JP2002309587A - 独立基礎とその施工法及び独立基礎体 - Google Patents

独立基礎とその施工法及び独立基礎体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 根代の掘削や残土処理を容易にして、柱の設
置を簡素にし、隣接問題も発生させない独立基礎とその
施工法及び独立基礎体を提供している。 【解決手段】 本発明による独立基礎1は、基本的に、
所定深度の地盤上に設置され所定長の鋼材を十文字に配
置した基礎鋼材6とこの基礎鋼材6の先端7間を接続す
る繋ぎ材8及び基礎鋼材6と繋ぎ材8の下部に一体に接
合されて複数の穴を有する基礎版22から成る独立基礎
体2と独立基礎体の上面に埋設されたコンクリート3か
ら構成されており、鋼材をH鋼材から構成したり、所定
深度の根代底部を地盤改良土から構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、独立基礎とその施
工法及び独立基礎体に関し、特に立体駐車場等の柱を支
持する基礎であって、十文字に配置した所定長の鋼材と
その間に一体に埋設したコンクリートとによって柱を支
持する独立基礎とその施工法及び独立基礎体に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の基礎は、要求される耐荷重や地
盤面の状況に応じて各種の形態が選択されるが、立体駐
車場等の柱40は、図7に示すようなべた基礎41や図
8に示す基礎梁42を選択していることが多い。
【0003】これらの基礎は、荷重を受ける部材として
コンクリートと鉄筋を用いるものであるから、鉄筋の配
筋に手間が掛かると共に、基礎上に設置する柱を固定す
るためのアンカーボルトの正確な設定も困難を伴う作業
である。又、基礎を施工するための根代を掘削する深さ
においても相当の深度を必要とし、併せて鉄筋を配筋す
るために根代の範囲も相当の巾を必要としていた。
【0004】さらに、このような掘削は、作業の手間や
残土処理の経費も大きな負担を発生させるものであり、
隣接地との境界問題についても解決の困難な課題になっ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するために提案するものであり、根代の掘削や残
土処理を容易にして、柱の設置を簡素にし、隣接問題も
発生させない独立基礎とその施工法及び独立基礎体を提
供している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による独立基礎
は、基本的に、所定深度の根代底部に設置され所定長の
鋼材を十文字に配置した基礎鋼材とこの基礎鋼材の先端
間を接続する繋ぎ材及び基礎鋼材と繋ぎ材の下部に一体
に接合されて複数の穴を有する基礎版から成る独立基礎
体と基礎鋼材の間に埋設されたコンクリートから構成さ
れており、具体的には、鋼材をH鋼材から構成したり、
所定深度の根代底部を地盤改良土から構成することを特
徴にしている。
【0007】これによって、独立基礎体の構成を簡潔に
して柱との接合も容易にしながらコンクリートと協調さ
せることで、基礎としての支持耐力を確保すると共に柱
間を結合するべた基礎や基礎梁を省略して施工コストの
低減と工期の短縮を図れる機能を発揮している。
【0008】本発明による独立基礎の施工法は、上記の
独立基礎を施工するものであって、所定深度の根代を掘
削し、根代の底部上に所定長の鋼材を十文字に配置した
基礎鋼材と基礎鋼材の先端間を接続する繋ぎ材及び基礎
鋼材と繋ぎ材の下部に一体に敷設される基礎版から成る
独立基礎体を設置し、しかる後に基礎鋼材の間にコンク
リートを埋設して埋め戻している。
【0009】これによって、根代の掘削を容易にし、別
途に作成してある独立基礎体を根代の底部上に配置して
コンクリートを埋設するだけの簡素な施工によって基礎
を容易に造成できる機能を発揮している。
【0010】本発明による独立基礎体は、上記の独立基
礎に用いるものであって、所定長のH鋼材を十文字に配
置した基礎鋼材、基礎鋼材の先端間を接続する繋ぎ材及
び基礎鋼材と繋ぎ材の下部に一体に接合され複数の穴を
