JP2002286743A - 振動・揺動レベル計測装置及びその計測方法 - Google Patents

振動・揺動レベル計測装置及びその計測方法

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JP2002286743A JP2001082759A JP2001082759A JP2002286743A JP 2002286743 A JP2002286743 A JP 2002286743A JP 2001082759 A JP2001082759 A JP 2001082759A JP 2001082759 A JP2001082759 A JP 2001082759A JP 2002286743 A JP2002286743 A JP 2002286743A
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Yuji Morita
雄二 森田
Kozo Asada
浩三 浅田
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体側に取り付けられたセンサの出力のみ
から移動体に載置された測定対象が受ける振動レベル、
揺動レベルを測定する。 【解決手段】 振動・揺動レベル計測装置は、測定対象
支持面5の進行方向に向かって右側と左側に作用する荷
重をそれぞれ測定するロードワッシャ7a、7bと、測
定対象支持面5の上下方向加速度を測定する加速度セン
サ8とを備え、測定対象4の質量と、測定対象支持面5
の質量と、測定された測定対象支持面5の右側と左側に
作用する荷重の和と、測定された測定対象支持面5の上
下方向加速度とに基づき測定対象4の上下方向加速度
(振動レベル)を演算する。さらに、左右の荷重の変動
から測定対象4の揺動レベルを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両等の移動体の載
置されている物体が受ける振動レベルないし揺動レベル
を計測する装置及びその測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車体に取り付けられたセンサによって計
測された値に基づき、乗員が受ける振動や騒音、乗心地
等を評価することが行われている。
【0003】運転者を含む乗員(以下、適宜「人体」と
いう。)が受ける振動を評価することも行われており、
従来は、着座しているシートと人体との間に加速度セン
サを配置してシート面の上下方向加速度を計測し、これ
を人の受ける振動とみなして評価に使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
上記従来技術においては、計測された値が実際に乗員が
体感している振動とは一致しないという問題があった。
これは、上記加速度センサによって計測される加速度は
あくまでも乗員が着座しているシート面の加速度であ
り、人体の加速度ではないからである。計測値が実際に
乗員が体感している振動とずれていると、乗員が受けて
いる振動レベルを正しく評価することが難しくなり、さ
らに、計測値を乗心地改善を目的とした車両制御等に使
用することが困難になる。
【0005】また、加速度センサを人体に取り付ければ
人体の加速度を計測することができるが、取付けの手
間、人体にセンサを直接取り付けることによる制約等を
考慮すると、このような計測方法は実用的ではない。
【0006】さらに、乗心地を評価するに当たっては、
ステアリング操作時等、車体ロール時に乗員が左右に揺
さ振られる度合い(揺動レベル)を評価することも重要
であるが、上記従来技術においては乗員が揺さ振られる
度合いまでは評価することができない。
【0007】本発明は、かかる技術的課題を鑑みてなさ
れたものであり、移動体側に取り付けられたセンサの出
力のみから移動体に載置された測定対象が受ける振動レ
ベルないし揺動レベルを測定できる装置及びその測定方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】第1の発明は、移動体
に載置された測定対象の上下方向加速度を計測する振動
レベル計測装置において、前記測定対象を支持する面の
前記移動体の進行方向に向かって右側に作用する荷重を
測定する第1の荷重センサと、前記測定対象を支持する
面の前記移動体の進行方向に向かって左側に作用する荷
重を測定する第2の荷重センサと、前記測定対象の支持
面の上下方向加速度を測定する加速度センサと、前記測
定対象の質量と、前記測定対象の支持面の質量と、前記
第1及び第2の荷重センサによって測定された荷重の和
と、前記加速度センサによって測定された前記測定対象
支持面の上下方向加速度とに基づき前記測定対象の上下
