JP4367699B2 - 飲料容器 - Google Patents

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本発明は飲料容器、特に吸口付きの液体収納容器であって、幼児,高齢者,成人向けの流動食やミルク,紅茶,更には競技者向けのスポーツ飲料等を吸飲し易くした飲料容器に関する。
この種容器として、容器体のキャップ頂壁に吸口部材を穿設させたもの(特許文献1)、及び、該文献1の容器と同様の構成に於いてその吸口部材から容器体内底部へストローを垂設したもの(特許文献2)が知られている。
特開2002−321755号公報 特開2002−321756号公報
上記特許文献2の容器は、吸口を有するから、容器体内の内容物を吸飲し易い反面、ミルクなどを加熱して収納した場合に容器体内の空気が高圧化するおそれがあり、そうなると蓋体を外した時に内容物が吸い出し口から溢れ出す可能性がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、種々の原因で容器体内圧が上昇しても、収納物吸飲の際には簡単に減圧してノズルからの液の飛び出し等を防止でき、また、その取り扱いも便利であり、減圧処理を忘れることがなく、構造も簡単な飲料容器を提案するものである。
第1の手段として、上端開口の容器体2と、該容器体口部へ嵌合させたノズル3付きキャップ本体4と、該キャップ本体4上に開閉可能に設けた蓋体5とを備え、前記蓋体5外方のキャップ本体4に容器体2内と外部を連通する連通孔46を形成し、前記蓋体5の表面を移動可能に装着し且つ前記連通孔46を開閉可能に閉塞する閉塞栓9を設けたことを特徴とする。
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、前記連通孔46の閉塞状態から移動した前記閉塞栓9を係止する係止面53を、前記閉塞栓9による蓋体開放が可能な前記蓋体5表面位置に設けた。
第3の手段として、前記第1の手段に於いて、前記容器体2に把手6を設けた。
第4の手段として、前記第1の手段に於いて、前記ノズル3上面に設けた弾力性に富んだ材質で形成されてなるパッキン層31と、該パッキン層31に圧接して前記ノズル上端開口を閉塞する前記蓋体5の裏面とで構成したノズル閉塞部を設けた。
本発明の飲料容器は、蓋体5の表面を移動可能で且つ連通孔46を開閉可能に閉塞する閉塞栓9を設けているため、加熱した収納物や外気の温度変化により容器体内圧が上昇しても、使用に当たり閉塞栓9を連通孔46より外せば減圧されてノズル3から液が飛び出す等の不都合はなく、また、閉塞栓9は蓋体5の表面を移動可能に設けているため、開蓋してのノズル吸飲時などに邪魔にならず、紛失の虞れも無い。
また、連通孔46の閉塞状態から移動した閉塞栓9を係止する係止面53を、閉塞栓9による開蓋が可能な蓋体5表面位置に設けてなるものにあっては、閉塞栓9を移動して連通孔46を開放した動きの中でそのまま開蓋をすることができ、取り扱いがより便利となる。また、開蓋は連通孔46開放後に始まるので減圧前のノズル3の閉塞は確実に行える。
また、前記容器体2外周に嵌合させるとともに、容器体2外面に突設した突部23外周に係合する係合部61を凹設した装着リング62と、該装着リング62より突設した把持部63とからなる把手6を着脱可能に設けてなるものにあっては、収納物が高温のものであっても持ち易く、また、その取り外し,取り付けも極めて容易である。
更に、前記ノズル閉塞部が、前記ノズル3上面に設けた弾力性に富んだ材質で形成されてなるパッキン層31と、該パッキン層31に圧接して前記ノズル上端開口を閉塞する前記蓋体5の裏面とで構成してなるものにあっては、ノズル3先端開口の充分な密閉性を得られるとともに、特別な占有部分を要さず、コンパクトに形成できる。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明の飲料容器1は、容器体2と、ノズル3付きキャップ本体4と、蓋体5,把手6とを備えている。
