JP2540375B2 - 建築物の基礎回り構造 - Google Patents
建築物の基礎回り構造Info
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- Japan
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- fixed
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
ものである。
図ないし第11図に示すように、柱1と梁2とを剛結合し
て構成したラーメン部材3を、桁行方向に間隔をおいて
配置し、隣り合うラーメン部材3の上部間に配置した桁
材4の端部をラーメン部材3に対しピン接合により連結
し、前記ラーメン部材3における各柱1の下端部をそれ
ぞれ独立したフーチング基礎5により支持し、各フーチ
ング基礎5にわたって延長する鉄筋コンクリート造の地
中梁11を設置し、その地中梁11の上にコンクリート系組
積ブロックまたは現場打ちコンクリートの外部腰壁12を
設置した基礎回り構造が知られている。
するので、地中梁設置部の土盤掘削作業,割栗敷設作
業,捨てコンクリート打設作業,配筋作業,型枠設置作
業,コンクリート打設作業,型抜枠撤去作業,土砂埋戻
し作業等の煩雑な作業を行なう必要があり、かつ工期が
長くかかる。またコンクリート系組積ブロックまたは現
場打ちコンクリートの外部腰壁12を施工するために、組
積作業,モルタル塗左官作業または型枠設置作業,配筋
作業,コンクリート打設作業,型枠撤去作業等の煩雑な
作業を必要とし、かつ外部腰壁の工期が長くかかるとい
う問題がある。
礎回り構造を提供することを目的とするものである。
回り構造においては、柱1と梁2とを剛結合して構成し
たラーメン部材3が桁行方向に間隔をおいて配置され、
隣り合うラーメン部材3の上部間に配置された桁材4の
端部がラーメン部材3に対しピン接合され、前記ラーメ
ン部材3における各柱1の下端部がそれぞれ独立したフ
ーチング基礎5により支持され、T形横断面の支持金具
本体16の下端部に受金具17が固着され、かつ受金具17の
中央部と支持金具本体16の下部中央とにわたってリブプ
レート18が固着されて、支持金具7が構成され、その支
持金具7は各柱1の外側に垂直に配置され、前記支持金
具本体16は、柱1の下部に固着されたブラケット19に固
定され、前記受金具17は地表面21よりも低レベルに配置
され、隣り合う受金具17にわたって、コンクリート系の
外部腰壁パネル6が載置され、その外部腰壁パネル6
は、支持金具7およびその支持金具7に係止される保持
金具8により支持されている。
されている場合は、そのブレース9により連結された柱
1の下部を、水平な鋼製連結部材10を介して連結する。
であって、鈍角逆V字形の鋼製梁2の両端部にH形断面
の鋼製柱1の上端部が剛接合されて、ラーメン部材3が
構成され、このように構成されたラーメン部材3は桁行
方向に並べて配置され、隣り合うラーメン部材3におけ
る梁頂部の間および柱梁接合部の間に、鋼製桁材4が配
置され、その桁材4の両端部はラーメン部材3に対しピ
ン接合13により連結され、かつ各柱1の下端部に固定さ
れた鋼製座板14は、それぞれ独立したフーチング基礎5
に載置されてアンカーボルト15により固定されている。
が溶接により固着され、かつL形受金具17の中央部と支
持金具本体16の下部中央とにわたって鋼製リブプレート
18が溶接により固着されて、鋼製支持金具7が構成さ
れ、その支持金具7は各柱1の外側に垂直に配置され、
前記支持金具本体16におけるウエブの上部および下部
は、柱1の下部に間隔をおいて溶接により固着された鋼
板製ブラケット19に対しボルト20により固定され、前記
支持金具7における受金具17は地表面21よりも低レベル
に配置されている。
部腰壁パネル6は、支持金具7における受金具17と支持
金具本体16の下端部との間の溝に嵌入されると共に、上
下方向に複数枚嵌合されて積み重ねられ、かつ上下の外
部腰壁パネル6の間にゴム製緩衝材22が介在され、各外
部腰壁パネル6の室内側の上部および下部の中空孔内面
に、支持具本体16のフランジに近い位置において、雌ね
じ部材23が係合されると共に、ボルト挿通孔が設けら
れ、前記雌ねじ部材23は、必要に応じ外部腰壁パネル6
に対し前記雌ねじ部材23に固着したスプリング32の係合
により固定され、鋼板製保持金具8は、外部腰壁パネル
6の内面と支持具本体16におけるフランジの内面とに当
接され、前記保持金具8の一側部の透孔に挿通された固
定用ボルト24は前記雌ねじ部材23に螺合されて緊締さ
れ、前記固定用ボルト24および保持金具8により外部腰
壁パネル6が支持金具7における支持具本体16に締付固
定されている。また横方向に隣り合う外部腰壁パネル6
の端面間にゴム製緩衝材25およびシール材26が介在され
ている。
結板27が溶接により固着され、桁行方向の中間部の柱1
は鋼製連結板27にボルト28により取付けられたブレース
9により連結され、そのブレース9により連結された柱
1の下部の間に、H形鋼からなる鋼製連結部材10の端部
は、前記鋼製連結板27にボルト29により取付けられ、前
記鋼製連結部材10は土間コンクリート30に埋設されてい
る。また外部腰壁パネル6の上部に外壁31が設置され
る。
は、山形鋼あるいは丸鋼を使用してもよい。
たラーメン部材3が桁行方向に間隔をおいて配置され、
隣り合うラーメン部材3の上部間に配置された桁材4の
端部がラーメン部材3に対しピン接合され、前記ラーメ
