JP2002292529A - 止め輪の組み付け装置及び組み付け方法 - Google Patents

止め輪の組み付け装置及び組み付け方法

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JP2002292529A
JP2002292529A JP2001100292A JP2001100292A JP2002292529A JP 2002292529 A JP2002292529 A JP 2002292529A JP 2001100292 A JP2001100292 A JP 2001100292A JP 2001100292 A JP2001100292 A JP 2001100292A JP 2002292529 A JP2002292529 A JP 2002292529A
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hole
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Ryota Nobata
亮太 野畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止め輪の組み付けを容易にする止め輪の組み
付け装置及び組み付け方法を提供する。 【解決手段】 止め輪50に当接した第一パンチ20に
より止め輪50が穴44に圧入されるとき、止め輪50
はすり鉢状傾斜面41に沿って径方向に圧縮される。着
座部23が段差部34に当接するまで第一パンチ20が
穴の深部方向に移動すると、第二パンチ10でさらに止
め輪50を穴の深部側に移動させる。止め輪50がワー
ク40の凹部42に係止される深さまで第二パンチ10
が移動すると着座部11は突部35に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、止め輪の組み付け
装置及び組み付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、C型同心止め輪、E型止め輪等の
種々の止め輪が知られている。これらの止め輪は穴から
挿入部品が抜けたり、または軸が軸受けから抜けたりす
ることを防止する安価な部品として広く用いられてい
る。
【0003】止め輪を穴の内壁に形成された環状溝に組
み付けるときは、止め輪を径方向に圧縮し、穴に止め輪
を挿入し、溝の位置まで止め輪を移動させる。止め輪を
軸の外壁に形成された環状溝に組み付けるときには、止
め輪を径方向に拡張し、軸の先端を止め輪の内側に挿入
し、溝の位置まで止め輪を移動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、止め輪を径方
向に圧縮又は拡張し、さらに穴又は軸の軸方向に移動さ
せる工程は、手作業が困難であり、自動化するときには
複雑なジグを必要とするため、製造コストを上昇させる
要因となっている。また、穴の溝に止め輪を組み付ける
ときには止め輪が溝に到達しなかったり、止め輪が軸に
垂直な状態から傾斜したり、止め輪が溝を行き過ぎてし
まったりして溝に止め輪を確実に係止することが困難で
あるため、挿入部品の抜け落ち防止に関する止め輪の信
頼性が問題になっている。
【0005】本発明は、止め輪の組み付けを容易にする
止め輪の組み付け装置及び組み付け方法を提供すること
を目的とする。また本発明は、止め輪の組付けを確実に
する止め輪の組み付け装置及び組み付け方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る止め輪の
組み付け装置によると、第一押圧手段は、穴の深部側に
向かって狭まるすり鉢状傾斜面の最小内径より大きい外
径の当接部で前記止め輪を前記穴の軸方向深部側に押圧
する。これにより、すり鉢状傾斜面に沿って前記止め輪
を径方向に圧縮する。尚、すり鉢状傾斜面は穴の縁部に
形成されていても良い。また、第二押圧手段は、すり鉢
状傾斜面の最小内径より小さい外径の当接部で前記穴の
軸方向深部側に前記止め輪を押圧する。これにより、止
め輪を凹部まで移動させる。第一押圧手段がすり鉢状傾
斜面を利用して止め輪を径方向に圧縮することから第一
押圧手段及び第二押圧手段が止め輪を押圧する方向がと
もに穴の軸方向深部側になるため、請求項1に係る発明
によると、止め輪の組付けを容易にすることができる。
【0007】請求項2に係る止め輪の組み付け装置は、
前記すり鉢状傾斜面で形成され前記穴に連通するテーパ
穴を有するガイド手段をさらに備えるため、すり鉢状傾
斜面が穴の縁部に形成されていなくとも止め輪を軸方向
に押圧して径方向に圧縮することができる。
