JP4381765B2 - 飲料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料容器、特に吸口付きの飲料容器であって、幼児・高齢者・病人向けの流動食やミルク・紅茶、更にはスポーツ飲料等を吸飲し易くしたものに関する。
この種容器として、飲料容器体のキャップ頂壁に吸口部材を穿設させたもの(特許文献1)、及び、該文献1の容器と同様の構成においてその吸口部材から容器体内底部へストローを垂設したもの(特許文献2)が知られている。
特開2002−321755号 特開2002−321756号
上記特許文献2の容器は、吸口を有するから、容器体中の内容物を吸飲し易い反面、ミルクなどを熱して収納した場合に容器体内の空気が高圧化するおそれがあり、そうなると蓋体を外したときに、内容物が吸出し口から溢れ出す可能性がある。
本願は、上記のように蓋を外したときに内容物が溢れることを簡易な構造により確実に阻止するために、キャップ本体の一部に、蓋体取付け孔を兼ねるエア抜き孔を穿設し、該エア抜き孔内へ、蓋体から突出する連結片裏面に付設した係止栓を着脱自在に嵌合させた容器を提供することを目的とする。
第1の手段として、上面開口の容器体1と、該容器体の上面開口を閉塞するキャップ本体11と、該キャップ本体の上部へ嵌合させた蓋体41とからなり、
上記キャップ本体11の上部を除く周壁12部分にエア抜き孔16を、かつ、キャップ本体周壁12の上端面を閉塞する頂壁13に注出孔24をそれぞれ穿設するとともに、キャップ本体周壁12の上部12cに、上記蓋体41の天板42から垂下した筒壁43を着脱自在に嵌合させ、かつ該蓋体筒壁43外面から突出した連結片47の裏面に付設する係止栓48を、上記エア抜き孔16内へ着脱自在に嵌合させた飲料容器において、
上記キャップ本体11の周壁外面へ上記蓋体41筒壁43を螺合させて、該蓋体の螺動を、上記エア抜き孔16内への上記係止栓48の嵌合により阻止するとともに、該嵌合解除によりキャップ本体11からの蓋体41の螺脱が可能とした
第2の手段は、上記第1の手段を有し、かつ上記注出孔24を、上記キャップ本体頂壁13を貫設した吸口部材21の先端部に開口させている。
の手段は、上記第1の手段又は第2の手段を有し、かつ上記注出孔24をキャップ本体11の前方寄りに開口させるとともに、上記容器体1の左右両側のうち少なくとも何れか一方に把手51を付設している。
尚、該把手51は、容器体1の胴部3に直接付設してもよく、又、容器体胴部3へ嵌合させたキャップ本体11の周壁12下部を介して付設しても良いものとする。
本発明は上記構成のものであり、上記第1の手段に係る発明では次の効果を奏する。
○本願容器では、係止栓48がエア抜き孔16内から引き抜くことで容器内加圧空気が排気されて減圧されるとともに蓋体41の螺脱が可能となるので、開蓋時の内容物の溢出を防止できる。
○又、上記蓋体41は、上記の如くキャップ本体11の周壁上部12cから螺脱させた後に再び係止栓48をエア抜き孔16内へ嵌合させることでキャップ本体11と連結させることができ、例えば幼児が内容物を吸飲している間に蓋体41が紛失することを防止できる。
○上記係止栓48のエア抜き孔16内への再嵌合により、内容物の吸飲中に該エア抜き孔から内容物が洩れ出すことを防止できる。
○エア抜き孔16を蓋体の取付け孔と兼用しているから、これら各孔を別々に形成する場合に比べて製作工程が単純で廉価に製造することができる。
また上記第1の手段に係る発明では、上記キャップ本体11の周壁外面へ上記蓋体41筒壁43を螺合させたから、該蓋体の螺脱に先行して上記エア抜き孔16内から上記係止栓48を外さなければならず、これにより容器体1内部が減圧されるので、内容物の溢出をより確実に防止することができる。
上記第2の手段に係る発明では、キャップ本体11に吸口部材21を付設したから、該吸込み部材をくわえながら容器を把持することで、握力の弱い幼児などであっても確実に容器を支えることができる。
