JPH11241955A - 荷重検出装置 - Google Patents

荷重検出装置

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JPH11241955A
JPH11241955A JP10369049A JP36904998A JPH11241955A JP H11241955 A JPH11241955 A JP H11241955A JP 10369049 A JP10369049 A JP 10369049A JP 36904998 A JP36904998 A JP 36904998A JP H11241955 A JPH11241955 A JP H11241955A
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裕 水野
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延男 原
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    • G01L1/127Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress by using inductive means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が単純で強度的に強く、使用する荷重の
レンジが広く小型軽量化及びコストダウンが可能で、高
いフィーリング感が得られるとともに、取り扱い及び調
整が容易で移動用に適する荷重検出装置を提供するこ
と。 【構成】 荷重検出装置は、励磁コイル2と該励磁コイ
ル2の軸心に配された中実ロッド状の磁性体を含んで構
成される検出部を有し、励磁コイル2によって磁性体1
を磁化させ、該磁性体1に荷重Pを作用させてインダク
タンス変化を生じさせることによって荷重Pを検出す
る。本発明によれば、装置の構造が単純化して高い強度
が得られ、使用する荷重のレンジが広く小型軽量化及び
コストダウンが可能となり、取り扱いが容易となって移
動用に適したものとなる。又、磁性体1の透磁率の変化
に基づくインダクタンス変化によって荷重Pを検出する
ようにしたため、検出に変位を伴うことがなく、高いダ
イレクト感とフィーリング性が得られ、調整が容易でヒ
ステリシスが小さく、磁気的な影響を受けにくい構成を
採ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体に直接作用
する荷重を電磁気的に検出する荷重検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】弾性部材に作用する荷重を計測する荷重
センサとしては歪ゲージ式ロードセルが知られており、
このロードセルは荷重を受けて弾性変形する弾性部材の
歪を計測するものであって、この計測された歪みに基づ
いて弾性部材に作用する荷重が算出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、歪ゲー
ジ式ロードセルは強度的に弱く、ダイナミックレンジ
(使用する荷重のレンジ)が広く取れないために定格荷
重以上の力に対する許容度が小さく、大きな定格のもの
は小さな荷重に対する測定精度が確保できず、又、出力
信号が微弱であるために信号処理回路が複雑化し、高価
であるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、構造が単純で強度的に強く、
ダイナミックレンジが広く取れ、小型軽量化及びコスト
ダウンが可能で、高いフィーリング感が得られるととも
に、取り扱い及び調整が容易で特に移動用に適する荷重
検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、荷重検出装置はコイルと該
コイルの軸心に配された中実ロッド状の磁性体を含んで
構成される検出部を有し、前記コイルによって前記磁性
体を磁化させ、該磁性体に直接荷重を作用させてインダ
クタンス変化を生じさせることによって荷重を検出する
ものとしたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記検出部を複数有し、各検出部を荷重に
対するインダクタンス変化の差を生じさせる構成とし、
該インダクタンス変化の差によって荷重を検出すること
を特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記インダクタンス変化の差は、前記各検
出部に使用している各々の磁性体の磁歪定数の差によっ
て生じることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記インダクタンス変化の差は、前記各検
出部に使用している各々の磁性体の応力の差によって生
じることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記インダクタンス変化の差は、前記各検
出部に使用している各々の磁性体の熱処理による硬度の
差によって生じることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記インダクタンス変化の差は、前記各検
出部に使用している各々の磁性体の透磁率の差によって
生じることを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記磁性体を部分的に変質又は変形させ、