【0008】請求項3に係る止め輪の組み付け装置は、
前記穴の開口部の周囲に当接する台座と、一端が前記台
座に設けられ前記穴から退出する方向に前記第一押圧手
段を付勢する第一付勢手段と、一端が前記第二押圧手段
に設けられ前記穴に進入する方向に前記第一押圧手段を
付勢する第二付勢手段とをさらに備える。第一付勢手段
及び第二付勢手段を調整することにより、第二押圧手段
を穴の軸方向深部側に移動させるだけで、穴の縁部に置
かれた止め輪を第一押圧手段で穴の軸方向深部側に所定
距離移動させつつ縮径させ、続いて第二押圧手段で穴の
所定深さまで止め輪を挿入することができるようにな
る。
【0009】請求項4に係る止め輪の組み付け装置によ
ると、前記凹部に係止された前記止め輪に当接する位置
より前記穴の軸方向深部側に前記第二押圧手段が移動す
ることを妨げる手段をさらに備えるため、確実に止め輪
を凹部に係止することができる。
【0010】請求項5に係る止め輪の組み付け装置によ
ると、第一押圧手段は、前記棒状部材の基端側に向かっ
て拡径している円錐台傾斜面の最大外径より小さい内径
の当接部で前記止め輪を前記棒状部材の軸方向基端側に
押圧する。これにより、円錐台傾斜面に沿って前記止め
輪を径方向に拡張する。尚、円錐台傾斜面は棒状部材の
端部に形成されていてもよい。また、第二押圧手段は、
前記円錐台傾斜面の最大外径より大きい内径の当接部で
前記棒状部材の軸方向基端側に前記止め輪を押圧する。
これにより前記止め輪を前記凹部まで移動させる。第一
押圧手段が円錐台傾斜面を利用して止め輪を径方向に拡
張することから、第一押圧手段及び第二押圧手段が止め
輪を押圧する方向がともに棒状部材の軸方向基端側にな
るため、請求項5に係る発明によると、止め輪の組付け
を容易にすることができる。
【0011】請求項6に係る止め輪の組み付け装置によ
ると、円錐台傾斜面を有するガイド手段をさらに備える
ため、円錐台傾斜面が棒状部材の端部に形成されていな
くとも止め輪を軸方向に押圧して径方向に拡張すること
ができる。請求項7に係る発明は請求項1に係る物の発
明に対応する方法の発明である。請求項8に係る発明は
請求項5に係る物の発明に対応する方法の発明である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例について図面に基づいて説明する。 (第一実施例)図1は本発明の第一実施例による止め輪
の組み付け装置1を示す模式的な断面図である。組み付
け装置1は穴44の凹部42に止め輪50を係止する装
置であって、第一押圧手段としての第一パンチ20、第
二押圧手段としての第二パンチ10、台座30、第一付
勢手段としての第一コイルスプリング29、及び第二付
勢手段としての第二コイルスプリング19を備える。止
め輪50としてはC型同心止め輪、E型止め輪等を用い
ることができる。
【0013】台座30は第一パンチ20を往復移動自在
に支持する内壁31を有する。台座30はワーク40に
当接する着座面32を有する。台座30は第一コイルス
プリング29の一端を支持する台座部33を有する。台
座30の内壁31には第一パンチ20に当接することに
よりそのワーク方向(図1の下方)への移動を制限する
段差部34が形成されている。台座30の内壁31には
第二パンチ10に当接することによりそのワーク方向へ
の移動を制限する突部35が形成されている。尚、第二
パンチ10の移動を制限する手段は第一パンチ20の外
壁に設けても良い。
【0014】第一パンチ20は台座30の内壁31に往
復移動自在に支持され、内壁21により第二パンチ10
を往復移動自在に支持している管状部材である。第一パ
ンチ20は台座30に一端を支持された第一コイルスプ
リング29の他端に当接するフランジ22を有する。こ
のように第一コイルスプリング29は一端がワーク40
に押し当てられる台座30に支持され他端が第一パンチ
20のフランジ29に当接しているため、第一パンチ2
0をワーク40から遠ざける方向すなわちワーク40に
形成された穴44から退出させる方向に第一パンチ20
を付勢する。第一パンチ20は台座30の段差部34と
当接する着座部23を有する。段差部34及び着座部2
3は段差部34に着座部23が当接したときに第一パン
チ20の先端が穴44の縁に達する程度に位置及び形状
が設定されている。本実施例では段差部34に着座部2
3が当接したときに第一パンチ20の先端面が台座30
の着座面32と同一平面上に位置するように設定してい
る。
【0015】第二パンチ10は第一パンチ20の内壁2
1に往復移動自在に支持されている円柱状部材である。
第二パンチ10は第一パンチ20に一端を支持された第
二コイルスプリング19の他端に当接するフランジ12
