JP2002292067A - 遊技用皿装置 - Google Patents
遊技用皿装置Info
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- JP2002292067A JP2002292067A JP2001092909A JP2001092909A JP2002292067A JP 2002292067 A JP2002292067 A JP 2002292067A JP 2001092909 A JP2001092909 A JP 2001092909A JP 2001092909 A JP2001092909 A JP 2001092909A JP 2002292067 A JP2002292067 A JP 2002292067A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 球貯蔵室から遊技に使用する球の供給を阻害
せずに球貯蔵室から球を抜く。 【解決手段】 球抜操作部12への遊技者による操作で
球抜シャッタ11が抜球取入口10を開くと、球貯蔵室
4に貯められた球が遊技球排出通路部5への球の流路を
確保しながら抜球取入口10に取込まれて抜かれ、球貯
蔵操作部19への遊技者による操作で予備球シャッター
18が予備球取入口17を開くと、球貯蔵室4の球が遊
技球排出通路部5への球の流路を確保しながら予備球取
入口17に取込まれて予備球貯蔵室20に貯蔵される。
せずに球貯蔵室から球を抜く。 【解決手段】 球抜操作部12への遊技者による操作で
球抜シャッタ11が抜球取入口10を開くと、球貯蔵室
4に貯められた球が遊技球排出通路部5への球の流路を
確保しながら抜球取入口10に取込まれて抜かれ、球貯
蔵操作部19への遊技者による操作で予備球シャッター
18が予備球取入口17を開くと、球貯蔵室4の球が遊
技球排出通路部5への球の流路を確保しながら予備球取
入口17に取込まれて予備球貯蔵室20に貯蔵される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシンのように球を使用する遊技機において遊技に
用いる球を貯める皿装置に関する。
ットマシンのように球を使用する遊技機において遊技に
用いる球を貯める皿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のパチンコ機の外観を示
し、遊技機枠体50の内部に遊技盤51を格納した後、
パネル枠52や上皿装置53を閉じると、上皿装置53
の遊技球排出通路部54が開く。その状態において、遊
技者が貨幣と交換に遊技店から遊技に使用するために借
受けた球を上皿装置53の球貯蔵室55に入れてハンド
ルグリップのような遊技操作部56を操作すると、球貯
蔵室55から球が上皿装置53の遊技球排出通路部54
を経由して球発射機構57に1個ずつ供給され、球が供
給される毎に、球発射機構57が供給された球を遊技盤
51の方向に発射する。この発射された球が遊技盤51
の入賞口に入賞する毎に、遊技機枠体50の裏側より賞
球としての球が上皿装置53の球受樋58を経由して球
貯蔵室55に排出されて貯蔵される。この球貯蔵室55
が満杯となって溢れた球は上皿装置53から遊技機枠体
50の裏側を経由して下皿装置59の球貯蔵室60に払
出されて貯蔵される。又、遊技者が上皿装置53の球貯
蔵室55から球を抜く場合は、遊技者が上皿装置53の
図外の球抜操作部を操作することにより、上皿装置53
の抜球排出通路部61が開き、球貯蔵室55から球が抜
球排出通路部61及び抜球受通路部62を経由して下皿
装置59の球貯蔵室60に移し替えられる。下皿装置5
9から球を抜く場合は、遊技者が下皿装置59の下にド
ル箱と呼ばれるような球箱を置き、下皿装置59の球抜
操作部を操作することにより、下皿装置59から球が球
箱に移し替えられる。
し、遊技機枠体50の内部に遊技盤51を格納した後、
パネル枠52や上皿装置53を閉じると、上皿装置53
の遊技球排出通路部54が開く。その状態において、遊
技者が貨幣と交換に遊技店から遊技に使用するために借
受けた球を上皿装置53の球貯蔵室55に入れてハンド
ルグリップのような遊技操作部56を操作すると、球貯
蔵室55から球が上皿装置53の遊技球排出通路部54
を経由して球発射機構57に1個ずつ供給され、球が供
給される毎に、球発射機構57が供給された球を遊技盤
51の方向に発射する。この発射された球が遊技盤51
の入賞口に入賞する毎に、遊技機枠体50の裏側より賞
球としての球が上皿装置53の球受樋58を経由して球
貯蔵室55に排出されて貯蔵される。この球貯蔵室55
が満杯となって溢れた球は上皿装置53から遊技機枠体
50の裏側を経由して下皿装置59の球貯蔵室60に払
出されて貯蔵される。又、遊技者が上皿装置53の球貯
蔵室55から球を抜く場合は、遊技者が上皿装置53の
図外の球抜操作部を操作することにより、上皿装置53
の抜球排出通路部61が開き、球貯蔵室55から球が抜
球排出通路部61及び抜球受通路部62を経由して下皿
装置59の球貯蔵室60に移し替えられる。下皿装置5
9から球を抜く場合は、遊技者が下皿装置59の下にド
ル箱と呼ばれるような球箱を置き、下皿装置59の球抜
操作部を操作することにより、下皿装置59から球が球
箱に移し替えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の上
皿装置53は図12に示すように抜球排出通路部61を
開閉する抜球シャッター63が遊技球排出通路部54に
おける当該遊技球排出通路部54を開閉する遊技球シャ
ッター64の直前通路の底部を形成し、遊技者が上皿装