方向加速度を演算する加速度演算手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、加速
度演算手段が、前記測定対象支持面の質量に前記測定さ
れた測定対象支持面の上下方向加速度を掛けた値に、前
記第1及び第2の荷重センサによって測定された測定対
象支持面の左右に作用する荷重を加え、これを前記測定
対象の質量で除して前記測定対象の上下方向加速度を演
算することを特徴とするものである。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、移動体が車両であり、測定対象が前記車両のシー
トに着座した人体であること特徴とするものである。
【0011】第4の発明は、第3の発明において、第1
及び第2の荷重センサが前記シートと前記人体の間に設
けられ、加速度センサが前記第1及び第2の荷重センサ
の共通の上板の上下加速度を測定することを特徴とする
ものである。
【0012】第5の発明は、第1から第4の発明におい
て、前記第1の荷重センサによって測定された荷重と前
記第2の荷重センサによって計測された荷重の変動に基
づき前記評価対象が移動体進行方向に向かって左右に揺
さ振られる度合いを求める揺動レベル演算手段をさらに
備えたことを特徴とするものである。
【0013】第6の発明は、第5の発明において、揺動
レベル演算手段が前記第1の荷重センサによって測定さ
れた荷重と前記第2の荷重センサによって計測された荷
重の差分に基づき前記評価対象が移動体進行方向に向か
って左右に揺さ振られる度合いを求めることを特徴とす
るものである。
【0014】第7の発明は、移動体に載置された測定対
象が移動体進行方向に向かって左右に揺さ振られる度合
いを計測する揺動レベル計測装置において、前記測定対
象支持面の前記移動体の進行方向に向かって右側に作用
する荷重を測定する第1の荷重センサと、前記測定対象
支持面の前記移動体の進行方向に向かって左側に作用す
る荷重を測定する第2の荷重センサと、前記第1の荷重
センサによって測定された荷重と前記第2の荷重センサ
によって計測された荷重の変動に基づき前記評価対象が
移動体進行方向に向かって左右に揺さ振られる度合いを
求める揺動レベル演算手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0015】第8の発明は、第7の発明において、揺動
レベル演算手段が、前記第1の荷重センサによって測定
された荷重と前記第2の荷重センサによって計測された
荷重の差分に基づき前記評価対象が移動体進行方向に向
かって左右に揺さ振られる度合いを求めることを特徴と
するものである。
【0016】第9の発明は、移動体に載置された測定対
象の上下方向加速度を計測する振動レベル計測方法にお
いて、前記測定対象支持面の前記移動体の進行方向に向
かって右側に作用する荷重と前記移動体の進行方向に向
かって左側に作用する荷重を測定するステップと、前記
測定対象の支持面の上下方向加速度を測定するステップ
と、前記測定対象の質量と、前記測定対象の支持面の質
量と、前記測定された測定対象支持面の左右に作用する
荷重と、前記測定対象支持面の上下方向加速度とに基づ
き前記測定対象の上下方向加速度を演算するステップと
を含むことを特徴とするものである。
【0017】第10の発明は、第9の発明において、測
定対象の上下方向加速度を演算するステップが、前記測
定対象支持面の質量に前記測定された測定対象支持面の
上下方向加速度を掛けた値に、前記測定された測定対象
支持面の左右に作用する荷重を加え、これを前記測定対
象の質量で除して前記測定対象の上下方向加速度を演算
することを特徴とするものである。
【0018】第11の発明は、移動体に載置された測定
対象が移動体進行方向に向かって左右に揺さ振られる度
合いを計測する揺動レベル計測方法において、前記測定
対象支持面の前記移動体の進行方向に向かって右側に作
用する荷重を測定するステップと、前記測定対象支持面
の前記移動体の進行方向に向かって左側に作用する荷重
を測定するステップと、前記測定された測定対象支持面
の右側に作用する荷重と左側に作用する荷重の変動に基
づき前記評価対象が移動体進行方向に向かって左右に揺
さ振られる度合いを求めるステップとを含むことを特徴
とするものである。
【0019】第12の発明は、第11の発明において、
評価対象が移動体進行方向に向かって左右に揺さ振られ
る度合いを求めるステップが、前記測定された測定対象
支持面の右側に作用する荷重と左側に作用する荷重の差
分に基づき前記評価対象が移動体進行方向に向かって左
右に揺さ振られる度合いを求めることを特徴とするもの
である。
【0020】
【作用及び効果】したがって、本発明によると、車両等
