JP3827873B2 - 袋状容器の開口保持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばウェットティッシュ、清浄綿、菓子類などを収納した袋状容器に開口縁に嵌着する袋状容器の開口保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばウェットティッシュ、清浄綿などを収納した袋状容器は開封した状態では、開口部は偏平状になって閉じられた状態になっており、被収納物を取り出し、収納する際には開口部を押し拡げなくてはならず、被収納物の出し入れの作業が煩雑であった。
【0003】
また、開封された開口部の閉止もそのままではできず、クリップなどで袋状容器に開口部の内面に凹溝状係合部と突起条係合部とを係合するファスナーが設けられている袋状容器も用いられているが、ファスナーの凹溝状係合部と突起条係合部とを係合する作業も簡単にできない問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の袋状の容器は、開口部は偏平状になって閉じられた状態のため、被収納物の出し入れに際しては、開口部を拡げた状態に保持しなくてはならず、被収納物の出し入れ作業が煩雑なため、被収納物の出し入れが容易にできるように開口部が開口した状態に保持できる袋状容器が要求されていた。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、袋状容器の開口縁が開口された状態に保持され、被収納物の出し入れが容易にできるようにした袋状容器の開口保持具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の袋状容器の開口保持具は、弾性復元力を有する可撓性材質で筒状に成型され袋状容器の開口縁の内側に密着嵌合される筒状開口保持具本体を備え、この開口保持具本体の周面に内方に向かって変形可能な撓み部を形成する周方向の切り溝を、この開口保持具本体の上面開口縁より下側に形成し、この開口保持具本体の上面開口縁の一側部には、この開口保持具本体の上面開口部を閉塞する蓋体がヒンジにて開閉自在に取付けられているものである。
【0007】
そして、袋状容器の開口縁に開口保持具本体を嵌合するときには、切り溝にて形成された撓み部を内方に撓ませ、開口保持具本体の外形形状を小さくすることにより、開口保持具本体は袋状容器の開口部の内側に容易に嵌合でき、この開口保持具本体を袋状容器の開口部に嵌合した状態で、弾性復元力を利用して撓み部を復元させることにより、開口保持具本体の外周面は袋状容器の内面に密着されて開口部に嵌着され、袋状容器は開口部が開口された状態に保持されるため、袋状容器から容易に被収納物を出し入れできる。
【0008】
また、開口保持具本体の切り溝を上面開口縁より下側に形成したため、この開口保持具本体を袋状容器の開口部に嵌合した状態で、袋状容器に開口保持具本体を押し込み、切り溝の部分が袋状容器にて覆われるようにするとともに蓋体も開口保持具本体の上面開口縁にシーリング材などを用いて気密に閉止できることによって袋状容器の上面開口部の気密性を保持でき、そのまま蓋体にて開口部を閉止できる。
【0009】
請求項2記載の発明の袋状容器の開口保持具は、請求項1記載の袋状容器の開口保持具において、開口保持具本体の周面に形成した切り溝は、この開口保持具本体の周面に周方向に間隔をもって複数個所に形成したものである。
【0010】
そして、開口保持具本体の複数個所に形成した切り溝にて形成される撓み部をそれぞれ内側に撓ませて袋状容器の開口部に容易に嵌着でき、特に開口部の面積が大きい袋状容器にも容易に嵌合できる。
【0011】
請求項3記載の発明の袋状容器の開口保持具は、請求項1または2記載の袋状容器の開口保持具において、開口保持具本体の外周面に袋状容器の内面に圧着する突起状の滑り止め部を形成したものである。
【0012】
そして、袋状容器の開口部に嵌着された開口保持具本体は外周面に形成された突起状の滑り止め部が袋状容器の内面に圧着され、開口保持具本体は抜け外れることがなく、確実に嵌着された状態に保持される。
【0013】
請求項4記載の発明の袋状容器の開口保持具は、請求項1ないし3のいずれかに記載の袋状容器の開口保持具において、開口保持具本体の下面開口縁に周方向に間隔をもって複数個所に下方に向かって支持脚部を突設したものである。
【0014】
そして、袋状容器の開口部に開口保持具本体を嵌着することにより、複数個所の支持脚部が支えとなって袋状容器は開口部を上方にした状態に保持でき、袋状容器を手で支えることなく被収納物を容易に出し入れできる
