JP4660261B2 - 容器のキャップ構造 - Google Patents

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本発明は、瓶等の容器の口部に装着してこの口部の開口端を開閉する合成樹脂製キャップ、特に、ヒンジ構造によって開閉可能にしたキャップ構造に関する。
従来から、容器のキャップとしては、容器の口部に抜き取り可能に挿嵌させているキャップや、容器の口部外周面に内筒部を嵌合してこの内筒体の外周面に容器の開口端を開閉するキャップ体を螺合させてなる構造のもの、或いは、容器の口部外周面にリング体を装着し、このリング体に容器の開口端を開閉するキャップ体をヒンジ部を介して一体に設けてなるキャップ等が広く知られているが、容器の口部に挿嵌させるキャップの場合には、不測に抜け出して内容物が漏出する虞れがあると共に容器の口部から分離するために紛失してしまうという問題点があり、また、上記螺子式の場合には開閉に手間を要する上に、締め付けが緩くなる場合が生じて容器の開口端のシールが完全に行われない事態が発生する。
これに対して、ヒンジ構造によって容器の口部の開口端を開閉するキャップの場合にはその開閉操作が簡単且つ確実に行えると共に紛失する虞れもない等の利点を有し、そのため、例えば、インスタントコーヒー等の粉末状の内容物を入れる容器のキャップとして最適に使用されているが、従来のこの種のキャップにおけるヒンジ部としては、特許文献1に記載されているように、中央部を屈折可能な薄肉部に形成していると共にこの薄肉部から上下端に向かって肉厚に形成している合成樹脂製の帯板片からなり、その上下端を同じ合成樹脂製のキャップ体とリング体との周縁対向部にそれぞれ一体に連設した構造としている。
また、キャップ体の閉止手段としては、上記ヒンジ部と反対側のリング体の外周縁部に、このヒンジ部と同様に、合成樹脂製の閉止用帯板材の薄肉部を折り曲げ自在に連設する一方、キャップ体の壁部に上記閉止用帯板材を受け入れる凹部を設けて閉止用帯板材の内面に突設している突起を凹部に設けている係止孔部に嵌合、係止させるように構成している。
特開平9−165060号公報
しかしながら、上記のようなヒンジ構造では、キャップ体を繰り返し開閉操作すると、その薄肉部が疲労して破損する虞れがあって耐久性に劣るばかりでなく、キャップ体を閉止してその下面を該下面に装着しているシール材を介して容器の開口上端面に圧接させた際に、その圧接時の反力がキャップ体を押し上げようとする方向に作用して、ヒンジ部が薄肉部の屈折角度を拡げようとしながら変形し、容器の開口上端面に対するシール材の圧着力が低下して気密性を阻害するといった問題点がある。
さらに、キャップ体の閉止手段側においても、上記のように、リング体の外周縁部に合成樹脂製の閉止用帯板材の薄肉部を折り曲げ自在に連設し、この閉止用帯板材をキャップ体の壁部に形成している凹部内に嵌め込んで閉止用帯板材に突設している突起を凹部に設けている係止孔部に係止させるように構成しているので、閉止用帯板材を緊張させた状態で突起を係止孔部に係止させることが困難であり、そのため、閉止力が弱くなるばかりでキャップ体を閉止する際には、該キャップ体を開放状態からヒンジ部を介して伏動させてリング体上に被せる操作と、閉止用帯板材をキャップ体の凹部内に嵌め込む操作と、その閉止用帯板材に突設している突起を凹部に設けている係止孔部に係止させる操作とを順次行わなければならず、閉止操作に手間を要するといった問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、構造が簡単で且つ強度的にも優れたヒンジ部を備えていると共に閉止した際の気密性にも優れ、さらに、開閉操作が簡単且つ円滑に行える容器のキャップ構造を