を有する。このように第二コイルスプリング19は穴4
4から退出させる方向に付勢されている第一パンチ20
に支持され他端が第二パンチ10のフランジ12に当接
しているため、穴44から退出させる方向に第二パンチ
10を付勢する。また、第二パンチ10の第一パンチに
対する相対的な変位より第一パンチ20の台座30に対
する相対的な変位が大きくなるように、第二コイルスプ
リング19のバネ定数及びセット加重が第一コイルスプ
リング29のそれらよりともに大きくなるように設定し
ている。第二パンチ10は台座30から第一パンチ20
の内壁側まで突き出ている突部35に当接する着座部1
1を有する。突部35及び着座部11は突部35に着座
部11が当接したときに第二パンチ10の先端が穴44
の壁43に形成された凹部42に達するように位置及び
形状を設定している。
【0016】以上組み付け装置1の構成の概略について
説明した。以下、第一パンチ20及び第二パンチ10の
先端部の形状と止め輪50の形状と穴44の形状との関
係について図2に基づいて詳細に説明する。
【0017】第一パンチ20が止め輪50に当接する部
分は断面形状がドーナツ状である。尚、この断面形状は
ドーナツ状に限らず、環状に配列された複数の小片から
構成されていてもよい。第一パンチ20の外径R1は穴
44の縁部における最小直径R8より大きい。これは穴
44の深部方向に止め輪50を押圧したときにパンチの
角部によって止め輪50を押し広げることなくすり鉢状
傾斜面41に沿って止め輪50を径方向に圧縮するため
である。したがって、第一パンチ20の外径R1は止め
輪の外径R4とほぼ同じであることが望ましい。第一パ
ンチ20の内径R2は止め輪50の外径R4より小さく
設定されている。第一パンチを止め輪50に当接させる
ためである。尚、止め輪50の外径R4は穴の縁部の面
取加工により形成されたすり鉢状傾斜面41の最小直径
R8より大きく最大直径R9より小さい。また、止め輪
50は外周角部が直角に形成されていてもよいしR加工
されていてもよい。また、止め輪50は断面が円形状の
リングでもよい。外周角部がR加工されているときには
止め輪の外径よりすり鉢状傾斜面41の最大直径が小さ
くても本実施例の組み付け装置1でその止め輪を組み付
けることができる。すなわち、穴の縁部にはまる形状の
止め輪であれば本実施例の組み付け装置1で組み付ける
ことができる。
【0018】第二パンチ10が止め輪50に当接する部
分は円柱状である。尚、この部分の断面形状は円形に限
らず、十字形状、歯車形状、ドーナツ形状等であっても
良い。外径R3は穴の直径R8より小さく外径R5が穴
の直径R8より小さく圧縮された止め輪50の内径R7
より大きい。
【0019】次に組み付け装置1を用いた止め輪50の
組み付け方法について説明する。図3に示すように第二
パンチ10をワーク40に押しつける方向すなわち穴4
4の深部方向に押すと第二コイルスプリング19が縮ま
るとともに第一パンチ20が第二コイルスプリング19
に押圧されて穴44の深部方向に移動する。このとき第
一パンチ20が第二パンチ10より先に止め輪50に当
接するように、第一コイルスプリング29のバネ定数及
びセット荷重は第二コイルスプリング19のバネ定数及
びセット荷重より小さく設定されている。止め輪50に
当接した第一パンチ20により止め輪50が穴44に圧
入されるとき、止め輪50はすり鉢状傾斜面41に沿っ
て径方向に圧縮される。止め輪50は第一パンチ20か
ら穴の深部方向に受けるとともにすり鉢状傾斜面41に
垂直な力を斜面の抗力として受けるため、この抗力の分
力が止め輪50の径方向内側に作用するからである。
【0020】着座部23が段差部34に当接するまで第
一パンチ20が穴の深部方向に移動すると、止め輪50
は相当程度径方向に圧縮される。このとき止め輪50が
穴のストレート部分に進入していれば第二パンチ10で
さらに止め輪50を穴の深部側に移動させることができ
る。また、止め輪50が穴のストレート部分に進入する
ほどでなくとも、第二パンチ10が鉢状傾斜面41に沿
って止め輪50を径方向にさらに圧縮することができる
程度にまで、止め輪50は第一パンチ20によって圧縮
される。
【0021】第一パンチ20の着座部23が段差部34
に当接すると、図4に示すように第二パンチ10のみが
穴44が深部方向にさらに移動する。このとき、第二パ
ンチ10が止め輪50と当接している端面は穴44の軸
と垂直であるため、止め輪50は穴の軸に対して垂直な
状態を維持しつつ、穴44の深部方向に移動する。図5
に示すように止め輪50がワーク40の凹部42に係止
される深さまで第二パンチ10が移動すると着座部11
は突部35に当接する。したがって、止め輪50は凹部