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の袋状容器の開口保持具の一実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。
【0016】
合成樹脂シート、フィルムなどで成型された袋状容器1の開口縁2の内側に嵌合される開口保持具本体3は、PP樹脂、PE樹脂、合成ゴムなどの樹脂またはばね板などの金属板など弾性復元力を有する可撓性材質で円筒状に成型されている。この開口保持具本体3の外周長は前記袋状容器1の開口縁2の内側に密着嵌合されるように、この袋状容器1の開口縁2の内周長と略同一長さに形成されている。
【0017】
そして、この開口保持具本体3の周面の一部には内方に向かって変形可能な撓み部4を形成する周方向の切り溝5がこの開口保持具本体3の上面開口縁6に近接して設けられている。
【0018】
さらに、前記開口保持具本体3の外周面に袋状容器1の内面に圧着する環形突起状の滑り止め部7が上下に一ないし五つ程度の複数形成されている。
【0019】
また、前記開口保持具本体3の上面開口縁6の一側部には、この開口保持具本体3の上面開口面を閉塞する円板状の蓋体8がヒンヂ9にて開閉自在に取付けられいてる。このヒンヂ9は蓋体8の一側部から突設した一対の弾性片10に軸部がそれぞれ形成され、この一対の弾性片10に軸部が前記開口保持具本体3の上面開口縁6の一側部に突設した一対の支持片11の軸孔に回動自在に軸支されて構成されている。
【0020】
さらに、前記開口保持具本体3の上面開口縁6のヒンヂ9に対向する他側部には、係合摘み爪片12が突設され、前記蓋体8のヒンヂ9に対向する他側部には前記開口保持具本体3の係合摘み爪片12に係脱自在に係合する係合摘み爪片13が突設されている。なお、この蓋体8は開口保持具本体3の材質とは別の材質、例えば硬質の合成樹脂などで成型して保形性を高めることもできる。
【0021】
次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0022】
まず、袋状容器1の開口縁2に開口保持具本体3を嵌合するときには、開口保持具本体3の切り溝5にて形成された撓み部4を内方に押し込んで撓ませ、開口保持具本体3の外形形状を小さくし、この外径長が短くなったままの状態で開口保持具本体3を袋状容器1の開口部の内側に嵌合する。
【0023】
そして、この開口保持具本体3を袋状容器1の開口部に嵌合した状態で、図1に鎖線で示すように、撓み部4を弾性復元力を利用して外方に向かって復元させることにより、開口保持具本体3の外周面は袋状容器1の内面に密着されて開口部に嵌着され、袋状容器1は開口部が開口された状態に保持され、袋状容器1には開口部から容易に被収納物を出し入れできる。
【0024】
また、袋状容器1の開口部に嵌着された開口保持具本体3は外周面に形成された突起状の滑り止め部7が袋状容器1の内面に圧着され、開口保持具本体3は袋状容器1から抜け外れることなく、嵌着された状態に保持される。
【0025】
さらに、この開口保持具本体3はヒンヂ9にて蓋体8が開閉自在に取付けられ、この蓋体8は開口保持具本体3の上面開口縁6の係合摘み爪片12とこの蓋体8の係合摘み爪片13とを係脱することにより開閉でき、袋状容器1の開口部に開口保持具本体3を嵌着することにより、図2に示すように、開口部を開口した状態に保持して被収納物の出し入れができるとともに、そのまま蓋体8にて開口部を閉止できる。
【0026】
なお、開口保持具本体3の切り溝5を上面開口縁6より下側に形成し、この開口保持具本体3を袋状容器1の開口部に嵌合した状態で、袋状容器1に開口保持具本体3を押し込み、切り溝5の部分が袋状容器1にて覆われるようにするとともに蓋体8も開口保持具本体3の上面開口縁6にシーリング材などを用いて気密に閉止できることによって袋状容器1の上面開口部の気密性を保持できる。
【0027】
次に、他の実施の形態を図4に基づいて説明する。
【0028】
この実施の形態は、前記実施の形態において、蓋体8を円板状に形成したが、この蓋体8は、偏平筒状に形成した構造で、他の構成は、前記実施の形態と同一である。
【0029】
また、この蓋体8は閉止したとき、この蓋体8の周縁部は開口保持具本体3の上面開口縁6と接合されるようになっている。
【0030】
この実施の形態では、蓋体8は変形しにくく、板状の蓋体に比して保形性に優れている。
【0031】
