JP2002307767A - プリンタ装置及びセンサ無効モードによるプリント方法 - Google Patents

プリンタ装置及びセンサ無効モードによるプリント方法

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JP2002307767A
JP2002307767A JP2001113519A JP2001113519A JP2002307767A JP 2002307767 A JP2002307767 A JP 2002307767A JP 2001113519 A JP2001113519 A JP 2001113519A JP 2001113519 A JP2001113519 A JP 2001113519A JP 2002307767 A JP2002307767 A JP 2002307767A
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unit
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area
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JP2001113519A
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Keiichi Abe
敬一 阿部
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】区切りや目印の無い連続体で構成される長尺状
テープに対しても、ラベル単位で区切り、印字或いは切
断を行うことが出来るプリンタ装置及びセンサ無効モー
ドによるプリント方法を提供する。 【解決手段】カッタ22で切断された粘着テープ19の
先端19aを、サーマルヘッド20位置まで、所定距離
X、前記プラテンローラ17を用いてバックフィードす
ると共に、制御部6aに、ホストコンピュータ7から入
力されたラベル2の長さAのデータに基づいて、印字領
域19bに連続して形成される空白領域19cの長さB
をCPU16で演算して、搬送制御回路18を介してプ
ラテンローラ17に、印字領域Aの長さの搬送に加え
て、空白領域19cの長さBのフォワード方向への搬送
が指示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、印字開始位置の
目印としての識別マークを設けていない粘着テープ等、
長尺状テープに対して、印字及び切断を行うことができ
るセンサ無効モードを有するプリンタ装置及びセンサ無
効モードによるプリント方法に関するものである。
【従来の技術】従来、ラベルを印字するプリンタ装置に
は、ラベルを搬送する搬送手段と、該長尺状テープに印
字を行う印字手段と、前記搬送手段の下流側に、所定間
隔をおいて設けられた切断手段とが備えられている。そ
して、これらのラベルの搬送、印字、切断の動作は、制
御部によって制御されている。このようなプリンタ装置
では、図6に示すように、印字対象物としてのラベル2
…が、長尺状の台紙1に所定の間隔をおいて貼設される
長尺状テープを用いる。この台紙1の裏面側には、ラベ
ル2の先端2a位置を確認できるように、アイマークと
称する識別マーク3が設けられている。また、プリンタ
装置には、識別マークセンサ(図示せず)が設けられて
いる。そして、このプリンタ装置に設けられた識別マー
クセンサによって、識別マーク3が検出されると、前記
制御部では、ラベル2の先端2aの位置が確認される。
このラベル2の先端2aからの印字開始位置が、前記制
御部によって決定されると、前記印字手段及び搬送手段
に、この制御部から印字指令及び搬送指令が送られる。
前記印字手段では、ラベル2の表面に印字を行うと共
に、前記搬送手段では、印字されたラベル2を搬送し
て、必要に応じてカッタ等の切断手段で切断すると共
に、次に印字されるラベル2の識別マーク3を図示省略
の識別マークセンサによって検出させるように構成され
ている。なお、他の印刷対象物としての長尺状テープと
しては、図7に示すように、ラベル2とラベル2との間
に形成されたギャップ4を有するものが知られていて、
このような長尺状テープでは、ギャップ4を検出するこ
とによりラベル2の先端2aの確認を行うようにしてい
る。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリンタ装置では、印字開始位置及びカット
位置を確認するため、識別マーク3或いは、ラベル2と
ラベル2との間のギャップ4を識別マークセンサ等で検
