JP2006001214A - 印字装置およびその印字方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印字部における印字用紙のバックフィードを必要最小限として高速処理を可能とし、印字装置やラベル貼付け装置ないし切断装置の互いの間に移送されるラベル連続体やタグの処理を効率化可能な印字装置およびその印字方法を提供すること。
【解決手段】 印字不要領域長さLと印字用紙処理間隔Mとを比較し、その長さの大小に応じてバックフィードの要不要を判断することに着目したもので、L<Mの場合には、印字用紙を移送路上を上流側方向にバックフィードすることにより、印字用紙における印字領域の印字開始部を印字部の位置に合わせて、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送し、L≧M、の場合には、印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送するように制御することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 印字不要領域長さLと印字用紙処理間隔Mとを比較し、その長さの大小に応じてバックフィードの要不要を判断することに着目したもので、L<Mの場合には、印字用紙を移送路上を上流側方向にバックフィードすることにより、印字用紙における印字領域の印字開始部を印字部の位置に合わせて、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送し、L≧M、の場合には、印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送するように制御することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は印字装置およびその印字方法にかかるもので、とくに印字用紙への印字後に必要に応じて上流側にバックフィードする構成の印字装置およびその印字方法に関するものである。
従来の印字装置およびその印字方法について、印字用紙がラベル連続体の場合を例に取って図8ないし図10にもとづき概説する。
図8は、ラベル印字装置1(印字装置)、およびこのラベル印字装置1に接続したラベル貼付け装置2の概略側面図であって、ラベル印字装置1は、印字部3と、剥離部4(用紙処理部)と、移送路5と、ラベルセンサー6と、制御部7と、データ入力部8と、を有する。
図8は、ラベル印字装置1(印字装置)、およびこのラベル印字装置1に接続したラベル貼付け装置2の概略側面図であって、ラベル印字装置1は、印字部3と、剥離部4(用紙処理部)と、移送路5と、ラベルセンサー6と、制御部7と、データ入力部8と、を有する。
印字部3は、サーマルヘッド9と、プラテンローラー10と、を有し、サーマルヘッド9の発熱素子11がプラテンローラー10との間に挟持して移送するラベル連続体12(印字用紙)に印字可能とする。
ラベル連続体12は、帯状の台紙13に複数枚のラベル片14を仮着したもので、台紙13の裏面に検出用マーク15をあらかじめ印刷しておくことができる。あるいは、ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部を検出部16としてこれをラベルセンサー6により検出可能とすることもできる。
ラベル連続体12は、帯状の台紙13に複数枚のラベル片14を仮着したもので、台紙13の裏面に検出用マーク15をあらかじめ印刷しておくことができる。あるいは、ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部を検出部16としてこれをラベルセンサー6により検出可能とすることもできる。
剥離部4は、剥離板17を有し、この剥離板17の部分で台紙13のみを転向させて、台紙13からラベル片14を剥離し、下流側のラベル貼付け装置2に移行可能とする。
移送路5は、印字部3、剥離部4、ラベルセンサー6を配置しているものであって、この移送路5上をラベル連続体12を移送する。
ラベルセンサー6は、ラベル連続体12の検出用マーク15あるいは検出部16を検出可能とする。
制御部7は、ラベル貼付け装置2、印字部3、ラベルセンサー6およびデータ入力部8などを制御あるいはデータ入力するもので、印字バッファ18およびRAM領域19を有している。データ入力部8からあるいは外部のパソコン(図示せず)などからデータ通信により入力された印字データを印字部3における印字処理用に準備して、印字バッファ18に記憶しておく。
データ入力部8は、テンキーその他のキーを有するキーボードなどを有し、印字データおよび必要なコマンドを入力可能である。
ラベル貼付け装置2は、ラベル吸引部20と、貼付けセンサー21と、を有する。
ラベル吸引部20は、剥離部4において台紙13から剥離されてきたラベル片14をその底部に吸引して所定の物品(図示せず)に貼り付け可能とする。
貼付けセンサー21は、ラベル吸引部20のラベル片14の吸引および物品へのラベル片14の貼付けを検知するものである。
ラベル吸引部20は、剥離部4において台紙13から剥離されてきたラベル片14をその底部に吸引して所定の物品(図示せず)に貼り付け可能とする。
貼付けセンサー21は、ラベル吸引部20のラベル片14の吸引および物品へのラベル片14の貼付けを検知するものである。
こうした構成のラベル印字装置1およびラベル貼付け装置2において、ラベル連続体12を移送路5上に移送し、印字部3においてラベル片14の表面(印字領域)に印字するとともに、剥離部4においてこのラベル片14を台紙13から剥離して、ラベル吸引部20により物品にラベル片14を貼付する。
ラベル貼付け装置2においては、印字したラベル片14を剥離板17の先端まで送り出して、台紙13からラベル片14を完全に剥離する必要があるが、このままの状態で、つぎのラベル片14に印字すると、印字部3(発熱素子11)から剥離板17までの長さに相当する長さ分だけ印字されない領域22(図8中の斜線部)が発生する。
したがって、一般的には、この印字されない領域22のラベル連続体移送方向における長さ分だけラベル連続体12を上流側(移送方向とは逆方向)にバックフィードして、ラベル片14の先端部14Aを印字部3の発熱素子11に合わせる操作を行っている。ラベル片14の先端部14Aから印字を行う場合には問題がないが、実際にはラベル印字装置1の機構上、サーマルヘッド9の発熱素子11と剥離板17との間の間隔をゼロにすることは事実上困難で、先端部14Aからの印字を行わない場合には、以下に示すように、当該バックフィードが無駄な動作となり、ラベル印字装置1およびこれに接続しているラベル貼付け装置2を高速に動作させようとした場合には、効率が悪いという問題がある。
したがって、一般的には、この印字されない領域22のラベル連続体移送方向における長さ分だけラベル連続体12を上流側(移送方向とは逆方向)にバックフィードして、ラベル片14の先端部14Aを印字部3の発熱素子11に合わせる操作を行っている。ラベル片14の先端部14Aから印字を行う場合には問題がないが、実際にはラベル印字装置1の機構上、サーマルヘッド9の発熱素子11と剥離板17との間の間隔をゼロにすることは事実上困難で、先端部14Aからの印字を行わない場合には、以下に示すように、当該バックフィードが無駄な動作となり、ラベル印字装置1およびこれに接続しているラベル貼付け装置2を高速に動作させようとした場合には、効率が悪いという問題がある。
たとえば、図9および図10に示すように、ラベル片14の形状や印字領域パターンなどには各種のデザインがあり、当該バックフィード動作がラベル印字装置1およびラベル貼付け装置2の処理速度を低下させている。
図9は、ラベル片14のデザインの一例を示す説明図であって、ラベル片14に「産地直送」の文字(印字不要領域)があらかじめ印刷されており、このあとに位置する各種の可変情報印字用の印字領域23に必要な印字を印字部3において行うようになっている。
上記バックフィード操作により、このラベル片14の先端部14Aを印字部に戻す操作を行うと、上記「産地直送」の部分には印字が不要であるにもかかわらず、この「産地直送」の部分は、印字部3の部分を往復動していることになり、処理速度の向上の点からは無駄な操作をしていることになるという問題がある。
