466A JP2002314466A JP2001118239A JP2001118239A JP2002314466A JP 2002314466 A JP2002314466 A JP 2002314466A JP 2001118239 A JP2001118239 A JP 2001118239A JP 2001118239 A JP2001118239 A JP 2001118239A JP 2002314466 A JP2002314466 A JP 2002314466A
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- power line
- frequency band
- power
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の送信データを同時に伝送可能な電力線
モデム及び映像モニタシステムを提供する。 【解決手段】 映像送信側の電力線モデム12では、撮
像装置11からの映像データを変調して予め定められた
複数の周波数帯域から選択された周波数帯域の送信信号
を生成し、電力信号に重畳して送信する。一方、映像受
信側の電力線モデム16では、電力線14を介して受信
した信号から映像信号を分離し、復調を行う。このよう
に、マルチトーン周波数分割多重方式により各撮像装置
11からの映像信号を多重化させて伝送するため、複数
の映像信号を同時に伝送でき、表示装置15にて連続画
像を表示することができる。
モデム及び映像モニタシステムを提供する。 【解決手段】 映像送信側の電力線モデム12では、撮
像装置11からの映像データを変調して予め定められた
複数の周波数帯域から選択された周波数帯域の送信信号
を生成し、電力信号に重畳して送信する。一方、映像受
信側の電力線モデム16では、電力線14を介して受信
した信号から映像信号を分離し、復調を行う。このよう
に、マルチトーン周波数分割多重方式により各撮像装置
11からの映像信号を多重化させて伝送するため、複数
の映像信号を同時に伝送でき、表示装置15にて連続画
像を表示することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線を用いたデ
ータ伝送のための電力線モデム及び撮像装置からの映像
データを電力線経由で監視する映像モニタシステムに関
する。
ータ伝送のための電力線モデム及び撮像装置からの映像
データを電力線経由で監視する映像モニタシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】図18は、特開2000-91962号公報に記載
された映像モニタシステムを示すブロック図である。映
像モニタシステムは、複数のカメラ1a,1b,1c、
各カメラにそれぞれ接続された電力線モデム2a,2
b,2c、電力線3、パソコン(パーソナルコンピュー
タ)4及びパソコン4に接続された電力線モデム5によ
って構成される。
された映像モニタシステムを示すブロック図である。映
像モニタシステムは、複数のカメラ1a,1b,1c、
各カメラにそれぞれ接続された電力線モデム2a,2
b,2c、電力線3、パソコン(パーソナルコンピュー
タ)4及びパソコン4に接続された電力線モデム5によ
って構成される。
【0003】このような映像モニタシステムでは、カメ
ラ1a〜1cによって撮像された各映像データが、電力
線モデム2a〜2cによって電力線3の電力信号に重畳
される。映像データが重畳された電力信号は、電力線3
を介して電力線モデム5に伝送される。一方、パソコン
4側に設けられた電力線モデム5によって、電力信号か
ら映像データが分離され、パソコン4においてカメラ1
a〜1cによって撮像された映像が表示される。
ラ1a〜1cによって撮像された各映像データが、電力
線モデム2a〜2cによって電力線3の電力信号に重畳
される。映像データが重畳された電力信号は、電力線3
を介して電力線モデム5に伝送される。一方、パソコン
4側に設けられた電力線モデム5によって、電力信号か
ら映像データが分離され、パソコン4においてカメラ1
a〜1cによって撮像された映像が表示される。
【0004】電力線モデム2a〜2cから電力線モデム
5への信号伝送は、トークン・パッシングプロトコル方
式で行われる。すなわち、図19に示されるように、電
力線モデム2a〜2cからの映像信号を時間的にずらし
て送信するように、電力線モデム2a〜2cのうち送信
権(トークン)を持つ1台の電力線モデムだけがデータ
を順次送信することで、2台以上の電力線モデムからの
送信データの衝突を防止している。したがって、パソコ
ン4においては、カメラ1a〜1cが撮像した映像が順
次表示されることになる。
5への信号伝送は、トークン・パッシングプロトコル方
式で行われる。すなわち、図19に示されるように、電
力線モデム2a〜2cからの映像信号を時間的にずらし
て送信するように、電力線モデム2a〜2cのうち送信
権(トークン)を持つ1台の電力線モデムだけがデータ
を順次送信することで、2台以上の電力線モデムからの
送信データの衝突を防止している。したがって、パソコ
ン4においては、カメラ1a〜1cが撮像した映像が順
次表示されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、複数の電力線モデム(送信側)から受信
側の電力線モデムへデータ送信を行う場合に、送信権を
持つ1台の電力線モデム(送信側)は送信権を持ってい
る時間だけ通信帯域を専有して使用するように構成され
るため、送信権を持たない他の電力線モデム(送信側)
は送信権を受取るまでデータ送信できず、待機しなけれ
ばならない。このような構成では、送信待機中の電力線
モデムが無駄であるばかりか、送信データが時分割とな
りパソコンではコマ送り状態の映像が表示され、瞬時に
発生した事象については見逃しが発生する問題があっ
た。
従来技術では、複数の電力線モデム(送信側)から受信
側の電力線モデムへデータ送信を行う場合に、送信権を
持つ1台の電力線モデム(送信側)は送信権を持ってい
る時間だけ通信帯域を専有して使用するように構成され
るため、送信権を持たない他の電力線モデム(送信側)
は送信権を受取るまでデータ送信できず、待機しなけれ
ばならない。このような構成では、送信待機中の電力線
モデムが無駄であるばかりか、送信データが時分割とな
りパソコンではコマ送り状態の映像が表示され、瞬時に
発生した事象については見逃しが発生する問題があっ
た。
【0006】また、これらの問題は、接続したカメラ及
び電力線モデムの台数が多くなるに従ってより顕著とな
る。
び電力線モデムの台数が多くなるに従ってより顕著とな
る。
【0007】本発明の目的は、複数の送信データを同時
に伝送可能な電力線モデム及び映像モニタシステムを提
供することである。
に伝送可能な電力線モデム及び映像モニタシステムを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用する周波
数帯域を選択するための周波数帯域選択手段と、データ
を変調して前記周波数帯域選択手段により選択された周
波数帯域の信号を生成する変復調部と、この変復調部に
より生成された信号を電力信号に重畳するとともに前記
周波数帯域と異なる周波数帯域の信号に多重化する電力
線インタフェースとを備えたことを特徴とする電力線モ
デムである。
数帯域を選択するための周波数帯域選択手段と、データ
を変調して前記周波数帯域選択手段により選択された周
波数帯域の信号を生成する変復調部と、この変復調部に
より生成された信号を電力信号に重畳するとともに前記
周波数帯域と異なる周波数帯域の信号に多重化する電力
線インタフェースとを備えたことを特徴とする電力線モ
デムである。
【0009】また本発明は、前記周波数帯域選択手段
は、ユーザによって操作可能であり周波数帯域を選択す
るためのスイッチと、このスイッチの選択により変復調
部の変調周波数帯域を制御する周波数切替制御回路とに
より構成されることを特徴とする。
は、ユーザによって操作可能であり周波数帯域を選択す
るためのスイッチと、このスイッチの選択により変復調
部の変調周波数帯域を制御する周波数切替制御回路とに
より構成されることを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記周波数帯域選択手段
は、外部から受信した制御信号によって指定された周波