上記第の手段に係る発明では、上記注出孔24をキャップ本体11の前方寄りに開口させるとともに、上記容器体1の胴部3の左右両側のうち少なくとも何れか一方に把手51を付設したから、該把手を用いて注出孔24から内容物を容易に吸飲できる。
本実施形態に係る飲料容器は、カップ状の容器体1と、キャップ本体11と、吸口部材21と、吸上げ管31と、蓋体41と、把手51とで構成されている。
容器体1は、底壁2から広口の胴部3を起立している。又該胴部の上端部4よりもやや下方の胴部外面部分には、把手係止突条5を周設するとともに、これら胴部上端部4と把手係止突条5との間の胴部外面部分に把手位置決め用の係合凸部6を付設している。
キャップ本体11は、上記容器体1の胴部上端部4から前方へ傾斜して起立する周壁12と、該周壁の傾斜上端面を閉塞する頂壁13とで形成されており、該頂壁の中央部には後述の吸口部材の挿通孔14を穿設している。
上記キャップ本体11の周壁12は、下面広口で鉛直筒形の下部12aの上端から、前側へ屈曲形成させた中間部12bを介して、前上方へ斜行する短筒形の上部12cを突設することで形成しており、かつ上記周壁下部12aを上記容器体1の胴部3上端部4の外面へ嵌合させるとともに、上記周壁上部12cの外周面には螺条15を形成している。
又、上記キャップ本体11の周壁中間部12bには、エア抜き孔16を穿設する。図示例では、図3に示す如く上記周壁中間部12bの後半壁部に、該周壁中間部12bの上端部から周壁中間部の下端部側へ延びる嵌合凹部17を凹設して、該嵌合凹部上半部17aの底壁部分に上記エア抜き孔16を穿設している。又、該嵌合凹部の下半部17bは、嵌合凹部上半部より深底の指挿入用凹没部に形成している。
吸口部材21は、上記頂壁13の挿通孔14に貫設してあり、その先端部に注出孔24を有する。図示例の吸口部材は、乳幼児向けの吸口として、軟材質の外筒22を、硬質の内筒23外面へ着脱自在に嵌合させているが、一体物として形成しても良い。尚、上記外筒22と内筒23とは分離して洗浄することが出来る。
吸上げ管31は、上記吸口部材21から容器体1の底壁付近へ垂下している。
蓋体41は、上記キャップ本体11の周壁上部12c外面へ、天板42の周縁から垂設した筒壁43を螺合させるとともに、上記天板42の頂部裏面から突出した栓棒44を、上記吸口部材21の注出孔24内へ嵌合させている。又、該蓋体41は、上記筒壁43の後壁部45からヒンジ46を介して剛性帯板で形成する連結片47を後方へ突出するとともに、該連結片の裏面に係止栓48を付設しており、上記連結片47を上記嵌合凹部17内へ、かつ上記係止栓48を上記エア抜き孔16内へそれぞれ着脱自在に嵌着させている。又、図示例では、上記連結片47の下端部と嵌合凹部17の下端部との間に連結片摘持用の間隙49を形成している。
把手51は、上記容器体1の胴部3の左右何れか一方に付設している。図示例の把手51は、把手部52の上端に取付筒部53を付設し、該取付筒部を、図2に矢示する如く上記把手係止突条5上方の胴部分外面へ回動自在に嵌合させるとともに、把手係止突条5の上端面と既述キャップ本体11の周壁下部12a下端面との間に挟持させている。又、上記取付筒部53の内面の適所(例えば前壁部及び後壁部各内面)には、上記係合凸部6と係合する係合凹部54を形成し、これら係合凸部6及び係合凹部54の係合時に上記把手部52が容器体1胴部3の左側又は右側に位置決めされるように構成している。尚、図示例と異なり、取付筒部53側に係合凸部を、又容器体1側に係合凹部を設けても良い。
上記構成によれば、図1の状態において、係止栓48付きの連結片47は、容器体1に対する蓋体41の回動を規制しており、利用者が誤って蓋体41を螺動させようとしても、上記係止栓48がエア抜き孔16に、又連結片47が嵌合凹部17の回転方向側面にそれぞれ係止して上記回転力に抵抗するため、蓋体41の螺脱を阻止する。
