JP3068268U - ペットボトル用キャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の大きさのペットボトルの飲み口に取り
付けることができ、また、ストローの交換が容易で、さ
らに、ペットボトルがいかなる方向にあっても飲料水の
吸引が可能、かつ、迅速な飲料が可能なペットボトル用
キャップを提供する。 【解決手段】 ペットボトルの飲み口(17)に脱着自在に
取り付けることができるキャップ本体(11)は、飲み口(1
7)とは反対側の方向にキャップ本体(11)から外側に延び
る第一の突起(12)と、キャップ本体(11)からペットボト
ルの内部に延びる第二の突起(13)と、を備え、第一の突
起(12)及び第二の突起(13)並びにキャップ本体(11)を貫
通する貫通孔(14)が形成されており、第二の突起(13)に
はストローを差し込むことができるようになっている。
このため、元々取り付けられたキャップを外した後、本
ペットボトル用キャップ(10)を嵌合してやることによ
り、迅速な飲料が可能となり、特に、５００mlペットボ
トルにおいては市販のストローが使用でき交換も容易な
ため衛生的である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はペットボトルの飲み口に取り付けることができるペットボトル用キャ ップに関する。

【０００２】

【従来の技術】

近年、広く販売されている飲料水用のペットボトルでは、飲み口の外側周囲に 雄ネジが形成されており、ここに内面に雌ねじが形成されている付属キャップを 螺合させることにより密閉が行われている。そのため、飲料水を飲もうとする場 合には、その都度、付属キャップを外す必要があり不便であった。かかる問題を 解消すべく、従来からペットボトル用キャップが種々発案されている。

【０００３】 しかし、従来のペットボトル用キャップは、キャップ本体に形成した雌ねじを ペットボトルの飲み口の雄ネジに螺合させ固定するものであったため、該雄ネジ と該雌ネジの規格が完全に一致しない場合には使用することができなかった。

【０００４】 また、従来のペットボトル用キャップの中には、ペットボトルを直立させた状 態でも飲料水を吸引することができるように、予め十分な長さの吸引管を設けた 「吸引管付きペットボトル用キャップ」も種々見られるが、この「吸引管付きペ ットボトル用キャップ」では、専用の吸引管を使用するため、該吸引管に着色や 劣化が起こった場合であっても一般にその交換は困難であり、衛生面においては 問題があった。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、種々の大きさのペットボト ルの飲み口に取り付けることができ、また、吸引管の代わりに市販のストローを 使用することでその交換を容易にし、衛生面にも優れたペットボトル用キャップ を提供すること、及び専用のストローを使用した場合にはペットボトルがいかな る傾き状態にあっても飲料水の吸引を可能とし、利便性を高めることを目的とす る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この目的を達成するため、本考案のうち、請求項１は、ペットボトルの飲み口 に脱着自在に取り付けることができるキャップ本体と、前記飲み口とは反対側の 方向に前記キャップ本体から外側に延びる第一の突起と、前記キャップ本体から ペットボトルの内部に延びる第二の突起と、を備え、前記第一の突起及び第二の 突起並びに前記キャップ本体を貫通する貫通孔が形成されており、前記第二の突 起にはストローを差し込むことができるようになっているペットボトル用キャッ プを提供する。

【０００７】 本請求項に係るペットボトル用キャップによれば、ペットボトルから飲料水を 飲む際に、その都度、ペットボトルに付属のキャップを外す必要がなく、前記第 一の突起をくわえ吸引することにより直ちにペットボトル内の飲料水を飲むこと ができる。

【０００８】 一般に、３００ｍｌ程度のペットボトルでは多くの場合、開栓時に中身の飲料 水を飲み切ってしまう場合が多く、ペットボトル用キャップが必要な場合は少な いと考えらる。一方、１リットル以上のペットボトルでは、グラスに注がずペッ トボトルから直に飲料水を吸引して飲むことは稀であると考えられる。したがっ て、ペットボトル用キャップが最も有効に活用されるのは、５００ｍｌ程度のペ ットボトルであるといえる。ここで、単に市販のストローを５００ｍｌ容量のペ ットボトルに差し込むと、ストローがペットボトルの中に入ってしまい吸引する ことができないという不都合があった。これは、通常の５００ｍｌ容量のペット ボトルの深さが、最も普及している市販のストロー（６φ、２１０mmのジャバラ 付き）の長さと同程度（約２１０mm）だからである。

