JP2002312652A - 写真処理装置の在庫管理装置 - Google Patents

写真処理装置の在庫管理装置

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JP2002312652A
JP2002312652A JP2001114115A JP2001114115A JP2002312652A JP 2002312652 A JP2002312652 A JP 2002312652A JP 2001114115 A JP2001114115 A JP 2001114115A JP 2001114115 A JP2001114115 A JP 2001114115A JP 2002312652 A JP2002312652 A JP 2002312652A
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JP2001114115A
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Toshirou Akira
肇郎 明楽
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】写真処理装置に使用する種々の消耗材料の在庫
管理を適切に行える在庫管理装置を提供すること。 【解決手段】写真処理装置が使用する消耗材料の在庫量
を種類別に記憶する記憶手段F1と、該記憶手段F1に
記憶する在庫量を種類別に入力する入力手段F2と、前
記消耗材料を1キットずつ使い切る毎に該当する消耗材
料の在庫数を1キット分ずつ減じて記憶し直す更新手段
F3と、前記記憶手段F1に記憶された在庫量を種類別
に表示する表示手段F4とを備えるという手段を講じ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置(い
わゆるミニラボ)で使用される種々の消耗材料の在庫管
理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真処理装置には種々の消耗
材料が使用されている。例えば、フィルム現像機におい
ては、現像液として、発色現像液(CD),漂白液(B
L),定着液(FIX),安定化液(STB)等の処理
液が使用され、それらは処理量に応じて劣化・消耗する
ので適宜更新する必要がある。そのため、店舗内に在庫
してあった処理液の1キット(1使用単位)を開封して
使用していた。同様に、印画紙現像機においては、発色
現像液(CD),漂白定着液(BF),安定化液(ST
B)等の処理液が使用され、それらは処理量に応じて劣
化・消耗するので適宜更新する必要がある。そのため、
店舗内に在庫してあった処理液の1キット(1使用単
位)を開封して使用していた。写真焼付機(プリンタ)
においては、さらに、種々のサイズの印画紙が使用され
ている。例えば、89mm、102mm、127mm、152
mm、203mm、254mm、280mm、305mm等のサイ
ズである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの消耗材料は、
各店舗内に在庫されており、在庫が無くなる前に系列チ
ェーンの管理本部等に発注して支給して貰う必要があっ
た。これらの在庫管理を適切に行わないと、発注が遅れ
て在庫が切れてしまうと処理できないという事態が発生
したり、安全のために余分に発注していると余剰在庫と
なってしまうという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、消耗材料の在庫管理を
適切に行える在庫管理装置を提供することを目的として
なされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の写真
処理装置の在庫管理装置は、写真処理装置が使用する消
耗材料の在庫量を種類別に記憶する記憶手段と、該記憶
手段に記憶する在庫量を種類別に入力する入力手段と、
前記消耗材料を1使用単位ずつ使い切る毎に該当する消
耗材料の在庫数を1使用単位分ずつ減じて記憶し直す更
新手段と、前記記憶手段に記憶された在庫量を種類別に
表示する表示手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0006】そして、請求項2では、記憶手段に記憶さ