図9は、ラベル片14のデザインの一例を示す説明図であって、ラベル片14に「産地直送」の文字(印字不要領域)があらかじめ印刷されており、このあとに位置する各種の可変情報印字用の印字領域23に必要な印字を印字部3において行うようになっている。
上記バックフィード操作により、このラベル片14の先端部14Aを印字部に戻す操作を行うと、上記「産地直送」の部分には印字が不要であるにもかかわらず、この「産地直送」の部分は、印字部3の部分を往復動していることになり、処理速度の向上の点からは無駄な操作をしていることになるという問題がある。
図10は、デザインシールと呼ばれるラベル片14のデザインの他例を示す説明図であって、ラベル片14はそのほぼ中央部に賞味期限を可変情報として日付を印字するようになっている。この印字領域23は先端部14Aから大きく離れているとともに非常に長さが少なく、図9のラベル片14と同様に、従来のようにバックフィードを行うことはラベル連続体12の移送処理上無駄が多くなるとという問題がある。
なお、印字部3の下流側に位置する用紙処理部として、剥離部4以外にも、切断部(切断装置)を設ける場合がある。この場合には、印字用紙として、ラベル連続体以外にも、粘着剤層を設けない下げ札(タグ)などを採用することができる。
この切断部により印字用紙を所定長さの単葉の用紙片に切断するが、既述の剥離部4と同様に、印字用紙にプレプリントされた印字不要領域があっても、前記バックフィードを従来のように行うと、印字装置および切断装置について上述したような処理速度の低下という問題がある。
この切断部により印字用紙を所定長さの単葉の用紙片に切断するが、既述の剥離部4と同様に、印字用紙にプレプリントされた印字不要領域があっても、前記バックフィードを従来のように行うと、印字装置および切断装置について上述したような処理速度の低下という問題がある。
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、印字装置の高速処理を可能とした印字装置およびその印字方法を提供することを課題とする。
また本発明は、印字装置や、ラベル貼付け装置ないし切断装置において互いの間に移送されるラベル連続体やタグの処理を効率的にすることができる印字装置およびその印字方法を提供することを課題とする。
また本発明は、印字装置の印字部における印字用紙のバックフィードを必要最小限にするようにした印字装置およびその印字方法を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、印字用紙の先端部から印字用紙上における印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、印字部および用紙処理部(剥離部、切断部)の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較し、その長さの大小に応じて、バックフィードの要不要を判断するとともに、バックフィードする際にも、その差分だけの長さをバックフィードすればよいことに着目したもので、第一の発明は、印字用紙の移送の基準位置をその先端部が用紙処理部に位置している状態とする構成であり、帯状の印字用紙に印字する印字部と、この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、上記印字部からこの用紙処理部への移送路と、上記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、上記印字用紙をこの移送路上に移送し、上記印字部において上記印字用紙の印字領域に印字するとともに、上記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置であって、上記制御部は、上記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における上記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、上記印字部および上記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、L<M、の場合には、上記印字用紙を上記移送路上を上流側方向にバックフィードすることにより、上記印字用紙における上記印字領域の上記印字開始部を上記印字部の位置に合わせて、該印字用紙への印字を終了ののち、つぎの上記印字用紙における上記先端部を上記用紙処理部の位置に合わせるように上記印字用紙を移送し、L≧M、の場合には、上記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、上記印字用紙への印字を終了ののち、つぎの上記印字用紙における上記先端部を上記用紙処理部の位置に合わせるように上記印字用紙を移送するように制御することを特徴とする印字装置である。
第二の発明は、印字用紙の移送の基準位置をその先端部が印字部に位置している状態とする構成であり、帯状の印字用紙に印字する印字部と、この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、上記印字部からこの用紙処理部への移送路と、上記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、上記印字用紙をこの移送路上に移送し、上記印字部において上記印字用紙の印字領域に印字するとともに、上記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置であって、上記制御部は、上記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における上記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、上記印字部および上記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、L<M、の場合には、一枚の上記印字用紙を上記用紙処理部を通過させて用紙処理を行ったのち、つぎの上記印字用紙を上記移送路上を上流側方向にバックフィードして、該つぎの上記印字用紙における上記印字領域の上記印字開始部を上記印字部の位置に合わせるように移送し、L≧M、の場合には、一枚の上記印字用紙への印字を終了ののち、上記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、つぎの上記印字用紙の上記印字開始部を上記印字部の位置に合わせるように移送するように制御することを特徴とする印字装置である。
第三の発明は、第一の発明と同様に、印字用紙の移送の基準位置をその先端部が用紙処理部に位置している状態とする構成であり、帯状の印字用紙に印字する印字部と、この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、上記印字部からこの用紙処理部への移送路と、上記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、上記印字用紙をこの移送路上に移送し、上記印字部において上記印字用紙の印字領域に印字するとともに、上記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置の印字方法であって、上記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における上記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、上記印字部および上記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、L<M、の場合には、上記印字用紙を上記移送路上を上流側方向にバックフィードすることにより、上記印字用紙における上記印字領域の上記印字開始部を上記印字部の位置に合わせて、該印字用紙への印字を終了ののち、つぎの上記印字用紙における上記先端部を上記用紙処理部の位置に合わせるように上記印字用紙を移送し、L≧M、の場合には、上記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、上記印字用紙への印字を終了ののち、つぎの上記印字用紙における上記先端部を上記用紙処理部の位置に合わせるように上記印字用紙を移送するように制御することを特徴とする印字装置の印字方法である。