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の容器のキャップ構造は、請求項1に記載したように、内周面数カ所に突設している一定の突出高さを有する係止突条片を、容器の口部外周面にこれらの係止突条片にそれぞれ対応させて設けている係合突起体部に係脱自在に係止させることにより容器の口部外周面に装着するリング体と、このリング体の上端開口部に開閉自在に被嵌し、下面に、容器の開口上端面に外周部下面を当接させる厚さ方向に弾性変形可能な円板形状のシール材を設けたキャップ体とからなり、且つ、上記リング体の外周一部にヒンジ部を介してキャップ体の外周一部を上下回動自在に連結していると共に、ヒンジ部の反対側におけるリング体の外周部キャップ体の外周部同士を係合部を介して係脱自在に係止させてなる容器のキャップ構造であって、上記ヒンジ部を、上記リング体の外周一部に突設し且つこのリング体の接線方向に貫通した軸孔を設けている軸受部と、上記キャップ体の周壁部に設けられてリング体の軸受部の上記軸孔に回動自在に挿嵌している支軸とからなり、上記軸受部の下部全長に亘って上記軸孔の径よりも幅狭く上記支軸によって弾性的に押し拡げられてこの支軸を軸孔に嵌め込み可能にした支軸嵌め込み用開口部を軸孔の下周面とこの軸受部の下面間に連通させて設けていると共に上記支軸の外周面に弾性変形可能な一条の突条部を全長に亘って突設している一方、上記軸受部における軸孔の内周面にキャップ体が閉止する直前に上記支軸に突設した突条部を係止させる弾性的に変形可能な条溝を設けてあり、さらに、上記係合部を、上記リング体の外周面の所定部分に上下方向に貫通した状態で設けられ且つ上端部内周面に係止片を突設している係合孔と、上記キャップ体の外周壁部に設けられてこの係合孔に挿脱可能な指掛け部とから構成していると共に、この指掛け部は、内側板片と、上端部に指先係止部を形成し且つこの指掛け部の下面側にリング体に設けている上記係合孔の係止片に係脱する上向き係止面を形成した外側板片とを下端屈曲部を介してV字状に連設してなり、外側板片を下端屈曲部を介して内外方向に弾性的に撓み変形させることによりその上向き係止面を上記係合孔に設けている係止片に係脱させるように構成している
本発明の容器のキャップ構造によれば、請求項1に記載したように、内周面数カ所に突設している一定の突出高さを有する係止突条片を、容器の口部外周面にこれらの係止突条片にそれぞれ対応させて設けている係合突起体部に係脱自在に係止させることにより容器の口部外周面に装着するリング体と、このリング体の上端開口部に開閉自在に被嵌し、下面に、容器の開口上端面に外周部下面を当接させる厚さ方向に弾性変形可能な円板形状のシール材を設けたキャップ体とからなり、ヒンジ部を上記リング体の外周一部に突設し且つこのリング体の接線方向に貫通した軸孔を設けている軸受部と、上記キャップ体の周壁部に設けられてリング体の軸受部の上記軸孔に回動自在に挿嵌している支軸とから構成しているので、従来のように合成樹脂よりなる薄肉部によって形成されたヒンジのように破損など生じる虞れはなくて耐久性に優れているのは勿論、キャップ体の下面シール材を容器の開口上端面に圧着させて閉止した際に、その圧着時に生じる上向きの反力によってもヒンジ部が上方に妄動移動することがなく、常に所定の位置で閉止状態を保持しておくことができ、また、開閉操作も円滑且つ確実に行うことができる。
さらに、ヒンジ部の反対側に設けている係合部を、上記リング体の外周面の所定部分に上下方向に貫通した状態で設けられ且つ上端部内周面に係止片を突設している係合孔と、上記キャップ主体の周壁部に設けられてこの係合孔に挿脱可能に挿入し且つ上記係止片に係脱自在に係止する係止面を設けている指掛け部とから構成しているので、キャップ体側に設けている指掛け部をリング体側に設けている係合孔に挿入してキャップ体を閉止した状態においては、指掛け部の係止面が係合孔の係止片に係止してキャップ体の下面に装着しているシール材を上記ヒンジ部とで容器の開口上端面に所定の圧着力でもって確実且つ強固に圧着させた状態を保持しておくことができ、優れたシール性、気密性を発揮することができる。