出するようにしており、図8に示す粘着テープ5等、区
切りや目印の無い連続体で構成される長尺状テープに対
しては、印字或いは切断を行う位置の基準が無いので、
粘着テープ5をラベル単位で区切り、印字及び切断を行
うことが困難であるといった問題があった。そこで、本
発明の目的は、上記の問題点を解消し、区切りや目印の
無い連続体で構成される長尺状テープに対してもラベル
単位で区切り、印字或いは切断を行うことが出来るプリ
ンタ装置及びセンサ無効モードによるプリント方法を提
供することにある。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、印字開始用識別マ
ークを設けていない長尺状テープを搬送する搬送手段
と、前記長尺状テープに印字を行う印字手段と、前記搬
送手段の下流に、所定間隔をおいて設けられた切断手段
とを有し、前記各搬送、印字、切断手段の制御を行う制
御部を備えてなるプリンタ装置において、前記制御部に
は、選択自在にセンサ無効モードが設けられ、このセン
サ無効モードが選択されると、前記切断手段で切断され
た前記長尺状テープの先端を前記印字手段位置まで前記
搬送手段を用いてバックフィードすると共に、入力され
たラベルサイズデータに基づき、印字領域に連続して形
成される空白領域のサイズを演算し、前記搬送手段に対
し、印字領域の長さに加えて、空白領域の長さのフォワ
ード方向への搬送を指示するプリンタ装置を特徴として
いる。このように構成された請求項1記載のものでは、
センサ無効モードにおいて、前記切断手段で切断された
前記長尺状テープの先端が、前記搬送手段を用いてバッ
クフィードされて前記印字手段位置まで戻ると、この先
端が基準となり、ラベルに前記印字手段によって印字を
行うことができる。また、前記搬送手段による搬送は、
印字領域の長さに加えて、前記制御部で演算された空白
領域の長さのフォワード方向への搬送が行われ、切断手
段で切断される。このため、先端を基準として、印字領
域及び空白領域が設けられたラベルを、前記長尺状テー
プからラベル単位で作成できる。また、請求項2に記載
されたものでは、印字開始用識別マークを設けていない
長尺状テープを搬送する搬送手段と、前記長尺状テープ
に印字を行う印字手段と、前記搬送手段の下流に、所定
間隔をおいて設けられた切断手段とを有し、前記各搬
送、印字、切断手段の制御を行う制御部を備えてなるプ
リンタ装置において、前記制御部には、選択自在にセン
サ無効モードが設けられ、このセンサ無効モードが選択
されると、前記切断手段で切断された前記長尺状テープ
の先端を前記印字手段位置まで前記搬送手段を用いてバ
ックフィードすると共に、入力された印字領域に連続し
て形成される空白領域のサイズデータ分、前記搬送手段
に対し、印字領域の長さに加えて、空白領域の長さのフ
ォワード方向への搬送を指示するプリンタ装置を特徴と
している。このように構成された請求項2記載のもので
は、センサ無効モードにおいて、前記切断手段で切断さ
れた前記長尺状テープの先端が、前記搬送手段を用いて
バックフィードされて前記印字手段位置まで戻ると、こ
の先端が基準となり、ラベルに前記印字手段によって印
字を行うことができる。また、前記搬送手段による搬送
は、印字領域の長さに加えて、前記制御部に入力された
空白領域の長さのフォワード方向への搬送が行われ、前
記切断手段で切断される。このため、先端を基準とし
て、印字領域が可変しても、一定の空白領域が設けられ
たラベルを、前記長尺状テープからラベル単位で作成で
きる。また、請求項3に記載されたものでは、印字開始
用識別マークを設けていない長尺状テープを搬送する搬
送手段と、前記長尺状テープに印字を行う印字手段と、
前記搬送手段の下流に、所定間隔をおいて設けられた切
断手段とを有し、前記各搬送、印字、切断手段の制御を
行う制御部を備えたプリント方法において、前記制御部
には、選択自在にセンサ無効モードが設けられ、このセ
ンサ無効モードが選択されると、前記切断手段で切断さ
れた前記長尺状テープの先端を前記印字手段位置まで前
記搬送手段を用いてバックフィードすると共に、入力さ
れたラベルサイズデータに基づき、印字領域に連続して
形成される空白領域のサイズを演算し、前記搬送手段に
対し、印字領域の長さに加えて、空白領域の長さのフォ
ワード方向への搬送を指示することにより、前記切断手
段で所望の長さに切断するセンサ無効モードによるプリ
ント方法を特徴としている。このように構成された請求
項3記載のものでは、印字領域及び空白領域が設けられ
たラベルを、前記長尺状テープからラベル単位で作成で
