JP2000346723A - ロードセル - Google Patents

ロードセル

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JP2000346723A
JP2000346723A JP11157015A JP15701599A JP2000346723A JP 2000346723 A JP2000346723 A JP 2000346723A JP 11157015 A JP11157015 A JP 11157015A JP 15701599 A JP15701599 A JP 15701599A JP 2000346723 A JP2000346723 A JP 2000346723A
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JP11157015A
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Kazuaki Hama
和明 浜
Bunya Kobayashi
文弥 小林
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G3/00Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances
    • G01G3/12Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing
    • G01G3/14Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing measuring variations of electrical resistance
    • G01G3/1402Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports
    • G01G3/141Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports the supports being disc or ring shaped
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/20Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
    • G01L1/22Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges
    • G01L1/2206Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports
    • G01L1/2231Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports the supports being disc- or ring-shaped, adapted for measuring a force along a single direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードセル自身の厚さを厚くすることなく、
ロードセルに作用する鉛直方向の荷重を正確に起歪体に
伝達するとともに、水平方向の力や傾動荷重に対してロ
ードセルを有効に保護して、ロードセルの測定精度と強
度的信頼性とを向上させる。 【解決手段】 受荷重部2を、荷重台11と接合するた
めの雌ネジを設けた芯部2aと上記芯部を取り囲むよう
に形成された弾性体2bとから成るホルダ2Bと、この
ホルダ2Bを挿入した受荷重部本体2Aとから構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台秤,タンク,材
料供給ホッパ,トラックの荷台等に用いられ、荷重によ
る変形を歪みゲージを用いて検出するロードセルの構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15(a)は、例えば特開平7−77
457号公報に記載されたトラックの車重計測に用いら
れる台秤20の構成を示す平面図で、図15(b)は、
上記台秤20のロードセル保護部材である積層ゴム25
の取付状態を示す縦断面図である。台秤20は、下部取
付基部21にボルト22によりロードセル23を固着
し、このロードセル23の受荷重部23Aに、積層ゴム
24を介して、トラックを塔載するための上部フレーム
25を取付け、上記上部フレーム25の上面に塔載され
たトラックの重量を計測するものである。上記積層ゴム
24は、ゴム等の弾性体25Aと金属板25Bとを交互
に積層しして形成したもので、下フランジ26を介して
上記ロードセル23の受荷重部23Aに、上フランジ2
7を介して上記上部フレーム25に取付けられる。上記
構成の台秤20は、ロードセル23と上部フレーム25