れた在庫量が予め設定された最低在庫量より減少したと
きに警報を出力する警報手段を備えていることを特徴と
している。
【0007】そして、請求項3では、記憶手段に記憶さ
れた在庫量の単位期間当たりの減少率に基づいて消耗材
料の発注タイミングを予測する予測手段を備えているこ
とを特徴としている。
【0008】そして、請求項4では、予測手段によって
予測された消耗材料の発注タイミングに基づいて消耗材
料を自動的に発注処理する発注手段を備えていることを
特徴としている。
【0009】請求項5の写真処理装置の在庫管理装置
は、通信回線で接続された遠隔地のホストコンピュータ
へ稼働状況を送出するように構成された写真処理装置の
在庫管理装置であって、写真処理装置には、写真処理量
に関連付けられた処理データを通信回線を介して所定の
スケジュールでホストコンピュータへ送出する処理量送
出機能を備え、ホストコンピュータには、写真処理装置
から送出された処理データを識別・分析して各写真処理
装置毎に消耗材料を支給する支給タイミングと支給量と
を予測・管理する管理機能を備えていることを特徴とし
ている。そして、請求項6では、ホストコンピュータの
管理手段によって予測された消耗材料の支給タイミング
に基づいて消耗材料を自動的に支給処理する支給手段を
備えていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はチェーン店舗化された複数
の店舗S1,S2,S3・・・と、各店舗S1,S2,
S3・・・を管理する管理本部Mとを示したものであ
り、各店舗S1,S2,S3・・・と管理本部MとはW
AN(Wide Area Network)等のネットワークで相互に
接続されている。また、各店舗S1,S2,S3・・・
には、例えば2台の写真処理装置A1,A2、フィルム
現像装置B、そして店舗内サーバCが配設されており、
これらは店舗内のLAN等のネットワークで相互に接続
されている。また、店舗内の消耗材料の在庫品を蓄積す
るストッカEを備えている。
【0011】そして、図2に示したFは、店舗内の消耗
材料の在庫量を管理する在庫管理装置であり、消耗材料
の種類別に在庫量を記憶する記憶手段F1と、該記憶手
段F1に記憶する在庫量を種類別に入力する入力手段F
2と、前記消耗材料を1使用単位ずつ使い切る毎に該当
する消耗材料の在庫数を1使用単位分ずつ減じて記憶し
直す更新手段F3と、前記記憶手段F1に記憶された在
庫量を種類別に表示する表示手段F4と、前記記憶手段
F1に記憶された在庫量が予め設定された最低在庫量よ
り減少したときに警報を出力する警報手段F5と、前記
記憶手段F1に記憶された在庫量の単位期間当たりの減
少率に基づいて消耗材料の発注タイミングを予測する予
測手段F6と、予測手段F6によって予測された消耗材
料の発注タイミングに基づいて消耗材料を自動的に発注
処理する発注手段F7を備えている。
【0012】なお、在庫量は、必要とする消耗材料別に
管理する必要があるので、フィルム現像機用の処理液と
しては、発色現像液(CD),漂白液(BL),定着液
(FIX),安定化液(STB)があり、写真焼付機
(プリンタ)用の処理液としては、発色現像液(C
D),漂白定着液(BF),安定化液(STB)があ
り、印画紙のサイズとしては、89mm、102mm、12
7mm、152mm、203mm、254mm、280mm、30
5mm等のサイズがある。また、露光用の光源ランプも同
様に消耗材料として管理する必要がある。従って、前記
記憶手段F1は、これらの種類別に在庫量を記憶するよ
うに構成されている。同様に、入力手段F2、更新手段
F3、表示手段F4、警報手段F5、予測手段F6、発
注手段F7も前記各種類の消耗材料別に処理するように
構成されている。
【0013】そして、図1に示したように、管理本部M
にはホストコンピュータHが設置されている。このホス
トコンピュータHは、各写真処理装置から送出された処
理データを識別・分析して各写真処理装置毎に消耗材料
を支給する支給タイミングと支給量とを予測・管理する
管理手段Kを備えている。また、ホストコンピュータH
には、前記管理手段Kにて予測された支給タイミングに
基づいて消耗材料を該当する写真処理装置へ自動的に支
給処理する支給手段Jを備えている。この支給手段Jは
ホストコンピュータの画面に支給すべき写真処理装置を
特定する情報とともに、支給すべき消耗材料の種類と数