きるので、例えば、粘着テープ等の区切りや目印の無い
連続体で構成される長尺状テープに用いて好適である。
更に、請求項4に記載されたものでは、印字開始用識別
マークを設けていない長尺状テープを搬送する搬送手段
と、前記長尺状テープに印字を行う印字手段と、前記搬
送手段の下流に、所定間隔をおいて設けられた切断手段
とを有し、前記各搬送、印字、切断手段の制御を行う制
御部を備えたプリント方法において、前記制御部には、
選択自在にセンサ無効モードが設けられ、このセンサ無
効モードが選択されると、前記切断手段で切断された前
記長尺状テープの先端を前記印字手段位置まで前記搬送
手段を用いてバックフィードすると共に、入力された印
字領域に連続して形成される空白領域のサイズデータ
分、前記搬送手段に対し、印字領域の長さに加えて、空
白領域の長さのフォワード方向への搬送を指示すること
により、前記切断手段で所望の長さに切断することを特
徴とするセンサ無効モードによるプリント方法を特徴と
している。このように構成された請求項4記載のもので
は、区切りや目印の無い連続体から一定の空白領域が設
けられたラベルを作成できるので、例えば、粘着テープ
等から、一定の余白が必要とされる梱包テープ等を作成
するのに用いて好適である。
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。なお、前記従来例
と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説
明する。図1乃至図5は、この発明の実施の形態のプリ
ンタ装置及びセンサ無効モードによるプリント方法を示
すものである。まず、全体の構成を説明すると、この実
施の形態のプリンタ装置及びセンサ無効モードによるプ
リント方法では、ラベルを印字するプリンタ装置として
のラベルプリンタ6の制御部6aが、インターフェース
部6bを介してホストコンピュータ7に接続されてい
る。ラベルプリンタ6は、単独で、或いは前記ホストコ
ンピュータ7等のコントローラの制御の下で、入力され
た印字データに基づいてラベルの印字を行う通常モード
の他に、区切りや目印の無い連続体で構成される長尺状
テープに対してラベル単位で区切り、印字或いは切断を
行うことが出来るセンサ無効モードを選択自在に有して
いる。印字データとしては、ラベルの種類やサイズ、ラ
ベルに印字する文字や図形、バーコード(以下、文字等
と称する)、ラベルに印字する文字の書体、ラベルに印
字する文字のサイズ等がある。ホストコンピュータ7に
は、キーボード8又はマウス装置9等の入力手段と、モ
ニタ装置10とが設けられていて、データベース部11
に蓄積された各ラベルの印字データが、前記ラベルプリ
ンタ6に対して送信されるように構成されている。ラベ
ルプリンタ6には、図4に示すように、テンキー等で構
成される入力部12と、液晶パネル等で構成される表示
部13とが設けられていて、制御部6aに各々接続され
ている。この制御部6aには、ROM(Read On
ly Memory)14,RAM(Random A
ccess Memory)15,CPU(Centr
al Processing Unit)16が設けら
れている。この制御部6aには、搬送手段としてのプラ
テンローラ17の回転駆動を制御する搬送制御回路部1
8が設けられていて、区切りや目印の無い連続体で構成
される長尺状の被印字物としての粘着テープ19や、或
いは、複数のラベル2…を仮着させた台紙1を、印字手
段としてのサーマルヘッド20とプラテンローラ17と
の間に挿通させて搬送させるように構成されている。サ
ーマルヘッド20には、印加された電圧の強弱に応じ
て、階調印字を行うことが可能な複数の発熱体が設けら
れている。そして、前記制御部6aには、サーマルヘッ
ド20に接続されるサーマルヘッド制御回路部21が設
けられている。更に、前記プラテンローラ17の下流側
には、所定間隔Xをおいて切断手段としてのカッタ22
が設けられている。このカッタ22には、前記制御部6
aの切断制御回路部23が接続され、粘着テープ19の
切断の制御が行われている。そして、前記CPU16
と、前記各制御回路部18,21,23との間は、デー
タバス及びコントロールバスで接続されている(図5参
照)。また、前記ROM14には、ラベルプリンタ1の
図示省略の各部の制御プログラム,各種固定データ,ラ
ベルプリンタ1の各部制御に必要な制御テーブルデー
タ,IO定数等が予め記憶されている。更に、ROM1
4には、前記ティアオフモードにおける1枚発行プロセ
スや連続発行プロセス、及び剥離モードにおける発行プ