数帯域の信号を生成する制御を行う信号制御部により構
成されることを特徴とする。
は、外部から受信した制御信号によって指定された周波
数帯域の信号を生成する制御を行う信号制御部により構
成されることを特徴とする。
【0011】また本発明は、複数の周波数帯域に変調さ
れた信号が多重化され電力信号に重畳されたものを受信
し、電力信号とこれに重畳された信号を分離する電力線
インタフェースと、この電力線インタフェースによって
電力信号から分離されたデータ信号を各周波数帯毎に個
別に取出すための周波数フィルタと、この周波数フィル
タにより取出された各周波数帯毎のデータ信号をそれぞ
れ復調するために複数設けられた変復調部とを備えた電
力線モデムである。
れた信号が多重化され電力信号に重畳されたものを受信
し、電力信号とこれに重畳された信号を分離する電力線
インタフェースと、この電力線インタフェースによって
電力信号から分離されたデータ信号を各周波数帯毎に個
別に取出すための周波数フィルタと、この周波数フィル
タにより取出された各周波数帯毎のデータ信号をそれぞ
れ復調するために複数設けられた変復調部とを備えた電
力線モデムである。
【0012】また本発明は、前記電力線インタフェース
によって分離された電力信号を装置の内部および外部に
供給する電源回路を更に備えたことを特徴とする。
によって分離された電力信号を装置の内部および外部に
供給する電源回路を更に備えたことを特徴とする。
【0013】また本発明は、撮像装置と、この撮像装置
によって得られた映像データを変調して電力信号に重畳
し送信する第1電力線モデムと、電力信号を伝送する電
力線と、この電力線を介して受信した電力信号から映像
データを分離して復調する第2電力線モデムと、この第
2電力線モデムによって分離された映像データを表示す
る表示装置とを含む映像モニタシステムであって、前記
第1電力線モデムは、使用する周波数帯域を選択するた
めの周波数帯域選択手段と、データを変調して前記周波
数帯域選択手段により選択された周波数帯域の信号を生
成する変復調部と、この変復調部により生成された信号
を電力信号に重畳するとともに前記周波数帯域と異なる
周波数帯域の信号に多重化する電力線インタフェースと
を備え、前記第2電力線モデムは、電力線を介して受信
した電力信号から映像データの変調信号を分離する電力
線インタフェースと、この電力線インタフェースによっ
て分離された映像データの変調信号を復調する変復調部
とを備えたことを特徴とする映像モニタシステムであ
る。
によって得られた映像データを変調して電力信号に重畳
し送信する第1電力線モデムと、電力信号を伝送する電
力線と、この電力線を介して受信した電力信号から映像
データを分離して復調する第2電力線モデムと、この第
2電力線モデムによって分離された映像データを表示す
る表示装置とを含む映像モニタシステムであって、前記
第1電力線モデムは、使用する周波数帯域を選択するた
めの周波数帯域選択手段と、データを変調して前記周波
数帯域選択手段により選択された周波数帯域の信号を生
成する変復調部と、この変復調部により生成された信号
を電力信号に重畳するとともに前記周波数帯域と異なる
周波数帯域の信号に多重化する電力線インタフェースと
を備え、前記第2電力線モデムは、電力線を介して受信
した電力信号から映像データの変調信号を分離する電力
線インタフェースと、この電力線インタフェースによっ
て分離された映像データの変調信号を復調する変復調部
とを備えたことを特徴とする映像モニタシステムであ
る。
【0014】また本発明は、前記第1電力線モデムに接
続され、表示装置から送信された信号に基づいて音声を
発生するスピーカを更に備えたことを特徴とする。
続され、表示装置から送信された信号に基づいて音声を
発生するスピーカを更に備えたことを特徴とする。
【0015】また本発明は、周囲の環境状態を感知する
センサと、このセンサによって得られたデータを変調し
て電力信号に重畳し送信する第3電力線モデムとを更に
備えたことを特徴とする。
センサと、このセンサによって得られたデータを変調し
て電力信号に重畳し送信する第3電力線モデムとを更に
備えたことを特徴とする。
【0016】また本発明は、前記表示装置は、インタネ
ットを介して第2電力線モデムに接続されたことを特徴
とする。
ットを介して第2電力線モデムに接続されたことを特徴
とする。
【0017】また本発明は、前記第1電力線モデムは、
送信用のデータ信号を複製する信号複製部を更に備え、
前記第1電力線モデムの変復調部は、前記信号複製部に
よって複製された信号を原信号とは異なる周波数帯域で
変調することを特徴とする。
送信用のデータ信号を複製する信号複製部を更に備え、
前記第1電力線モデムの変復調部は、前記信号複製部に
よって複製された信号を原信号とは異なる周波数帯域で
変調することを特徴とする。
【0018】また本発明は、前記第2電力線モデムは、
前記変復調部によって復調されたデータ信号の劣化を周
波数帯域毎に検出する信号劣化検出部と、前記信号劣化
検出部による検出結果に基づいて、原信号および複製信
号のいずれかを選択的に復調させるように変復調部を制
御する選択制御部とを更に備えたことを特徴とする。
前記変復調部によって復調されたデータ信号の劣化を周
波数帯域毎に検出する信号劣化検出部と、前記信号劣化
検出部による検出結果に基づいて、原信号および複製信
号のいずれかを選択的に復調させるように変復調部を制
御する選択制御部とを更に備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の第1実施形態として映像モニタシステムの電気的構成
を示すブロック図である。映像モニタシステムは、撮像
装置11a,11b,11c,…(以下、これらを撮像
装置11と総称する)、電力線モデム12a,12b,
12c,…(以下、これらを電力線モデム12と総称す
る)、電力線14、表示装置15、及び電力線モデム1
6から構成される。
の第1実施形態として映像モニタシステムの電気的構成
を示すブロック図である。映像モニタシステムは、撮像
装置11a,11b,11c,…(以下、これらを撮像
装置11と総称する)、電力線モデム12a,12b,
12c,…(以下、これらを電力線モデム12と総称す
る)、電力線14、表示装置15、及び電力線モデム1
6から構成される。
【0020】撮像装置11は、撮像して得られた映像デ
ータを圧縮符号化したデジタル信号で出力するカメラユ
ニットである。電力線モデム12は、送信用のデータを
変調して電力信号に重畳、かつ、電力信号を受信してデ
ータ信号を分離し復調する電力線通信用のモデム(MODE
M;変復調装置)であり、撮像装置11に接続される。
また、電力線モデム12は、各プラグ13a,13b,
13c,…(以下、これらをプラグ13と総称する)に
より電力線14に接続される。撮像装置11と電力線モ
デム12とは、シリアル伝送ケーブル、パラレル伝送ケ
ーブル、同軸ケーブル又はUSB(Universal Serial B
us)ケーブル等により接続される。
ータを圧縮符号化したデジタル信号で出力するカメラユ
ニットである。電力線モデム12は、送信用のデータを
変調して電力信号に重畳、かつ、電力信号を受信してデ
ータ信号を分離し復調する電力線通信用のモデム(MODE
M;変復調装置)であり、撮像装置11に接続される。
また、電力線モデム12は、各プラグ13a,13b,
13c,…(以下、これらをプラグ13と総称する)に
より電力線14に接続される。撮像装置11と電力線モ
デム12とは、シリアル伝送ケーブル、パラレル伝送ケ
ーブル、同軸ケーブル又はUSB(Universal Serial B
us)ケーブル等により接続される。
【0021】電力線14は、AC(交流)電力信号を伝
送するための電力線であり、屋内あるいは屋外の各所に
配置されたコネクタ(ジャック)を介して外部に電力信
号を出力する。
送するための電力線であり、屋内あるいは屋外の各所に
配置されたコネクタ(ジャック)を介して外部に電力信
号を出力する。
【0022】表示装置15は、例えばパソコン等であっ
て、予め任意の圧縮ファイル解凍ソフトウエア及び画像
表示ソフトウエアがインストールされており、圧縮され
た映像データを伸張して再生し、複数の映像データを同
時に表示可能なものである。電力線モデム16は、電力
線モデム12と同様の構成を有する電力線通信用のモデ
ムであり、表示装置15に接続される。また、電力線モ
