JP2002308237A - 袋状容器の蓋付き開口保持具 - Google Patents

袋状容器の蓋付き開口保持具

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JP2002308237A JP2001120636A JP2001120636A JP2002308237A JP 2002308237 A JP2002308237 A JP 2002308237A JP 2001120636 A JP2001120636 A JP 2001120636A JP 2001120636 A JP2001120636 A JP 2001120636A JP 2002308237 A JP2002308237 A JP 2002308237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋状容器が開口縁を開口した状態に保持で
き、蓋の開閉が容易で、袋状容器の開口縁が開口された
状態に保持するとともに被収納物の出し入れが容易にで
き、閉塞状態では密閉性が保持できる。 【解決手段】 袋状容器1の開口縁2の内側に密着嵌合
される略環状の開口保持具本体3に、上面開口面を開閉
する蓋体10を開口方向に弾性付勢力を付与して開閉自在
に取付け、開口保持具本体3に固定摘み部16と、この固
定摘み部16とに対向して可動自在に設け蓋体10に係脱自
在に係合する押圧摘み部17とを設ける。押圧摘み部17は
蓋体10に係合する先端部は固定摘み部16側に弾性復元力
を有し、押圧摘み部17を弾性復元力に抗して変形させる
と蓋体10との係合が解かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばウェットテ
ィッシュ、清浄綿、菓子類などを収納した袋状容器に開
口縁に嵌着する袋状容器の蓋付き開口保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばウェットティッシュ、清浄
綿などを収納した袋状容器は開封した状態では、開口部
は偏平状になって閉じられた状態になっており、被収納
物を取り出したり、被収納物を収納する際には開口部を
拡げなくてはならず、被収納物の出し入れの作業が煩雑
であった。
【0003】また、袋状容器の開封された開口部はその
ままでは封止できず、クリップなどで袋状容器に開口部
を封止しなくてはならなかった。
【0004】さらに、袋状容器の内面に相対して形成し
た凹溝状係合部と突起条係合部とを係合して封止するフ
ァスナーが設けられている袋状容器も用いられている
が、ファスナーの凹溝状係合部と突起条係合部とを係合
する作業も簡単にできない問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の袋状の容器は、
開口部は偏平状になって閉じられた状態のため、被収納
物の出し入れに際しては、開口部を拡げた状態に保持し
なくてはならず、被収納物の出し入れ作業が煩雑なた
め、被収納物の出し入れが容易にできるように開口部が
開口した状態に保持できる袋状容器が要求されていた。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、蓋の開閉が容易で、袋状容器の開口縁が開口された
状態に保持されるとともに被収納物の出し入れが容易に
でき、閉塞状態では密閉性が保持できるようにした袋状
容器の蓋付き開口保持具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の袋
状容器の蓋付き開口保持具は、袋状容器の開口縁の内側
に密着嵌合される略環状の開口保持具本体と、この開口
保持具本体に開口方向に弾性付勢力を付与されて回動自
在に軸支されこの開口保持具本体の上面開口面を開閉す
る蓋体とを備え、前記開口保持具本体に固定摘み部とこ
の固定摘み部に対向して前記蓋体に係脱自在に係合され
る押圧摘み部とを設け、前記押圧摘み部は前記蓋体に係
合する先端部は前記固定摘み部側に弾性復元力を有し、
前記押圧摘み部を復元力に抗して変形させると前記蓋体
との係合が解かれるものである。
【0008】そして、袋状容器の開口部に開口保持具本
体を嵌着することにより、蓋体の開放状態で開口部が開
口した状態に保持でき、被収納物の出し入れが容易にで
きるとともに、そのまま蓋体にて袋状容器の開口部を閉
止でき、また、袋状容器の開口縁に開口保持具本体を嵌
合した状態で、固定摘み部と押圧摘み部とを挟むように
摘むと、押圧摘み部が変形して蓋体との係合が外れ、蓋
体は弾性付勢力で開き、開放状態が保持され、収納され
