JPS60249032A - 自動車用乗心地測定装置 - Google Patents

自動車用乗心地測定装置

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Publication number
JPS60249032A
JPS60249032A JP59107351A JP10735184A JPS60249032A JP S60249032 A JPS60249032 A JP S60249032A JP 59107351 A JP59107351 A JP 59107351A JP 10735184 A JP10735184 A JP 10735184A JP S60249032 A JPS60249032 A JP S60249032A
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JP
Japan
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seat
voltage
foot
acceleration
vibration detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP59107351A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Ozawa
小澤 義彦
Gunji Sugimoto
杉本 軍司
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP59107351A priority Critical patent/JPS60249032A/ja
Publication of JPS60249032A publication Critical patent/JPS60249032A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、乗用車その他の各種の自動車に用いる乗心地
測定装置に閃する。
「従来の技術」 従来、乗心地計と称するものの中には鉄道車両の床面に
設置し車両振動、あるいは軌道状況を評価するものが含
まれていた。それらは、シートおよび人間の振動特性が
評価に含まれないので、この従来装置をそのまま自動率
における測定に使用した場合は、人間が感じる乗心地の
良否とはかけ離れた評価値を示すものであった。
シートおよび人間の振動特性を考慮した方法としては、
座面に振動ピックアップを設置して上下振動を検出し、
信号処理を行うものがあった。その場合、上下振動が主
体となる悪路等では、人間の感覚に対応する評価値とな
る場合もあったが、今日ではその様な単純な悪路は存在
せず、実際は各種方向の振動が存在し、人間はそれらを
総合的に感知しており、上下振動のみでは人間の乗心地
の感覚との対応が悪い。
座面に玉軸方向のピックアップを設置する場合もあった
が、可搬型の系心地計としては、その中の一軸分のみを
測定するものしかなく、玉軸方向の関連した総合評価値
を表示するものはなかった。
考え方としでは、座面一箇所の玉軸方向の総合評価値の
提案はあったが、シートバックおよび人間の上体の、振
動特性の差異を無視しているという重大な問題があった
それらの結果、自動車の特質に適合した、人間に代って
乗心地の良否を正確に表示できる原心地計は存在しなか
った。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、人間が官能で感する乗心地の快適性を正確に
迅速に総合評価する可搬型の乗心地測定装置を提供する
ことを目的とする。
「本発明の背景] 本発明の自動車用乗心地測定装置は自動車の乗心地のう
ち、ごつごつ感に対応する物理量を検出し、人体の受容
強度範囲内(感じない〜短時間でも耐えられない)につ
いて測定表示するものである。
自動車の総合的な性能は年々改善されているが、乗心地
については感覚量であり、定量的な評価が困難なため、
効果的な改良を進めにくい。そのため乗心地は国際的に
みても差異が大きい部分とされている。
乗心地を機器計測によってS観的に評価しようとする試
みは、しばしばみられた。しかるに、[従来の技術Jに
おいて述べたように、これまでの乗心地計は単純に感覚
的強度レベルあるいは生理的影響の大きさを指示するも
ので、汎用の人体振動評価用の計器に位置づけられる。
本発明の乗心地測定WLIWは自動車振動の特殊性を熟
