JP2001231999A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001231999A JP2000045250A JP2000045250A JP2001231999A JP 2001231999 A JP2001231999 A JP 2001231999A JP 2000045250 A JP2000045250 A JP 2000045250A JP 2000045250 A JP2000045250 A JP 2000045250A JP 2001231999 A JP2001231999 A JP 2001231999A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技球発射機構が操作ハンドルと左右反対方向
に配置された場合でも従来の遊技球貸し出し装置を使用
して遊技球を遊技球発射機構に円滑に供給できる遊技機
を提供すること。 【解決手段】前記遊技球発射機構を操作ハンドル40の
配置位置に対して左右反対側に配置する一方、上受け皿
44の上面には左から右に向かって高さが低くなる第2
の遊技球誘導面69が形成されたサブプレート37を配
置する。配球ノズルから第2の遊技球誘導面69上に落
下した遊技球は遊技球誘導面69を左から右に向かって
転動し、上受け皿44の第1の遊技球誘導面47に流れ
込みここで方向を転換して遊技球発射機構方向に向か
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、特
に隣接する遊技機の隙間に配設された遊技球払い出し装
置から遊技球を球受け台上に放出させる遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一種である例えばパチンコ機に
おいては一般に操作ハンドルは遊技盤の下方であって右
側寄りに配置されている。そして、パチンコ機側方の隣
接するパチンコ機との間の隙間に配設されたいわゆるサ
ンドと呼称される遊技球払い出し装置から配球ノズルを
介して遊技球を球受け台上に貸し出し供給する。CR機
では内部の賞球排出機構を利用して遊技球を球受け台上
に供給するようにしているが、遊技場によっては遊技客
の出球を預かるいわゆる貯球システムの導入により、C
R機でも遊技球払い出し装置を使用して貯球を払い出す
場合はある。ところで、近年遊技球発射機構を操作ハン
ドルの裏面ではなくパチンコ機本体の下方左側寄りに配
設する機種が開発されている。このような機種では遊技
球発射機構を直接操作ハンドルの裏面に配設する場合に
比べ発射レールを遊技盤の下方に配設する必要がなくな
るため遊技盤を大きくすることができる等のメリットが
ある。球受け台上には遊技球を遊技球発射機構に誘導す
るための誘導傾斜面が形成されているが、遊技球発射機
構が左側に配置される場合には誘導傾斜面の傾斜も逆傾
斜としなくてはならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパチ
ンコ機では操作ハンドルの裏面、つまりパチンコ機の右
側にモータを駆動源とする遊技球発射機構が配設されて
いるため遊技球払い出し装置はパチンコ機の左側面に配
設されている。すなわち、従来のパチンコ機の球受け台
では誘導傾斜面の高い面が左側に配置される。そのため
配球ノズルからの貸し出し遊技球をこの高い面に落下さ
せる必要から遊技球払い出し装置をパチンコ機の左側面
に配設させるのである。ところが、上記のような遊技球
発射機構をパチンコ機の左側に配置した機種では傾斜が
逆になっているためそのまま配球ノズルから遊技球を落
下させた場合、遊技球は誘導傾斜面のもっとも低い位置
に落ちることとなってしまう。そのため、遊技球が遊技
球発射機構に誘導される通路が詰まってしまったり、落
下距離が長くなることから誘導傾斜面に落下して当たっ
た遊技球が跳ね返って球受け台から飛び出してしまった
りする可能性があった。しかしそのためにわざわざ遊技
球払い出し装置をパチンコ機の右側面に配設したり、設