た内容物の取出しが容易にでき、また、蓋体を閉じると
押圧摘み部が復元力で復帰して蓋体に係合して蓋体の閉
塞状態が保持できる。
【0009】請求項2記載の発明の袋状容器の蓋付き開
口保持具は、請求項1記載の袋状容器の蓋付き開口保持
具において、蓋体には、開口保持具本体の内周面に嵌合
接触する環状突縁部を形成したものである。
【0010】そして、蓋体は閉塞時に環状突縁部が開口
保持具本体の内周面に密接され、袋状容器内に異物が入
りにくく、アルコールなど揮発性液を含浸した清浄綿な
どを収納した袋状容器においては、アルコールなどが蒸
発することを防止できる。
【0011】請求項3記載の発明の袋状容器の蓋付き開
口保持具は、請求項1または2記載の袋状容器の蓋付き
開口保持具において、開口保持具本体は、袋状容器に嵌
合される嵌合筒部を上面開口面側より下面開口縁側に向
って径小に形成したものである。
【0012】そして、開口保持具本体は、袋状容器に嵌
合される嵌合筒部は上面開口面側より下面開口縁側に向
って径小に形成されているため、下側開口縁側が細い略
逆三角台形状となり、袋状容器の上面開口部に容易に差
込み嵌合でき、また、袋状容器の上面開口縁の内周長さ
と開口保持具本体の外周長さが多少異なっていても開口
保持具本体を袋状容器に装着できる。
【0013】請求項4記載の発明の袋状容器の蓋付き開
口保持具は、請求項1ないし3のいずれかに記載の袋状
容器の蓋付き開口保持具において、開口保持具本体は、
嵌合筒部の外周面に滑り止め部を形成したものである。
【0014】そして、開口保持具本体の嵌合筒部の外周
面に形成した滑り止め部が袋状容器の内面に圧着され、
開口保持具本体は抜け外れることがなく、確実に嵌着さ
れた状態に保持される。
【0015】請求項5記載の発明の袋状容器の蓋付き開
口保持具は、請求項1ないし4のいずれかに記載の袋状
容器の蓋付き開口保持具において、開口保持具本体は、
嵌合筒部にこの嵌合筒部が内側に向って変形可能な撓み
部を形成する周方向の切り溝を設けたものである。
【0016】そして、開口保持具本体は、切り溝にて形
成された撓み部を内方に撓ませ、開口保持具本体の外形
形状を小さくすることにより、開口保持具本体は袋状容
器の開口部の内側に容易に嵌合でき、この開口保持具本
体を袋状容器の開口部に嵌合し弾性復元力を利用して復
元させることにより、開口保持具本体の外周面は袋状容
器の内面に密着されて袋状容器の開口部に嵌着され、特
に袋状容器の開口部の面積に比して開口保持具本体が大
きい場合でも容易に嵌合できる。
【0017】請求項6記載の発明の袋状容器の蓋付き開
口保持具は、請求項1、請求項3ないし5のいずれかに
記載の袋状容器の蓋付き開口保持具において、開口保持
具本体は、袋状容器に嵌合密着される略環状の嵌合筒部
と、この嵌合筒部の上面開口面の開口縁に沿って外方に
向って突出した環状縁部とを有し、蓋体は、前記開口保
持具本体の環状縁部に密接する環状突縁部を形成したも
のである。
【0018】そして、蓋体は閉塞時に環状突縁部が開口
保持具本体の環状縁部に密接され、袋状容器内に異物が
入りにくく、アルコールなど揮発性液を含浸した清浄綿
などを収納した袋状容器においては、アルコールなどが
蒸発することが防止できる。
【0019】請求項7記載の発明の袋状容器の蓋付き開
口保持具は、請求項1、請求項3ないし6のいずれかに
記載の袋状容器の蓋付き開口保持具において、蓋体には
開口保持具本体の開口縁に嵌合される環状の嵌合突部を
形成し、前記開口保持具本体の開口縁の内周面と蓋体の
嵌合突部の外周面との少なくともいずれか一方に前記開
口保持具本体の開口縁を密閉するパッキンを設けたもの
である。
【0020】そして、蓋体の閉塞時には、開口保持具本
体の開口縁と蓋体の嵌合突部の外周面との間にパッキン
が介在され、開口保持具本体と蓋体との位置ずれがな
く、開口保持具本体の開口縁と蓋体による密閉性が高め
られる。
【0021】請求項8記載の発明の袋状容器の蓋付き開
口保持具は、請求項1ないし7のいずれかに記載の袋状
容器の蓋付き開口保持具において、開口保持具本体は、
嵌合筒部に周方向に間隔をもって下方に向って支持脚部
を突設したものである。
【0022】そして、袋状容器の開口部に開口保持具本
体を嵌着することにより、複数個所の支持脚部が支えと
なって袋状容器は開口部を上方にした状態に保持でき、
袋状容器を手で支えることなく被収納物を容易に出し入
れできる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の袋状容器の開口部を開い
