JP2005132454A - 液体収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸口状ノズル付きキャップ本体を容器体口部へ嵌合させ、そのノズル口部閉塞部付き蓋体をキャップ本体上部へ嵌合させた容器において、容器体内へ高温液体を入れると容器体内が高圧化して開蓋時に上記ノズルから高温液体等が噴出することを防止可能とした。
【解決手段】 上記キャップ本体11の周壁上部へ操作リング41を嵌合させておき、該操作リングを弛め操作すると、蓋体ロック状態が解除されてこのとき操作リングが閉塞していた、キャップ本体の排気孔16が開口して、上記弛め操作と共に容器体内高圧空気ないし蒸気が排出され、よって次に開蓋しても吸口状ノズル21口部から液体噴出することがない。【選択図】 図1

Description

本発明は、飲料容器、特に吸口付きの液体収納容器であって、幼児・高齢者・成人向けの流動食やミルク・紅茶・更には競技者向けのスポーツ飲料等を吸飲し易くしたものに関する。
この種容器として、容器体のキャップ頂壁に吸口部材を穿設させたもの(特許文献1)、及び、該文献1の容器と同様の構成においてその吸口部材から容器体内底部へストローを垂設したもの(特許文献2)が知られている。
特開2002−321755号 特開2002−321756号
上記特許文献2の容器は、吸口を有するから、容器体中の内容物を吸飲し易い反面、ミルクなどを熱して収納した場合に容器体内の空気が高圧化するおそれがあり、そうなると蓋体を外したときに、内容物が吸出し口から溢れ出す可能性がある。
本発明は、上記容器を、容器体と該容器体口部へ嵌合させたノズル付きのキャップ本体と上記ノズル閉塞部付きの蓋体とを主要部材とし、その蓋体をロックし、又そのロックを開放する操作リングを設けて、そのロックを開放すると蓋体開放に先だち容器体内高圧空気が排出されて上記のように高圧の空気ないし蒸気等がノズルから噴出することがないよう設けたものである。
第1の手段として上面開口の容器体1と、該容器体口部へ嵌合させたノズル付きキャップ本体11と、該キャップ本体上部へ嵌合させた、上記ノズル閉塞部付き蓋体31とを主要部材となし、
蓋体31嵌合部分下方のキャップ本体部分へ排気孔16を穿設すると共に、該排気孔閉塞部付きの操作リング41をキャップ本体外面へ嵌合させ、該操作リングの締弛両操作で排気孔が閉塞され、又開孔し、又締状態にあっては蓋体31の開蓋が不能とした。
第2の手段として上記第1の手段を有すると共に上記ノズル付きキャップ本体11を頂板13に貫設した吸口状ノズル21から容器体内へ吸上げパイプ22を、かつ頂板13外周から周壁12を、それぞれ垂下させて形成し、
又上記蓋体31の下面から垂下させた栓32で上記ノズルの口部を密閉した。
第3の手段として上記第1又は第2の手段を有すると共に上記操作リング41へ閉塞面と開口面とを周方向へ隣接させて設けておき、
キャップ本体11に対する操作リング41の回動で、排気孔16外面を閉塞面が密閉し、又開口面は開放可能に形成した。
第4の手段として、上記第1、又は第2の手段を有すると共に上記操作リング41をキャップ本体11外面へ、往復摺動が可能に形成し、一方向への摺動時に上記排気孔16を開孔し、他方向への摺動時に閉塞可能に形成した。
第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を有すると共に上記キャップ本体周壁12の上部外面ヘ、基端から第1ストッパ18を垂下する第1係合突条19を、操作リング41の下部内面と上部内面とに第2係合突条42と第3係合突条43とを、操作リングの上部内面へ嵌合させる蓋体周壁33の下部外面へ第4係合突条36を、それぞれ複数等間隔に横設すると共に操作リングの締弛回動範囲を3区分して、締位置としての第1区分位置で第2係合突条は基端を第1ストッパ18に接して第1係合突条の一半下面へ係合し、第3係合突条43は第1係合突条19他半と第1係合突条の間隙との上方に位置し、又第4係合突条36は第3係合突条43下面へ係合可能となし、又該位置で排気孔16が閉塞され、