第四の発明は、第二の発明と同様に、印字用紙の移送の基準位置をその先端部が印字部に位置している状態とする構成であり、帯状の印字用紙に印字する印字部と、この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、上記印字部からこの用紙処理部への移送路と、上記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、上記印字用紙をこの移送路上に移送し、上記印字部において上記印字用紙の印字領域に印字するとともに、上記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置の印字方法であって、上記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における上記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、上記印字部および上記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、L<M、の場合には、一枚の上記印字用紙を上記用紙処理部を通過させて用紙処理を行ったのち、つぎの上記印字用紙を上記移送路上を上流側方向にバックフィードして、該つぎの上記印字用紙における上記印字領域の上記印字開始部を上記印字部の位置に合わせるように移送し、L≧M、の場合には、一枚の上記印字用紙への印字を終了ののち、上記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、つぎの上記印字用紙の上記印字開始部を上記印字部の位置に合わせるように移送するように制御することを特徴とする印字装置の印字方法である。
上記印字用紙は、帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体であり、上記用紙処理部は、このラベル片をこの台紙から剥離する剥離部であることができる。
上記用紙処理部は、上記印字用紙を所定長さの単葉の用紙片とする切断部であることができる。
上記印字不要領域長さLおよび上記印字用紙処理間隔Mは、これを上記印字部による印字の前に上記制御部に入力可能とすることができる。
上記印字不要領域長さLと上記印字用紙処理間隔Mとを比較したのち、上記印字用紙を下流側方向あるいは上流側方向に移送するまえに、移送方向における上記印字用紙の上記印字領域への印字長さを演算することができる。
上記印字不要領域長さLおよび上記印字用紙処理間隔Mについて、L<M、の場合には、(M−L)、をバックフィード長さとして、上記印字用紙を下流側方向あるいは上流側方向に移送するまえに、このバックフィード長さを演算することができる。
上記印字不要領域長さLおよび上記印字用紙処理間隔Mについて、L≧M、の場合には、(L−M)、を上記印字開始部への長さとして、上記印字用紙を下流側方向あるいは上流側方向に移送するまえに、上記印字開始部への長さを演算することができる。
本発明による印字装置およびその印字方法においては、印字用紙をバックフィードして印字部に合わせる位置を印字用紙の先端部に限らず、印字が本来必要である印字開始部の位置としたので、バックフィード動作に必要な時間を短縮することができる。また、印字に使用しない印字不要領域が十分にある印字用紙の場合には、バックフィード自体を省略することができる。
具体的に、第一および第三の発明においては、L<M、の場合には、すなわち、印字不要領域長さLが、印字用紙処理間隔M未満の場合には、印字用紙を上流側方向にバックフィードして、印字用紙における印字領域の印字開始部を印字部の位置に合わせて、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送し、L≧M、の場合には、印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送するように制御するので、バックフィード長さを必要最小限とし、その操作の時間を節約可能とし、印字装置の印字部における印字処理に無駄な時間がなく、高速処理が可能となる。
また、第二および第四の発明においては、L<M、の場合には、一枚の印字用紙を用紙処理部を通過させて用紙処理を行ったのち、つぎの印字用紙を移送路上を上流側方向にバックフィードして、該つぎの印字用紙における印字領域の印字開始部を印字部の位置に合わせるように移送し、L≧M、の場合には、一枚の印字用紙への印字を終了ののち、印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、つぎの印字用紙の印字開始部を印字部の位置に合わせるように移送するように制御するので、上述の第一および第三の発明の場合と同様に、印字装置の印字部における高速処理が可能となる。
具体的に、第一および第三の発明においては、L<M、の場合には、すなわち、印字不要領域長さLが、印字用紙処理間隔M未満の場合には、印字用紙を上流側方向にバックフィードして、印字用紙における印字領域の印字開始部を印字部の位置に合わせて、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送し、L≧M、の場合には、印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、印字用紙への印字を終了ののち、つぎの印字用紙における先端部を用紙処理部の位置に合わせるように印字用紙を移送するように制御するので、バックフィード長さを必要最小限とし、その操作の時間を節約可能とし、印字装置の印字部における印字処理に無駄な時間がなく、高速処理が可能となる。
また、第二および第四の発明においては、L<M、の場合には、一枚の印字用紙を用紙処理部を通過させて用紙処理を行ったのち、つぎの印字用紙を移送路上を上流側方向にバックフィードして、該つぎの印字用紙における印字領域の印字開始部を印字部の位置に合わせるように移送し、L≧M、の場合には、一枚の印字用紙への印字を終了ののち、印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、つぎの印字用紙の印字開始部を印字部の位置に合わせるように移送するように制御するので、上述の第一および第三の発明の場合と同様に、印字装置の印字部における高速処理が可能となる。
本発明は、印字用紙の先端部から印字用紙上における印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、印字部および用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、をあらかじめ制御部に入力しておき、この両者を比較することにより、バックフィードの必要の有無を判断し、かつその長さを必要最小限としたので、高速処理が可能な印字装置およびその印字方法を実現した。
つぎに、本発明(第一および第三の発明)の第1の実施例による印字装置およびその印字方法について、ラベル連続体12(印字用紙)およびラベル印字装置30(印字装置)を例にして図1ないし図3にもとづき説明する。ただし、図8ないし図10と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、ラベル印字装置30のラベルセンサー6、印字部3および剥離部4(用紙処理部)ならびにラベル貼付け装置2と、ラベル連続体12およびそのラベル片14(用紙片)との相対関係を示す平面図であって、とくにバックフィードを行わない場合を示している。
ラベル印字装置30は、機械的構成は図8のラベル印字装置1と事実上同一であるが、その制御部31による制御が異なる。
すなわち、ラベル連続体12(ラベル片14)の移送方向におけるその先端部14Aからラベル片14上における印字領域23の印字開始部23Aまでの印字不要領域22の印字不要領域長さLと、印字部3(サーマルヘッド9の発熱素子11)および剥離部4(剥離板17の台紙転向先端部17A)の間の印字剥離間隔(印字用紙処理間隔)Mと、をデータ入力部8からあらかじめ制御部31に入力する。さらに、ラベル片14の長さに、ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部(検出部16)の長さを加えたラベル片単位長さ(用紙片単位長さ)Nも入力しておく。