計変更することは無駄であるし逆に従来のパチンコ機に
対応できなくなる等の問題も招来することとなる。本発
明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目し
てなされたものである。その目的とするところは、遊技
球発射機構がパチンコ機の左側に配置された場合でも従
来の遊技球払い出し装置を使用して遊技球を遊技球発射
機構に円滑に供給できるパチンコ機を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、支持枠体と、同支持
枠体に支持され少なくとも遊技盤及び遊技球発射機構が
形成された遊技機本体と、同支持枠体の左右幅方向に延
設されるとともに高低差によって前記遊技球を低部方向
に誘導する第1の誘導部が形成された球受け台とを備
え、同支持枠体側面に遊技球払い出し装置を配設した遊
技機であって、前記遊技球払い出し装置を操作し配球ノ
ズルを前記球受け台の近端寄り上方に配置させ同配球ノ
ズルから遊技球を前記球受け台方向に落下させ、同遊技
球を前記第1の誘導部によって前記遊技球発射機構に誘
導し同遊技球を前記遊技盤面に発射するようにした遊技
機において、前記球受け台の上面には高低差によって前
記遊技球を低部方向に誘導する第2の誘導部が形成され
た球受け部を配置し、同第2の誘導部によって同遊技球
を前記遊技球発射機構から一旦離間する方向に誘導する
とともに同第2の誘導部を転動する同遊技球が前記第1
の誘導部側に移動するようにしたことをその要旨とす
る。
【0005】請求項1の発明のように構成すると、遊技
球発射機構をパチンコ機の左側に配置したため、球受け
台の第1の誘導部は右側が高く左側ほど低くなってい
く。ここに、遊技球払い出し装置の配球ノズルはこの第
1の誘導部の低い側の上方に配置されることとなる。第
2の誘導部が形成された球受け部が球受け台上面に形成
される。そして、この球受け部によって配球ノズルから
落下する遊技球を受ける。遊技球は配球ノズルから落下
すると球受け台に重ねられた球受け部上に落ちる。そし
て、遊技球は第2の誘導部を高い位置から低い位置に向
かって誘導されていく。すなわち、遊技球は一旦遊技球
発射機構から離間する方向、つまりパチンコ機の右側に
誘導される。そして、遊技球は球受け台側の第1の誘導
部に流れ込み、ここで方向を変え第1の誘導部により遊
技球発射機構に誘導される。
【0006】
【発明の効果】 請求項1に記載の発明では、遊技球は
配球ノズルから落下した後、第2の誘導部を経由して球
受け台に流れ込み遊技球発射機構に誘導されるため、配
球ノズルから供給された遊技球が一挙に遊技球発射機構
に誘導されることがなく遊技球が詰まる可能性が低くな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ機に応用
した実施の形態について図面に基づいて説明する。尚、
以下の説明で前面側或いは表面側とは遊技者が正対する
側をいい、背面側或いは裏面側とはその反対側をいうも
のとする。また、左右とは遊技者側から見ての左右方向
をいう。図1〜図3に示すように、パチンコ機の支持枠
体としての外枠1は上下左右の各枠板1a〜1dによっ
て四角形に枠組みされた木製の枠体とされ、下部枠板1
c上面には幕板2が配設されている。図2に示すよう
に、外枠1にはパチンコ機本体4が装着されている。パ
チンコ機本体4は前枠11と同前枠11に装着された遊
技盤12とを備えている。図1に示すように、遊技盤1
2の前面にはほぼ垂直に配置された遊技面13が形成さ
れている。遊技面13上には内レール16、外レール1
7、入賞口18及び可変表示装置19等が所定位置に配
置された遊技領域14が形成されている。図2に示すよ
うに、遊技盤12の裏面側には可変表示装置19や賞球
の排出等を制御する遊技機構20が配設されている。図
1及び図2に示すように、遊技機構20の下方であって
左端寄りには電磁ソレノイド22を駆動源とする遊技球
発射機構23が配設されている。図1に示すように、前
枠11の前面にはガラス扉枠31が開閉可能に配設され
