JPH08338035A - 地下構造物の構築法 - Google Patents

地下構造物の構築法

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JPH08338035A
JPH08338035A JP7146047A JP14604795A JPH08338035A JP H08338035 A JPH08338035 A JP H08338035A JP 7146047 A JP7146047 A JP 7146047A JP 14604795 A JP14604795 A JP 14604795A JP H08338035 A JPH08338035 A JP H08338035A
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Katsuro Obata
克朗 小畠
Kazuaki Tsuda
和明 津田
Koichiro Kurisu
浩一郎 栗栖
Shokichi Gokan
章吉 後閑
Mikio Mizuta
幹夫 水田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆打支柱に対して縦横に配置する切梁の井桁
状交差部分の高さを低くできるように構成して、この切
梁を埋設する床の薄肉化を達成するようにした地下構造
物の構築法を提供する。 【構成】 PCaキャピタル版22を逆打支柱12の支
持ブラケット18に載置し、このPCaキャピタル版2
2の上側に切梁14を組立てる。切梁14は互いに縦横
に配置される第1,第2切梁14a,14bで構成し、
それぞれを逆打支柱12を挟んで井桁状に組込む。切梁
14の下側に床スラブ36を隙間なく敷設し、コンクリ
ート36aを打設することによりフラットスラブ38を
構築する。x方向に配置される第1切梁14aをy方向
に配置される第2切梁14bの配置部分で分断し、分断
した第1切梁14aの端面を第2切梁14bの側面に突
合わせて結合し、打設したコンクリート36a内に埋設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆打支柱に接続される
切梁を、床面を構成するコンクリート内に埋設するよう
にした地下構造物の構築法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地下構造物を構築するにあたっ
て、地下部分に逆打支柱を打設した後に地面を掘削して
この逆打支柱を露出させ、露出した逆打支柱に順次梁を
接続して地下架構を構築するようにした逆打工法がある
(特開平5−5312号公報参照)。また、この逆打工
法では例えば特開平3−72119号公報(E02D
29/04)に開示されるようにフラットスラブ構造を
適用したものが提案されている。
【0003】前記フラットスラブ構造は、厚肉状のキャ
ピタル部分を介して比較的薄肉で平坦なコンクリート床
を逆打支柱で支持するようになっており、前記公報では
地下を掘削しつつ、掘削面を利用してキャピタル部分お
よびフラットスラブを地下階毎に構築するようになって
いる。このように逆打工法にフラットスラブ構造を適用
することにより、通常の柱梁のラーメン架構と比べて階
高を低く抑えることができるので、掘削土量を削減して
工期の短縮化やコスト削減を図ることができる。
【0004】しかし、フラットスラブを順次上階から構
築していく逆打工法の掘削においては、フラットスラブ
の構築が完了する度に当該フラットスラブの下に掘削重
機を搬入して掘削していくことになるが、フラットスラ
ブに覆われたその下の空間での作業では、当該フラット
スラブが掘削重機による作業の障害となり、円滑且つ効
率よく掘削することができないという問題があった。
【0005】そこで、地下階を順次掘削して行く段階
で、その都度、各地下階の床部分としてフラットスラブ
を構築するのではなく、逆打支柱には切梁を井桁状に架
設するようにし、地下部分の掘削を完了した後に前記切
梁を埋設するようにフラットスラブを構築する方法が既
に本出願人によって出願されている。このように切梁を
用いることにより、上方から下方に向かって順次掘削し
ていく掘削作業段階では、格子状に組込まれた切梁の升
目部分が大きく開口されるので、掘削重機を自由度高く
