JP2003040362A - ウェットペーパー取出し装置 - Google Patents

ウェットペーパー取出し装置

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JP2003040362A JP2001232398A JP2001232398A JP2003040362A JP 2003040362 A JP2003040362 A JP 2003040362A JP 2001232398 A JP2001232398 A JP 2001232398A JP 2001232398 A JP2001232398 A JP 2001232398A JP 2003040362 A JP2003040362 A JP 2003040362A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋状容器内のウェットペーパーが減少して
も、取出し口にウェットペーパーを確実に臨ませること
により、ウェットペーパーの取出しを片手で簡単に、か
つ円滑に達成することのできる装置を提供する。 【解決手段】 ウェットペーパーを包装する柔軟な袋状
容器17の上面中央に開設した取出し口18の周囲に固
着された周壁20が組み付く開口部6を開設し、周壁2
0と密に係合する蓋5を有する頂壁2と、頂壁2の少な
くとも一側端から垂下連設される側壁3と、側壁3の下
端から開口部6に向かって延出設する弾性変形可能な底
壁4とから構成し、袋状容器17を頂壁2と底壁4の間
に挟持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェットペーパー
を包装する袋状容器に装着して、ウェットペーパーを容
易、かつ片手で円滑に取出すことを可能にする装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ウェットペーパーを収容する容器におい
ては、省資源、廃棄物の減容等の観点から、プラスチッ
ク等で成形された使い捨ての容器を用いず、例えば特開
平11−227853号公報に開示されたような、ウェ
ットペーパーを包装する袋状容器を収容して、繰り返し
使用することを意図した容器が種々提案されている。
【0003】この従来技術は、自己形状保持可能な箱状
の容器と、容器の頂壁に設けた蓋体とから構成され、容
器が繰り返し使用可能である他、蓋体によりパウチ内部
のウェットペーパーの乾燥が防止され、自己形状保持可
能な容器に収容した後は、柔軟で定形性を持たない袋状
容器を直接取扱うことによる、取扱いの難しさがない等
の利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
においては、袋状容器内のウェットペーパーの量が減少
するにつれて、取出し口から最上位のウェットペーパー
が離れていくため、取出し口に差し入れた指先で摘んで
ウエットペーパーを取出さなければならず、ウエットペ
ーパーの取出しが困難となる、と云う問題があった。
【0005】また、指先を差し入れてウエットペーパー
の摘み出しを行わない場合には、容器を逆さにして内部
のウエットペーパーを取出し口に臨ませるか、何らかの
手段により袋状容器を押し上げて内部のウエットペーパ
ーを取出し口に臨ませるかする必要があり、ウエットペ
ーパーの取出しに手間が掛かる、と云う問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解決すべく創案されたもので、袋状容器内
のウェットペーパーが減少しても、取出し口にウェット
ペーパーを常に臨ませることを技術的課題とし、もって
簡単な取扱いでウェットペーパーを容易に取出すことを
可能にする装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の内、請求項1記載の発明の手段は、ウェットペーパ
ーを包装し、上面中央に開設した取出し口を囲んで短円
筒片状の周壁を立設固着した柔軟な袋状容器に組付けら
れるウエットペーパー取出し装置であること、袋状容器
の周壁が嵌入係止する開口部を開設すると共に、組付い
た周壁を開閉可能に密閉する蓋を有する頂壁を有するこ
と、この頂壁の少なくとも一側端から垂下連設された側
壁を有すること、この側壁の下端から頂壁の開口部に向