の移動体に載置された測定対象(例えば乗員)の上下方
向加速度が、測定対象の質量と、測定対象の支持面の質
量と、測定された評価対象支持面の左右に作用する荷重
の和と、評価対象支持面の上下方向加速度とに基づき演
算される。
【0021】従来は、測定対象支持面の上下方向加速度
を測定対象の上下方向加速度としていたため、測定値と
実際に測定対象が受けている振動レベルとのずれが問題
となっていたが、本発明によれば測定対象の上下方向加
速度を直接的かつ正確に求めることができるので、測定
対象が受けている振動レベルの適切な評価が可能とな
る。また、演算に用いられるパラメータは、予め計測し
た値や移動体側に取り付けられたセンサによって計測さ
れた値であるので、測定対象にセンサを取り付ける必要
もなく、測定の自由度が大きいという利点もある。
【0022】さらに、評価対象支持面の左右に作用する
荷重の変動、例えば両荷重の差分から評価対象が移動体
進行方向に対して左右方向(横方向)に揺さ振られる度
合いを求めることができるので、振動レベルのみならず
揺動レベルの評価にも用いることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明に係る振動・揺動レベル計
測装置の概略構成を示したものである。シート1は評価
対象車両の所定位置(運転席側、助手席側、後部座席側
等)に取り付けられており、シート1の上には荷重セン
サ3が載置されている。計測時、乗員4(以下、適宜
「人体」という。)は荷重センサ3の上に腰掛けるよう
にシート1に着座することになる。
【0025】荷重センサ3は、乗員4側に設けられる上
板5と、シート1側に設けられる下板6と、上板5と下
板6の間に設けられたロードワッシャ7a、7bとで構
成される。ロードワッシャ7a、7bは図2に示すよう
に車両進行方向に向かって右側と左側に荷重センサ3の
中心線3cを挟んで対称的に設けられており、上板5の
左右に作用する荷重(座面荷重)をそれぞれ計測する。
【0026】また、荷重センサ3の上板5のほぼ中央に
は、人体4の座面の上下方向加速度(鉛直方向加速
度)、すなわち、荷重センサ3の上板5の上下方向加速
度を計測する加速度センサ8が取り付けられている。
【0027】これら荷重センサ3(ロードワッシャ7
a、7b)、加速度センサ8の出力は、シグナルコンデ
ィショナないしアンプ9を介してコンピュータ等のデー
タ処理装置10に入力される。データ処理装置10は、
予め計測しておいた乗員4の質量、荷重センサ3の上板
5の質量、計測された座面荷重及び座面加速度に基づき
乗員4の上下方向加速度(鉛直方向加速度)を演算によ
って求める。
【0028】具体的には、乗員4の振動レベル、揺動レ
ベルの演算は図3に示すようなモデルに基づき行われ
る。
【0029】このモデルは、評価車両のサスペンション
に相当するバネk1及びダンパc1、車体に相当するマス
1、シート1のシートバネに相当するバネk2、荷重セ
ンサ3の下板6、上板5に相当するマスm2、m3、ロー
ドワッシャ7a、7bに相当するバネk31、k32、乗員
4に相当するマスm4、バネk4で構成される。
【0030】マスm1、m2、m3、m4につきそれぞれ運
動方程式を立てると、以下のようになる。
【0031】
【数1】 0:路面からの変位入力 x1:車体の上下方向変位 x2:荷重センサ下板の変位 x3:荷重センサ上板の変位 x4:乗員の変位 k3:バネk1とバネk2の合成バネ定数(k3=k1
2) (x1〜x4はつりあい位置を基準とした相対変位) さらに、式(1)、式(2)を乗員加速度x4"について
整理すると、次式(5)、
【0032】
【数2】 が得られる。
【0033】したがって、右辺分子の第1項のx3"が加
速度センサ8により計測でき、第2項のk3(x3
2)がロードワッシャ7a、ロードワッシャ7bによ
り計測された荷重の和となることから、荷重センサ上板
質量m3、乗員質量m4を予め計測しておけば、各値を式
(5)に代入することによって乗員加速度x4"を求める
ことができる。
【0034】なお、荷重センサ上板質量m3、乗員質量
4はここでは予め計測しているが、車両に取り付けら
れたセンサによって、乗員加速度x4"を演算する際や乗
車時に計測するようにするようにしてもよい。
【0035】また、ステアリング操作時等、車体ロール
時に乗員4が揺動されると、乗員4はバランスを取ろう
と身を傾けたり、ずらしたりするが、このときの乗員4
の動きはロードワッシャ7a、7bによって測定される
荷重の変動として表れる。すなわち、乗員4が左右に揺
り動かされていないときはロードワッシャ7a、7bに
よって測定される荷重の差分はゼロとなるが、揺動の度
合いが大きくなるにつれ両測定荷重の差分は大きくなる