との間に積層ゴム24を介在させ、ロードセル23が、
水平方向の力や傾動荷重などの、荷重を検出する方向以
外の不用な力を受けたときに、上記積層ゴム24により
上記不用な力を吸収することにより、ロードセル23に
不用な力を直接受けさせないようにし、ロードセル23
の測定精度と耐久性の向上を図るようにしたものであ
る。
【0003】また、図16は、特開平8−159858
号公報に記載された台秤30の構成を示す図で、この台
秤30は、ロードセル23の上面と上部フレーム25下
面にそれぞれ固定された二枚の板状部材31,32の間
に、上記両板状部材31,32に接触させて設けられた
高剛性を有する球状,樽状あるいは回転楕円体形状の垂
直荷重支持部材35Aと、上記垂直荷重支持部材35A
を内包する弾性体35Bとから成るロードセル保護部材
35を設けたもので、ロードセル23が水平方向の力や
傾動荷重などの不用な力を受けたときには、上記垂直荷
重支持部材35Aが転動することにより上記不用な力を
吸収し、ロードセル23に直接水平方向や傾動方向の力
を受けさせないようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の台秤20及び台秤30では、ロードセル保護部材を
構成する積層ゴム25や垂直荷重支持部材35Aがロー
ドセル23の上部に設置されているため、上記保護部材
を含めたロードセルユニットの厚みが大きくなってしま
うといった問題点があった。更に、上記台秤20では、
弾性体25Aと金属板25Bとの接着力により保護部材
である積層ゴム25の強度を保持しているので、鉛直上
方向の力に対しては強度が弱く、信頼性に乏しいといっ
た問題点があった。また、上記台秤30では、高剛性の
球状や樽状の垂直荷重支持部材35Aを作製し、かつ上
記形状の垂直荷重支持部材35Aを弾性体35Bにより
内包する必要があるため、ロードセル保護部材の作製工
程が複雑で、かつコスト高になるといった問題点があっ
た。
【0005】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、ロードセル自身の厚さを厚くすることなく、ロ
ードセルに作用する鉛直方向の荷重を正確に起歪体に伝
達するとともに、水平方向の力や傾動荷重に対してロー
ドセルを有効に保護して、ロードセルの測定精度と強度
的信頼性とを向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のロード
セルは、荷重台からの荷重を受ける受荷重部を、荷重台
との接合部を有する芯部と上記芯部を取り囲むように形
成された弾性体とから成る接合部材と、上記接合部材を
挿入し、上記起歪体と接合された受荷重部本体とから構
成したものである。
【0007】請求項2に記載のロードセルは、上記接合
部を雌ネジまたは貫通孔を設けた部材、あるいは芯部か
ら荷重台側に突出する雄ネジを有する部材により構成し
たものである。
【0008】請求項3に記載のロードセルは、受荷重部
本体に貫通孔を形成し、この貫通孔に上記接合部材を挿
入したものである。
【0009】請求項4に記載のロードセルは、上記接合
部材の荷重台と反対側の外形寸法を、荷重台側の外形寸
法よりも大きく形成したものである。
【0010】請求項5に記載のロードセルは、上記芯部
の荷重台と反対側の外形寸法を、荷重台側の外形寸法よ
りも大きく形成したものである。
【0011】請求項6に記載のロードセルは、受荷重部
本体に凹部を形成し、この凹部に上記接合部材を挿入し
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係わる
ロードセル1の構成を示す図で、(a)図は平面図、
(b)図は(a)図のA−A断面図である。また、図2
は上記ロードセル1を4台用いた台秤10の構成を示す
模式図で、(a)図はその正面図、(b)図はロードセ
ル1と荷重台11との接合部の詳細を示す図である。ロ
ードセル1は、図1及び図2に示すように、被計量物を
塔載する荷重台11からの荷重を受ける円柱状の受荷重
部2と、この受荷重部2の外周に上記受荷重部2と一体
に構成され、上記受荷重部2に作用した荷重により変形
する薄枠状の起歪体3と、上記起歪体3の薄肉部3aの
裏面(荷重台11と反対側の面)に貼着された複数の歪
みゲージ4a,4bと、下面5aでロードセル1の取付
台12に固定され、側面5bにおいて上記起歪体3を介
して上記受荷重部2と接合された周囲枠5とから構成さ
れており、上記起歪体3は、上記周囲枠5との接合部
(外周)上記受荷重部2との接合部(内周)が固定さ
れ、円周上に荷重を受ける円環板状構造となっている。
なお、6はロードセル1を取付台12に固定するための
固定ネジ穴である。また、7は上記周囲枠5の側面に設
けられた、上記各歪みゲージ4a,4bの測定端子から
の測定ケーブルをロードセル1の外部に引き出すための
引き出し部で、上記測定ケーブルは、図外の歪み検出回
路に接続される。また、ロードセル1は、上記受荷重部