ン部材3における各柱1の下端部がそれぞれ独立したフ
ーチング基礎5により支持され、T形横断面の支持金具
本体16の下端部に受金具17が固着され、かつ受金具17の
中央部と支持金具本体16の下部中央とにわたってリブプ
レート18が固着されて、支持金具7が構成され、その支
持金具7は各柱1の外側に垂直に配置され、前記支持金
具本体16は、柱1の下部に固着されたブラケット19に固
定され、前記受金具17は地表面21よりも低レベルに配置
され、隣り合う受金具17にわたって、コンクリート系の
外部腰壁パネル6が載置され、その外部腰壁パネル6
は、支持金具7およびその支持金具7に係止される保持
金具8により支持されているので、地盤中に地中梁を設
置する必要がなく、かつその地中梁の上に組積ブロック
または現場打ちコンクリートからなる外部腰壁を設置す
る必要もなく、そのため建築物の基礎回りを容易にかつ
短工期で施工することができる。
されている場合は、そのブレース9により連結された柱
1の下部を、水平な鋼製連結部材10を介して連結するこ
とにより、ブレースからの水平力に対し柱1を安定させ
ることができる。
って、第1図は建築物の基礎回り構造を示す縦断側面
図、第2図はその基礎回り構造を建築物の内側から見た
斜視図、第3図は基礎回り構造を建築物の外側から見た
斜視図、第4図は外部腰壁パネルの支持状態を示す横断
平面図、第5図は鋼製連結部材を有する部分の基礎回り
構造を示す縦断側面図、第6図は柱に対する鋼製連結部
材およびブレースの取付状態を示す正面図、第7図はフ
ーチング基礎上の柱に対する支持金具の取付状態を示す
一部縦断側面図、第8図は建築物の鉄骨構造を示す概略
斜視図である。第9図ないし第11図は従来例を示すもの
であって、第9図は鉄骨構造および地中梁を示す概略斜
視図、第10図はその横断平面図、第11図は基礎回り構造
の一部を示す斜視図である。 図において、1は柱、2は梁、3はラーメン部材、4は
桁材、5はフーチング基礎、6は外部腰壁パネル、7は
支持金具、8は保持金具、9はブレース、10は鋼製連結
部材、15はアンカーボルト、16は支持具本体、17はL形
受金具、18はリブプレート、19はブラケット、20はボル
ト、23は雌ねじ部材、24は固定用ボルト、27は連結板、
28および29はボルトである。
Claims (2)
- 【請求項1】柱1と梁2とを剛結合して構成したラーメ
ン部材3が桁行方向に間隔をおいて配置され、隣り合う
ラーメン部材3の上部間に配置された桁材4の端部がラ
ーメン部材3に対しピン接合され、前記ラーメン部材3
における各柱1の下端部がそれぞれ独立したフーチング
基礎5により支持され、T形横断面の支持金具本体16の
下端部に受金具17が固着され、かつ受金具17の中央部と
支持金具本体16の下部中央とにわたってリブプレート18
が固着されて、支持金具7が構成され、その支持金具7
は各柱1の外側に垂直に配置され、前記支持金具本体16
は、柱1の下部に固着されたブラケット19に固定され、
前記受金具17は地表面21よりも低レベルに配置され、隣
り合う受金具17にわたって、コンクリート系の外部腰壁
パネル6が載置され、その外部腰壁パネル6は、支持金
具7およびその支持金具7に係止される保持金具8によ
り支持されている建築物の基礎回り構造。 - 【請求項2】桁行方向に隣り合う柱1がブレース9によ
り連結され、そのブレース9により連結された柱1の下
部が水平な鋼製連結部材10を介して連結されている請求
項1記載の建築物の基礎回り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115140A JP2540375B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 建築物の基礎回り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2115140A JP2540375B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 建築物の基礎回り構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414541A JPH0414541A (ja) | 1992-01-20 |
JP2540375B2 true JP2540375B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=14655282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2115140A Expired - Lifetime JP2540375B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 建築物の基礎回り構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540375B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP2115140A patent/JP2540375B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0414541A (ja) | 1992-01-20 |
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