かって延出設された弾性変形可能な底壁を有すること、
袋状容器を頂壁と底壁との間で挟持して組付くこと、に
ある。
【0008】本発明のウェットペーパー取出し装置は、
袋状容器の上面中央に開設した取出し口を囲んで固着さ
れている周壁を、頂壁に開設した開口部に嵌入係止させ
ることにより袋状容器に結合し、この状態のまま頂壁と
底壁との間に袋状容器を挟持することにより、袋状容器
への組付きが達成される。
【0009】袋状容器に組付けられた状態で、開口部内
には取出し口が位置しており、この取出し口には、内部
のウエットペーパーが押付けられた状態で近接位置して
いるので、指先で摘んでのウェットペーパーの取出しを
容易に達成することができ、また開口部に結合している
周壁を蓋で密閉することにより、袋状容器の密閉を達成
して、袋状容器内のウェットペーパーの乾燥を阻止す
る。
【0010】袋状容器に対する頂壁と底壁とによる挟持
作用は、袋状容器内のウェットペーパーの厚みに関係な
く、常に袋状容器に作用しているものであるので、消費
によるウエットペーパーの厚みの減少に関わりなく、ウ
エットペーパーは、常に取出し口に押付けられて、この
取出し口に臨んだ状態となっている。
【0011】このように、常にウエットペーパーを取出
し口に臨ませることができるので、ウエットペーパーの
消費の進行に関わりなく、指先によるウェットペーパー
の取出しを容易に達成することができ、ウェットペーパ
ー取出しのための操作がきわめて簡単である。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、蓋を開放方向に付勢する弾性付勢手段を備
えた蝶番により、蓋を頂壁に結合した、ことを加えたも
のである。
【0013】この請求項2記載の発明にあっては、袋状
容器の周壁に対する蓋の組付きを解除すると、蓋が、蝶
番に備えられた弾性付勢手段に付勢されて、開放姿勢ま
で回動して、この開放姿勢を自己保持するので、ウエッ
トペーパーを取出すに際して、手で蓋を開放姿勢に保持
する必要がなく、その分、取扱いが容易となる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に、押圧操作により、頂壁に対して回動して蓋
を押し上げ、この蓋と袋状容器の周壁との係止を解除す
る押しボタンを、頂壁に設けた、ことを加えたものであ
る。
【0015】この請求項3記載の発明にあっては、蓋の
開放回動を、押しボタンの押圧操作だけで達成できるの
で、蓋の開放がワンタッチで達成できる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、頂壁の両側端から側壁を垂下連設し、この
両側壁の一方の前半部分から一方の底壁を、そして他方
の後半部分から他方の底壁を延出設した、ことを加えた
ものである。
【0017】この請求項4記載の発明にあっては、両側
壁が存在するので、袋状容器の保持状態が安定すると共
に、両側から延出した底壁により袋状容器を挟持するの
で、袋状容器の挟持状態が常に均等に達成されることに
なり、また安定した姿勢および状態で安置されることに
なる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、頂壁の一方側端から側壁を垂下連設し、こ
の側壁の幅全体から底壁を延出設した、ことを加えたも
のである。
【0019】この請求項5記載の発明にあっては、構造
が簡単となると共に、一つの底壁を押し開くことによ
り、袋状容器の組付けを達成できるので、袋状容器に対
する組付け取扱いが簡単なものとなる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、側壁と底壁との連設部分に、弾性変形し易
い弾性変形部を形成した、ことを加えたものである。
【0021】この請求項6記載の発明にあっては、頂壁
との間で袋状容器を弾力により挟持する底壁の弾性変形
範囲を大きくすることができ、これによりウエットペー
パーの厚み変化に影響されることなく、袋状容器に対す
る挟持力を一定化させることができる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、底壁の延出端を、下方に湾曲させたカール
部とした、ことを加えたものである。