操作することができて、フラットスラブに覆われた空間
で掘削するのに比べて、円滑且つ高効率で作業すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の地下構造物の構築法にあっては、上述したよう
に、切梁を架設しながら地下部分を掘削していき、地下
部分を全て掘削完了した後に、切梁を埋設するようにフ
ラットスラブを構築するようにしているので、掘削され
た地下部分を支える支保工としての機能も必要となる切
梁としては、所定の強度を確保できるように、ある程度
の切梁のせい、ひいては断面係数等に反映する部材寸法
の設定が要求されることとなる。そして、高いせいとす
る必要がある切梁を上下に交差させて井桁状に組み合わ
せて逆打支柱の縦横方向に配設してフラットスラブ内に
埋設しようとすると、どうしてもフラットスラブが厚肉
化してしまい、ひいては地下階の階高を十分にとること
ができなくなったり、また切梁を埋設するために床に打
設するコンクリート量が増大してしまうという課題があ
った。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、逆打支柱に対して縦横に配置する切梁の井桁状交差
部分の高さを低くできるように構成して、この切梁を埋
設する床の薄肉化を達成するようにした地下構造物の構
築法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、支持ブラケットを有する逆打支柱を打設
した後、PCaキャピタル版を前記逆打支柱に対し適宜
間隔をもって遊嵌して前記支持ブラケットに支持させ、
次に、前記逆打支柱に対して縦横に配置される切梁を同
一高さレベルの平面内で井桁状に組み合わせて前記PC
aキャピタル版上に載置し、これら切梁の下側を覆って
敷設した床型枠にコンクリートを打設して、このコンク
リート内に前記切梁を埋設することを特徴とする。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明の地下構造物の構築法
は、地面に逆打支柱を打設した後、地下部分を掘削しつ
つこの逆打支柱を露出し、この逆打支柱の支持ブラケッ
トに支持させたPCaキャピタル版上に切梁を井桁状に
組み合わせて載置する。このとき、縦横に配置される切
梁を、同一高さレベルの平面内で井桁状に組み合わせる
ように構成したため、切梁自体には、これを所要の部材
寸法で構成することができて所定の剛性・強度を確保し
つつ、切梁の井桁状交差部分の高さを切梁のせい相当の
高さまで低くすることができ、切梁をコンクリート内に
埋設して構築されるフラットスラブの肉厚を極力薄くす
ることができる。したがって、階高を大きくとることが
できるとともに、打設コンクリート量も削減することが
できる。そしてこのような切梁を架設することにより、
もちろんこの切梁によって掘削途中の土水圧や地震力を
受け止めさせることができる。そして、前記切梁を順次
架設しつつ下方に向かって地下躯体を構築完了した後、
前記切梁の下側に床型枠を敷設してコンクリートを打設
し、このコンクリート内に切梁を埋設することにより床
が構築される。
【0010】また、前記切梁はPCaキャピタル版を介
して逆打支柱に組み付けられるが、このPCaキャピタ
ル版は逆打支柱に適宜間隔をもって遊嵌されるため、逆
打支柱が建て込み誤差によって正規位置から位置ずれし
ている場合にも、前記遊嵌部分によって逆打支柱の建て
込み誤差を吸収して、現場での加工作業を必要とするこ
となく切梁を正規位置に簡単に架設することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図3は本発明にかかる地下構
造物の構築法の一実施例を示し、図1は地下構造物を構
築する手順を順を追って示す工程図、図2は切梁の井桁
状組み合わせ部分を拡大して示す要部平面図、図3は図
2の側面図である。
【0012】本実施例は基本的には、支持ブラケット1
8を有する逆打支柱12を打設した後、PCaキャピタ
ル版22を逆打支柱12に対し適宜間隔をもって遊嵌し
て支持ブラケット18に支持させ、次に、逆打支柱12
に対して縦横に配置される切梁14を同一高さレベルの
平面内で井桁状に組み合わせてPCaキャピタル版22
上に載置し、これら切梁14の下側を覆って敷設した床