知した上で乗心地のごつごつ感に注目し、その検出方法
、信号処理方法、および表示方法を自動車による走行実
験だけでなく、二方向に同時加振できる振動台による実
験によってめたものである。一連の研究により従来上り
知られていた座面(シートクッシaン)上下加速度のほ
かに背面(シートバック)左右加速度、および足部(床
)上下加速度の二つがごつごつ感に対して特に重大な影
響のあることを見出した。
「問題点を解決するための手段」 しかして、本発明は、座席座面に載置した剛性のある板
に垂直に加速度ピックアップを取付けた座面振動検出手
段と、座席背面に配置した剛性のある板に平行に加速度
ピックアップを取付けた背面振動検出手段と、足部位置
の単室フロアに配置した小形の板に加速度ピックアップ
を垂直に取付けた足部振動検出手段と、座面振動検出手
段が出力する座面上下加速度信号を所定の周波数範囲に
重み付けする座面用荷!!フィルタと、背面左右加速度
信号を所定の周波数範囲に重み付けをした背面用荷重フ
ィルタと、足部振動検出手段が出力する足部加速度信号
を所定の周波数範囲に重み付けをした足部用荷1!フィ
ルタと、それぞれのフィルタに接続され、重み付けされ
た信号を二乗積分するすることにより測定時間内の二乗
平均値をめる二ゑ平均回路と、座面、背面1足部にそれ
ぞれ異なった寄与率に設定した係数で加算する係数加W
、器と、係数加算された信号を対数変換した表示回路と
、表示回路からの対数変換された信号を表示する表示器
とから成ることを特徴とする特許用乗心地測定装置であ
る6 「作用効果」 本発明による乗心地計は、自動車の場合の人体への主要
な振動入力部位である座面、背面、および足部の全てを
振動検出部位とすることにより、人間の感じ方に近い測
定結果が得られるという特徴を有する。これは、鉄道用
系心地計のように床面のみで振動を検出する場合には得
られない効果であり、床面まてで振動の大部分を遮断す
る鉄道車両と、軟かい座席により振動遮断の分担を行わ
せる自動車の特質にもとづいている。
また、それぞれの振動入力を座面については上下方向、
背面については左右方向、足部については上下方向の自
動車においては加速度振幅の大なる方向で人体への影響
が大きい方向に限定したため、高い測定精度を保障でき
、回路構成が容易になる。
さらに、三箇所の振動検出部位について、同時に測定し
、直ちに総合評価値をめることにより、鉄道や、労働環
境、公害の振動等とは逆に、同一状態の持続時間が短く
、再現性の低い自動車走行時の振動を繰り返し測定する
ことなく能率よく測定できる。
また、本発明の乗心地測定装置は、周波数の重みづけを
、単に振動感覚を模擬するだけではな(、人体とシート
の共振を考慮し、道路面、懸架系およびシートの振動特
性から自動車に顕在しない周波数帯域は除去し、ノイズ
成分による測定誤差を防いだ。
荷重フィルタ通過後の信号を二乗平均処理することによ
り、自動車の走行にともなう衝撃を含む加速度の時間的
変動が極端に大きなりレスト7アクタ(ピーク値/実効
値)となることが少なく、感覚量と充分対応のとれる値
が得られるという利点を有する。また、他の方法たとえ
ば、最大値をめる方法に比べると測定の再現性が得られ
る。
測定時間を比較的短時間としたので、長時間にわたって
路面状態が一定であることがまれなため、一般の路面に
おける測定を可能にするものである。
ここまでで、三箇所の加速度信号の荷重付き二乗平均値
を得たうえで総合化信号を対数変換したのは、系心地の
測定値を感覚量と直線的に対応させるためであり、本発
明装置によればたとえば極めて不快な段階から感じない
等の感覚的尺度に対応した指示値を得ることがで終る。
「実施態様」 次に本発明の実施態様について説明する。第1の実施態
様の系心地測定装置は、座面用荷重フィルタの重み何周
波数範囲を4〜8Hzとし、背面用荷重フィルタの重み
何周波数範囲を低域4〜8Hz%商域8〜16Hz範囲
とし、足部用荷重フィルタの重み何周波数範囲を8〜1
6Hzとするものである。
すなわち、座面上下加速度はシートクッシ勝ンと人体の
共振による4〜8Hzの顕者な成分を持つことから一般
に知られているように4〜8Hzの重み付が大きい上下
方向の人体振動感覚曲線に従おうとするが、背面左右振
動は、8〜16Hzにばね下共振、シートパック共振に
よる顕者な成分を持つための範囲の重み(tjを大きく
し、特に低域成分は操舵にともなう乗心地とは別の領域
の成分を除去するため急峻に遮断する。また、足部上下