【0023】この請求項7記載の発明にあっては、底壁
の延出端が袋状容器に引っ掛かることがないので、消費
によりウエットペーパーの厚みが減少して、挟持してい
る袋状容器に対して底壁が滑り変位する際に、この底壁
の袋状容器に対する滑り変位が無理なく円滑に達成さ
れ、袋状容器の良好な挟持状態を安定して維持する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
参照しながら説明する。ウェットペーパー取出し装置1
が取付けられる袋状容器17は、撓み変形自在なシート
状の材料で袋状に成形され、その上面中央にウェットペ
ーパーを取り出すための取出し口18を開設しており、
この取出し口18の周囲には、円環片状の口環19が接
着固定されており、この口環19の内周端縁に、取出し
口18を囲む形態で円筒状の周壁20が起立設されてお
り、この周壁20の上端外周に突片21を周設し、また
周壁20の上端開口部には、この開口部を密閉する易剥
離性のシール等の密閉手段を貼着している。
【0025】図1に、ウェットペーパー取出し装置1の
第1実施例を示す。ウェットペーパー取出し装置1は、
中央に円形の開口部6を開設し、蓋5を有する長方形平
板状の頂壁2と、この頂壁2の長手方向の両側端から垂
下連設された側壁3と、両側壁3の下端から開口部6に
向かって斜め上方に延出設された底壁4とから構成され
ている。
【0026】頂壁2は、中央に開設した開口部6の長手
方向に沿った一方の開口縁に、蓋5と頂壁2を回動自在
に結合する蝶番12と、蓋5と蝶番12を連結する腕部
11とを収納する凹部9を凹設し、長手方向に沿った他
方の開口縁に、蓋5の開放操作に使用する押しボタン1
5を収納する切り欠きを形成している。
【0027】また、凹部9と切り欠きを除く開口縁から
は、筒壁状の係合筒7が垂下設されており、この係合筒
7の下端内周に、凹部9の底面と一体につながる係止片
8が周設されていて、開口部6すなわち係合筒7に嵌入
した周壁20の突片21が、この係止片8に係止して、
開口部6に対する周壁20の組付きを確保している。
【0028】蓋5は、円板状頂板10の一方側の周端部
に、腕部11を一体設し、反対側の周端部に舌片13を
突設しており、また頂板10の下面の周縁部には、頂壁
2に取り付いた周壁20に密に内嵌係合して、蓋5によ
る袋状容器17の密閉を確保する円筒片状の嵌合筒片1
4を垂下設している。
【0029】蝶番12は、蓋5を開放方向に付勢する弾
性付勢手段22としてのコイルバネ(図4参照)を備え
ているが、この弾性付勢手段22はコイルバネに限定さ
れることはなく、例えば板ゴムであっても良い。
【0030】板片状の押しボタン15は、図3に示す通
り、肉厚部を介して段差がある縦断面形状をしており、
上段側はその上面に押圧操作時にすべり止めとなる突条
を刻設し、下段側は蓋5を閉鎖した姿勢で、蓋5の舌片
13の下面と当接している。
【0031】また、肉厚部には、両端を頂壁2に支持さ
れる水平方向の回転軸16が貫通し、この回転軸16を
軸として、押しボタン15は頂壁2に対して自在に回動
する。
【0032】図1に示す通り、両底壁4は側壁3の半分
の幅を有し、左側の底壁4はウェットペーパー取出し装
置1の前半分から、右側の底壁4は後半分からそれぞれ
延出設しており、また両底壁4の延出端は、後述する弾
性復帰の際に袋状容器17の下面を滑らかに摺動できる
ように下方に湾曲したカール部4bとなっている。
【0033】次に、袋状容器17の取付けについて説明
する。頂壁2に対して両底壁4を押し下げて、頂壁2と
両底壁4との間隔を大きくした状態で、この頂壁2と両
底壁4との間に袋状容器17を挿入し、この状態で袋状
容器17の周壁20を頂壁2の開口部6に嵌入させ、次
いで両底壁4に対する押し下げを解除することにより、
頂壁2と両底壁4との間で袋状容器17を挟持して、袋
状容器17とウェットペーパー取出し装置1との組付け
が完了する。なお、この組付けに際して、予め、袋状容
器17の周壁20の上端に貼着されている密閉手段を除
去しておくのが良い。
【0034】この状態では、図5に示すように、突片2
1は係止片8に乗り越え係止しており、蓋5を周壁20
に被嵌することにより、図2に示すように、袋状容器1
7を密閉した状態でのウェットペーパー取出し装置1と