置53の球を抜こうとして球抜操作部を操作すると、抜
球シャッター63が図12の紙面表側又は裏側に移動し
開いて遊技球排出通路部54の底部が開口し、球貯蔵室
55から球が矢印X1方向で示すように遊技球排出通路
部54及び当該開口した底部を経由して抜球排出通路部
61に到達する構造である。このため、図12の抜球シ
ャッター63が遊技球排出通路部54を開いた状態にお
いて、遊技者が上皿装置53の球を抜こうとして球抜操
作部を操作すると、矢印X1で示す通路が形成され、矢
印X2で示す球貯蔵室55から遊技球排出通路部54を
経由して図11の球発射機構57への球の供給が遮断さ
れる。即ち、球抜操作により球が球貯蔵室55から球発
射機構57に適切に供給されなくなり、遊技性に欠ける
ことは否めない。
皿装置53は図12に示すように抜球排出通路部61を
開閉する抜球シャッター63が遊技球排出通路部54に
おける当該遊技球排出通路部54を開閉する遊技球シャ
ッター64の直前通路の底部を形成し、遊技者が上皿装
置53の球を抜こうとして球抜操作部を操作すると、抜
球シャッター63が図12の紙面表側又は裏側に移動し
開いて遊技球排出通路部54の底部が開口し、球貯蔵室
55から球が矢印X1方向で示すように遊技球排出通路
部54及び当該開口した底部を経由して抜球排出通路部
61に到達する構造である。このため、図12の抜球シ
ャッター63が遊技球排出通路部54を開いた状態にお
いて、遊技者が上皿装置53の球を抜こうとして球抜操
作部を操作すると、矢印X1で示す通路が形成され、矢
印X2で示す球貯蔵室55から遊技球排出通路部54を
経由して図11の球発射機構57への球の供給が遮断さ
れる。即ち、球抜操作により球が球貯蔵室55から球発
射機構57に適切に供給されなくなり、遊技性に欠ける
ことは否めない。
【0004】そこで、本発明は、球貯蔵室から遊技に使
用する球の供給を阻害することなく球貯蔵室から球を抜
くことができる遊技用皿装置を提供するものである。
用する球の供給を阻害することなく球貯蔵室から球を抜
くことができる遊技用皿装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、球貯
蔵室に球が貯蔵されている状態において、遊技者が球抜
手段を操作すると、球抜手段が球貯蔵室から遊技に使用
する球の流路を確保しつつ抜くべき球を抜き、遊技者が
予備球貯蔵手段を操作すると、予備球貯蔵手段が球貯蔵
室から遊技に使用する球の流路を確保しつつ予備球を貯
蔵することができる。又、本発明にあっては、予備球貯
蔵室を球貯蔵室よりも下側に設ければ、予備球貯蔵室の
容量を大きくできる。
蔵室に球が貯蔵されている状態において、遊技者が球抜
手段を操作すると、球抜手段が球貯蔵室から遊技に使用
する球の流路を確保しつつ抜くべき球を抜き、遊技者が
予備球貯蔵手段を操作すると、予備球貯蔵手段が球貯蔵
室から遊技に使用する球の流路を確保しつつ予備球を貯
蔵することができる。又、本発明にあっては、予備球貯
蔵室を球貯蔵室よりも下側に設ければ、予備球貯蔵室の
容量を大きくできる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は第1実施形態であ
って、図1は遊技用皿装置1の平面を示し、図2は図1
をA−A線に沿い切断した断面を示し、図3は図1をB
−B線に沿い切断した断面を示す。
って、図1は遊技用皿装置1の平面を示し、図2は図1
をA−A線に沿い切断した断面を示し、図3は図1をB
−B線に沿い切断した断面を示す。
【0007】図1乃至図3を参照し、上皿の機能を有す
る遊技用皿装置1について説明する。図1において、遊
技用皿装置1は皿取付基体2の前側に皿カバー3を有
し、上方開口状の球貯蔵室4と遊技球排出通路部5と球
抜手段6及び予備球貯蔵手段16を備える。皿取付基体
2及び皿カバー3が球貯蔵室4周りを形成する皿構成体
である。球貯蔵室4の底面は前方より皿取付基体2の側
に球を流下すると共に球受樋7の側から遊技球排出通路
部5の側に球を流下するような斜面になっている。この
底面の前方より皿取付基体2の側に球を流下する傾斜は
底面が皿取付基体2の前面との略90度なる挟角を有す
るか、又は、底面が皿取付基体2の前面との鋭角なる挟
角を有するかの何れかによって実現可能であるが、挟角
が略90度なる場合は遊技用皿装置1の取付けられた遊
技機枠体が島設備に約1度程度の角度を以って後傾状に
設置されることによって実現し得る。
る遊技用皿装置1について説明する。図1において、遊
技用皿装置1は皿取付基体2の前側に皿カバー3を有
し、上方開口状の球貯蔵室4と遊技球排出通路部5と球
抜手段6及び予備球貯蔵手段16を備える。皿取付基体
2及び皿カバー3が球貯蔵室4周りを形成する皿構成体
である。球貯蔵室4の底面は前方より皿取付基体2の側
に球を流下すると共に球受樋7の側から遊技球排出通路
部5の側に球を流下するような斜面になっている。この
底面の前方より皿取付基体2の側に球を流下する傾斜は
底面が皿取付基体2の前面との略90度なる挟角を有す
るか、又は、底面が皿取付基体2の前面との鋭角なる挟
角を有するかの何れかによって実現可能であるが、挟角
が略90度なる場合は遊技用皿装置1の取付けられた遊
技機枠体が島設備に約1度程度の角度を以って後傾状に
設置されることによって実現し得る。
【0008】遊技球排出通路部5は球貯蔵室4の前側よ
り後側に向けて前後幅が徐々に狭くなる狭窄部8より連
続し、球貯蔵室4から流下した球Pを皿取付基体2との
共同により一列に整列して皿取付基体2に形成された遊
技球排出口9に誘導する形態である。遊技球排出通路部