なお、印字不要領域長さLについては、ラベル片14への印字フォーマットのデータのうち印字開始基準位置の数値を含むオンラインコマンドから自動計算の上、これを入力することもできる。
図1は、ラベル印字装置30のラベルセンサー6、印字部3および剥離部4(用紙処理部)ならびにラベル貼付け装置2と、ラベル連続体12およびそのラベル片14(用紙片)との相対関係を示す平面図であって、とくにバックフィードを行わない場合を示している。
ラベル印字装置30は、機械的構成は図8のラベル印字装置1と事実上同一であるが、その制御部31による制御が異なる。
すなわち、ラベル連続体12(ラベル片14)の移送方向におけるその先端部14Aからラベル片14上における印字領域23の印字開始部23Aまでの印字不要領域22の印字不要領域長さLと、印字部3(サーマルヘッド9の発熱素子11)および剥離部4(剥離板17の台紙転向先端部17A)の間の印字剥離間隔(印字用紙処理間隔)Mと、をデータ入力部8からあらかじめ制御部31に入力する。さらに、ラベル片14の長さに、ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部(検出部16)の長さを加えたラベル片単位長さ(用紙片単位長さ)Nも入力しておく。
なお、印字不要領域長さLについては、ラベル片14への印字フォーマットのデータのうち印字開始基準位置の数値を含むオンラインコマンドから自動計算の上、これを入力することもできる。
なお、図1の(1)は、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示す。
図1の(2)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さS=L−Mだけ下流側に移送した状態を示す。
図1の(3)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態を示す。
図1の(4)は、図1の(1)と同様の状態を示すもので、印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示す。
図1の(2)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さS=L−Mだけ下流側に移送した状態を示す。
図1の(3)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態を示す。
図1の(4)は、図1の(1)と同様の状態を示すもので、印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示す。
図1においては、制御部31がLとMとを比較して、L≧M、の場合すなわち、印字不要領域長さLが、印字剥離間隔M以上の場合に、ラベル連続体12を上流側方向にバックフィードせずに、プラテンローラー10を正転させて印字部3におけるラベル片14への印字を開始可能とする。
このL≧M、の場合には、この両者の差(L−M)、を印字開始部23Aへの移送長さSとして、ラベル連続体12を下流側方向に移送するまえに、制御部31がこの印字開始部23Aへの長さS=L−Mを演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を下流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さQ=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を下流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さQ=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
図2は、図1と同様の、ラベル印字装置30のラベルセンサー6、印字部3および剥離部4ならびにラベル貼付け装置2と、ラベル連続体12のラベル片14との相対関係を示す平面図であって、とくにバックフィードを行う場合を示している。
なお、図2の(1)は、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示し、印字領域23ないしその印字開始部23Aがサーマルヘッド9の発熱素子11をこえて下流側に位置していてバックフィードが必要な状態を示している。
図2の(2)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さY=M−Lだけバックフィードした状態を示す。
図2の(3)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態(図2の(1)と同様の状態)を示す。
図2の(4)は、図2の(1)と同様の状態を示すもので、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示し、印字領域23ないしその印字開始部23Aがサーマルヘッド9の発熱素子11をこえて下流側に位置していてバックフィードが必要な状態を示している。
なお、図2の(1)は、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示し、印字領域23ないしその印字開始部23Aがサーマルヘッド9の発熱素子11をこえて下流側に位置していてバックフィードが必要な状態を示している。
図2の(2)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さY=M−Lだけバックフィードした状態を示す。
図2の(3)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態(図2の(1)と同様の状態)を示す。
図2の(4)は、図2の(1)と同様の状態を示すもので、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示し、印字領域23ないしその印字開始部23Aがサーマルヘッド9の発熱素子11をこえて下流側に位置していてバックフィードが必要な状態を示している。
図2においては、制御部31がLとMとを比較して、L<M、の場合すなわち、印字不要領域長さLが、印字剥離間隔M未満の場合に、プラテンローラー10を逆転させてラベル連続体12を移送路5上を上流側方向にバックフィードし、ラベル片14における印字領域23の印字開始部23Aを印字部3(発熱素子11)の位置に合わせて印字部3におけるラベル片14への印字を開始可能としている。
このL<M、の場合には、(M−L)、をバックフィード長さYとして、ラベル連続体12を上流側方向に移送するまえに、このバックフィード長さY=M−Lを演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を上流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さR=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を上流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さR=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
図3は、本発明のラベル印字装置30による印字動作およびバックフィード動作のフローチャート図であって、ステップS1において、印字不要領域長さLおよび印字剥離間隔Mについて比較し、L≧Mの場合には、バックフィード無し(不要)として、ステップS2に移行し、Q=N−Lを演算し、またステップS3において、S=L−Mを演算する(図1を参照)。
ステップS4において、S=L−Mの長さだけラベル連続体12を移送し(図1の(1)を参照)、ラベル片14の先端部14Aを印字部3の発熱素子11に合わせる。ついで、ステップS5において印字部3によりラベル片14への印字を行い(長さQ分の移送)、ステップS6においてラベル連続体12を長さMだけ移送し(図1の(3)から(4)を参照)、ステップS7においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着および貼付を行う(図1の(4)を参照)。
