JP2002303070A - 安全機能付ロック装置及び乗物用収納装置 - Google Patents

安全機能付ロック装置及び乗物用収納装置

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JP2002303070A JP2001110126A JP2001110126A JP2002303070A JP 2002303070 A JP2002303070 A JP 2002303070A JP 2001110126 A JP2001110126 A JP 2001110126A JP 2001110126 A JP2001110126 A JP 2001110126A JP 2002303070 A JP2002303070 A JP 2002303070A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 不用意なプッシュ解除動作発生の虞を簡易
で、汎用性に優れた構成により防ぐことにある。 【解決手段】 ケース3が収納位置及び付勢手段12に
より突出移動されて使用位置に摺動切り換えられる移動
体10を有していると共に、設置部2に対しヒンジ結合
4され、水平態様から起立態様に回動切り換えられる場
合に用いられ、ケース3及び移動体10の一方に旋回可
能に設けられたカム部材21、付勢ばね23、他方に設
けられたトレースピン22とからなり、移動体10を付
勢手段12に抗したプッシュ操作で収納位置に係止し、
該係止を次のプッシュ操作により解除可能なプッシュ・
プッシュ係止機構からなるロック装置20において、ケ
ース3又は移動体10の一方に設けられ、ケース3が水
平態様から起立態様へ回動切り換えられる過程で自重に
よりカム部材21の対応側部に接近し、カム部材21の
旋回を阻止して前記係止を解除不能とする振り子30を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック装置のう
ち、特に移動体をプッシュ操作により係止し、次のプッ
シュ操作により係止を解除するプッシュ・プッシュ係止
機構と称されるものを対象とした安全機能付ロック装置
及び乗物用収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9はロック装置のうち、プッシュ・プ
ッシュ係止機構を適用した従来例(特許第296849
0号公報に記載のもの)であり、同(a)はロック状態
を、同(b)はロック解除過程を示している。なお、移
動体(ホルダー板)51は、ケース(フレーム)50に
対し不図示の付勢手段の付勢力に抗し収納位置の方向C
へ押し入れられ、該付勢力により使用位置である突出方
向Oへ移動されて使用位置となる。ロック装置52は、
前記ケース50に設けられたカム部材53及び該カム部
材53を一方向へ付勢している付勢ばね55と、移動体
51に設けられたトレースピン54とからなり、移動体
51を前記付勢手段に抗したプッシュ操作で前記収納位
置に係止し、該係止を次のプッシュ操作により解除可能
なプッシュ・プッシュ係止機構からなる。
【0003】カム部材53は、前部片56及び縦スリッ
ト57で隔てられた後部片58からなる。前部片56
は、前端縁を形成している傾斜カム面56aと、後端縁
の一部に設けられた係止用凹状カム溝56bと、前後方
向へ延びる解除用直線傾斜カム溝56cとを有してい
る。後部片58は、中央部に設けられた軸用取付孔と、
前端縁から凹状カム溝56bに向け突出した突起58a
と、後縁部に突設された当接突起58bとを有してい
る。そして、カム部材53は、前部片56をケース入口
側に向けた状態でケース50に軸Sを介し旋回可能に枢
支される。付勢ばね55は、軸Sに保持された状態で、
一端がカム部材53に係止され、他端がケース50側に
突設したストッパー59に係止されている。そして、カ
ム部材53は、当接突起58bがストッパー59の対応
端と当たるまで付勢ばね55の付勢力により同(b)の
如く時計回りに旋回付勢されている。
【0004】以上のロック装置52の作動は次の通りで
ある。移動体51をプッシュ操作によりケース50内へ
押し込めると、トレースピン54が傾斜カム面56aと
当たった後、カム部材53を軸Sを支点として付勢ばね
55に抗し反時計回りに旋回しつつ、凹状カム溝56b
まで入り込む。押し力を解放すると、カム部材53が付
勢ばね55の力で時計回りに若干旋回し、トレースピン
54が同(a)の凹状カム溝56bの内角に位置しロッ
ク状態となる。移動体51は該ロック状態で付勢手段に
抗し収納位置に係止される。移動体51をケース50か