た状態に保持する蓋付き開口保持具の一実施の形態を図
1ないし図5に基づいて説明する。
【0024】図1、図2及び図4に示すように、合成樹
脂シート、フィルムなどで成型された袋状容器1の開口
縁2の内側に嵌合される開口保持具本体3はPP樹脂、
PE樹脂、合成ゴムなどの樹脂またはばね板の金属板な
ど弾性復元力を有する可撓性材質で上面及び下面に開口
した円形環状に成型されている。この開口保持具本体3
の嵌合筒部4の外周長は前記袋状容器1の開口縁2の内
側に密着嵌合されるように、この袋状容器1の開口縁2
の内周長と略同一長さに形成されている。また、この開
口保持具本体3の嵌合筒部4の開口縁5には拡径段部に
て拡径開口縁5aが形成されている。
【0025】そして、この開口保持具本体3の嵌合筒部
4には開口縁5に近接して内方に向って変形可能な撓み
部6を形成する周方向の1つまたは複数の切り溝7が設
けられている。
【0026】また、開口保持具本体3は、袋状容器1に
嵌合される嵌合筒部4を上面開口面側より下面開口縁側
に向って径小に形成している。
【0027】さらに、前記開口保持具本体3の嵌合筒部
4の外周面には、袋状容器1の内面に圧着する環形の突
起状の滑り止め部8が上下に1ないし5つ程度の複数条
に形成されている。
【0028】また、前記開口保持具本体3の拡径開口縁
5aには平面からみて略三角形状の突出部5bが形成され、
この突出部5bには、開口保持具本体3の半径方向の延長
線上に切り欠き部5cが形成され、この切り欠き部5cに相
対して形成した軸孔に蓋体10の一側部から突設した軸支
部12の軸が回動自在に軸支されている。
【0029】また、図3及び図5に示すように、前記前
記開口保持具本体3の突出部5bに形成した切り欠き部5c
には前記蓋体10の軸支部12の内側に位置して軸5dが設け
られ、この軸5dに巻装した巻きばね15の一端側15aは前
記蓋体10の内面に、他端側15bは前記開口保持具本体3
に係止され、この蓋体10は巻きばね15にて開放方向に弾
性付勢力を付与されている。
【0030】なお、前記蓋体10は前記開口保持具本体3
の材質とは別の材質、例えば硬質の合成樹脂などで成型
して保形性が高められている。
【0031】そして、図3及び図5に示すように、前記
開口保持具本体3の開口縁5の前記蓋体10との軸支位置
と対向する他側部には固定摘み部16が一体に突設形成さ
れ、この固定摘み部16は前記開口保持具本体3の開口縁
5とほぼ同一高さ位置に突設されている。この固定摘み
部16に対向してこの固定摘み部16の上側に少許の間隙を
もって弾性復元力を有する変形部18を介して前記蓋体10
に係脱自在に係合される押圧摘み部17が設けられてい
る。そして、この押圧摘み部17は前記蓋体10に係合する
先端部が変形部18により前記固定摘み部16側に弾性復元
力を有し、この押圧摘み部17を弾性復元力に抗して変形
させると前記蓋体10との係合が解かれる。
【0032】この押圧摘み部17には前記開口保持具本体
3の上面開口縁5より内側に突出する係合部19が設けら
れ、この係合部19は前記蓋体10の軸支部12に対向する他
側部に形成した係止部20に係脱自在に係止されるように
なっている。
【0033】また、前記蓋体10には、開口保持具本体3
の内周面に嵌合接触する環状突縁部21が形成されてい
る。
【0034】次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0035】まず、袋状容器1の開口縁2に開口保持具
本体3を嵌合するときには、開口保持具本体3の切り溝
7にて形成された撓み部6を内方に押し込んで撓ませ、
開口保持具本体3の嵌合筒部4の外形形状を小さくし、
この外周長が短くなったままの状態で開口保持具本体3
を袋状容器1の開口縁2の内側に嵌合する。
【0036】このとき、開口保持具本体3は、袋状容器
1に嵌合される嵌合筒部4は上面開口面側より下面開口
縁側に向って径小に形成されているため、下側開口縁側
が細い略逆三角台形状となり、袋状容器1の上面開口部
に容易に差込み嵌合でき、また、袋状容器1の上面開口
縁の内周長さと開口保持具本体3の外周長さが多少異な
っていても開口保持具本体3を袋状容器1に装着でき
る。
【0037】そして、この開口保持具本体3を袋状容器
1の開口縁2に嵌合した状態で、撓み部6の弾性復元力
を利用して外方に向かって復元させることにより、開口
保持具本体3の嵌合筒部4の外周面は袋状容器1の開口
縁2部の内面に密着されて開口部に嵌着され、袋状容器
1は開口縁2が開口された状態に保持され、袋状容器1
には開口部から容易に被収納物を出し入れできる。