容器体2は、上端を開口したもので、図示例では底壁21周縁より周壁22を立設した有底円筒状をなし、周壁22の外面には把手を係止させるための突部23を突設している。
キャップ本体4は容器体2の口部へ嵌合させたもので、ノズル3を付設して容器体2内の収納液を吸飲できる如く構成している。図示例では、容器体2の周壁22外周に嵌合した装着筒41の上端より頂板42を延設している。頂板42は、前部が半円形の稜線を備えた傾斜面となる如く中央を山形に隆起し、傾斜面に円筒状に膨出させた膨出部42a を形成し、膨出部42a の中央にはノズル3を突設させるための窓孔43を設け、窓孔43周縁より下方へ嵌合筒部44を突設している。また、頂板42の後部上面には蓋体5を軸着する軸受45を設けている。そして、装着筒41を容器体2の周壁22外周上端部に螺着し、また、頂板42の下面周縁部と容器体2上面との間にパッキン7を介在させてこの部分に液密性を付与している。
ノズル3は容器体2内の収納液を吸飲するためのもので、先端部を頂板上に突出しており、下端に嵌着した吸上げパイプ8を容器体2内下部に垂下させている。図示例に於いて、ノズル3は、筒状の本体3a外面にフランジ3bを突設した形態をなし、また、フランジ3bの外周から上面及びフランジ3b上方の本体3a外周及び上面をエラストマー等の柔軟な材質で形成されたパッキン層31に構成している。このパッキン層31を設けることにより当接部分の気密性,液密性を向上し、また、キャップとの嵌合部分のガタツキを防止してより確実な嵌合が行える。パッキン層31を形成する方法は種々の公知方法を採用できる。そして、先端を頂板42上方に突出し、下端を頂板42下方に突出し,フランジ3bを嵌合筒部44の裏面に当接させ、更にフランジ上方部分を嵌合筒部44内に嵌着してキャップ本体4にノズル3を装着している。尚、ノズルはこの様な形態のものに限らず、キャップ本体の頂板上に突出した形態のものであれば良く、頂板と一体に形成しても良い。
蓋体5は、前記キャップ本体4上に開閉可能に設けたもので、ノズル閉塞部を備えている。図示例に於いて蓋体5は、ドーム状の本体部51と、該本体部51の後部より突設して前記軸受45に回動可能に軸着させた軸部52とからなり、本体部51周縁を上記膨出部42a の外周に開閉可能に嵌合させている。また、ノズル閉塞部は、閉蓋時にノズル先端開口を閉塞して蓋体内への不用意な液の突出するものであり、図示例では、本体部51裏面をノズル3の先端面に密接させてその開口を閉塞している。尚、ノズル閉塞部は、前記した構成に限られず、例えば、蓋体裏面より垂設した栓によりノズル先端開口を開閉可能に閉塞する如く構成しても良い。
本発明では、蓋体5の外方のキャップ本体4に容器体2内と外部とを連通する連通孔46を形成し、また、この連通孔46を開閉可能に閉塞する閉塞栓9を備えている。連通孔46は、使用前の容器体2内の圧力が高い場合に、ノズル3を開放する前に、減圧するためのものであり、図示例に於いて、連通孔46は前記膨出部42a 直前の頂板42に設けている。
閉塞栓9は、容器体2内の収納液が漏出するのを防止すべく連通孔46を閉塞し、また、必要に応じて上記した連通孔46の機能を発揮させるべく連通孔46を開放するためのものであり、蓋体5の表面を移動すべく構成している。図示例では、蓋体5の外面両側に両端を枢着した円弧帯状をなすベルト部91と、該ベルト部91下面より突設した栓部92と、ベルト部91を回動させるための摘み部93とから構成している。更に、蓋体5表面の所定位置には連通孔46の閉塞状態から移動して閉塞栓9を係止する係止面53を設けており、また、蓋体5の表面所定位置には、一対の小突出幅の係止突起54,55を突設しており、閉塞栓9が連通孔46に嵌着した状態でベルト部91の上面が下方の係止突起54に係止されて簡単に上方に回動しない様に構成している。また、同様にベルト部91が係止面53と当接した状態でベルト部91の下面が上方の係止突起55に係止される如く構成している。