デム16は、プラグ17をコネクタ(ジャック)に挿入
することよって電力線14に接続される。
て、予め任意の圧縮ファイル解凍ソフトウエア及び画像
表示ソフトウエアがインストールされており、圧縮され
た映像データを伸張して再生し、複数の映像データを同
時に表示可能なものである。電力線モデム16は、電力
線モデム12と同様の構成を有する電力線通信用のモデ
ムであり、表示装置15に接続される。また、電力線モ
デム16は、プラグ17をコネクタ(ジャック)に挿入
することよって電力線14に接続される。
【0023】図2は、図1の電力線モデム12,16の
電気的構成を示すブロック図である。電力線モデム12
は、変復調部21、電力線インタフェース22、電源回
路23、ディップスイッチ24及び周波数切替制御回路
35を備える。前記ディップスイッチ24と周波数切替
制御回路35は周波数帯域選択手段を構成する。
電気的構成を示すブロック図である。電力線モデム12
は、変復調部21、電力線インタフェース22、電源回
路23、ディップスイッチ24及び周波数切替制御回路
35を備える。前記ディップスイッチ24と周波数切替
制御回路35は周波数帯域選択手段を構成する。
【0024】変復調部21は、送信用のデータを変調し
て、ディップスイッチ24により選択された周波数帯域
の信号を生成し、かつ、電力線インタフェース22によ
り分離されたデータ信号を復調する。電力線インタフェ
ース22は、変復調部21にて変調された信号を電力信
号に重畳するとともに他の周波数帯域のデータ信号と多
重化し、かつ、電力信号からデータ信号を分離するイン
タフェースである。電源回路23は、電力線インタフェ
ース22によって分離された電力信号を、電力線モデム
12内の変復調部21、電力線インタフェース22およ
び周波数切替制御回路35に供給する回路である。ディ
ップスイッチ24は、ユーザによって操作可能なスイッ
チであり、変復調部21の変調周波数帯域を選択する。
このディップスイッチ24は、各電力線モデム12にお
いて異なる周波数帯域が設定されるように操作する必要
がある。周波数切替制御回路35は、ディップスイッチ
24の設定に従い変復調部21の変調周波数帯域を制御
する回路である。この周波数切替制御回路35は、ディ
ップスイッチ24を回路の一部として含むような構成、
例えばディップスイッチ24を接点スイッチとした構成
も可能である。
て、ディップスイッチ24により選択された周波数帯域
の信号を生成し、かつ、電力線インタフェース22によ
り分離されたデータ信号を復調する。電力線インタフェ
ース22は、変復調部21にて変調された信号を電力信
号に重畳するとともに他の周波数帯域のデータ信号と多
重化し、かつ、電力信号からデータ信号を分離するイン
タフェースである。電源回路23は、電力線インタフェ
ース22によって分離された電力信号を、電力線モデム
12内の変復調部21、電力線インタフェース22およ
び周波数切替制御回路35に供給する回路である。ディ
ップスイッチ24は、ユーザによって操作可能なスイッ
チであり、変復調部21の変調周波数帯域を選択する。
このディップスイッチ24は、各電力線モデム12にお
いて異なる周波数帯域が設定されるように操作する必要
がある。周波数切替制御回路35は、ディップスイッチ
24の設定に従い変復調部21の変調周波数帯域を制御
する回路である。この周波数切替制御回路35は、ディ
ップスイッチ24を回路の一部として含むような構成、
例えばディップスイッチ24を接点スイッチとした構成
も可能である。
【0025】変復調部21は、ミキサ33及びVCO
(電圧制御発振器)34から構成される。ミキサ33
は、送信用のデータにVCO34からの信号を混合して
選択された周波数帯域の信号を生成する。VCO34
は、周波数切替制御回路35によって入力された電圧制
御信号に従い特定の周波数で発振する信号を出力する。
(電圧制御発振器)34から構成される。ミキサ33
は、送信用のデータにVCO34からの信号を混合して
選択された周波数帯域の信号を生成する。VCO34
は、周波数切替制御回路35によって入力された電圧制
御信号に従い特定の周波数で発振する信号を出力する。
【0026】このような映像モニタシステムでは、撮像
装置11によって撮像されたデジタル映像は、データ圧
縮されて電力線モデム12に送られる。電力線モデム1
2では、撮像装置からのデータが特定の周波数帯域に変
調され電力線14に出力される。このとき、各電力線モ
デム12からのデータ信号は、相互に異なる周波数帯域
に変調されており、電力線14上で多重化される。多重
化された信号は、電力線14を介して電力線モデム16
へ伝送される。電力線モデム16では、電力信号からデ
ータ信号が分離され、周波数帯域毎に復調される。復調
されたデータは、表示装置15にて伸張され撮像時の映
像データが復元される。復元された映像データは、表示
装置15により表示される。
装置11によって撮像されたデジタル映像は、データ圧
縮されて電力線モデム12に送られる。電力線モデム1
2では、撮像装置からのデータが特定の周波数帯域に変
調され電力線14に出力される。このとき、各電力線モ
デム12からのデータ信号は、相互に異なる周波数帯域
に変調されており、電力線14上で多重化される。多重
化された信号は、電力線14を介して電力線モデム16
へ伝送される。電力線モデム16では、電力信号からデ
ータ信号が分離され、周波数帯域毎に復調される。復調
されたデータは、表示装置15にて伸張され撮像時の映
像データが復元される。復元された映像データは、表示
装置15により表示される。
【0027】図3は、図1の電力線14を介して伝送さ
れるデータ信号の周波数スペクトルを示す図である。横
軸は送信周波数を示し、縦軸は信号レベルを示す。映像
信号Sa,Sb,Sc,…(以下、これらを映像信号S
と総称する)は、各電力線モデム12からの映像信号、
すなわち撮像装置11が撮像した映像信号である。各映
像信号Sには、それぞれ3つの伝送周波数帯(ビン)が
割当てられており、3つの伝送周波数帯は相互に異なる
データを伝送する。よって、より高速なデータ伝送が可
能である。
れるデータ信号の周波数スペクトルを示す図である。横
軸は送信周波数を示し、縦軸は信号レベルを示す。映像
信号Sa,Sb,Sc,…(以下、これらを映像信号S
と総称する)は、各電力線モデム12からの映像信号、
すなわち撮像装置11が撮像した映像信号である。各映
像信号Sには、それぞれ3つの伝送周波数帯(ビン)が
割当てられており、3つの伝送周波数帯は相互に異なる
データを伝送する。よって、より高速なデータ伝送が可
能である。
【0028】図4は、図1の電力線14を介して伝送さ
れるデータ信号の時刻に対する送信周波数を示す図であ
る。横軸は時刻を示し、縦軸は送信周波数を示す。図4
から明らかなように、各電力線モデム12が出力する信
号を同時に伝送することが可能である。表示装置15で
は、1つの表示画面を複数の分割ウインドウに分割して
表示することにより、分割ウインドウにて連続映像を同
時に表示することができる。或いは、表示装置15を操
作するユーザによって選択された映像のみを1つの表示
画面に表示することも可能である。
れるデータ信号の時刻に対する送信周波数を示す図であ
る。横軸は時刻を示し、縦軸は送信周波数を示す。図4
から明らかなように、各電力線モデム12が出力する信
号を同時に伝送することが可能である。表示装置15で
は、1つの表示画面を複数の分割ウインドウに分割して
表示することにより、分割ウインドウにて連続映像を同
時に表示することができる。或いは、表示装置15を操
作するユーザによって選択された映像のみを1つの表示
画面に表示することも可能である。
【0029】以上のように、第1実施形態によれば、電
力線モデム12,16においてマルチトーン周波数分割
方式で送受信を行う構成としたので、連続画像による映
像の監視が可能となる。また、ディップスイッチ24に
よりデータ送信側の電力線モデム12による変調周波数
帯域を設定するので、ユーザが周波数帯域を自由自在に
設定することができる。
力線モデム12,16においてマルチトーン周波数分割
方式で送受信を行う構成としたので、連続画像による映
像の監視が可能となる。また、ディップスイッチ24に
よりデータ送信側の電力線モデム12による変調周波数
帯域を設定するので、ユーザが周波数帯域を自由自在に
設定することができる。
