JPH07103620B2 - 鉄骨造構造物の構築工法 - Google Patents
鉄骨造構造物の構築工法Info
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- JPH07103620B2 JPH07103620B2 JP4254212A JP25421292A JPH07103620B2 JP H07103620 B2 JPH07103620 B2 JP H07103620B2 JP 4254212 A JP4254212 A JP 4254212A JP 25421292 A JP25421292 A JP 25421292A JP H07103620 B2 JPH07103620 B2 JP H07103620B2
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- Building Environments (AREA)
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨造構造体の建築工
法に関する。
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄骨造構造体は、構造体の躯体構
造を主に鉄骨で構築するもので、床は鉄製デッキにコン
クリートを上方に流し込んで形成させる。その施工手順
は図21に示すように、杭打ち工事、基礎工事、鉄骨建
方工事、デッキPL下地コンクリート打ち工事、鉄骨耐
火被覆工事によってなされる。
造を主に鉄骨で構築するもので、床は鉄製デッキにコン
クリートを上方に流し込んで形成させる。その施工手順
は図21に示すように、杭打ち工事、基礎工事、鉄骨建
方工事、デッキPL下地コンクリート打ち工事、鉄骨耐
火被覆工事によってなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の鉄骨造構造体の
施工法では、デッキにコンクリートを打設して床を形成
するため、重量が大きいものであった。又、コンクリー
ト打設するので、その硬化を待たねばそれを足場として
使えないため、工期も長くなるという問題点があった。
例えば、10階建延面積1,000坪の鉄骨構造体の場
合、床版自重は990トンで10カ月程の工期がかかっ
ていた。本発明が解決しようとする課題は、従来のこれ
らの問題点を解消し、軽量で且つ工期が短縮でき、安価
な、作業性の良いという新構想の鉄骨構造体の建築工法
の提供にある。
施工法では、デッキにコンクリートを打設して床を形成
するため、重量が大きいものであった。又、コンクリー
ト打設するので、その硬化を待たねばそれを足場として
使えないため、工期も長くなるという問題点があった。
例えば、10階建延面積1,000坪の鉄骨構造体の場
合、床版自重は990トンで10カ月程の工期がかかっ
ていた。本発明が解決しようとする課題は、従来のこれ
らの問題点を解消し、軽量で且つ工期が短縮でき、安価
な、作業性の良いという新構想の鉄骨構造体の建築工法
の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、 1) 杭打ちと基礎工事の後に、構造物躯体となる鉄骨
の鉄骨建方を行い、その梁鉄骨の上面に軽量床版固定用
鉄筋を固着し、次に梁鉄骨間に軽量床版を架設し、同軽
量床版の端面に前記軽量床版固定用鉄筋の一端を熔着
し、その後梁鉄骨の上面で対向する軽量床版の端面及び
梁鉄骨上面とで囲まれる空隙にモルタルを流入して一体
化し、又露出した梁鉄骨表面に耐火被覆を施して構築さ
れる鉄骨造構造物の構築工法であって、軽量床版が、版
外周フレームに強度部材を架設し、その上下面に耐火ボ
ードを張り、しかも版外周フレームと上下の耐火ボード
とによって囲まれる内部空間に硬質発泡樹脂を充填させ
た構造である鉄骨造構造物の構築工法 2) 杭打ちと基礎工事の後に、構造物躯体となる鉄骨
の鉄骨建方を行い、その梁鉄骨の上面に軽量床版固定用
鉄筋を固着し、次に梁鉄骨間に軽量床版を架設し、同軽
量床版の端面に前記軽量床版固定用鉄筋の一端を熔着
し、その後梁鉄骨の上面で対向する軽量床版の端面及び
梁鉄骨上面とで囲まれる空隙にモルタルを流入して一体
化し、又露出した梁鉄骨表面に耐火被覆を施して構築さ
れる鉄骨造構造物の構築工法であって、杭打ちと基礎工