加速度は座面上下加速度成分と相関が高く、重複した信
号をひろいやすいので、座面上下加速度の荷重が大きい
8Hz以下は除去し、自動皐患架系のいわゆるばね上振
動成分である8Hz以上から足部の振動感覚の低下する
16Hzまでの重み付を大きくする。
したがって、各検出部位に対する重み付けも、単に人体
の振動感覚に従うだけでなく、自動車振動の特質を考慮
して、不要な帯域を切除することにより、測定精度左向
上させる。
第2の実施態様の乗心地測定装置は、係数加算器が3つ
の寄与率設定ボテンシッメータを有し、これら寄与率設
定ポテンショメータのそれぞれ異なった係数設定値を座
面については0.7〜1、背面については0.2〜0,
8、足部についてはθ〜0.3 とするものである。
本第2の実施態様は、二乗平均された3つの信号をそれ
ぞれの乗心地ごつごつ感に対する寄与度に応じた異なる
係数を乗じて加算し、総合化する。
背面左右加速度は座面加速度に比べて十分小さな場合は
無視できるほどであり、−室以上になると11t#Wが
大きくなるので実用上その中間的な寄与率とすべきであ
る。また、足部上下加速度は乗心地のなめらかさに効く
が座面上下加速度に比べ寄与度は小さい。
これらから、座面上下成分は基本成分として1に近い係
数とし、背面左右加速度および足部上下加速度についで
は座面上下加速度に対する寄与度の比と対象とする乗員
およびその集団の差異を考慮してそれぞれ異なった係数
に決定する。
また、第2の実施態様は、総合評価値をめるための31
1j所の振動検出部位についての信号をそれぞれ異なっ
た寄与係数で加算し、評価するため、自動車座席に着座
した姿勢における寄与度の比にもとづいた係数設定値と
したので、総合評価値は自動車走行時の乗心地を正しく
測定し、表示することができる。
「第1実施例」 本実亀例の全体的な構成は、w41図に示すように座面
振動検出板1 、背面振動検出板29足部振動検出板3
および信号処理表示部4で成り立っている。 (ただし
、第1図におけるシート5は座面振動検出Ifi、1お
よび背面振動検出板2の設置状況を例示するため書き加
えたものであり本発明の構成要件ではない。) 第2図に示すような、縦(前後方向)100〜200w
n、横(幅、左右方向)200−300m+i。
最大厚さ15〜35mmの方形または長円形の板に12
0〜16011111の間隔で二つの瘤状突起6aを設
けた軽合金またはプラスチックの板6の中央付近に形成
した凹所に圧電型または半導体型の加速度ピックアップ
7をその最大感度方向が板6に垂直になるようねしまた
は接着剤によって固着じた座面加速度検出板1を、シー
トクッシタン着座位置に突起6a部がシートクツシラン
に接するように敷設する。
第3図に示すように、縦(長、上下方向)100〜20
0 am、横(幅、左右方向)100〜200m−1最
大厚さ10〜25輸麺の方形または長円形、円形の板で
縦方向の全長または172程度を円弧(かまぼこ)状ま
たは台形状の断面とした軽合金またはプラスチックの板
8の中央付近に方形の穴部9を設け、圧電型または半導
体型の加速度ピックアップ10をその最大感度方向が横
(左右)方向となるようねじまたは接着剤によって固着
した背面加速度検出板2を、この背面加速度検出板2の
上j1部の両側に上端から30111以内、中心から左
右へ各35−以上離れて穿った直径1〜10Il111
の孔11に、たとえばたこ糸、つり糸等12を通して結
ぶか、もしくはクリップ状金共で固定することにより、
その長さを自在に調整可能としたループ状として、ヘッ
ドレスト支柱、あるいはシートパック肩部のくびれ部分
に懸けることによって円弧または台形の突出部がシート
パックに接するよう敷設 −する。
第4図に示すように、族30〜8〇−輪、横30〜80
e+m、または直径30〜100■の高さ5〜30mm
の金属板13の下面端部に長さ5〜15蒙論、直径5〜
10−の、先端を円錐状または半球状とした柱14をそ
の中心を結ぶ線が正三角形または二等辺三角形をなすよ
うねじ込み等により固着し、上面の中央または中央部下
方へ穴を穿って圧電型または半導体型の加速度ピックア
ップ15を、その最大感度が上面に対して垂直の方向を
なすようねじ、接着等で固着した足部振動検出板3を自
動車の床面足部付近に敷設する。そして、以上により座
面(シートクッション)上下、背面(シートパック)左
右1足部(フロア)上下加速度を検出する。
ここで、加速度計7 .10 .15を圧電型もしくは
半導体型としたのは、小形のため各部振動検出板1 .