その上、キャップ体をヒンジ部を支点として閉止する方向に下回動させだけで、このキャップ体に設けている上記指掛け部を何等の操作を行うことなく自動的にリング体に設けている係合孔に挿入することができると同時に指掛け部の係止面を係合孔の係止片に係止させることができ、また、指掛け部に指先を引っかけてその係止面を係合孔の係止片から外すと同時にヒンジ部を支点としてキャップ体を上回動させるだけで容器の開口端を開放させることができ、開閉操作がワンタッチで確実に行うことができる。
また、本発明によれば、上記指掛け部を、内側板片と、上端部に指先係止部を設け且つこの指掛け部の下面側に上記リング体に設けている上記係合孔の係止片に係脱する上向き係止面を形成した外側板片とを下端屈曲部を介してV字状に連設してなり、外側板片を下端屈曲部を介して内外方向に弾性的に撓み変形させることによりその上向き係止面を上記係合孔に設けている係止片に係脱させるように構成しているので、キャップ体の閉止時に、該キャップ体をヒンジ部を支点として下回動させるれば、指掛け部のV字状の屈曲下端部を何等の操作も必要とすることなくリング体側の係合孔に円滑に挿入させることができると共にその挿入に従って指掛け部の外側板片が係止孔の上端部内周面に突設している係止片の突出端に摺接しながらこの係止片によって内側に弾性的に撓み変形し、係合孔内への挿入が完了すると同時に係止片との摺接が解かれて外側板片が外側に弾性復元し、その上向き係止面を係止片の下端面に自動的に係止させることができ、キャップ体を所定の閉止位置で確実に閉止させておくことができる。
さらに、本発明によれば、上記ヒンジ部を構成している軸受部における軸孔の内周面の一部に全長に亘って条溝を設けている一方、この軸孔に回転自在に挿嵌した支軸の外周面にキャップ体とリング体とが係合手段によって係止する直前に上記条溝に係入してその外周一部をこの条溝に弾性的に押接させてキャップ体を開放方向に付勢する突条部を設けているので、指掛け部を係合孔に挿入して該指掛け部に設けている上向き係止面を係合孔に設けている係止片に係止させることなくその手前で閉止操作を止めて不完全な閉止状態にした場合には、支軸の外周面に設けている突条部と軸受部内の軸孔に設けている条溝との弾性的な押接力によって支軸がキャップ体を開放させる方向に回動して、キャップ体を自動的に適宜角度だけ開かせることができ、従って、容器が完全に閉止されていないことを容易に認識することができるので、その状態からキャップ体の上面を軽く押し下げることによって簡単に完全な閉止状態とすることができ、内容物の漏出や変質等を防止することができる。
次に、本発明の実施の形態を図面について説明すると、図1〜図3において、キャップAは、ガラス瓶等の容器Bの口部外周面に装着するリング体1と、このリング体1の上端開口部に開閉自在に被嵌するキャップ体2とからなり、リング体1の外周一部に該外周一部と対向するキャップ体2の外周部をヒンジ部3によって上下回動自在に連結していると共に、ヒンジ部3と反対側におけるリング体1及びキャップ体2との外周部同士を互いに係合部4を介して係脱自在に係止するように構成している。なお、これらのリング体1とキャップ体2とはポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリスチレン等の合成樹脂成形品である。