事の後に、構造物躯体となる鉄骨の建方を行い、その梁
鉄骨の上部に軽量床版受枠を取付け、その後同軽量床版
受枠間に軽量床版を架設し、軽量床版の端部間を鋼部材
で連結した後、同端部及び梁鉄骨上部との間隙を補修し
て軽量床版と同一床面レベルに仕上げるとともに、梁鉄
骨下部及び軽量床版下部の露出部分を耐火被覆し、更に
軽量床版が、版外周フレームに強度部材を架設し、その
上下面に耐火ボードを張り、しかも版外周フレームと上
下の耐火ボードとによって囲まれる内部空間に硬質発泡
樹脂を充填させた構造である鉄骨造構造物の構築工法 3) 軽量床版の強度部材が断面長方形状の長尺の筒体
内に硬質発泡樹脂を充填した部材である請求項1又は2
記載の鉄骨造構造物の構築工法にある。
発明の要旨は、 1) 杭打ちと基礎工事の後に、構造物躯体となる鉄骨
の鉄骨建方を行い、その梁鉄骨の上面に軽量床版固定用
鉄筋を固着し、次に梁鉄骨間に軽量床版を架設し、同軽
量床版の端面に前記軽量床版固定用鉄筋の一端を熔着
し、その後梁鉄骨の上面で対向する軽量床版の端面及び
梁鉄骨上面とで囲まれる空隙にモルタルを流入して一体
化し、又露出した梁鉄骨表面に耐火被覆を施して構築さ
れる鉄骨造構造物の構築工法であって、軽量床版が、版
外周フレームに強度部材を架設し、その上下面に耐火ボ
ードを張り、しかも版外周フレームと上下の耐火ボード
とによって囲まれる内部空間に硬質発泡樹脂を充填させ
た構造である鉄骨造構造物の構築工法 2) 杭打ちと基礎工事の後に、構造物躯体となる鉄骨
の鉄骨建方を行い、その梁鉄骨の上面に軽量床版固定用
鉄筋を固着し、次に梁鉄骨間に軽量床版を架設し、同軽
量床版の端面に前記軽量床版固定用鉄筋の一端を熔着
し、その後梁鉄骨の上面で対向する軽量床版の端面及び
梁鉄骨上面とで囲まれる空隙にモルタルを流入して一体
化し、又露出した梁鉄骨表面に耐火被覆を施して構築さ
れる鉄骨造構造物の構築工法であって、杭打ちと基礎工
事の後に、構造物躯体となる鉄骨の建方を行い、その梁
鉄骨の上部に軽量床版受枠を取付け、その後同軽量床版
受枠間に軽量床版を架設し、軽量床版の端部間を鋼部材
で連結した後、同端部及び梁鉄骨上部との間隙を補修し
て軽量床版と同一床面レベルに仕上げるとともに、梁鉄
骨下部及び軽量床版下部の露出部分を耐火被覆し、更に
軽量床版が、版外周フレームに強度部材を架設し、その
上下面に耐火ボードを張り、しかも版外周フレームと上
下の耐火ボードとによって囲まれる内部空間に硬質発泡
樹脂を充填させた構造である鉄骨造構造物の構築工法 3) 軽量床版の強度部材が断面長方形状の長尺の筒体
内に硬質発泡樹脂を充填した部材である請求項1又は2
記載の鉄骨造構造物の構築工法にある。
【0005】
【作用】本発明では、鉄骨建方の後、梁鉄骨上又は梁鉄
骨に取付けた軽量床版受枠に軽量床版を架設して床を仮
設する。この床は下階から仮設し、それを足場床として
順次上の階の軽量床版の仮設を行うことができ、作業性
がよい。軽量床版を仮設した後、軽量床版固定用鉄筋を
軽量床版の端面と熔着する。熔着して固定した後、軽量
床版の端面及び鉄骨上面との間の空隙にモルタルを塗っ
て接合部を補修する。軽量床版受枠に軽量床版を架設し
た場合も同様に軽量床版の端面間を連結部材で連結し、
その間隙を耐火ボード等で補修する。これらの補修作業
の後に、鉄骨下部及び軽量床版の端面の下方に露出した
表面に岩綿等の耐火材を吹付けして耐火被覆する。これ
によって、床・躯体を構築する。又、軽量床版は硬質発
泡樹脂を充填したものであるので、従来の鉄筋コンクリ
ートのみの床に比べてはるかに軽量にでき、それだけ鉄
骨・基礎・杭の強度負担が少なくなり、小型・軽量のも
のでよくなり、建物全体の重量・建築コストを大巾に廉
価にできる。しかも表面は耐火ボードであるので耐火性
もある。
骨に取付けた軽量床版受枠に軽量床版を架設して床を仮
設する。この床は下階から仮設し、それを足場床として
順次上の階の軽量床版の仮設を行うことができ、作業性
がよい。軽量床版を仮設した後、軽量床版固定用鉄筋を
軽量床版の端面と熔着する。熔着して固定した後、軽量
床版の端面及び鉄骨上面との間の空隙にモルタルを塗っ
て接合部を補修する。軽量床版受枠に軽量床版を架設し
た場合も同様に軽量床版の端面間を連結部材で連結し、
その間隙を耐火ボード等で補修する。これらの補修作業
の後に、鉄骨下部及び軽量床版の端面の下方に露出した
表面に岩綿等の耐火材を吹付けして耐火被覆する。これ