量を表示し、消耗材料の支給伝票等をプリントアウトし
たり、支給指示メールを送出したりするように構成され
ている。前記管理手段K及び支給手段Jは前記ホストコ
ンピュータHにインストールされた処理プログラムと各
写真処理装置毎に消耗材料の種類別に記憶するメモリと
で構成されている。なお、店舗S側に備えられていた在
庫管理装置Fの一部の機能(予測手段や発注手段等)を
管理本部M側に備えてもよい。
【0014】次に、1台の写真処理装置A1を例にとっ
て、その構成を図3を参照して説明する。写真処理装置
A1は、別途フィルム現像装置B(図1参照)にて現像
された現像済の写真フィルムの各コマから画像データを
読み取るスキャナ部1と、読み取った画像データに基づ
き、設定されたプリントデータを印画紙に露光する露光
部2と、露光済みの印画紙を現像して排出する現像部3
と、画像処理部4とから構成されている。
【0015】スキャナ部1は、入力媒体としての写真フ
ィルムから画像データを入力する入力手段であり、現像
済みの写真フィルムをスキャナユニット11にセットす
ることにより、光源ユニット12からの光を、スキャナ
ユニット11のフィルムマスクに保持された写真フィル
ムに照射して各コマの画像を順次読み取って画像処理部
4に出力する。前記フィルムマスクは処理するフィルム
の形式、例えば135フィルムや240フィルム(いわ
ゆるAPSフィルム)等に応じて適切な構造のフィルム
マスクに交換して処理する。また、APSフィルムを処
理する場合には、APSフィルム用のフィルムマスクに
配設された磁気データ読み取り器13は、写真フィルム
の各コマに対応して磁気記録されたフロントプリントデ
ータ等のデータを読み取って画像処理部4に出力する。
フロントプリントデータが記録されていない場合や読み
取り不可能の場合には、フロントプリントデータ無しと
するデータを出力する。
【0016】画像処理部4は、スキャナ部1からの画像
データとを受付け、画像処理を施し、プリントデータを
作成する画像処理機能を備えている。この画像処理部4
は、画像処理ソフトウエアがインストールされたコンピ
ュータで構成されている制御部45と、画像データを一
時的に記憶するメモリ46と、フルキーボード42と、
マウス43と、モニター44とを備えている。前記モニ
ター44は、前記画像処理部4にて加工された画像デー
タを表示する表示手段であり、複数コマの画像データを
一覧表示したり、各コマの画像データを個別に順次表示
したりする機能を有している。前記メモリ46には半導
体メモリ以外に、ハードディスク装置や、フレキシブル
磁気ディスク、CD−ROM,MO,ZIP等の種々の
交換可能な記録媒体の読み書き装置を備えている。これ
らの記録媒体を、写真フィルムに代わる入力媒体や印画
紙に代わる出力媒体として使用することができる。この
場合は、これらの記憶媒体の読み書き装置が入力手段と
出力手段に相当する構成となる。
【0017】前記露光部2は、画像処理部4で作成され
たプリントデータを出力媒体としての印画紙Pに露光す
る手段であり、例えば二つのペーパーマガジン21a,
21bの何れか一方から供給される印画紙Pを、カッタ
ー22によって所定の長さにカットし、カットされた印
画紙Pを露光機構23に搬送する。露光機構23におい
ては、入力されたプリントデータをレーザー露光ユニッ
ト24を用いて、搬送機構25によって1ラインずつ搬
送される印画紙Pにライン露光する。このようにして、
プリントデータが露光された印画紙Pは、現像部3へ送
られて現像処理される。
【0018】また、前記二つのペーパーマガジン21
a,21bから供給される印画紙Pを使い終わったとき
に、印画紙Pの終端を検出する終端検出センサー21
c,21dを備えている。前記終端検出センサー21
c,21dで印画紙の終端を検出する度に、使用中の印
画紙のサイズに対応した在庫量を、前記在庫管理装置F
の更新手段F3によって1使用単位分ずつ減じて記憶手
段F1に記憶した在庫量を更新する。更新した在庫量は
表示手段F4に表示される。また、記憶手段F1に記憶
された在庫量が予め設定された最低在庫量より減少した
ときには警報手段F5から警報が発せられる。この警報
は、表示装置の画面に表示したり、表示灯を点灯もしく
は点滅させたり、または警告音を発したりすることによ
って視覚的または聴覚的な警報として発せられる。ま
た、予測手段F6によって、記憶手段F1に記憶された