型枠にコンクリートを打設して、このコンクリート内に
切梁14を埋設するようになっている。
【0013】図1は逆打支柱12の打設工程および切梁
14の架設工程を順を追って示し、まず、削孔16内に
逆打支柱12を打設する(同図a参照)。尚、本実施例
では地下二階となる地下構造物を例にとって示し、前記
逆打支柱12には、予め地下二階の天井高さ位置(地下
一階の床高さ位置)の下側に支持ブラケット18が突設
されている。また、前記逆打支柱12の一般部分には鋼
管12aが用いられると共に、上端部には内面にリブが
突設されたリブ付鋼管12bが用いられる。そして、打
設された逆打支柱12の内部にコンクリート20を打設
する(同図b参照)。
【0014】次に、前記逆打支柱12の上端部からPC
aキャピタル版22を吊込む(同図c参照)と共に、逆
打支柱12の上方に地上柱24を接続し、この地上柱2
4に一階梁の接合部材26を建込む(同図d参照)。前
記PCaキャピタル版22は正方形状の薄肉PCa版と
して形成され、その中央部分には逆打支柱12に適宜間
隙をもって遊嵌される円形状乃至正方形状の挿通穴22
a(図2参照)が形成される。また、前記接合部材26
はH形鋼を十字状に結合して形成され、前記地上柱24
の下端部にこの接合部材26を固定し(図1e参照)、
この接合部材26に一階梁28を接続する(同図f参
照)。
【0015】次に、地下一階部分を掘削して前記PCa
キャピタル版22を吊下げつつ下降し(同図g参照)、
この地下一階部分の掘削が完了した後に、図3にも示す
ようにPCaキャピタル版22を支持ブラケット18に
載置すると共に、このPCaキャピタル版22の上側に
地下一階の切梁14を組立てる(同図h参照)。このと
き、前記切梁14は図2にも示すようにx方向に配置さ
れる第1切梁14aとy方向に配置される第2切梁14
bとで構成され、これら第1,第2切梁14a,14b
は逆打支柱12を囲むように井桁状に組込まれる。尚、
前記第1,第2切梁14a,14bは逆打支柱12のス
パン中央部分で分断されており、それぞれが井桁状に組
込まれる際に、突合わされる第1,第2切梁14a,1
4bどうしが互いに接続されるようになっている。その
後、地下二階部分を掘削して地下二階の床面部分にマッ
トスラブ32を構築する(図1i参照)。
【0016】また、前記マットスラブ32を構築した
後、前記逆打支柱12の外周に柱主筋70などの鉄筋を
配筋して下層階から順に鉄骨鉄筋コンクリート柱34を
構築する。このとき、地下二階部分の鉄骨鉄筋コンクリ
ート柱34の配筋および柱型枠をセットすると同時に、
図2に示すように前記切梁14の下側に床型枠としての
床スラブ36を隙間なく敷設し、前記柱型枠および前記
床スラブ36上にコンクリート36aを打設することに
より、地下二階部分の鉄骨鉄筋コンクリート柱34およ
び地下一階のフラットスラブ38が構築される。このと
き、前記床スラブ36にコンクリート36aを打設する
際に、このコンクリート36a内に前記切梁14を埋設
するようになっている。また、前記地下二階部分の鉄骨
鉄筋コンクリート柱34内に前記支持ブラケット18が
埋設される。そして、前記フラットスラブ38を構築し
た後、地下一階部分の鉄骨鉄筋コンクリート柱34を構
築するようになっている。なお、柱型枠としてPCa柱
型枠を用いる場合には、PCaキャピタル版22及び接
合部材26の搬入に先行させて逆打支柱12に遊嵌して
おけばよい。また、前記床スラブ36端部が前記PCa
キャピタル版22に支持される際、図2,図3に示すよ
うにPCaキャピタル版22の外周に係止具40を取り
付けておき、この係止具40に床スラブ36の端部を係
止させるようになっている。
【0017】ここで、前記切梁14が井桁状に組み合わ
される際、図2に示したようにx方向に配置される第1
切梁14aをy方向に配置される第2切梁14bの配置
部分で分断し、分断した第1切梁14aの端面を第2切
梁14bの側面に突合わせることにより、これら第1,
第2切梁14a,14bを同一高さレベルの平面内で結
合するようになっている。
【0018】前記第1切梁14aが前記第2切梁14b
に結合される際、第2切梁14bの両側に突合わされた
第1切梁14a,14aの上下両面に跨がって一対の連
結板42,42を配置し、これら連結板42,42と第