さらに、上記リング体1は、容器Bの口部外周面を被嵌する円環状の周壁部1aの上端外周部にフランジ部1bを周設していると共にこのフランジ部1bの開口上端に内方に向かって小幅の突縁部1b1 を突設してあり、さらに、上記周壁部1aの内周面数カ所に、容器Bの口部外周面の数カ所に設けている後述する係合突起体部7に係止可能な係止突条片1cを突設してなる一方、キャップ体2はリング体1よりも大径の円板形状の天板部2aを有し、この天板部2aの外周部下面にリング体1の上記フランジ部1bを全面的に被嵌する短い円環状のスカート部2bを下方に向かって突設していると共に、このスカート部2bと同心にして該スカート部2bの内側における天板部2aの外周部下面に内径が容器Bの口部bの外径よりも大径のシール保持用円形突片2cを突設してなる形状を有している。
このシール保持用円形突片2cの下端縁の数カ所には、内側に向かって爪片部2c1 を突設してこのシール保持用円形突片2cで囲まれた空間部内に収納している一定厚みを有する円板形状のシール材5の外周部下面を該爪片部2c1 によって抜け止め状態に保持していると共に、これらの爪片部2c1 と天板部2aの外周部下面とでシール材5の外周部を挟持させている。さらに、シール材5の上面外周部を受止した天板部2aの外周部下面において、図3に示す上記ヒンジ部3側と係合部4側の下面2dよりもこれらのヒンジ部3と係合部4とを結ぶ線に直交する側の図5に示す下面2e、即ち、両側部下面2eを1mm以内の僅かな高さだけ下方に突出するように、該両側部をヒンジ部3側と係合部4側よりも僅かに肉厚に形成している。
上記シール材5は弾性的に圧縮変形可能なシール状物、例えば、厚紙、ボール紙、発泡シートなど公知のものを使用することができるが、とりわけ、内容物が例えばインスタントコーヒーのように高い気密性を要する場合には、より弾性力の高い素材が好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートのような合成樹脂製の発泡シートを主材とするシール材であることが好ましい。また、発泡シートの発泡倍率は、低いほど長期間使用しても耐久性に優れているので気密性が保たれ、高い程、単位重量が軽くなり、軽量化が図られるので、目的によって使い分けることができる。また、シール材5の変形量は大きい方が気密性は向上するが、大きすぎると変形してしまって耐久性が低下するので、厚みに対して5〜70%の変形量が好ましい。
リング体1とキャップ体2との外周一部同士を連結している上記ヒンジ部3の構造は、図3〜図6に示すように、リング体1の外周一部に軸受部3aを突設し、この軸受部3aに設けている軸孔3a1 にキャップ体2のスカート部2bの周壁一部に設けている支軸3bを回動自在に挿嵌してなる構造としている。詳しくは、リング体1の円環状周壁部1aの上端外周部に設けている上記フランジ部1bの一部を切欠いた形状にしてその切欠部1d(図7に示す)に露出している周壁部1aの上端部に上記軸受部3aを突設してあり、この軸受部3aの両側端面間にリング体1の接線方向に貫通させて上記軸孔3a1 を軸受部3a内に設けていると共に、軸受部3aの下部全長に亘って軸孔3a1 の径よりも幅狭い支軸嵌め込み用開口部3a2 を軸受部3aの下面と軸孔3a1 の下周面間に連通させた状態で設けてあり、上記キャップ体2側の支軸3bを軸受部3aの開口部3a2 の開口下端から該開口部3a2 を弾性的に押し拡げながら軸孔3a1 内に嵌め込むことにより、リング体1にキャップ体2を上下回動自在に装着している。
一方、リング体1の軸受部3aと対向するキャップ体2の外周部においては、図1、図7に示すようにそのスカート部2bの一部を門形状に切欠いて軸受部3aを回動自在に受け入れる切欠部3b2 を形成していると共にこの切欠部3b2 の両側端面の下端部間に上記支軸3bを配設して該支軸3bの両端を両側端面に一体に連設した構造としている。なお、この支軸3bも軸孔3a1 と同様に、キャップ体2のスカート部2bの接線方向に平行にして水平状態に設けられている。