【0030】なお、電力線モデム12,16の電源回路
23は、図2に示すように、モデム内に電力を供給する
のみとしたが、図5に示すように、外部に電力を供給す
る端子25を設けてもよい。電力供給の形態としては、
図5に示すように信号線とは別の電力線を設けてもよい
し、USBケーブル接続により信号線と電力線とを共用
してもよい。このような構成により、電力線モデム1
2,16に接続された外部機器である撮像装置11およ
び表示装置15にも電力を供給可能である。
23は、図2に示すように、モデム内に電力を供給する
のみとしたが、図5に示すように、外部に電力を供給す
る端子25を設けてもよい。電力供給の形態としては、
図5に示すように信号線とは別の電力線を設けてもよい
し、USBケーブル接続により信号線と電力線とを共用
してもよい。このような構成により、電力線モデム1
2,16に接続された外部機器である撮像装置11およ
び表示装置15にも電力を供給可能である。
【0031】また、電力線モデム16では、図2に示し
たように、単一の変復調部21にて複数の周波数帯域を
同時に復調する構成としたが、図6に示すように、複数
の変復調部21a,21b,21c,…を設けた構成と
してもよい。すなわち、図6では、周波数フィルタ26
にて各周波数帯域の信号を取出し、複数の変復調部21
a,21b,21c,…にて復調を行う。復調された信
号は、パラレル伝送にて表示装置15に送り込めばよ
い。
たように、単一の変復調部21にて複数の周波数帯域を
同時に復調する構成としたが、図6に示すように、複数
の変復調部21a,21b,21c,…を設けた構成と
してもよい。すなわち、図6では、周波数フィルタ26
にて各周波数帯域の信号を取出し、複数の変復調部21
a,21b,21c,…にて復調を行う。復調された信
号は、パラレル伝送にて表示装置15に送り込めばよ
い。
【0032】(第2実施形態)図7は、本発明の第2実
施形態として映像モニタシステムの一部を示すブロック
図である。第2実施形態は、第1実施形態の電力線モデ
ム12(図1)にスピーカ27を接続したものである。
スピーカ27は、変復調部21からの電気信号を音声に
変換する。電源回路23は、モデム内部にのみ電力を供
給してもよいし、外部の撮像装置11およびスピーカ2
7に電力を供給してもよい。
施形態として映像モニタシステムの一部を示すブロック
図である。第2実施形態は、第1実施形態の電力線モデ
ム12(図1)にスピーカ27を接続したものである。
スピーカ27は、変復調部21からの電気信号を音声に
変換する。電源回路23は、モデム内部にのみ電力を供
給してもよいし、外部の撮像装置11およびスピーカ2
7に電力を供給してもよい。
【0033】図8は、第2実施形態において伝送信号の
周波数スペクトルを示す図である。図8の横軸は送信周
波数を示し、縦軸は信号レベルを示し、電力線モデム1
2から電力線モデム16に伝送される映像信号と、電力
線モデム16から電力線モデム12に伝送される音声信
号とを同一図に表している。スピーカ27にて発生させ
る音声信号は、映像信号とは別の伝送周波数帯を使用す
る。あるいは、同じ伝送周波数帯にて位相をずらした伝
送波を使用してもよい。
周波数スペクトルを示す図である。図8の横軸は送信周
波数を示し、縦軸は信号レベルを示し、電力線モデム1
2から電力線モデム16に伝送される映像信号と、電力
線モデム16から電力線モデム12に伝送される音声信
号とを同一図に表している。スピーカ27にて発生させ
る音声信号は、映像信号とは別の伝送周波数帯を使用す
る。あるいは、同じ伝送周波数帯にて位相をずらした伝
送波を使用してもよい。
【0034】スピーカ27以外の構成は、図1と同一で
あるため説明を省略する。ただし、第2実施形態では、
表示装置15には、ユーザ入力用のマンマシンインタフ
ェース、たとえばマイクロホン又はキーボード等が必要
である。
あるため説明を省略する。ただし、第2実施形態では、
表示装置15には、ユーザ入力用のマンマシンインタフ
ェース、たとえばマイクロホン又はキーボード等が必要
である。
【0035】このような構成の映像モニタシステムで
は、撮像装置11で撮像し表示装置15に表示した映像
をユーザ(監視者)が監視する。映像の中に異常を発見
したユーザは、表示装置15のマイクロホン又はキーボ
ードから警告用の入力を行う。表示装置15に入力され
た警告用の信号は、電力線モデム16において変調さ
れ、電力線14の電力信号に重畳される。警告用の信号
は、電力線14を介して電力線モデム12に伝送され、
電力信号から分離され復調される。復調された警告用の
信号は、スピーカ27にて音声として再生される。
は、撮像装置11で撮像し表示装置15に表示した映像
をユーザ(監視者)が監視する。映像の中に異常を発見
したユーザは、表示装置15のマイクロホン又はキーボ
ードから警告用の入力を行う。表示装置15に入力され
た警告用の信号は、電力線モデム16において変調さ
れ、電力線14の電力信号に重畳される。警告用の信号
は、電力線14を介して電力線モデム12に伝送され、
電力信号から分離され復調される。復調された警告用の
信号は、スピーカ27にて音声として再生される。
【0036】以上のように第2実施形態では、第1実施
形態と同様に、電力線モデム12,16においてマルチ
トーン周波数分割方式で送受信を行う構成としたので、
連続画像による映像の監視が可能であるとともに、ディ
ップスイッチ24を設けたので、ユーザにより自由自在
に周波数帯域を設定可能である。また、第2実施形態で
は、スピーカ27を設けることによって、表示装置15
側のユーザから撮像装置11側へ警告を発することがで
きる。
形態と同様に、電力線モデム12,16においてマルチ
トーン周波数分割方式で送受信を行う構成としたので、
連続画像による映像の監視が可能であるとともに、ディ
ップスイッチ24を設けたので、ユーザにより自由自在
に周波数帯域を設定可能である。また、第2実施形態で
は、スピーカ27を設けることによって、表示装置15
側のユーザから撮像装置11側へ警告を発することがで
きる。
【0037】なお、スピーカ27は、撮像装置11に一
体化させて設けてもよいし、撮像装置11とは別体とし
て設けてもよい。また、警告音声を発するスピーカ27
として、異常映像を撮像した撮像装置11に対応するス
ピーカのみを選択してもよいし、全てのスピーカを選択
してもよい。
体化させて設けてもよいし、撮像装置11とは別体とし
て設けてもよい。また、警告音声を発するスピーカ27
として、異常映像を撮像した撮像装置11に対応するス
ピーカのみを選択してもよいし、全てのスピーカを選択
してもよい。
【0038】(第3実施形態)図9は、本発明の第3実
施形態として映像モニタシステムの一部(電力線モデム
12,16)を示すブロック図である。第3実施形態
は、第1実施形態の電力線モデム12,16に設けられ
たディップスイッチ24(図2)に代えて、信号制御部
29を設けたものである。
施形態として映像モニタシステムの一部(電力線モデム
12,16)を示すブロック図である。第3実施形態
は、第1実施形態の電力線モデム12,16に設けられ
たディップスイッチ24(図2)に代えて、信号制御部
29を設けたものである。
【0039】このような構成の映像モニタシステムで
は、まず、映像受信側の電力線モデム16において、信
号制御部29が映像送信側の電力線モデム12で使用す
る変調周波数帯域の割当てを行い、各電力線モデム12
に割当てるべき変調周波数帯域を示す制御信号を作成す
る。制御信号も変復調部21にて変調され、図10に示
すように、映像信号とは別の変調周波数帯域の信号とな
る。変調された制御信号は、電力線インタフェース22
にて電力信号に重畳され、電力線14を介して電力線モ
デム12に伝送される。
は、まず、映像受信側の電力線モデム16において、信
号制御部29が映像送信側の電力線モデム12で使用す
る変調周波数帯域の割当てを行い、各電力線モデム12
に割当てるべき変調周波数帯域を示す制御信号を作成す
る。制御信号も変復調部21にて変調され、図10に示
すように、映像信号とは別の変調周波数帯域の信号とな
る。変調された制御信号は、電力線インタフェース22
にて電力信号に重畳され、電力線14を介して電力線モ
デム12に伝送される。
【0040】映像送信側の電力線モデム12に到達した
制御信号は、電力線インタフェース22にて電力信号か
ら分離され、変復調部21にて復調され、信号制御部2