在庫量の単位期間当たりの減少率に基づいて消耗材料の
発注タイミングを予測し、予測された消耗材料の発注タ
イミングに基づいて、発注手段F7によって消耗材料を
自動的に発注処理するようにした。この発注手段F7は
発注すべき消耗材料の発注伝票等をプリントアウトした
り、発注メールを管理本部Mへ送出したりするように構
成されている。
【0019】現像部3においては、露光済みの印画紙P
は、現像ユニット31において所定の薬液によって順次
処理されて現像され、乾燥ユニット32において乾燥さ
せて後に仕上がりプリントとして排出される。
【0020】前記制御部45は、前述した画像処理機能
に加えて、前記各部(スキャナ部1、露光部2、現像部
3、画像処理部4)の運転データを収集したり、稼働情
報を収集したり、必要な指示を与えたりする制御機能を
備えたコンピュータである。この制御部45において
は、当該写真処理装置1が休止中であるか、ウォーミン
グアップ中であるか、ウォーミングアップは完了したが
稼働していない状況であるか、正常に稼働中であるか、
等の最新の稼働情報が常時把握されて第1記憶手段M1
に記憶されている。また、日付と時刻を刻むバッテリー
バックアップされたクロックモジュールと、発生したエ
ラー番号を記憶する第2記憶手段M2と、プリント処理
した枚数の累計をカウントする第1カウンタM3と、処
理したフィルムの本数の累計をカウントする第2カウン
タM4を備えている。
【0021】前記制御部45は、更に、ネットワーク機
能を備えている。このネットワーク機能を実現するため
のハードウェア構成として、前記制御部45を、例えば
シリアル通信ポート(RS-232C規格の入出力)を介して店
舗内LAN(Ethanet規格)のハブDに接続するための信
号変換機47を備えている。また、前記ネットワーク機
能を実現するためのソフトウェア構成として、店舗内L
ANを介して店舗内サーバCと通信するためのTCP/IP等
の通信プロトコルサービスを備えている。なお、各写真
処理装置の前記制御部45と前記信号変換機47は特許
請求の範囲に記載された処理量送出手段に対応してい
る。
【0022】店舗内サーバCにはハブDを介して、前述
したように2台の写真処理装置A1、A2と1台のフィ
ルム処理装置Bとが接続されている。以上のような構成
の各店舗Sの店舗内サーバCは通信回線Nを介して管理
本部MのホストコンピュータHと接続されている。な
お、前記通信回線Nとしては有線や無線の公衆通信回線
もしくは専用通信回線を使用することができる。また、
管理本部Mとの接続形態は常時接続形態やダイヤルアッ
プ接続形態等種々の接続形態を採用することができる。
【0023】前記写真処理装置A1から店舗内サーバC
を介して管理本部Mへ伝達される稼働情報(写真処理量
に関連付けられた処理データを含む。)には以下のデー
タが含まれているとよい。 項目名 データ例 1.メーカ名 NORITSU KOKI LTD.,CO JP 2.機種名 QSS-2611 3.ソフトウェアのバージョン Ver.A013 4.製造番号 XXXXXXXX 5.現在の稼働状態 6.現在の月.日.年 12.22.2000 7.現在の時:分 18:20 8.エラー番号 XXXX-XX 9.プリント処理枚数累計 XXXXXXXX 内訳 サイズA XXXXXXXX サイズB XXXXXXXX サイズC XXXXXXXX サイズD XXXXXXXX サイズE XXXXXXXX サイズF XXXXXXXX 10.フィルム処理本数累計 XXXXXXXX
【0024】次に、写真処理装置から管理本部への稼働
情報の伝達手順を説明する。各写真処理装置の制御部4
5においては、当該写真処理装置1が休止中であるか、
ウォーミングアップ中であるか、ウォーミングアップは
完了したが稼働していない状況であるか、正常に稼働中
であるか、等の最新の稼働状態が常時把握され、前記第
1記憶手段M1に記憶されて随時更新されている。先ず
初めに、管理本部への報告タイミング(例えば15分経
過後)になったか否かをチェックし、報告タイミングに
なれば次へ進む。
【0025】次に、管理本部へ報告する稼働情報を生成
する。なお、稼働情報の内の「1.メーカ名」、「2.
機種名」、「3.ソフトウェアのバージョン」、「4.
製造番号」は、制御部45のシステム登録データから得
る。また、稼働情報の内の「5.稼働状態」は前記所定
の第1記憶手段から得る。また、稼働情報の内の「6.