【０００９】 そこで、特に、５００ｍｌペットボトルにおいて、本請求項に係るストロー付 きペットボトル用キャップを用いれば、キャップがペットボトルに取り付けられ た状態で、前記第二の突起に差し込まれた市販のストロー（６φ、２１０mmのジ ャバラ付き）は、ペットボトル内に完全に収納され、該ストローをペットボトル の最深部まで届かせることができる。すなわち、該ストローは第一の突起と連通 しており、飲料に際しては該ストローをくわえることは無く、第一の突起をくわ えて吸引することとなるため、通常吸引のために必要とされるペットボトルの飲 み口から外側に向かい伸長する部分のストローが必要ない。これにより、該スト ロー全体がペットボトルに内挿された状態でも飲料水の吸引をすることが可能と なる。

【００１０】 さらに、該ストローのジャバラ部を第二の突起から遠ざかる方向に位置するよ う前記キャップ本体に設けられた第二の突起に差し込み止着し、また、該ジャバ ラ部を伸長させ、かつ、該ジャバラ部を若干曲げ、該ストローの末端部をペット ボトルの底面側方に導いてやれば、本考案に係るペットボトル用キャップを用い てペットボトル内の飲料水を最後まで吸引することができるようになる。

【００１１】 また、請求項２に記載されているように、前記キャップ本体が前記飲み口と係 合する部分である飲み口取り付け部分は、その内面に円形面を形成しており、か つ、前記キャップ本体は、前記キャップ本体の内側に位置し、前記キャップ本体 と同心円状に形成され、外側に向かうにつれ狭くなる向きのテーパー構造を有し 、前記のみ口の内周に着脱自在に嵌合し得る環状突起を備えることが好ましい。

【００１２】 これは、ペットボトルの飲み口は、ペットボトルメーカー間で若干の差があり 、飲み口の径も均一でないため、従来のペットボトル用キャップでは、飲み口に 設けられた雄ネジとキャップに設けられた雌ネジの規格が一致しない場合には取 り付けることができなかったところ、本請求項にかかるペットボトル用キャップ では、従来のようにペットボトルにキャップを螺合することにより止着するので はなく、前記キャップ本体と一定のテーパーが付けられた前記環状突起との間に ペットボトルの飲み口を嵌入することによりに止着するため、ペットボトルの飲 み口の径に若干の大小があってもそれに対応することができる。これにより、本 請求項にかかるペットボトル用キャップは、ほぼ全てのメーカーのペットボトル の飲み口に取り付けることができるものとなる。

【００１３】 さらに、請求項３に記載されているように、前記第二の突起には外側に向かう につれ狭くなる向きのテーパーが形成されていることが好ましい。

【００１４】 これは、ストローの内径に若干の大小があったとしても、そのストローを該第 二の突起に嵌入し、止着することができるようにするためである。市販のストロ ーを嵌入し、止着することができるようにすることで、前記第二の突起に取り付 けたストローが使用により着色や劣化を生じた場合にも、容易にストローの取り 替えができ、該ペットボトル用キャップを繰り返し使用する場合にも衛生的でも ある。

【００１５】 本考案のうち、請求項４は、キャップ本体を貫通する貫通孔には吸引すること により開くこととなる開閉弁が設けられていることを特徴とするペットボトル用 キャップを提供する。

【００１６】 通常、ペットボトル用キャップを用いる場合、付属の栓をキャップ本体若しく は前記吸引管の吸い口に装着して保管し、飲料時には該栓を外し吸引するもので ある。これは、保管時にペットボトルが転倒した場合等に、飲料水が該吸い口か ら流出することを防止するためである。しかし、該栓は、何かの拍子にはずれて しまったり、該栓自体を紛失してしまうこともあり、また、スポーツ時などに素 早く飲料したい場合などには不便であった。そこで、該栓の代わりに、吸引する ことにより開くこととなる開閉弁を前記貫通孔内に設けてやることによって、上 記問題を解決することとしたものである。これにより、通常必要とされる前記栓 を用いなくともペットボトルが転倒した場合等に飲料水の流出を防止し、また、 素早く飲料することも可能となる。