によって、床・躯体を構築する。又、軽量床版は硬質発
泡樹脂を充填したものであるので、従来の鉄筋コンクリ
ートのみの床に比べてはるかに軽量にでき、それだけ鉄
骨・基礎・杭の強度負担が少なくなり、小型・軽量のも
のでよくなり、建物全体の重量・建築コストを大巾に廉
価にできる。しかも表面は耐火ボードであるので耐火性
もある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0007】:実施例1(図1〜14参照) 図1〜14に示す実施例は本発明の請求項1,4記載の
発明の実施例で、軽量床版固定用鉄筋で軽量床版を固定
し、又軽量床版として断面長方形状の硬質発泡樹脂充填
の長尺筒体を強度部材として架設し、上下に耐火ボード
を張り、耐火ボード内に硬質発泡樹脂を充填させた軽量
床版を使用した例である。
発明の実施例で、軽量床版固定用鉄筋で軽量床版を固定
し、又軽量床版として断面長方形状の硬質発泡樹脂充填
の長尺筒体を強度部材として架設し、上下に耐火ボード
を張り、耐火ボード内に硬質発泡樹脂を充填させた軽量
床版を使用した例である。
【0008】図中、1は梁鉄骨、2は軽量床版、3は軽
量床版固定用鉄筋、4は軽量床版2上面に熔着させた溝
型鋼、5は溝型鋼4の内部に充填させたロックウール、
6は鉄筋3の上部固定板で溝型鋼4と熔着されている。
7は熔接用補助板、8は熔接個所、9はモルタル、10
はロックウールの耐火被覆、11は構造体躯体、12は
建造物の外壁、30は軽量床版固定用鉄筋3の外周枠、
31は軽量床版2の上面・下面に取付けられる耐火ボー
ドで上面は軽量発泡コンクリート版で下面は繊維強化石
膏ボード、32は軽量床版2の外周枠10間に架設され
る断面長方形状の長尺の筒体、33は同筒体内に充填さ
せた硬質発泡樹脂、34は軽量床版2内に充填した硬質
発泡樹脂である。
量床版固定用鉄筋、4は軽量床版2上面に熔着させた溝
型鋼、5は溝型鋼4の内部に充填させたロックウール、
6は鉄筋3の上部固定板で溝型鋼4と熔着されている。
7は熔接用補助板、8は熔接個所、9はモルタル、10
はロックウールの耐火被覆、11は構造体躯体、12は
建造物の外壁、30は軽量床版固定用鉄筋3の外周枠、
31は軽量床版2の上面・下面に取付けられる耐火ボー
ドで上面は軽量発泡コンクリート版で下面は繊維強化石
膏ボード、32は軽量床版2の外周枠10間に架設され
る断面長方形状の長尺の筒体、33は同筒体内に充填さ
せた硬質発泡樹脂、34は軽量床版2内に充填した硬質
発泡樹脂である。
【0009】又、図1中、S1は杭打工事、S2は基礎
工事、S3は鉄骨建方工事、S4は軽量床版取付工事、
S5は耐火被覆工事である。
工事、S3は鉄骨建方工事、S4は軽量床版取付工事、
S5は耐火被覆工事である。
【0010】この実施例の施工は、大略は図1の工程の
工事で行われる。まず従来工法通り、杭打工事S1、基
礎工事S2、及び鉄骨建方工事S3を行う。その後、図
2,図3に示す梁鉄骨1の上面中央に軽量床版固定用鉄
筋3を垂直状態に保持するように熔接する。又、溝型鋼
4を梁鉄骨1の上面に配置し、熔接で溝型鋼4を梁鉄骨
1に熔着する。又鉄筋3に上部固定板6の中央孔に貫入
し、その上部固定板6の周縁を熔接で溝型鋼4の開口部
周縁に熔着する(図4,5参照)。
工事で行われる。まず従来工法通り、杭打工事S1、基
礎工事S2、及び鉄骨建方工事S3を行う。その後、図
2,図3に示す梁鉄骨1の上面中央に軽量床版固定用鉄
筋3を垂直状態に保持するように熔接する。又、溝型鋼
4を梁鉄骨1の上面に配置し、熔接で溝型鋼4を梁鉄骨
1に熔着する。又鉄筋3に上部固定板6の中央孔に貫入
し、その上部固定板6の周縁を熔接で溝型鋼4の開口部
周縁に熔着する(図4,5参照)。
【0011】その後、溝型鋼4内部にロックウール5を
充填する(図6,7参照)。図13,14に示す軽量床
版2を梁鉄骨1の溝型鋼4の上面に載るように架設す
る。鉄筋3は軽量床版2の端面間に挟まれるように垂直
に延びている。その鉄筋3の上部を補助筋7を使って軽
量床版2に熔接で固定する(軽量床版取付工事S4、図
8,9参照)。
充填する(図6,7参照)。図13,14に示す軽量床
版2を梁鉄骨1の溝型鋼4の上面に載るように架設す
る。鉄筋3は軽量床版2の端面間に挟まれるように垂直
に延びている。その鉄筋3の上部を補助筋7を使って軽