現在の月.日.年」と「7.現在の時:分」は制御部45
のクロックモジュールから得る。そして、稼働情報の内
の「8.エラー番号」、「9.プリント処理枚数累
計」、「10.フィルム処理本数累計」は前記制御部45
の第2記憶手段M2および第1カウンタM3、第2カウ
ンタM4から得る。
【0026】稼働情報を生成した後、稼働情報をシリア
ル通信ポートを介して店舗内LANへ送出し店舗内サー
バCに伝達する。店舗内サーバCは店舗内LANに接続
された各装置から送出された稼働情報をネットワークを
介して管理本部Mへ伝達するのである。
【0027】管理本部Mにおいては、管轄内の各店舗か
ら伝達された各写真処理装置の稼働情報がホストコンピ
ュータHの画面に表示される。そして、管理本部M側に
備えられた管理手段Kは、管轄内の各店舗から伝達され
た各写真処理装置の稼働情報に含まれるサイズ別のプリ
ント処理枚数累計の店舗毎の合計数量の単位期間(例え
ば1日)当たりの増加率から、各サイズ別に印画紙の在
庫が無くなって支給が必要となる支給タイミングを予測
する。また、管理本部M側に備えられた支給手段Jは、
前記管理手段Kによって予測されたサイズ別の印画紙の
支給タイミングに基づいて該当するサイズの印画紙を自
動的に支給処理する。
【0028】ホストコンピュータHの画面上には管轄エ
リアの地図がグラフィック表示されるとともに、管轄内
の各店舗のマークが前記地図上に表示されている。各店
舗のマークの横にはその店舗内の写真処理装置に対応し
たマークが並んで表示されている。このようにしてそれ
ぞれの写真処理装置に対応したマークは、各写真処理装
置の稼働情報に含まれる製造番号のデータを、当該ホス
トコンピュータに登録されている管理テーブルと対照し
てその所属する店舗の情報と地図上の位置を把握するこ
とによって、地図上の正確な位置にそれぞれ表示される
のである。
【0029】さらに、各写真処理装置に対応したそれぞ
れのマークは、対応した写真処理装置の稼働状態に応じ
て色分けして表示されている。例えば、赤色は電源がオ
フになっていることを示し、緑色は稼働中(処理可能な
状態で待機中)であることを示し、青色は処理中である
ことを示している。また、ウォーミングアップ中は例え
ば緑が点滅、エラー発生時は赤が点滅する等のように、
さらに種々の状態を色分けして表示することもできる。
【0030】さらに、何れかのマークをマウスでクリッ
ク等すると、さらに詳細な稼働情報が短冊状に表示され
る。従って、営業時間が過ぎてもマークが赤色のまま、
もしくは赤が長時間点滅している等の写真処理装置があ
れば、クリックして詳細な稼働情報を確認して、状況に
よっては電話をかけて問い合わせる等の処置が可能であ
る。また、詳細な稼働情報に電話番号を付加的に表示さ
せたり、マークを右クリックすることで自動的にダイヤ
リングするように構成することもできる。
【0031】管理本部では、各写真処理装置の詳細な稼
働情報を逐次確認することによって、電源がオフのまま
の場合や、電源はオンになってもウォーミングアップが
なされていない場合や、プリント処理枚数やフィルム処
理本数が増加しない場合等の状況に応じて電話連絡等を
行い、各店舗内で処理できる内容なのか、サービスマン
を呼ばなければならないような状況なのか等のアドバイ
ス等の適切な指示を与えることができる。従って、写真
処理装置が設置された店舗からの報告や問い合わせが無
くても、随時稼働状況を把握して、適切な指示を迅速に
与えて、写真処理装置を適切に稼働させることができる
のである。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1の写真処理装置の在庫
管理装置は、写真処理装置が使用する消耗材料の在庫量
を種類別に記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶する
在庫量を種類別に入力する入力手段と、前記消耗材料を
1使用単位ずつ使い切る毎に該当する消耗材料の在庫数
を1使用単位分ずつ減じて記憶し直す更新手段と、前記
記憶手段に記憶された在庫量を種類別に表示する表示手
段とを備えているので、常時現時点での在庫量をその種
類別に把握することができるので、発注しすぎたり発注
を忘れたりするという発注ミスを防止することができる
とともに、安全を見て余分の在庫を持つ必要も無いので
余剰在庫を減らすことができる。このように、消耗材料
の在庫管理が極めて楽になるという効果が得られる。
【0033】そして、請求項2では、記憶手段に記憶さ
れた在庫量が予め設定された最低在庫量より減少したと
きに警報を出力するので、表示内容を見落としても発注
ミスを防止できる。そして、請求項3では、記憶手段に