【００１７】 本考案のうち、請求項５は、前記第二の突起に差し込まれる軟性樹脂のストロ ーを備えており、該ストローの末端には貫通孔を有するおもりが付けられている ことを特徴とするペットボトル用キャップを提供する。

【００１８】 市販のストローを用いる代わりに、専用の軟性樹脂のストローを用い、かつ、 該軟性樹脂のストローの末端に貫通孔を有するおもりを付けてやれば、おもりは 飲料水とともに常にペットボトル内で重力の作用によりポテンシャルが最小とな る場所に位置することになり、ペットボトルがどのような傾斜状態にあってもペ ットボトル内の飲料水を吸引することが可能となる。

【００１９】

【考案の実施の形態】

図１は、本考案に係るペットボトル用キャップの第一の実施形態の斜視図であ り、図２は、図１のＡ−Ａ面における断面図である。また、図３は、第一の実施 形態のペットボトル用キャップを、ペットボトルの飲み口に取り付けた状態の鉛 直軸長手方向の断面図である。

【００２０】 本実施形態に係るペットボトル用キャップ１０は、ペットボトル１８（図３参 照）の飲み口１７（図３参照）に脱着自在に取り付けることができるキャップ本 体１１と、飲み口１７とは反対側の方向にキャップ本体１１から外側に延びる第 一の突起１２と、キャップ本体１１からペットボトルの内部に延びる第二の突起 １３と、を備え、第一の突起１２及び第二の突起１３並びにキャップ本体１１を 貫通する貫通孔１４（図２参照）が形成されており、第二の突起１３にはストロ ー１９（図３参照）を差し込むことができるようになっている。

【００２１】 また、キャップ本体１１が飲み口１７と係合する部分である飲み口取り付け部 分１５は、その内面に円形面を形成している。また、キャップ本体１１は、キャ ップ本体１１の内側に位置し、キャップ本体１１と同心円状に形成され外側に向 かうにつれ狭くなる向きのテーパー構造を有し、飲み口１７の内周に着脱自在に 嵌合し得る環状突起１６を備えている。

【００２２】 本実施形態に係るペットボトル用キャップ１０は、ペットボトル１８に当初か ら螺合されていたキャップ（図示せず）を取り外した後に、キャップ本体１１を 飲み口１７の外周に、環状突起１６を飲み口１７の内周にそれぞれ嵌入すること により取り付けて用いる。

【００２３】 図３に示すように、ペットボトル１８の飲み口１７は、キャップ本体１１の飲 み口取り付け部分１５と環状突起１６との間に形成される空間に嵌入され止着さ れることとなる。ここで、環状突起１６には、図２からも分かるように外側に向 かうにつれて狭くなる向きのテーパーが付けられているため、飲み口１８の径が 多少異なる各社のペットボトルに対応することができ、ほぼ全てのペットボトル の飲み口に取り付けることができる。また、飲み口１７を飲み口取り付け部分１ ５と環状突起１６との間に形成される空間にしっかりと嵌入してやることで、ペ ットボトル用キャップ１０は、ペットボトル１８に堅固に保持され、ペットボト ル１８を傾けた場合にも、飲み口１７とペットボトル用キャップ１０との嵌合部 分から中身の飲料水がこぼれることはなくなる。

【００２４】 なお、キャップ本体１１の第一の突起１２の付け根付近には、外気連通孔２４ が貫通して設けられていることが好ましい。外気連通孔２４をキャップ本体１１ に設けることで、ペットボトル用キャップ１０がペットボトル１８に隙間無く取 り付けられている状態で、第一の突起１２をくわえ一度に多くの飲料水を吸引す る場合であっても、吸引した飲料水と同容量の空気がこの外気連通孔２４からペ ットボトル内に流入し、ペットボトル内を大気圧と同様に保つことができるため 、吸引によるペットボトル内の減圧によって飲料しづらくなることを防ぐことが できる。

【００２５】 くわえて、図２に示すように、キャップ本体１１に一体的に付属し、または、 キャップ本体１１と別個に作成され、このペットボトル用キャップ１０の第一の 突起１２に嵌合させることにより使用される小蓋２５に、第一の突起１２に嵌合 した状態で外気連通孔２４を装填し塞ぐこととなる小突起２６を予め設けておく ことにより、ペットボトル用キャップ１０に小蓋２５を装着した状態で、ペット ボトル１８が倒れたとしても、この外気連通孔２４からの飲料水の流出を防ぐこ とができる。