ステップS8において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS4に戻って、上述の操作を繰り返す。
なお、ステップS4の前にQ=N−L、およびS=L−Mの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
ステップS4において、S=L−Mの長さだけラベル連続体12を移送し(図1の(1)を参照)、ラベル片14の先端部14Aを印字部3の発熱素子11に合わせる。ついで、ステップS5において印字部3によりラベル片14への印字を行い(長さQ分の移送)、ステップS6においてラベル連続体12を長さMだけ移送し(図1の(3)から(4)を参照)、ステップS7においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着および貼付を行う(図1の(4)を参照)。
ステップS8において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS4に戻って、上述の操作を繰り返す。
なお、ステップS4の前にQ=N−L、およびS=L−Mの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
前記ステップS1において、L<Mの場合には、バックフィード有り(必要)として、ステップS9において、R=N−Lを演算し、ステップS10において、Y=M−Lを演算する(図2を参照)。
ステップS11において、Y=M−Lの長さだけラベル連続体12をバックフィードし(図2の(1)から(2)を参照)、ラベル片14の先端部14Aを印字部3の発熱素子11に合わせる。ついで、ステップS12において印字部3によりラベル片14への印字を行い(長さR分の移送)、ステップS13においてラベル連続体12を長さMだけ移送し(図2の(3)から(4)を参照)、ステップS14においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着および貼付を行う。
ステップS15において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS11に戻って、上述の操作を繰り返す。
なお、ステップS11の前にRおよびYの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
ステップS11において、Y=M−Lの長さだけラベル連続体12をバックフィードし(図2の(1)から(2)を参照)、ラベル片14の先端部14Aを印字部3の発熱素子11に合わせる。ついで、ステップS12において印字部3によりラベル片14への印字を行い(長さR分の移送)、ステップS13においてラベル連続体12を長さMだけ移送し(図2の(3)から(4)を参照)、ステップS14においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着および貼付を行う。
ステップS15において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS11に戻って、上述の操作を繰り返す。
なお、ステップS11の前にRおよびYの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
つぎに、本発明(第二および第四の発明)の第2の実施例による印字装置およびその印字方法について、ラベル連続体12(印字用紙)およびラベル印字装置40(印字装置)を例にして図4ないし図7にもとづき説明する。
図4は、ラベル印字装置40のラベルセンサー6、印字部3および剥離部4(用紙処理部)ならびにラベル貼付け装置2と、ラベル連続体12およびそのラベル片14(用紙片)との相対関係を示す平面図であって、とくにバックフィードを行わない場合を示している。
ラベル印字装置40は、機械的構成は図8のラベル印字装置1と事実上同一であるが、その制御部41による制御が異なる。
すなわち、ラベル連続体12(ラベル片14)の移送方向におけるその先端部14Aからラベル片14上における印字領域23の印字開始部23Aまでの印字不要領域22の印字不要領域長さLと、印字部3(サーマルヘッド9の発熱素子11)および剥離部4(剥離板17の台紙転向先端部17A)の間の印字剥離間隔(印字用紙処理間隔)Mと、をデータ入力部8からあらかじめ制御部41に入力する。さらに、ラベル片14の長さに、ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部(検出部16)の長さを加えたラベル片単位長さ(用紙片単位長さ)Nも入力しておく。
図4は、ラベル印字装置40のラベルセンサー6、印字部3および剥離部4(用紙処理部)ならびにラベル貼付け装置2と、ラベル連続体12およびそのラベル片14(用紙片)との相対関係を示す平面図であって、とくにバックフィードを行わない場合を示している。
ラベル印字装置40は、機械的構成は図8のラベル印字装置1と事実上同一であるが、その制御部41による制御が異なる。
すなわち、ラベル連続体12(ラベル片14)の移送方向におけるその先端部14Aからラベル片14上における印字領域23の印字開始部23Aまでの印字不要領域22の印字不要領域長さLと、印字部3(サーマルヘッド9の発熱素子11)および剥離部4(剥離板17の台紙転向先端部17A)の間の印字剥離間隔(印字用紙処理間隔)Mと、をデータ入力部8からあらかじめ制御部41に入力する。さらに、ラベル片14の長さに、ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部(検出部16)の長さを加えたラベル片単位長さ(用紙片単位長さ)Nも入力しておく。
なお、図4の(1)は、これから印字しようとするラベル片14の先端部14Aがサーマルヘッド9の発熱素子11の位置に一致している状態、および先に印字されたラベル片14が剥離されつつある状態を示している。
図4の(2)は、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示す。
図4の(3)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さS=L−Mだけ下流側に移送した状態を示す。
図4の(4)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態(図4の(1)と同様の状態)を示す。
図4の(2)は、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示す。
図4の(3)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さS=L−Mだけ下流側に移送した状態を示す。
図4の(4)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態(図4の(1)と同様の状態)を示す。
図4においては、制御部41がLとMとを比較して、L≧M、の場合すなわち、印字不要領域長さLが、印字剥離間隔M以上の場合に、ラベル連続体12を上流側方向にバックフィードせずに、プラテンローラー10を正転させて印字部3におけるラベル片14への印字を開始可能とする。
このL≧M、の場合には、この両者の差(L−M)、を印字開始部23Aへの移送長さSとして、ラベル連続体12を下流側方向に移送するまえに、制御部41がこの印字開始部23Aへの長さS=L−Mを演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を下流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さQ=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を下流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さQ=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