【0038】また、袋状容器1の開口部に嵌着された開
口保持具本体3は外周面に形成された突起状の滑り止め
部8が袋状容器1の内面に圧着され、開口保持具本体3
は袋状容器1から抜け外れることなく、嵌着された状態
に保持される。
【0039】さらに、図2及び図3に示すように、この
開口保持具本体3は蓋体10が開閉自在に取付けられ、こ
の蓋体10は開口保持具本体3の開口縁5に設けた押圧摘
み部17の係合部19と蓋体10の係止部20との係合で蓋体10
は巻きばね15の弾性付勢力に抗して開口保持具本体3の
上面開口面を閉塞した状態に保持される。
【0040】また、蓋体10は閉塞時に環状突縁部21が開
口保持具本体3の内周面に密接され、袋状容器1内に異
物が入りにくく、アルコールなど揮発性液を含浸した清
浄綿などを収納した袋状容器1において、アルコールな
どが蒸発することを防止できる。
【0041】そして、蓋体10を開くときには、固定摘み
部16と押圧摘み部17とを指で挟んで押圧摘み部17を押し
下げると、押圧摘み部17は固定摘み部16と連結した変形
部18部の弾性復元力に抗して下方に変形傾斜し、この押
圧摘み部17の係合部19は上方に傾斜し、蓋体10の係止部
20との係合が解かれ、蓋体10は巻きばね15の付勢力で軸
を中心として回動し、図4及び図5に示すように、前記
開口保持具本体3の開口縁5は開口される。
【0042】また、開いている蓋体10を閉じるときに
は、蓋体10を巻きばね15に抗して閉じ方向に押し付ける
と、蓋体10は軸を中心として回動し、蓋体10の係止部20
は押圧摘み部17の係合部19を弾性復元力に抗して押し付
け、押圧摘み部17の係合部19は下方に傾斜し、蓋体10の
係止部20が押圧摘み部17の係合部19との係合が外れる
と、押圧摘み部17の係合部19は上方に弾性復元力で復帰
し、押圧摘み部17の係合部19は蓋体10の係止部20に係合
し、蓋体10は閉じた状態に保持される。
【0043】このように、押圧摘み部17の係合部19と蓋
体10の係止部20との係脱により蓋体10を開閉でき、袋状
容器1の開口縁2に開口保持具本体3を嵌着することに
より、袋状容器1は上面開口部を開口した状態に保持し
て被収納物の出し入れができるとともに、そのまま蓋体
10にて開口縁5を閉止できる。
【0044】なお、開口保持具本体3の切り溝7を上面
開口縁5より下側の嵌合筒部4に形成し、この開口保持
具本体3を袋状容器1の開口部に嵌合した状態で、袋状
容器1に開口保持具本体3を押し込み、切り溝7の部分
が袋状容器1にて覆われるようにすることによって袋状
容器1の気密性を保持できる。
【0045】次に、他の実施の形態を図6ないし図9に
基づいて説明する。
【0046】図6に示すように、合成樹脂シート、フィ
ルムなどで成型された袋状容器1の開口縁2の内側に嵌
合される開口保持具本体3はPP樹脂、PE樹脂、合成
ゴムなどの樹脂またはばね板の金属板など弾性復元力を
有する可撓性材質で上面及び下面に開口した円形環状に
成型されている。この開口保持具本体3の嵌合筒部4の
外周長は前記袋状容器1の開口縁2の内側に密着嵌合さ
れるように、この袋状容器1の開口縁2の内周長と略同
一長さに形成されている。また、この開口保持具本体3
の嵌合筒部4の開口縁5には拡径段部にて拡径開口縁5a
が形成されている。
【0047】そして、この開口保持具本体3の嵌合筒部
4には開口縁5に近接して内方に向って変形可能な撓み
部6を形成する周方向の1つまたは複数の切り溝7が設
けられている。
【0048】さらに、前記開口保持具本体3の嵌合筒部
4には袋状容器1の内面に圧着する環形の突起状の滑り
止め部8が上下に1ないし5つ程度の複数条に形成され
ている。
【0049】また、蓋体10はヒンジ11によって開閉自在
に取付けられている。このヒンジ11は、蓋体10の一側部
から突設した一対の軸支片12aの軸孔と前記開口保持具
本体3の拡径開口縁5aの一側部に突設した一対の支持片
13の軸孔とに軸支した軸14にて構成され、この軸14にて
蓋体10を回動自在に支持している。なお、前記蓋体10は
前記開口保持具本体3の材質とは別の材質、例えば硬質
の合成樹脂などで成型して保形性が高められている。
【0050】そして、前記ヒンジ11の軸14に巻装した巻
きばね15の一端側は前記蓋体10に、他端側は前記開口保
持具本体3に係止され、この蓋体10は巻きばね15にて開
放方向に弾性付勢力を付与されている。
【0051】さらに、前記開口保持具本体3の開口縁5
の前記蓋体10との軸支位置と対向する他側部には固定摘
み部16が一体に突設形成され、この固定摘み部16は前記