2と上記起歪体3と上記周囲枠5とが一体に形成される
とともに、受荷重部2の上面の高さを上記起歪体3と上
記周囲枠5の上面の高さよりも所定の大きさだけ高く設
定し、荷重台11が荷重により下方に移動したときに、
上記荷重台11と上記起歪体3及び上記周囲枠5とが接
しないようにしている。
【0013】受荷重部2は、その中央に、下部側(荷重
台11と反対側)の内径が上部側(荷重台11側)の内
径よりも大きい貫通孔2Kを有する受荷重部本体2A
と、荷重台11との接合部となる雌ネジ2Mが形成さ
れ、下部側の外径が上部側の外径よりも大きな外径の柱
状の芯部2aと、上記芯部2aを取り囲むように形成さ
れたウレタンゴム等から成る弾性体2bとを備えた接合
部材(以下、ホルダという)2Bとから成り、このホル
ダ2Bを上記受荷重部本体2Aの貫通孔2Kに挿入して
形成される。また、各ロードセル1と荷重台11は、図
2(a),(b)に示すように、ボルト11Mを、荷重
台11に設けられた取付穴11pから上記受荷重部2の
雌ネジ2M螺入することにより接合される。
【0014】次に、上記構成の台秤10の動作について
説明する。荷重台11に被計量物Xが塔載されると、図
3に示すように、この被計量物Xの荷重が荷重台11に
xとして働き、それが各ロードセルに分配され、ある
ロードセル1には力Pとしてロードセル1の受荷重部2
に作用する(分配率は被計量物Xの位置によって異な
る)。受荷重部2が荷重により下方に変位することによ
り、受荷重部2にその内周が、周囲部5にその外周が固
定された円環構造の起歪体3が変形する。この起歪体3
の歪み量を、上記起歪体3の薄肉部3aの裏面に貼着さ
れた歪ゲージ4a,4bにより検出し、その歪み量によ
りこのロードセル1に作用した荷重を求める。同様に他
のロードセルからの荷重も求め、これらを合計すること
により、被計量物Xの重量を求めることができる。本発
明の受荷重部2は、荷重台11と接合する芯部2aと、
この芯部2aを取り囲むように形成された弾性体2bと
から構成されているので、荷重台11からの鉛直荷重P
は直接受荷重部本体2Aに伝達される。被計量物Xを載
せたり降ろしたりする際に発生する水平荷重Fx,荷重
台11の温度変化による熱伸縮により発生する水平荷重
y,被計量物Xを載せることにより荷重台11が変形
することにより発生する傾動荷重Mxなどが、ホルダ2
Bの芯部2aに荷重F,モーメントMとして作用する
が、それらを芯部2a周囲に配置された弾性体2bによ
り吸収・緩衝するので、ロードセル1に悪影響を及ぼす
恐れのある力が伝達されない。これにより、起歪体2は
上記鉛直荷重Pのみにより変形するので、正確な荷重測
定を行うことができるとともに、上記水平荷重Fx,Fy
や傾動荷重Mxに起因するロードセル1の破損を防ぐこ
とができる。また、ロードセル1に荷重台11を取付け
る際、荷重台11が変形していた場合でも、上記変形に
よるボルトの傾きを上記弾性体2bにより吸収できる。
【0015】なお、受荷重部2を、図4(a),(b)
に示すように、受荷重部本体2Aと起歪体3の高さをと
をほぼ等しくするとともに、ホルダ2Bの芯部2aを所
定の高さだけ受荷重部本体2Aの上面より突出させ、上
記芯部2aの突出した部分の回りを弾性体2cで取り囲
むような構成とすれば、水平荷重及び傾動荷重を更に確
実に吸収することができ、荷重測定を更に正確に行うこ
とができる。
【0016】また、本実施の形態1では、ホルダ2Bの
芯部2aの下部の径を上部の径よりも大きく形成してい
るため、大きな上向きの力が作用した場合には、弾性体
2bが破壊しても芯部2a自体が受荷重部本体2Aから
抜けることがないので、強度的信頼性も向上する。更
に、図5(a),(b)に示すように、ホルダ2Bと受
荷重部本体2Aとを、ホルダ2Bの下部(径が大きい
側)からピン2Pにより接合すれば、上記ホルダ2Bの
芯抜けを確実に防止することができるとともに、上記ボ
ルト11Mの締めまたは弛め時における芯回りをも確実
に防止することができる。あるいは、図6(a),
(b)に示すように、芯2aの下部及び受荷重部本体2
Aに形成する貫通孔2Kの断面形状を、長円,楕円また
は長方形とすれば、ホルダ2Bの芯抜け防止と芯回りと
を更に確実に防止することができる。
【0017】なお、上記例では、受荷重部2の荷重台1
1との接合部を、雌ネジ2Mを切った芯部2aにより構
成したが、図7(a)に示すように、受荷重部本体2A
に埋め込まれた芯部本体から荷重台11側に突出する雄
ネジ2Nを有する芯部2aにより構成してもよい。この
場合には、荷重台11の上記雄ネジ2Nに対応する部分
に貫通孔を設け、ナット等により、荷重台11と受荷重
部2とを接続する。あるいは、図7(b)に示すよう
に、貫通孔2Qを設けた芯部2aにより接合部を構成
し、例えばボルトとナットを用いて、荷重台11と受荷
重部2とを接続するようにしてもよい。
【0018】更に、上記ホルダ2Bの構成としては、図
8(a)に示すように、ホルダ2Bを、長さ方向に雌ネ
ジを切った円柱とし、受荷重部本体2Aに内径が一定な