ている。ガラス扉枠31には額縁状に形成された窓穴3
4が形成されており、同窓穴34にはガラス板31aが
嵌め込まれている。
【0008】ガラス扉枠31の下方には球受け台として
の上部カバープレート35が装着されている。上部カバ
ープレート35は前枠11に対して図示しないヒンジ金
具によって片持ち支持され同前枠11に対して開閉可能
とされている。上部カバープレート35の上面を覆うよ
うに球受け部としてのサブプレート37が装着されてい
る。上部カバープレート35及びサブプレート37につ
いては詳しく後述する。上部カバープレート35の下方
には下部カバープレート38が配設されている。下部カ
バープレート38は前枠11に対して固着されている。
下部カバープレート38は前方に突出した下受け皿39
を有している。下受け皿39は主として上受け皿35に
貯留しきれなかった遊技球を貯留するものである。下受
け皿38の右側方には操作ハンドル40が取付けられて
いる。
【0009】次に図1〜3及び図5〜図10に基づい
て、上部カバープレート35及びサブプレート37周辺
の構造について更に詳しく説明する。上部カバープレー
ト35は左右方向に延設された略長方形形状の本体プレ
ート41によって前記のように前枠11に対して開閉可
能に片持ち支持されている。図1に示すように背面プレ
ート41には賞球が排出される排出口42と、図7に示
すように遊技球発射機構23に遊技球を導く遊技球導入
口43が形成されている。尚、賞球は排出された状態で
遊技球として利用されるため以後排出された賞球も含め
遊技球と呼称する。背面プレート41には前方に突出す
る上受け皿44が装着されている。上受け皿44は内部
が中空に構成された本体45と同本体45上部を覆う第
1の誘導部としての第1の遊技球誘導面47とより構成
されている。第1の遊技球誘導面47は排出口42に面
した側(右側)が高く遊技球導入口43側(左側)ほど
低く形成されている。第1の遊技球誘導面47上面にお
いて排出口42前面には遊技球が排出口4付近に滞らず
に広がるように広場48が形成されている。広場48は
遊技球導入口43側に向かっては徐々に狭まって狭窄通
路50に連通されている。狭窄通路50は背面プレート
41と第1の遊技球誘導面47の後方の張り出し壁49
に前後から挟まれた領域であって、同狭窄通路50にお
いてパチンコ球は同狭窄通路50に一列に配列されるこ
ととなる。狭窄通路50は遊技球導入口43につながっ
ている。
【0010】図1、図3、図4及び図8〜図10に示す
ように、本体45左部に形成された切り欠き45aから
プッシュボタン52が上方に露出されている。プッシュ
ボタン52はその裏面において取り付けブラケット53
に対して上下方向に回動可能に取着されている。取り付
けブラケット53は本体45に固着されている。プッシ
ュボタン52の下方であって取り付けブラケット53に
はロッド54が回動可能に取着されている。ロッド54
にはプッシュボタン52の裏面に当接するサブロッド5
5が形成されている。ロッド54は回動軸に取着された
コイルスプリング56によって図9において時計回り方
向に付勢されており、無負荷状態(押してない状態)に
おいてプッシュボタン52はサブロッド55によって押
圧され上方に向かって回動されている。ロッド54下端
寄りには上下方向に延びる長孔54aが形成されてお
り、同長孔54aにスライダ58のピン58aが挿入さ
れている。スライダ58は前後方向にスライドを許容す
るスライドレール60に嵌合されている。スライダ58
には蓋片59が裏面に向かって突設されている。蓋片5
9はプッシュボタン52が上位置にある場合(図9の状
態)には背面プレート41後方の遊技球発射機構23に
遊技球を導くように下受け皿連通路62を封塞する。一
方、プッシュボタン52が押されて下位置になった場合
(図10の状態)にはバイパス通路となる下受け皿連通
路62を開放し、遊技球の下受け皿連通路62方向への
落下を許容する。これらプッシュボタン52、ロッド5
4、蓋片58及び蓋片58等によって上受け皿44に溜
