JP4763175B2 - 荷重検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、引張と圧縮の双方向の荷重を検出することができる荷重検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、磁歪効果を利用して荷重を電磁気的に検出する磁歪式荷重センサを先に提案した(特開平11−241955号公報参照)。この磁歪式荷重センサは、コイルに電流を流して検出ロッドを磁化し、該検出ロッドに荷重を加えてその磁気特性を変化させ、この磁気特性の変化を電圧変化に変換して出力することによって荷重を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の磁歪式荷重センサにおいては、圧縮荷重しか検出することができず、引張方向の荷重を検出することができないため、その応用範囲が限定されるという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、引張と圧縮の双方向の荷重を検出することができる荷重検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、センサ本体から突出する検出部を備える荷重センサをホルダー内に移動可能に収納するとともに、該荷重センサのセンサ本体と検出部を第1、第2のバネで互いに逆方向に付勢し、第1のバネのセット荷重P1を第2のバネのセット荷重P2よりも大きく設定してセンサ本体をホルダーに押圧して荷重検出装置を構成したことを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記荷重センサの使用範囲を、引張方向はP2よりも小さく、圧縮方向は(P1−P2)よりも小さい範囲に設定したことを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記荷重センサの検出部に常時圧縮荷重を作用させることを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の発明において、前記荷重センサを磁歪式、歪みゲージ式又は静電容量式センサで構成したことを特徴とする。
【0009】
従って、本発明によれば、荷重センサの検出部には第2のバネによって常時圧縮荷重が作用し、引張方向の荷重に対しては検出部に作用する圧縮荷重の減少として検出され、圧縮方向の荷重に対しては検出部に作用する圧縮荷重の増加として検出されるため、引張と圧縮の双方向の荷重を検出することができる。ここで、第1、第2のバネのセット荷重をそれぞれP1,P2とした場合、荷重センサの使用範囲を、引張方向はP2よりも小さく、圧縮方向は(P1−P2)よりも小さい範囲に設定すると、荷重センサが静止したままでの変位のない検出が可能となる。
【0010】
又、引張荷重と圧縮荷重に対してセンサ出力方向が逆である(引張荷重の増加と共にセンサ出力は減少し、圧縮荷重の増加と共に出力は増大する)ため、力の方向と大きさの同時検出が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る荷重検出装置1の断面図であり、該荷重検出装置1は、固定台2上に設置されたホルダー3内に荷重センサ4を上下動可能に収納するとともに、該荷重センサ4を第1及び第2のバネ5,6で互いに逆方向(上下方向)に付勢して構成されている。
【0013】
上記荷重センサ4は磁歪式荷重センサであって、これはセンサ本体であるケース7内に検出部である検出ロッド8と該検出ロッド8を磁化する不図示のコイル等を組み込んで構成されており、図示のように検出ロッド8の上端はケース7の上端面から上方へ突出している。この磁歪式荷重センサ4は、検出ロッド8に作用する荷重による該検出ロッド8の透磁率の変化を利用して荷重を電磁気的に検出するものであって、コイルの両端の電圧変化を検出することによって荷重が算出される。尚、本実施の形態では、荷重センサ4を磁歪式荷重センサで構成したが、歪みゲージ式又は静電容量式センサで構成しても良い。
【0014】
ところで、前記ホルダー3の内周の中間高さ位置にはフランジ状のストッパ部3aが一体に形成されており、ホルダー3内のストッパ部3aよりも下方に前記荷重センサ4が上下動可能に嵌合保持され、ホルダー3内のストッパ部3aよりも上方にはロッド9が上方から挿入されている。尚、ロッド9のホルダー3から上方へ延出する部分の上端部にはジョイント10が結着されている。
【0015】
そして、荷重センサ4は、ホルダー3内の下部に縮装された前記第1のバネ5によって上方に付勢されており、前記ロッド9はホルダー3内の上部に縮装された前記第2のバネ6によって下方に付勢され、その下面はスペーサ11を介して荷重センサ4の検出ロッド8の上端に当接して該検出ロッド8を下方へ押圧している。