さらに、図8に示すように、支軸3bの外周面に一条の突条部3b1 を全長に亘って突設している一方、上記軸受部3aにおける軸孔3a1 の内周面の上周部に周方向に小間隔を存して上記突条部3b1 が係合可能な条溝3a2 、3a3 を設けていると共に、キャップ体2が閉止する直前において、上記支軸3bに突設した突条部3b1 を係止させる条溝3a4 を設けている。なお、支軸3bに突設している突条部3b1 や上記条溝3a2 〜3a4 は弾性的に変形可能に形成されている。
上記ヒンジ部3の反対側に設けている上記リング体1とキャップ体2との外周部同士を係脱自在に係止させる係合部4の構造は、リング体1の外周一部に設けている上記切欠部1dと反対側における外周部に上下方向に貫通した状態で設けられている係合孔4aと、上記キャップ体2の外周壁部における上記ヒンジ部3と反対側に設けられてこの係合孔4aに挿脱可能に挿入、係止する指掛け部4bとから構成している。
詳しくは、上記係合孔4aは、リング体1のフランジ部1bに周方向に長い矩形状枠部4a1
を一体に設けてこの矩形状枠部4a1 で囲まれた空間部により形成されてあり、その長さ方向を周壁部1aに外接する接線方向に向けた平面矩形状に形成されていると共に、矩形状枠部4a1 の上端両側部に、図1、図4及び図7に示すように、係合孔4a内に向かって係止片4a2 、4a2 を突設している。
一方、上記キャップ体2側に設けられている指掛け部4bは、内側板片4b1 と外側板片4b2 との下端部を内外方向に弾性的に撓み変形可能な屈曲部4b3 を介してV字状に連設した形状を有し、天板部2aにおける外周一部をスカート部2bの外周一部と共に平面コ字状に切欠くことによって形成している切欠凹部6内に設けられていて、その内側板片4b1 の上端をこの切欠凹部6の奥側壁面の下端に一体に連設している。さらに、この指掛け部4bの上記外側板片4b2 の上端に該外側板片4b2 の外面から外側に向かって突設した肉厚の指先係止部4b2'を一体に設けていると共に、この指先係止部4b2'の下面に連らなっている外側板片4b2 の薄肉部の上端両側部を上記係合孔4aに設けている係止片4a2 、4a2 が挿入可能な上下幅でもって切欠くことにより、これらの係止片4a2 、4a2 を係脱させる上向き係止面4b3 、4b3 に形成している。
そして、キャップ体2をヒンジ部3を支点として下回動させ、その天板部2aの下面に設けているシール保持用円形突片2cの下端をリング体1のフランジ部1bの上面に当接させてこのリング体1の開口上端を閉止した時に、指掛け部4bの外側板片4b2 に設けている上記上向き係止面4b3 、4b3 がリング体1の係合孔4aに設けている係止片4a2 、4a2 に係止するように構成している。
このように構成したキャップAを容器Bの口部bの外周面に装着する構造としては、図6、図7に示すようにリング体1の周壁部1aの内周面数カ所(図においては四方)に突設している一定の突出高さを有する係止突条片1cを、容器Bの口部外周面にこれらの係止突条片1cにそれぞれ対応させて設けている係合突起体部7(図9に示す)係脱自在に係止させるように構成している。
具体的には、係止突条片1cはリング体1の周壁部1aの内周面下部に周方向に所定間隔毎に設けられてあり、その形状は上下方向の厚みが薄く且つ周方向に一定長さを有する細幅突条形状に形成されていると共にその長さ方向の中央部に平面へ字形状の係止凹部1c1 を設け且つ装着時におけるリング体1の回動方向側の先端面を傾斜端面1c2 に形成し、さらに、この傾斜端面1c2 と係止凹部1c1 間の突出部分を係止突起部1c3 に形成している。