5における遊技球排出口9側部分は不正防止の観点から
上方が閉鎖された形態である。
り後側に向けて前後幅が徐々に狭くなる狭窄部8より連
続し、球貯蔵室4から流下した球Pを皿取付基体2との
共同により一列に整列して皿取付基体2に形成された遊
技球排出口9に誘導する形態である。遊技球排出通路部
5における遊技球排出口9側部分は不正防止の観点から
上方が閉鎖された形態である。
【0009】予備球貯蔵手段16は予備球取入口17と
予備球シャッター18と球貯蔵操作部19及び予備球貯
蔵室20を備える。予備球取入口17は球抜手段6の抜
球取入口10を避けると共に球貯蔵室4から遊技球排出
通路部5への球の流路を避けた位置で球貯蔵室4の底部
に形成される。第1実施形態では予備球取入口17及び
抜球取入口10が皿取付基体2との間に球が通過可能な
通路を確保する位置で皿取付基体2より離隔すると共に
狭窄部8の近傍に位置する。予備球シャッター18は予
備球取入口17を開閉するものである。球貯蔵操作部1
9は予備球シャッター18を開閉操作するものである。
予備球シャッター18と球貯蔵操作部19及び予備球貯
蔵室20を備える。予備球取入口17は球抜手段6の抜
球取入口10を避けると共に球貯蔵室4から遊技球排出
通路部5への球の流路を避けた位置で球貯蔵室4の底部
に形成される。第1実施形態では予備球取入口17及び
抜球取入口10が皿取付基体2との間に球が通過可能な
通路を確保する位置で皿取付基体2より離隔すると共に
狭窄部8の近傍に位置する。予備球シャッター18は予
備球取入口17を開閉するものである。球貯蔵操作部1
9は予備球シャッター18を開閉操作するものである。
【0010】予備球貯蔵室20は球貯蔵室4よりも下位
となるように皿カバー3の下部に形成される。予備球貯
蔵室20は球貯蔵室4から予備球取入口17を経由して
自然流下した球を受入れると共に遊技者の手が外部から
内部に挿入し得ない形態であるので、第1実施形態の予
備球貯蔵手段16は上述の構成に加えて予備球貯蔵室2
0から球を球貯蔵室4に送り出す球迫上手段21及び球
返却操作部22を備える。予備球貯蔵室20の底面は予
備球取入口17の側から球迫上手段21の側に球を流下
するような斜面に形成される。
となるように皿カバー3の下部に形成される。予備球貯
蔵室20は球貯蔵室4から予備球取入口17を経由して
自然流下した球を受入れると共に遊技者の手が外部から
内部に挿入し得ない形態であるので、第1実施形態の予
備球貯蔵手段16は上述の構成に加えて予備球貯蔵室2
0から球を球貯蔵室4に送り出す球迫上手段21及び球
返却操作部22を備える。予備球貯蔵室20の底面は予
備球取入口17の側から球迫上手段21の側に球を流下
するような斜面に形成される。
【0011】図2にも示すように、球迫上手段21は皿
カバー3の前部に設けられ、球貯蔵室4及び予備球貯蔵
室20を繋ぐ返却球排出通路部21aに配置される。球
迫上手段21は予備球貯蔵室20に開口された返却球取
入口23から球Pを取込んで球貯蔵室4に開口された返
却球排出口24に送り出すものである。球迫上手段21
は、外周面に軸方向に延びる溝が形成されたスプロケッ
トを上下に回転させるようなスプロケット型、外周面よ
り掻揚羽根が突出する無端ベルトを上下に回転させるよ
うなベルトコンベア型、外周面に螺旋状の溝が形成され
たねじを左右に回転させるようなスパイラルロッド型等
により具現化される。球返却操作部22は球迫上手段2
1を迫り上げ操作するものである。
カバー3の前部に設けられ、球貯蔵室4及び予備球貯蔵
室20を繋ぐ返却球排出通路部21aに配置される。球
迫上手段21は予備球貯蔵室20に開口された返却球取
入口23から球Pを取込んで球貯蔵室4に開口された返
却球排出口24に送り出すものである。球迫上手段21
は、外周面に軸方向に延びる溝が形成されたスプロケッ
トを上下に回転させるようなスプロケット型、外周面よ
り掻揚羽根が突出する無端ベルトを上下に回転させるよ
うなベルトコンベア型、外周面に螺旋状の溝が形成され
たねじを左右に回転させるようなスパイラルロッド型等
により具現化される。球返却操作部22は球迫上手段2
1を迫り上げ操作するものである。
【0012】球抜手段6は抜球取入口10と抜球シャッ
ター11及び球抜操作部12を備える。抜球取入口10
は球貯蔵室4から遊技球排出通路部5への球Pの流路を
避けた位置で球貯蔵室4の底部に形成される。抜球シャ
ッター11は抜球取入口10を開閉するものである。球
抜操作部12は抜球シャッター11を開閉操作するもの
である。
ター11及び球抜操作部12を備える。抜球取入口10
は球貯蔵室4から遊技球排出通路部5への球Pの流路を
避けた位置で球貯蔵室4の底部に形成される。抜球シャ
ッター11は抜球取入口10を開閉するものである。球
抜操作部12は抜球シャッター11を開閉操作するもの
である。
【0013】球抜操作部12と球貯蔵操作部19及び球
返却操作部22は球貯蔵室4周りの皿カバー3に形成さ
れた長孔12a;19a;22aに個別に配置される。
予備球シャッター18が皿カバー3の内部に取付けられ
る際に、球貯蔵操作部19が長孔19aを経由して皿カ
バー3の表面に突出し、抜球シャッター11が皿カバー
3の内部に取付けられる際に、球抜操作部12が長孔1
2aを経由して皿カバー3の表面に突出し、球迫上手段
21が皿カバー3の内部に取付けられる際に、球返却操
作部22が長孔22aを経由して皿カバー3の表面に突
出する。
返却操作部22は球貯蔵室4周りの皿カバー3に形成さ
れた長孔12a;19a;22aに個別に配置される。
予備球シャッター18が皿カバー3の内部に取付けられ