貫通孔2Kを設けたような単純な構造であっても、水平
荷重及び傾動荷重を吸収することができ、荷重測定を正
確に行うことができることはいうまでもない。また、受
荷重部2をこのような構成にすることにより、ロードセ
ル1全体を一体成形することができる。また、図8
(b),(c)に示すように、荷重台11との接合部
を、受荷重部本体2Aに埋め込まれた芯部本体から荷重
台11側に突出する雄ネジ2Nを有する構成の芯部2a
や貫通孔2pを設けた芯部2aにより構成してもよい。
【0019】あるいは、図9(a),(b)に示すよう
に、受荷重部2を、受荷重部本体2Aに凹部2Sを形成
し、この凹部2Sに雌ネジを切った円柱状の芯部2aあ
るいは芯部本体から荷重台11側に突出する雄ネジ2N
を有する構成の芯部2aをを有するホルダ2を挿入して
もよい。
【0020】このように、本実施の形態1によれば、受
荷重部2を、荷重台11と接合するための雌ネジを設け
た芯部2aと上記芯部を取り囲むように形成された弾性
体2bとから成るホルダ2Bと、このホルダ2Bを挿入
した受荷重部本体2Aとから構成したので、荷重台11
からの鉛直荷重Pは直接受荷重部本体2Aに伝達され、
水平荷重Fや傾動荷重は上記弾性体2bにより吸収さ
れ、ロードセル1に伝達されないので、正確な荷重測定
を行うことができるとともに、上記水平荷重Fや傾動荷
重に起因するロードセル1の破損を防ぐことができる。
更に、上記芯部2a及びホルダ2Bの下側の外径寸法を
上側の外形寸法よりも大きく形成したので、大きな上向
きの力が作用した場合にでも芯部2a自体が受荷重部本
体2Aから抜けることがないので、強度的信頼性を向上
させることができる。
【0021】なお、上記実施の形態1では、平面形状が
円形のロードセルについて説明したが、ロードセルの平
面形状はこれに限るものではなく、四角形でもよいし、
多角形でもよい。
【0022】実施の形態2.上記実施の形態1では、4
台のロードセルを用いた一般的な台秤10について説明
したが、図10に示すように、ロードセルを2台用いて
台秤10Aを構成することも可能である。図11は、上
記台秤10Aに用いられるロードセル101の構成を示
す図で、長方形板状の受荷重部2と、上記受荷重部2の
周囲に設けられた枠状の周辺部5と、上記受荷重部2の
長手方向の四隅に、上記受荷重部2と上記周辺部5との
間を橋絡するように設けられた梁状の起歪体3とから構
成されている。また、上記受荷重部2の荷重部本体2A
の上記起歪体3側には、それぞれ、荷重台11との接合
部材であるホルダ2Bを挿入するための、下部側の内径
が上部側の内径よりも大きい貫通孔2Kが設けられ、上
記貫通孔2Kにホルダ2Bが挿入される。ここで、上記
ホルダ2Bとして、例えば、上記図1あるいは図4〜図
7に示すようなホルダが用いることにより、水平荷重や
傾動荷重が上記ロードセル101に伝達されないように
できるので、正確な荷重測定を行うことができる。な
お、同図において、8は上記台秤10Aに被計量物を誘
導するための斜面を有する周囲枠、で9は図外の歪み検
出回路に接続される歪みゲージの測定ケーブルである。
【0023】実施の形態3.上記実施の形態1,2で
は、複数のロードセルを用いた台秤10,10Aについ
て説明したが、1台のロードセルにより台秤を構成する
こともできる。図12は、平面形状が四角形のロードセ
ル102の一構成例で、図13は、上記構成のロードセ
ル102を用いた台秤10Bの構成を示す図である。ロ
ードセル102は、矩形板状の受荷重部2と、上記受荷
重部2の周囲に設けられた枠状の周辺部5と、上記受荷
重部2の対角線上の四隅に、上記受荷重部2と上記周辺
部5との間を橋絡するように設けられた梁状の起歪体3
とから構成されている。上記受荷重部2の荷重部本体2
Aの四隅には、それぞれ、荷重台11と接合するための
雌ネジ2Mを設けた芯部2aと上記芯部を取り囲むよう
に形成された弾性体2bとから成るホルダ2Bが挿入さ
れ、荷重台11とロードセル102とは、弾性体のシー
ト2dを介して接合される。
【0024】このように、1つのロードセルに1枚の荷
重台を複数のボルトなどで締結すると、上記荷重台に被
計量物を載せ、荷重が作用した際に、ロードセルの受荷
重部と上記荷重台の変形が一致せず、これによりボルト
を介してロードセルに水平荷重や傾動荷重が働き、荷重
測定の正確性を損なう場合があったが、本実施の形態3
の台秤10Bは、図14に示すように、ホルダ2B及び
シート2dとにより、水平荷重F及び傾動荷重Mを吸収
することができるので、荷重測定を正確に行うことがで
きる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、荷重台からの荷重を受ける受荷重部を、
荷重台との接合部を有する芯部と上記芯部を取り囲むよ
うに形成された弾性体とから成る接合部材と、上記接合
部材を挿入するとともに、上記起歪体と接合される受荷
重部本体とから構成し、水平荷重や傾動荷重を上記弾性
体により吸収してロードセルに伝達されないようにした