42に確実に係止される。
【0022】組み付け装置1によると第二パンチ10を
ワーク40の方向に押しつけるだけで止め輪50を径方
向に圧縮して穴44に挿入することができるため、止め
輪50の組付けが容易である。また、止め輪50は挿入
中に傾斜することがなく、止め輪50が凹部42に到達
するとそれ以上第二パンチ10を押し下げることができ
なくなるため、組み付け装置1は確実に止め輪50を凹
部42に組み付けることができる。
【0023】(第二実施例)図6は本発明の第二実施例
による止め輪の組み付け装置2を示す模式的な断面図で
ある。組み付け装置1と実質的に同一の部分には図中同
一の符号を付し説明を省略する。台座60のワーク当接
部近傍の内壁には環状に突部62が形成され、突部62
により内壁面にはすり鉢状傾斜面62が形成されてい
る。すり鉢状傾斜面62の機能は第1実施例のワーク4
0に形成されていたすり鉢状傾斜面41の機能と実質的
に同一である。組み付け装置2はワーク40の穴44の
縁部にすり鉢状傾斜面が形成されていない場合にも第二
パンチ10を穴44の深部方向に押圧するだけで止め輪
50を径方向に圧縮しワーク40の内壁45に沿って穴
44に進入させ凹部42に係止することができる。
【0024】(第三実施例)図7は本発明の第三実施例
による止め輪の組み付け装置3を示す模式的な部分断面
図である。組み付け装置3は棒状のワーク46の凹部4
7に止め輪51を挿入する装置である。ワーク46の先
端部には円錐台傾斜面48が形成されている。第一押圧
手段としての第一パンチ70は円筒状に形成されてい
る。第一パンチ70の内側にはワーク46の先端面に当
接する円柱状の台座90が設けられている。第一パンチ
70の内壁は台座90の外壁に往復移動自在に支持され
ている。第一パンチ70の内径は円錐台傾斜面48の最
大直径すなわちワーク46のストレート部の直径より小
さい。第二押圧手段としての第二パンチ80は第一パン
チ70の外側に設けられる筒状部材である。第二パンチ
80の内壁は第一パンチ70の外壁に往復移動自在に支
持されている。第二パンチ80の内径は円錐台傾斜面4
8の最大直径よりやや大きい。
【0025】第一パンチ70はワーク46の基端側(図
7の下方)に移動し、第二パンチ80より先に止め輪5
0に当接し、円錐台傾斜面48に沿って止め輪51をワ
ーク46の基端側に移動させる。このとき、止め輪51
は円錐台傾斜面48の抗力の分力により径方向外側に拡
張される。止め輪50が第一パンチ70により径方向に
拡張され止め輪51の外径が円錐台傾斜面48の最大外
径よりやや大きくなると、第二パンチ80で止め輪51
をワーク46の基端側にさらに移動させることができ
る。第二パンチ80は、円錐台傾斜面48に沿って止め
輪51を径方向にさらに拡張させ、ワーク46のストレ
ート部分の外壁に沿って止め輪51を凹部47まで移動
させる。止め輪51が凹部47に係止されるとき第二パ
ンチ80の移動が規制されるようなストッパ機能を台座
90及び第二パンチ80に設けることが望ましい。ま
た、第一パンチと第二パンチの連動機構を設けることが
望ましい。
【0026】(第四実施例)図8は本発明の第四実施例
による止め輪の組み付け装置4を示す模式的な断面図で
ある。組み付け装置3と実質的に同一の部分には図中同
一の符号を付し説明を省略する。台座91のワーク当接
部近傍の外壁には環状に突部92が形成され、突部92
により台座91の外壁には円錐台傾斜面93が形成され
ている。円錐台傾斜面93の機能は第3実施例のワーク
46に形成されていた円錐台傾斜面48の機能と実質的
に同一である。組み付け装置4はワーク46の先端部に
円錐台傾斜面が形成されていない場合にも第二パンチ8
0をワーク46の基端方向に押圧するだけで止め輪51
を径方向に拡張しワーク46の外壁49に沿って移動さ
せ凹部47に係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による止め輪の組み付け装
置を示す模式的な断面図である。
【図2】本発明の第一実施例による止め輪の組み付け装
置の先端形状とワークの穴形状との関係を示す模式図で
ある。
【図3】本発明の第一実施例による止め輪の組み付け装
置を示す模式的な断面図である。
【図4】本発明の第一実施例による止め輪の組み付け装
置を示す模式的な断面図である。
【図5】本発明の第一実施例による止め輪の組み付け装
置を示す模式的な断面図である。
【図6】本発明の第二実施例による止め輪の組み付け装
置を示す模式的な断面図である。
【図7】本発明の第三実施例による止め輪の組み付け装
置を示す模式的な断面図である。
【図8】本発明の第四実施例による止め輪の組み付け装