有する基礎版から構成されており、工場で別途に製作し
たものを現場に持ち込むだけで独立基礎を容易に施工で
きる機能を発揮している。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による独立基礎は、基本的
に、所定深度の根代底部に設置され所定長の鋼材を十文
字に配置した基礎鋼材とこの基礎鋼材の先端間を接続す
る繋ぎ材及び基礎鋼材と繋ぎ材の下部に一体に接合され
て複数の穴を有する基礎版から成る独立基礎体と基礎鋼
材の間に埋設されたコンクリートから構成されており、
具体的には、鋼材をH鋼材から構成したり、所定深度の
根代底部を地盤改良土から構成することを特徴にしてい
る。以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明による独立基礎の斜視図で
あり、部分的に断面にすることで理解を容易にしてい
る。
【0013】図において、独立基礎1は、独立基礎体
2、独立基礎体2を構成している基礎鋼材の間に埋設さ
れたコンクリート3から構成されており、地盤4に掘削
された根代5に設置されている。
【0014】本実施の形態の独立基礎1は、図示のよう
に所定長の鋼材を十文字に配置した基礎鋼材6と基礎鋼
材6の先端7の間を接続する繋ぎ材8及び基礎鋼材と繋
ぎ材の下部に一体に接合された金網9から構成すること
で、簡潔にしており、柱との接合も容易にしている。
【0015】又、コンクリート3は、十文字に配置した
基礎鋼材6の間と基礎鋼材6と繋ぎ材8の下部に在る金
網9の上に埋設されており、基礎鋼材6とコンクリート
3とを金網9を介在させた協調状態を形成させること
で、基礎としての支持耐力を一体になって確保し、柱間
を結合するべた基礎や基礎梁を省略して施工コストの低
減と工期の短縮を図っている。
【0016】図2は、独立基礎を拡大して示す実施の形
態であって、平面図(a)と独立基礎のコンクリートを
も模擬線で示す側面図(b)を以て表示している。
【0017】独立基礎1を構成している独立基礎体10
は、図2(a)に見られるように、所定長のH鋼材11
を十文字に配置して基礎鋼材12を構成している。基礎
鋼材12の先端13の間には繋ぎ材14を接続してお
り、基礎鋼材12の十文字形態の補強を図ると共に、基
礎版を構成する金網15の支持部材としても機能してい
る。
【0018】基礎鋼材12の上面中央部16には、支持
する柱17の取付板18が配備されており、柱17の底
部に設けたフランジ19に対応させてボルト20をねじ
込むボルト孔をその四隅に形成してある。
【0019】基礎鋼材12と繋ぎ材14の下部には、こ
れらと一体に基礎版を構成する金網15から成る基礎版
を溶接で接合している。金網15は、図2(b)に示す
ように、独立基礎1の施工時に埋設されるコンクリート
との結合を強固にするために十文字に配置したH鋼材1
1の間に補強体として形成されるものであり、基礎鋼材
12や繋ぎ材14と一体になって、実質的に独立基礎1
の底版を構成している。
【0020】従って、柱からの上載荷重は、底版を構成
している基礎鋼材12や繋ぎ材14及びコンクリート3
が一体になって支持地盤に伝達されることになり、独立
基礎1は充分な支持耐力を発揮するものである。
【0021】基礎鋼材12の先端13における底部に
は、レベラー22が配置されており、図示のように、根
代の底部に形成された捨てコンクリート21の上面に独
立基礎体10を配置した後に、これを調整することによ
って独立基礎体10の傾きや高さを正確な形態に設定し
ている。
【0022】尚、本実施の形態では基礎版を金網で構成
しているが、基礎版は、上述したようにコンクリートの
鉄筋としての役割を果たすものであるから、金網に限定
されることなくエキスパンドメタルや複数の孔を有する
平板及び簀の子状の鋼材であっても採用することが出来
るものである。
【0023】又、本実施の形態では、根代の底部に形成
された地盤の上に直接捨てコンクリートを打設して地耐
力を確保しているが、必要な場合には、根代底部の地盤
を地盤改良することによって地耐力の向上を図ることも
意図されている。
【0024】次に、本発明による独立基礎体について詳