ので、測定された荷重の差分を求めればその大きさから
乗員4が受けている揺動のレベルを評価することができ
る。なお、揺動レベルの評価は、測定された左右の荷重
の比率や、測定された左右の荷重から算出される重心位
置あるいはその移動量、各ロードワッシャ7a、7bで
計測される荷重の変化量等によって評価するようにして
も良い。
【0036】以上のようにしてデータ処理装置10は荷
重センサ3と加速度センサ8によって計測される座面荷
重と座面加速度とに基づき乗員4の振動レベル、揺動レ
ベルを演算し、乗心地等の評価を行う。
【0037】図4は上記計測結果に基づく振動レベル評
価の一例を示し、計測された乗員4の上下方向加速度の
パワースペクトルを示している。
【0038】乗員が受ける振動レベルを評価は、評価し
ようとしている現象に対応する周波数帯域を設定し、そ
の区間のオーバーオール値を求めることによって行う。
例えば、乗員が感じる「ふわふわ感」を評価するには図
中に示すような所定の低周波域を評価領域として設定
し、この区間のオーバーオール値を求める。そして、そ
の値を予め設定した評価基準値と照らし合わせ、評価基
準値を超えているようであれば、振動レベルが評価基準
値以下に抑えられるようにサスペンションやシートバネ
のセッティング等を行う。
【0039】なお、振動レベル、揺動レベルの評価はデ
ータ処理装置10において行っても良いし、計測結果を
記録しておき、その記録された計測結果に基づき別のデ
ータ処理装置で行っても良い。
【0040】したがって、本発明によれば、従来技術と
異なり、乗員の加速度を直接的に振動レベルの評価に用
いることができ、振動レベルの評価を正確かつ適切に行
うことができる。また、乗員が受ける揺動のレベルを求
めることができるので揺動レベルの評価も行うことがで
きる。さらに、正確な計測結果が得られることから、将
来的には本測定装置による測定結果に基づき車両を制御
することも考えられる。
【0041】以上本発明の実施の形態について説明した
が、上記実施形態は本発明の範囲を限定するものではな
く、必要に応じてセンサの取付け位置や取付け個数を変
更し、測定精度を向上させる等の変更を加えることもで
きる。
【0042】また、ここでは乗員の振動レベルないし揺
動レベルを計測する装置として説明したが、本装置は車
両等の移動体に載置されている物体、例えば荷台に載置
された積荷の振動レベルないし揺動レベルを計測する場
合等にも広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動・揺動レベル計測装置の概略
構成図である。
【図2】荷重センサにおけるロードワッシャの位置を示
した図である。
【図3】乗員加速度を演算するためのモデルである。
【図4】計測結果に基づく評価の一例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 シート 3 荷重センサ 4 乗員 5 荷重センサ上板 6 荷重センサ下板 7 ロードワッシャ 8 加速度センサ 9 シグナルコンディショナ又はアンプ 10 データ処理装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体に載置された測定対象の上下方向加
    速度を計測する振動レベル計測装置において、 前記測定対象を支持する面の前記移動体の進行方向に向
    かって右側に作用する荷重を測定する第1の荷重センサ
    と、 前記測定対象を支持する面の前記移動体の進行方向に向
    かって左側に作用する荷重を測定する第2の荷重センサ
    と、 前記測定対象の支持面の上下方向加速度を測定する加速
    度センサと、 前記測定対象の質量と、前記測定対象の支持面の質量
    と、前記第1及び第2の荷重センサによって測定された
    荷重の和と、前記加速度センサによって測定された前記
    測定対象支持面の上下方向加速度とに基づき前記測定対
    象の上下方向加速度を演算する加速度演算手段と、を備
    えたことを特徴とする振動レベル計測装置。
  2. 【請求項2】前記加速度演算手段は、前記測定対象支持
    面の質量に前記測定された測定対象支持面の上下方向加
    速度を掛けた値に、前記第1及び第2の荷重センサによ
    って測定された測定対象支持面の左右に作用する荷重を
    加え、これを前記測定対象の質量で除して前記測定対象
    の上下方向加速度を演算することを特徴とする請求項1
    に記載の振動レベル計測装置。
  3. 【請求項3】前記移動体は車両であり、 前記測定対象は前記車両のシートに着座した人体である
    こと特徴とする請求項1または2に記載された振動レベ