9に送られる。信号制御部29は、制御信号に基づいて
変復調部21を制御、すなわち制御信号により指定され
た特定の周波数帯域の送信信号を生成するように変復調
部21を制御する。変復調部21は、信号制御部29の
指示に従って、映像信号から特定の周波数帯域の信号を
生成する。
制御信号は、電力線インタフェース22にて電力信号か
ら分離され、変復調部21にて復調され、信号制御部2
9に送られる。信号制御部29は、制御信号に基づいて
変復調部21を制御、すなわち制御信号により指定され
た特定の周波数帯域の送信信号を生成するように変復調
部21を制御する。変復調部21は、信号制御部29の
指示に従って、映像信号から特定の周波数帯域の信号を
生成する。
【0041】その他の構成および動作については、第1
実施形態と同様であるので説明を省略する。
実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0042】以上のように第3実施形態では、第1実施
形態と同様に、電力線モデム12,16においてマルチ
トーン周波数分割方式で送受信を行う構成としたので、
連続画像による映像の監視が可能である。また、第3実
施形態では、映像受信側の電力線モデム16にて、全て
の電力線モデム12の周波数帯域を集中管理できるた
め、帯域が重複するような誤った設定を回避でき、映像
送信側に新たな電力線モデムを追加する場合でも設定変
更が容易である。
形態と同様に、電力線モデム12,16においてマルチ
トーン周波数分割方式で送受信を行う構成としたので、
連続画像による映像の監視が可能である。また、第3実
施形態では、映像受信側の電力線モデム16にて、全て
の電力線モデム12の周波数帯域を集中管理できるた
め、帯域が重複するような誤った設定を回避でき、映像
送信側に新たな電力線モデムを追加する場合でも設定変
更が容易である。
【0043】(第4実施形態)図11は、本発明の第4
実施形態として映像モニタシステムの電気的構成を示す
ブロック図である。第4実施形態の映像モニタシステム
は、第1または第3実施形態の映像モニタシステム(図
1)に対して更にセンサ31および電力線モデム32を
接続したものである。センサ31は、例えば工場内に配
置される光センサ、熱センサ、圧力センサ、回転数セン
サ等であって、周囲の環境状態、例えば工場内に作業員
が居るかどうか、作業員の位置、連続運転設備の稼動状
況等を検出する。電力線モデム32は、電力線モデム1
2と同様の構成をなし、センサ31からの検出信号を変
調し、電力信号に重畳する。
実施形態として映像モニタシステムの電気的構成を示す
ブロック図である。第4実施形態の映像モニタシステム
は、第1または第3実施形態の映像モニタシステム(図
1)に対して更にセンサ31および電力線モデム32を
接続したものである。センサ31は、例えば工場内に配
置される光センサ、熱センサ、圧力センサ、回転数セン
サ等であって、周囲の環境状態、例えば工場内に作業員
が居るかどうか、作業員の位置、連続運転設備の稼動状
況等を検出する。電力線モデム32は、電力線モデム1
2と同様の構成をなし、センサ31からの検出信号を変
調し、電力信号に重畳する。
【0044】その他の構成については、第1または第3
実施形態と同様であるので説明を省略する。ただし、表
示装置15には、検出信号を図示または数値化して表示
するためのソフトウエアを予めインストールしておく必
要がある。
実施形態と同様であるので説明を省略する。ただし、表
示装置15には、検出信号を図示または数値化して表示
するためのソフトウエアを予めインストールしておく必
要がある。
【0045】図12は、第4実施形態において伝送信号
の周波数スペクトルを示す図である。センサ31からの
検出信号(センサ信号)は、制御信号および映像信号S
とは別の周波数帯域を用いて伝送される。
の周波数スペクトルを示す図である。センサ31からの
検出信号(センサ信号)は、制御信号および映像信号S
とは別の周波数帯域を用いて伝送される。
【0046】以上のように第4実施形態では、第1また
は第3実施形態と同様に、電力線モデム12,16にお
いてマルチトーン周波数分割方式で送受信を行う構成と
したので、連続画像による映像の監視が可能となる。ま
た、第4実施形態では、図12に示したように、伝送周
波数帯(ビン)をセンサ信号伝送用にも割当てることに
より、センサ信号の同時通信も可能となる。これによ
り、作業員の有無、連続運転設備の稼動状況等を同時に
遠隔監視できる。
は第3実施形態と同様に、電力線モデム12,16にお
いてマルチトーン周波数分割方式で送受信を行う構成と
したので、連続画像による映像の監視が可能となる。ま
た、第4実施形態では、図12に示したように、伝送周
波数帯(ビン)をセンサ信号伝送用にも割当てることに
より、センサ信号の同時通信も可能となる。これによ
り、作業員の有無、連続運転設備の稼動状況等を同時に
遠隔監視できる。
【0047】(第5実施形態)図13は、本発明の第5
実施形態として映像モニタシステムの電気的構成を示す
ブロック図である。第5実施形態の映像モニタシステム
は、第1または第3実施形態の映像モニタシステム(図
1)にルータ44およびインタネットを介して表示装置
42を接続したものである。ルータ44は、電力線モデ
ム12,16と同様の機能に加えて、IP(Internet P
rotocol)アドレスに基づくアドレスルーティング機能
を有するルータであり、プラグ45により接続された電
力線14とインタネットとの間に介在する。表示装置4
2は、表示装置15と同様のものであって、通信ケーブ
ル43を介してインタネットに接続される。このよう
に、ルータ44およびインタネットを介して表示装置4
2を追加することにより、更に広域に渡る映像モニタシ
ステムを構築することができる。
実施形態として映像モニタシステムの電気的構成を示す
ブロック図である。第5実施形態の映像モニタシステム
は、第1または第3実施形態の映像モニタシステム(図
1)にルータ44およびインタネットを介して表示装置
42を接続したものである。ルータ44は、電力線モデ
ム12,16と同様の機能に加えて、IP(Internet P
rotocol)アドレスに基づくアドレスルーティング機能
を有するルータであり、プラグ45により接続された電
力線14とインタネットとの間に介在する。表示装置4
2は、表示装置15と同様のものであって、通信ケーブ
ル43を介してインタネットに接続される。このよう
に、ルータ44およびインタネットを介して表示装置4
2を追加することにより、更に広域に渡る映像モニタシ
ステムを構築することができる。
【0048】このような構成の映像モニタシステムで
は、電力線14を介して伝送された映像信号は、電力線
モデム16を経由して表示装置15に送信されるととも
に、ルータ44およびインタネットを経由して表示装置
42にも送信される。これにより、更に遠隔地からの映
像監視が可能である。また、表示装置15からインタネ
ット経由の通信も可能であるため、例えば、表示装置1
5を見ていた監視者が映像に異常を発見したときに、表
示装置15から電子メールの送信やインタネットホーム
ページへのアップロード等によってインタネット経由で
外部に異常を連絡することができる。
は、電力線14を介して伝送された映像信号は、電力線
モデム16を経由して表示装置15に送信されるととも
に、ルータ44およびインタネットを経由して表示装置
42にも送信される。これにより、更に遠隔地からの映
像監視が可能である。また、表示装置15からインタネ
ット経由の通信も可能であるため、例えば、表示装置1
5を見ていた監視者が映像に異常を発見したときに、表
示装置15から電子メールの送信やインタネットホーム
ページへのアップロード等によってインタネット経由で
外部に異常を連絡することができる。
【0049】なお、表示装置42およびルータ44には
グローバルアドレス(IPアドレス)が付与されてお
り、電力線モデム12a,12b,12c,…,16お
よびルータ44にはローカルアドレス40a,40b,
40c,…,41,46がそれぞれ付与されている。ル
ータ44にIPマスカレードを実装することにより、撮
像装置11および表示装置15から成るローカルネット
ワークから、インタネット経由で表示装置42への双方
向データ転送が可能である。さらに、電力線モデム1
2,16に、ローカルアドレスではなくグローバルアド
