JP4154722B2 - 液体用容器の開口口部の構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コップ、水筒、魔法瓶等液体を収容する容器の注ぎ出し開口口部の構造に関し、詳しくは容器内に収容してある液体を注ぎ出す際、容器開口口部より一度に大量に注ぎ出すことなく、適量注ぎ出すようにして、溢流の発生を防止し、また必要に応じて適宜液体を直接口飲することを可能にした液体容器の開口口部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体を収容し保存する容器としては、醤油等の調味料を収容する瓶や、お湯やコーヒー等の飲料を収容、保存して携行する水筒や魔法瓶あるいは保温性を有する保温カップ等の容器が用いられている。そしてこれらの容器、特に醤油等の液体を収容した瓶においては、収容した液体を使用にあたってこれを注ぎ出す場合、開口口部より一度の注ぎ出しで、大量の該種液体が注出しないように、開口口部に注出量を適量に調節するための絞り孔を穿孔した注出キャップを備えているものがある。
【0003】
また、水筒や魔法瓶等の携行用の液体容器では、例えば特開平7ー251854号公報に開示されている如き、液体を収容して携行する容器を、飲食時にそのまま開口口部に口を当てて口飲しても、大量に注ぎ出すことなく適量に流量を絞って注ぎ出すことができる飲料用容器が提案され、市場に出回っている。即ち、この飲料用容器は広口のコップ状の断熱保温容器で、該容器の開口口部に、底部が傾斜し、その傾斜低部に液通孔を、傾斜高部に空気孔を設けた蓋部材を装着せしめるとともに、容器開口部に装着の螺合終点が把手を挟んでそれぞれ90度の位置に位置してなる2条の該蓋部材装着用螺子を刻設したものである。
【0004】
そしてこれにより、この蓋部材を該容器の開口口部に装着することにより、注出時に液注ぎ出し量を液通孔の大きさでもって適量に絞って注出せしめて、咳き込んだり咽ぶことなく好適に飲料を飲することができるものである。また蓋部材の装着を、2条のいずれか一方の条項を適宜選択して使用することにより、利き手が左右いずれかであっても、その利き手で把手を握って液通孔位置を口元部に位置せしめ得て、利き手に応じて手際よく好適に使用することを可能としたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した如き注ぎ出し流量を調節するための絞り孔を配した開口口部の構造は、そのものだけでは常時開状態であり、容器内に塵埃が流入したり、誤って倒した時には内容物が容器よりこぼれ出てしまうという問題があった。このため醤油等の調味料等の瓶容器では開口口部に蓋キャップをその都度装着しているのが実情であった。また、魔法瓶や断熱コップ等の広口の液体断熱容器では、開放している液通路や空気孔より容器内の熱が外部に放散して保温効果や保冷効果が劣化して断熱性容器としての特性機能を十分に発揮し得なかった。
【0006】
以上の如き現状に鑑み本発明は、上記不都合を解消して、注出時には適量に絞って注出し、容器を左右のいずれかの利き手で把持しても、注出位置をそれに応じた位置に適宜位置決めすることを可能とし、そして不使用時には容器内を外気と遮断し塵埃の流入や転倒による流出を防止するとともに、断熱性容器においては保温性を維持することを可能とし、使い勝手の良い液体容器の開口口部の構造を提供することを本発明の課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するため、本発明の請求項1では、底面に2つの固定注出口を備えてなる容器状の注出部材内に該注出部材の底面と摺接する蓋本体を有する回転蓋部材を回動可能に配してなる口部部材を、容器の開口口部に気密にかつ着脱可能に配設してなるとともに、前記回転蓋部材の蓋本体に、該回転蓋部材の回動により前記注出部材の底面の2つの固定注出口のそれぞれに同時に係合する注出口と空気孔とを備えてなることを特徴とする液体用容器の開口口部の