【００２６】 小蓋は、小蓋２５のように円筒形状をしたもののほか、ペットボトル用キャッ プ１０への愛着を高めるため、例えば、図４に表すようなキャラクター人形の形 状をした小蓋２７とすることで、使用者の趣味性に訴えるものとすることもでき る。また、キャップ本体１１とキャラクター人形の形状の小蓋２７を一体的に付 属させない場合には、小蓋２７にストラップ等を取り付け、利便性を高め、かつ 、アクセサリー的な使用もできるものとすることにより、小蓋２７の紛失を防ぐ ことも好ましい。なお、図４の破線は、第一の突起が嵌入される空間を透過した 状態を表している。

【００２７】 なお、使用者の趣味性に訴え、かつ、宣伝広告的効果を発揮するためキャラク ター人形の形状の小蓋２７を企業のイメージキャラクター等にして、若しくは、 キャップ本体１０と小蓋が一体となってイメージキャラクターを形象するように 作成することも好ましい。また、キャップ本体１０の側面等に企業広告を印刷・ 刻印等することによって同様の効果を発揮させることも好ましい。

【００２８】 図２に表されるように、第二の突起１３には外側に向かうにつれ狭くなる向き のテーパーが形成されているため、種々の内径の市販ストローを嵌入し取り付け ることができ、また、その交換も容易にすることができる。

【００２９】 図３に示すように、第二の突起１３に取り付けられたストロー１９は、その全 体がペットボトル１８内に内挿されることとなるが、特に、最も普及している市 販のストロー（６φ、２１０mmのジャバラ付き）を使用した際には、長短なく５ ００ｍｌ容量のペットボトルの底部までストロー１９を内挿することができる。

【００３０】 また、ストロー１９のジャバラ部１９ａを伸長させ、かつ、ジャバラ部１９ａ を若干曲げて使用することで、ストロー１９の末端をペットボトル１８の底面側 方に導いてやれば、市販のストローでペットボトル内の飲料水を最後まで吸引す ることができる。

【００３１】 図５は、本考案に係るペットボトル用キャップの第二の実施形態を示す。

【００３２】 キャップ本体１１を貫通する貫通孔１４には、吸引することにより開くことと なる開閉弁２０が設けられている。この開閉弁２０は、キャップ本体１１と一体 形成され、ペットボトルが倒れた状態で飲料水によって負荷される水圧程度によ っては開くことはないが、第一の突起１２をくわえ吸引することにより貫通孔上 部１４ａ内に生じる負圧によっては開き、飲料水を通過させる。また、この開閉 弁２０をキャップ本体１１と一体形成せず別個に作成し、ヒンジにより貫通孔１ ４内に取り付け、かつ、第二の突起１３の末端部方向に働く付勢力を負荷してや ることによっても上記と同様の効果を生ずる。なお、開閉弁２０は、閉じた状態 において、第二の突起１３の内周面に設けられた微小の環状弁止２１によって支 えられる。

【００３３】 通常のペットボトル用のキャップにあっては、飲料時以外の時には付属の蓋を 吸い口となる吸引管若しくは突起にかぶせることにより栓をし、ペットボトルの 内容物である飲料水の流出を防ぐが、飲料時には該蓋を引き抜く必要があるため 面倒であり、特に、スポーツの最中等に素早く飲料したい場合には不便であった 。そこで、ペットボトル用キャップに設けられる貫通孔に、吸引することにより 開くこととなる開閉弁２０を設けてやることにより、前記栓を不要とし、ペット ボトルが倒れた状態でも飲料水の流出を防止し、かつ、迅速な飲料を可能とする ことができる。

【００３４】 図６は、本考案に係るペットボトル用キャップの第三の実施形態を示す。

【００３５】 本実施形態に係るペットボトル用キャップは、第二の突起１３に差し込まれる 軟性樹脂のストロー２２を備えており、軟性樹脂のストロー２２の末端には貫通 孔を有するおもり２３が付けられている。市販のストローを使用する代わりに、 専用の軟性樹脂のストロー２２を使用してやることにより、本考案に係るペット ボトル用キャップによって、ペットボトルがいかなる方向に傾いても飲料水の吸 引をすることができる。すなわち、軟性樹脂のストロー２２の末端に取り付けら れたおもり２３は、重力の作用により常にポテンシャルが最小となる位置に、す なわち、ペットボトルの最も低い位置にストロー２２の末端を導き、同じくポテ ンシャルが最小となる位置にある飲料水の中に軟性樹脂のストロー２２の末端を 浸すこととなる。このため、ペットボトルがいかなる方向に傾いても飲料水の吸 引が可能となる。