袋状容器17との組付けが達成される。
【0035】袋状容器17に組付いた状態の縦断面を、
図3に示す。図示の実施例では、側壁3の高さとほぼ同
一の厚さの袋状容器17を組付けており、両底壁4は略
水平の位置まで弾性変形している。なお、ウェットペー
パー取出し装置1は、底壁4が袋状容器17の底面に当
接して挟持できる範囲で、種々の厚さの袋状容器17に
適用することができる。
【0036】ウェットペーパーを取出す際、先ず押しボ
タン15を指で押圧する。押しボタン15は回動し、下
段側が舌片13を押し上げ、蓋5と周壁20の係合を解
除する。係合が解除された後、蓋5は蝶番12に備えた
弾性付勢手段22の作用により開放方向に付勢され、図
1に示す起立状の姿勢まで開放された後、その姿勢を維
持する。使用者はウェットペーパーを所望の量だけ取り
出した後、蓋5を閉鎖して袋状容器17を密閉する。
【0037】取出しにより袋状容器17内のウェットペ
ーパーの厚さが減少すると、それに伴って、図3の二点
鎖線に示すように、両底壁4の延出端は開口部6に向か
って変位し、袋状容器17の下面を開口部6に向かって
押圧する。従って、袋状容器17内の最上位のウェット
ペーパーは開口部6、すなわち取出し口18に常に臨ん
だ状態に保たれており、そのまま指先で摘んで引き出す
ことができる。
【0038】この第1実施例にあっては、両側壁3が脚
部として機能することができるので、袋状容器17に組
付けられた状態で、安置姿勢が安定したものとなり、ま
た袋状容器17の厚みの変化に関わりなく、底壁4によ
る袋状容器17の開口部6への押付けが、常に均等とな
り、これにより袋状容器17内のウェットペーパーは、
常に安定してかつ一定した姿勢で開口部6に臨むことに
なる。
【0039】図6および図7に、本発明の第2実施例を
示す。この第2実施例では、側壁3は頂壁2の押しボタ
ン15側の側端だけから垂下連設され、この一つの側壁
3から一つの底壁4を延出設して構成されており、一つ
の底壁4で袋状容器17を安定に挟持する必要があるの
で、底壁4は側壁3の全幅範囲から延出設されていると
共に、第1実施例の底壁4よりも延出長が大きくなって
いる。
【0040】この第2実施例においては、頂壁2および
側壁3そして底壁4の夫々が一つだけであるので、構造
がきわめて簡単となり、また一方の側面が開放された状
態となっているので、この開放された側面を袋状容器1
7との組付けに利用することにより、袋状容器17に対
する組付けがきわめて簡単となる。
【0041】なお、袋状容器17に押し上げ力を作用さ
せる底壁3の延出端部分であるカール部4bの弾性変位
範囲を充分に大きくするため、底壁4と側壁3の連設部
分に、図6に示すように波状に成形する等して、弾性変
形し易い弾性変形部4aを設けるのが好ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあ
っては、袋状容器内のウェットペーパーの減少に伴い、
底壁の延出端が開口部に向かって弾性変位して、袋状容
器の下面を開口部、すなわち取出し口に近づけるように
押圧して、内部のウェットペーパーを取出し口に望ませ
るので、取出し口に指を深く入れたりすることなく、ウ
ェットペーパーを指先で容易に摘み出すことができ、ま
たこのウェットペーパーの取出しを、容器を安置したま
ま、片手で行うことができる。
【0043】また、袋状容器に対する組み付けは、袋状
容器に対する挟み付きと、これと同時に行われる袋状容
器の周壁に対する開口部の被嵌組付きにより達成される
ので、その操作が簡単であり、それゆえ袋状容器に対す
る着脱を簡単に達成できる。
【0044】さらに、多数の袋状容器に対して、好適に
また簡単に反復使用することができるので、袋状容器の
使用を好ましい状態で経済的に行うことができる。
【0045】請求項2記載の発明にあっては、蓋が開放
姿勢を自己保持するので、ウエットペーパーを取出すに
際して、手で蓋を開放姿勢に保持する必要がなく、その
分、ウエットペーパーの取出し取扱いが容易となる。
【0046】請求項3記載の発明にあっては、取出し装
置と袋状容器との組合せ物を安置した状態のまま、ワン
タッチで蓋の開放を達成できるので、取扱いが簡単とな
る。
【0047】請求項4記載の発明にあっては、袋状容器
の保持状態が安定すると共に、両側から延出した底壁に