細に説明する。本発明による独立基礎体は、所定長のH
鋼材を十文字に配置した基礎鋼材と基礎鋼材の先端間を
接続する繋ぎ材及び基礎鋼材と繋ぎ材の下部に一体に接
合され複数の穴を有する基礎版から構成されており、工
場で別途に製作したものを現場に持ち込むだけで独立基
礎を容易に施工できる機能を発揮している。
【0025】以下に、本発明による独立基礎体の実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】図3、4は、独立基礎体の実施の形態であ
って、それぞれに平面図(a)と側面図(b)を以て表
示しており、上記図面と同様の部材については、理解を
容易にするために同一の符号によって表示している。
【0027】図3は、図2で説明した独立基礎体の実施
の形態と同様であり、独立基礎体10は、図示のよう
に、所定長のH鋼材11を十文字に配置して基礎鋼材1
2を構成している。
【0028】基礎鋼材12の先端13の間には繋ぎ材1
4を接続しており、基礎鋼材12の十文字形態の補強を
図ると共に、金網15の支持部材の役を果たしている。
【0029】基礎鋼材12の上面中央部16には、支持
する柱17の取付板18が配備されており、柱17の底
部に設けたフランジ19に対応させてボルト孔をその四
隅に形成してある。
【0030】基礎鋼材12と繋ぎ材14の下部に溶接で
接合されている金網15は、基礎鋼材12や繋ぎ材14
と一体になって、コンクリートと共に独立基礎1の底版
を構成している。
【0031】基礎鋼材12の先端13には、レベラー2
2が配置されており、独立基礎体10の傾きや高さを正
確な形態に設定するために調整可能にしている。
【0032】図4は、独立基礎体における他の実施の形
態であり、独立基礎体25は、図示のように、所定長の
H鋼材26を十文字に配置して基礎鋼材27を構成して
いる。
【0033】所定長のH鋼材26は、本来のH鋼材を加
工してその先端28に向かって勾配を付けた形状に構成
されるものであり、これによって、独立基礎体25を配
置する根代の掘削深さを浅くすることを可能にしてい
る。
【0034】即ち、図3に示した独立基礎体10では、
十文字に配置した基礎鋼材12の先端と上面中央部16
とが同一の高さにあるので、掘削深度の浅い根代に独立
基礎体10を配置する場合には、独立基礎体10の十文
字に配置した基礎鋼材12の先端と上面中央部16とが
共に地表面に露出することになって、基礎としては危険
度の高い構成になって好ましくない。
【0035】このために、独立基礎体10の場合には、
仮に上載荷重が許容される値以下であっても、根代の掘
削深さを浅くすることは困難になる。
【0036】しかるに、独立基礎体25を配置する場合
には、掘削深度の浅い根代に設置したとしても、独立基
礎体25の上面中央部29を地表面に露出させながら、
その先端28は根代の内部に埋没したままであり、基礎
としては何らの問題も発生させない構成に設定すること
ができる。
【0037】従って、独立基礎体25を採用する実施の
形態では、根代の掘削作業の手間や残土処理の経費をさ
らに低減できることになる。
【0038】尚、独立基礎体25のその他の構成に関し
ては、図3で説明した実施の形態と殆ど同様であること
から、その説明を省略する。
【0039】本発明による独立基礎の施工法は、上記の
独立基礎を施工するものであって、所定深度の根代を掘
削し、根代の底部上に所定長の鋼材を十文字に配置した
基礎鋼材と基礎鋼材の先端間を接続する繋ぎ材及び基礎
鋼材と繋ぎ材の下部に一体に敷設される基礎版から成る
独立基礎体を設置し、しかる後に基礎鋼材の間にコンク
リートを埋設して埋め戻すことで構成されており、根代
の掘削を容易にし、別途に作成してある独立基礎体を根
代の底部上に配置してコンクリートを埋設するだけの簡
素な施工によって基礎を容易に造成できる機能を発揮し
ている。
【0040】以下に、本発明による独立基礎の施工法に
関する実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0041】図5は、本発明による独立基礎の施工法を
その前半の工程に従って説明しており、根代の掘削工程