該磁性体の変質又は変形した部分と他の部分とのインダ
クタンス変化の差によって荷重を検出することを特徴と
する。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記磁性体を部分的に変質又は変形させる
手段は、加工硬化、熱処理、表面処理又は異径化である
ことを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項2記載の発
明において、複数の検出部を同軸且つ向かい合わせに配
置し、各検出部からの出力信号の差を求めることによっ
て各検出部の磁性体に作用する荷重を検出することを特
徴とする。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項2記載の
発明において、複数の検出部を同軸且つ一体的に配置
し、中央部に荷重を加えることによって複数方向の荷重
を検出することを特徴とする。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項2記載の
発明において、複数の検出部を同軸且つ一体的に配置す
るとともに、各検出部に共通の単一の磁性体を設け、該
磁性体の中央部を固定することによって複数方向の荷重
を検出することを特徴とする。
【0016】従って、本発明によれば、中実ロッド状の
磁性体とこれを磁化するコイルによって荷重検出装置を
構成したため、磁性体を小径化することができ、装置の
構造が単純化して高い強度と広いダイナミックレンジが
得られ、小型・軽量化及びコストダウンが可能となり、
取り扱いが容易となって移動用に適したものとなる。
【0017】又、本発明によれば、磁束密度が最も高い
コイルの軸心部に小径の磁性体を配置したため、該磁性
体を磁化するためのエネルギーが最小限に抑えられると
ともに、インダクタンスが小さく抑えられるために検出
に有利な高周波駆動が容易となる。
【0018】更に、本発明によれば、磁性体に荷重を直
接作用させて該荷重による磁性体の透磁率の変化に基づ
くインダクタンス変化によって荷重を検出するようにし
たため、検出に変位を伴うことがなく、高いダイレクト
感とフィーリング性が得られ、調整が容易でヒステリシ
スが小さく、磁気的な影響を受けにくい構成を採ること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る荷重検出装置の基本構成を示す断面図であ
る。
【0021】図1において、1は中実ロッド状の磁性体
であって、その周囲には励磁コイル2と検出コイル3が
巻装されている。従って、磁性体1は励磁コイル2と検
出コイル3の軸心に配されており、該磁性体1と励磁コ
イル2及び検出コイル3は磁性材料から成る磁気シール
ドケース4内に収納されている。そして、励磁コイル2
と検出コイル3とは電気的に絶縁されている。
【0022】ここで、上記磁性体1は、鉄系、鉄クロム
系、鉄ニッケル系、鉄コバルト系、純鉄、鉄ケイ素系、
鉄アルミニウム系、パーマロイ材等の磁性材料、軟磁性
材料又は超磁歪材料によって構成されており、これの前
記磁気シールドケース4から上方へ突出する上端部には
非磁性材料から成るジョイント5が取り付けられてい
る。尚、ジョイント5は緩衝材及び磁気遮断材として機
能する。
【0023】又、前記励磁コイル2には発振回路6が電
気的に接続されており、前記検出回路3には整流回路
7、増幅器8及び演算手段としてのCPU9が電気的に
接続されている。
【0024】次に、以上のように構成される荷重検出装
置の作用を説明する。
【0025】磁性体1は発振回路6によって駆動される
励磁コイル2によって磁化されており、この磁化された
磁性体1に図示のようにジョイント5を介して荷重Pが
軸方向に作用すると該磁性体1に対して圧縮力が働き、
磁歪効果により磁性体1の透磁率が減少してインダクタ
ンス変化が発生し、このインダクタンス変化によって励
磁コイル2の両端の電圧が変化すると同時に、検出コイ
ル3の両端の電圧Vも巻数比に比例して変化する。尚、
磁歪効果は、超磁歪材の場合は数100〜数1000p
pm、その他は数10ppm以下である。
【0026】そして、上記電圧Vは整流回路7にて整流
された後に増幅器8によって増幅され、出力信号として
CPU9に入力され、CPU9はこの電圧Vに基づいて
磁性体1に作用する荷重Pの大きさを算出する。
【0027】而して、本実施の形態では、磁性体1と、
これを磁化する励磁コイル2と、電圧Vを検出する検出
コイル3及びこれらを磁気的にシールドする磁気シール
ドケース4等によって荷重検出装置を構成したため、装
置の構造が単純化して高い強度が得られるとともに、小
型・軽量化及びコストダウンが可能となり、取り扱いが
容易となって移動用に適したものとなる。
【0028】又、本実施の形態に係る荷重検出装置にお
いては、磁束密度が最も高い励磁コイル2の軸心部に小
径の磁性体1を配置したため、該磁性体1を磁化するた
めのエネルギーが最小限に抑えられるとともに、インダ
クタンスが小さく抑えられるために検出に有利な高周波
駆動が容易となる。
【0029】更に、本実施の形態に係る荷重検出装置
は、磁性体1に荷重Pを直接作用させて該荷重Pによる
磁性体1の透磁率の変化に基づくインダクタンス変化に
よって荷重Pを検出するようにしたため、検出に変位を
伴うことがなく、高いダイレクト感とフィーリング性が
得られ、調整が容易でヒステリシスが小さく抑えられ
る。特に、磁性体1に超磁歪材料を使用した場合は、検
出の出力が大きく取れて有利である。そして、磁性体1
と励磁コイル2及び検出コイル3で構成される検出部は