る際に、球貯蔵操作部19が長孔19aを経由して皿カ
バー3の表面に突出し、抜球シャッター11が皿カバー
3の内部に取付けられる際に、球抜操作部12が長孔1
2aを経由して皿カバー3の表面に突出し、球迫上手段
21が皿カバー3の内部に取付けられる際に、球返却操
作部22が長孔22aを経由して皿カバー3の表面に突
出する。
【0014】そして、遊技球排出通路部5から抜球取入
口10及び予備球取入口17を越えて、球が球貯蔵室4
に貯蔵された状態において、遊技者が図11の遊技操作
部56を操作すると、球Pが遊技球排出通路部5を一列
状となって遊技球排出口9に取込まれる。一方、遊技者
が球貯蔵操作部19を横方向に操作すると、予備球シャ
ッター18が予備球取入口17より退いて予備球取入口
17を開き、遊技球排出通路部5より抜球取入口10を
越えて溢れた球が遊技球排出通路部5への球の流路を確
保しながら予備球取入口17に取込まれる。
口10及び予備球取入口17を越えて、球が球貯蔵室4
に貯蔵された状態において、遊技者が図11の遊技操作
部56を操作すると、球Pが遊技球排出通路部5を一列
状となって遊技球排出口9に取込まれる。一方、遊技者
が球貯蔵操作部19を横方向に操作すると、予備球シャ
ッター18が予備球取入口17より退いて予備球取入口
17を開き、遊技球排出通路部5より抜球取入口10を
越えて溢れた球が遊技球排出通路部5への球の流路を確
保しながら予備球取入口17に取込まれる。
【0015】図2にも示すように、予備球取入口17に
取込まれた球Pは自然流下して予備球貯蔵室20に貯め
られる。予備球貯蔵室20に貯蔵された球Pを球貯蔵室
4に戻す場合には、遊技者が球返却操作部22を操作す
ることにより、球迫上手段21が駆動されて予備球貯蔵
室20の球Pを返却球取入口23より受入れて迫り上げ
た後に返却球排出口24より球貯蔵室4に送り出す。
取込まれた球Pは自然流下して予備球貯蔵室20に貯め
られる。予備球貯蔵室20に貯蔵された球Pを球貯蔵室
4に戻す場合には、遊技者が球返却操作部22を操作す
ることにより、球迫上手段21が駆動されて予備球貯蔵
室20の球Pを返却球取入口23より受入れて迫り上げ
た後に返却球排出口24より球貯蔵室4に送り出す。
【0016】図3にも示すように、遊技者が球抜操作部
12を横方向に操作すると、抜球シャッター11が抜球
取入口10より退避して開き、遊技球排出通路部5より
溢れた球Pが遊技球排出通路部5への球Pの流路を確保
しながら抜球取入口10に取込まれる。
12を横方向に操作すると、抜球シャッター11が抜球
取入口10より退避して開き、遊技球排出通路部5より
溢れた球Pが遊技球排出通路部5への球Pの流路を確保
しながら抜球取入口10に取込まれる。
【0017】第1実施形態では抜球取入口10に連なる
抜球排出通路部13は皿取付基体2に形成された抜球排
出口14に連なっていることから、図11に示す上皿装
置53に代えて第1実施形態の遊技用皿装置1を遊技機
枠体50に取付けて閉じることにより、抜球排出口14
が図11の抜球受通路部62に連なるので、上記球貯蔵
室4から抜球取入口10に取込まれた球は抜球排出通路
部13より抜球排出口14及び図11の抜球受通路部6
2を経由して下皿装置59の球貯蔵室60に移し替えら
れる。遊技用皿装置1を遊技機枠体50に組付けて閉じ
ると、遊技球シャッター15が遊技球排出口9より退避
して開き、開かれた遊技球排出口9と図11の球発射機
構57とが対応するので、前記遊技球排出通路部5より
遊技球排出口9に取込まれた球は球発射機構57に供給
される。
抜球排出通路部13は皿取付基体2に形成された抜球排
出口14に連なっていることから、図11に示す上皿装
置53に代えて第1実施形態の遊技用皿装置1を遊技機
枠体50に取付けて閉じることにより、抜球排出口14
が図11の抜球受通路部62に連なるので、上記球貯蔵
室4から抜球取入口10に取込まれた球は抜球排出通路
部13より抜球排出口14及び図11の抜球受通路部6
2を経由して下皿装置59の球貯蔵室60に移し替えら
れる。遊技用皿装置1を遊技機枠体50に組付けて閉じ
ると、遊技球シャッター15が遊技球排出口9より退避
して開き、開かれた遊技球排出口9と図11の球発射機
構57とが対応するので、前記遊技球排出通路部5より
遊技球排出口9に取込まれた球は球発射機構57に供給
される。
【0018】図4は第2実施形態に係る上皿及び下皿の
機能を合せ持つ遊技用皿装置1の断面を示す。図3に示
すように、遊技用皿装置1は抜球取入口10に連なる抜
球排出通路部13が皿カバー3の下面に開口した抜球排
出口30を備え、皿取付基体2から図1の抜球排出口1
4を除去した形態である。球貯蔵室4から球Pを抜く場
合、遊技者が遊技用皿装置1の下にドル箱と呼ばれるよ
うな球箱を置き、遊技者が図1に示す球抜操作部12を
操作する。そして、抜球シャッター11が抜球取入口1
0より退避して開き、球貯蔵室4に貯蔵された球Pが遊
技球排出通路部5への球Pの流路を確保しながら抜球取
入口10に取込まれる。この抜球取入口10に取込まれ
た球Pは抜球排出通路部13より抜球排出口30を経由
して球箱に移し替えられる。
機能を合せ持つ遊技用皿装置1の断面を示す。図3に示
すように、遊技用皿装置1は抜球取入口10に連なる抜
球排出通路部13が皿カバー3の下面に開口した抜球排
出口30を備え、皿取付基体2から図1の抜球排出口1
4を除去した形態である。球貯蔵室4から球Pを抜く場
合、遊技者が遊技用皿装置1の下にドル箱と呼ばれるよ
うな球箱を置き、遊技者が図1に示す球抜操作部12を
操作する。そして、抜球シャッター11が抜球取入口1
0より退避して開き、球貯蔵室4に貯蔵された球Pが遊