【0016】
ここで、第1のバネ5のセット荷重P1は第2のバネ6のセット荷重P2よりも大きく(P1>P2)設定されているため、荷重センサ4は、図示のように、そのケース7の上面がホルダー3のストッパ部3aに下面に当接して静止しており、ロッド9のジョイント10に外部荷重が負荷されない無負荷状態では、ケース7には第1のバネ5のセット荷重P1が上向きに作用し、検出ロッド8には第2のバネ6のセット荷重P2が圧縮力として下向きに作用している。尚、無負荷状態である場合とロッド9に引張力が作用する場合及びロッド9に(P1−P2)未満の圧縮力が作用する場合には、スペーサ11は図示のようにホルダー3のストッパ部3aの上面より所定量だけ突出しており、ロッド9の下面はホルダー3のストッパ部3aの上面より所定量(初期設定値)a0 だけ離間している。
【0017】
次に、以上の構成を有する荷重検出装置1の作用を図2及び図3に基づいて説明する。尚、図2は荷重検出装置の作用を示す部分断面図、図3はロッドに作用する外部荷重(引張力又は圧縮力)に対する該ロッドの変位とセンサ出力との関係を示す図である。又、以下の説明では、ロッドに作用する引張力を負(−)、圧縮力を正(+)とする。
【0018】
ロッド9に外部荷重として第2のバネ6のセット荷重P2よりも大きな上向きの引張力Pが作用すると、ロッド9は第2のバネ6の下向きの付勢力に抗して上動してスペーサ11から離間する。そして、ロッド9に作用する引張力Pが所定値P4に達した時点で図2(a)に示すように第2のバネ6の最圧縮状態となり、ロッド9の変位量は最大となってこれとホルダー3のストッパ部3aとの隙間aは図2(a)及び図3に示すようにa1 (>a0 )となる。そして、ロッド9にP4以上の引張力Pが作用した場合、その引張力Pは第2のバネ6を介してホルダー3によって受けられ、荷重センサ4に引張力Pが作用することがなく、ロッド9とホルダー3のストッパ部3aとの隙間aはa1 に保持される(a=a1 )。
【0019】
又、ロッド9にP4よりも小さく、第2のバネ6のセット荷重P2よりも大きな引張力Pが作用した場合、図2(b)に示すようにロッド9は依然としてスペーサ11から離間した状態を維持し、該ロッド9の隙間aは図3に示すように引張力Pの減少と共にリニアに減少する。そして、引張力Pが第2のバネ6のセット荷重P2に達した時点(P=P2)で、図2(c)に示すように、ロッド9がスペーサ11に当接してロッド9の隙間aは初期値a0 を示す(a=a0 )。
【0020】
従って、ロッド9に第2のバネ6のセット荷重P2よりも大きな引張力Pが作用する場合には、ロッド9はスペーサ11から離間して荷重センサ4には引張力Pが作用しないため、荷重センサ4は作用せず、図3に示すようにセンサ出力はゼロを示す。
【0021】
そして、ロッド9に第2のバネ6のセット荷重P2よりも小さい引張力P又は(P1−P2)よりも小さい圧縮力Pが作用する間(つまり、荷重センサ4を押し下げようとする力が第1のバネ5のセット荷重P1未満である間)は図2(c)に示す状態が維持され、ロッド9の隙間aは初期値a0 に維持され(a=a0 )、荷重センサ4の変位がゼロに維持された状態でロッド9に作用する引張と圧縮の双方向の荷重が荷重センサ4によって検出される。
【0022】
即ち、ロッド9に引張力Pが作用する場合、荷重センサ4の検出ロッド8には(P2−P)の荷重が圧縮力として作用し、ロッド9に圧縮力Pが作用する場合には荷重センサ4の検出ロッド8には(P2+P)の荷重が圧縮力として作用する。
【0023】
以上のように、ロッド9に作用する外部荷重Pが引張力又は圧縮力の何れであっても、荷重センサ4の検出ロッド8には常時圧縮荷重が作用するため、該検出ロッド8に作用する圧縮力を電磁気的に検出することによって、ロッド9に作用する引張と圧縮の双方向の荷重を検出することができる。この場合、引張荷重と圧縮荷重に対してセンサ出力方向が逆である(図3に示すように、引張荷重の増加と共にセンサ出力は減少し、圧縮荷重の増加と共に出力は増大する)ため、力の方向(つまり、ロッド9に作用する外部荷重が引張力であるか圧縮力であるか)と大きさ(絶対値)の同時検出が可能となる。
【0024】
又、ロッド9に作用する圧縮荷重PがP3(=P1−P2)を超えると(つまり、荷重センサ4を押し下げる力(P2+P)が第1のバネ5のセット荷重P1)よりも大きくなると、図2(d)に示すように、荷重センサ4は第1のバネ5の付勢力に抗して下動し、ロッド9の隙間aは図3に示すように圧縮荷重Pの増加に反比例してリニアに減少する。この場合、荷重センサ4の検出ロッド8には圧縮荷重が作用するため、図3に示すようにセンサ出力は圧縮荷重Pの増加に比例してリニアに増大し、ロッド9に作用する圧縮荷重Pが荷重センサ4によって引き続いて検出される。
【0025】