磁気シールドケース4によって磁気的にシールドされて
いるため、検出結果が磁気的な影響を受けにくく、荷重
Pを高精度に検出することができる。
【0030】尚、本実施の形態では励磁コイル2と検出
コイル3を使用したが、単に励磁コイル2のみとし、こ
の励磁コイル2の電圧を検出しても良い(以下の実施の
形態についても同様)。
【0031】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図2に基づいて説明する。尚、図2は本実施の形
態に係る荷重検出装置の基本構成を示す断面図であり、
本図においては励磁コイル及び信号処理回路の図示を省
略している。
【0032】本実施の形態に係る荷重検出装置は、2つ
の検出部K1,K2を上下に直列且つ同軸に配置し、こ
れらを1つの非磁性材料から成るケース10で覆って構
成されている。
【0033】ここで、検出部K1は磁性体1とその周囲
に配された検出コイル3及びこれらを収容する磁気シー
ルドケース4を含んで構成され、同様に検出部K2も磁
性体11とその周囲に配された検出コイル13及びこれ
らを収容する磁気シールドケース14を含んで構成さ
れ、磁性体11は非磁性材料から成るジョイント15に
よって検出部K1の磁気シールドケース4に連結されて
いる。
【0034】而して、本実施の形態に係る荷重検出装置
においては、検出部K1,K2の磁性体1,11は磁歪
定数が互いに異なる材質によって構成されており、ジョ
イント5を介して磁性体1に作用する軸方向の荷重Pは
ジョイント15を介して他方の磁性体11にもそのまま
作用する。
【0035】従って、本実施の形態に係る荷重検出装置
においては、検出部K1,K2の各磁性体1,11には
同じ荷重Pがそれぞれ作用するが、これらの磁性体1,
11の磁歪定数は互いに異なっているため、検出部K
1,K2におけるインダクタンス変化に差が生じ、この
インダクタンス変化の差によって各検出コイル3,13
に発生する電圧V1,V2も互いに異なる値を示す。
【0036】ところで、各検出コイル3,13に発生す
る電圧V1,V2は環境条件(温度や湿度)等の影響を
受けるが、本実施の形態に係る検出装置においては、電
圧V1,V2の差(V2−V1)を差動出力ΔVとして
検出することによって環境条件等の影響を受けることな
く荷重Pを高精度に検出することができる。
【0037】その他、本実施の形態においても実施の形
態1と同様の効果が得られるが、高精度であるために増
幅率を大きく取ることが可能となり、磁性体1,11と
して高価な超磁歪材料の代わりに汎用の材料を使用する
ことができるため、装置の一層のコストダウンを図るこ
とができる。
【0038】尚、本実施の形態においては、検出部K
1,K2におけるインダクタンス変化に差を設ける手段
として磁性体1,11として磁歪定数の異なる材料を使
用したが、透磁率が異なる材料を使用しても良く、或は
同じ材料でも熱処理、表面処理(メッキ、浸炭、窒化処
理等)、加工硬化(ショットピーニング等)等の処理
(例えば一方には処理を施し、他方には処理を施さな
い)によって硬度の異なるものを使用しても良い。
【0039】又、図3に示すように、一体化した1つの
磁気シールドケース4内に磁性体1,11と検出コイル
3,13を収納しても良い。この場合は、より軽量小型
化でき、部品点数も少なくコスト低減が可能となる。
【0040】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図4に基づいて説明する。尚、図4は本実施の形
態に係る荷重検出装置の基本構成を示す断面図であり、
本図においても励磁コイル及び信号処理回路の図示を省
略している。
【0041】本実施の形態に係る荷重検出装置も2つの
検出部K1,K2を上下に直列に配置し、これらを1つ
の非磁性材料から成るケース10で覆って構成される
が、検出部K1,K2に共通の1つの磁性体1が設けら
れている。そして、この磁性体1は検出部K1側の一部
1aが部分的に熱処理されている。尚、磁性体1の1a
部分は表面だけであっても良い。
【0042】而して、上述のように磁性体1の一部1a
に熱処理を施すと、この部分1aの金属組織が変化して
該部分1aの透磁率が他の熱処理を施されていない部分
のそれとは異なるため、結果的に透磁率の異なる2つの
磁性体を使用したと同じになり、前記実施の形態2と同
様に検出コイル3,13に発生する電圧V1,V2の差
(V2−V1)を差動出力ΔVとして検出することによ
って、環境条件等の影響を受けることなく磁性体1に直
接作用する荷重Pを高精度に検出することができる。
【0043】又、本実施の形態においては、単一の磁性
体1を使用するためにより一層高い検出精度が確保され
る。
【0044】尚、図5に示すように、一体化した1つの
磁気シールドケース4内に磁性体1と検出コイル3,1
3を収納しても良い。この場合は、より軽量小型化で
き、部品点数も少なくコスト低減が可能となる。
【0045】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4を図6に基づいて説明する。尚、図6は本実施の形
態に係る荷重検出装置の基本構成を示す断面図であり、
本図においても励磁コイル及び信号処理回路の図示を省
略している。
【0046】本実施の形態に係る荷重検出装置も2つの
検出部K1,K2を上下に直列に配置し、これらを1つ
の非磁性材料から成るケース10で覆って構成される
が、検出部K1,K2に共通の1つの磁性体1が設け、
この磁性体1の検出部K1側の一部1aの径を部分的に
小さくしている。