図1の状態から、既述嵌合凹部下半部17b内に指を入れて連結片47を摘み、引き上げると、図3に示す如く係止栓48がエア抜き孔16内から離脱し、容器体1内の高圧ガスがエア抜き孔16から排気されるとともに、蓋体41の回動規制状態が解除される。該蓋体41を、回動によりキャップ本体11の周壁上部12cから螺脱させた後、図4に示すように係止栓48を再び上記エア抜き孔16内へ嵌合させると、キャップ本体11の周壁12後部側へ蓋体41を吊り下げておくことができ、蓋体41の紛失を防止することができるとともに、上記エア抜き孔16から内容物が洩れ出すことを防止できる。この状態で把手51を掴み、吸口部材21先端を口に入れて注出孔24から内容物を吸飲することができる。
吸飲を終えた後には、上記係止栓48をエア抜き孔16内から外し、蓋体41をキャップ本体11の周壁上部12c外面へ螺着させた後に、再び係止栓48をエア抜き孔16内へ嵌めると図1の状態に戻る。
尚、上記図示例では剛性帯板で形成する連結片47を嵌合凹部17内へ嵌着させることで蓋体41の回動を強制的に規制しているが、上記嵌合凹部を形成せずに、蓋体周壁43から突出させた連結片47裏面に付した係止栓48を、エア抜き孔16内へ嵌合させても良い。この場合には、例えば子供が蓋体41を無理に回すと、係止栓48がエア抜き孔16から離脱するが、該離脱により蓋体41をキャップ本体11から除去するより前にエア抜きが行われ、容器体内部が減圧するので、結局注出孔24から内容物が溢れることを防止できる。
又、上記図示例と異なり、上記キャップ本体11の周壁12は、上記容器体1の胴部上端部4から上方へ鉛直筒形乃至テーパ筒状に起立させても良い。又、吸口部材21及び吸上げ管31は必ずしも設ける必要はなく、例えば蓋体天板の裏面から垂下した栓棒でキャップ本体11の頂壁13に開口した注出孔を閉塞するように設けても良い。更に把手51は、容器体1に対して回動可能とする必要はなく、上記取付筒部を省略して、容器体11の胴部左右両側部の双方乃至一方へ直接付設しても良い。
本発明に係る容器の縦断面図である。 図1容器の斜視図である。 図1容器の使用状態説明図である。 図1容器の他の使用状態説明図である。
符号の説明
1…容器体 11…キャップ本体 21…吸口部材 31…吸上げ管
41…蓋体 51…把手

Claims (3)

  1. 上面開口の容器体1と、該容器体の上面開口を閉塞するキャップ本体11と、該キャップ本体の上部へ嵌合させた蓋体41とからなり、
    上記キャップ本体11の上部を除く周壁12部分にエア抜き孔16を、かつ、キャップ本体周壁12の上端面を閉塞する頂壁13に注出孔24をそれぞれ穿設するとともに、キャップ本体周壁12の上部12cに、上記蓋体41の天板42から垂下した筒壁43を着脱自在に嵌合させ、かつ該蓋体筒壁43外面から突出した連結片47の裏面に付設する係止栓48を、上記エア抜き孔16内へ着脱自在に嵌合させた飲料容器において、
    上記キャップ本体11の周壁外面へ上記蓋体41筒壁43を螺合させて、該蓋体の螺動を、上記エア抜き孔16内への上記係止栓48の嵌合により阻止するとともに、該嵌合解除によりキャップ本体11からの蓋体41の螺脱が可能としたことを特徴とする、飲料容器。
  2. 上記注出孔24を、上記キャップ本体頂壁13を貫設した吸口部材21の先端部に開口させたことを特徴とする、請求項1記載の飲料容器。
  3. 上記注出孔24をキャップ本体11の前方寄りに開口させるとともに、上記容器体1の左右両側のうち少なくとも何れか一方に把手51を付設したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の飲料容器。
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