1切梁14aとをボルト44,ナット44aを介して固
定する。また、第1切梁14aの先端部両側に溶接した
三角状のブラケット46,46を第2切梁14bの両側
に付当てて、これらブラケット46,46と第2切梁1
4bとをボルト48,ナット48aを介して固定してあ
る。尚、第1,第2切梁14a,14bの結合は図4に
示すように、ブラケット46,46を用いることなく連
結板42,42のみによって固定してもよい。また、前
記第1,第2切梁14a,14bは、断面矩形状の鋼管
の内部にコンクリートが充填されて形成される鋼管コン
クリートとして構成される。
【0019】以上の構成により本実施例の地下構造物の
構築法にあっては、逆打支柱12の支持ブラケット18
にPCaキャピタル版22を支持させると共に、このP
Caキャピタル版22の上側に第1,第2切梁14a,
14bを井桁状に組み合わせて載置し、これら切梁14
が架設されることにより、地下階の掘削途中の土水圧や
地震力をこれら切梁14によって支持することができ
る。このとき、これら井桁状に組み合わせた切梁14は
格子状となって升目部分が大きく上方に開放されてい
る。従って、掘削重機の操作性の自由度を十分に確保す
ることができ、掘削作業の能率化、延いては工期の短縮
化が達成される。
【0020】そして、PCaキャピタル版22上に架設
された前記切梁14の下側に床スラブ36を配置して、
この床スラブ36を床型枠としてコンクリート36aを
打設することにより、この切梁14をコンクリート36
a内に埋設した状態でフラットスラブ36が構築され
る。そして特に、本実施例では井桁状に組込まれる第
1,第2切梁14a,14bをそれらの交差部分で水平
方向に同一レベルで結合しているため、これら切梁14
a,14bは所要の部材寸法による所定の剛性・強度で
構成しつつ、これら切梁14a,14bの交差部分での
上下方向の配置スペースが、従来のように重ね合わせて
交差させる場合に比較して半分となって著しく低くする
ことができる。したがって、切梁14をコンクリート3
6a内に埋設して構築されるフラットスラブ38は、そ
の肉厚を極力薄くすることができ、階高を十分に確保す
ることができるとともに、フラットスラブ38のコンク
リート36a打設量を大幅に減少して工費削減を図るこ
とができる。
【0021】また、本実施例では前記切梁14がPCa
キャピタル版22を介して逆打支柱12に組付けられる
が、このPCaキャピタル版22は中央部に形成された
挿通穴22aを介して逆打支柱12に適宜間隙をもって
遊嵌される。従って、逆打支柱12が建込み誤差をもっ
て正規位置から位置ずれしている場合にも、前記挿通穴
22によって逆打支柱12の建込み誤差を吸収して、切
梁14を正規位置に架設することが可能となる。このた
め、切梁14を現場で切断する等の加工を施す必要がな
く、切梁14の建込み作業が著しく簡単化される。
【0022】図5は他の実施例を示し、前記実施例と同
一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して
述べる。即ち、この実施例では連結板42を介して第
1,第2切梁14a,14bを互いに結合する際に、こ
の連結板42を第1,第2切梁14a,14bの上面の
みに配置し、この連結板42を、PCaキャピタル版2
2に埋設してその上面から突出させたアンカーボルト7
1およびナット71aで固定するようになっている。ま
た、PCaキャピタル版22の周縁部において第1,第
2切梁14a,14bの上面に断面U字状の押え材50
を配置し、この押え材50とPCaキャピタル版22と
の間をボルト52,ナット52aを介して締め付けるよ
うになっている。更に、前記PCaキャピタル版22に
床スラブ36を支持する場合に、PCaキャピタル版2
2の外周縁上面にアングル材54を突設し、このアング
ル材54に対して床スラブ36の端部上面をボルト5
6,ナット56aを介して固定してある。
【0023】更に、本実施例では前記切梁14をフラッ
トスラブ38内に埋設することにより、スラブ配筋量を
削減することができると共に、キャピタル部分の構築
に、逆打支柱12の支持ブラケット18で支持されるP
Caキャピタル版22を用いたことにより、型枠および
支保工の使用を省略でき、省仮設化,省力化および工期