第2係合突条42が第1係合突条19の他半下面へ係合する第2区分位置にあっては、第4係合突条36が第3係合突条43間に位置して蓋体31の開蓋が可能とし、第1係合突条19間へ第2係合突条42が位置する第3区分位置では、キャップ本体11から操作リング41が取外し可能に形成した。
第6の手段として、上記第1、第2、第3、又は第4の手段を有すると共に上記キャップ本体周壁の上部外面ヘ、基端からストッパ18を垂下する第1係合突条19を、操作リング41の下部内面と上部内面とに第2係合突条42と第3係合突条43とを、操作リングの上部内面へ嵌合させる蓋体周壁12の下部外面へ第4係合突条36を、それぞれ複数等間隔に横設すると共に操作リング41の締弛回動範囲を4区分して、締位置としての第1区分位置にあっては、第2係合突条42が上記第1ストッパ18に基端を接して第1係合突条19の基部側下面へ、又第4係合突条36は、第1係合突条19の中間部上方にあって、かつ第3係合突条の基部側下面へそれぞれ係合すると共に排気孔16が閉塞し、第2区分位置にあっては第1係合突条19の中間部下面へ第2係合突条42が、又第3係合突条43間へ第4係合突条36がそれぞれ移動し、
第3区分位置にあっては、第1係合突条19の先端側下面へ第2係合突条42が移動すると共に第4係合突条36は第3係合突条43上へ乗上げし、第4区分位置にあっては第1係合突条19間へ第2係合突条42位置して、キャップ本体11からの操作リング41の抜出しが可能に形成した。
第7の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を有すると共に上記キャップ本体周壁33の上部外面ヘ、周方向中間から第2ストッパ18aを垂下する第1係合突条19を、操作リング41の下部内面に第2係合突条42を、かつ上部内面の左右に第3係合突条A43aと第3係合突条B43bとを、操作リング41の上部内面へ嵌合させる蓋体周壁12の下部外面に第4係合突条を、それぞれ複数等間隔に横設すると共に、操作リングの締弛回動範囲を3区分して、締位置としての第1区分位置にあっては、第2係合突条42が基端面を第2ストッパ18aに接して第1係合突条19の一半下面へ、又第4係合突条36は第3係合突条43下面へ、それぞれ係合すると共に該位置で排気孔16が閉塞され、第2区分位置にあっては、第2係合突条42が第1係合突条の他半下面へ先端面を第2ストッパ18aに接して、又第4係合突条36は、回動途中で第3係合突条B43bへ乗上げることで第3係合突条A43aと第3係合突条B43b間上方へ位置し、締弛中間の第3区分位置にあっては、第2係合突条42が第1係合突条19間に位置可能に形成した。
第8の手段として、上記第1ないし第7のうちの1つの手段を有すると共に上記蓋体31を、該蓋体から突出させた柄34を介してキャップ本体の周壁下部へ枢着させた。
第9の手段として、上記第1ないし第8のうちの1つの手段を有すると共に上記容器体胴部3へ、把手8を付設した。
請求項1記載のようにすることで、蓋体31を開蓋するためには必ず前もって操作リング41を弛めなければならず、該弛め操作で排気孔16が開くから容器体内の高圧空気は排出され、該排出後にノズル閉塞部付き蓋体を開蓋することとなるためノズルから上記空気が噴出することを防止することが出来る。
請求項2のようにすることで、容器体内高圧化による、吸口状ノズルからの高温液体の噴出を防止できると共に吸口状ノズルからの液体吸込みが容易であり、蓋体開閉と同時にノズル孔を開閉できる便利がある。
請求項3および4のようにすることで、排気孔の開閉が容易となる。
請求項5のようにすることで、操作リング回動により蓋体のロックと該ロック解除とを容易に行えるほか、キャップ本体からの操作リングの取外しが可能となって分解掃除も容易となる。
請求項6のようにすることで、上記請求項5の効果を有するほか操作リングを第3区分位置まで回したとき、第4係合突条36が第3係合突条43上へ乗り上げして蓋体31が浮き上りするから、その開蓋が容易となる。
請求項7のようにすることで、第1区分位置から第2区分位置まで操作リングを回すだけで、上記請求項6の蓋体浮き上り効果を得ることが出来る。
請求項8のようにすることで、蓋体の開閉蓋が容易となる。
請求項9のようにすることで、容器の持ち運び等が容易となる。