まったパチンコ球を下部カバープレート38の下受け皿
39に排出するためのパチンコ球排出機構51が構成さ
れている。
【0011】次に、サブプレート37について説明す
る。図3に示すように、サブプレート37は上受け皿4
4の第1の遊技球誘導面47の広場48のみを残してほ
ぼ左半分に渡って第1の遊技球誘導面47の上面を覆っ
ている。すなわちサブプレート37は上受け皿44に重
複配置されている。図3、図5及び図7に示すように、
サブプレート37は背面プレート41の前面に当接され
る第1の背面壁65と同背面壁65と平行かつ段違いに
前方に配設された第2の背面壁64を備えている。両背
面壁64,65の前面には本体45の輪郭形状に沿った
曲面を有する前面壁66が配設されている。第1の背面
壁65と前面壁66は左端で連結壁67によって連結さ
れ、第2の背面壁64先端から前面壁66方向には短く
延びるガイド壁68が配設されている。これら各壁64
〜68によって枠構造が構成されている。前面壁66に
は上方に延びる跳び出し防止壁66aが形成されてお
り、他の壁64,65,67,68よりも背高に形成さ
れている。各壁64〜68の下端縁に沿って第2の誘導
部としての第2の遊技球誘導面69が形成されている。
第2の遊技球誘導面69は連結壁67側が高く先端側
(右側)ほど低く形成されている。図4〜図6に示すよ
うに、第2の背面壁64と前面壁66とを比較すると前
面壁66のほうが長く、かつ両者の最先端位置の高さも
前面壁66のほうが低く形成されている。そのため、第
2の遊技球誘導面69は連結壁67から第2の背面壁6
4までの傾斜がほぼ一定の普通傾斜面69aと、背面壁
65から更に前面壁66先端に向かっては左右方向に傾
斜するとともに前後方向にも傾斜した曲面を持った立体
傾斜面69bとの二種の傾斜面で構成される。立体傾斜
面69bは前面壁66寄り先端(つまり前方)で第1の
遊技球誘導面47と当接し、第1の背面壁65寄り先端
(つまり後方の狭窄通路50のほぼ形成開始位置)付近
では第1の遊技球誘導面47との間に空間が形成される
ような角度付けとされている。サブプレート37を上受
け皿44に装着した状態において第2の背面壁64と背
面プレート41の前面との隙間は狭窄通路50の幅とほ
ぼ同幅とされている。
【0012】このような構成のサブプレート37は上受
け皿44の背面プレート41及び本体45に支持されて
いる。サブプレート37の背面壁65には取り付けブラ
ケット71が形成され、前面壁66の下端には鉤状部7
5が折り曲げ形成された挿入片72下方に向かって突設
形成されている。図7に示すように、サブプレート37
の同挿入片72は本体45の第1の挿入孔73に挿入さ
れ、取り付けブラケット71は背面プレート41の第2
の挿入孔74に挿入されている。取り付けブラケット7
1はボルト76によって背面プレート41に固定されて
いる。挿入片72は第1の挿入孔73に挿入された状態
で鉤状部75が挿入孔73周縁に係合している。
【0013】次に、このように構成された上記実施の形
態のパチンコ機の作用について説明する。図1に示すよ
うに、パチンコ機の左側面には左側枠板1bに接して遊
技球払い出し装置78が配設されている。遊技者は配球
ノズル79を操作してその排出口をちょうどサブプレー
ト37の第2の遊技球誘導面69上、つまりパチンコ機
の左右方向全体で見た場合に左端寄りに貸し出し遊技球
が落下するようにする。配球ノズル79から落下した遊
技球は第2の遊技球誘導面69の上面にて受けられ同誘
導面69上を低い方、すなわち右側に向かって転動す
る。このとき前面壁66の跳び出し防止壁66aによっ
て落下した遊技球の跳ね返りが確実に防止される。落下
した遊技球は普通傾斜面69aにおいて右方向に向かっ
て転動していくとともに立体傾斜面69bでは同立体傾
斜面69bが前方向に低くなるように傾斜しているため
斜め前方に転動することとなる。また、ガイド壁68に
よって進行を阻まれた遊技球も立体傾斜面69bを斜め
前方に転動することとなる。転動した遊技球は上受け皿
44の(第1の遊技球誘導面47)広場48に送り込ま