量床版2に熔接で固定する(軽量床版取付工事S4、図
8,9参照)。
【0012】その後、架設した軽量床版2の端面間の空
間に鉄筋3及び補助板7を埋設するようにモルタル9を
塗り込む(図10,11参照)。その後、又はモルタル
塗りと前後して鉄骨の下方に露出している部分の周辺を
鉄骨を包み込むようにロックウールの耐火材で吹付被覆
する(耐火被覆工事S5)。又、軽量床版2が架設して
固定されると、これを足場にして上階の同様な床構築作
業を行う。このように構築された構造体躯体11を図1
2に示す。
間に鉄筋3及び補助板7を埋設するようにモルタル9を
塗り込む(図10,11参照)。その後、又はモルタル
塗りと前後して鉄骨の下方に露出している部分の周辺を
鉄骨を包み込むようにロックウールの耐火材で吹付被覆
する(耐火被覆工事S5)。又、軽量床版2が架設して
固定されると、これを足場にして上階の同様な床構築作
業を行う。このように構築された構造体躯体11を図1
2に示す。
【0013】:実施例2(図13〜18参照) 図13〜18に示す実施例は請求項2,4の実施例であ
り、軽量床版2を梁鉄骨1に架設して固定するのに梁鉄
骨1に軽量床版受枠13を取付け、これに軽量床版2を
架設し、その軽量床版2の上部をリップ溝形鋼で連結
し、その上の間隙を耐火ボードで補修し、梁鉄骨1及び
軽量床版2の端部にロックウールの耐火材を吹付けて耐
火被覆10した例である。
り、軽量床版2を梁鉄骨1に架設して固定するのに梁鉄
骨1に軽量床版受枠13を取付け、これに軽量床版2を
架設し、その軽量床版2の上部をリップ溝形鋼で連結
し、その上の間隙を耐火ボードで補修し、梁鉄骨1及び
軽量床版2の端部にロックウールの耐火材を吹付けて耐
火被覆10した例である。
【0014】図中、15は軽量床版受枠13のLアング
ル部材、16は軽量床版受枠13のLアングル部材15
を梁鉄骨1に取付ける取付板、17はリップ溝形鋼、1
8は同リップ溝形鋼17と軽量床版2の外周枠30とを
連結する熔着された補助板、19は架設した対向する軽
量床版6間のリップ溝形鋼17上方の空隙を補修する耐
火ボード、20はモルタル詰め、21は取付ボルト、2
2はLアングル部材15に穿孔したボルト穴、23はロ
ックウール5の耐火被覆である。他は実施例1の符号と
共通しているので省略する。
ル部材、16は軽量床版受枠13のLアングル部材15
を梁鉄骨1に取付ける取付板、17はリップ溝形鋼、1
8は同リップ溝形鋼17と軽量床版2の外周枠30とを
連結する熔着された補助板、19は架設した対向する軽
量床版6間のリップ溝形鋼17上方の空隙を補修する耐
火ボード、20はモルタル詰め、21は取付ボルト、2
2はLアングル部材15に穿孔したボルト穴、23はロ
ックウール5の耐火被覆である。他は実施例1の符号と
共通しているので省略する。
【0015】この実施例2の施工の工程の大略は実施例
1と同様に図1に示す工程でなされる。杭打ち・基礎工
事の後に鉄骨建方がなされる。その梁鉄骨1に軽量床版
受枠2を現場又は工場にて所定間隔に熔着する(図1
3,14参照)。次にこの軽量床版受枠2のLアングル
部材15間に架設する。その後、梁鉄骨1の上部にリッ
プ溝形鋼17を配置し、補助板18を介して軽量床版2
の端面に固着する。軽量床版2の下方は、軽量床版2に
取付けた取付ボルト21をLアングル部材15のボルト
穴22に挿入し、ナットで締めることで固定される(図
17,18参照)。
1と同様に図1に示す工程でなされる。杭打ち・基礎工
事の後に鉄骨建方がなされる。その梁鉄骨1に軽量床版
受枠2を現場又は工場にて所定間隔に熔着する(図1
3,14参照)。次にこの軽量床版受枠2のLアングル
部材15間に架設する。その後、梁鉄骨1の上部にリッ
プ溝形鋼17を配置し、補助板18を介して軽量床版2
の端面に固着する。軽量床版2の下方は、軽量床版2に
取付けた取付ボルト21をLアングル部材15のボルト
穴22に挿入し、ナットで締めることで固定される(図
17,18参照)。
【0016】その次に、リップ溝形鋼17の上に補修用
耐火ボード19を嵌合するように挿入する。架設した軽
量床版2の敷いた残り上面間隙はモルタル詰め20を行
う。梁鉄骨1の下方に露出する部分及び軽量床版2の端
面・その周辺にはロックウールを吹付けて耐火被覆23
を施す(図19,20参照)。これによって、デッキ上
にコンクリートを打設する従来の床が10階建1,00