2 .3に埋め込む等が容易なためである。
また、座面、背面の振動板1.2を軽合金、プラスチッ
クとしたのは、軽量で剛性を有するためであり、ゴム等
を用いる場合に比べ、測定の再現性に優れる。足部振動
板3を金属板としたのは特に軽量であることを要しない
ためである。信号処理表示部4の内部構成を第5図に示
す。座面振動検出板1の加速度ピックアップ7の出力は
、周波数範囲の下限をIHz以下、上限を50Hz以上
とする増幅器17に接続され、増幅後、その信号が座面
用荷重フィルタ18に入力される。
座面用荷重フィルタ18は、人体の座位における上下加
速度に対する周波数領域での振動感覚を模すもので、コ
ンデンサ、抵抗、演算増幅器で構成するアクティブフィ
ルタの一つを4Hz以下を減衰させるバイパスフィルタ
、別の一つを8Hz以上を減衰させるローパスフィルタ
として、それらを縦統接続することにより実現した。#
6図に示すように、座面用荷重フィルタ18の特性Sは
、周波数Fが482から8Hzの間は平坦な伝達特性と
し、4Hz以下は周波数Fの低下にともない1オクター
ブで一3clB (1:0.71)の割合で直線的に伝
達比Tが減少し、8Hz以上では周波数Fの上昇にとも
ない1オクターブで一6dB(10,5)の割合で直線
的に伝達比Tが低下するものとする。
背面振動検出板2と足部振動検出板3の各加速度ピック
アップ10.15の出力は、それぞれ周波数範囲の下限
を4Hz以下、上限を50Hz以上とする増幅器19.
20に接続され、増幅後、前者は背面用荷重フィルタ2
1、後者は足部用荷重フィルタ22に入力される。背面
用荷重フィルタ21と足部用荷重フィルタ22は人体振
動感覚を模すだけでなく不要帯域の遮断をはかるため、
遮断周波数8Hzでかつ遮断特性−6dB/オクタ一ブ
以上のバイパスフィルタと、遮断周波数16H2でかつ
遮断特性−6dB/オクターブのローパスフィルタとを
縦純に接続することによって第6図に示すように、周波
数Fが8H7,から16Hzの範囲を平坦な伝達特性と
し、周波数Fが8Hz以下では1オクターブあたり少く
とも一6dB(1:0!5)以上の割合で伝達比Tを低
下させ、16Hz以上は一6dB(1:0,5)の割合
で直線的に伝達比Tを低下させる特性を得る。
三つの荷重フィルタ18 .21 .22の出力は別々
に測定作動スイッチ23 .24.25に接続され、リ
セットスイッチ48により積分回路29゜30.31内
の電荷を0にしたのち測定作動スイッチ23 .24 
.25が閉にされると、それぞれ非直線性素子等を用い
た二乗回路26.27 .28に導かれ二乗両波検波波
形に整形する。ついで、コンデンサ、FET 、演算増
幅器等で構成される積分回路29 .30.31に接続
され、測定作動スイッチを23 .24 .25Wiと
するまで積分される。また、測定作動スイッチ23 .
24.25の閉と同時にこの測定作動スイッチに連動す
る計時スイッチ32が閉じられ電気的9機械的な計時器
33によって時間測定を開始する。計時器33には三筒
の分圧器34.35 .36を連結しである。この分圧
器34 .35 .36は抵抗体の巻線ピッチあるいは
巻枠形状により、分圧器34゜35.36の分圧比が回
転角または直線的な移動に対して反比例の関係(分圧比
=全回転角/全回転角に対する回転角の割合)を持つ。
たとえば、全回転角が240°であれば回転角10°の
回転角の割合は10/240であり分圧比は1/24と
なる。回転角は直線移動と読み換えることができる。し
たがって、この1/T分圧器34 .35 。
36の分圧比は測定作動スイッチ23.24゜25閉に
ともなう計時器33の軸37の回転または直線的な移動
に対して、反比例する分圧比を示し、測定作動スイッチ
23 .24 .25開により、その時点までの経過時
間に反比例した分圧比を持った状態で停止する。計時器
33として、タイマースイッチを用いた場合はタイマー
のスイッチと測定作動スイッチ23 .24 .25を
連動しておくことにより測定作動スイッチ23 .24
 .25閑の時間をスタートとして設定時間に達すると
タイマー停止とともに自動的に測定作動スイッチ23.