(a)、捨てコンクリートの施工工程(b)を示してい
る。
【0042】同様に図6は、次工程の独立基礎体の設置
工程(a)、コンクリートの打設工程(b)及び柱の設
置工程(c)を示しており、工事を完了している。
【0043】図5(a)は、本発明による独立基礎を設
置するために施工する根代の掘削工程であり、地盤4に
は正方形状で所定の深さに根代5が掘削されている。
【0044】根代5の掘削後は、必要な場合には地盤改
良も施工するが、通常の場合にはランマー等で整地する
か、割栗石30を敷設した後にランマーで突き固める等
の作業を施している。
【0045】図5(b)は、捨てコンクリートの施工工
程であり、ランマー等で整地した後に捨てコンクリート
31を施工している。
【0046】捨てコンクリート31は、以降の作業のた
めに基準線を罫引くことと、独立基礎体の設置精度を確
保するために行うものであり、その作業は通常通りであ
る。
【0047】図6(a)は、図5で説明した上記工程に
次いで、独立基礎体を設置する工程である。
【0048】本工程では、工場において別途に製作され
ている独立基礎体2が、現場に搬入されて掘削済みの根
代5に配置されるだけであるから、従来のように基礎の
配筋をする作業も無いので、その作業は極めて簡潔に迅
速な形態で実施される。
【0049】従って、本発明の施工法は、これ以降のレ
ベル調整も含めて施工効率を大幅に向上させることを可
能にしており、施工コストの低減も達成できるものであ
る。図6(b)では、コンクリートを打設する工程を示
している。
【0050】本発明におけるコンクリート3の埋設は、
それ自体で基礎を形成するためのものでなく、独立基礎
とコンクリートとが金網を介在させた協調状態を形成さ
せるために、十文字に配置した基礎鋼材12の間に打設
されることで底版として形成されるものであり、基礎鋼
材12や繋ぎ材14と一体になって、独立基礎1の底版
を構成していると同等である。
【0051】従って、レベル調整後のコンクリート埋設
は、基礎鋼材12の成のほぼ1/2程度に打設すること
で充分であり、その上には掘削していた土壌を埋め戻し
て基礎部分の工事が完了に到っている。
【0052】図6(c)は、柱の設置工程であり、基礎
工事を完了させている。図示のように、土壌を埋め戻し
た後の地表面には、基礎鋼材12の上面中央部16に配
備された取付板18のみが露出している。
【0053】柱17は、その底部に設けたフランジ19
を取付板18に設置させてボルト20によって所定の位
置に固定されており、簡潔な工程で柱工事を完了させて
いる。
【0054】以上の各工程で明らかなように、本発明に
よる独立基礎の施工法は、根代の掘削が容易であって、
基礎工事も別途に作成してある独立基礎体を根代の底部
上に配置してコンクリートを埋設するだけの簡素な施工
で遂行できることから、所望の独立基礎を極めて容易に
造成できるものである。
【0055】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明は、上記実施の形態に何ら限
定されるものでなく、その適用範囲、基礎鋼材や繋ぎ材
の形状、基礎版の種類等に関して、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲において種々の変更が可能であることは当然
のことである。
【0056】
【発明の効果】本発明による独立基礎は、基本的に、所
定深度の根代底部に設置され所定長の鋼材を十文字に配
置した基礎鋼材とこの基礎鋼材の先端間を接続する繋ぎ
材及び基礎鋼材と繋ぎ材の下部に一体に接合されて複数
の穴を有する基礎版から成る独立基礎体と基礎鋼材の間
に埋設されたコンクリートから構成されており、具体的
には、鋼材をH鋼材から構成したり、所定深度の根代底
部を地盤改良土から構成しているので、以下の効果を発
揮している。。
【0057】 独立基礎の構成を簡潔にして柱との接
合も容易にしている。 基礎としての支持耐力を確保して柱間を結合するべ
た基礎や基礎梁を省略している。 施工コストの低減と工期の短縮を図っている。 本発明による独立基礎の施工法は、上記の独立基礎を施