開口保持具本体3の開口縁5とほぼ同一高さ位置に突設
されている。この固定摘み部16の上側に対向して前記拡
径開口縁5aに弾性復元力を有するように前記蓋体10に係
脱自在に係合される押圧摘み部17が設けられている。そ
して、この押圧摘み部17は前記蓋体10に係合する先端部
は前記固定摘み部16側に弾性復元力を有し、この押圧摘
み部を復元力に抗して変形させると前記蓋体10との係合
が解かれる。
【0052】この押圧摘み部17には前記開口保持具本体
3の拡径開口縁5aより内側に突出する係合部19が設けら
れ、この係合部19は前記蓋体10のヒンジ11に対向する他
側部に形成した切り欠き係止部20に係脱自在に係止され
るようになっている。
【0053】次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0054】まず、袋状容器1の開口縁2に開口保持具
本体3を嵌合するときには、開口保持具本体3の切り溝
7にて形成された撓み部6を内方に押し込んで撓ませ、
開口保持具本体3の嵌合筒部4の外形形状を小さくし、
この外周長が短くなったままの状態で開口保持具本体3
の嵌合筒部4を袋状容器1の開口縁5部の内側に嵌合す
る。
【0055】そして、この開口保持具本体3の嵌合筒部
4を袋状容器1の開口部に嵌合した状態で、撓み部6の
弾性復元力を利用して外方に向かって復元させることに
より、開口保持具本体3の嵌合筒部4の外周面は袋状容
器1の内面に密着されて開口部に嵌着される。
【0056】そして、図8に示すように、蓋体10が開い
た状態で、袋状容器1は開口縁5が開口された状態に保
持され、袋状容器1には開口部から容易に被収納物を出
し入れできる。
【0057】また、袋状容器1の開口部に嵌着された開
口保持具本体3の嵌合筒部4に形成した突起状の滑り止
め部8が袋状容器1の内面に圧着され、開口保持具本体
3は袋状容器1から抜け外れることなく、嵌着された状
態に保持される。
【0058】さらに、この開口保持具本体3はヒンジ11
にて蓋体10が開閉自在に取付けられ、この蓋体10は開口
保持具本体3の上面開口縁5に設けた押圧摘み部17の係
合部19と蓋体10の係止部20との係合で蓋体10は巻きばね
15の弾性付勢力に抗して開口保持具本体3の上面開口面
を閉塞した状態に保持される。
【0059】そして、蓋体10を開くときには、固定摘み
部16と押圧摘み部17とを指で挟んで押圧摘み部17を押し
下げると、押圧摘み部17は開口保持具本体3の拡径開口
縁5aとの連結部の弾性復元力に抗して下方に変形傾斜
し、この押圧摘み部17の係合部19は上方に傾斜し、蓋体
10の係止部20との係合が解かれ、蓋体10はヒンジ11の巻
きばね15の付勢力で軸14を中心として回動し、前記開口
保持具本体3の上面開口部は開口される。
【0060】また、開いている蓋体10を閉じるときに
は、蓋体10を巻きばね15に抗して閉じ方向に押し付ける
と、蓋体10は軸14を中心として回動し、蓋体10の係止部
20は押圧摘み部17の係合部19を弾性に抗して押し付け、
押圧摘み部17の係合部19は下方に傾斜し、蓋体10の係止
部20が押圧摘み部17の係合部19との係合が外れると、押
圧摘み部17の係合部19は上方に弾力で復帰し、押圧摘み
部17の係合部19は蓋体10の係止部20に係合し、蓋体10は
閉じた状態に保持される。
【0061】このように、押圧摘み部17の係合部19と蓋
体10の係止部20との係脱により蓋体10を開閉でき、袋状
容器1の開口部に開口保持具本体3を嵌着することによ
り、袋状容器1は上面開口部を開口した状態に保持して
被収納物の出し入れができるとともに、そのまま蓋体10
にて開口部を閉止できる。
【0062】なお、前記開口保持具本体3の嵌合筒部4
に形成した切り溝7を開口縁5より下側の嵌合筒部4に
形成し、この開口保持具本体3を袋状容器1の開口部に
嵌合した状態で、袋状容器1に開口保持具本体3を押し
込み、切り溝7の部分が袋状容器1にて覆われるように
することによって袋状容器1の気密性を保持できる。
【0063】次に、他の実施の形態を図10ないし図1
2に基づいて説明する。
【0064】この実施の形態は、前記実施の形態におい
て、開口保持具本体3は、袋状容器1に嵌合密着される
略環状の嵌合筒部4と、この嵌合筒部4の上縁の開口縁
5に沿って外方に向って突出された環状縁部25とを有
し、蓋体10は、前記開口保持具本体3の環状縁部25に密
接する環状突縁部22を形成したものである。
【0065】そして、前記開口保持具本体3の環状縁部
25の一側部には、この開口保持具本体3の上面開口面を