図5は、図4と同様の、ラベル印字装置40のラベルセンサー6、印字部3および剥離部4ならびにラベル貼付け装置2と、ラベル連続体12のラベル片14との相対関係を示す平面図であって、とくにバックフィードを行う場合を示している。
なお、図5の(1)は、図4の(1)と同様に、これから印字しようとするラベル片14の先端部14Aがサーマルヘッド9の発熱素子11の位置に一致している状態、および先に印字されたラベル片14が剥離されつつある状態を示している。
図5の(2)は、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示し、印字領域23ないしその印字開始部23Aがサーマルヘッド9の発熱素子11をこえて下流側に位置していてバックフィードが必要な状態を示している。
図5の(3)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さY=M−Lだけバックフィードした状態を示す。
図5の(4)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態(図5の(1)と同様の状態)を示す。
なお、図5の(1)は、図4の(1)と同様に、これから印字しようとするラベル片14の先端部14Aがサーマルヘッド9の発熱素子11の位置に一致している状態、および先に印字されたラベル片14が剥離されつつある状態を示している。
図5の(2)は、先に印字されたラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとするラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示し、印字領域23ないしその印字開始部23Aがサーマルヘッド9の発熱素子11をこえて下流側に位置していてバックフィードが必要な状態を示している。
図5の(3)は、ラベル片14の印字領域23の印字開始部23Aをサーマルヘッド9の発熱素子11まで、長さY=M−Lだけバックフィードした状態を示す。
図5の(4)は、ラベル片14の印字領域23に印字を完了し、さらに検出部16の長さ分だけ移送した状態(図5の(1)と同様の状態)を示す。
図5においては、制御部41がLとMとを比較して、L<M、の場合すなわち、印字不要領域長さLが、印字剥離間隔M未満の場合に、プラテンローラー10を逆転させてラベル連続体12を移送路5上を上流側方向にバックフィードし、ラベル片14における印字領域23の印字開始部23Aを印字部3(発熱素子11)の位置に合わせて印字部3におけるラベル片14への印字を開始可能としている。
このL<M、の場合には、(M−L)、をバックフィード長さYとして、ラベル連続体12を上流側方向に移送するまえに、このバックフィード長さY=M−Lを演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を上流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さR=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
また、印字不要領域長さLと印字剥離間隔Mとを比較したのち、ラベル連続体12を上流側方向に移送するまえに、ラベル片14の印字領域23への印字長さを演算する。すなわち、印字領域23の長さに検出部16の長さを加えた長さを印字領域23の印字長さR=N−Lとして演算し、RAM領域19に記憶しておく。
図6は、図4および図5と同様の、ラベル印字装置40のラベルセンサー6、印字部3および剥離部4ならびにラベル貼付け装置2と、ラベル連続体12のラベル片14との相対関係を示す平面図であって、所定枚数で印字するラベル片14のある組のうち最後のラベル片14が印字される状態を示す。
図6の(1)は、これから印字しようとする、ただしつぎの印字の組における最初のラベル片14の先端部14Aがサーマルヘッド9の発熱素子11の位置に一致している状態、および先に印字された、ただし先の印字の組における最後のラベル片14が剥離されつつある状態を示している。
図6の(2)は、先に印字された、ただし先の印字の組における最後のラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとする、ただしつぎの印字の組における最初のラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示している。
図6の(3)は、先の印字の組における最後のラベル片14がラベル貼付け装置2により物品に貼り付けられ、これから印字しようとする、ただしつぎの印字の組における最初のラベル片14の先端部14Aをサーマルヘッド9の発熱素子11までバックフィードした状態を示す。
すなわち、所定枚数の印字組の最後のラベル片14の印字が終了したときには、バックフィードの必要の有無にかかわらず、所定の数で印字するラベル片14のうちの最後の一枚がラベル印字装置1内に残るため(図6の(1))、この最後のラベル片14についてはこれを移送したのち(図6の(2))、印字剥離間隔Mだけのバックフィードを行って、つぎの印字組の印字動作に備えるものとする(図6の(3))。
図6の(1)は、これから印字しようとする、ただしつぎの印字の組における最初のラベル片14の先端部14Aがサーマルヘッド9の発熱素子11の位置に一致している状態、および先に印字された、ただし先の印字の組における最後のラベル片14が剥離されつつある状態を示している。
図6の(2)は、先に印字された、ただし先の印字の組における最後のラベル片14が完全に剥離され、ラベル貼付け装置2により吸着可能となった状態、およびこれから印字しようとする、ただしつぎの印字の組における最初のラベル片14の先端部14Aが剥離板17の台紙転向先端部17Aに位置している状態を示している。
図6の(3)は、先の印字の組における最後のラベル片14がラベル貼付け装置2により物品に貼り付けられ、これから印字しようとする、ただしつぎの印字の組における最初のラベル片14の先端部14Aをサーマルヘッド9の発熱素子11までバックフィードした状態を示す。
すなわち、所定枚数の印字組の最後のラベル片14の印字が終了したときには、バックフィードの必要の有無にかかわらず、所定の数で印字するラベル片14のうちの最後の一枚がラベル印字装置1内に残るため(図6の(1))、この最後のラベル片14についてはこれを移送したのち(図6の(2))、印字剥離間隔Mだけのバックフィードを行って、つぎの印字組の印字動作に備えるものとする(図6の(3))。
図7は、本発明のラベル印字装置40による印字動作およびバックフィード動作のフローチャート図であって、ステップS21において、印字不要領域長さLおよび印字剥離間隔Mについて比較し、L≧Mの場合には、バックフィード無し(不要)として、ステップS22に移行し、Q=N−Lを演算し、またステップS23において、S=L−Mを演算する(図4を参照)。
ステップS24において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12を移送し(図4の(2)を参照)、ステップS25においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着を行い、ステップS26においてラベル連続体12を長さSだけ移送し(図4の(3)を参照)、ステップS27において、長さQ分の移送とともに印字部3におけるつぎのラベル片14への印字を行う(図4の(4)を参照)。
ステップS28において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS24に戻って、上述の操作を繰り返す。
印字が終了した場合には、ステップS29において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12をバックフィードし(図6を参照)、つぎの印字組に備える。
なお、ステップS24の前にQ=N−L、およびS=L−Mの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