れる。ここで第1の遊技球誘導面47は第2の遊技球誘
導面69と逆方向(左方向)に低くなるように構成され
ているため、右方向に加速させられた遊技球は方向転換
して左方向に転動する。遊技球は狭窄通路50から下受
け皿連通路62を介して遊技球発射機構23に導かれて
いく。狭窄通路50内では一列、一段できれいに遊技球
が整列する。
【0014】ここでもし、狭窄通路50以降において球
詰まりが生じた場合には狭窄通路50上方から球を押動
してきちんと整列させる。また、上受け皿44に遊技球
がいっぱいになった場合にはそれも球詰まりの原因とな
るためプッシュボタン52を押す。すると、ロッド54
が回動し、それに従動して下受け皿連通路62を閉塞し
ている蓋片58がスライドレール60に案内されて前方
に移動する(図10参照)。これによって下受け皿連通
路62が開放されるため遊技球は下受け皿連通路62方
向へ落下し、球詰まりが確実に解消される。
【0015】このように構成することにより本実施の形
態は次のような効果を奏する。 (1)配球ノズル79から遊技球が落下した場合にサブ
プレート37がなければ直接上受け皿44の第1の遊技
球誘導面47上面で受けることとなる。すると、配球ノ
ズル79から払い出される遊技球は遊技球導入口43付
近に落下することとなり、この狭い部分に遊技球が集中
し球詰まりの原因となる。また、第1の遊技球誘導面4
7の低い位置で落下する遊技球を受けることとなるため
落下した球の勢いが強く第1の遊技球誘導面47で跳ね
返って外に飛び出してしまう可能性もある。ところが、
上記のようにサブプレート37を設けて遊技球を第1の
遊技球誘導面47の高い位置まで誘導するため球詰まり
が生じにくくなる。更に、配球ノズル79からサブプレ
ート37まではサブプレート37がない場合に比べて高
い位置にあるため落下した球の勢いはそれほどではな
く、跳ね返って飛び出すことがない。
【0016】(2)狭窄通路50はサブプレート37に
覆われず露出しているため球詰まり等の不具合が生じた
場合には直接遊技球を押動して直すことが可能となる。 (3)サブプレート37は着脱可能であるのでCR機の
ように遊技球払い出し装置78を利用しない場合はサブ
プレート37を取り外せばそのままよく、コストの削減
となる。サブプレート37はボルト75によって背面プ
レート41に容易に固定できる一方、一旦固定すると正
面側からは外せないのでいたずらにサブプレート37を
取り外すことはできない。 (4)遊技球は第2の遊技球誘導面69において立体傾
斜面69bを伝い徐々に第1の遊技球誘導面47の広場
48に至るようになっており、一挙に第2の遊技球誘導
面69から第1の遊技球誘導面47上に落下することは
ない。そのため、遊技球の移動による音がそれほど大き
なものではなくなる。 (5)サブプレート37は立体傾斜面69bの前面壁6
6寄りで第1の遊技球誘導面47と当接しているためし
っかりと三点支持されることとなり、片持ちにならず丈
夫である。
【0017】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・図11(a)及び(b)に示すように、サブプレート
37の全周を立ち上げ壁81で包囲し、右寄りに落下孔
82を形成し、この落下孔82から第1の遊技球誘導面
47上に遊技球を落下させるように構成してもよい。本
実施の形態では落下孔82に向かって傾斜する第3の誘
導傾斜面83が形成されている。落下孔82の大きさは
一挙に遊技球が落ちない程度の大きさで構成されてい
る。立ち上げ壁81はサブプレート37を上受け皿44
上に装着した状態で前面側が背高に構成されている。
尚、取り付けブラケット71及び挿入片72の構成は上
記実施の形態と同一である。 ・図12(a)及び(b)に示すように、脱着可能なサ
ブプレート37ではなく上受け皿44と一体的に球受け
部85を形成するようにしてもよい。この場合には上受
け皿44に遊技球を遊技球発射機構23に導くため元来
設けられる第1の遊技球誘導面47の他に第1の遊技球
誘導面47の右方向(高い方)に遊技球を導くための第