    ル計測装置。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の荷重センサは前記シー
    トと前記人体の間に設けられ、前記加速度センサは前記
    第1及び第2の荷重センサの共通の上板の上下加速度を
    測定することを特徴とする請求項3に記載の振動レベル
    計測装置。
  5. 【請求項5】前記第1の荷重センサによって測定された
    荷重と前記第2の荷重センサによって計測された荷重の
    変動に基づき前記評価対象が移動体進行方向に向かって
    左右に揺さ振られる度合いを求める揺動レベル演算手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいず
    れか一つに記載の振動レベル計測装置。
  6. 【請求項6】前記揺動レベル演算手段は前記第1の荷重
    センサによって測定された荷重と前記第2の荷重センサ
    によって計測された荷重の差分に基づき前記評価対象が
    移動体進行方向に向かって左右に揺さ振られる度合いを
    求めることを特徴とする請求項5に記載の振動レベル計
    測装置。
  7. 【請求項7】移動体に載置された測定対象が移動体進行
    方向に向かって左右に揺さ振られる度合いを計測する揺
    動レベル計測装置において、 前記測定対象支持面の前記移動体の進行方向に向かって
    右側に作用する荷重を測定する第1の荷重センサと、 前記測定対象支持面の前記移動体の進行方向に向かって
    左側に作用する荷重を測定する第2の荷重センサと、 前記第1の荷重センサによって測定された荷重と前記第
    2の荷重センサによって計測された荷重の変動に基づき
    前記評価対象が移動体進行方向に向かって左右に揺さ振
    られる度合いを求める揺動レベル演算手段と、を備えた
    ことを特徴とする揺動レベル計測装置。
  8. 【請求項8】前記揺動レベル演算手段は、前記第1の荷
    重センサによって測定された荷重と前記第2の荷重セン
    サによって計測された荷重の差分に基づき前記評価対象
    が移動体進行方向に向かって左右に揺さ振られる度合い
    を求めることを特徴とする請求項7に記載の揺動レベル
    計測装置。
  9. 【請求項9】移動体に載置された測定対象の上下方向加
    速度を計測する振動レベル計測方法において、 前記測定対象支持面の前記移動体の進行方向に向かって
    右側に作用する荷重と前記移動体の進行方向に向かって
    左側に作用する荷重を測定するステップと、 前記測定対象の支持面の上下方向加速度を測定するステ
    ップと、 前記測定対象の質量と、前記測定対象の支持面の質量
    と、前記測定された測定対象支持面の左右に作用する荷
    重と、前記測定対象支持面の上下方向加速度とに基づき
    前記測定対象の上下方向加速度を演算するステップと、
    を含むことを特徴とする振動レベル計測方法。
  10. 【請求項10】前記測定対象の上下方向加速度を演算す
    るステップは、 前記測定対象支持面の質量に前記測定された測定対象支
    持面の上下方向加速度を掛けた値に、前記測定された測
    定対象支持面の左右に作用する荷重を加え、これを前記
    測定対象の質量で除して前記測定対象の上下方向加速度
    を演算することを特徴とする請求項9に記載の振動レベ
    ル計測方法。
  11. 【請求項11】移動体に載置された測定対象が移動体進
    行方向に向かって左右に揺さ振られる度合いを計測する
    揺動レベル計測方法において、 前記測定対象支持面の前記移動体の進行方向に向かって
    右側に作用する荷重を測定するステップと、 前記測定対象支持面の前記移動体の進行方向に向かって
    左側に作用する荷重を測定するステップと、 前記測定された測定対象支持面の右側に作用する荷重と
    左側に作用する荷重の変動に基づき前記評価対象が移動
    体進行方向に向かって左右に揺さ振られる度合いを求め
    るステップと、を含むことを特徴とする揺動レベル計測
    方法。
  12. 【請求項12】前記評価対象が移動体進行方向に向かっ
    て左右に揺さ振られる度合いを求めるステップは、前記
    測定された測定対象支持面の右側に作用する荷重と左側
    に作用する荷重の差分に基づき前記評価対象が移動体進
    行方向に向かって左右に揺さ振られる度合いを求めるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の揺動レベル計測方
    法。
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