ロセス等の実行モードのほか、センサ無効モードの実行
プログラムが予め記憶されている。また、前記RAM1
5には、前記ホストコンピュータ7からインターフェー
ス部6bを介して印字データ及び実行プロセスの各モー
ド指示情報が供給され、一時的に記憶されている。前記
CPU16では、ROM14が記憶した制御プログラム
に基づいて回転駆動制御信号を生成して、この回転駆動
制御信号を前記搬送制御回路部18に供給する。搬送制
御回路部18では、回転駆動制御信号に基づいて前記プ
ラテンローラ17の回転駆動を制御することにより、粘
着テープ19の搬送量を制御するように構成されてい
る。また、前記CPU16では、RAM15に記憶され
ている印字データに基づいて印字制御信号を生成し、こ
の印字制御信号を前記サーマルヘッド制御回路部21に
供給する。CPU16から印字制御信号を供給されたサ
ーマルヘッド制御回路部21では、この印字制御信号に
基づいて、前記サーマルヘッド20を駆動して、粘着テ
ープ19に印字を行うように構成されている。次に、こ
の実施の形態の作用について、以下の2つの実施例に沿
って説明する。
【実施例1】実施例1のセンサ無効モードでは、前記カ
ッタ22で切断された前記粘着テープ19の先端19a
を、前記サーマルヘッド20位置までの所定距離X分、
前記プラテンローラ17を用いてバックフィードすると
共に、前記制御部6aに、前記ホストコンピュータ7か
ら入力されたラベルサイズデータ、すなわち、図2に示
すように、ラベル2の長さAのデータに基づいて、印字
領域19bに連続して形成される空白領域19cの長さ
Bを前記CPU16で演算して、前記搬送制御回路18
を介してプラテンローラ17に、印字領域Aの長さの搬
送に加えて、空白領域19cの長さBの搬送が指示され
るように構成されている。次に、印字が開始されると、
まず、印字開始ポイントの設定が行われる。すなわち、
前記プラテンローラ17上に粘着テープ19を装着した
後、順方向(図1中紙面左方向)に、マージンαを有す
る所定量(X+α)移動させて、前記カッタ22によ
り、この粘着テープ19の先端19aが切断される。こ
の実施例1のセンサ無効モードでは、前記カッタ22で
切断された前記粘着テープ19の先端19aが、前記プ
ラテンローラ17の回転駆動によってバックフィードさ
れて、図1に示す前記サーマルヘッド20位置まで戻る
と、この先端19aが、基準(第2印字位置)となり、
ラベル2にサーマルヘッド20によって印字を行うこと
ができる。また、前記プラテンローラ17による搬送
は、印字領域19bの長さに加えて、前記制御部6aで
演算された空白領域19cの長さBのフォワード方向へ
の搬送が行われ、前記カッタ22で所望の長さに切断さ
れる。このため、先端19aを基準として、印字領域1
9b及び空白領域19cが設けられたラベル2を、前記
長尺状テープ19からラベル単位で作成できる。また、
例えば、図2中実線で示すように、印字領域19bの長
さがラベル2の長さAと一致する場合には、空白領域1
9cは無くなる。従って、粘着テープ19等の区切りや
目印の無い連続体で構成される長尺状テープに用いて好
適である。
【実施例2】この実施例2のセンサ無効モードでは、前
記カッタ22で切断された前記粘着テープ19の先端1
9aを前記サーマルヘッド20位置まで前記プラテンロ
ーラ17を用いて所定距離X分、バックフィードすると
共に、前記制御部6aでは、前記ホストコンピュータ7
から入力された印字領域19bに連続して形成される空
白領域19cのラベルサイズデータ、すなわち、図3に
示すように、空白領域19cの長さC分、前記搬送制御
回路18を介してプラテンローラ17に対し、印字領域
19cの長さAの搬送に加えて、空白領域19cの長さ
C分のフォワード方向への搬送が指示されるように構成
されている。このように構成された実施例2のもので
は、センサ無効モードが選択されると、前記カッタ22
で切断された前記粘着テープ19の先端19aが、前記
プラテンローラ17を用いてバックフィードされて、前
記サーマルヘッド20位置まで戻ると、この先端が基準
となり、ラベル2に前記プラテンローラ17によって印
字を行うことができる。また、前記プラテンローラ17
による搬送は、印字領域19bの長さAに加えて、前記
制御部6aに入力された空白領域19cの長さC分のフ
ォワード方向への搬送が行われ、前記カッタ22で切断
される。このため、先端19aを基準として、印字領域
19bの長さAが可変しても、一定の空白領域19cの
長さCが設けられたラベル2を前記粘着テープ19から
ラベル単位で作成できる。従って、区切りや目印の無い