ら引き出すときは、移動体51を更にプッシュ操作す
る。すると、トレースピン54はカム部材53の時計回
りの旋回を伴って同(b)の如く凹状カム溝56bから
直線傾斜カム溝56c側へ移行する(ロック解除)。押
し力を解放すると、トレースピン54が直線傾斜カム溝
56cに沿って移動しつつ、移動体51が付勢手段の付
勢力で使用位置である突出方向へ移動される。
【0005】以上の従来ロック装置では、ケース50が
車室に設けられる場合、急ブレーキや衝突等で生ずる慣
性力にて格納位置にある移動体51が押し込まれ、プッ
シュ操作したのと同様にロック解除されて、使用位置で
ある前方へ突出される虞もある。従来対策としては、例
えば、慣性ストッパー60をケース50の対応部に設け
るようにしている。該慣性ストッパー60は、前後方向
に細く形成されて、ケース50に立設された対のL形の
ガイド61に所定範囲だけ前後動可能にガイドされ、か
つコイルスプリング62により前方へ押された状態とな
っている。通常は、同(a),(b)の如くカム部材5
3に作用しない。そして、同(a)のロック装置52の
ロック状態、つまり移動体51が収納位置にあるとき
に、急ブレーキ等で慣性力を受けると、コイルスプリン
グ62に抗して慣性ストッパー60が後進し、同(a)
の想像線で示すようにカム部材53の傾斜カム面56a
の対応側部に接近する。即ち、この安全機能付ロック装
置は、移動体53が前記した衝突等で受ける慣性力でプ
ッシュ操作されたと同様に押し込められ、トレースピン
54が凹状カム溝56aから脱出しようするとき、慣性
ストッパー60も前記慣性力を受け同方向へ動くことに
よりカム部材53のロック解除方向への旋回を不能に
し、不用意なロック解除を防ぐものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した移
動体51としては、例えば、本発明を適用した図6から
図8に示される如く水平態様と起立態様とに回動切り換
えられるリッドに組み込まれる場合もある。そして、リ
ッドの起立態様においては、前記慣性ストッパー60が
上下方向に配置となり機能しないため、例えば、乗員が
移動体に触れて該移動体をプッシュ操作されたと同様に
押し込めると、カム部材53及びトレースピン54によ
るロックを解除して移動体51が不用意に上向きに突出
移動する。このような誤作動は、製品の性能及び信頼性
を損ねるだけではなく、狭い車室内では危険なものとな
る。
【0007】本発明は、以上のような課題を構成簡易に
解消することを目的としている。具体的には、移動体が
水平態様と起立態様とに回動切り換えられるリッド等に
組み込まれる場合、起立態様においてプッシュ・プッシ
ュ係止機構の不用意なロック解除つまり誤作動をなくし
て、性能及び信頼性に優れた安全機能付ロック装置を実
現すると共に、当該ロック装置の用途を各種収納装置を
含めてより拡大可能にすることにある。他の目的は以下
に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の安全機能付ロック装置は、図1及び図2の原理
図に示される如く、ケース3が収納位置及び付勢手段1
2により内部から突出移動されて使用位置に摺動切り換
えられる移動体10を有していると共に、設置部2に対
し回動可能にヒンジ結合4され、略水平となった水平態
様から起立態様に回動切り換えられる場合に用いられ、
前記ケース3及び移動体10の一方に旋回可能に設けら
れたカム部材21及び該カム部材を一方向へ付勢してい
る付勢ばね23と、他方に設けられて前記カム部材21
のカム溝等を移動するトレースピン22とからなり、前
記移動体10を前記付勢手段12に抗したプッシュ操作
で前記収納位置に係止し、該係止を次のプッシュ操作に
より解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなるロ
ック装置20において、前記ケース3又は移動体10の
一方に設けられ、前記ケース3が水平態様から起立態様
へ回動切り換えられる過程で自重により前記カム部材2
1の対応側部に接近し、前記カム部材21の前記旋回を
阻止して前記係止を解除不能とする振り子30を有して
いることを特徴としている。
【0009】以上の構造特徴は、ケース3が水平態様か
ら起立態様に回動切り換えられる過程で、振り子30が
自重によりカム部材21の対応側部に接近し、カム部材
21の旋回を阻止することにより、移動体10が下向き
の不用意な負荷つまりプッシュ操作されたと同様な負荷
を受けてカム部材21とトレースピン22の係止(係