把手6は、前記突部23と係合する係合部61を備えた装着リング62の両側より把持部63を突設して構成している。取り外す際には、例えば、容器体2に対して装着リング62を回動させることにより各突部23より係合部61を外して各突部23を装着リング62の裏面に強制的に移行し、その状態から容器体2に対して把手6を下方へ引き出せば容易に取り外すことができる。尚、係合部61は貫通して形成しているが、凹部形態のものであっても良い。また、把手は本実施形態のものに限らない。
上記の如く構成した飲料容器1を使用する場合に付いて説明する。図1の状態から、摘み部93を掴んで上方へ引き上げると、ベルト部91が上方へ回動し、栓部92が連通孔46より外れる。この際、容器体2内が加圧状態にある場合には連通孔46を介して減圧される。次いで、図2に示す如く、ベルト部91が係止面53と当接するまで回動させた後更に後方へ押し込むと、図3に示す如く、開蓋する。この状態で把手6の各把持部63を掴み、ノズル3から収納液を吸飲することができる。収納液吸飲の際には前記連通孔46が、負圧化した容器体2内への外気導入孔の役割を果たす。使用後は蓋体5を閉じ、次いでベルト部91を回動させて再び栓部92を連通孔46と嵌合させる。
図7は他の実施形態を示すもので、本形態では、図1の実施形態に於ける閉塞栓9に代えて、蓋体5表面を摺動移動する閉塞栓9を設けている。蓋体5前部下端より上方所定位置までの間を帯状のレール用凹部56を形成し、また、閉塞栓9は、レール用凹部56に摺動可能に嵌合させた板状の本体部94と、該本体部94下面より突設して連通孔46を閉塞する栓部92と、本体部94前面に突設した摘み部93とで構成している。その他の構成は図1の実施形態と同様である。
本発明飲料容器の縦断面図である。(実施例1) 本発明飲料容器の縦断面図である。(実施例1) 本発明飲料容器の縦断面図である。(実施例1) 本発明飲料容器の正面図である。(実施例1) 本発明飲料容器の把手を外した状態の側面図である。(実施例1) 本発明飲料容器に於ける把手の斜視図である。(実施例1) 本発明飲料容器の正面図である。(実施例2)
符号の説明
2…容器体,3…ノズル,4…キャップ本体,5…蓋体,6…把手,9…閉塞栓,
31…パッキン層,46…連通孔,53…係止面,61…係合部,62…装着リンク,63…把持部

Claims (4)

  1. 上端開口の容器体2と、該容器体口部へ嵌合させたノズル3付きキャップ本体4と、該キャップ本体4上に開閉可能に設けた蓋体5とを備え、前記蓋体5外方のキャップ本体4に容器体2内と外部を連通する連通孔46を形成し、前記蓋体5の表面を移動可能に装着し且つ前記連通孔46を開閉可能に閉塞する閉塞栓9を設けたことを特徴とする飲料容器。
  2. 前記連通孔46の閉塞状態から移動した前記閉塞栓9を係止する係止面53を、前記閉塞栓9による蓋体開放が可能な前記蓋体5表面位置に設けてなる請求項1記載の飲料容器。
  3. 前記容器体2に把手6を設けてなる請求項1記載の飲料容器。
  4. 前記ノズル3上面に設けた弾力性に富んだ材質で形成されてなるパッキン層31と、該パッキン層31に圧接して前記ノズル上端開口を閉塞する前記蓋体5の裏面とで構成したノズル閉塞部を設けてなる請求項1記載の飲料容器。
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