【0047】而して、上述のように磁性体1の一部1a
を小径化すると、荷重Pによる該部分1aの応力が他の
部分のそれよりも大きくなるため、結果的に材質(磁歪
定数)の異なる2つの磁性体を使用したと同じになり、
前記実施の形態2,3と同様に検出コイル3,13に発
生する電圧V1,V2の差(V2−V1)を差動出力Δ
Vとして検出することによって、環境条件等の影響を受
けることなく磁性体1に直接作用する荷重Pを高精度に
検出することができる。
【0048】又、本実施の形態においても、単一の磁性
体1を使用するためにより一層高い検出精度が確保され
る。
【0049】尚、図7に示すように、一体化した1つの
磁気シールドケース4内に磁性体1と検出コイル3,1
3を収納しても良い。この場合は、より軽量小型化で
き、部品点数も少なくコスト低減が可能となる。
【0050】<実施の形態5>次に、本発明の実施の形
態5を図8に基づいて説明する。尚、図8は本実施の形
態に係る荷重検出装置の基本構成を示す断面図であり、
本図においても励磁コイル及び信号処理回路の図示を省
略している。
【0051】本実施の形態に係る荷重検出装置も2つの
検出部K1,K2を上下に直列に配置し、これらを1つ
の非磁性材料から成るケース10で覆って構成される
が、検出部K1,K2は完全に独立しており、検出部K
1の磁性体1に作用する荷重Pが検出部K2の磁性体1
1に作用しないよう構成されている。
【0052】従って、本実施の形態に係る荷重検出装置
においては、検出部K1の磁性体1のみに荷重Pが作用
するため、検出部K2は環境条件等の違いによる検出誤
差を補償するダミーとして機能し、検出コイル3,13
に発生する電圧V1,V2の差(V2−V1)を差動出
力ΔVとして検出することによって、環境条件等の影響
を受けることなく磁性体1に直接作用する荷重Pを高精
度に検出することができる。
【0053】又、本実施の形態においては、磁性体1,
11として同一材料を使用することができるため、より
一層のコストダウンを図ることができる。
【0054】ところで、図9に示すように、一体化した
1つの磁気シールドケース4内に磁性体1,11と検出
コイル3,13を収納しても良い。この場合は、より軽
量小型化でき、部品点数も少なくコスト低減が可能とな
る。
【0055】又、図10に示すように、検出部K1と検
出部K2を分離して配置しても良い。この場合、実際に
荷重を受ける位置には検出部K1のみを配置すれば良
く、大きさは約半分となって取り付けの自由度が向上す
る。
【0056】<実施の形態6>次に、本発明の実施の形
態6を図11及び図12に基づいて説明する。尚、図1
1は本実施の形態に係る荷重検出装置の基本構成を示す
断面図、図12は同荷重検出装置の信号処理回路の構成
を示すブロック図である。
【0057】本実施の形態に係る荷重検出装置は、図1
1に示すように、2つの検出部K1,K2を固定プレー
ト40上に向かい合わせて配置し、左右に移動可能な可
動プレート41の下面に突設された突起41aを各検出
部K1,K2の磁性体1,11の端部に当接させて構成
されている。尚、図11において、3,13は検出コイ
ル、4,14は磁気シールドケースであり、各検出コイ
ル3,13は不図示の励磁回路によってそれぞれ励磁さ
れている。
【0058】而して、本実施の形態に係る荷重検出装置
においては、可動プレート41に作用する左右何れの方
向の荷重Pも検出することができる。即ち、図12に示
すように、検出部K1,K2からの出力(電圧)V1,
V2は整流回路7,17にてそれぞれ整流され、更に平
滑回路12,22によって平滑化された後、差動増幅回
路8に入力されて両者の差分ΔV(=V2−V1)が求
められ、この差分ΔVが増幅されて出力される。そし
て、この出力に基づいて可動プレート41に作用する左
右何れかの方向の荷重Pが算出される。
【0059】以上のように、本実施の形態では単純な構
成で左右何れかの方向の荷重Pを検出することができる
他、前記実施の形態1〜5と同様の効果が得られる。
【0060】ところで、図13に示すように、2つの検
出部K1,K2を固定プレート40上に向かい合うよう
に離して配置し、左右に移動可能な可動プレート41の
下面に突設された2つの突起41aの各々を各検出部K
1,K2の磁性体1,11の端部に当接させる構成を採
用しても良い。この場合、図14に示すように可動プレ
ート41を2つに分割して構成しても良い。
【0061】又、図15及び図16に示すように、4つ
の検出部K1,K2,K3,K4を固定プレート40上
に向かい合わせに配置し、これらの中央に傾動可能に配
された丸棒状のレバー42を各検出部K1〜K4の磁性
体1,11,1’,11’の各端部に当接させてジョイ
スティックを構成しても良い。
【0062】上記構成において、相対向する検出部K1
とK2及び検出部K3とK4からの出力信号の差を検出
することによってレバー42に作用する左右方向の分力
P1と前後方向の分力P2をそれぞれ検出することがで
き、これらの分力P1,P2からレバー42に作用する
荷重Pの大きさと方向をベクトル的に求めることができ
る。
【0063】<実施の形態7>次に、本発明の実施の形
態7を図17に基づいて説明する。尚、図17は本実施
の形態に係る荷重検出装置の基本構成を示す断面図であ
る。
【0064】本実施の形態に係る荷重検出装置は固定プ
レート40上に固定されており、この荷重検出装置は、
共通の磁気シールドケース4内に同軸的に配された検出
コイル3,13の軸心部に中実ロッド状の共通の磁性体
1を収容して構成される2つの検出部K1,K2を有し