また、図5に示すように、蓋体8は二分割した半円形状に形成した一対の蓋部材8a,8aにて形成し、この一対の蓋部材8a,8aを開口保持具本体3の上面開口縁6にヒンヂ(図示せず)にてそれぞれ開閉自在に取付ける。
【0032】
この実施の形態では、袋状容器1の開口面が広い場合に、袋状容器1の開口面の全てを開く必要がないときには、一方の蓋部材8aのみを開くのみで、被収納物を出し入れできる。
【0033】
次に他の実施の形態を図6に基づいて説明する。
【0034】
この実施の形態では、前記実施の形態において、開口保持具本体3の周面に設けた切り溝5は、この開口保持具本体3の周面に周方向に間隔をもって同一円周上に位置して複数個所、例えば、左右に相対向して形成した二個所に形成し、他の構成は、前記実施の形態と同一構成である。
【0035】
そして、この実施の形態では、図6鎖線に示すように、開口保持具本体3を両側から指で挟み込むように、切り溝5にて形成された撓み部4を内方に押込んだ状態で袋状容器1の開口部に嵌合し、撓み部4を弾性復元力を利用して外方に向かって復元させることにより、撓み部4が袋状容器の内面に密着して袋状容器の開口部に開口保持具本体3を取付けることができる。
【0036】
特に、この実施の形態では、開口部の面積が大きい袋状容器1に嵌着する径の大きい開口保持具本体3でも、外形形状を大幅に小さくして容易に袋状容器1に嵌着できる。
【0037】
なお、図6には蓋体8は図示していないが、図1または図5に示す蓋体8をヒンヂにて開口保持具本体3の上面開口縁6に開閉自在に取付けることもできる。
【0038】
また、開口保持具本体3は円筒状に限らず、図7に示すように、開口保持具本体3の上面開口縁6の形状を略楕円筒状に形成し、開口保持具本体3の上面開口縁6にヒンヂ9にて取付ける蓋体8も開口保持具本体3の上面開口縁部の形状に合わせた略楕円筒状に形成することもできる。
【0039】
なお、この実施の形態では、切り溝5は、開口保持具本体3の長径側の周面に形成することにより、外形形状を短くでき、容易に袋状容器に収納することができる。
【0040】
また、図8に示すように、開口保持具本体3は、上面開口縁部の形状を角形、例えば、矩形形状に形成し、開口保持具本体3の上面開口縁6にヒンヂ9にて取付ける蓋体8も開口保持具本体3の上面開口縁部の形状に合わせた角形形状に形成することもできる。
【0041】
また、この実施の形態では、切り溝5は、開口保持具本体3の角部に形成することにより、外形形状を短くでき、容易に袋状容器に収納することができる。
【0042】
また、開口保持具本体は図1に示すように外周面に形成された突起状の滑り止め部7は外周面の周方向に沿って環状に形成する構成に限らず、図9に示すように、開口保持具本体3の外周面の周方向に沿って突設した多数の小突起15にて突起状の滑り止め部7を形成することもできる。
【0043】
この実施の形態では、滑り止め部7の多数の小突起15が袋状容器1の開口縁2の内面に圧着され、開口保持具本体3は袋状容器1から抜け外れることがなく、確実に嵌着された状態に保持される。
【0044】
また、図10に示すように、開口保持具本体3の外周面の周方向に沿って突設した網状に突設した突条16にて突起状の滑り止め部7を形成することもできる。
【0045】
この実施の形態でも、滑り止め部7の網条の突条16が袋状容器の開口縁の内面に圧着され、開口保持具本体3は袋状容器から抜け外れることがなく、確実に嵌着された状態に保持される。
【0046】
さらに、他の実施の形態を図11および図12に基づいて説明する。
【0047】
この実施の形態では、袋状容器1の開口縁2の内側に嵌合される開口保持具本体3は、外周長が前記袋状容器1の開口縁2の内側に密着嵌合されるようにこの袋状容器1の開口縁の内周長と略同一長さを有し弾性復元力を有する可撓性材質で円筒状に成型されている。
【0048】
そして、この開口保持具本体3の周面には内方に向かって変形する撓み部4を形成する周方向の切り溝5が同一円周上に位置して複数箇所にこの開口保持具本体3の上面開口縁6に近接して設けられている。
【0049】
さらに、この開口保持具本体3の切り溝5が形成されたこの開口保持具本体3の外周面には前記各切り溝5の下方に位置して先端に径大部17を有する係合突起18をそれぞれ突設し、さらにこの開口保持具本体3の下面開口縁から下方に向かって折り曲げ可能な係止片19をそれぞれ突設する。この各係止片19には前記係合突起18を挿通係止する係止孔20をそれぞれ形成する。
【0050】