以下図1から図6が示す第1実施形態について説明すると、1は底板2外周から胴部3を起立する容器体で、その胴部上端が形成する口部外面へは雄ねじを螺設し、又その雄ねじ直ぐ下方の胴上部部分外面へは上下二条の係合突部4を周設している。
5は把手部材で、短管6の上下方向中間内面に突部7を有し、かつ短管の左右外側面から図3のように把手8を垂下させ、突部7を上記係合突部4間へ嵌合させている。
11はキャップ本体で、容器体口部外面へ周壁12の拡径された下部を螺合させ、周壁中間部は斜上前方へ弯曲突出させ、かつ周壁上部12a を更に縮径させて上前方へ起立させその上端面を頂板13で閉塞している。図示例において周壁中間部上端の上向き段部は、その後部において周壁中間部の後部を高くして凹部14を形成し、前部は下外方への弯曲面としている。又その凹部を含む上向き段部上面へシリコンゴム等軟材質の台管15を嵌合させ、上記凹部の底板とその凹部内へ嵌合させた台管後部の肉厚部分とに連通させて底部下面から台管上面へ排気孔16を穿設している。周壁上端部は更に縮径させてその外面へパッキン17を嵌合させ、パッキン外面を後述蓋体周壁下部の嵌合部としている。その嵌合部下方の周壁部分外面へは、図2が示すように基端から第1ストッパ18を垂下する4箇の第1係合突条19を等間隔に横設している。第1係合突条中間部と他端とからは後述第2係合突条を仮係止させるための小突条20を垂下させている。
既述頂板13には、吸口状のノズル21を貫設し、該ノズルから吸上げパイプ22を容器体底部まで垂下している。
31は上記ノズル閉塞部付きの蓋体で、ほぼ半球面状とし、その頂部中心下面からノズルの口部閉塞用栓32を垂下し、又周壁33下部を既述パッキン17の外面へ嵌合させ、又周壁下部から下後方へ突出した柄34下端を既述凹部14後方の周壁中間部の後部へ枢着している。該柄側と対向する周壁部分外面へは、開閉蓋用の指掛け35を付設し、かつ該指掛け左右側方の周壁部分外面下方には第4係合突条36を横設している。
41は操作リングで、図2および図4が示すように、その内面下部に第2係合突条42を、又内面上部に第3係合突条43を、それぞれ複数、図示例では4箇宛、それぞれ等間隔に横設している。第2係合突条42は第3係合突条43の間隙よりも短くし、かつその間隙下方に位置するよう設けており、第3係合突条43はロック解除方向側(図4の右方)端部を蓋体の第4係合突条36の厚み巾分だけ垂下し、かつ該垂下部分端面を斜面に形成している。又操作リング下端面へは、ほぼ等間隔に排気孔16上端面を開閉する閉塞板44を付設している。
操作リング41は、蓋体開放状態でキャップ本体周壁12の上部外面へ、第2係合突条42を第1係合突条19間を通して下降させ、該位置でロック方向へ回し、図5が示すように第1係合突条19の図右半の下面へ係合させ、該位置で蓋体31を閉塞させて第3係合突条43間へ第4係合突条36を位置させる。該状態から更に操作リング41をロック方向へ回すと、図4が示すように第2係合突条42は第1係合突条19の基端側一半の下半下面へ係合すると共に第1ストッパ18に接してロック状態が完成し、該状態で排気孔16は、閉塞板44下面で閉塞される。
上記ロック状態の開放は、上記ロック操作と逆に行えばよい。つまり図4が示すロック状態から、操作リング41をロック解放方向(図右)へ、図5が示すように第4係合突条36が第3係合突条43下面から外れる位置まで回す。該位置でも第4係合突条36引上げで開蓋できるが、更に図6が示すように第2係合突条42が第1係合突条19間に位置するまで操作リング41を回せば、第4係合突条36は第3係合突条43上面へ乗り上げするため、蓋体前部は操作リングに対して多少上昇することとなる。尚該位置ではキャップ本体11から操作リング41を外すことも可能となる。
上記実施形態は、操作リング41の回動範囲を3区分とし、第1区分位置では蓋体がロックされると共に排気孔16が閉塞され、第2区分位置では上記ロックが解除され、第3区分位置では蓋体が押上げられると共に操作リングの取外しが可能としたが、図7から図10が示す第1変形例のように回動範囲を4区分とし、第1区分位置で蓋体ロックと排気孔閉塞ができ、第2区分位置でロックが解除され、第3区分位置で蓋体前部が押上げられ、第4区分位置では操作リングの取外しが可能とすることが出来る。