そして、ロッド9に作用する圧縮荷重Pが所定値P5以上になると、図2(e)に示すようにロッド9の下面がホルダー3のストッパ部3aに当接して荷重センサ4のそれ以上の下動が阻止されるため、ロッド9の隙間aはゼロ(a=0)となり、荷重センサ4の検出ロッド8には一定の圧縮力P(=P2+P5)が作用するため、図3に示すようにセンサ出力は一定値を示す。この場合、P5を超える外部荷重はホルダー3によって受けられ、検出ロッド8には常に一定の圧縮力(P2+P5)が作用するため、荷重センサ4が有効に保護されてその損傷が防がれる。
【0026】
以上のように、本実施の形態に係る荷重検出装置1によれば、荷重センサ4の検出ロッド8には第2のバネ6によって常時圧縮荷重が作用し、引張方向の荷重に対しては検出ロッド8に作用する圧縮荷重の減少として検出され、圧縮方向の荷重に対しては検出ロッド8に作用する圧縮荷重の増加として検出されるため、引張と圧縮の双方向の荷重を検出することができる。ここで、荷重センサ4の使用範囲を、引張方向はP2よりも小さく、圧縮方向はP3(=P1−P2)よりも小さい範囲に設定すると(図3参照)、図2(c)に示すような荷重センサ4が静止したままでの変位のない状態での荷重の検出が可能となる。
【0027】
そして、ロッド9に作用する外部荷重が引張力又は圧縮力の何れであっても、荷重センサ4の検出ロッド8には常時圧縮荷重が作用するため、荷重センサ4の感度が一定となって感度の直線性を容易に確保することができる。
【0028】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図4に基づいて説明する。尚、図4は本実施の形態に係る荷重検出装置の断面図であり、本図においては図1に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0029】
本実施の形態に係る荷重検出装置1’では、ホルダーを2つに分割し、荷重センサ4とこれを付勢する第1のバネ5を収容する第1のホルダー3を第1の固定台2に設置し、ロッド9とこれを付勢する第2のバネ6を収容する第2のホルダー3’を第2の固定台2’に設置する構成を採用しており、該荷重検出装置1’の作用は前記実施の形態1に係る荷重検出装置1のそれと同様であって、ロッド9に作用する引張と圧縮の双方向の荷重を検出することができる。
【0030】
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図5に基づいて説明する。尚、図5は本実施の形態に係る荷重検出装置の断面図であり、本図においても図1に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0031】
本実施の形態に係る荷重検出装置21は、ホルダー3の下端から下方へ延出するロッド9’を上方のロッド9と同軸的に配し、両ロッド9,9’のジョイント10,10’に作用する引張と圧縮の双方向の荷重を検出可能としたものであって、ジョイント10,10’に作用する外部荷重がどの方向に作用しても相対的な力の大きさを検出することができる。そして、この荷重検出装置21には、前記実施の形態1,2に係る荷重検出装置1,1’と同様に過荷重防止機能が設けられているため、ジョイント10,10’に大きな外部荷重が作用しても、荷重センサ4には一定値以下の荷重が作用し、該荷重センサ4が有効に保護されてその耐久性向上が図られる。
【0032】
又、ホルダー3とロッド9,9’とは自由に相対回転することができるため、当該荷重検出装置21は捩れや撓みが調整されて高精度に取り付けられる。
【0033】
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4を図6に基づいて説明する。尚、図6は前記実施の形態3に係る荷重検出装置の応用例を示す自動二輪車のエンジン部分の側面図である。
【0034】
図6において、12は自動二輪車のエンジンであって、その側部の上下には変速ギヤ軸13とシフトレバー14がそれぞれ配され、変速ギヤ軸13に結着された変速レバー15とシフトレバー14との間に荷重検出装置21が連結されて設けられている。
【0035】
而して、ライダーのシフト操作時にシフトレバー14に作用する引張及び圧縮の双方向のシフト荷重が荷重検出装置21によって検出されるが、荷重検出装置21においてホルダー3とロッド9,9’とは前述のように自由に相対回転することができるため、該荷重検出装置21は捩れや撓みが調整されて高精度に取り付けられるとともに、エンジン振動に伴う無理な力を逃がすことができるために荷重検出装置21の耐久性が高められる。
【0036】