また、前記開口保持具本体3の開口縁の一側部には、この開口保持具本体3の上面開口面を閉塞する円板状の蓋体8がヒンヂ9にて開閉自在に取付けられいてる。このヒンヂ9は蓋体8の一側部から突設した一対の弾性片10に軸部がそれぞれ形成され、この一対の弾性片10に軸部が前記開口保持具本体3の上面開口縁6の一側部に突設した一対の支持片11の軸孔に回動自在に軸支されて構成されている。
【0051】
さらに、前記開口保持具本体3の開口縁6のヒンヂ9に対向する他側部には、係合摘み爪片12が突設され、前記蓋体8のヒンヂ9に対向する他側部には前記開口保持具本体3の係合摘み爪片12に係脱自在に係合する係合摘み爪片13が突設されている。
【0052】
また、前記袋状容器1の開口縁の近傍に、前記開口保持具本体3の外周面に形成した係合突起18をそれぞれ挿通する係合孔21を形成し、さらに、この係合孔21の下方に位置して前記開口保持具本体3の各係止片19をそれぞれ挿通する挿通孔22をそれぞれ形成する。
【0053】
次にこの実施の形態の作用を説明する。
【0054】
まず、袋状容器1の開口縁2に開口保持具本体3を嵌合するときには、開口保持具本体3の切り溝5にて形成された撓み部4を内方に押し込んで撓ませ、開口保持具本体3の外形形状を小さくし、この外径長が短くなったままの状態で係合突起18の位置を袋状容器1の係合孔21の位置に合せてこの開口保持具本体3を袋状容器1の開口部の内側に嵌合する。
【0055】
そして、この開口保持具本体3を袋状容器1の開口部に嵌合した状態で、撓み部4を弾性復元力を利用して外方に向かって復元させることにより、開口保持具本体3の外周面は袋状容器1の内面に密着されて開口部に嵌着するとともに各係合突起17が袋状容器1の係合孔21にそれぞれ挿通される。
【0056】
さらに、図12に示すように、開口保持具本体3の各係止片19を袋状容器1の各挿通孔21に内側から挿通し、この各係止片19を上方に向かって折り曲げ、この各係止片19の係止孔20を袋状容器1の外側に突出している係合突起18にそれぞれ嵌合する。この状態で係合突起18の径大部17が各係止片19の係止孔20に係止され、開口保持具本体3は抜け外れることなく袋状容器1の開口部に取付けられ、開口保持具本体3が上面開口部が開口された状態に保持され、袋状容器1には開口部から容易に被収納物を出し入れできる。
【0057】
さらに、この開口保持具本体3は、ヒンヂ9にて開閉自在に取付けられた蓋体8は開口保持具本体3の上面開口縁6の係合摘み爪片12とこの蓋体8の係合摘み爪片13とを係脱することにより開閉でき、袋状容器1の開口部に開口保持具本体3を嵌着することにより、開口部を開口した状態に保持して被収納物の出し入れができるとともに、そのまま蓋体8にて開口部を閉止できる。
【0058】
さらに、前記各実施の形態において、例えば、図1に示す構成において、図13に示すように、開口保持具本体3の下面開口縁に周方向に間隔をもって複数個所に下面開口縁から下方に向かって支持脚部23を延出突設する。
【0059】
この実施の形態では、袋状容器1の開口部に開口保持具本体3を嵌着することにより、袋状容器1内において複数個所の支持脚部23が支えとなって袋状容器1は開口部を上方にした状態に保持でき、袋状容器1を手で支えることなく被収納物を容易に出し入れできる。
【0060】
また、図14に示すように、開口保持具本体3の下面開口縁に周方向に間隔をもって複数個所に下方に向かって突設する支持脚部23をパイプ状に形成し、袋状容器1の支持を安定させることもできる。
【0061】
また、前記各実施の形態において、開口保持具本体3の上面開口縁6に蓋体8を開閉自在に取付けるヒンヂ9は前記構成に限らず、例えば、薄肉ヒンヂにて蓋体8を開口保持具本体3と一体に成型することもできる。
【0062】
なお、前記各実施の形態において、開口保持具本体3の上面開口縁6にヒンヂ9にて蓋体8を開閉自在に取付けた構成としたが、蓋体8は必ずしも必要でなく、袋状容器1の上面開口部を開口した状態に保持して被収納物の出し入れを容易にする機能のみとするときには、蓋体は必要ない。
【0063】
また、前記各実施の形態における開口保持具本体3の上面開口縁6にヒンヂ9にて蓋体8を開閉自在に取付けた開口保持具本体3を缶などの容器の上面開口部に装着することにより缶などの容器の上面開口部を閉止する蓋体を簡単に取付けることができる。
【0064】
なお、開口保持具本体3の高さ寸法は袋状容器1の開口面積などに応じて気密に嵌合できる長さであればよく、例えば5〜50mm程度とする。