短縮化を図ることができる。
【0024】ところで、上述した各実施例では地下二階
となる構造物を例にとって示したが、これに限ることな
く地下三階以上の地下階を備えた構造物にあっても本発
明を適用できることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の地下構造物
の構築法にあっては、縦横に配置される切梁を、同一高
さレベルの平面内で井桁状に組み合わせるように構成し
たため、切梁自体には、これを所要の部材寸法で構成す
ることができて所定の剛性・強度を確保しつつ、切梁の
井桁状交差部分の高さを切梁のせい相当の高さまで低く
することができ、切梁をコンクリート内に埋設して構築
されるフラットスラブの肉厚を極力薄くすることができ
る。したがって、階高を大きくとることができるととも
に、床のコンクリート打設量を大幅に減少して工費削減
を図ることができる。
【0026】また、前記切梁はPCaキャピタル版を介
して逆打支柱に組付けられるが、このPCaキャピタル
版は逆打支柱に適宜間隙をもって遊嵌されるため、逆打
支柱が建込み誤差によって正規位置から位置ずれしてい
る場合にも、前記遊嵌部分によって逆打支柱の建込み誤
差を吸収して、現場での加工作業を必要とすることなく
切梁を正規位置に簡単に架設できるという各種優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す地下構造物を構築する
手順の工程図である。
【図2】本発明の一実施例を示す切梁の井桁状組み合わ
せ部分を拡大した要部平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す切梁の井桁状組み合
わせ部分を拡大した要部平面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す切梁の井桁状組み合
わせ部分を拡大した要部断面側面図である。
【符号の説明】
12 逆打支柱 14 切梁 14a 第1切梁 14b 第2切
梁 18 支持ブラケット 22 PCaキ
ャピタル版 22a 挿通穴 36 床スラブ 36a コンクリート 38 フラット
スラブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後閑 章吉 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 水田 幹夫 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持ブラケットを有する逆打支柱を打設
    した後、PCaキャピタル版を前記逆打支柱に対し適宜
    間隔をもって遊嵌して前記支持ブラケットに支持させ、
    次に、前記逆打支柱に対して縦横に配置される切梁を同
    一高さレベルの平面内で井桁状に組み合わせて前記PC
    aキャピタル版上に載置し、これら切梁の下側を覆って
    敷設した床型枠にコンクリートを打設して、このコンク
    リート内に前記切梁を埋設することを特徴とする地下構
    造物の構築法。
JP7146047A 1995-06-13 1995-06-13 地下構造物の構築法 Expired - Lifetime JP2900840B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100856723B1 (ko) * 2007-03-28 2008-09-04 박무용 캔틸레버형 지지거더를 이용한 철골조 역타설 시스템 및방법
CN108005113A (zh) * 2017-11-22 2018-05-08 中冶京诚工程技术有限公司 一种综合管廊系统

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KR100856723B1 (ko) * 2007-03-28 2008-09-04 박무용 캔틸레버형 지지거더를 이용한 철골조 역타설 시스템 및방법
CN108005113A (zh) * 2017-11-22 2018-05-08 中冶京诚工程技术有限公司 一种综合管廊系统

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