技球排出通路部5への球Pの流路を確保しながら抜球取
入口10に取込まれる。この抜球取入口10に取込まれ
た球Pは抜球排出通路部13より抜球排出口30を経由
して球箱に移し替えられる。
【0019】図5は第3実施形態に係る遊技用皿装置1
の断面を示す。図5における遊技用皿装置1は予備球貯
蔵室20から球抜可能な球除去手段31を備える。球除
去手段31は、予備球貯蔵室20に連なると共に皿取付
基体2に形成された除去球排出口32、除去球排出口3
2を開閉する除去球シャッター33、除去球シャッター
33を開閉操作する図外の球除去操作部を備える。除去
球シャッター33は図外の閉じばねにより除去球排出口
32を閉じるように付勢されている。上皿装置53に代
えて第3実施形態の遊技用皿装置1を遊技機枠体50に
取付けて閉じた状態において、除去球排出口32が図1
1の抜球受通路部62に連なることから、遊技者が球除
去操作部を閉じばねのばね力に抗して操作することによ
り、除去球シャッター33が除去球排出口32より退い
て除去球排出口32を開く。予備球貯蔵室20に貯蔵さ
れた球Pは除去球排出口32及び図11の抜球受通路部
62を経由して下皿装置59の球貯蔵室60に移し替え
られる。遊技用皿装置1を遊技機枠体50より開く際に
は、閉じばねのばね力で除去球シャッター33が除去球
排出口32を閉じているので、予備球貯蔵室20より球
Pがこぼれることはない。
の断面を示す。図5における遊技用皿装置1は予備球貯
蔵室20から球抜可能な球除去手段31を備える。球除
去手段31は、予備球貯蔵室20に連なると共に皿取付
基体2に形成された除去球排出口32、除去球排出口3
2を開閉する除去球シャッター33、除去球シャッター
33を開閉操作する図外の球除去操作部を備える。除去
球シャッター33は図外の閉じばねにより除去球排出口
32を閉じるように付勢されている。上皿装置53に代
えて第3実施形態の遊技用皿装置1を遊技機枠体50に
取付けて閉じた状態において、除去球排出口32が図1
1の抜球受通路部62に連なることから、遊技者が球除
去操作部を閉じばねのばね力に抗して操作することによ
り、除去球シャッター33が除去球排出口32より退い
て除去球排出口32を開く。予備球貯蔵室20に貯蔵さ
れた球Pは除去球排出口32及び図11の抜球受通路部
62を経由して下皿装置59の球貯蔵室60に移し替え
られる。遊技用皿装置1を遊技機枠体50より開く際に
は、閉じばねのばね力で除去球シャッター33が除去球
排出口32を閉じているので、予備球貯蔵室20より球
Pがこぼれることはない。
【0020】図6は第4実施形態に係る上皿及び下皿の
機能と予備球貯蔵室20からの球抜機能とを兼備えた遊
技用皿装置1の断面を示す。図6において、球除去手段
31の除去球排出口32が図5の皿取付基体2から取除
かれて皿カバー3の下面に開口する。予備球貯蔵室20
から球Pを抜く場合、遊技者が遊技用皿装置1の下に球
箱を置き、遊技者が球除去操作部を操作する。これによ
り、除去球シャッター33が除去球排出口32より後退
して開き、除去球排出口32に取込まれた球Pは球箱に
移し替えられる。
機能と予備球貯蔵室20からの球抜機能とを兼備えた遊
技用皿装置1の断面を示す。図6において、球除去手段
31の除去球排出口32が図5の皿取付基体2から取除
かれて皿カバー3の下面に開口する。予備球貯蔵室20
から球Pを抜く場合、遊技者が遊技用皿装置1の下に球
箱を置き、遊技者が球除去操作部を操作する。これによ
り、除去球シャッター33が除去球排出口32より後退
して開き、除去球排出口32に取込まれた球Pは球箱に
移し替えられる。
【0021】図7は第5実施形態に係る遊技用皿装置1
の断面を示す。遊技用皿装置1は皿取付基体2の裏側に
予備球貯蔵室20を有する形態であって、皿取付基体2
の裏側に配置された球迫上手段21、球迫上手段21を
覆うと共に皿取付基体2に取付けられた前方開放状箱型
の取付基体カバー35、予備球取入口17に連なると共
に皿取付基体2に形成された予備球排出口36、球貯蔵
室4に連なると共に皿取付基体2に形成された返却球排
出口37を備える。皿取付基体2と取付基体カバー35
とで囲まれた内部空間が予備球貯蔵室20を形成する。
そして、遊技者が球貯蔵操作部19を操作することで予
備球シャッター18が予備球取入口17より退いて予備
球取入口17を開く。球貯蔵室4の球が予備球取入口1
7及び予備球排出口36を経由して予備球貯蔵室20に
貯蔵される。遊技者が球返却操作部22を操作すること
により、球迫上手段21が予備球貯蔵室20の球を返却
球取入口23より取込んでから迫り上げて返却球排出口
37を経由して球貯蔵室4に返却する。
の断面を示す。遊技用皿装置1は皿取付基体2の裏側に
予備球貯蔵室20を有する形態であって、皿取付基体2
の裏側に配置された球迫上手段21、球迫上手段21を
覆うと共に皿取付基体2に取付けられた前方開放状箱型
の取付基体カバー35、予備球取入口17に連なると共
に皿取付基体2に形成された予備球排出口36、球貯蔵
室4に連なると共に皿取付基体2に形成された返却球排
出口37を備える。皿取付基体2と取付基体カバー35
とで囲まれた内部空間が予備球貯蔵室20を形成する。
そして、遊技者が球貯蔵操作部19を操作することで予
備球シャッター18が予備球取入口17より退いて予備
球取入口17を開く。球貯蔵室4の球が予備球取入口1
7及び予備球排出口36を経由して予備球貯蔵室20に
貯蔵される。遊技者が球返却操作部22を操作すること
により、球迫上手段21が予備球貯蔵室20の球を返却
球取入口23より取込んでから迫り上げて返却球排出口