合)を解除しようとする作動を防ぐものである。振り子
30は、ケース3が起立態様にされる過程で自重によっ
て突出することから、簡易であり、ケース3が再び水平
態様に回動切り換えられる過程でカム部材21の旋回作
動の邪魔にならない位置に退避する。従って、本発明の
ロック装置20は、用途として、特に請求項4に挙げた
ような自動車,電車,船舶,飛行機等に設けられる乗物
用収納装置1に好適となり、従来のような誤作動の虞を
なくし、製品作動品質及び安全性を向上できる。
【0010】以上の本発明は次のように具体化されるこ
とがより好ましい。 ・第1に、前記振り子30が、前記ケース3又は移動体
10に回動可能に取り付けられる枢軸用取付部32、及
び前記ケース3の起立態様で前記カム部材21の対応側
部に配置される錘部33からなる構成である。この構造
は、振り子30の形状を特定したもので、振り子30が
ケース3及び移動体10の起立状態において、取付部3
2の軸31を支点に回動されて突出配置される。なお、
錘部33の荷重は、振り子30の錘部自体の肉厚で確保
したり、錘装着部を形成しておきそこに金属等の比重の
大きな専用錘部材を装着するようにしてもよい。 ・第2に、前記振り子30が、前記ケース3又は移動体
10に設けられた凹所19に配置されて前記起立態様で
凹所19から回動されて突出される構成である。この構
造は、振り子30が凹所19に配置されていると、前記
水平態様においてカム部材21の旋回作動の邪魔になら
ず、しかも起立態様に回動切り換えられる過程でカム部
材21の対応側部に接近して突出し易い。なお、本発明
において、ケース3は広義な意味で使用しており、それ
自体で外観を形成している態様だけではなく、図6〜図
8に例示される如く回動式リッド3等で構成される態様
も含む。要は、移動体10を出し入れ可能に保持するも
のであればよい。移動体10としては、カップホルダー
に限られず、回動式に切り換えられる部材に対し摺動可
能に組み込まれるものであればよい。プッシュ・プッシ
ュ係止機構は、トレースピン22を係脱するカム部材2
1が旋回可能となっていて、付勢ばね25により一方向
へ付勢されているタイプであればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明を適
用した安全機能付ロック装置の原理を模式的に示し、図
3及び図4はプッシュ・プッシュ係止機構及び振り子の
作動を示し、図5は振り子の形状例を示し、図6〜図8
は前記ロック装置及び振り子を適用した乗物用収納装置
例を示している。以下の説明では、まず、本発明の用途
例である乗物用収納装置と移動体及びケースについて概
説した後、ロック装置及び振り子について詳述しその利
点を明らかにする。
【0012】(収納装置)図6は本発明のロック装置を
適用した収納装置の概略的な側面図であり、同(a)は
リッドの閉状態つまり水平態様を示し、同(b)はリッ
ドの開状態つまり起立態様を示している。図7は前記リ
ッドに組み込まれた移動体としてのカップホルダーを収
納位置で、図8は該カップホルダーをリッドから突出し
た使用位置で示す模式図である。形態例の収納装置1
は、コンソール本体2が上開口した収納部2aを形成し
ていると共に、該収納部2aが回動式リッド3で開閉操
作される。即ち、リッド3は、コンソール本体2の上側
にあって、後側がヒンジ部材4を介し取り付けられてい
て、収納部2aの上開口を閉じる水平態様から後方へ約
100度だけ回動される起立態様とに回動切り換えられ
る。水平態様では、コンソール本体2に係止手段5を介
し不動状態に保持されると共に、図8の如くカップホル
ダー10をリッド前方へ突出させて使用することができ
る。起立態様では、ヒンジ部材4の回動規制又は専用の
回動規制手段により設計傾斜角に保持され、収納部2a
に物品を出し入れ可能となる。なお、係止手段5は、図
6(a)の拡大図に示される如くリッド3の前下側に回
動可能に枢支された操作レバー6と、コンソール本体2
の上対応部に設けられた押圧部材7及び係止部材8とを
有している。操作レバー6はばね9aにより同図の実線
方向へ付勢されている。押圧部材7は、取付部に対し上
下動可能に保持されている。係止部材8は、押圧部材7
の下端部と圧接する上向き傾斜部及び後端突起部8aを
形成しており、通常はばね9bにより後方へ付勢されて
後端突起部8aがリッド3側の段部3cと係合してい
る。リッド3はその係合によりコンソール本体2に不動
状態に保持される。リッド3を開ける際は、操作レバー
6を前端摘み部6aで矢印方向へ回動すると、下端の突
起部6bが押圧部材7を下方向へ押圧し、押圧部材7の