24.25も開となる。計時器33としてタイマースイ
ッチを用いた場合はタイマースイッチの設定時間の逆数
の分圧比をあらかじめ固定抵抗による座面、背面1足部
用の三組の1/T分圧器34.35 .36として用意
しておくことができ、構造が簡単になる。設定時間を段
階的に変更する場合は段階数と同じ数の1/T分圧器3
4,35.36を用意し、切換えて使用する。設定時間
は一定路面の継続時間から10〜240秒の範囲でよく
、たとえば30秒、60秒、120秒。
240秒の四段階とすると1/T 分圧器34′。
35.36は1/30.1/60 、i/120 。
1/240を用意する。
このような固定式の分圧器34 .35 .36とした
場合、1/T 分圧器34 .35 .36の配置を積
分回路29.30 .31の後でなく、前へ変更しても
よく、それにより積分回路29 .30 。
31の動作を容易にすることができる。各積分回路29
 .30.31の出力側に前記の1/T 分圧器34 
.35 .36を後続し、積分後の電圧を1/T分圧器
34 .35 .36の測定時間に反比例した分圧比で
分圧し二乗平均電圧を得る。
つぎに各部の二乗平均電圧を寄与率設定ボテフシ9メー
タ3B 、39 .40に接続し、寄与率に応じて分圧
する。すなわち、座面の二乗平均電圧に対しては0,9
5 の分圧比、背面の二乗平均電圧に対しては0,3(
または0.8)の分圧比、足部の二乗平均電圧に対しで
は0,3(または0)の分圧比によって分圧し、演算増
幅器を用いた加算器41に入力する。
加算a41により、各部の二乗平均電圧を寄与率に応じ
で加算するにの出力電圧を二乗平均総合電圧として、こ
の電圧を非線形素子等によって構成した対数変換器42
に入力し対数変換した電圧とする。対数変換器42の出
力は、別の加算器43に入力するが、この第2の加算器
43には、定電圧l!46により対数変換器42の最大
出力電圧の20%に相当する対数変換器42の出力とは
逆符号の直流の一定電圧を与えておく。したがって、対
数変換器42の出力電圧は、一定電圧が差し引かれた後
、第2の加算器43から出力される。
第2の加算器43の出力はその出力が負の場合にのみ符
号反較器を介して符号判別器44に通し、正の出力のみ
を均等目盛の電圧計型の表示器45で表示する。これに
より、各部の加速度が微少で、対数変換器42の出力が
小さい領域は、不惑帯となり、表示@45には表示され
ない、47は表示切換スイッチである。
以上を動作によって説明する。各部の加速度ピックアッ
プ7 .10.15の出力電圧α1(t)は(Jは測定
場所を表す)、増幅器17 .19 .20および荷重
フィルタ18 .21 .22を経て、周波数領域に重
みを持った電圧aa、(t)となり、さらに、二乗回路
2B 、27 .28レニよってα2jw(1)となり
、その電圧を積分回路29 t30 。
31により測定時間Tの間積分した積分電圧viS=1
α”7.(t)・dtを、1/T分圧器34 .35 
36で測定時間の逆数1/Tで分圧することにより、二
乗平均電圧V 7ffig: + J: α’jw D
) m dtを得る。
慾1の加算器41には、各部加速度の二乗平均電圧であ
71Vll118(座面)vV2ms(背面)vVim
s(足部)が、それぞれの寄与係数に+(座面)=0.