構造としたものであり、請求項2の発明では、注出部材の底面に設けた2つの固定注出口は中心を挟んで対向位置に配置されてなり、そして注出部材の底面に摺接回動する回転蓋部材の蓋本体の注出口と空気孔は、前記注出部材の底面の2つの固定注出口に対応した位置に配置されてなることを特徴とする請求項1に記載の液体用容器の開口口部の構造としたものであり、請求項3の発明では、注出部材の底面の2つの固定注出口に係合する回転蓋部材の蓋本体の注出口と空気孔とは、これらを対として2組を、注出口が180度以下の角度をなして隣り合った位置に配置せしめてなることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の液体用容器の開口口部の構造としたものである。
【0008】
そして請求項4の発明は、注出部材の底面と回転蓋部材の蓋本体とのそれぞれの摺接面に、注出部材の固定注出口と回転蓋部材の注出口係合時と固定注出口閉鎖時に、これを位置決めするための係合係止部を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液体用容器の開口口部の構造としたものであり、請求項5の発明では、係合係止部が凹凸部でなることを特徴とする請求項4に記載の液体用容器の開口口部の構造とし、また、請求項6の発明では、凹凸部の少なくとも一方が弾性部材でなることを特徴とする請求項5に記載の液体用容器の開口口部の構造とし、そしてまた請求項7の発明では、注出部材の底面とこれと摺接する回転蓋部材の蓋本体の摺接面が中央に向けて緩やかに突出する傘形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の液体用容器の開口口部の構造としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、液体用容器の開口口部に、底面に液体を適量に絞って注出するために固定注出口を2箇所備えた容器状の注出部材内にその底面と摺接して回動可能な蓋本体を有する回転蓋部材を配してなる口部部材を、気密にかつ着脱可能に配設するとともに、前記蓋本体に、回転蓋部材の回転移動により前記注出部材の底面の2つの固定注出口にそれぞれ同時に係合する注出口と空気孔とを設けたものである。そして、液体の注出時に回転蓋部材を回転して、該回転蓋部材の蓋本体に設けた注出口と空気孔を注出部材の底面に設けた2つの固定注出口に位置合わせすることにより、容器内の液体を注出口を通って適量の流量で注出せしめ得る。また、注出不要時には、回転蓋部材の蓋本体の注出口と空気孔を注出部材の底面の2つの固定注出口より外すよう、回転蓋部材を回動して、該回転蓋部材の蓋本体で注出部材の底面の2つの固定注出口を閉鎖する。
【0010】
前記注出部材の底面に設ける2つの固定注出口は中心を挟んで対向する位置に配置し、そしてこの注出部材の底面に摺接回動して前記2つの固定注出口に位置合わせする回転蓋部材の蓋本体の注出口と空気孔は、前記2つの固定注出口にそれぞれ対応した位置(注出口ー空気孔が対向関係位置)に配置することにより、回転蓋部材の蓋本体の注出口を注出部材の一方の固定注出口に位置合わせすると、回転蓋部材の蓋本体の空気孔は他方の固定注出口に必ず位置合わせされ、容器内の液の注出を容易に行うことができる。
【0011】
また、注出部材の底面の2つの固定注出口に位置合わせする回転蓋部材の蓋本体の注出口と空気孔とは、これらを対として2組を設けている。そして、この蓋本体の2つの注出口を180度以下の角度をなして隣り合った位置に配置せしめることにより、回転蓋部材の蓋本体の2つの注出口の1つが、注出部材の底面の2つの固定注出口のうちの1方の固定注出口に配置されると、回転蓋部材の蓋本体の他方の注出口は注出部材の他方の固定注出口以外の底面に配置されて、蓋本体の他方の注出口は閉状態となる。そして、この閉状態となっている回転蓋部材の蓋本体の他方の注出口を、これに近い位置にある注出部材の固定注出口に回転させることにより、蓋本体の他方の注出口を注出部材の他方の固定注出口に位置合わせすることができる。このようにして、異なった位置にある注出部材の2つの固定注出口を適宜選択して開通作用せしめることができる。