下移動により、係止部材8がばね9bの付勢力に抗し前
方の非係止位置へ移動される。
【0013】(ケース及び移動体)以上の収納装置1
は、車室に設置されるセンターコンソールであり、本発
明との関係において、リッド3がケースの例であり、カ
ップホルダー10が移動体の例となる。このうち、リッ
ド3は、重箱構造で一体化されている上下半体3A,3
Bの間にカップホルダー10を入れる収容空間3Cを形
成している。該収容空間3Cには、両側に付設されて前
後方向に延びねガイド部材11と、下半体3Bの前側に
位置して不図示の窪み部に取り付けられている付勢手段
12と、上半体3Aの後側に設けられて下向きに突出し
ているトレースピン22とが少なくとも内蔵されてい
る。付勢手段12は、ハウジング内から引き出された巻
ばね13の引出端13aをカップホルダー10の後側に
係止することにより、カップホルダー10を突出方向へ
付勢している。従って、カップホルダー11は、後述す
るロック装置20の係止解除により、図7の収納位置か
ら、前記巻ばね13の付勢力によってガイド部材11に
案内されつつリッド3の前開口より大きく突出される図
8の使用位置に自動的に摺動切り換えられる。ここでの
カップホルダー11は、厚板状の本体15と、本体15
の前両側に軸17を介し回動可能に取り付けられた2個
のリング16と、各リング16を図8の円弧状になるよ
う付勢するばね18と、本体15の後側に設けられたロ
ック装置20及び振り子30等を有している。また、両
リング16は、固定円弧半体16a及び可動円弧半体1
6bとからなり、固定円弧半体16a同士の各自由端を
操作部16cにより連結している。そして、この構造で
は、図7の収納位置において、可動円弧半体16bが固
定円弧半体16a側に重ねられており、操作部16cが
収納空間部3Cの前開口を略面一に閉じている。図8の
使用位置において、可動円弧半体16bがばね18の付
勢力により固定円弧半体16aから離れ、固定円弧半体
16aとの間にカップ保持孔を形成する。
【0014】以上のケースとしてのリッド3及び移動体
としてのカップホルダー10並びに付勢手段12は、本
発明の一例であり、特許第2968490号や実開平6
−60528号記載の構成であっても差し支えない。但
し、その場合にも、カップホルダー10の本体15には
振り子30に対応して凹所19が設けられる。この凹所
19は、本体15の後上面に形成されていて、振り子3
0が余裕に持って入れられ、振り子30を収納した状態
で本体15の上面から張り出さないこと、後述する如く
振り子30が軸部31を介し取り付けられること等の条
件を満たすものであればよい。
【0015】(ロック装置)以上のリッド3及びカップ
ホルダー10には、図1等に示される如くロック装置2
0及び安全機能用の振り子30が組として設けられてい
る。このうち、ロック装置20は、カップホルダー10
(の本体15)に設けられたカム部材21と、リッド3
に設けられた針状トレースピン22と、カム部材21を
一方向に付勢している付勢ばね23とで構成され、カッ
プホルダー10が付勢手段12に抗したプッシュ操作で
前記収納位置に係止され、該係止を次のプッシュ操作に
より解除可能となるプッシュ・プッシュ係止機構からな
っている。ここで、トレースピン22は、リッド3の上
半体3Aの後側内面に取り付けられて、下向き状態で収
納空間部3Cに突出されている。カム部材21は、前部
片26及び縦スリット(カム溝状のスリット)27で隔
てられた後部片28からなる。前部片26は、前端縁が
鎌形状をなしその縁端面を形成している傾斜カム面26
aと、後端縁の一部に設けられた係止用凹状カム溝26
bと、前後方向へ延びる解除用直線傾斜カム溝26cと
を有している。後部片28は、前端縁から凹状カム溝2
6bに向け突出した突起28aと、後縁部に突設された
当接突起28bと中央部に設けられた取付孔28cとを
有している。そして、このカム部材21は、前部片26
を移動体3の後方側に向けた状態で移動体3の後側上面
に軸24及び座金25等を介し旋回可能に取り付けられ
る。付勢ばね23は、軸24回りに保持された状態で、
一端23aがカム部材21の対応側部に係止され、他端
23bがカップホルダー10側に突設したストッパー2
9に係止されている。そして、カム部材21は、トレー
スピン22が当接していない状態において、当接突起2
8bがストッパー29の対応端と当たるまで付勢ばね2
3の付勢力により図3(a)の如く時計回りに旋回付勢
されている。
【0016】(ロック装置の作動)図3〜図4は以上の
ロック装置20の作動を示している。ロック装置20