0坪の建造物の場合、990トン程の自重に対し、本実
施例1,2の軽量床版では160トン近いもので済ます
ことができる。
耐火ボード19を嵌合するように挿入する。架設した軽
量床版2の敷いた残り上面間隙はモルタル詰め20を行
う。梁鉄骨1の下方に露出する部分及び軽量床版2の端
面・その周辺にはロックウールを吹付けて耐火被覆23
を施す(図19,20参照)。これによって、デッキ上
にコンクリートを打設する従来の床が10階建1,00
0坪の建造物の場合、990トン程の自重に対し、本実
施例1,2の軽量床版では160トン近いもので済ます
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、梁鉄骨の
上に軽量床版を架設する工法であるので、従来のコンク
リートをデッキ上に打設する工法に比べ大略1/6程度
の大巾に床自重を減すことができる。これによって、建
造物の他の部材・杭・基礎・柱・梁等の寸法・断面積を
小さくでき、建造物全体重量も大巾に低減できる。又、
架設した軽量床版は架設すれば直ちに階の施工の足場と
なりうるので、特別に足場を組む必要が少なくでき、作
業が迅速で容易に行え、しかも工事コストも大巾に低減
できる。
上に軽量床版を架設する工法であるので、従来のコンク
リートをデッキ上に打設する工法に比べ大略1/6程度
の大巾に床自重を減すことができる。これによって、建
造物の他の部材・杭・基礎・柱・梁等の寸法・断面積を
小さくでき、建造物全体重量も大巾に低減できる。又、
架設した軽量床版は架設すれば直ちに階の施工の足場と
なりうるので、特別に足場を組む必要が少なくでき、作
業が迅速で容易に行え、しかも工事コストも大巾に低減
できる。
【図1】本発明の実施例1の施工工程を示す説明図であ
る。
る。
【図2】実施例1の梁鉄骨を示す側面図である。
【図3】実施例1の梁鉄骨を示す平面図である。
【図4】実施例1の梁鉄骨に鉄筋と溝型鋼とを取付けた
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図5】実施例1の同平面図である。
【図6】実施例1の梁鉄骨の溝型鋼の内部にロックウー
ルを充填した状態を示す側面図である。
ルを充填した状態を示す側面図である。
【図7】実施例1の同平面図である。
【図8】実施例1の鉄筋を介して軽量床版を連結した状
態を示す側断面図である。
態を示す側断面図である。
【図9】実施例1の同平面図である。
【図10】実施例1の軽量床版間にモルタル塗りと耐火
被覆を施工した状態を示す側断面図である。
被覆を施工した状態を示す側断面図である。
【図11】実施例1の同平面図である。
【図12】実施例1の構築された構造体躯体を示す縦断
面図である。
面図である。
【図13】実施例1の軽量床版を示す一部切欠斜視図で
ある。
ある。
【図14】図13のA−A線における断面図である。
【図15】本発明の実施例2の軽量床版受枠を取付けた
梁鉄骨の側面図である。
梁鉄骨の側面図である。
【図16】実施例2の同平面図である。
【図17】実施例2の軽量床版を架設し、リップ溝形鋼
を取付けた状態を示す側面図である。
を取付けた状態を示す側面図である。
【図18】実施例2の同平面図である。
【図19】実施例2の耐火被覆した床の仕上り状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図20】実施例2の同平面図である。
【図21】従来の鉄筋造構造体の建築工法の施工工程を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 梁鉄骨 2 軽量床版 3 軽量床版固定用鉄筋 4 溝型鋼 5 ロックウール 6 上部固定板 7 熔接用補助板 8 熔接個所 9 モルタル 10 耐火被覆 11 構造体躯体 12 外壁 30 外周枠 31 耐火ボード 32 筒体 33 硬質発泡樹脂
Claims (3)
- 【請求項1】 杭打ちと基礎工事の後に、構造物躯体と
なる鉄骨の鉄骨建方を行い、その梁鉄骨の上面に軽量床
版固定用鉄筋を固着し、次に梁鉄骨間に軽量床版を架設
し、同軽量床版の端面に前記軽量床版固定用鉄筋の一端
を熔着し、その後梁鉄骨の上面で対向する軽量床版の端
面及び梁鉄骨上面とで囲まれる空隙にモルタルを流入し
て一体化し、又露出した梁鉄骨表面に耐火被覆を施して