開閉自在に閉塞する円板状の蓋体10を開閉自在に軸支す
るヒンジ11を配設する凹部23が形成され、この凹部23の
両側部が軸14を軸支する支持片13となっている。
【0066】また、前記開口保持具本体3の環状縁部25
の他側部に形成した凹部24にて固定摘み部16が形成され
ている。
【0067】また、前記蓋体10の環状突縁部22には前記
開口保持具本体3の上面開口縁5に嵌合される環状の嵌
合突部26を形成し、前記開口保持具本体3の上面開口縁
5の内周面と蓋体10の嵌合突部26の外周面との両方、ま
たは、前記開口保持具本体3の上面開口縁5の内周面と
蓋体10の嵌合突部26の外周面との少なくともいずれか一
方には前記開口保持具本体3の上面開口縁5を密閉する
パッキン27が貼り付けによって取付けられている。
【0068】この実施の形態では、蓋体10は閉塞時に環
状突縁部22が開口保持具本体3の環状縁部25に密接され
て異物が入りにくくなる。
【0069】また、前記蓋体10の開放時には開口保持具
本体3の環状縁部25によって収納された被収納物がこぼ
れにくくなる。
【0070】さらに、蓋体10の閉塞時には、開口保持具
本体3の開口縁5と蓋体10の嵌合突部26の外周面との間
にパッキン27が介在され、開口保持具本体3と蓋体10と
の位置ずれがなく、開口保持具本体3の開口縁5は蓋体
10による密閉性が高められる。
【0071】そして、この実施の形態の他の構成は前記
図6ないし図9に示す実施の形態と同一で、その作用も
同一である。
【0072】さらに、他の実施の形態を図13に基づい
て説明する。
【0073】この実施の形態は、前記各実施の形態にお
いて、開口保持具本体3袋状容器1に嵌合される開口保
持具本体3の嵌合筒部4は上面開口面側より下面開口縁
側に向って径小に形成し、正面視が略逆三角台形状に形
成されている。他の構成は前記図6ないし図9に示す各
実施の形態と同一構成とする。
【0074】この実施の形態では、開口保持具本体3
は、袋状容器1に嵌合される嵌合筒部4は上面開口面側
より下面開口縁側に向って径小に形成されているため、
下側開口縁側が細くなる略逆三角台形状となり、袋状容
器1の上面開口部に容易に差込み嵌合でき、また、袋状
容器1の上面開口縁5の内周長さより開口保持具本体3
の外周長さが大きくなるように袋状容器1の上面開口縁
5の内周長さと開口保持具本体3の外周長さとが多少異
なっていても開口保持具本体3を装着できる。そして、
他の作用は同一である。
【0075】なお、前記各実施の形態において、図6に
示すように、開口保持具本体3の周面に設けた撓み部6
を形成する切り溝7を必要に応じて形成することがで
き、この開口保持具本体3の嵌合筒部4の周面に周方向
に間隔をもって同一円周上に位置して複数個所、例え
ば、左右に相対向して形成した二個所に形成する。
【0076】そして、開口保持具本体3の嵌合筒部4を
両側から指で挟み込むように、切り溝7にて形成された
撓み部6を内方に押込んだ状態で袋状容器1の開口部に
嵌合し、撓み部6を弾性復元力を利用して外方に向かっ
て復元させることにより、撓み部6が袋状容器1の内面
に密着して袋状容器1の開口部に開口保持具本体3を取
付けることができ、特に、この撓み部6は、袋状容器1
の開口部の面積が開口保持具本体3に比して大きい開口
保持具本体3でも、外形形状を大幅に小さくして容易に
袋状容器1に嵌着できる。
【0077】また、開口保持具本体3は円形環状に限ら
ず、開口保持具本体3の上面開口縁5の形状を略楕円形
状に形成し、開口保持具本体3の上面開口縁5にヒンジ
11にて取付ける蓋体10も開口保持具本体3の上面開口縁
部の形状に合わせた略楕円形状に形成することもでき
る。
【0078】なお、この実施の形態では、撓み部6を形
成する切り溝7は、開口保持具本体3の長径側の周面に
形成することにより、外形形状を短くでき、容易に袋状
容器に収納することができる。
【0079】また、図6に示すように、開口保持具本体
3の嵌合筒部4には、外周面に突出する環状の突起状の
滑り止め部8を各実施の形態において必要に応じて設け
ることができる。また、この滑り止め部8は外周面の周
方向に沿って環状に形成する構成に限らず、開口保持具
本体3の外周面の周方向に沿って突設した多数の小突
起、網目状の凹凸などの滑り止め部8とすることもでき
る。
【0080】そして、この滑り止め部8により、袋状容
器1の開口縁2の内面に開口保持具本体3の嵌合筒部4
が圧着され、開口保持具本体3は袋状容器1から抜け外
れることがなく、確実に嵌着された状態に保持される。
【0081】さらに、他の実施の形態を図14に基づい