ている。そして、この荷重検出装置においては、磁性体
1の両端部は磁気シールドケース4によって受けられて
おり、左右に移動可能な可動プレート41の下面に取り
付けられたプレート43が磁性体1の中央部に保持され
ている。
【0065】而して、本実施の形態に係る荷重検出装置
によれば、可動プレート41に左右何れかの方向の荷重
Pが作用すると、この荷重Pはプレート43を介して磁
性体1の中央部に作用して該磁性体1の左半分(検出部
K1側)又は右半分(検出部K2)側を圧縮するため、
前記実施の形態6と同様に可動プレート41に作用する
何れの方向の荷重Pも検出することができる。
【0066】ところで、本実施の形態に係る荷重検出装
置においては、磁性体1はその中央部に荷重を受けるた
め、これに例えば左方向の荷重Pが作用した場合には該
磁性体1の左半分に圧縮荷重が作用し、右半分には荷重
は作用しない。逆に、磁性体1に右方向の荷重Pが作用
した場合には該磁性体1の右半分に圧縮荷重が作用し、
左半分には荷重は作用しない。
【0067】以上のように、本実施の形態に係る荷重検
出装置においては、磁性体1の左半分(検出部K1側)
又は右半分(検出部K2側)のみに荷重Pが作用するた
め、荷重Pが作用しない側の検出部K1又はK2は前記
実施の形態5と同様に環境条件等の違いによる検出誤差
を補償するダミーとして機能し、検出部K1,K2の差
分を差動出力として検出することによって、環境条件等
の影響を受けることなく可動プレート41に作用する左
右何れの方向の荷重Pも検出することができる。
【0068】ところで、図18に示すように、荷重検出
装置の共通の磁性体1を磁気シールドケース4に貫通せ
しめ、その両端部を固定プレート40上に立設された突
起40aで受けるよう構成すれば、荷重Pが磁気シール
ドケース4に作用しないために該磁気シールドケース4
に高い強度が要求されず、その肉厚を薄くして荷重検出
装置の軽量化を図ることができる。
【0069】又、図19に示すように、可動プレート4
1側に固定されたプレート44で荷重検出装置を検出部
K1とK2とに区画し、各検出部K1,K2の磁性体
1,11の一端をプレート44で受け、他端を固定プレ
ート40上に立設された突起40aで受けるよう構成し
ても良い。尚、この場合、図20に示すように同一構造
を有する単体としての検出部K1,K2を同軸上で互い
に反対向きになるようにしてプレート44の両側に配置
することによって荷重検出装置を構成しても良い。
【0070】<実施の形態8>次に、本発明の実施の形
態8を図21に基づいて説明する。尚、図21は本実施
の形態に係る荷重検出装置の基本構成を示す断面図であ
る。
【0071】本実施の形態に係る荷重検出装置は左右に
移動可能な可動プレート41の下面に固定されており、
この荷重検出装置は、共通の磁気シールドケース4内に
同軸的に配された検出コイル3,13の軸心部に中実ロ
ッド状の共通の磁性体1を貫通して構成される2つの検
出部K1,K2を有している。そして、この荷重検出装
置においては、磁性体1に中央部は磁気シールドケース
4に固定されており、該磁性体1の磁気シールドケース
4の両側方に突出する各端部には固定プレート40上に
立設された突起40aがそれぞれ当接している。
【0072】而して、本実施の形態に係る荷重検出装置
によれば、前記実施の形態6と同様に可動プレート41
に作用する何れの方向の荷重Pも検出することができる
が、磁性体1はその中央部が固定されているため、これ
に例えば左方向の荷重Pが作用した場合には該磁性体1
の右半分に圧縮荷重が作用し、左半分には荷重Pは作用
しない。逆に、磁性体1に右方向の荷重Pが作用した場
合には該磁性体1の左半分に圧縮荷重が作用し、右半分
には荷重Pは作用しない。
【0073】以上のように、本実施の形態に係る荷重検
出装置においては、磁性体1の左半分(検出部K1側)
又は右半分(検出部K2側)のみに荷重Pが作用するた
め、荷重Pが作用しない側の検出部K1又はK2は前記
実施の形態5と同様に環境条件等の違いによる検出誤差
を補償するダミーとして機能し、検出部K1,K2の差
分を差動出力として検出することによって、環境条件等
の影響を受けることなく可動プレート41に作用する左
右何れの方向の荷重Pも検出することができる。
【0074】ところで、図22に示すように、荷重検出
装置を固定プレート40側に固定し、可動プレート41
の下面に突設された突起41aを荷重検出装置の中央部
に貫通する磁性体1の両端部に当接させる構成を採用し
ても良い。
【0075】又、図23に示すように、固定プレート4
0上に複数(図示例では2つの)荷重検出装置を配置
し、左右に移動可能な各可動プレート41,41’の下
面に突設された突起41a,41a’を各荷重検出装置
の中央部に貫通する磁性体1,1’の両端部にそれぞれ
当接させる構成を採用しても良い。
【0076】而して、図23に示すように2つの荷重検
出装置を設けた場合、両荷重検出装置の各検出部K1,
K2,K1’,K2’からの出力(電圧)V11,V12,
V21,V22は、図24の回路構成図に示すように、整流
回路7,17,7’,17’にてそれぞれ整流され、更
に平滑回路12,22,12’,22’によって平滑化
された後、差動増幅回路8,8’に入力されて各差分Δ
V1(=V12−V11)、ΔV2(=V22−V21)が求め
られ、これらの差分ΔV1,ΔV2が増幅されて出力さ
れる。そして、両差分ΔV1,ΔV2は更に差動増幅回
路18に入力されて両者の差分ΔV(=ΔV1−ΔV
2)が求められ、この差分ΔVが増幅されて出力され、
この差分ΔVに基づいて両可動プレート41,41’に
