JP3097680U - 飲料容器 - Google Patents

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JP3097680U
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drinking
cap
mouth
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beverage container
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JP2003002576U
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Inventor
中山 剛
Original Assignee
ニッスイ工業株式会社
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Abstract

【課題】両手を使わなくても、片手で、楽に操作できて飲用可能であり、かつ、口を直かにつけて必要量を飲めるようにする。
【解決手段】飲み口として、直かに口を付けて飲むために、口に含める筒形部15を閉じ蓋12に立ち上がり状に設け、飲み口15の口縁16に接して液密に密閉するパッキング20を有するキャップ13を閉じ蓋12に軸支し、飲み口15を密閉した状態でキャップ13をロックし、また飲用時に指先の操作でロックを解除可能であり、かつ開き方向に左右するばね手段を有するロック機構25を具備する。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容器の開口に施す閉じ蓋を有し、閉じ蓋に設けられている飲み口を開閉可能なキャップを有する飲料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の飲料容器は、ねじ栓を緩めて口を開けるねじ式のもの、ボタン又はレバーを押し引きする操作で弁を開ける弁式のもの、或いはポップアップするストローを有するストロー式のものなどが代表的なものである。この内、ねじ式のものは、両手で扱わなければ飲料を飲むことができず、両手が塞がっているときは不便であり、弁式のものは開口が大き過ぎるため、口をつけて直かに飲むときには注意しないと顔に飲料がかかるおそれがある。またストロー式のものは、構造上吸引量が少ないため、例えばスポーツ中に飲むような場合にはもの足りず、爽快感に欠けるという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、両手を使わなくても、片手で操作して、楽に飲用可能であり、かつ直かに口をつけて、飲み口から必要量を飲用できるようにすることである。本考案の他の課題は、ストローよりも相対的に多量の飲料を飲用可能とするのに適したシール性を有する飲料容器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題解決するため本考案は、飲み口として、直かに口をつけて飲むために、口に含める筒形部を閉じ蓋に立ち上がり状に設け、飲み口の口縁に接触して液密に密閉するパッキングを有するキャップを閉じ蓋に軸支し、飲み口を密閉した状態でキャップをロックし、また飲用時に指先の操作でロックを解除可能であり、かつ開き方向に作用するばね手段を有するロック機構を具備するという手段を講じたものである。
【0005】
即ち本考案に係る飲料容器は、閉じ蓋を有しており、それに設けられている飲み口はキャップで開閉される。飲み口は、直かに口をつけて飲みやすいように、口に含むように或いは口にくわえるように、筒形部の形態を取り、閉じ蓋に立ち上がり状に設けられている。飲み口になる筒形部の口縁は、そこに接触するパッキングにより液密に密閉される。
【0006】
キャップは、閉じ蓋に軸支されるが、それは飲み手側を前とした場合、後側に軸支され、かつ後方へ開くように設けられていることが望ましく、かつ筒形部は口縁が後方へ傾斜していることが望ましい。口縁の後方へ傾斜により、キャップを閉じるときに水平位置まで回転させずに済む(図3参照)。
【0007】
パッキングは、筒形部の口縁に接触して液密に密閉するために、キャップに設けられる。筒形部は、ストローよりも相対的に大径であり、それによってスポーツ中に飲むような場合にも十分な飲用量を保証するものである。そしてこの大径の筒形部の口縁において密閉を確実にするために、パッキングは、筒形部の口縁に一部が入り込んで密閉栓のようになる凸面状の形態を有するものであることが望ましい。
【0008】
そして、キャップは、閉じ蓋にロック機構によってロックされる。このロック機構は、パッキングにより飲み口を密閉した状態でキャップをロックすることができ、飲用時には指先の操作でロックを解除することができる。またキャップは開き方向にばね付勢されており、そのことによって、ロックが解除されると自動的にキャップが開くこととなる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は、本考案に係る飲料容器10の外観を示しており、図中、11は容器、12はその開口に施した閉じ蓋、13はキャップを示す。なお例示の容器11は、真空ジャケット構造から成る保温/保冷構造を有する(図3参照)。
【0010】