レスを設定することにより、電力線14のローカルネッ
トワークからインタネット経由でデータ送信可能であ
る。
グローバルアドレス(IPアドレス)が付与されてお
り、電力線モデム12a,12b,12c,…,16お
よびルータ44にはローカルアドレス40a,40b,
40c,…,41,46がそれぞれ付与されている。ル
ータ44にIPマスカレードを実装することにより、撮
像装置11および表示装置15から成るローカルネット
ワークから、インタネット経由で表示装置42への双方
向データ転送が可能である。さらに、電力線モデム1
2,16に、ローカルアドレスではなくグローバルアド
レスを設定することにより、電力線14のローカルネッ
トワークからインタネット経由でデータ送信可能であ
る。
【0050】図14は、第5実施形態の伝送信号の周波
数スペクトルを示す図である。例えば、表示装置15に
おいて電子メール、HTTP(Hyper Text Transfer Pr
otocol)データ等の情報信号を送受信したい場合、電力
線モデム16では、映像信号および制御信号とは異なる
周波数帯域を用いて情報信号を送受信する。これによ
り、複数の映像および情報信号を同時に送受信すること
ができる。
数スペクトルを示す図である。例えば、表示装置15に
おいて電子メール、HTTP(Hyper Text Transfer Pr
otocol)データ等の情報信号を送受信したい場合、電力
線モデム16では、映像信号および制御信号とは異なる
周波数帯域を用いて情報信号を送受信する。これによ
り、複数の映像および情報信号を同時に送受信すること
ができる。
【0051】第5実施形態では、ルータ44およびイン
タネットを介して表示装置42を接続した以外の構成
は、第1または第3実施形態と同様であるため、説明を
省略する。
タネットを介して表示装置42を接続した以外の構成
は、第1または第3実施形態と同様であるため、説明を
省略する。
【0052】以上のように第5実施形態では、第1また
は第3実施形態と同様に、電力線モデム12,16にお
いてマルチトーン周波数分割方式で送受信を行う構成と
したので、連続画像による映像の監視が可能である。ま
た、第5実施形態では、ルータ44およびインタネット
を経由して表示装置42を用いることにより、更に遠隔
地から映像を監視することが可能である。
は第3実施形態と同様に、電力線モデム12,16にお
いてマルチトーン周波数分割方式で送受信を行う構成と
したので、連続画像による映像の監視が可能である。ま
た、第5実施形態では、ルータ44およびインタネット
を経由して表示装置42を用いることにより、更に遠隔
地から映像を監視することが可能である。
【0053】(第6実施形態)図15は、本発明の第6
実施形態として映像モニタシステムの電気的構成を示す
ブロック図である。第6実施形態の映像モニタシステム
は、第1または第3実施形態の電力線モデム12,16
に新たな機能ブロックを追加したものである。なお、電
力線モデム12,16は、図2のディップスイッチ24
および周波数切替制御回路35、あるいは図9の信号制
御部29に相当するものを備えるが、図15では省略し
ている。
実施形態として映像モニタシステムの電気的構成を示す
ブロック図である。第6実施形態の映像モニタシステム
は、第1または第3実施形態の電力線モデム12,16
に新たな機能ブロックを追加したものである。なお、電
力線モデム12,16は、図2のディップスイッチ24
および周波数切替制御回路35、あるいは図9の信号制
御部29に相当するものを備えるが、図15では省略し
ている。
【0054】映像送信側の電力線モデム12は、変復調
部21、電力線インタフェース22および電源回路23
に加えて更に、信号コピー部(信号複製部)51を備え
る。信号コピー部51は、撮像装置11からの原信号に
対する複製信号を作成する。
部21、電力線インタフェース22および電源回路23
に加えて更に、信号コピー部(信号複製部)51を備え
る。信号コピー部51は、撮像装置11からの原信号に
対する複製信号を作成する。
【0055】映像受信側の電力線モデム16は、変復調
部21、電力線インタフェース22および電源回路23
に加えて更に、信号劣化検出部52および信号制御部5
3を備える。信号劣化検出部52は、映像送信側から送
られてきた原信号に劣化があった場合に、これを検出す
る。信号制御部53は、原信号に劣化が検出されない場
合に、原信号を復調させ複製信号を復調させないように
変復調部21を制御し、原信号に劣化が検出された場合
に、原信号を復調させずに複製信号を復調させるように
変復調部21を制御する。
部21、電力線インタフェース22および電源回路23
に加えて更に、信号劣化検出部52および信号制御部5
3を備える。信号劣化検出部52は、映像送信側から送
られてきた原信号に劣化があった場合に、これを検出す
る。信号制御部53は、原信号に劣化が検出されない場
合に、原信号を復調させ複製信号を復調させないように
変復調部21を制御し、原信号に劣化が検出された場合
に、原信号を復調させずに複製信号を復調させるように
変復調部21を制御する。
【0056】図16は、第6実施形態における伝送信号
の周波数スペクトルを示す図である。映像信号Sa(原
信号)の複製信号Caは、空いている周波数帯域を用い
て伝送される。
の周波数スペクトルを示す図である。映像信号Sa(原
信号)の複製信号Caは、空いている周波数帯域を用い
て伝送される。
【0057】図17は、劣化した原信号を含む伝送信号
の周波数スペクトルを示す図である。伝送線路上での伝
送障害によりある伝送周波数帯の映像信号(原信号)が
劣化した場合、映像受信側の電力線モデム16では、対
応した複製信号の伝送周波数帯を原信号の代替として採
用する。
の周波数スペクトルを示す図である。伝送線路上での伝
送障害によりある伝送周波数帯の映像信号(原信号)が
劣化した場合、映像受信側の電力線モデム16では、対
応した複製信号の伝送周波数帯を原信号の代替として採
用する。
【0058】このような構成の映像モニタシステムで
は、撮像装置11で撮像された映像信号が電力線モデム
12に送られ、電力線モデム12の信号コピー部51に
て映像信号(原信号)の複製信号が生成される。変復調
部21では、原信号が変調されて特定周波数帯域の送信
信号が生成されるとともに、複製信号も変調されて原信
号とは異なる周波数帯域の送信信号が生成される。生成
された送信信号は、電力線インタフェース22にて電力
信号に重畳される。こうして映像信号は、電力線モデム
12から電力線14に出力される。電力線14を介して
電力線モデム16に到達した映像信号は、電力線インタ
フェース22にて電力信号から分離され、変復調部21
にて復調される。復調された映像信号(原信号)が劣化
していれば、信号劣化検出部52にてその劣化が検出さ
れる。
は、撮像装置11で撮像された映像信号が電力線モデム
12に送られ、電力線モデム12の信号コピー部51に
て映像信号(原信号)の複製信号が生成される。変復調
部21では、原信号が変調されて特定周波数帯域の送信
信号が生成されるとともに、複製信号も変調されて原信
号とは異なる周波数帯域の送信信号が生成される。生成
された送信信号は、電力線インタフェース22にて電力
信号に重畳される。こうして映像信号は、電力線モデム
12から電力線14に出力される。電力線14を介して
電力線モデム16に到達した映像信号は、電力線インタ
フェース22にて電力信号から分離され、変復調部21
にて復調される。復調された映像信号(原信号)が劣化
していれば、信号劣化検出部52にてその劣化が検出さ
れる。
【0059】信号劣化検出部52にて原信号の劣化が検
出された場合、以後、信号制御部53は、原信号を復調
させずに複製信号を復調させるように変復調部21を制
御する。一方、信号劣化検出部52にて原信号の劣化が
検出されなかった場合、以後、信号制御部53は、複製
信号を復調させずに原信号のみを復調させるように変復
調部21を制御する。こうして復調された映像信号(原
信号または複製信号)は、表示装置15にて表示され
る。
出された場合、以後、信号制御部53は、原信号を復調
させずに複製信号を復調させるように変復調部21を制
御する。一方、信号劣化検出部52にて原信号の劣化が
検出されなかった場合、以後、信号制御部53は、複製
信号を復調させずに原信号のみを復調させるように変復
調部21を制御する。こうして復調された映像信号(原