作用する荷重P,P’の差が求められる。
【0077】<応用例1>次に、本発明に係る荷重検出
装置の応用例1を図25に基づいて説明する。
【0078】図25は自動二輪車のディスクブレーキ系
の構成図であり、本発明に係る荷重検出装置(実施の形
態1に示したものと同一であって、図25には図1に示
したと同一要素には同一符号を付している)は自動二輪
車のハンドルグリップ21に設けられており、磁性体1
の端部にはジョイント5を介してブレーキレバー22の
中間部が当接されている。
【0079】又、ハンドルグリップ21には荷重検出装
置の検出コイル3に連なる信号処理回路23が内蔵され
ており、この信号処理回路23はコントローラ24に電
気的に接続されている。
【0080】一方、図25において、25は不図示の車
輪と共に回転する円板状のブレーキディスクであり、こ
れの両側にはパッド26をブレーキディスク25の両面
に押圧して所要の制動力を発生させるためのキャリパ2
7が配設されている。そして、キャリパ27は前記コン
トローラ24に電気的に接続されている。
【0081】而して、自動二輪車のライダーがブレーキ
レバー22を握ってこれを操作すると、ライダーの握力
によって荷重検出装置の磁性体1に作用する荷重Pに比
例する出力信号が信号処理回路23に入力され、信号処
理回路23は入力された出力信号を処理してこれを電圧
に変換し、その電圧を前記コントローラ24に入力す
る。すると、コントローラ24は荷重Pを算出し、この
荷重Pに応じた制御信号を前記キャリパ27に対して出
力して該キャリパ27を駆動制御し、キャリパ27はパ
ッド26をブレーディスク25の両面に所定の力Fで押
圧して所要の制動力を発生させる。
【0082】以上において、本例ではブレーキレバー2
2に作用するライダーの握力に伴う荷重Pが荷重検出装
置によって直接受けられて検出されるため、ブレーキの
作動フィリーリング性が高められる。
【0083】又、信号処理回路23によって機械式では
実現不可能なブレーキ特性を付加することができる。
【0084】<応用例2>次に、本発明に係る荷重検出
装置の応用例2を図26及び図27に基づいて説明す
る。
【0085】図26は自動二輪車のアクセル系の構成
図、図27は図26の矢視A方向の図であり、本発明に
係る荷重検出装置(実施の形態1に示したものと同一で
あって、図26及び図27には図1に示したと同一要素
には同一符号を付している)は自動二輪車のハンドルグ
リップ28に設けられており、磁性体1のジョイント5
にはハンドルグリップ28と一体のレバー29の端部が
ローラ30を介して当接している。
【0086】又、ハンドルグリップ28には荷重検出装
置の検出コイル3に連なる信号処理回路23が内蔵され
ており、この信号処理回路23はコントローラ24に電
気的に接続されている。
【0087】一方、図26において、31はエンジン、
32はエンジン31の吸気系に接続された吸気管であ
り、該吸気管32の途中にはキャブレタ33が設けら
れ、吸気管32のキャブレタ33よりも上流側にはスロ
ットル弁34が設けられている。そして、スロットル弁
34の近傍には、該スロットル弁34を開閉駆動するた
めのアクチュエータ35が設けられており、このアクチ
ュエータ35は前記コントローラ24に電気的に接続さ
れている。
【0088】而して、自動二輪車のライダーがハンドル
グリップ28を図27の矢印方向に操作すると、ライダ
ーの操作力がレバー29及びローラ3を介して荷重検出
装置に伝達され、該荷重検出装置の磁性体1には荷重P
が軸方向に作用する。すると、荷重検出装置からは荷重
Pに比例する出力信号が信号処理回路23に入力され、
信号処理回路23は入力された出力信号を処理してこれ
を電圧に変換し、その電圧を前記コントローラ24に入
力する。すると、コントローラ24は荷重Pを算出し、
この荷重Pに応じた制御信号を前記アクチュエータ35
に対して出力して該アクチュエータ35を駆動制御し、
アクチュエータ35はスロットル弁34を開閉してエン
ジン31への吸入吸気量を制御する。
【0089】以上において、本例ではハンドルグリップ
28を従来のように大きく回す必要がないため、ライダ
ーの手首の回転が不要となり、スロットルの操作性が高
められる。
【0090】又、信号処理回路23によって機械式では
実現不可能なスロットル制御が可能となり、エンジン3
1での混合気の燃焼制御によって高出力、低エミッショ
ン、クリーン燃焼等を実現することができる。
【0091】<応用例3>次に、本発明に係る荷重検出
装置の応用例3を図28に基づいて説明する。尚、図2
8は物体の位置検出系の構成図である。
【0092】本例は水平に設置された梁36上を直線的
に移動する物体Wの位置を検出する装置に本発明に係る
荷重検出装置(実施の形態1に示したものと同一のも
の)を利用した例を示す。
【0093】梁36の両端部は本発明に係る荷重検出装
置の検出部K1,K2によって支持されており、検出部
K1,K2は磁性体1,11と検出コイル3,13を磁
気シールドケース4,14内に収納して構成されてお
り、磁性体1,11の上端部はジョイント5,15を介
して梁36の両端部を支持している。
【0094】ここで、両検出部K1,K2間の距離Lは
既知であり、梁36の重量を無視し得るものとすれば、
物体Wの重量Pは各検出部K1,K2によって受けら
れ、各検出部K1,K2の磁性体1,11には荷重P
1,P2がそれぞれ作用し、これらの荷重P1,P2は
物体Wの位置(荷重P1の作用点からの距離)xによっ
て変化し、PとP1,P2の間には次の関係が成立す
る。