この場合は、同長とした第1係合突条19と第3係合突条43の長さを第2係合突条42と第4係合突条36との約3倍としている。
蓋体のロックは次のように行う。図10が示す第4区分位置で操作リングをキャップ本体の周壁上部へ嵌合させて第1係合突条19間下方へ第2係合突条42を位置させ、次に図8が示すように第2係合突条42を第1係合突条19の中間部下面へ移動させ、かつ該位置で蓋体を閉じ第4係合突条36を第3係合突条43間へ位置させ、更に図7のように第2係合突条42を第1係合突条19の基端側下面へ位置させて第1ストッパ18に当接させてロックする。このロック位置で第4係合突条36は第3係合突条43の基端側下面へ接し、又排気孔16は閉塞板44で閉塞される。
該第1変形例のロックの解除は次のように行う。
図7の位置を第1区分位置として、図8の第2区分位置まで操作リング41を図右方へ回すと、第4係合突条36は第3係合突条43間へ位置し、次いで図9が示す第3区分位置まで回すと、第4係合突条36は第3係合突条43の先端面が形成する斜面で押上げられて蓋体前部が押上げられて開蓋できる。更に図10が示す第4区分位置まで回すと第2係合突条42は第1係合突条19との係合が外れ、よって操作リングは取外すことが出来る。
図11から図16は第2変形例で、操作リング回動範囲を3区分とするものであるが、蓋体ロック位置を第1区分位置とし、ロック解除位置を第2区分位置とし、上記第1と第2区分位置との中間位置を第3区分位置とするものである。
該第2変形例の場合は、第1係合突条19をその中間部から第2ストッパ18aを垂下してほぼT字形状とし、操作リング内面下部には第2係合突条42を、上記内面の左右に第3係合突条A43a、第3係合突条B43bを設け、図示例において第3係合突条A43a は縦設板46の左側面中間から横設板47を突出し、かつ該横設板先端から斜上左方へ斜板48を突出する形状としている。又第3係合突条B43b は、右端から斜下右方へ先端を自由端とする弾性板49を突出する形状としている。蓋体の第4係合突条36は基端(図左端)を斜左上方への傾斜面50としている。
上記各係合突条は、図11が示す操作リングおよび蓋体をキャップ本体へ組付け、かつ排気孔16閉塞したロック状態において、第1係合突条19の右半下面へ第2係合突条42が第2ストッパ18aに接して係合し、又このとき第3係合突条A43a の横設板47下面へ第4係合突条36が係合すると共に第3係合突条B43b は第1係合突条19の左方端部上方に位置するよう設ける。
蓋体31のロックは次のように行う。図15が示すように第1係合突条19間下方に第2係合突条42を入れ、該状態から図16が示すように操作リングをロック解除方向(図右方)へ回して第2係合突条42を第1係合突条19の左半下面へ、端部を第2ストッパ18aに当接させて嵌合させ、該状態で蓋体31を閉塞して第4係合突条36を第3係合突条A43a と第3係合突条B43b との間を通り、第1係合突条19右半上方へ位置させる。
該状態から、操作リング41をロック方向(図左方)へ回すと図11が示すように第2係合突条42は第1係合突条19右半下面へ、端部を第2ストッパ18aに接して係合し、第4係合突条36は第3係合突条B43b の弾性板49を押上げて第3係合突条A43a の横設板47下面へ、端部を縦設板46下半が形成する第3ストッパに接して係合する。該状態で排気孔16上面は閉塞板44下面で閉塞され、蓋体31がロックされる。
上記図11が示すロック状態から開蓋する際は、図12が示すロック解除位置、つまり第2係合突条42が第1係合突条19の左半下面へ、端部が第2ストッパ18aに接するまで回す。するとその途中で図13が示すように第4係合突条36の一端は第3係合突条B43b の弾性板49下部に接しかつ図14のようにその弾性板斜面に沿って第3係合突条B43b 上へ乗上げした後、図12が示すように第3係合突条A43a と第3係合突条B43b との間上方へ移動する。排気孔16は第2係合突条42が第1係合突条19の右半下面から外れるとほぼ同時に閉塞板44が外れることで開孔して容器体内高圧蒸気等を排出し、よって図12が示す状態から開蓋してもノズル21から液体噴出するおそれはない。尚操作リング41の取外しは図15が示すように、第2係合突条42が第1係合突条19間に位置したとき行うことが出来る。