【００３６】

【考案の効果】

以上のように、本考案に係るペットボトル用キャップによれば、種々の大きさ のペットボトルの飲み口に取り付けることができ、また、特に５００ｍｌ容量の ペットボトルにおいては、専用の吸引管を使用せず市販のストローを使用するこ とができるためその交換が容易で衛生面にも優れ、また、ペットボトル用キャッ プ本体の貫通孔に開閉弁を設けてやることにより、第一の突起に特別な蓋を設け る必要が無く、かつ、飲料水を素早く吸引することを可能とする。

【００３７】 さらに、おもりが取り付けられた専用の軟性樹脂のストローを用いてやること で、ペットボトルがいかなる方向にあっても飲料水の吸引を可能とし、スポーツ 時などには特に有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施形態に係るペットボトル用キャップの第
一の実施形態の斜視図である。

【図２】第一の実施形態に係るペットボトル用キャップ
のＡ−Ａ面における断面図および小蓋の断面図である。

【図３】第一の実施形態に係るペットボトル用キャップ
使用の状態を示す鉛直軸長手方向における断面図であ
る。

【図４】第一の突起に嵌合され使用される小蓋の一実施
形態の正面図である。

【図５】本実施形態に係るペットボトル用キャップの第
二の実施形態の鉛直軸長手方向における断面図である。

【図６】本実施形態に係るペットボトル用キャップの第
三の実施形態の斜視図である。

【符号の説明】

１０ ペットボトル用キャップ １１ キャップ本体 １２ 第一の突起 １３ 第二の突起 １４ 貫通孔 １４ａ 貫通孔上部 １５ 飲み口取り付け部分 １６ 環状突起 １７ 飲み口 １８ ペットボトル １９ ストロー １９ａ ジャバラ部 ２０ 開閉弁 ２１ 環状弁止 ２２ 軟性樹脂のストロー ２３ おもり ２４ 外気連通孔 ２５ 小蓋 ２６ 小突起 ２７ キャラクター人形の形状の小蓋

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 根岸 明人 東京都目黒区目黒本町５−１−14

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ペットボトルの飲み口に脱着自在に取り
   付けることができるキャップ本体と、前記飲み口とは反
   対側の方向に前記キャップ本体から外側に延びる第一の
   突起と、前記キャップ本体からペットボトルの内部に延
   びる第二の突起と、を備え、 前記第一の突起及び第二の突起並びに前記キャップ本体
   を貫通する貫通孔が形成されており、 前記第二の突起にはストローを差し込むことができるよ
   うになっているペットボトル用キャップ。
2. 【請求項２】 前記キャップ本体が前記飲み口と係合す
   る部分である飲み口取り付け部分は、その内面に円形面
   を形成しており、かつ、前記キャップ本体は、前記キャ
   ップ本体の内側に位置し、前記キャップ本体と同心円状
   に形成され、外側に向かうにつれ狭くなる向きのテーパ
   ー構造を有し、前記飲み口の内周に着脱自在に嵌合し得
   る環状突起を備えることを特徴とする請求項１に記載の
   ペットボトル用キャップ。
3. 【請求項３】 前記第二の突起には外側に向かうにつれ
   狭くなる向きのテーパーが形成されていることを特徴と
   する請求項１又は２に記載のペットボトル用キャップ。
4. 【請求項４】 前記キャップ本体を貫通する貫通孔には
   吸引することにより開くこととなる開閉弁が設けられて
   いることを特徴とする請求項１乃至３の何れか一項に記
   載のペットボトル用キャップ。
5. 【請求項５】 前記第二の突起に差し込まれる軟性樹脂
   のストローを備えており、該ストローの末端には貫通孔
   を有するおもりが付けられていることを特徴とする請求
   項１乃至４の何れか一項に記載のペットボトル用キャッ
   プ。