一方、容器Bの口部bに突設している係合突起体部7は、図9に示すように、上下端面が平行で両側端面が上端から下端に向かって装着時におけるリング体1の回動方向に傾斜した傾斜端面とした菱形形状に形成されてあり、その下端部に上記係止突条片1cの係止突起部1c3 と同大、同形でこの係止突起部1c3 が嵌合可能な嵌合凹部7aと、この嵌合凹部7aに後続して係止突条片1cの上記平面へ字形状の係止凹部1c1 に係合可能な平面ヘ字形状の突起片部7bを突設している。
上記のように構成したリング体1とキャップ体2とは別々に成形されてあり、ヒンジ部3によって連結することによりキャップAを構成している。この連結は、上述したようにリング体1の外周一部に突設している軸受部3aの軸孔3a1 にキャップ体2側に設けている上記支軸3bを軸受部3aの下面側の開口部3a2 を通じて挿嵌させることによって行われる。そして、このようにリング体1とキャップ体2とを組み合わせてなるキャップAをガラス瓶等からなる容器Bの口部bに装着するには、まず、キャップ体2をヒンジ部3を支点として下回動させ、その天板部2aの下面に設けているシール保持用円形突片2cの下端をリング体1のフランジ部1bの上面に当接させる。この状態にすると、係合部4の指掛け部4bの外側板片4b2 に設けている上向き係止面4b3 、4b3 がリング体1の係合孔4aに設けている係止片4a2 、4a2 に係止し、リング体1の開口上端面を閉止した状態となっている。
この状態にしてキャップ体2の天板部2aを把持してリング体1を容器Bの口部bに被せると、リング体1の周壁部1aの数カ所に突設している係止突条片1cが容器Bの口部bに突設している隣接する係合突起体部7、7間を通過してキャップ体2の下面に装着しているシール材5の外周部下面が容器Bの口部bの開口上端面に当接すると同時にリング体1のフランジ部1bの上端に内方に向かって周設している突縁部1b1 の下面が上記係合突起体部7の上端面に当接、受止されて係止突条片1cを係合突起体部7の下端部に対して周方向に対向させた状態となる。
しかるのち、図10に示すようにキャップAを上面からみて時計方向に回動させると、リング体1の周壁部1a内周面に突設している上記係止突条片1cの先端傾斜端面1c2 が容器Bの口部bの外周面に突設している上記係合突起体部7の傾斜端面の下端部に当接したのち、この傾斜端面に摺接しながら下方に僅かに移動してキャップAを下方に引き寄せ、シール材5の外周部を圧縮させながら該シール材5を口部bの開口上端面に強く圧着させる。
さらに、キャップAの回動操作によって係止突条片1cが係合突起体部7の傾斜端面の下端からその下端部に設けている平面ヘ字形状の突起片部7bに進入すると、係止突条片1cの係止突起部1c3 がこの突起片部7b上を摺接しながら乗り越えて図11に示すように、係合突起体部7の嵌合凹部7aに嵌合し、同時に係止突条片1cの係止凹部1c1 が係合突起体部7の突起片部7bに係合してそれ以上の回動が阻止され、容器Bの口部bに対するキャップAの装着が完了する。なお、リング体1側の係止突条片1cの係止突起部1c3 が容器Bの口部b側の突起片部7b上に乗り上げた際に、リング体1の周壁部1aが僅かに拡径する方向に弾性変形し、係止凹部1c1 が乗り越えて突起片部7bに係合した際に、パチンという衝突音が発生してキャップAが口部bに完全に装着されたことを知ることができる。
なお、シール材5としては、第1シール層と第2シール層とを合わせ持つ2ピースまたは1ピースタイプのインナーシール、或いは、一枚のシール層のみのインナーシールなどが好適に使用できる。2ピースタイプのインナーシールは、例えば、発泡シートを主材とする第1シール層と金属箔を主材とする第2シール層とからなり、使用時に容器のキャッフを外したとき、第1シール層がキャップの内面に残ると共に第2シール層が容器の口部開口端面に密着して内容物の防湿を図るようになっていて、この第2シール層が除去されたあとは、第1シール層が容器口部に密着して内容物の防湿を図るように構成している。これに対して1ピースタイプのインナーシールは第1シール層のみ、あるいは、第1シール層の内容物側に第2シール層が完全に接着一体化してなる構造となっている。