【0095】P=P1+P2 …(1) ここで、物体Wの重量Pの作用点回りモーメントの釣合
を考えると、 P1・x=P2(L−x) …(2) が成立するため、(1),(2)式より物体Wの位置x
は次式によって求められる。
【0096】x=P2・L/(P1+P2) …(3) 従って、荷重検出装置の検出部K1,K2によって荷重
P1,P2を検出すれば、(3)式より物体Wの位置x
を算出することができる。
【0097】尚、物体Wの重量P(=P1+P2)が既
知である場合には、(3)式は、 x=P2・L/P …(3’) となるため、一方の検出部K2のみによって荷重P2を
検出すれば、(3’)式より物体Wの位置xを算出する
ことができる。
【0098】又、2つの検出部K1,K2に掛かる荷重
P1,P2の差ΔPは、 ΔP=P1−P2 …(4) となり、各々の検出部K1,K2の出力の差ΔVは、 ΔV=V1−V2 …(4’) となり、この出力の差ΔVを検出するように回路を構成
することもできる。
【0099】ところで、一般に磁性体1に軟磁性材を用
いた場合のセンサ単体の出力(インダクタンスの変化
量)は、荷重範囲と励磁電流・周波数を適当に設定すれ
ば図29に示すようにリニアになる。これに対して、超
磁歪材を用いた場合は、図30に示すように、初期の立
ち上がりは大きいが、荷重が増加するに連れて出力の増
加率が次第に低下する傾向がある。
【0100】又、これを差動出力とした場合、一方にの
み荷重を掛け、他方には掛けない方式の場合には、それ
ぞれ単体の出力に相似した出力特性となり、センサの差
動出力値は荷重の差に対して一義的に定まるために制御
は可能である。特に、超磁歪材を使用した場合は、出力
が大きく、温度特性等の精度を良くすることができる。
更に、強度的に弱いとされる引張応力が掛からないた
め、荷重範囲を大きく取ることができる。
【0101】同じく差動出力で、一方に大きな荷重が掛
かり、他方に小さな荷重が掛かるような方式の場合に
は、軟磁性材は、どの荷重域においても荷重の差に対す
るセンサの差動出力値が一義的に定まるのに対して、超
磁歪材の場合は、荷重域により出力の増加率が異なるた
め、荷重の差に対する出力値がそれぞれの荷重域により
異なる結果となる。
【0102】従って、上記の状況を踏まえて、磁性体1
に使用する磁性体と、作動センサの構造又は構成及び荷
重範囲と励磁電流・周波数等の制御量を適当に設定する
ことにより、前記(4’)式のΔVの値を(4)式のΔ
Pに対して一義的に定めることが可能となる。特に、軟
磁性材料を使用した場合は、図31に示すようにΔVの
値はΔPに対してリニアになるため、制御性を向上させ
ることが可能となる。尚、図31では出力の中央値は0
であるが、回路で調整することも可能である。
【0103】又、図28に示した物体Wが図32に示す
ように人間である場合には、検出部K1,K2の出力信
号の和と差を使用することにより、体重P及び左右の荷
重P1,P2の差が検出可能となり、梁36上の人間の
状態を推定することができる。尚、この場合、人間が乗
る梁36は分割されていても構わない。
【0104】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、中実ロッド状の磁性体とこれを磁化するコイル
によって荷重検出装置を構成したため、磁性体を小径化
することができ、装置の構造が単純化して高い強度が得
られ、使用する荷重のレンジを広く取ることができ、小
型・軽量化及びコストダウンが可能となり、取り扱いが
容易となって移動用に適したものとなる。
【0105】又、本発明によれば、磁束密度が最も高い
コイルの軸心部に小径の磁性体を配置したため、該磁性
体を磁化するためのエネルギーが最小限に抑えられると
ともに、インダクタンスが小さく抑えられるために検出
に有利な高周波駆動が容易となるいう効果が得られる。
【0106】更に、本発明によれば、磁性体に荷重を直
接作用させて該荷重による磁性体の透磁率の変化に基づ
くインダクタンス変化によって荷重を検出するようにし
たため、検出に変位を伴うことがなく、高いダイレクト
感とフィーリング性が得られ、調整が容易でヒステリシ
スが小さく、磁気的な影響を受けにくい構成を採ること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る荷重検出装置の基
本構成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る荷重検出装置の基
本構成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る荷重検出装置の変
形例を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る荷重検出装置の基
本構成を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る荷重検出装置の変
形例を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る荷重検出装置の基
本構成を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る荷重検出装置の変
形例を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態5に係る荷重検出装置の基
本構成を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5に係る荷重検出装置の変