95 。
K2(背面)=0.3 、に3(足部)=0.3を掛け
て入力されて加算され、総合電圧V4msを得る。
総合電圧■4IIIS=に−VIIaS十に2・V 2
+*s+K 3・VB+sの対数変換値■しは、次式と
なりVシ=R4m (K+ ’ V +l1ls+Kt
 ・Vtm5+ K3 ・V =ms) 第2の加算器43に入力され、逆符号の一定電圧−Ve
(l、の最大値の20%)を加えることにより・m→次
式による表示電圧VL、を得る。
vl、2=(Law (K+ I VIms+に2・V
2ms十に=・V 3m5) V c さらに、この電圧vしの正の符号のみとれば、vL>0
:VL=I!n* (K+−V1ms+に2・V211
S+Ka 争 V、m5)−Vc ■L≦O;Vし=0 人間と同様に不感帯を持ち、感覚とほぼ直線的に対応す
る指示値を得ることができる。
なお、符号判別器44の後に表示切換スイッチ47を設
け、各1/T 分圧器34.35 .36の出力電圧、
および符号判別器44の出力を表示切換スイッチ47の
各選択枝に接続し、選択子によって指示項目を切換えて
表示器45に接続することにより、表示電圧VLの他、
各部加速度の二乗平均電圧V1ms 、V2a+s y
V3msについても指示を得ることにより、特に振動の
大きな部位を把握するなど、乗心地の改善に役立つ情報
が得られる。
また、第1実施例では増幅器17 .19 .20から
寄与率設定ポテンショメータ38 .39.。
40までを三系統に独立して構成するので、信号を処理
の段階ごとに点検することができ、保守力f容易である
「第2実施例」 本発明の第2実施例は、信号処理表示部4の一部にマイ
クロプリセッサ等を用いることにより信号をディノタル
処理するものある。すなわち、第7図に示すように第1
実施例と同様の各荷重フィルタ18 4s −22の出
力電圧をマルチプレクサ48に入力し、三入力をほぼ同
時に処理するとみなされる1500サンプル7秒以上で
切換え、サンプルホールド49によって1人力あたり5
00サンプル/秒以上のデータサンプリングを行い、周
波数50Hzの加速度波形に対しても十分な精度を確保
したうえでA/D 変換器50によりディジタル信号化
を行い、マイクロプロセッサ等を用いた演算処理部51
で演算後、表示器53によりディフタル表示を行う6な
お、54は定数記憶部である。
以下、#s8図の70−チャートに従ってその動作を説
明する。
ステップ55 測定開始 ステップ56 測定暗闇Tをデータの大きさNとして設
定(N = T Xサンプリ ング速度) ステップ57 初期条件 チャンネル番号人=1 デー
タ番号n=1とす、 る。
ステップ58 チャンネル番号人=1ならば座面用荷重
フィルタ18 、チャン ネル番号人=2ならば背面用荷 重フィルタ21 、チャンネル番 号人=3ならば足部用荷重フィ ルタ22のデータをとり入れる。
ステップ59 データを二乗する。
ステップ6〇 二重鎖を累積(積分)する。
ステップ61 チャンネル番号人とデータ番号nに各1
を加える。
ステップ62 チャンネル番号人が3以上か判断し、3
以下ならステップ63 へ、3以上ならばステップ65 へ移る。
ステップ63 データ番号nがデータの大きさNと同じ
か、あるいは、それ以 上であるか判断し、N以下なら ばステップ64、Nと等しいか N以上ならば、ステップ66へ 飛ぶ。
ステップ64 停止命令が米でいるか判断し、米でいな
ければステップ58へ もどる。米でいればステップ 66へ進む。
ステップ65 チャンネル番号人から3を減じてからス
テップ63を移る。
ステップ66 測定(データとり込み)終了。
ステップ67 チャンネル番号人(初期値人=1)の二
乗積分値を時間平均す る。
ステップ68 ステップ67の結果を記憶する。
ステップ69 チャンネル番号人に1を加える。
ステップ70 チャンネル番号が3であるかを判断し、
3でなければステップ 67にもどる。3であればステラ プ71に進む。
ステップ71 総合評価値vしを計算する。
V L ” K oムto(Kl・V、1Isl十F1
.t ・ V、+ms+に* ・ V3ms)−Vc本
本実側例は、K、=18、Kl =0.95、K2=0.3、 K3=0.3、 V ll5− V 3msニステップ68の値、Vc=
20゜ ステップ72 結果を表示する。
第2実施例によれば、実用上同時と考えられる速さで三
つの振動部位の信号を切換えディジタル処理することに
より、第1実施例と同じ効果を三つの荷重フィルタ18
 .21 .22以降を一本化した簡単な構成で実現で
きる。また、演算処理部51をマイクロプロセッサで構
成すれば本装置を極めて小型軽量に実現でき、高い演算
精度と演算式における定数変更の容易さが保jl[され
る。