信号または複製信号)は、表示装置15にて表示され
る。
【0060】第6実施形態では、映像送信側の電力線モ
デム12に信号コピー部51を追加し、映像受信側の電
力線モデム16に信号劣化検出部52および信号制御部
53を追加した以外の構成は、第1または第3実施形態
と同様であるため、説明を省略する。
デム12に信号コピー部51を追加し、映像受信側の電
力線モデム16に信号劣化検出部52および信号制御部
53を追加した以外の構成は、第1または第3実施形態
と同様であるため、説明を省略する。
【0061】以上のように第6実施形態では、第1また
は第3実施形態と同様に、電力線モデム12,16にお
いてマルチトーン周波数分割方式で送受信を行う構成と
したので、連続画像による映像の監視が可能である。ま
た、第6実施形態では、電力線モデム12(映像送信
側)の数が伝送周波数帯(ビン)総数に比して少なく、
伝送周波数帯に余裕が有る場合、使用していない伝送周
波数帯を複製信号用に割当て、複製信号を相補的に使用
することによって、映像品質や誤り訂正力を向上するこ
とができる。さらに、動画(ストリームデータ)送信中
に信号劣化が発生した場合でも、信号再送信や電力線モ
デム12(映像送信側)での伝送周波数帯変更を行う場
合に比べて映像の同時性喪失や映像の乱れを発生するこ
とがない。
は第3実施形態と同様に、電力線モデム12,16にお
いてマルチトーン周波数分割方式で送受信を行う構成と
したので、連続画像による映像の監視が可能である。ま
た、第6実施形態では、電力線モデム12(映像送信
側)の数が伝送周波数帯(ビン)総数に比して少なく、
伝送周波数帯に余裕が有る場合、使用していない伝送周
波数帯を複製信号用に割当て、複製信号を相補的に使用
することによって、映像品質や誤り訂正力を向上するこ
とができる。さらに、動画(ストリームデータ)送信中
に信号劣化が発生した場合でも、信号再送信や電力線モ
デム12(映像送信側)での伝送周波数帯変更を行う場
合に比べて映像の同時性喪失や映像の乱れを発生するこ
とがない。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の周
波数帯域の信号を多重化するとともに電力信号に重畳す
るため、複数の送信データを同時に伝送することができ
る。
波数帯域の信号を多重化するとともに電力信号に重畳す
るため、複数の送信データを同時に伝送することができ
る。
【0063】また本発明によれば、周波数帯域をユーザ
が設定するため、ユーザの通信環境に従って自由自在な
設定が可能である。
が設定するため、ユーザの通信環境に従って自由自在な
設定が可能である。
【0064】また本発明によれば、電力信号に重畳すべ
きデータ信号の周波数帯域を、外部からの制御信号によ
り指定するため、ユーザが電力線モデムの設置場所まで
出向くことなく、遠隔操作により周波数帯域を設定でき
る。
きデータ信号の周波数帯域を、外部からの制御信号によ
り指定するため、ユーザが電力線モデムの設置場所まで
出向くことなく、遠隔操作により周波数帯域を設定でき
る。
【0065】また本発明によれば、複数の周波数帯域に
変調された変調信号が多重化されて電力信号に重畳され
たものを受信し、電力信号から多重化信号を分離してこ
れを復調するため、周波数多重された全てのデータを復
元することができる。また、周波数フィルタで各周波数
帯域を通過させるため、周波数多重された信号から各周
波数帯域の信号を確実に取出すことができる。
変調された変調信号が多重化されて電力信号に重畳され
たものを受信し、電力信号から多重化信号を分離してこ
れを復調するため、周波数多重された全てのデータを復
元することができる。また、周波数フィルタで各周波数
帯域を通過させるため、周波数多重された信号から各周
波数帯域の信号を確実に取出すことができる。
【0066】また本発明によれば、電力線モデムの内部
に電力供給するとともに、電力線モデムに接続される外
部機器についても電力供給可能である。
に電力供給するとともに、電力線モデムに接続される外
部機器についても電力供給可能である。
【0067】また本発明によれば、映像モニタシステム
において上記電力線モデムを使用するので、複数の送信
データを同時に伝送することができ、複数の撮像装置か
らの映像を同時に監視することが可能である。
において上記電力線モデムを使用するので、複数の送信
データを同時に伝送することができ、複数の撮像装置か
らの映像を同時に監視することが可能である。
【0068】また本発明によれば、撮像装置が接続され
た第1電力線モデムに更にスピーカを接続したため、表
示装置にて映像を監視する監視者から第1電力線モデム
側に音声を伝送することができる。たとえば、監視映像
に異常が見られた場合にスピーカを用いて音声による警
告を発することができる。
た第1電力線モデムに更にスピーカを接続したため、表
示装置にて映像を監視する監視者から第1電力線モデム
側に音声を伝送することができる。たとえば、監視映像
に異常が見られた場合にスピーカを用いて音声による警
告を発することができる。
【0069】また本発明によれば、センサ及び第3電力
線モデムを更に設けたため、映像以外の情報も得ること
ができる。たとえば、センサとしてサーミスタを用いた
場合は、温度も監視できる。
線モデムを更に設けたため、映像以外の情報も得ること
ができる。たとえば、センサとしてサーミスタを用いた
場合は、温度も監視できる。
【0070】また本発明によれば、表示装置と第2電力
線モデムとの間にインタネットを介在させることによっ
て、更に遠隔地からの監視が可能である。
線モデムとの間にインタネットを介在させることによっ
て、更に遠隔地からの監視が可能である。
【0071】また本発明によれば、送信側の電力線モデ
ムにおいて、原信号を特定の周波数帯域を使って送信す
るとともに、複製信号を別の周波数帯域を使って送信す
るため、原信号の通信環境が悪い場合でも、複製信号を
用いて正常なデータ通信が可能である。
ムにおいて、原信号を特定の周波数帯域を使って送信す
るとともに、複製信号を別の周波数帯域を使って送信す
るため、原信号の通信環境が悪い場合でも、複製信号を
用いて正常なデータ通信が可能である。
【0072】また本発明によれば、受信側の電力線モデ
ムにおいて、電力線を介して到来した信号の劣化を周波
数帯域毎に検出し、原信号が劣化している場合は複製信
号を、あるいは逆に複製信号が劣化している場合は原信
号を選択的に復調するため、正常なデータ通信を維持で
きるとともに、劣化した信号を復調するような無駄な動
作を省略できる。
ムにおいて、電力線を介して到来した信号の劣化を周波
数帯域毎に検出し、原信号が劣化している場合は複製信
号を、あるいは逆に複製信号が劣化している場合は原信
号を選択的に復調するため、正常なデータ通信を維持で
きるとともに、劣化した信号を復調するような無駄な動
作を省略できる。
【図1】 本発明の第1実施形態として映像モニタシス
テムの電気的構成を示すブロック図
テムの電気的構成を示すブロック図
【図2】 図1の電力線モデムの電気的構成を示すブロ
ック図
ック図
【図3】 第1実施形態における伝送信号の周波数スペ
クトルを示す図
クトルを示す図
【図4】 第1実施形態における伝送信号の時刻に対す
る送信周波数を示す図
る送信周波数を示す図
【図5】 外部に電力供給可能な電力線モデムの構成例
を示すブロック図
を示すブロック図
【図6】 変復調部を複数設けた電力線モデムの構成例
を示すブロック図
を示すブロック図
【図7】 本発明の第2実施形態として映像モニタシス
テムの一部を示すブロック図
テムの一部を示すブロック図
【図8】 第2実施形態における伝送信号の周波数スペ
クトルを示す図
クトルを示す図
【図9】 本発明の第3実施形態として映像モニタシス
テムに使用される電力線モデムの電気的構成を示すブロ
ック図
テムに使用される電力線モデムの電気的構成を示すブロ
ック図
【図10】 第3実施形態における伝送信号の周波数ス
ペクトルを示す図
ペクトルを示す図
【図11】 本発明の第4実施形態として映像モニタシ
ステムの電気的構成を示すブロック図
ステムの電気的構成を示すブロック図
【図12】 第4実施形態における伝送信号の周波数ス
ペクトルを示す図
ペクトルを示す図
【図13】 本発明の第5実施形態として映像モニタシ
ステムの電気的構成を示すブロック図
ステムの電気的構成を示すブロック図
【図14】 第5実施形態の伝送信号の周波数スペクト