2の遊技球誘導面69を設ける。 ・図12(a)に示すように、配球ノズル79(ここで
は図示省略)から第2の遊技球誘導面69の左方寄りに
落下した遊技球は右方向に転動していき、第1の遊技球
誘導面47と合流する。第1の遊技球誘導面47が右か
ら左方に向かって低くなる傾斜とされているため、遊技
球は合流後方向転換して遊技球発射機構23方向(左
方)に導かれる。このように構成しても上記(1)の効
果を奏することとなる。 ・上記実施の形態では狭窄通路50上方は開放されてい
たが、これをサブプレート37の第2の遊技球誘導面6
9で完全に覆ってしまっても構わない。この場合、狭窄
通路50の上方からの遺物の落下を防止できるので、遊
技球が詰まるのを防止できる。さらに、覆った部分を透
明部材で形成してもよい。この場合、狭窄通路50の状
態が視認可能である。 ・サブプレート37の高低差は上記実施の形態では普通
傾斜面69aと立体傾斜面69bによって実現されてい
たが、これを例えば階段状にしてもよい。これら以外に
も第2の遊技球誘導面69の形状は適宜変更可能であ
る。 ・上記実施の形態ではサブプレート37は上受け皿44
とは別体で構成していたが、これを上受け皿44の一部
として一体的に形成しても構わない。要は一旦遊技球が
遊技球導入口43から離間する方向(言い換えれば遊技
球発射機構23が配置されている側と反対側)に移動で
きればよいからである。 ・サブプレート37は立体傾斜面69bの前面壁66寄
りで必ずしも第1の遊技球誘導面47と当接していなく
ともよい。 ・第2の遊技球誘導面69を上受け皿44の奥側に配置
し、第1の遊技球誘導面47を上受け皿44の手前側に
配置してもよい。この場合、配球ノズル79からの球が
跳ねても上受け皿44の受ける範囲内に落下するため、
上受け皿44から飛び出すことはない。 ・上受け皿44や遊技盤12やガラス扉枠31等の形状
や上受け皿44の第1の遊技球誘導面47の形状は適宜
変更可能である。 ・本発明はパチンコ機以外にもアレパチ、アレンジボー
ル等の遊技機にも応用可能である等その他、本発明の趣
旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
【0018】上記実施の形態から把握できる本発明のそ
の他の技術的思想について下記に付記として説明する。 (1) 前記遊技機は、前記遊技球払い出し装置が配設
されている側寄りに前記遊技球発射機構が設けられてい
る請求項1に記載の遊技機。 (2) 前記遊技機は、前記球受け台の上方に落下孔を
形成するとともに同落下孔に向かって傾斜する傾斜面を
形成した球受け部を重複配置し、同落下孔から同遊技球
が前記第1の誘導部上に落下するようにした請求項1又
は付記1に記載の遊技機。 (3) 前記第1の誘導部上には少なくとも前記第2の
誘導部の一部が当接していることを特徴とする請求項1
又は付記1〜2のいずれかに記載の遊技機。 (4) 前記球受け部は着脱可能である請求項1又は付
記1〜3のいずれかに記載の遊技機。 (5) 前記球受け部には前記配球ノズルから落下した
遊技球が跳ね返って同球受け部外部に飛び出すのを防止
するガードが形成されている請求項1又は付記1〜4の
いずれかに記載の遊技機。 (6) 前記球受け部が前記第1の誘導部の上方を覆う
様にした請求項1又は付記1〜5のいずれかに記載の遊
技機。 (7) 前記球受け部の全部又は一部が透明である請求
項1又は付記1〜6のいずれかに記載の遊技機。 (8) 遊技機前面側に球受け台を設け、該球受け台の
球受け面側には複数の球誘導部を設けたことを特徴とす
る遊技機。 (9) 遊技機前面側に球受け台を設け、該球受け台の
球受け面側には複数の球誘導部を設け、それらのうち一
の球誘導部と他の球誘導部との傾斜方向を異ならせたこ
とを特徴とする遊技機。 (10) 前記複数の球誘導部のうち所定の球誘導部を
機外からの遊技球用とし、他の所定の球誘導部を機内か
らの遊技球用とした付記8又は9記載の遊技機。 (11) 前記機内からの遊技球用の球誘導部を、前記
機外からの遊技球用の球誘導部よりも手前側に配置した