形例1を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態5に係る荷重検出装置の
変形例2を示す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態6に係る荷重検出装置の
基本構成を示す断面図である。
【図12】本発明の実施の形態6に係る荷重検出装置の
信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態6に係る荷重検出装置の
変形例1を示す断面図である。
【図14】本発明の実施の形態6に係る荷重検出装置の
変形例2示す断面図である。
【図15】本発明の実施の形態6に係る荷重検出装置の
変形例3示す平断面図である。
【図16】本発明の実施の形態6に係る荷重検出装置の
変形例3示す側断面図である。
【図17】本発明の実施の形態7に係る荷重検出装置の
基本構成を示す断面図である。
【図18】本発明の実施の形態7に係る荷重検出装置の
変形例1を示す断面図である。
【図19】本発明の実施の形態7に係る荷重検出装置の
変形例2を示す断面図である。
【図20】本発明の実施の形態7に係る荷重検出装置の
変形例3を示す断面図である。
【図21】本発明の実施の形態8に係る荷重検出装置の
基本構成を示す断面図である。
【図22】本発明の実施の形態8に係る荷重検出装置の
変形例1を示す断面図である。
【図23】本発明の実施の形態8に係る荷重検出装置の
変形例2を示す断面図である。
【図24】図23に示す荷重検出装置の信号処理回路の
構成を示すブロック図である。
【図25】本発明の応用例1を示す自動二輪車のディス
クブレーキ系の構成図である。
【図26】本発明の応用例2を示す自動二輪車のアクセ
ル系の構成図である。
【図27】図26の矢視A方向の図である。
【図28】本発明の応用例3を示す物体の位置検出系の
構成図である。
【図29】軟磁性材の出力特性を示す図である。
【図30】超磁歪材の出力特性を示す図である。
【図31】出力差ΔVと荷重差ΔPとの関係を示す図で
ある。
【図32】本発明の応用例3を示す人間の姿勢検出系の
構成図である。
【符号の説明】
1,11 磁性体 2,12 励磁コイル 3,13 検出コイル 4,14 磁気シールドケース 6 発振回路 7,17 整流回路 8 増幅器(差動増幅回路) 9 CPU K1〜K4 検出部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルと該コイルの軸心に配された中実
    ロッド状の磁性体を含んで構成される検出部を有し、前
    記コイルによって前記磁性体を磁化させ、該磁性体に直
    接荷重を作用させてインダクタンス変化を生じさせるこ
    とによって荷重を検出することを特徴とする荷重検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出部を複数有し、各検出部を荷重
    に対するインダクタンス変化の差を生じさせる構成と
    し、該インダクタンス変化の差によって荷重を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の荷重検出装置。
  3. 【請求項3】 前記インダクタンス変化の差は、前記各
    検出部に使用している各々の磁性体の磁歪定数の差によ
    って生じることを特徴とする請求項2記載の荷重検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記インダクタンス変化の差は、前記各
    検出部に使用している各々の磁性体の応力の差によって
    生じることを特徴とする請求項2記載の荷重検出装置。
  5. 【請求項5】 前記インダクタンス変化の差は、前記各
    検出部に使用している各々の磁性体の熱処理による硬度
    の差によって生じることを特徴とする請求項2記載の荷
    重検出装置。
  6. 【請求項6】 前記インダクタンス変化の差は、前記各
    検出部に使用している各々の磁性体の透磁率の差によっ
    て生じることを特徴とする請求項2記載の荷重検出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記磁性体を部分的に変質又は変形さ
    せ、該磁性体の変質又は変形した部分と他の部分とのイ
    ンダクタンス変化の差によって荷重を検出することを特
    徴とする請求項1記載の荷重検出装置。
  8. 【請求項8】 前記磁性体を部分的に変質又は変形させ
    る手段は、加工硬化、熱処理、表面処理又は異径化であ
    ることを特徴とする請求項7記載の荷重検出装置。
  9. 【請求項9】 複数の検出部を同軸且つ向かい合わせに
    配置し、各検出部からの出力信号の差を求めることによ
    って各検出部の磁性体に作用する荷重を検出することを
    特徴とする請求項2記載の荷重検出装置。
  10. 【請求項10】 複数の検出部を同軸且つ一体的に配置
    し、中央部に荷重を加えることによって複数方向の荷重
    を検出することを特徴とする請求項2記載の荷重検出装
    置。
  11. 【請求項11】 複数の検出部を同軸且つ一体的に配置
    するとともに、各検出部に共通の単一の磁性体を設け、
    該磁性体の中央部を固定することによって複数方向の荷
    重を検出することを特徴とする請求項2記載の荷重検出
    装置。
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