は、カップホルダー10をプッシュ操作によりリッド3
内へ押し込めると、傾斜カム面26aがリッド3側のト
レースピン22と当たり、カム部材21が図3(b)の
如く軸24を支点として付勢ばね23に抗し反時計回り
に旋回しつつ、トレースピン22を凹状カム溝26b内
に受け入れる。押し力を解放すると、カム部材21は図
4(a)の如く付勢ばね23の付勢力で時計回りに若干
旋回し、トレースピン22が凹状カム溝26bの内角に
位置しロック状態となる。このため、カップホルダー1
0は、そのロック状態で上記付勢手段12に抗し収納位
置に係止される。また、乗員はカップホルダー10を使
用したいとき、図7の操作部16cに触れてカップホル
ダー10をプッシュ操作して離す。すると、カム部材2
1は、若干前進されてトレースピン22との間の係止力
を弱め、付勢ばね23の付勢力により図4(b)の如く
時計回りに旋回し、該旋回を伴って凹状カム溝26bか
ら直線傾斜カム溝26c側へ移行する。この後は、カッ
プホルダー10が上記付勢手段12の付勢力により前方
突出方向(使用位置)へ摺動されるため、トレースピン
22が直線傾斜カム溝56cに沿って移動しつつ、カム
部材21から離れることになる。このようなプッシュ・
プッシュ係止機構は、上記従来構造のようにカム部材2
1をリッド3側に設け、トレースピン22をカップホル
ダー10側に設けるようにしてもよい。
【0017】(振り子)安全機構用の振り子30は、カ
ップホルダー10に設けられて、リッド3が図6(a)
の水平態様から同(b)起立態様へ回動切り換えられる
過程で自重によりカム部材21の対応側部に接近し、カ
ム部材21のロック状態を解除不能とするものである。
なお、図5はその振り子30の細部を示し、図1から図
4は模式化した状態で示している。図5(a)は振り子
の下面図、同(b)は振り子の側面図、同(c)は
(a)のA−A線断面図、同(d)は(b)のB−B線
断面図である。この振り子30は、軸部31付の取付部
32と錘部33とからなり、全体が幅細で前後に長くな
っている。錘部33は、内部34が中空に形成されてい
ると共に、前側が上下に高く、取付部32に行くに従っ
て高さを減じている。材質的には樹脂成形品であるが、
金属製であってもよい。また、錘部33は、内部34に
別部材の錘35を装着することにより、荷重を確保する
こともある。そして、以上の振り子30は、図1の如く
上記したカップホルダー10に設けられた凹所19に軸
部31を介し回動可能に取り付けられる。この凹所19
は、カム部材21の側部に沿って前後方向に設けられて
いて、振り子30が余裕を持ち、かつカップホルダー1
0の上面からはみ出さない大きさとなっている。
【0018】(振り子の作動)図2は以上の振り子30
の作動を示している。即ち、この振り子30は、上記し
た如くリッド3が図6(a)の水平態様から同(b)起
立態様へ回動切り換えられる過程で、図2の如く軸部3
1を支点として回動し、錘部33が凹所19から外へ突
出される。この突出作動は、振り子30がリッド3の起
立態様に伴って自重により自動的に回動する。この形態
では、リッド3の傾斜角が約100度に設定され、該傾
斜角において振り子30が自重により回動して錘部33
が後述する安全機能を発揮する突出量となるよう設定さ
れている。但し、各種試験では、振り子30の全寸及び
荷重設定により、リッド3が起立方向へ95度以上回動
することにより、安全機能を充足可能となる。理論的に
は、リッド33が起立方向へ90度を越えることにより
凹所19から突出され、安全機能を得ることができる。
即ち、振り子30は、錘部33が凹所19から突出され
ると、カム部材21の対応側部に接近位置し、それによ
りカム部材21を旋回不能とする。このようにカム部材
21は、振り子30で旋回を阻止されると、上記した図
4(a)のロック状態から図4(b)のロック解除状態
へ切り換えることができない。このため、ロック装置2
0は、リッド3が再び水平態様に回動切り換えられない
限り、ロック又は係止状態が確実に維持される。従っ
て、この構造では、リッド3の起立態様において、乗員
が上記した操作部16cに触れたり、荷物が当たる、つ
まりロック解除する場合と同様な事態になっても、ロッ
ク装置20が誤作動でロック又は係止解除することがな
くなる。これによって、ロック装置20の信頼性だけで
はなく、収納装置1やカップホルダー10としての製品
性能の信頼性も数段を向上でき、安全性にも優れたもの
となる。
【0019】なお、本発明は、請求項1に記載の技術要
素を除いて、以上の基本形態を基にして種々変形可能な
ものである。特に、移動体としては、形態例のカップホ