【0012】
また、注出部材の底面と、該注出部材の底面に回動可能に摺接する回転蓋部材の蓋本体との摺接面のそれぞれに、前記注出部材の底面の2つの固定注出口と回転蓋部材の蓋本体の注出口とが位置合わせした状態時と固定注出口の閉鎖状態時に、回転蓋部材の回動を規制して位置決めするための係合係止部を設けて、固定注出口の導通状態と閉鎖状態を安定した状態に維持する。
【0013】
そして上記係合係止部として凹凸部を形成せしめて設けてもよく、凹凸の係合により簡単で回転蓋部材の回動を確実に規制することができる。更にこの係合係止部として係合する凹凸部の少なくとも一方を弾性部材により保持することにより、係合・離脱時の摩擦を和らげて摩耗を低減するようにしてもよい。
【0014】
また、注出部材の底面とこれと摺接する回転蓋部材の蓋本体を中央部に向けて緩やかな曲線を描いて上昇する傘形状とすることにより、これらを強制的に付勢して摺接せしめても、変形しない強度を付与することができ、またこれにより、これら部材の肉厚を薄くすることができる。
【0015】
注出部材の底面に摺接して回動可能に配設される回転蓋部材の蓋本体が、付勢部材を介して軸支により注出部材に連結することにより、これら注出部材と回転蓋部材との密接した一体的な係合と回転蓋部材の確実な位置決めと確固たる操作感覚をもって回転操作をすることができる。
【0016】
【実施例】
以下本発明の液体用容器の開口口部の構造の実施例について、容器の一例として保温コップを例示して説明する。図1は器壁が真空断熱壁よりなる保温コップの縦断面図である。保温コップ1は例えばステンレス鋼の如き金属製の内容器2と外容器3とを真空空隙よりなる断熱層4を隔てて一体に形成された二重壁構造の容器5よりなっている。そして開口口部6には、その先端周部6aに沿って該周部6aを保護して覆うように、下部に設けた逆U字状の嵌合部7aを嵌合して、上部に飲み口部7bを有する例えば合成樹脂製の肩部材7が設けられている。なお、該肩部材7に把手8を併設しておくと使用時にコップの把持に便利である。また符号9は必要に応じて適宜底部を保護するための例えば合成樹脂製の底部材、符号10は必要に応じて適宜胴部を覆って、胴部を保護したり意匠に変化・特徴をたせたりするための例えば合成樹脂製の胴帯部材である。
【0017】
本発明は、上記した如き保温コップ1等の容器の開口口部6の肩部材7の飲み口部7bに、注出量を適量に調整する固定注出口12を底面11aに備えた容器状の注出部材11内に、前記底面11aと摺接して回動可能なように配する蓋本体22を有する回転蓋部材21を設けてなる口部部材20を、気密にかつ着脱可能に配設したものである。なお、口部部材20は保温コップ1の開口口部6に直接装着するようにしてもよい。
【0018】
図2は、保温コップ1の開口口部6に設けた肩部材7の飲み口部7aに着脱可能に装着する口部部材20の組立説明図である。図2に図示する如く口部部材20は容器の開口口部6に設けた肩部材7の飲み口部7bに気密に装着する有底の容器状注出部材11と、該注出部材11内に挿入されて該注出部材11の底面11aと摺接して回動可能に配された蓋本体22を有する回転蓋部材21とよりなっている。なお、これら注出部材11及び回転蓋部材21は好ましくは合成樹脂材料で形成するとよい。
【0019】
注出部材11は、保温コップ1の開口口部6または肩部材7の飲み口部7bの内周壁形状に合わせた胴部11bを有する有底11aの容器形状よりなり、そして前記胴部11bには開口11cより下部に外周に沿って、保温コップ1の口部6または肩部材7の飲み口部7bに該注出部材11を装着するための下方に向け開放している断面が逆L字状の嵌合装着庇部13が設けられている。また底面11aには底面の中心11oを挟んで対向した位置(ほぼ180度を保って)のそれぞれの周端部に、2つの固定注出口12a、12bが設けられている。そして中心部11oには後述する回転蓋部材21の回転軸24が回動自在に軸支される軸支孔14が設けられている。なお、軸支孔14の形状は、着脱を容易にして係合を確実にするため、茸状の如き2段の半径を有する2段半径断面形状とするとよい。