尚、図7に示すように、荷重検出装置21の変速レバー15とシフトレバー14との連結部(ジョイント10,10’部)に防振部材16,17を設けることによってエンジン12の振動ノイズを低減することができる。或は、図8に示すように、荷重センサ4と差動増幅回路18の間に電気的フィルター回路19を設け、荷重センサ4からの検出信号からエンジンの振動ノイズをフィルター回路19によって除去するようにしても良い。具体的には、荷重センサ4は3kHz以上の周波数で駆動され、エンジン振動の周波数は0〜200Hz程度であるため、フィルター回路19によって300Hz以下の周波数を除去する。
【0037】
<実施の形態5>
次に、本発明の実施の形態5を図9に基づいて説明する。尚、図9は前記実施の形態3に係る荷重検出装置の応用例を示す自動二輪車のエンジン部分の側面図である。
【0038】
図9に示すシステムは、直動ロボット等のアクチュエータ20を使用し、外部動力でシフトレバー14を操作することによってシフト操作を自動化するものであって、アクチュエータ20とシフトレバー14との間に荷重検出装置21が介設されている。
【0039】
而して、上記システムにおいて、シフトレバー14に作用するシフト荷重は荷重検出装置21によって検出され、この検出データはシフト操作制御情報として利用される。
【0040】
従って、本実施の形態においても、エンジン12の振動ノイズに影響されない高精度な検出が可能となるとともに、荷重検出装置21の振動や過荷重に対する耐久性を高めることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、センサ本体から突出する検出部を備える荷重センサをホルダー内に移動可能に収納するとともに、該荷重センサのセンサ本体と検出部を第1、第2のバネで互いに逆方向に付勢し、第1のバネのセット荷重P1を第2のバネのセット荷重P2よりも大きく設定してセンサ本体をホルダーに押圧して荷重検出装置を構成したため、引張と圧縮の双方向の荷重を検出することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る荷重検出装置の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る荷重検出装置の作用を示す部分断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る荷重検出装置のロッドに作用する外部荷重(引張力又は圧縮力)に対する該ロッドの変位とセンサ出力との関係を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る荷重検出装置の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る荷重検出装置の断面図である。
【図6】実施の形態3に係る荷重検出装置の応用例を示す自動二輪車のエンジン部分の側面図である。
【図7】実施の形態3に係る荷重検出装置の応用例を示す自動二輪車のエンジン部分の側面図である。
【図8】荷重センサの信号出力経路にフィルター回路を設けた構成を示すブロック図である。
【図9】実施の形態3に係る荷重検出装置の応用例を示す自動二輪車のエンジン部分の側面図である。
【符号の説明】
1,1’,21 荷重検出装置
3,3’ ホルダー
4 荷重センサ
5 第1のバネ
6 第2のバネ
7 ケース(センサ本体)
8 検出ロッド(センサ本体)
9,9’ ロッド
10,10’ ジョイント
11 スペーサ
P1 第1のバネのセット荷重
P2 第2のバネのセット荷重
Claims (4)
- センサ本体から突出する検出部を備える荷重センサをホルダー内に移動可能に収納し、
前記荷重センサを挟んで互いに反対側に第1、第2のバネを配置し、
外部から圧縮荷重又は引張荷重を受けるロッドの一端側を前記第2のバネと前記荷重センサの前記検出部との間に位置させ、当該ロッドを前記検出部に接近する圧縮方向と当該検出部から離れる引張方向とに移動可能に配置し、
前記ロッドに圧縮荷重と引張荷重の双方が作用していない無負荷状態において、前記ロッドの前記一端側を前記圧縮方向に押す前記第2のバネのセット荷重P2によって、前記一端側を前記検出部に向けて押し、
前記センサ本体を前記引張方向に押す前記第1のバネのセット荷重P1を前記第2のバネの前記セット荷重P2よりも大きく設定しておくことで、前記無負荷状態において、前記センサ本体の前記引張方向への移動を規制する前記ホルダーのストッパ部に前記センサ本体を押圧することを特徴とする荷重検出装置。 - 前記荷重センサの使用範囲を、引張方向はP2よりも小さく、圧縮方向は(P1−P2)よりも小さい範囲に設定したことを特徴とする請求項1記載の荷重検出装置。
- 前記荷重センサの検出部に常時圧縮荷重を作用させることを特徴とする請求項1又は2記載の荷重検出装置。
- 前記荷重センサを磁歪式、歪みゲージ式又は静電容量式センサで構成したことを特徴とする請求項1,2又は3記載の荷重検出装置。
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