ルダー10に限られず、例えば、ケースやリッド3に対
し移動される収納トレーや各種スライダーであってもよ
いものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の安全機能
付ロック装置は、移動体の起立態様において、直接又は
間接的に受ける不用意な負荷によっても、係止状態が解
除されるという虞をなくし、従来品に対し作動品質を向
上し、この種のプッシュ・プッシュ係止機構の用途を拡
大可能にする。また、本発明の乗物用収納装置は、従来
品によりも不用意な係止解除、つまり移動体の誤作動、
引いては不用意な突出に起因した危険要因をなくして、
安全性を向上し、装置信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明形態の要部構成を示す模式構成図であ
る。
【図2】 図1の要部作動を示す模式構成図である。
【図3】 図1のロック装置の基本作動を示す模式図で
ある。
【図4】 図3と同じくロック装置の基本作動を示す模
式図である。
【図5】 図1の振り子の細部構成を示す図である。
【図6】 本発明を適用した回動式リッドを示す側面図
である。
【図7】 図6のリッドに組み込まれた移動体を示す概
略構成図である。
【図8】 図7の移動体を使用位置で示す概略構成図で
ある。
【図9】 従来ロック装置の模式作動図である。
【符号の説明】
1…乗物用収納装置 2…コンソール本体(設置部) 3…リッド(ケース) 4…ヒンジ部材 10…カップホルダー(移動体) 12…付勢手段 19…凹所 20…ロック装置 21…カム部材 22…トレースピン 23…付勢ばね 30…振り子 32…取付部(31は軸部) 33…錘部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 JJ31 KK01 LL12 QQ00 3D022 CA01 CA11 CC02 CC18 CD03 CD06 CD13 CD14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースが収納位置及び付勢手段により内
    部から突出移動されて使用位置に摺動切り換えられる移
    動体を有していると共に、設置部に対し回動可能にヒン
    ジ結合され、略水平となった水平態様から起立態様に回
    動切り換えられる場合に用いられ、前記ケース及び移動
    体の一方に旋回可能に設けられたカム部材及び該カム部
    材を一方向へ付勢している付勢ばねと、他方に設けられ
    て前記カム部材のカム溝等を移動するトレースピンとか
    らなり、前記移動体を前記付勢手段に抗したプッシュ操
    作で前記収納位置に係止し、該係止を次のプッシュ操作
    により解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなる
    ロック装置において、 前記ケース又は移動体の一方に設けられ、前記ケースが
    水平態様から起立態様へ回動切り換えられる過程で自重
    により前記カム部材の対応側部に接近し、前記カム部材
    の前記旋回を阻止して前記係止を解除不能とする振り子
    を有している、ことを特徴とする安全機能付ロック装
    置。
  2. 【請求項2】 前記振り子が、前記ケース又は移動体に
    回動可能に取り付けられる枢軸用取付部、及び前記ケー
    スの起立態様で前記カム部材の対応側部に配置される錘
    部からなる請求項1に記載の安全機能付ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記振り子が、前記ケース又は移動体に
    設けられた凹所に配置されて前記起立態様で前記凹所か
    ら回動されて突出される請求項1又は2に記載の安全機
    能付ロック装置。
  4. 【請求項4】 車室内に設けられるコンソール本体と、
    前記コンソール本体の開口部を水平態様と起立態様との
    回動切り換えにより開閉するリッドと、前記リッドに出
    し入れられる移動体と、前記移動体を前記リッドから突
    出する方向へ付勢している付勢手段と、前記移動体を付
    勢手段の付勢力に抗し解除可能に係止するロック装置と
    を備えた乗物用収納装置において、 前記ロック装置として、請求項1から3の何れかに記載
    のものを使用している、ことを特徴とする乗物用収納装
    置。
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