連続体から一定の空白領域が設けられたラベルを作成で
きるので、例えば、粘着テープ19等から一定の余白が
必要とされる梱包テープ等を作成するのに用いて好適で
ある。以上、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明
してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のでなく、本発明の要旨を変更しない範囲の設計変更が
あっても、本発明に含まれる。例えば、実施の形態で
は、入力部12を表示部13の液晶パネルと独立したテ
ンキーによって構成しているが、特にこれに限らず、例
えば、表示部としての液晶パネルに、入力部としてのタ
ッチパネルを一体に設けたものであっても良いことは当
然である。また、前記実施の形態では、ホストコンピュ
ータ7から入力されたラベル長さのデータ或いは、空白
長さのデータ等の印字データに基づいて、印字を行うよ
うにしているが、特にこれに限らず、例えば、ラベルプ
リンタ6単体で、前記入力部のテンキー12から入力さ
れた印字データに基づいて、印字を行うようにしてもよ
い。
【発明の効果】上述してきた様に、この発明の請求項1
に記載されたものでは、センサ無効モードにおいて、前
記切断手段で切断された前記長尺状テープの先端が、前
記搬送手段を用いてバックフィードされて前記印字手段
位置まで戻ると、この先端が基準となり、ラベルに前記
印字手段によって印字を行うことができる。また、前記
搬送手段による搬送は、印字領域の長さに加えて、前記
制御部で演算された空白領域の長さのフォワード方向へ
の搬送が行われ、切断手段で切断される。このため、先
端を基準として、印字領域及び空白領域が設けられたラ
ベルを、前記長尺状テープからラベル単位で作成でき
る。また、請求項2に記載されたものでは、センサ無効
モードが選択されると、前記切断手段で切断された前記
長尺状テープの先端が、前記搬送手段を用いてバックフ
ィードされて前記印字手段位置まで戻ると、この先端が
基準となり、ラベルに前記印字手段によって印字を行う
ことができる。また、前記搬送手段による搬送は、印字
領域の長さに加えて、前記制御部に入力された空白領域
の長さのフォワード方向への搬送が行われ、前記切断手
段で切断される。このため、先端を基準として、印字領
域が可変しても、一定の空白領域が設けられたラベルを
前記長尺状テープからラベル単位で作成できる。また、
請求項3に記載されたものでは、印字領域及び空白領域
が設けられたラベルを、前記長尺状テープからラベル単
位で作成できるので、例えば、粘着テープ等の区切りや
目印の無い連続体で構成される長尺状テープに用いて好
適である。更に、請求項4に記載されたものでは、区切
りや目印の無い連続体から一定の空白領域が設けられた
ラベルを作成できるので、例えば、粘着テープ等から、
一定の余白が必要とされる梱包テープ等を作成するのに
用いて好適である、という実用上有益な効果を発揮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプリンタ装置及びセンサ
無効モードによるプリント方法を示し、(a)は、全体
の構成を説明する模式図、(b)は、粘着テープ19の
平面図である。
【図2】実施例1のプリンタ装置及びセンサ無効モード
によるプリント方法を説明するラベルの平面図である。
【図3】実施例2のプリンタ装置及びセンサ無効モード
によるプリント方法を説明する、ラベルの平面図であ
る。
【図4】プリンタ装置と周辺機器との構成を示す斜視図
である。
【図5】ラベルプリンタの回路構成を説明するブロック
図である。
【図6】一従来例で、裏面に識別マークが設けられた台
紙付きラベルの平面図である。
【図7】他の一従来例で、ラベルとラベルとの間に、ギ
ャップが形成された台紙付きラベルの平面図である。
【図8】区切りや目印の無い連続体から構成される長尺
テープ状の粘着テープの平面図である。
【符号の説明】
6 ラベルプリンタ(プリンタ装置) 6a 制御部 17 プラテンローラ(搬送手段) 18 搬送制御回路(搬送手段) 20 サーマルヘッド(印字手段) 21 サーマルヘッド制御回路部(印字手段) 22 カッタ(切断手段) 23 切断制御回路部(切断手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字開始用識別マークを設けていない長尺
    状テープを搬送する搬送手段と、前記長尺状テープに印
    字を行う印字手段と、前記搬送手段の下流に、所定間隔
    をおいて設けられた切断手段とを有し、前記各搬送、印