次に、容器Bの内容物を取り出す際にキャップAを開放させるには、キャップ体2の天板部2aを把持しリング体1とキャップ体2との係合部4を構成している指掛け部4bの指先係止部4b2'における外面部に指先を当てがって該指先係止部4b2'を内方に押すと、上端にこの指先係止部4b2'を設けている外側板片4b2 が内側板片4b1 との下端屈曲部を介して内側板片4b1 側に弾性的に撓み変形しながら移動し、外側板片4b2 に設けている上向き係止面4b3 がリング体1側に設けている係合孔4aの係止面4a2 から内方に外れて係止が解かれる。この状態にして指先係止部4b2'を押圧している指先を上方に移動させると、キャップ体2がヒンジ部3を支点として上回動し、容器Bの口部bが開口する。
この際、ヒンジ部3を構成しているリング体1側の軸受部3aの軸孔3a1 と、この軸孔3a1 に回動自在に支持されているキャップ体2側の支軸3bとにおいて、キャップ体2を開放すると、支軸3bが一体的に回動して該支軸3bの外周面に設けている突条部3b1 が軸孔3a1
の内周面上周部に設けている条溝3a2 又は3a3 のいずれかに係止し、手放しても所定の開口度でもって容器Bの口部bを開放した状態を維持する。
容器Bの内容物を所定量だけ取り出したのち、キャップ体2によって口部bの開口端を閉止させるには、所定の開口度を保持した状態でヒンジ部3から起立しているキャップ体2の天板部2aを指先で閉止する方向に押圧すると、支軸3bに設けている突条部3b1 が条溝3a2 又は3a3 から外れてキャップ体2が下回動し、係合部4を構成しているキャップ体2側のV字状に屈曲してなる上記指掛け部4bの下端屈曲部がリング体1側の係合孔4aの上端開口部に達し、外側板片4b2 の外面における両側下端部が係合孔4aを形成している矩形状枠部4a1 の両側部内面に突設した係止片4a2 、4a2 の突出端面に当接、受止されてキャップ体2の下回動に対して抵抗力が発生する。
この抵抗力に抗してキャップ体2を指先で比較的強く下方に押圧すると、指掛け部4bの外側板片4b2 が係止片4a2 、4a2 の突設端面に摺接しながら内側板片4b1 との間隔が縮小する方向にV字状の下端屈曲部から弾性的撓み変形し、指掛け部4bが係合孔4a内に挿入していく。そして、キャップ体2が完全に閉止する直前に支軸3bに設けている上記突条部3b1 が軸受部3aの軸孔3a1 の下方部に設けている条溝3a4 に係止すると共に、キャップ体2の下面に装着しているシール材5が容器Bの口部bの開口上端面に圧着する。この状態からさらにキャップ体2を僅かに下方に押圧すると、指掛け部4bが係合孔4a内を下方に進入してその外側板片4b2 に設けている上向き係止面4b3 が係合孔4aの上記係止片4a2 、4a2
の下面に達し、これらの係止片4a2 、4a2 の突出端面からの外側板片4b2 の摺接が解かれて該外側板片4b2 が弾性復元力によって外方に移動し、係止片4a2 、4a2 の下面に上向き係止面4b3 の上端面を係止させてキャップ体2の開放を阻止した閉止状態となる。
なお、キャップ体2が完全に閉止する直前において、キャップ体2に対する押圧力を解いた場合、上記支軸3bに設けている上記突条部3b1 と軸受部3aの軸孔3a1 の下方部に設けている条溝3a4 との互いに押圧しあった弾性係合力によって支軸3bが反対方向に僅かに回動させられ、図8に示すように、キャップ体2が自動的に小角度だけ上方に開放してキャップ体2が完全に閉止していないことを認識することができる。