記憶された在庫量の単位期間当たりの減少率に基づいて
消耗材料の支給タイミングを予測するので、計画的な在
庫管理が可能となる。
【0034】そして、請求項4では、予測手段によって
予測された消耗材料の支給タイミングに基づいて消耗材
料を自動的に発注処理する発注手段を備えているので、
発注処理を手作業で行う必要がなくなり、在庫管理が簡
略化される。
【0035】請求項5の写真処理装置の在庫管理装置
は、写真処理装置には、写真処理量に関連付けられた処
理データを通信回線を介して所定のスケジュールでホス
トコンピュータへ送出する処理量送出機能を備え、ホス
トコンピュータには、写真処理装置から送出された処理
データを識別・分析して各写真処理装置毎に消耗材料を
支給するタイミングと支給量とを予測・管理する管理機
能を備えているので、ホストコンピュータによって各店
舗の消耗材料の適正且つ確実な在庫管理をすることがで
きる。特に、管轄する各店舗の消耗材料の管理・発注を
管理本部でまとめて行えるので、計画的で効率のよい在
庫管理が可能となるのである。そして、請求項6では、
予測手段によって予測された消耗材料の支給タイミング
に基づいて消耗材料を自動的に支給処理する支給手段を
備えているので、支給処理を手作業で行う必要がなくな
り、在庫管理が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の店舗と管理本部との関連図である。
【図2】在庫管理装置の構成図である。
【図3】本発明の写真処理装置の構成図である。
【符号の説明】
A1,A2 写真処理装置 H ホストコンピュータ F 在庫管理装置 F1 記憶手段 F2 入力手段 F3 更新手段 F4 表示手段 F5 警報手段 F6 予測手段 F7 発注手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 61/00 426 B65G 61/00 426 G03D 13/00 G03D 13/00 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真処理装置が使用する消耗材料の在庫量
    を種類別に記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶する
    在庫量を種類別に入力する入力手段と、前記消耗材料を
    1使用単位ずつ使い切る毎に該当する消耗材料の在庫数
    を1使用単位分ずつ減じて記憶し直す更新手段と、前記
    記憶手段に記憶された在庫量を種類別に表示する表示手
    段とを備えていることを特徴とする写真処理装置の在庫
    管理装置。
  2. 【請求項2】記憶手段に記憶された在庫量が予め設定さ
    れた最低在庫量より減少したときに警報を出力する警報
    手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の写
    真処理装置の在庫管理装置。
  3. 【請求項3】記憶手段に記憶された在庫量の単位期間当
    たりの減少率に基づいて消耗材料の発注タイミングを予
    測する予測手段を備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の写真処理装置の在庫管理装置。
  4. 【請求項4】予測手段によって予測された消耗材料の発
    注タイミングに基づいて消耗材料を自動的に発注処理す
    る発注手段を備えていることを特徴とする請求項3に記
    載の写真処理装置の在庫管理装置。
  5. 【請求項5】通信回線で接続された遠隔地のホストコン
    ピュータへ稼働状況を送出するように構成された写真処
    理装置の在庫管理装置であって、写真処理装置には、写
    真処理量に関連付けられた処理データを通信回線を介し
    て所定のスケジュールでホストコンピュータへ送出する
    処理量送出機能を備え、ホストコンピュータには、写真
    処理装置から送出された処理データを識別・分析して各
    写真処理装置毎に消耗材料を支給する支給タイミングと
    支給量とを予測・管理する管理機能を備えていることを
    特徴とする写真処理装置の在庫管理装置。
  6. 【請求項6】ホストコンピュータには、管理手段によっ
    て予測された消耗材料の支給タイミングに基づいて消耗
    材料を自動的に支給処理する支給手段を備えていること
    を特徴とする請求項5に記載の写真処理装置の在庫管理
    装置。
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