閉じ蓋12は、容器11の開口部とねじ結合している。例示のねじ結合は、開口部外周の雄ねじ部と、閉じ蓋内周の雌ねじ部とから成り、符号14で示している。閉じ蓋12には、飲み口として、口に含むために適当な大きさ及び形状を有する筒形部15が上面から立ち上がり状に設けられている。筒形部15は円形容器11の中心軸よりも前方へややずれた位置にあり、かつ後方へ傾斜して設けられた口縁16を有しており、口縁16は丸味を帯びた形態を有している。
【0011】
飲み口を開閉するためのキャップ13は、閉じ蓋12の後側にて、支軸17により、前後方向へ回転可能に取り付けられており、例示の場合には、軸部に設けたばね手段18によって開き方向、即ち後方へ回転するように設けられている。キャップ13は、閉じたときに口縁16の後方への傾斜とほぼ同じ角度に傾斜した天面19を有している。
【0012】
キャップ13の傾斜した天面19には、パッキング20が、口縁16を液密に密閉するために設けられている。例示のパッキング20は、口縁16の内部に一部が入り込んで密閉栓のようになる凸面状の形態を有しており、パッキング20の周縁21は、口縁16に対し、全周でほぼ均一な接触圧力で接触する。なお、閉じ蓋12と容器11との液密性の保持は、ねじ部14外側のシール手段22によって達せられる。
【0013】
キャップ13を閉じ蓋12にロックするロック機構25として、閉じ蓋12の方に可動爪23が設けられ、キャップ13の方に固定爪24が設けられている。例示のロック機構25は、ワンタッチ操作でロック解除可能とするために、可動爪23と一体の押しボタン26を有しており、これらにはロックばね27が作用していて、可動爪23をロック方向に、また押しボタン26を押し戻す方向に付勢するように設けられている。押しボタン26はロック部材28と夫々の左右で係合可能に設けられており、ロック部材28は押しボタン26に対して左右方向へ移動可能になっていて、ロック部材28の右に設けられたスライド29を左へ押すとロック部材28が押しボタン26と係合するため押せなくなり(図4)、ロック部材28の左に設けられたスライド29′を右へ押すと、ロック部材28が係合しなくなるため押しボタン26を押すことができるようになる(図5)。なお、30はバンドの吊り手を示す。なお、スライド29、29′は位置決めによってロック又はアンロック位置に固定される。
【0014】
従って、図1の状態において、スライド29を押し込み、ロック機構25のロックを解除して、押しボタン26を押すと、キャップ13がばね手段18によって開くので(図2)、飲み口(15)が露出し、容器内の液体を飲用することができる。この間の操作に必要なのは容器11を持ちながら押しボタン26を押すことだけであるから、片手で楽に行なえる。飲用時、液流は筒形部15に向かうが、一部は障壁31にぶつかって減勢されるので適量が適切な勢いで飲み口から飲用に供される。また閉じるのもキャップ13をかぶせるだけで良いから片手操作で済み、完全に液密の状態になる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、両手を使わなくても、片手で、操作して楽に飲用可能であり、かつ口をつけて直かに飲み口からストローなどよりも多量の飲料を飲むことができ、また使わない状態では万全のシール性を発揮する実用性の優れた飲料容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る飲料容器の1実施形態を示す斜視図。
【図2】同上容部の斜視図。
【図3】同じく縦断面図。
【図4】同じくロック状態の横断面図。
【図5】ロック機構をアンロック状態にした横断面図。
【符号の説明】
10 飲料容器
11  容器
12  閉じ蓋
13 キャップ
15 飲み口である筒形部
16 口縁
18 ばね手段
20 パッキング
25 ロック機構
26 押しボタン

Claims (3)

  1. 容器の開口に施す閉じ蓋を有し、閉じ蓋に設けられている飲み口を開閉可能なキャップを有する飲料容器であって、飲み口として、直かに口をつけて飲むために、口に含める筒形部を閉じ蓋に立ち上がり状に設け、飲み口の口縁に接して液密に密閉するパッキングを有するキャップを閉じ蓋に軸支し、飲み口を密閉した状態でキャップをロックし、また飲用時に指先の操作でロックを解除可能であり、かつ開き方向に作用するばね手段を有するロック機構を具備して成る飲料容器。
  2. キャップは、閉じ蓋の後側に軸支されていて、筒形部の後方へ開き、筒形部は、口縁が後方へ傾斜している請求項1記載の飲料容器。
  3. パッキングは、筒形部の口縁に一部が入り込んで密閉栓の ようになる凸面状の形態を有している請求項1又は2記載の飲料容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008222238A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 片開きボトル
JP2010241461A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Zojirushi Corp 飲料容器用栓体
JP2012106802A (ja) * 2012-03-02 2012-06-07 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 片開きボトル

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