ステップS24において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12を移送し(図4の(2)を参照)、ステップS25においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着を行い、ステップS26においてラベル連続体12を長さSだけ移送し(図4の(3)を参照)、ステップS27において、長さQ分の移送とともに印字部3におけるつぎのラベル片14への印字を行う(図4の(4)を参照)。
ステップS28において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS24に戻って、上述の操作を繰り返す。
印字が終了した場合には、ステップS29において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12をバックフィードし(図6を参照)、つぎの印字組に備える。
なお、ステップS24の前にQ=N−L、およびS=L−Mの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
前記ステップS21において、L<Mの場合には、バックフィード有り(必要)として、ステップS30において、R=N−Lを演算し、ステップS31において、Y=M−Lを演算する(図5を参照)。
ステップS32において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12を移送し(図5の(2)を参照)、ステップS33においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着を行い、ステップS34においてラベル連続体12を長さYだけバックフィード移送し(図5の(3)を参照)、ステップS35において、長さR分の移送とともに、印字部3におけるつぎのラベル片14への印字を行う(図5の(4)を参照)。
ステップS36において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS32に戻って、上述の操作を繰り返す。
印字が終了した場合には、前記ステップS29において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12をバックフィードし(図6を参照)、つぎの印字組に備える。
なお、ステップS32の前にRおよびYの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
ステップS32において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12を移送し(図5の(2)を参照)、ステップS33においてラベル貼付け装置2によるラベル片14の吸着を行い、ステップS34においてラベル連続体12を長さYだけバックフィード移送し(図5の(3)を参照)、ステップS35において、長さR分の移送とともに、印字部3におけるつぎのラベル片14への印字を行う(図5の(4)を参照)。
ステップS36において、所定枚数の印字が終了したかを判断し、終了していなければ、ステップS32に戻って、上述の操作を繰り返す。
印字が終了した場合には、前記ステップS29において、印字剥離間隔M分の長さだけラベル連続体12をバックフィードし(図6を参照)、つぎの印字組に備える。
なお、ステップS32の前にRおよびYの演算をあらかじめ行っているので、移送および印字処理の効率がよい。
本発明は、上述の各実施例において、ラベル印字装置30、40をラベル貼付け装置2に接続した場合について説明したが、印字装置を印字用紙の切断装置(図示せず)に接続した場合にもこれを応用可能である。
1 ラベル印字装置(図8)
2 ラベル貼付け装置
3 印字部
4 剥離部(用紙処理部)
5 移送路
6 ラベルセンサー
7 制御部
8 データ入力部
9 サーマルヘッド
10 プラテンローラー
11 サーマルヘッド9の発熱素子
12 ラベル連続体(印字用紙)
13 台紙
14 ラベル片(用紙片)
14A ラベル片14の先端部
15 検出用マーク
16 ラベル片14とラベル片14との間の検出部
17 剥離板
17A 剥離板17の台紙転向先端部(図1、図2、図4、図5、図6)
18 印字バッファ
19 RAM領域
20 ラベル吸引部
21 貼付けセンサー
22 印字部3(発熱素子11)から剥離板17までの印字されない領域
23 ラベル片14上の印字領域
23A 印字領域23の印字開始部(図1、図2、図4、図5、図6)
30 ラベル印字装置(第一および第三の発明、第1の実施例、図1、図2)
31 制御部
40 ラベル印字装置(第二および第四の発明、第2の実施例、図4、図5、図6)
41 制御部
L ラベル片14上の印字不要領域長さ
M 印字剥離間隔(印字用紙処理間隔)
N ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部(検出部16)の長さを加えたラベル片単位長さ(用紙片単位長さ)
Q 印字領域23の印字長さ(=N−L)(図1、図4)
R 印字領域23の印字長さ(=N−L)(図2、図5)
S 印字開始部23Aへの移送長さ(=L−M)(図1、図4)
Y バックフィード長さ(=M−L)(図1、図5)
2 ラベル貼付け装置
3 印字部
4 剥離部(用紙処理部)
5 移送路
6 ラベルセンサー
7 制御部
8 データ入力部
9 サーマルヘッド
10 プラテンローラー
11 サーマルヘッド9の発熱素子
12 ラベル連続体(印字用紙)
13 台紙
14 ラベル片(用紙片)
14A ラベル片14の先端部
15 検出用マーク
16 ラベル片14とラベル片14との間の検出部
17 剥離板
17A 剥離板17の台紙転向先端部(図1、図2、図4、図5、図6)
18 印字バッファ
19 RAM領域
20 ラベル吸引部
21 貼付けセンサー
22 印字部3(発熱素子11)から剥離板17までの印字されない領域
23 ラベル片14上の印字領域
23A 印字領域23の印字開始部(図1、図2、図4、図5、図6)
30 ラベル印字装置(第一および第三の発明、第1の実施例、図1、図2)
31 制御部
40 ラベル印字装置(第二および第四の発明、第2の実施例、図4、図5、図6)
41 制御部
L ラベル片14上の印字不要領域長さ
M 印字剥離間隔(印字用紙処理間隔)
N ラベル片14とラベル片14との間のカス取り部(検出部16)の長さを加えたラベル片単位長さ(用紙片単位長さ)
Q 印字領域23の印字長さ(=N−L)(図1、図4)
R 印字領域23の印字長さ(=N−L)(図2、図5)
S 印字開始部23Aへの移送長さ(=L−M)(図1、図4)
Y バックフィード長さ(=M−L)(図1、図5)
Claims (10)
- 帯状の印字用紙に印字する印字部と、
この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、
前記印字部からこの用紙処理部への移送路と、
前記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、
前記印字用紙をこの移送路上に移送し、前記印字部において前記印字用紙の印字領域に印字するとともに、前記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置であって、
前記制御部は、
前記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における前記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、前記印字部および前記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、
L<M、の場合には、
前記印字用紙を前記移送路上を上流側方向にバックフィードすることにより、前記印字用紙における前記印字領域の前記印字開始部を前記印字部の位置に合わせて、該印字用紙への印字を終了ののち、つぎの前記印字用紙における前記先端部を前記用紙処理部の位置に合わせるように前記印字用紙を移送し、
L≧M、の場合には、