【0020】
また底面11aの前記軸支孔14の周辺には、軸支孔14に軸支される後述の回転蓋部材21の回転軸の回転移動軌道に沿って、回転蓋部材21の回動で注出部材11の底面11aの固定注出口12を開閉したそれぞれの状態の時に、回転部材21の回動を規制する係合係止用凹凸部15a、15bが配設されている。そしてこれら係合係止用凹凸部15a、15bは、例えば舌片状に切り込んで弾性を付与せしめた弾性部材16に設けることにより、凹凸の係合時に凹凸の接触による摩擦を軽減することができる。なお、符号17は軸支孔14の外周に沿って形成した凸状の回動促進用の滑りリング状突起である。
【0021】
一方、前記有底の容器状の注出部材11内に配される回転蓋部材21は、注出部材11の底面11aに摺接し、注出部材11の底面11aの形状とほぼ同様の形状をなしている板状体でなる蓋本体22と、その周部に、蓋本体22を注出部材11の底面11aに摺接して配した時、前記注出部材11の胴部11bの内壁に接して上方に向けて注出部材11の開口11c外に延びて立設して設けられ、、その上端が外方に向けて折曲してなる操作レバー部材23とより形成されている。
【0022】
そして、前記注出部材11の底面11aに摺接する蓋本体22の下面摺接面22aには、その中心22oに前記注出部材11に設けた軸支孔14に回動可能に軸支される回転軸24が設けられている。なお回転軸24は軸支孔14の形状に合わせて、その横断面を茸状の如き2段の半径を有する2段半径断面形状ととするとよい。また、前記操作レバー部材23の設置位置と中心22oとを結ぶ線(X−Y)と直交して中心22oを通る線(PーQ)を挟んで、操作レバー部材23の設置位置の対向側の蓋本体22の面に、中心22oを軸にして前記操作レバー部材23設置位置と中心22oを結ぶ線(XーY)を挟んで両側に90度以内のほぼ等角度をなして隣り合った(180度未満の角度で)2つの注出口25a、25bが設けられている。そして、これらの注出口25a、25bの位置は、蓋本体22の回動で前記注出部材11の底面11aに設けた固定注出口12a、12bに係合するような寸法位置に設けられている。なお、これらの注出口25a、25bの中心22oを挟んだ対向位置には、それぞれ空気孔26a、26bが設けられている。
【0023】
また、回転蓋部材21の蓋本体22の下面摺接面22aには、その操作レバー部材23の配設位置に近い面に、前記注出部材11の底面11aに配した2つの係合係止用凹凸部15a、15bに係合する係合係止用凸凹部27が設けられている。なお図2に図示した図では、該係合係止用凸凹部27は27a、27b、27c、27d、及び27eの5つが設けられている。そして1.回転蓋部材21の左回転により、蓋本体22の注出口25bが注出部材11の底面11aの固定注出口12bと係合した時、2.回転蓋部材21の右回転により、蓋本体22の注出口25aが注出部材11の底面11aの固定注出口12aと係合した時、3.回転蓋部材21の蓋本体22で、注出部材11の底面11aの2つの固定注出口12a、12bをいずれも閉鎖した時のそれぞれの状態で、回転蓋部材21の蓋本体22に設けた係合係止用凸凹部27a、27b、27c、27d、及び27eは、5つのうちの2つが注出部材11の底面11aの2つの係合係止用凹凸部15a、15bに係合して前記3つの状態位置の位置決めをするように配されている。そして符号28は回転軸24の外周に沿って形成した例えば凸状の回動促進用の滑りリング状突起である。
【0024】