37を経由して球貯蔵室4に返却する。
【0022】第5実施形態では予備球貯蔵室20を皿取
付基体2に取付けたが、予備球貯蔵室20を皿取付基体
2より分離して図11の遊技機枠体50に取付けてもよ
い。この場合、図7の予備球貯蔵室20と球迫上手段2
1と返却球取入口23及び取付基体カバー35よりなる
複合体を遊技用皿装置1より除去し、この複合体の除去
された遊技用皿装置1を図11の遊技機枠体50に開閉
可能に取付ける一方、複合体を遊技機枠体50の前側に
固定的に取付ける。そして、遊技用皿装置1を閉じるこ
とによって、図7に示すように予備球排出口36及び返
却球排出口37が予備球貯蔵室20及び球迫上手段21
と接続されるように構成すれば、予備球貯蔵室20を遊
技機枠体50に取付け得ることは容易に理解できるであ
ろう。
付基体2に取付けたが、予備球貯蔵室20を皿取付基体
2より分離して図11の遊技機枠体50に取付けてもよ
い。この場合、図7の予備球貯蔵室20と球迫上手段2
1と返却球取入口23及び取付基体カバー35よりなる
複合体を遊技用皿装置1より除去し、この複合体の除去
された遊技用皿装置1を図11の遊技機枠体50に開閉
可能に取付ける一方、複合体を遊技機枠体50の前側に
固定的に取付ける。そして、遊技用皿装置1を閉じるこ
とによって、図7に示すように予備球排出口36及び返
却球排出口37が予備球貯蔵室20及び球迫上手段21
と接続されるように構成すれば、予備球貯蔵室20を遊
技機枠体50に取付け得ることは容易に理解できるであ
ろう。
【0023】図8及び図9は第6実施形態であって、図
8は遊技用皿装置1の平面を示し、図9は図8をC−C
線に沿い切断した断面を示す。遊技用皿装置1は予備球
貯蔵室20が皿カバー3の前部38に配置される。予備
球貯蔵室20は予備球取入口17が返却球排出口24よ
りも上位に設定され、球貯蔵室4より予備球取入口17
を経由して予備球貯蔵室20に球を自然流下で貯蔵し、
その貯蔵された球を返却球排出口24より球貯蔵室4に
自然流下で放出する形態であって、予備球貯蔵手段16
より球迫上手段21を省略することができる。予備球貯
蔵室20の前部38には球受樋7の側に予備球取入口1
7が形成され、遊技球排出通路部5の側に返却球排出口
24が形成される。返却球排出口24に返却球シャッタ
ー39が配置され、球貯蔵室4周りの皿カバー3に球返
却操作部22が配置される。予備球貯蔵室20の上部を
覆う皿カバー3には球貯蔵室4より予備球貯蔵室20に
取込まれた球を遊技者が視認し得る確認領域部40を備
える。そして、遊技者が球貯蔵操作部19を横方向に開
き操作する一方で球返却操作部22を横方向に閉じ操作
することにより、予備球シャッター18が予備球取入口
17を開く一方で返却球シャッター39が返却球排出口
24を閉じる。これにより、球貯蔵室4の球が予備球取
入口17を経由して予備球貯蔵室20に貯蔵される。こ
の状態において、遊技者が球返却操作部22を横方向に
開き操作することにより、返却球シャッター39が返却
球排出口24を開き、予備球貯蔵室20の球が球貯蔵室
4に戻される。
8は遊技用皿装置1の平面を示し、図9は図8をC−C
線に沿い切断した断面を示す。遊技用皿装置1は予備球
貯蔵室20が皿カバー3の前部38に配置される。予備
球貯蔵室20は予備球取入口17が返却球排出口24よ
りも上位に設定され、球貯蔵室4より予備球取入口17
を経由して予備球貯蔵室20に球を自然流下で貯蔵し、
その貯蔵された球を返却球排出口24より球貯蔵室4に
自然流下で放出する形態であって、予備球貯蔵手段16
より球迫上手段21を省略することができる。予備球貯
蔵室20の前部38には球受樋7の側に予備球取入口1
7が形成され、遊技球排出通路部5の側に返却球排出口
24が形成される。返却球排出口24に返却球シャッタ
ー39が配置され、球貯蔵室4周りの皿カバー3に球返
却操作部22が配置される。予備球貯蔵室20の上部を
覆う皿カバー3には球貯蔵室4より予備球貯蔵室20に
取込まれた球を遊技者が視認し得る確認領域部40を備
える。そして、遊技者が球貯蔵操作部19を横方向に開
き操作する一方で球返却操作部22を横方向に閉じ操作
することにより、予備球シャッター18が予備球取入口
17を開く一方で返却球シャッター39が返却球排出口
24を閉じる。これにより、球貯蔵室4の球が予備球取
入口17を経由して予備球貯蔵室20に貯蔵される。こ
の状態において、遊技者が球返却操作部22を横方向に
開き操作することにより、返却球シャッター39が返却
球排出口24を開き、予備球貯蔵室20の球が球貯蔵室
4に戻される。
【0024】図10は第7実施形態に係る遊技用皿装置
1の平面を示す。遊技用皿装置1は、抜分流手段46及
び貯蔵分流手段41を備える。抜分流手段46では球貯
蔵室4周りの皿カバー3に形成された長孔43aより皿
カバー3の内部より外部に突出した抜分流操作部43が
遊技者によって点線示位置から実線示位置に押されるこ
とによって、抜分流操作部43を後端部に備えた抜分流
体42が実線示のように皿カバー3の内部より球貯蔵室
4の抜球取入口10の下流側近傍に突出する。これとは
逆に、上記押し出された抜分流操作部43が遊技者によ
って実線示位置から点線示位置へと手前側に引かれるこ
とによって、抜分流体42が球貯蔵室4より皿カバー3
の内部に収納される。この収納された抜分流体42の先
端は皿カバー3の球貯蔵室4を形成する壁面を面一に閉
鎖する。
1の平面を示す。遊技用皿装置1は、抜分流手段46及
び貯蔵分流手段41を備える。抜分流手段46では球貯
蔵室4周りの皿カバー3に形成された長孔43aより皿
カバー3の内部より外部に突出した抜分流操作部43が