構築される鉄骨造構造物の構築工法であって、 軽量床版が、版外周フレームに強度部材を架設し、その
上下面に耐火ボードを張り、しかも版外周フレームと上
下の耐火ボードとによって囲まれる内部空間に硬質発泡
樹脂を充填させた構造である 鉄骨造構造物の構築工法。 - 【請求項2】 杭打ちと基礎工事の後に、構造物躯体と
なる鉄骨の鉄骨建方を行い、その梁鉄骨の上面に軽量床
版固定用鉄筋を固着し、次に梁鉄骨間に軽量床版を架設
し、同軽量床版の端面に前記軽量床版固定用鉄筋の一端
を熔着し、その後梁鉄骨の上面で対向する軽量床版の端
面及び梁鉄骨上面とで囲まれる空隙にモルタルを流入し
て一体化し、又露出した梁鉄骨表面に耐火被覆を施して
構築される鉄骨造構造物の構築工法であって、 杭打ちと基礎工事の後に、構造物躯体となる鉄骨の建方
を行い、その梁鉄骨の上部に軽量床版受枠を取付け、そ
の後同軽量床版受枠間に軽量床版を架設し、軽量床版の
端部間を鋼部材で連結した後、同端部及び梁鉄骨上部と
の間隙を補修して軽量床版と同一床面レベルに仕上げる
とともに、梁鉄骨下部及び軽量床版下部の露出部分を耐
火被覆し、 更に軽量床版が、版外周フレームに強度部材を架設し、
その上下面に耐火ボードを張り、しかも版外周フレーム
と上下の耐火ボードとによって囲まれる内部空間に硬質
発泡樹脂を充填させた構造である 鉄骨造構造物の構築工
法。 - 【請求項3】 軽量床版の強度部材が断面長方形状の長
尺の筒体内に硬質発泡樹脂を充填した部材である請求項
1又は2記載の鉄骨造構造物の構築工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4254212A JPH07103620B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 鉄骨造構造物の構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4254212A JPH07103620B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 鉄骨造構造物の構築工法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10227691A Division JP3030505B2 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 鉄骨造構造物の構築工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681415A JPH0681415A (ja) | 1994-03-22 |
| JPH07103620B2 true JPH07103620B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17261822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4254212A Expired - Fee Related JPH07103620B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 鉄骨造構造物の構築工法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH07103620B2 (ja) |
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| JP6987738B2 (ja) * | 2018-12-26 | 2022-01-05 | 株式会社竹中工務店 | 床構造 |
| JP7152788B2 (ja) * | 2020-07-22 | 2022-10-13 | 松尾建設株式会社 | 耐火構造物の施工方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-08-28 JP JP4254212A patent/JPH07103620B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0681415A (ja) | 1994-03-22 |
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