なお、上記回転蓋部材21の蓋本体22の下面摺接面22aに配する、2つの注出口25aと25bの配置と、5つの係合係止用凸凹部27a、27b、27c、27d、及び27eの配置とは、例えば以下の如く設定される。即ち、注出口25aと25bは、把手23の設置位置と中心22oを結ぶ線XーYを基線として、中心22oを基点にそれぞれ55度の角度で、把手23設置位置の対向側周端部に配置する。また、5つの係合係止用凸凹部27a、…、…、27eは把手23の配置側の面にそれぞれ設けるようにして、先ず、27cを前記XーY線上に配置する。そして、XーY線を基線にして、一側に、中心22oを基点に35度の角度間隔をもって同一周に沿って27b、27aを設け、また他側に、同様に中心22oを基点に35度の角度間隔をもって同一周に沿って27d、27eを設ける。
【0025】
なおまた、これら回転蓋部材21の係合係止用凸凹部27を係合せしめる注出部材11の底面11aに配する2つの係合係止用凹凸部15aと15bは、2つの固定注出口12aと12bを結ぶ線に中心11oを通って直行する線を基線にしてその両側に、中心11oを基点としてそれぞれ35度の角度で、中心からの寸法が前記回転蓋部材21の係合係止用凸凹部位置の中心22oからの寸法と等しい同一周上の位置に配置されている。これによると、注出部材11の底面11aの2つの係合係止用凹凸部15aと15bに係合する回転蓋部材21の蓋本体の5つの係合係止用凸凹部は、27aー27c、27b−27d、27c−27eの如く1つ置きの2つの凸凹部が対となって係合することとなる。
【0026】
なお、係合係止用凹凸部としては注出部材11の底面11aに配する係合係止用凹凸部15a、15bを凸部にしたときは、回転蓋部材21の蓋本体22に配した5つの係合係止用凸凹部27a、…、…を凹部にすればよく、またその逆でもよいことは勿論である。 なおまた、上記実施例では、係合係止用凹凸部を注出部材11に2つ、これに係合せしめる回転蓋部材21の蓋本体22には、5つの係合係止用凸凹部設けた例を例示したが、これを逆にして注出部材11の底面11aに5つ、回転蓋部材21の蓋本体22に2つにしてもよい。 更にこの係合係止用凹凸部の数もこの数に限定されるものではなく、前記3つ状態位置に位置決めし得れば幾つの数であってもよいことは勿論である。また、上記係合係止用の部材は凹凸部材以外の機構の部材でも、回動を規制し得る構造の部材であれば、如何なる部材でも使用可能であることは勿論である。
【0027】
以上のような構造よりなる注出部材11と回転蓋部材21は、容器状の注出部材11内に回転蓋部材21の蓋本体22を挿入し、注出部材11の軸支孔14に蓋本体22の下面摺接面22aの中心22oに配した回転軸24を形状に合わせ挿入する。そして挿入後更に押圧して回転軸24を軸にし蓋本体22を180度回転し、回転軸24の大径の突出部24の裏面で注出部材11の軸支孔14を強制係合し、かつ注出部材11の底面11aの2つの係合係止用凹凸部15aと15bに、回転蓋部材21の蓋本体22に配した5つの係合係止用凸凹部27a、27b、27c、27d、27eのうちの27bと27dの凸凹部を係合せしめる。これにより、注出部材11の底面11aに設けた中心を挟んで対向位置に配された(ほぼ180度の角度)2つの固定注出口12aと12bとの間の底面11a部に、角度が180度以下で隣り合って配されている、回転蓋部材21の蓋本体22の2つの注出口25a、25bが位置して配される。そして注出部材の底面の2つの固定注出口12a、12bは回転蓋部材21の蓋本体22により閉鎖した状態に位置決めされ、これらは回動可能に摺接して一体化される。
【0028】
このように、注出部材11の底面11aに蓋本体22の下面摺接面22aを回動可能に摺接して回転蓋部材21を、注出部材11内に一体に係合した口部部材20は、図1に図示する如く、保温コップ1の開口口部6に、直接または該開口口部6に配した肩部材7の飲み口部7bを介して、注出部材11の胴部11bを挿入しその外周に沿って設けた嵌合装着庇部13を強制嵌合して気密に装着せしめる。なお、この口部部材20を保温コップ1の開口口部6に装着するとき、回転蓋部材21の蓋本体22が注出部材11の底面11aの2つの固定注出口12a、12bを閉鎖した状態にしてある時の操作レバー部材23を保温コップ1の把手8の位置に合わせて装着すると、回転蓋部材の21の回転による固定注出口12a、12bの開閉の有無と、どちらの固定注出口を開閉操作する必要があるかの判断をするのに便利である。