また、容器Bの口部bに圧着して容器Bを密封するキャップ体2の下面に装着したシール材5は、閉止時においてその上面をキャップ体2の天板部2aの下面に圧着させてこの天板部2aの外周部下面と口部bの開口上端面とで外周部を弾性的に圧縮させられた密封状態となるが、キャップ体2の天板部2aの外周部下面において、上記ヒンジ部3側と係合部4側の下面2dよりもこれらのヒンジ部3と係合部4とを結ぶ線に直交する側の下面2e、即ち、両側部下面2eを僅かに下方に突出させているので、キャップ体2の閉止時には、まず、シール材5の両側部下面を口部bの開口上端面における両側部に押し付けたのち、ヒンジ部3と係合部4側のシール材5の下面を口部b開口上端面に押し付けることになり、従って、シール材5の外周部下面を全周に亘って強固に且つ安定した状態で容器Bの口部bの開口上端面に密着させることができる。
容器に装着し且つキャップ体を開いた状態の斜視図。 キャップ体を閉じた状態の斜視図。 その拡大縦断側面図。 係合部における係止状態を示す縦断側面図。 容器に装着したキャップの縦断正面図。 リング体に対してキャップ体を僅かに上回動させた状態の縦断側面図。 キャップの下面図。 ヒンジ部の拡大縦断側面図。 容器の斜視図。 キャップ体を閉止方向に回動させている状態の一部の拡大横断面図。 閉止した状態の拡大横断面図。
A キャップ
B 容器
b 口部
1 リング体
2 キャップ体
3 ヒンジ部
3a 軸受部
3b 支軸
4 係合部
4a 係合孔
4a2 係止片
4b 指掛け部
4b1 、4b2 内外板片
4b3 上向き係止面
5 シール材

Claims (1)

  1. 内周面数カ所に突設している一定の突出高さを有する係止突条片を、容器の口部外周面にこれらの係止突条片にそれぞれ対応させて設けている係合突起体部に係脱自在に係止させることにより容器の口部外周面に装着するリング体と、このリング体の上端開口部に開閉自在に被嵌し、下面に、容器の開口上端面に外周部下面を当接させる厚さ方向に弾性変形可能な円板形状のシール材を設けたキャップ体とからなり、且つ、上記リング体の外周一部にヒンジ部を介してキャップ体の外周一部を上下回動自在に連結していると共に、ヒンジ部の反対側におけるリング体の外周部キャップ体の外周部同士を係合部を介して係脱自在に係止させてなる容器のキャップ構造であって、上記ヒンジ部を、上記リング体の外周一部に突設し且つこのリング体の接線方向に貫通した軸孔を設けている軸受部と、上記キャップ体の周壁部に設けられてリング体の軸受部の上記軸孔に回動自在に挿嵌している支軸とからなり、上記軸受部の下部全長に亘って上記軸孔の径よりも幅狭く上記支軸によって弾性的に押し拡げられてこの支軸を軸孔に嵌め込み可能にした支軸嵌め込み用開口部を軸孔の下周面とこの軸受部の下面間に連通させて設けていると共に上記支軸の外周面に弾性変形可能な一条の突条部を全長に亘って突設している一方、上記軸受部における軸孔の内周面にキャップ体が閉止する直前に上記支軸に突設した突条部を係止させる弾性的に変形可能な条溝を設けてあり、さらに、上記係合部を、上記リング体の外周面の所定部分に上下方向に貫通した状態で設けられ且つ上端部内周面に係止片を突設している係合孔と、上記キャップ体の外周壁部に設けられてこの係合孔に挿脱可能な指掛け部とから構成していると共に、この指掛け部は、内側板片と、上端部に指先係止部を形成し且つこの指掛け部の下面側にリング体に設けている上記係合孔の係止片に係脱する上向き係止面を形成した外側板片とを下端屈曲部を介してV字状に連設してなり、外側板片を下端屈曲部を介して内外方向に弾性的に撓み変形させることによりその上向き係止面を上記係合孔に設けている係止片に係脱させるように構成していることを特徴とする容器のキャップ構造。
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