前記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、前記印字用紙への印字を終了ののち、つぎの前記印字用紙における前記先端部を前記用紙処理部の位置に合わせるように前記印字用紙を移送するように制御することを特徴とする印字装置。 - 帯状の印字用紙に印字する印字部と、
この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、
前記印字部からこの用紙処理部への移送路と、
前記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、
前記印字用紙をこの移送路上に移送し、前記印字部において前記印字用紙の印字領域に印字するとともに、前記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置であって、
前記制御部は、
前記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における前記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、前記印字部および前記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、
L<M、の場合には、
一枚の前記印字用紙を前記用紙処理部を通過させて用紙処理を行ったのち、つぎの前記印字用紙を前記移送路上を上流側方向にバックフィードして、該つぎの前記印字用紙における前記印字領域の前記印字開始部を前記印字部の位置に合わせるように移送し、
L≧M、の場合には、
一枚の前記印字用紙への印字を終了ののち、前記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、つぎの前記印字用紙の前記印字開始部を前記印字部の位置に合わせるように移送するように制御することを特徴とする印字装置。 - 前記印字用紙は、帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体であり、
前記用紙処理部は、このラベル片をこの台紙から剥離する剥離部であることを特徴とする請求項1あるいは2記載の印字装置。 - 前記用紙処理部は、前記印字用紙を所定長さの単葉の用紙片とする切断部であることを特徴とする請求項1あるいは2記載の印字装置。
- 前記印字不要領域長さLおよび前記印字用紙処理間隔Mは、これを前記印字部による印字の前に前記制御部に入力可能としたことを特徴とする請求項1あるいは2記載の印字装置。
- 前記印字不要領域長さLと前記印字用紙処理間隔Mとを比較したのち、前記印字用紙を下流側方向あるいは上流側方向に移送するまえに、移送方向における前記印字用紙の前記印字領域への印字長さを演算することを特徴とする請求項1あるいは2記載の印字装置。
- 前記印字不要領域長さLおよび前記印字用紙処理間隔Mについて、
L<M、の場合には、
(M−L)、をバックフィード長さとして、前記印字用紙を下流側方向あるいは上流側方向に移送するまえに、このバックフィード長さを演算することを特徴とする請求項1あるいは2記載の印字装置。 - 前記印字不要領域長さLおよび前記印字用紙処理間隔Mについて、
L≧M、の場合には、
(L−M)、を前記印字開始部への長さとして、前記印字用紙を下流側方向あるいは上流側方向に移送するまえに、前記印字開始部への長さを演算することを特徴とする請求項1あるいは2記載の印字装置。 - 帯状の印字用紙に印字する印字部と、
この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、
前記印字部からこの用紙処理部への移送路と、
前記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、
前記印字用紙をこの移送路上に移送し、前記印字部において前記印字用紙の印字領域に印字するとともに、前記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置の印字方法であって、
前記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における前記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、前記印字部および前記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、
L<M、の場合には、
前記印字用紙を前記移送路上を上流側方向にバックフィードすることにより、前記印字用紙における前記印字領域の前記印字開始部を前記印字部の位置に合わせて、該印字用紙への印字を終了ののち、つぎの前記印字用紙における前記先端部を前記用紙処理部の位置に合わせるように前記印字用紙を移送し、
L≧M、の場合には、
前記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、前記印字用紙への印字を終了ののち、つぎの前記印字用紙における前記先端部を前記用紙処理部の位置に合わせるように前記印字用紙を移送するように制御することを特徴とする印字装置の印字方法。 - 帯状の印字用紙に印字する印字部と、
この印字部より下流側に配置した用紙処理部と、
前記印字部からこの用紙処理部への移送路と、
前記印字部を制御する制御部と、を有するとともに、
前記印字用紙をこの移送路上に移送し、前記印字部において前記印字用紙の印字領域に印字するとともに、前記用紙処理部においてこの印字用紙に必要な処理を施す印字装置の印字方法であって、
前記印字用紙の移送方向におけるその先端部から該印字用紙上における前記印字領域の印字開始部までの印字不要領域長さLと、前記印字部および前記用紙処理部の間の印字用紙処理間隔Mと、を比較して、
L<M、の場合には、
一枚の前記印字用紙を前記用紙処理部を通過させて用紙処理を行ったのち、つぎの前記印字用紙を前記移送路上を上流側方向にバックフィードして、該つぎの前記印字用紙における前記印字領域の前記印字開始部を前記印字部の位置に合わせるように移送し、
L≧M、の場合には、
一枚の前記印字用紙への印字を終了ののち、前記印字用紙を上流側方向にバックフィードせずに、つぎの前記印字用紙の前記印字開始部を前記印字部の位置に合わせるように移送するように制御することを特徴とする印字装置の印字方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181851A JP2006001214A (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 印字装置およびその印字方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004181851A JP2006001214A (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 印字装置およびその印字方法 |
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ID=35770002
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JP2004181851A Pending JP2006001214A (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 印字装置およびその印字方法 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013121672A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Brother Industries Ltd | ラベル作成装置 |
CN103358717A (zh) * | 2012-04-09 | 2013-10-23 | 精工爱普生株式会社 | 记录装置、记录装置的控制方法以及记录介质 |
-
2004
- 2004-06-18 JP JP2004181851A patent/JP2006001214A/ja active Pending
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