て説明する。
【0082】前記各実施の形態において、開口保持具本
体3の嵌合筒部4の下面開口縁に周方向に間隔をもって
複数個所に下方に向かって支持脚部30を延出突設したも
のである。
【0083】この実施の形態では、袋状容器1の開口部
に開口保持具本体3の嵌合筒部4を嵌着することによ
り、袋状容器1内において複数個所の支持脚部30が支え
となって袋状容器1は開口部を上方にした状態に保持で
き、袋状容器1を手で支えることなく被収納物を容易に
出し入れできる。
【0084】また、この支持脚部30をパイプ状に形成
し、袋状容器1の支持を安定させることもできる。
【0085】また、前記各実施の形態において、開口保
持具本体3の上面開口縁5に蓋体10を開閉自在に取付け
るヒンジ11は前記構成に限らず、例えば、薄肉ヒンジに
て蓋体10を開口保持具本体3と一体に成型することもで
きる。
【0086】なお、開口保持具本体3の嵌合筒部4の高
さ寸法は袋状容器1の開口面積などに応じて気密に嵌合
できる長さであればよく、例えば5〜50mm程度とする。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、袋状容器
の開口縁に開口保持具本体を嵌合することにより、蓋体
の開口部を開口した状態に保持でき、袋状容器は開口部
が開口された状態に保持され、袋状容器に容易に被収納
物を出し入れできるようにすることができ、また、開口
保持具本体を嵌合した状態で蓋体にて開口部を閉止で
き、袋状容器の開口縁に、固定摘み部と押圧摘み部とを
挟むように摘むと、押圧摘み部が蓋体との係合が外れ、
蓋体は弾性力で開き、開放状態が保持され、収納された
内容物の取出しが容易にでき、また、蓋体を閉じると押
圧摘み部が蓋体に係合して蓋体の閉塞状態が保持でき、
蓋体の開閉が容易にでき、例えば、消毒用のアルコール
などを含浸させた脱脂綿、カーゼなどの容器などに適し
ている。
【0088】請求項2記載の発明によれば、蓋体は閉塞
時に環状突縁部が開口保持具本体の内周面に密接され、
袋状容器内に異物が入りにくく、アルコールなど揮発性
液を含浸した清浄綿などを収納した袋状容器において
は、アルコールなどが蒸発することを防止できる。
【0089】請求項3記載の発明によれば、開口保持具
本体は、袋状容器に嵌合される側部は上面開口面側より
下面開口縁側に向って径小に形成されているため、下側
開口縁側が細い略逆三角台形状となり、袋状容器の上面
開口部に容易に差込み嵌合でき、また、袋状容器の上面
開口縁が多少異なっていても開口保持具本体を装着でき
る。
【0090】請求項4記載の発明によれば、開口保持具
本体の側部の外周面に形成した滑り止め部が袋状容器の
内面に圧着され、開口保持具本体は抜け外れることがな
く、確実に嵌着された状態に保持される。
【0091】請求項5記載の発明によれば、袋状容器の
開口縁に開口保持具本体を装着するときには、開口保持
具本体は切り溝にて形成された撓み部を内方に撓ませ、
開口保持具本体の外形形状を小さくすることにより袋状
容器の開口部の内側に容易に嵌合でき、この開口保持具
本体を袋状容器の開口部に嵌合した状態で、撓み部を弾
性復元力により復元させることにより、開口保持具本体
の外周面は袋状容器の内面に密着されて開口部に容易に
嵌着できる。
【0092】請求項6記載の発明によれば、蓋体は閉塞
時に環状突縁部が開口保持具本体の環状縁部に密接さ
れ、袋状容器内に異物が入りにくく、アルコールなど揮
発性液を含浸した清浄綿などを収納した袋状容器におい
ては、アルコールなどが蒸発することが防止できる。
【0093】請求項7記載の発明によれば、蓋体の閉塞
時には、開口保持具本体の開口縁と蓋体の嵌合突部の外
周面との間にパッキンが介在され、開口保持具本体と蓋
体との位置ずれがなく、開口保持具本体の開口縁と蓋体
による密閉性が高められ、特に、消毒用のアルコールの
ような揮発性薬品などを含浸させた脱紙綿、カーゼなど
の容器の開口保持具として適している。
【0094】請求項8記載の発明によれば、袋状容器の
開口部に開口保持具本体を嵌着することにより、複数個
所の支持脚部が支えとなって袋状容器は開口部を上方に
した状態に保持でき、袋状容器を手で支えることなく被
収納物を容易に出し入れできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋状容器の蓋付き開口保持具の一実施
の形態を示す斜視図である。
【図2】同上開口保持具の蓋体を閉じた状態の縦断側面
図である。
【図3】同上一部の拡大縦断側面図である。