遊技者によって点線示位置から実線示位置に押されるこ
とによって、抜分流操作部43を後端部に備えた抜分流
体42が実線示のように皿カバー3の内部より球貯蔵室
4の抜球取入口10の下流側近傍に突出する。これとは
逆に、上記押し出された抜分流操作部43が遊技者によ
って実線示位置から点線示位置へと手前側に引かれるこ
とによって、抜分流体42が球貯蔵室4より皿カバー3
の内部に収納される。この収納された抜分流体42の先
端は皿カバー3の球貯蔵室4を形成する壁面を面一に閉
鎖する。
【0025】貯蔵分流手段41では球貯蔵室4周りの皿
カバー3に形成された長孔45aより皿カバー3の内部
より外部に突出した貯蔵分流操作部45が遊技者によっ
て点線示位置から実線示位置に押されることによって、
貯蔵分流操作部45を後端部に備えた貯蔵分流体44が
実線示のように皿カバー3の内部より球貯蔵室4の抜球
取入口10と予備球取入口17との間で予備球取入口1
7の下流側近傍に突出する。これとは逆に、上記押し出
された貯蔵分流操作部45が遊技者によって実線示位置
から点線示位置へと手前側に引かれることによって、貯
蔵分流体44が球貯蔵室4より皿カバー3の内部に収納
される。この収納された貯蔵分流体44の先端は皿カバ
ー3の球貯蔵室4を形成する壁面を面一に閉鎖する。
カバー3に形成された長孔45aより皿カバー3の内部
より外部に突出した貯蔵分流操作部45が遊技者によっ
て点線示位置から実線示位置に押されることによって、
貯蔵分流操作部45を後端部に備えた貯蔵分流体44が
実線示のように皿カバー3の内部より球貯蔵室4の抜球
取入口10と予備球取入口17との間で予備球取入口1
7の下流側近傍に突出する。これとは逆に、上記押し出
された貯蔵分流操作部45が遊技者によって実線示位置
から点線示位置へと手前側に引かれることによって、貯
蔵分流体44が球貯蔵室4より皿カバー3の内部に収納
される。この収納された貯蔵分流体44の先端は皿カバ
ー3の球貯蔵室4を形成する壁面を面一に閉鎖する。
【0026】よって、第7実施形態の構造によれば、遊
技者が抜分流操作部43を操作して抜分流体42を球貯
蔵室4に突出させることによって、抜分流体42が球貯
蔵室4の球を抜球取入口10と遊技球排出通路部5とに
適切に切り分ける。これら分けられた一方の球は抜分流
体42に案内されて抜球取入口10の方向に行き、他方
の球は遊技球排出通路部5に取込まれる。そのような状
態において、遊技者が球抜操作部12を実線示位置から
点線示位置へと手前側に引いて球抜シャッター11を開
くことにより抜分流体42で切り分けられた球を抜球取
入口10に適切に取込むことができる。
技者が抜分流操作部43を操作して抜分流体42を球貯
蔵室4に突出させることによって、抜分流体42が球貯
蔵室4の球を抜球取入口10と遊技球排出通路部5とに
適切に切り分ける。これら分けられた一方の球は抜分流
体42に案内されて抜球取入口10の方向に行き、他方
の球は遊技球排出通路部5に取込まれる。そのような状
態において、遊技者が球抜操作部12を実線示位置から
点線示位置へと手前側に引いて球抜シャッター11を開
くことにより抜分流体42で切り分けられた球を抜球取
入口10に適切に取込むことができる。
【0027】又、遊技者が貯蔵分流操作部45を操作し
て貯蔵分流体44を球貯蔵室4に突出させることによっ
て、貯蔵分流体44が球貯蔵室4の球を抜球取入口10
と予備球取入口17とに適切に切り分ける。これら分け
られた一方の球は貯蔵分流体44に案内されて予備球取
入口17の方向に行き、他方の球は抜球取入口10を経
由して遊技球排出通路部5に取込まれる。そのような状
態において、遊技者が球貯蔵操作部19を実線示位置か
ら点線示位置へと手前側に引いて予備球シャッター18
を開くことにより貯蔵分流体44で切り分けられた球を
予備球取入口17に適切に取込むことができる。
て貯蔵分流体44を球貯蔵室4に突出させることによっ
て、貯蔵分流体44が球貯蔵室4の球を抜球取入口10
と予備球取入口17とに適切に切り分ける。これら分け
られた一方の球は貯蔵分流体44に案内されて予備球取
入口17の方向に行き、他方の球は抜球取入口10を経
由して遊技球排出通路部5に取込まれる。そのような状
態において、遊技者が球貯蔵操作部19を実線示位置か
ら点線示位置へと手前側に引いて予備球シャッター18
を開くことにより貯蔵分流体44で切り分けられた球を
予備球取入口17に適切に取込むことができる。
【0028】第7実施形態において、抜分流操作部43
が実線示位置に操作された場合に、抜分流体42が実線
示位置から仮想線示位置へと突出するように、抜分流体
42を長く形成することにより、抜球取入口10に誘導
される球の量を多くすることができる。それは、抜分流
操作部43を点線示位置と実線示位置との中間に点線示
位置から押し出すことで長尺な抜分流体42の先端を実
線示位置とし、抜分流操作部43を点線示位置から実線
示位置に押し出すことで長尺な抜分流体42の先端が仮
想線示位置となり、実線示位置における抜分流体42に
よる抜球取入口10の方向への球の誘導量よりも、仮想
線示位置における抜分流体42による抜球取入口10の
方向への球の誘導量が多くなるからである。又、貯蔵分
流手段41においても抜分流手段46における抜分流体
42の実線示位置と仮想線示位置との違いによる球の誘
導量の多い少ないを同様に適用できる。その場合は、抜
分流体42を貯蔵分流体44と読み替え、抜分流操作部
43を貯蔵分流操作部45と読み替えれば、容易に理解
できるであろう。抜分流体42の突出量は仮想線で示す
位置に限定されるものではない。