置を示す模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 止め輪の組み付け装置 10 第二パンチ 11 着座部 19 第二コイルスプリング 20 第一パンチ 29 第一コイルスプリング 30 台座 40 ワーク 41 すり鉢状傾斜面 42 凹部 44 穴 47 凹部 48 円錐台傾斜面 50 止め輪

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穴にその内径より大きい外径の止め輪を
    挿入し前記穴を形成する壁部が有する凹部に前記止め輪
    を係止する止め輪の組み付け装置であって、 前記穴の深部側に向かって狭まるすり鉢状傾斜面の最小
    内径より大きい外径の当接部で前記止め輪を前記穴の軸
    方向深部側に押圧することにより前記すり鉢状傾斜面に
    沿って前記止め輪を径方向に圧縮する第一押圧手段と、 前記すり鉢状傾斜面の最小内径より小さい外径の当接部
    で前記穴の軸方向深部側に前記止め輪を押圧することに
    より前記止め輪を前記凹部まで移動させる第二押圧手段
    と、 を備えることを特徴とする止め輪の組み付け装置。
  2. 【請求項2】 前記すり鉢状傾斜面で形成され前記穴に
    連通するテーパ穴を有するガイド手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の止め輪の組み付け装置。
  3. 【請求項3】 前記穴の開口部の周囲に当接する台座
    と、 一端が前記台座に設けられ前記穴から退出する方向に前
    記第一押圧手段を付勢する第一付勢手段と、 一端が前記第二押圧手段に設けられ前記穴に進入する方
    向に前記第一押圧手段を付勢する第二付勢手段とをさら
    に備えることを特徴とする請求項1記載の止め輪の組み
    付け装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部に係止された前記止め輪に当接
    する位置より前記穴の軸方向深部側に前記第二押圧手段
    が移動することを妨げる手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の止め輪の組み付け装
    置。
  5. 【請求項5】 棒状部材の壁部に形成された凹部に止め
    輪を係止する止め輪の組み付け装置であって、 前記棒状部材の基端側に向かって拡径している円錐台傾
    斜面の最大外径より小さい内径の当接部で前記止め輪を
    前記棒状部材の軸方向基端側に押圧することにより前記
    円錐台傾斜面に沿って前記止め輪を径方向に拡張する第
    一押圧手段と、前記円錐台傾斜面の最大外径より大きい
    内径の当接部で前記棒状部材の軸方向基端側に前記止め
    輪を押圧することにより前記止め輪を前記凹部まで移動
    させる第二押圧手段と、 を備えることを特徴とする止め輪の組み付け装置。
  6. 【請求項6】 前記円錐台傾斜面を有するガイド手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項5記載の止め輪の
    組み付け装置。
  7. 【請求項7】 穴にその内径より大きい外径の止め輪を
    挿入し前記穴を形成する壁部が有する凹部に前記止め輪
    を係止する止め輪の組み付け方法であって、 前記穴の深部側に向かって狭まるすり鉢状傾斜面の最小
    内径より大きい外径の当接部で前記止め輪を前記穴の軸
    方向深部側に押圧することにより前記すり鉢状傾斜面に
    沿って前記止め輪を径方向に圧縮する工程と、 前記すり鉢状傾斜面の最小内径より小さい外径の当接部
    で前記穴の軸方向深部側に前記止め輪を押圧することに
    より前記止め輪を前記凹部まで移動させる工程と、 を含むことを特徴とする止め輪の組み付け方法。
  8. 【請求項8】 棒状部材の壁部に形成された凹部に止め
    輪を係止する止め輪の組み付け方法であって、 前記棒状部材の基端側に向かって拡径している円錐台傾
    斜面の最大外径より小さい内径の当接部で前記止め輪を
    前記棒状部材の軸方向基端側に押圧することにより前記
    円錐台傾斜面に沿って前記止め輪を径方向に拡張する工
    程と、 前記円錐台傾斜面の最大外径より大きい内径の当接部で
    前記棒状部材の軸方向基端側に前記止め輪を押圧するこ
    とにより前記止め輪を前記凹部まで移動させる工程と、 を含むことを特徴とする止め輪の組み付け方法。
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