工するものであって、所定深度の根代を掘削し、根代の
底部上に所定長の鋼材を十文字に配置した基礎鋼材と基
礎鋼材の先端間を接続する繋ぎ材及び基礎鋼材と繋ぎ材
の下部に一体に敷設される基礎版から成る独立基礎体を
設置し、しかる後に基礎鋼材の間にコンクリートを埋設
して埋め戻しているので、根代の掘削を容易にし、別途
に作成してある独立基礎体を根代の底部上に配置してコ
ンクリートを埋設するだけの簡素な施工によって基礎を
容易に造成できる効果を発揮している。
【0058】本発明による独立基礎体は、上記の独立基
礎に用いるものであって、所定長のH鋼材を十文字に配
置した基礎鋼材、基礎鋼材の先端間を接続する繋ぎ材及
び基礎鋼材と繋ぎ材の下部に一体に接合され複数の穴を
有する基礎版から構成されているので、工場で別途に製
作したものを現場に持ち込むだけで独立基礎を容易に施
工できる効果を発揮している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明による独立基礎の斜視図
【 図2】独立基礎を拡大して示す実施の形態図
【 図3】独立基礎体における実施の形態図
【 図4】独立基礎体における他の実施の形態図
【 図5】本発明による独立基礎の施工法における地盤
の施工図
【 図6】本発明による独立基礎の施工法における独立
基礎の施工図
【 図7】従来のべた基礎図
【 図8】従来の基礎梁図
【符号の説明】
1 独立基礎、 2 独立基礎体、 3 コンクリー
ト、 4 地盤、5 根代、 6 基礎鋼材、 7 先
端、 8 繋ぎ材、 9 金網、10 独立基礎体、
11 H鋼材、 12 基礎鋼材、 13 先端、14
繋ぎ材、 15 金網、 16 上面中央部、 17
柱、18 取付板、 19 フランジ、 20 ボル
ト、21 捨てコンクリート、 22 レベラー、 2
5 独立基礎体、26 H鋼材、 27 基礎鋼材、
28 先端、 29 上面中央部、30 割栗石、 3
1 コンクリート、 40 柱、 41 べた基礎、4
2 基礎梁、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D046 AA00 AA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定深度の根代底部に設置され所定長の
    鋼材を十文字に配置した基礎鋼材と該基礎鋼材の先端間
    を接続する繋ぎ材及び該基礎鋼材と繋ぎ材の下部に一体
    に接合され複数の穴を有する基礎版から成る独立基礎
    体、該基礎鋼材の間に埋設されたコンクリートから構成
    される独立基礎。
  2. 【請求項2】 鋼材が、H鋼材から構成されることを特
    徴とする請求項1に記載の独立基礎。
  3. 【請求項3】 所定深度の根代底部が、地盤改良土から
    構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の独
    立基礎。
  4. 【請求項4】 所定深度の根代を掘削し、該根代の底部
    上に所定長の鋼材を十文字に配置した基礎鋼材と該基礎
    鋼材の先端間を接続する繋ぎ材及び該基礎鋼材と繋ぎ材
    の下部に一体に敷設される基礎版から成る独立基礎体を
    設置し、しかる後に基礎鋼材の間にコンクリートを埋設
    して埋め戻す請求項1乃至3のいずれかに記載の独立基
    礎の施工法。
  5. 【請求項5】 所定長のH鋼材を十文字に配置した基礎
    鋼材、該基礎鋼材の先端間を接続する繋ぎ材及び該基礎
    鋼材と繋ぎ材の下部に一体に接合され複数の穴を有する
    基礎版から成る請求項1乃至4のいずれかに記載の独立
    基礎に用いる独立基礎体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015105539A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 首都高速道路株式会社 既製柱とフーチングの接合構造
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