「効果」 本発明による乗心地測定装置は自動車における人体への
主要な入力である座面上下、背面左右の加速度を座席上
で、また、足部上下加速度を床面で検出することにより
、人間の振動の受容状態をもれなく把握することができ
る特徴を有するとともに、それら三箇所の加速度信号を
同時に測定。
処理する構成のため別々に測定する場合再現性の得に(
い、実際の道路における測定が可能となった。また、座
面、背面1足部に人体感覚の重み付けの他、自動単にお
ける不要帯域除去の効果のある、それぞれ異なった荷重
フィルタを有するので、測定精度が高い。
また、前記三箇所の振動入力を総合評価することにより
、シートクッション 、シートパック 、床材料などの
良否を含めた自動阜氷心地の優劣を判別できる。
さらに、多くの振動部位から主要な入力を三箇所に限定
したため、演算処理部51にマイコン等を用いる場合、
あまり高速なサンプリングは不要となり簡易な回路構成
が可能となり、車載に適した小型軽量な測定装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体的な構成を示す斜視図、第2図(
a) 、(b)は座面振動検出板の形状を示す上面図お
よびA−A断面図、第3図(a) 、(b) =(c)
は背面振動検出板の形状を示す正面図、B−B断面図お
よび側面図、第4図は足部振動検出板の形状を示す斜視
図、第5図は$1実施例における信号処理表示部の構成
を示すブロック図、第6図は荷重フィルタの特性を示す
片対数グラフ、第7図は第2実施例における信号処理表
示部の構成を示すブロック図、MS8図は信号処理表示
部の第2の例の70−チャートである。 1・・・座面振動検出板、2・・・背面振動検出板、3
・・・足部振動検出板、4・・・信号処理表示部、5・
・・シート、7,10.15・・・加速度ピックアップ
、18・・・座面用荷重フィルタ、21・・・背面用荷
重フィルタ、22・・・足部用荷重フィルタ、26,2
7,2 B・・・二乗回路、29,30.31・・・積
分回路、34,35゜36・・・分圧器、38,39.
40・・・寄与率設定ボテンシ層メータ、41t43・
・・加算器、42・・・対数変換器、45.53・・・
表示器、51・・・演算処理部、54・・・定数記憶部
。 第2図 第3回 第4ea 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 座席座面に載置した剛性のある板に垂直に加速
    度ピックアップを取付けた座面振動検出手段と、座席背
    面に配置した剛性のある板に平行に加速度ピックアップ
    を取付けた背面振動検出手段と、足部位置の車室70ア
    に配置した小形の板に加速度ピックアップを垂直に取付
    けた足部振動検出手段と、座面振動検出手段が出力する
    座面上下加速度信号を所定の周波数範囲に重み付けする
    座面用荷重フィルタと、背面左右加速度信号を所定の周
    波数範囲に重み付けをした背面用荷重フィルタと、足部
    振動検出手段が出力する足部加速度信号を所定の周波数
    範囲に重み付けをした足部用荷重フィルタと、それぞれ
    のフィルタに接続され、重み付けされた信号を二乗積分
    することにより測定時間内の二乗平均値をめる二乗平均
    回路と、座面。 背面1足部にそれぞれ異なった寄与率に設定した係数で
    加算する係数加算器と、係数加算された信号を対数変換
    する表示回路と、表示回路からの対数変換された信号を
    表示する表示器とから成ることを特徴とする自動車用乗
    心地測定装置。
  2. (2)座面用荷重フィルタの重み付層波数範囲を4〜8
    H2とし、背面用荷重フィルタの重み付層波数範囲を低
    域4〜BHzs高域8〜16HzのJl@囲とし、足部
    用荷重フィルタの重み付層波数範囲を8〜16Hzとし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の乗
    心地測定装置。
  3. (3) 上記係数加W−農は、3つの寄与率設定ボテア
    シnメータから成り、寄与率設定ボテンシnメータのそ
    れぞれ異なった係数設定値を座面については 0.7〜
    1、背面については 0.2〜0.8、足部については
    θ〜 0.3としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の乗心地測定装置。
JP59107351A 1984-05-24 1984-05-24 自動車用乗心地測定装置 Pending JPS60249032A (ja)

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