ので、正確な荷重測定を行うことができるとともに、上
記水平荷重や傾動荷重に起因するロードセルの破損を防
ぐことができる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、上記接合
部を雌ネジまたは貫通孔を設けた部材、あるいは芯部か
ら荷重台側に突出する雄ネジを有する部材により構成し
たので、簡単な構成でロードセルを荷重台に接合するこ
とができる。
【0027】請求項3に記載の発明によれば、受荷重部
本体に貫通孔を形成し、この貫通孔に上記接合部材を挿
入したので、単純な構造で水平荷重及び傾動荷重を吸収
することができるとともに、ロードセル全体を一体成形
することができる。
【0028】請求項4に記載の発明によれば、上記接合
部材の荷重台と反対側の外形寸法を、荷重台側の外形寸
法よりも大きく形成したので、接合部材の受荷重部本体
から抜けを防止することができる。
【0029】請求項5に記載の発明によれば、上記芯部
の荷重台と反対側の外形寸法を、荷重台側の外形寸法よ
りも大きく形成したので、大きな上向きの力が作用した
場合にでも、芯部自体が受荷重部本体から抜けることが
ないので、強度的信頼性を向上させることができる。
【0030】請求項6に記載の発明によれば、受荷重部
本体に凹部を形成し、この凹部に上記接合部材を挿入す
るようにしたので、受荷重部を容易に形成するすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1に係わるロードセルの構成を
示す平面図である。
【図2】 本実施の形態1に係わるロードセルの構成を
示す断面図である。
【図3】 本実施の形態1に係わる台秤の構成を示す模
式図である。
【図4】 本実施の形態1に係わるホルダの構成を示す
図である。
【図5】 本実施の形態1に係わるホルダの他の構成を
示す図である。
【図6】 本実施の形態1に係わるホルダの他の構成を
示す図である。
【図7】 本実施の形態1に係わるホルダの他の構成を
示す図である。
【図8】 本実施の形態1に係わるホルダの他の構成を
示す図である。
【図9】 本実施の形態1に係わるホルダの他の構成を
示す図である。
【図10】 本実施の形態2に係わる台秤の模式図であ
る。
【図11】 本実施の形態2に係わるロードセルの構成
を示す図である。
【図12】 本実施の形態3に係わるロードセルの構成
を示す図である。
【図13】 本実施の形態3に係わる台秤の模式図であ
る。
【図14】 ロードセルが1台の場合の受荷重部荷重部
の状態を示す図である。
【図15】 従来のロードセルの構成を示す図である。
【図16】 従来のロードセルの他の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ロードセル、2受荷重部、2A 受荷重部本体、2
K 受荷重部本体の貫通孔、2B ホルダ(接合部
材)、2a 芯部、2b 弾性体、2M 雌ネジ、3
起歪体、4a,4b 歪みゲージ、5 周囲枠、6 固
定ネジ穴、7 引き出し部、10 台秤、11 荷重
台、12 取付台。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物を塔載する荷重台からの荷重を
    受ける受荷重部と、歪み検出手段を備え上記受荷重部に
    作用した荷重により変形する起歪体と、上記受荷重部と
    上記起歪体を介して接合された周囲枠とから構成される
    ロードセルにおいて、上記受荷重部を、荷重台との接合
    部を有する芯部と上記芯部を取り囲むように形成された
    弾性体とから成る接合部材と、上記接合部材を挿入し、
    上記起歪体と接合された受荷重部本体とから構成したこ
    とを特徴とするロードセル。
  2. 【請求項2】 上記接合部を雌ネジまたは貫通孔を設け
    た部材、あるいは芯部から荷重台側に突出する雄ネジを
    有する部材により構成したことを特徴とする請求項1記
    載のロードセル。
  3. 【請求項3】 受荷重部本体に貫通孔を形成し、この貫
    通孔に上記接合部材を挿入したことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載のロードセル。
  4. 【請求項4】 上記接合部材の荷重台と反対側の外形寸
    法を、荷重台側の外形寸法よりも大きくしたことを特徴
    とする請求項1〜3記載のロードセル。
  5. 【請求項5】 上記芯部の荷重台と反対側の外形寸法
    を、荷重台側の外形寸法よりも大きくしたことを特徴と
    する請求項1〜4記載のロードセル。
  6. 【請求項6】 受荷重部本体に凹部を形成し、この凹部
    に上記接合部材を挿入したことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のロードセル。
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