図17と図18とは第2実施形態を示す。第1実施形態との同一部分については同一符号を付することで説明を省略し、相違点についてだけ説明すると、操作リング41は図18が示すように楕円形状に形成されており、かつその長手方向一端からは平面T字形状の把手51を外方へ突出している。操作リング41の下端内面には複数の突条52を小間隙をおいて周設しており、これ等突条を台管15上方の周壁上部上端に周設した突条23下面へ一部を係合させて嵌合させ、上記把手51を引き、又押すことで、操作リング41が台管15上面を前後へ摺動可能としており、図17が示すように操作リングを押込みしたとき、台管15が有する排気孔16上面が操作リング後部下面で閉塞され、又前方引出しすると、操作リング後部は排気孔16上面よりも前方へ移動して、その排気孔が開孔するよう設けている。尚把手51を有する操作リング前部の上端内面へは係合板53を付設しており、操作リングを後方押込みしたとき、蓋体周壁下端前面へ付設した突条37上面へ係合板53が係合して開蓋が不能となり、前方引出ししたときその係合が外れて開蓋可能としている。蓋体周壁の前部上端からは開閉蓋操作用の指掛け35を付設している。
該実施形態の場合は、開蓋に先だち操作リング41を前方引出しすることとなり、このとき排気孔16は開孔するからこのとき容器体内の高圧空気ないし蒸気は排出され、よって次いで開蓋してもノズル21から液体噴出することがない。
本発明容器の断面図である。 図1要部の分解斜視図である。 図1容器の正面図である。 図1容器蓋体のロック機構の展開図で、蓋体ロック状態を示す断面図である。 図4をロック開放状態で示す断面図である。 図4を、蓋体前部が押上げられ、かつ操作リングの取外しが可能とした状態で示す断面図である。 蓋体ロック機構を第1変形例で示す展開図で、ロック状態を示す断面図である。 図7をロック解放状態で示す断面図である。 図7を蓋体前部押上げ状態で示す断面図である。 図7を操作リングの取外しが可能とした状態で示す断面図である。 蓋体ロック機構を第2変形例で示す展開図で、ロック状態を示す断面図である。 図11を、ロック解除状態で示す断面図である。 図11を、ロック状態からロック解放する途中の状態を示す断面図である。 図13の位置から更にロック解放方向へ操作リングを回した状態での断面図である。 図11の状態から蓋体を外し、かつ操作リングを取外し可能位置まで回した状態での断面図である。 図15の状態から蓋体の閉蓋が可能とした状態での断面図である。 第2実施形態で示す、本発明容器の断面図である。 図17要部の分解斜視図である。 図17容器の正面図である。
符号の説明
1 容器体 3 胴部
5 把手部材 11 キャップ本体
16 排気孔 19 第1係合突条
21 ノズル 31 蓋体
32 柄 41 操作リング
42 第2係合突条 43 第3係合突条

Claims (9)

  1. 上面開口の容器体1と、該容器体口部へ嵌合させたノズル付きキャップ本体11と、該キャップ本体上部へ嵌合させた、上記ノズル閉塞部付き蓋体31とを主要部材となし、
    蓋体31嵌合部分下方のキャップ本体部分へ排気孔16を穿設すると共に、該排気孔閉塞部付きの操作リング41をキャップ本体外面へ嵌合させ、該操作リングの締弛両操作で排気孔が閉塞され、又開孔し、又締状態にあっては蓋体31の開蓋が不能とした
    ことを特徴とする液体収納容器。
  2. 上記ノズル付きキャップ本体11を頂板13に貫設した吸口状ノズル21から容器体内へ吸上げパイプ22を、かつ頂板13外周から周壁12を、それぞれ垂下させて形成し、
    又上記蓋体31の下面から垂下させた栓32で上記ノズルの口部を密閉した
    ことを特徴とする請求項1記載の液体収納容器。
  3. 上記操作リング41へ閉塞面と開口面とを周方向へ隣接させて設けておき、
    キャップ本体11に対する操作リング41の回動で、排気孔16外面を閉塞面が密閉し、又開口面は開放可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体収納容器。