より袋状容器を挟持するので、袋状容器の挟持状態が常
に均等に達成されることになり、また安定した姿勢およ
び状態で安置されることになり、さらに取出し口に臨む
最上位のウエットペーパーの姿勢を、常に指先による摘
み出しが行い易いものとすることができる。
【0048】請求項5記載の発明にあっては、構造が簡
単であると共に、袋状容器との組付き取扱いが簡単なも
のとなる。
【0049】請求項6記載の発明にあっては、ウエット
ペーパーの厚み変化に影響されることなく、袋状容器に
対する挟持力を一定化させることができ、これによりウ
エットペーパーの良好な摘み出し状態を維持することが
できる。
【0050】請求項7記載の発明にあっては、袋状容器
の良好な挟持状態を安定して維持することができるの
で、ウエットペーパーの取出しのし易さを最後まで維持
することができ、これにより良好な使用状態を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、全体斜視図。
【図2】第1実施例の、袋状容器に組付いた状態の全体
斜視図。
【図3】図2図示実施例の、縦断正面図。
【図4】図2図示実施例の、蝶番部分の拡大正面図。
【図5】図2図示実施例の、部分拡大側面図。
【図6】本発明の第2実施例を示す、全体斜視図。
【図7】第2実施例の、袋状容器に組付いた状態での全
体縦断正面図。
【符号の説明】
1 ; ウェットペーパー取出し装置 2 ; 頂壁 3 ; 側壁 4 ; 底壁 4a; 弾性変形部 4b; カール部 5 ; 蓋 6 ; 開口部 7 ; 係合筒 8 ; 係止片 9 ; 凹部 10; 頂板 11; 腕部 12; 蝶番 13; 舌片 14; 嵌合筒片 15; 押しボタン 16; 回転軸 17; 袋状容器 18; 取出し口 19; 口環 20; 周壁 21; 突片 22; 弾性付勢手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェットペーパーを包装し、上面中央に
    開設した取出し口(8)を囲んで短円筒片状の周壁(20)を
    立設固着した柔軟な袋状容器(17)に組付けられるウエッ
    トペーパー取出し装置であって、前記周壁(20)が嵌入係
    止する開口部(6)を開設すると共に、前記組付いた周壁
    (20)を開閉可能に密閉する蓋(5)を有する頂壁(2)と、該
    頂壁(2)の少なくとも一側端から垂下連設された側壁(3)
    と、該側壁(3)の下端から前記開口部(6)に向かって延出
    設された弾性変形可能な底壁(4)と、から構成され、前
    記袋状容器(17)を頂壁(2)と底壁(4)との間で挟持するウ
    エットペーパー取出し装置。
  2. 【請求項2】 蓋(5)を開放方向に付勢する弾性付勢手
    段(22)を備えた蝶番(12)により、前記蓋(5)を頂壁(2)に
    結合した請求項1記載のウェットペーパー取出し装置。
  3. 【請求項3】 押圧操作により、頂壁(2)に対して回動
    して蓋(5)を押し上げ、該蓋(5)と周壁(20)の係止を解除
    する押しボタン(15)を、前記頂壁(2)に設けた請求項2
    記載のウェットペーパー取出し装置。
  4. 【請求項4】 頂壁(2)の両側端から側壁(3)を垂下連設
    し、該両側壁(3)の一方の前半部分から一方の底壁(4)
    を、そして他方の後半部分から他方の底壁(4)を延出設
    した請求項1,2または3記載のウェットペーパー取出
    し装置。
  5. 【請求項5】 頂壁(2)の一方側端から側壁(3)を垂下連
    設し、該側壁(3)の幅全体から底壁(4)を延出設した請求
    項1、2または3記載のウェットペーパー取出し装置。
  6. 【請求項6】 側壁(3)と底壁(4)との連設部分に、弾性
    変形し易い弾性変形部(4a)を形成した請求項1、2、
    3、4または5記載のウェットペーパー取出し装置。
  7. 【請求項7】 底壁(4)の延出端を、下方に湾曲させた
    カール部(4b)とした請求項1、2、3、4、5または6
    記載のウェットペーパー取出し装置。
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