【0029】
かくして、保温コップ1の開口口部6に装着して配した口部部材20は、以下の如く操作して注出部材11の底面11aの固定注出口12a、12bを開閉する。なお、装着時には注出部材11の底面11aに設けた2つの係合係止用凹凸部15a、15bに回転蓋部材21の蓋本体22の下面摺接面22aに設けた5つの係合係止用凸凹部27a、27b、27c、27d、27eのうちの27b、27dの2つが係合するようにして、回転蓋部材21の注出口25a、25bは注出部材11の底面11aの2つの固定注出口12a、12bの間の中間位置に位置決めし、注出部材11の底面11aの2つの固定注出口12a、12bは回転蓋部材21の蓋本体22により閉鎖状態に保つようにする。
【0030】
次いで回転蓋部材21の操作レバー23より、該回転蓋部材21を注出部材11の胴部11bの内周壁に沿って右方向(時計針の回動方向)に回転すると、先に係合していた蓋本体22の係合係止用凸凹部の27bと27dが注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15aと15bから離脱する。更に右方向に回転すると、「カチッ」とクリック音を発して、蓋本体22の下面摺接面22aに設けた係合係止用凸凹部の27cと27eがそれぞれ注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15b、15aに係合して回転蓋部材21の回動を規制する。そして回転蓋部材21の蓋本体22の一方の注出口25aが注出部材11の底面11aの2つの固定注出口のうちの一方の固定注出口12aに合わさって該固定注出口12aが通液可能となる。
【0031】
同時に、蓋本体22の注出口25aと中心を挟んで対向位置に配された空気孔26aが注出部材11の底面11aのもう一方の固定注出口12bと重なってコップ1の内外が通気する。この結果保温コップ1内に収容した飲料等の液体は、固定注出口12aから注出することができる。そして、この場合注出可能となった固定注出口12aは、図1に図示した図においては向こう側であるので、この把手8の位置のコップでは、右手利きの利き手では、把手8を握って口飲したり注出することは困難であり、左利きの利き手の人にとっては好都合となる。上記回転蓋部材21の回動操作は、注出部材11の底面11aと、これと摺接する回転蓋部材21の蓋本体22の下面摺接面22aにそれぞれ回動に沿う形で凸状の回動促進用の滑りリング状突起17、28が設けられているので、摺接面での抵抗が少なく極めてスムースに回転蓋部材21を回動せしめ得る。なお、前記凸状の回動促進用の滑りリング状突起17、28は断面を半円弧状とすることにより、回転をより一層スムースに行うことができる。
【0032】
この状態から、操作レバー23により回転蓋部材21を左方向(反時計針回動方向)に回動すると、先に係合していた蓋本体22の係合係止用凸凹部の27eと27cが注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15aと15bから離脱する。そして更に左方向に回転すると、「カチッ」とクリック音を発して、蓋本体22に設けた係合係止用凸凹部の27dと27bがそれぞれ注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15a、15bに係合し、回転蓋部材21の回動が規制される。この時、回転蓋部材21の蓋本体22の注出口25a、25bは注出部材11の底面11aの2つの固定注出口12a、12bから離れて、蓋本体22が注出部材11の底面11aの固定注出口12a、12bを閉鎖して先の閉鎖状態に戻る。そして、保温コップ1内への塵埃の流入や、保温コップ1内より液漏れや、熱の逃散を防止する。