付記10記載の遊技機。 (12) 前記機外からの遊技球用の球誘導部を、前記
機内からの遊技球用の球誘導部よりも手前側に配置した
付記10記載の遊技機。 (13) 前記球誘導部は一対設けられている付記8〜
12のいずれかに記載の遊技機。 (14) 前記各球誘導部は、球受け台に一体形成した
付記8〜13のいずれかに記載の遊技機。 (15) 前記各球誘導部間にはそれら球誘導部同士を
仕切る仕切部が設けられている手段1乃至7のいずれか
に記載の遊技機。 (16) 遊技機前面側に球受け台を設け、該球受け台
の幅方向一側に遊技球払出口を設ける一方、幅方向他側
に球発射装置への投入口を設け、前記球受け台の第1の
誘導部を払出口側から投入口側へ傾斜させてなる遊技機
において、前記球受け台の第1の誘導部とは異なる方向
へ傾斜させた第2の誘導部を設け、第1の誘導部よりも
奥側に第2の誘導部を配置したことを特徴とする遊技
機。 (17) 第2の誘導部を投入口側から払出口側へ傾斜
させ、第2の誘導部に受けられた遊技球は一旦払出口側
へ導かれた後、第1の誘導部に受け渡されるように、第
1の誘導部と第2の誘導部とを払出口側で連通付記16
記載の遊技機。 (18) 前記第1の誘導部と第2の誘導部との間は幅
方向に延びる突条によって区画されている付記16又は
17記載の遊技機。 (19) 前記第2の誘導部の最高位置は第1の誘導部
と第2の誘導部との連通部位よりも高くなる位置に形成
されている付記17又は18記載の遊技機。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のパチンコ機の正面図。
【図2】 同じく側面図。
【図3】 サブプレートを装着した状態の平面図。
【図4】 サブプレートを取り去った状態の平面図。
【図5】 サブプレートの斜視図。
【図6】 サブプレートの正面図。
【図7】 図3のA−A線における上部カバープレート
部分の断面図。
【図8】 パチンコ球排出機構を説明する背面図。
【図9】 同じパチンコ球排出機構を説明する側面図。
【図10】 同じパチンコ球排出機構を説明する側面
図。
【図11】 他の実施の形態のサブプレートであって、
(a)は平面図(b)はB−B線における断面図。
【図12】 他の実施の形態のサブプレートを上受け皿
に装着した図であって、(a)は平面図(b)はC−C
線における断面図。
【符号の説明】
1…支持枠体としての外枠、4…遊技機本体、12…遊
技盤、23…遊技球発射機構、37…球受け部としての
サブプレート、40…操作ハンドル、47…第1の誘導
部としての第1の遊技球誘導面、69…第2の誘導部と
しての第2の遊技球誘導面、78…遊技球払い出し装
置、79…配球ノズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持枠体と、同支持枠体に支持され少なく
    とも遊技盤及び遊技球発射機構が形成された遊技機本体
    と、同支持枠体の左右幅方向に延設されるとともに高低
    差によって前記遊技球を低部方向に誘導する第1の誘導
    部が形成された球受け台とを備え、同支持枠体側面に遊
    技球払い出し装置を配設した遊技機であって、前記遊技
    球払い出し装置を操作し配球ノズルを前記球受け台の近
    端寄り上方に配置させ同配球ノズルから遊技球を前記球
    受け台方向に落下させ、同遊技球を前記第1の誘導部に
    よって前記遊技球発射機構に誘導し同遊技球を前記遊技
    盤面に発射するようにした遊技機において、前記球受け
    台の上面には高低差によって前記遊技球を低部方向に誘
    導する第2の誘導部が形成された球受け部を配置し、同
    第2の誘導部によって同遊技球を前記遊技球発射機構か
    ら一旦離間する方向に誘導するとともに同第2の誘導部
    を転動する同遊技球が前記第1の誘導部側に移動するよ
    うにしたことを特徴とする遊技機。
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