【図4】同上開口保持具の蓋体を開いた状態の縦断側面
図である。
【図5】同上一部の拡大縦断側面図である。
【図6】本発明の袋状容器の蓋付き開口保持具の他の実
施の形態を示す斜視図である。
【図7】同上摘み部の拡大斜視図である。
【図8】同上袋状容器の蓋付き開口保持具を袋状容器に
装着した状態を示す斜視図である。
【図9】同上蓋体のヒンジ部の分解斜視図である。
【図10】本発明の袋状容器の蓋付き開口保持具の他の
実施の形態を示す斜視図である。
【図11】同上蓋体を閉じた状態の摘み部の斜視図であ
る。
【図12】同上蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図13】本発明の袋状容器の蓋付き開口保持具の他の
実施の形態を示す斜視図である。
【図14】本発明の袋状容器の蓋付き開口保持具の他の
実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 袋状容器 2 袋状容器1の開口縁 3 開口保持具本体 4 開口保持具本体3の嵌合筒部 5 開口縁 6 撓み部 7 切り溝 8 滑り止め部 10 蓋体 16 固定摘み部 17 押圧摘み部 21 環状突縁部 22 環状突縁部 27 パッキン 25 環状縁部 30 支持脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E057 AA05 CA01 CB04 CC01 3E064 EA08 EA12 HF03 HG02 HM01 HN65 HP10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状容器の開口縁の内側に密着嵌合され
    る略環状の開口保持具本体と、 この開口保持具本体に開口方向に弾性付勢力を付与され
    て回動自在に軸支されこの開口保持具本体の上面開口面
    を開閉する蓋体とを備え、 前記開口保持具本体に固定摘み部とこの固定摘み部に対
    向して前記蓋体に係脱自在に係合される押圧摘み部とを
    設け、 前記押圧摘み部は前記蓋体に係合する先端部は前記固定
    摘み部側に弾性復元力を有し、 前記押圧摘み部を復元力に抗して変形させると前記蓋体
    との係合が解かれることを特徴とした袋状容器の蓋付き
    開口保持具。
  2. 【請求項2】 蓋体には、開口保持具本体の内周面に嵌
    合接触する環状突縁部を形成したことを特徴とした請求
    項1記載の袋状容器の蓋付き開口保持具。
  3. 【請求項3】 開口保持具本体は、袋状容器に嵌合され
    る嵌合筒部を上面開口面側より下面開口縁側に向って径
    小に形成したことを特徴とした請求項1または2記載の
    袋状容器の蓋付き開口保持具。
  4. 【請求項4】 開口保持具本体は、嵌合筒部の外周面に
    滑り止め部を形成したことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の袋状容器の開口保持具。
  5. 【請求項5】 開口保持具本体は、嵌合筒部にこの嵌合
    筒部が内側に向って変形可能な撓み部を形成する周方向
    の切り溝を設けたことを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の袋状容器の蓋付き開口保持具。
  6. 【請求項6】 開口保持具本体は、袋状容器に嵌合密着
    される略環状の嵌合筒部と、この嵌合筒部の上面開口面
    の開口縁に沿って外方に向って突出した環状縁部とを有
    し、 蓋体は、前記開口保持具本体の環状縁部に密接する環状
    突縁部を形成したことを特徴とした請求項1、請求項3
    ないし5のいずれかに記載の袋状容器の蓋付き開口保持
    具。
  7. 【請求項7】 蓋体には開口保持具本体の開口縁に嵌合
    される環状の嵌合突部を形成し、 前記開口保持具本体の開口縁の内周面と蓋体の嵌合突部
    の外周面との少なくともいずれか一方に前記開口保持具
    本体の開口縁を密閉するパッキンを設けたことを特徴と
    した請求項1、請求項3ないし6のいずれかに記載の袋
    状容器の蓋付き開口保持具。
  8. 【請求項8】 開口保持具本体は、嵌合筒部に周方向に
    間隔をもって下方に向って支持脚部を突設したことを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の袋状容器
    の開口保持具。
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