  4. 上記操作リング41をキャップ本体11外面へ、往復摺動が可能に形成し、一方向への摺動時に上記排気孔16を開孔し、他方向への摺動時に閉塞可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体収納容器。
  5. 上記キャップ本体周壁12の上部外面ヘ、基端から第1ストッパ18を垂下する第1係合突条19を、操作リング41の下部内面と上部内面とに第2係合突条42と第3係合突条43とを、操作リングの上部内面へ嵌合させる蓋体周壁33の下部外面へ第4係合突条36を、それぞれ複数等間隔に横設すると共に操作リングの締弛回動範囲を3区分して、締位置としての第1区分位置で第2係合突条は基端を第1ストッパ18に接して第1係合突条の一半下面へ係合し、第3係合突条43は第1係合突条19他半と第1係合突条の間隙との上方に位置し、又第4係合突条36は第3係合突条43下面へ係合可能となし、又該位置で排気孔16が閉塞され、
    第2係合突条42が第1係合突条19の他半下面へ係合する第2区分位置にあっては、第4係合突条36が第3係合突条43間に位置して蓋体31の開蓋が可能とし、第1係合突条19間へ第2係合突条42が位置する第3区分位置では、キャップ本体11から操作リング41が取外し可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の液体収納容器。
  6. 上記キャップ本体周壁の上部外面ヘ、基端からストッパ18を垂下する第1係合突条19を、操作リング41の下部内面と上部内面とに第2係合突条42と第3係合突条43とを、操作リングの上部内面へ嵌合させる蓋体周壁12の下部外面へ第4係合突条36を、それぞれ複数等間隔に横設すると共に操作リング41の締弛回動範囲を4区分して、締位置としての第1区分位置にあっては、第2係合突条42が上記第1ストッパ18に基端を接して第1係合突条19の基部側下面へ、又第4係合突条36は、第1係合突条19の中間部上方にあって、かつ第3係合突条の基部側下面へそれぞれ係合すると共に排気孔16が閉塞し、第2区分位置にあっては第1係合突条19の中間部下面へ第2係合突条42が、又第3係合突条43間へ第4係合突条36がそれぞれ移動し、
    第3区分位置にあっては、第1係合突条19の先端側下面へ第2係合突条42が移動すると共に第4係合突条36は第3係合突条43上へ乗上げし、第4区分位置にあっては第1係合突条19間へ第2係合突条42位置して、キャップ本体11からの操作リング41の抜出しが可能に形成した
    ことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の液体収納容器。
  7. 上記キャップ本体周壁33の上部外面ヘ、周方向中間から第2ストッパ18aを垂下する第1係合突条19を、操作リング41の下部内面に第2係合突条42を、かつ上部内面の左右に第3係合突条A43aと第3係合突条B43bとを、操作リング41の上部内面へ嵌合させる蓋体周壁12の下部外面に第4係合突条を、それぞれ複数等間隔に横設すると共に、操作リングの締弛回動範囲を3区分して、締位置としての第1区分位置にあっては、第2係合突条42が基端面を第2ストッパ18aに接して第1係合突条19の一半下面へ、又第4係合突条36は第3係合突条43下面へ、それぞれ係合すると共に該位置で排気孔16が閉塞され、第2区分位置にあっては、第2係合突条42が第1係合突条の他半下面へ先端面を第2ストッパ18aに接して、又第4係合突条36は、回動途中で第3係合突条B43bへ乗上げることで第3係合突条A43aと第3係合突条B43b間上方へ位置し、締弛中間の第3区分位置にあっては、第2係合突条42が第1係合突条19間に位置可能に形成した
    ことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の液体収納容器。
  8. 上記蓋体31を、該蓋体から突出させた柄34を介してキャップ本体の周壁下部へ枢着させた
    ことを特徴とする、請求項1ないし請求項7の1つに記載の液体収納容器。
  9. 上記容器体胴部3へ、把手8を付設した
    ことを特徴とする、請求項1ないし請求項8の1つに記載の液体収納容器。
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