【0033】
次ぎにこの状態より、操作レバー23により回転蓋部材21を更に左方向に回転すると、注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15a、15bに係合していた回転蓋部材21の蓋本体22の係合係止用凸凹部の27dと27bが係合から解除され、回転蓋部材21の蓋本体22は注出部材11の底面11aを摺接して回動する。更に左方向に回転すると、「カチッ」とクリック音を発して、蓋本体22に設けた係合係止用凸凹部の27aと27cがそれぞれ注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15b、15aに係合し、回転蓋部材21の回動が規制される。そして回転蓋部材21の蓋本体22の他方の注出口25bが注出部材11の底面11aの2つの固定注出口のうちの他方の固定注出口12bに合わさって該固定注出口12bが通液可能となる。
【0034】
同時に蓋本体22の注出口25bと中心を挟んで対向位置に対をなして配された空気孔26bが注出部材11の底面11aのもう一方の固定注出口12aと重なってコップ1の内外が通気する状態となる。この結果保温コップ1内に収容した飲料等の液体は、固定注出口12bから極めてスムースに注出することができる。そして、この場合注出可能となった固定注出口12bは、図1に図示した図においては手前側に位置しているので、この把手8の配置位置のコップでは、右手利きの利き手で、把手8を握って注出し口飲することができ、右利きの利き手の人にとっては好都合となる。
【0035】
液注出終了後は、操作レバー23により回転蓋部材21を右方向(時計針回動方向)に回動して、先に係合していた蓋本体22の係合係止用凸凹部の27aと27cを注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15bと15aから離脱せしめて、蓋本体22に設けた係合係止用凸凹部の27dと27bがそれぞれ注出部材11の底面11aの係合係止用凹凸部15a、15bに係合せしめる。そして蓋本体22が注出部材11の底面11aの固定注出口12a、12bを気密に閉鎖し元の閉鎖状態に戻し、保温コップ1内への塵埃の流入や、保温コップ1内よりの液漏れや、熱の逃散を防止する。
【0036】
なお上記実施例での注出部材11の底面11aと、これに摺接して回動せしめる回転蓋部材21の蓋本体22は、それぞれの中心11o及び中心22oに向けて緩やかな曲線を描いて上昇する傘状の形状とすることにより、相互の強制係合に伴う負荷による変形に耐え得る強度が得られるとともに、該部の肉厚を薄くすることができる。また、この傘状の形状とすることにより、液体を注出したり、口飲したりした後に、液滴が傘状面に沿って流下して注出口に戻り、蓋本体の上面に残留し難くなって衛生的である。なおまた、上記実施例では液体用容器として保温コップを例示して説明したが、本発明の開口口部の構造は、これに限定されるものでなく水差し、水筒、魔法瓶、マグカップ等々液体を収容し、これを注出するための液体用容器であれば、如何なる液体用容器の開口口部にも適用し得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
本発明の液体用容器の開口口部の構造は、上記した如き形態で実施され、以下に記載する如き効果を奏する。即ち、液体用容器の開口口部を流量を絞った注出口を形成するようにしたので、容器に収容した液体を一度に注出して溢流を生起せずに適量にして注出し得て、安心して注出操作することができる。また、飲料用の容器としては液体を収容して携行可能であることは勿論のこと、そのまま開口口部を口に当て口飲しても、液体が適量に絞られて注出されてくるので、こぼすことがないばかりか、せき込むことなく安心して飲むことができる。特に加温された熱い飲料を保温して携行し、これを口飲するには極めて好都合である。
【0038】