が実線示位置に操作された場合に、抜分流体42が実線
示位置から仮想線示位置へと突出するように、抜分流体
42を長く形成することにより、抜球取入口10に誘導
される球の量を多くすることができる。それは、抜分流
操作部43を点線示位置と実線示位置との中間に点線示
位置から押し出すことで長尺な抜分流体42の先端を実
線示位置とし、抜分流操作部43を点線示位置から実線
示位置に押し出すことで長尺な抜分流体42の先端が仮
想線示位置となり、実線示位置における抜分流体42に
よる抜球取入口10の方向への球の誘導量よりも、仮想
線示位置における抜分流体42による抜球取入口10の
方向への球の誘導量が多くなるからである。又、貯蔵分
流手段41においても抜分流手段46における抜分流体
42の実線示位置と仮想線示位置との違いによる球の誘
導量の多い少ないを同様に適用できる。その場合は、抜
分流体42を貯蔵分流体44と読み替え、抜分流操作部
43を貯蔵分流操作部45と読み替えれば、容易に理解
できるであろう。抜分流体42の突出量は仮想線で示す
位置に限定されるものではない。
【0029】抜分流体42及び貯蔵分流体44の移動形
態は図示のような直線的なもの以外の回転運動又は昇降
運動であってもよく、更には抜分流体42及び貯蔵分流
体44の何れか一方又は両方を、抜球取入口10又は予
備球取入口17に対して固定的な定置式としてもよい。
態は図示のような直線的なもの以外の回転運動又は昇降
運動であってもよく、更には抜分流体42及び貯蔵分流
体44の何れか一方又は両方を、抜球取入口10又は予
備球取入口17に対して固定的な定置式としてもよい。
【0030】各実施形態ではパチンコ機に使用する場合
を例として説明したが、図11の球発射機構57を球取
込機構に代替すれば、球を遊技媒体として用いるスロッ
トマシンにも適用できる。球取込機構は球貯蔵室4から
取込んだ球を島側に排出するだけであって、球発射機構
57のように遊技盤の盤面に向けて球を打ち出す機能は
持っていない。上記スロットマシンの場合、遊技主体た
る遊技盤に代えて図柄表示装置を遊技機枠体50に組込
むことによっても実施し得る。
を例として説明したが、図11の球発射機構57を球取
込機構に代替すれば、球を遊技媒体として用いるスロッ
トマシンにも適用できる。球取込機構は球貯蔵室4から
取込んだ球を島側に排出するだけであって、球発射機構
57のように遊技盤の盤面に向けて球を打ち出す機能は
持っていない。上記スロットマシンの場合、遊技主体た
る遊技盤に代えて図柄表示装置を遊技機枠体50に組込
むことによっても実施し得る。
【図1】 第1実施形態の遊技用皿装置を示す平面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 図1のB−B線断面図。
【図4】 第2実施形態の遊技用皿装置を示す断面図。
【図5】 第3実施形態の遊技用皿装置を示す断面図。
【図6】 第4実施形態の遊技用皿装置を示す断面図。
【図7】 第5実施形態の遊技用皿装置を示す断面図。
【図8】 第6実施形態の遊技用皿装置を示す平面図。
【図9】 図8のC−C線断面図。
【図10】 第7実施形態の遊技用皿装置を示す平面
図。
図。
【図11】 従来のパチンコ機を示す斜視図。
【図12】 図11のD−D線断面図。
1 遊技用皿装置、4 球貯蔵室、5 遊技球排出通路
部、6 球抜手段、16 予備球貯蔵手段、50 遊技
機枠体。
部、6 球抜手段、16 予備球貯蔵手段、50 遊技
機枠体。
Claims (1)
- 【請求項1】 上方開放状の球貯蔵室と、球貯蔵室から
遊技に使用する球を遊技機枠体の側に排出する遊技球排
出通路部と、球貯蔵室から遊技球排出通路部への球の流
路を確保すると共に球貯蔵室からの球抜可能な球抜手段
と、球貯蔵室から遊技球排出通路部への球の流路を確保
すると共に球貯蔵室から予備球を球抜手段とは独立的に
貯蔵する予備球貯蔵手段とを備えたことを特徴とする遊
技用皿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001092909A JP2002292067A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 遊技用皿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001092909A JP2002292067A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 遊技用皿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002292067A true JP2002292067A (ja) | 2002-10-08 |
Family
ID=18947305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001092909A Pending JP2002292067A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 遊技用皿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002292067A (ja) |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001092909A patent/JP2002292067A/ja active Pending
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