【0065】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、蓋体の開口部を開口した状態に保持するために、袋状容器の開口縁に開口保持具本体を嵌合するときには、切り溝にて形成された撓み部を内方に撓ませ、開口保持具本体の外形形状を小さくすることにより、開口保持具本体は袋状容器の開口部の内側に容易に嵌合でき、この開口保持具本体を袋状容器の開口部に嵌合した状態で、撓み部を弾性復元力を利用して復元させることにより、開口保持具本体の外周面は袋状容器の内面に密着されて開口部に容易に嵌着でき、袋状容器は開口部が開口された状態に保持され、袋状容器に容易に被収納物を出し入れできるようにすることができる。
【0066】
また、袋状容器の開口部は、そのまま蓋体にて開口部を閉止でき、開口保持具本体の上面開口縁は変形しないので確実に蓋体にて閉塞できる。
【0067】
請求項2記載の発明によれば、開口保持具本体の複数個所に形成した切り溝にて形成される撓み部をそれぞれ内側に撓ませて袋状容器の開口部に容易に嵌着でき、特に開口部の面積が大きい袋状容器にも容易に嵌合できる。
【0068】
請求項3記載の発明によれば、袋状容器の開口部に嵌着された開口保持具本体は外周面に形成された突起状の滑り止め部が袋状容器の内面に圧着され、開口保持具本体は抜け外れることがなく、確実に嵌着された状態に保持される。
【0069】
請求項4記載の発明によれば、袋状容器の開口部に開口保持具本体を嵌着することにより、複数個所の支持脚部が支えとなって袋状容器は開口部を上方にした状態に保持でき、袋状容器を手で支えることなく被収納物を容易に出し入れできる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の袋状容器の開口保持具の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 同上開口保持具を袋状容器に取付けた状態を示す斜視図である。
【図3】 同上開口保持具を袋状容器に取付けた状態を示す平面図である。
【図4】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】 本発明の袋状容器の開口保持具のさらに他の実施の形態を示す斜視図である。
【図6】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す平面図である。
【図8】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す平面図である。
【図9】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】 本発明の袋状容器の開口保持具のさらに他の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図12】 同上開口保持具を袋状容器に取付けた状態の係止部の断面図である。
【図13】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図14】 本発明の袋状容器の開口保持具の他の実施の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 袋状容器
2 袋状容器1の開口縁
3 開口保持具本体
4 撓み部
5 切り溝
6 開口保持具本体3の上面開口縁
7 滑り止め部
8 蓋体
9 ヒンヂ
23 支持脚部

Claims (4)

  1. 弾性復元力を有する可撓性材質で筒状に成型され袋状容器の開口縁の内側に密着嵌合される筒状開口保持具本体を備え、
    この開口保持具本体の周面に内方に向かって変形可能な撓み部を形成する周方向の切り溝を、この開口保持具本体の上面開口縁より下側に形成し、
    この開口保持具本体の上面開口縁の一側部には、この開口保持具本体の上面開口部を閉塞する蓋体がヒンジにて開閉自在に取付けられている
    ことを特徴とした袋状容器の開口保持具。
  2. 開口保持具本体の周面に形成した切り溝は、この開口保持具本体の周面に周方向に間隔をもって複数個所に形成したことを特徴とした請求項1記載の袋状容器の開口保持具。
  3. 開口保持具本体の外周面に袋状容器の内面に圧着する突起状の滑り止め部を形成したことを特徴とした請求項1または2記載の袋状容器の開口保持具。
  4. 開口保持具本体の下面開口縁に周方向に間隔をもって複数個所に下方に向かって支持脚部を突設したことを特徴とした請求項1ないし3のいずれかに記載の袋状容器の開口保持具。
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