ルを示す図
ルを示す図
【図15】 本発明の第6実施形態として映像モニタシ
ステムの電気的構成を示すブロック図
ステムの電気的構成を示すブロック図
【図16】 第6実施形態における伝送信号の周波数ス
ペクトルを示す図
ペクトルを示す図
【図17】 劣化した原信号を含む伝送信号の周波数ス
ペクトルを示す図
ペクトルを示す図
【図18】 従来の映像モニタシステムの電気的構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図19】 従来の映像モニタシステムにおける伝送信
号の周波数スペクトルを示す図
号の周波数スペクトルを示す図
11,11a,11b,11c,… 撮像装置 12,12a,12b,12c,…,32 電力線モデ
ム(映像送信側) 13,13a,13b,13c,…,17,33,45
プラグ 14 電力線 15,42 表示装置 16 電力線モデム(映像受信側) 21,21a,21b,21c,… 変復調部 22 電力線インタフェース 23 電源回路 24 ディップスイッチ 25 端子 26 周波数フィルタ 27 スピーカ 29 信号制御部 31 センサ 33 ミキサ 34 VCO 35 周波数切替制御回路 40a,40b,40c,…,41,46 ローカルア
ドレス 44 ルータ 51 信号コピー部 52 信号劣化検出部 53 信号制御部 S,Sa,Sb,Sc,… 映像信号(原信号) Ca 複製信号
ム(映像送信側) 13,13a,13b,13c,…,17,33,45
プラグ 14 電力線 15,42 表示装置 16 電力線モデム(映像受信側) 21,21a,21b,21c,… 変復調部 22 電力線インタフェース 23 電源回路 24 ディップスイッチ 25 端子 26 周波数フィルタ 27 スピーカ 29 信号制御部 31 センサ 33 ミキサ 34 VCO 35 周波数切替制御回路 40a,40b,40c,…,41,46 ローカルア
ドレス 44 ルータ 51 信号コピー部 52 信号劣化検出部 53 信号制御部 S,Sa,Sb,Sc,… 映像信号(原信号) Ca 複製信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 CC05 DA08 EA03 EA05 EG01 EG08 FE02 HA00 5K022 AA01 AA12 AA22 5K046 AA03 PS03 PS05
Claims (11)
- 【請求項1】 使用する周波数帯域を選択するための周
波数帯域選択手段と、データを変調して前記周波数帯域
選択手段により選択された周波数帯域の信号を生成する
変復調部と、この変復調部により生成された信号を電力
信号に重畳するとともに前記周波数帯域と異なる周波数
帯域の信号に多重化する電力線インタフェースとを備え
た電力線モデム。 - 【請求項2】 前記周波数帯域選択手段は、ユーザによ
って操作可能であり周波数帯域を選択するためのスイッ
チと、このスイッチの選択により変復調部の変調周波数
帯域を制御する周波数切替制御回路とにより構成される
ことを特徴とする請求項1記載の電力線モデム。 - 【請求項3】 前記周波数帯域選択手段は、外部から受
信した制御信号によって指定された周波数帯域の信号を
生成する制御を行う信号制御部により構成されることを
特徴とする請求項1記載の電力線モデム。 - 【請求項4】 複数の周波数帯域に変調された信号が多
重化され電力信号に重畳されたものを受信し、電力信号
とこれに重畳された信号を分離する電力線インタフェー
スと、この電力線インタフェースによって電力信号から
分離されたデータ信号を各周波数帯毎に個別に取出すた
めの周波数フィルタと、この周波数フィルタにより取出
された各周波数帯毎のデータ信号をそれぞれ復調するた
めに複数設けられた変復調部とを備えた電力線モデム。 - 【請求項5】 前記電力線インタフェースによって分離
された電力信号を装置の内部および外部に供給する電源
回路を更に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載の電力線モデム。 - 【請求項6】 撮像装置と、この撮像装置によって得ら
れた映像データを変調して電力信号に重畳し送信する第
1電力線モデムと、電力信号を伝送する電力線と、この
電力線を介して受信した電力信号から映像データを分離
して復調する第2電力線モデムと、この第2電力線モデ
ムによって分離された映像データを表示する表示装置と
を含む映像モニタシステムであって、 前記第1電力線モデムは、使用する周波数帯域を選択す
るための周波数帯域選択手段と、データを変調して前記
周波数帯域選択手段により選択された周波数帯域の信号
を生成する変復調部と、この変復調部により生成された
信号を電力信号に重畳するとともに前記周波数帯域と異
なる周波数帯域の信号に多重化する電力線インタフェー
スとを備え、 前記第2電力線モデムは、電力線を介して受信した電力
信号から映像データの変調信号を分離する電力線インタ
フェースと、この電力線インタフェースによって分離さ
れた映像データの変調信号を復調する変復調部とを備え
たことを特徴とする映像モニタシステム。 - 【請求項7】 前記第1電力線モデムに接続され、表示
装置から送信された信号に基づいて音声を発生するスピ
ーカを更に備えたことを特徴とする請求項6記載の映像
モニタシステム。 - 【請求項8】 周囲の環境状態を感知するセンサと、こ
のセンサによって得られたデータを変調して電力信号に
重畳し送信する第3電力線モデムとを更に備えたことを
特徴とする請求項6または7記載の映像モニタシステ
ム。 - 【請求項9】 前記表示装置は、インタネットを介して
第2電力線モデムに接続されたことを特徴とする請求項
6〜8のいずれかに記載の映像モニタシステム。 - 【請求項10】 前記第1電力線モデムは、送信用のデ
ータ信号を複製する信号複製部を更に備え、 前記第1電力線モデムの変復調部は、前記信号複製部に
よって複製された信号を原信号とは異なる周波数帯域で
変調することを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記
載の映像モニタシステム。 - 【請求項11】 前記第2電力線モデムは、前記変復調
部によって復調されたデータ信号の劣化を周波数帯域毎
に検出する信号劣化検出部と、前記信号劣化検出部によ
る検出結果に基づいて、原信号および複製信号のいずれ
かを選択的に復調させるように変復調部を制御する選択
制御部とを更に備えたことを特徴とする請求項10記載
の映像モニタシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001118239A JP2002314466A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 電力線モデム及び映像モニタシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001118239A JP2002314466A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 電力線モデム及び映像モニタシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002314466A true JP2002314466A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18968662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001118239A Pending JP2002314466A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 電力線モデム及び映像モニタシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002314466A (ja) |
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2001
- 2001-04-17 JP JP2001118239A patent/JP2002314466A/ja active Pending
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