    字、切断手段の制御を行う制御部を備えてなるプリンタ
    装置において、 前記制御部には、選択自在にセンサ無効モードが設けら
    れ、このセンサ無効モードが選択されると、前記切断手
    段で切断された前記長尺状テープの先端を前記印字手段
    位置まで前記搬送手段を用いてバックフィードすると共
    に、入力されたラベルサイズデータに基づき、印字領域
    に連続して形成される空白領域のサイズを演算し、前記
    搬送手段に対し、印字領域の長さに加えて、空白領域の
    長さのフォワード方向への搬送を指示することを特徴と
    するプリンタ装置。
  2. 【請求項2】印字開始用識別マークを設けていない長尺
    状テープを搬送する搬送手段と、前記長尺状テープに印
    字を行う印字手段と、前記搬送手段の下流に、所定間隔
    をおいて設けられた切断手段とを有し、前記各搬送、印
    字、切断手段の制御を行う制御部を備えてなるプリンタ
    装置において、 前記制御部には、選択自在にセンサ無効モードが設けら
    れ、このセンサ無効モードが選択されると、前記切断手
    段で切断された前記長尺状テープの先端を前記印字手段
    位置まで前記搬送手段を用いてバックフィードすると共
    に、入力された印字領域に連続して形成される空白領域
    のサイズデータ分、前記搬送手段に対し、印字領域の長
    さに加えて、空白領域の長さのフォワード方向への搬送
    を指示することを特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】印字開始用識別マークを設けていない長尺
    状テープを搬送する搬送手段と、前記長尺状テープに印
    字を行う印字手段と、前記搬送手段の下流に、所定間隔
    をおいて設けられた切断手段とを有し、前記各搬送、印
    字、切断手段の制御を行う制御部を備えたプリント方法
    において、 前記制御部には、選択自在にセンサ無効モードが設けら
    れ、このセンサ無効モードが選択されると、前記切断手
    段で切断された前記長尺状テープの先端を前記印字手段
    位置まで前記搬送手段を用いてバックフィードすると共
    に、入力されたラベルサイズデータに基づき、印字領域
    に連続して形成される空白領域のサイズを演算し、前記
    搬送手段に対し、印字領域の長さに加えて、空白領域の
    長さのフォワード方向への搬送を指示することにより、
    前記切断手段で所望の長さに切断することを特徴とする
    センサ無効モードによるプリント方法。
  4. 【請求項4】印字開始用識別マークを設けていない長尺
    状テープを搬送する搬送手段と、前記長尺状テープに印
    字を行う印字手段と、前記搬送手段の下流に、所定間隔
    をおいて設けられた切断手段とを有し、前記各搬送、印
    字、切断手段の制御を行う制御部を備えたプリント方法
    において、 前記制御部には、選択自在にセンサ無効モードが設けら
    れ、このセンサ無効モードが選択されると、前記切断手
    段で切断された前記長尺状テープの先端を前記印字手段
    位置まで前記搬送手段を用いてバックフィードすると共
    に、入力された印字領域に連続して形成される空白領域
    のサイズデータ分、前記搬送手段に対し、印字領域の長
    さに加えて、空白領域の長さのフォワード方向への搬送
    を指示することにより、前記切断手段で所望の長さに切
    断することを特徴とする無効モードによるプリント方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046359A1 (ja) * 2004-10-25 2006-05-04 Kabushiki Kaisha Sato プリンタ
JP2007320134A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Seiko Epson Corp プリンタ及びプリンタの制御方法
JP2012245789A (ja) * 2012-09-04 2012-12-13 Seiko Epson Corp プリンタ及びプリンタの制御方法
JP2013244687A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Sato Holdings Corp プリンタのセンサー無視モード

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