更に、固定注出口を2つ、180度の位置関係に配置して設けて、適宜必要に応じて回転蓋部材を回転操作して、いずれか一方の固定注出口を選択して開状態にすることができるので、利き手が左右いずれであっても、利き手に応じていずれか一方の固定注出口を開状態にすれば、その利き手を使用して容器を握って、具合良い注出方向にして、手際よく液を注ぎ出すことができる。そしてまた、不使用時には回転蓋部材により固定注出口を閉鎖するので、塵埃が侵入するのを防止したり、保温容器にあっては収容した液体の熱が放散するのを防止して保温保冷効果の保持する効果を奏する。また、容器開口口部に口部部材が着脱可能であるので、容器の洗浄、口部部材の洗浄が適宜なし得るばかりか、口部部材も分解可能であるので、隅々まで洗浄が可能であって、極めて衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液体用容器の開口口部の構造を説明するための、液体用容器の一例を示す保温コップの縦断面図である。
【図2】 図1の保温コップの開口口部に着脱可能に装着する口部部材の組立説明図である。
【符号の説明】
1…保温コップ、 2…内容器、 3…外容器、 4…断熱層、 5…容器、6…開口口部、 7…肩部材、 8…把手、 9…底部材、 10…胴帯部材11…注出部材、 11a…注出部材の底面、 11b…注出部材の胴部、11c…注出部材の開口部、 11o…注出部材の底面の中心、12a、12b…固定注出口、 13…嵌合装着庇部、 14…軸支孔、15a、15b…係合係止用凹凸部、 16…弾性部材、17…滑りリング状突起、 20…口部部材、 21…回転蓋部材、22…蓋本体、 22o…蓋本体の中心、 23…操作レバー部材、24…回転軸、 25a、25b…注出口、 26a、26b…空気孔、27a、27b、27c、27d、27e…係合係止用凸凹部、28…滑りリング状突起

Claims (7)

  1. 底面に2つの固定注出口を備えてなる容器状の注出部材内に該注出部材の底面と摺接する蓋本体を有する回転蓋部材を回動可能に配してなる口部部材を、容器の開口口部に気密にかつ着脱可能に配設してなるとともに、前記回転蓋部材の蓋本体に、該回転蓋部材の回動により前記注出部材の2つの固定注出口のそれぞれに同時に係合する注出口と空気孔とを備えてなることを特徴とする液体用容器の開口口部の構造。
  2. 注出部材の底面に設けた2つの固定注出口は中心を挟んで対向位置に配置されてなり、そして注出部材の底面に摺接回動する回転蓋部材の蓋本体の注出口と空気孔は、前記注出部材の底面の2つの固定注出口に対応した位置に配置されてなることを特徴とする請求項1に記載の液体用容器の開口口部の構造。
  3. 注出部材の底面の2つの固定注出口に係合する回転蓋部材の蓋本体の注出口と空気孔とは、これらを対として2組を、注出口が180度以下の角度をなして隣り合った位置に配置せしめてなることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の液体用容器の開口口部の構造。
  4. 注出部材の底面と回転蓋部材の蓋本体とのそれぞれの摺接面に、注出部材の固定注出口と回転蓋部材の注出口係合時と固定注出口閉鎖時に、これを位置決めするための係合係止部を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液体用容器の開口口部の構造。
  5. 係合係止部が凹凸部でなることを特徴とする請求項4に記載の液体用容器の開口口部の構造。
  6. 凹凸部の少なくとも一方が弾性部材でなることを特徴とする請求項5に記載の液体用容器の開口口部の構造。
  7. 注出部材の底面とこれと摺接する回転蓋部材の蓋本体の摺接面が中央に向けて緩やかに突出する傘形状をなしていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の液体用容器の開口口部の構造。
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