JP2002282599A - アイロン - Google Patents

アイロン

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JP2002282599A
JP2002282599A JP2001082158A JP2001082158A JP2002282599A JP 2002282599 A JP2002282599 A JP 2002282599A JP 2001082158 A JP2001082158 A JP 2001082158A JP 2001082158 A JP2001082158 A JP 2001082158A JP 2002282599 A JP2002282599 A JP 2002282599A
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JP
Japan
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base member
heater
heat resistance
ironing
hook
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JP2001082158A
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English (en)
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Yasuharu Otsuka
康晴 大塚
Takahisa Tsuji
▲隆▼久 辻
Kiichi Shimozaka
喜一 下坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイロンかけ面に傷がつきにくくするととも
に、かけ面の温度低下を抑えることで、スチーム噴出時
の使用時間を長くし、しわ伸ばし効果を高めると同時に
使い勝手を良くする。 【解決手段】 ヒータ1により加熱される第1のベース
部材2の下面側に、硬質の金属プレートを固着した第2
のベース部材3を取付けるとともに、第1のベース部材
2と第2のベース部材3との間に熱抵抗部4を形成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等のしわ伸ば
しを行うスチームアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロンは、アイロンか
けを行う場合の滑り性をよくするために、ベースの表面
にフッソ樹脂加工を行うことが一般的であり、また、ベ
ースは、ヒータの熱でベースの広い範囲が効率よく加熱
でき、かつ、容易に加工できるアルミ合金等で形成して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ッソ樹脂加工は、使用による摩耗に加えて、アイロンか
けを行う衣服等のボタンやファスナー等により傷が付き
易いという問題があった。上記ベースのかけ面にできる
傷は、場合によってデリケートな繊維を痛めるおそれが
ある。
【0004】このような問題を解決するために、表面に
フッソ樹脂加工を行ったカバーをベースに着脱自在に設
けたものが考えられている。これであれば、使用によっ
てフッソ樹脂加工が摩耗しても、新しいカバーと交換す
ることで滑り性をよくすることができるものの、傷が付
き易いという問題は依然として解決されない。
【0005】本発明は、上記課題を解決するとともに、
アイロンかけによるかけ面の温度低下を少なくして、使
い勝手をよくすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、ヒータを内設した第1のベース部材の下
面側に第2のベース部材を設け、前記第1のベース部材
と前記第2のベース部材との間に熱抵抗部を形成すると
ともに、前記第2のベース部材の下面側を覆ってかけ面
を形成するかけ面部材を薄い硬質の金属製プレートで構
成し、その外周部を上方へ曲げて前記第2のベース部材
の縁部に固着したものである。
【0007】これにより、アイロンかけ面の硬度を高く
することができるため、アイロンかけの際に傷が付くこ
とを防止することができるとともに、かけ面部材を設け
た第2のベース部材と第1のベース部材との間に形成し
た熱抵抗部により、アイロンかけによる第1のベース部
材の温度低下を少なくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ヒータと、このヒータを内設した第1のベース部材
と、前記第1のベース部材の下面側に設けた第2のベー
ス部材と、前記第1のベース部材と第2のベース部材と
の間に形成した熱抵抗部と、前記第2のベース部材の下
面側を覆ってかけ面を形成するかけ面部材とを具備し、
前記かけ面部材は、薄い硬質の金属製プレートで構成す
るとともに、その外周部を上方へ曲げて前記第2のベー
ス部材の縁部に固着したものであり、アイロンかけ面の
硬度を高くすることができ、アイロンかけの際に傷が付
くことを防止することができるとともに、かけ面部材を
設けた第2のベース部材と第1のベース部材との間に形
成した熱抵抗部により、アイロンかけによる第1のベー
ス部材の温度低下を少なくすることができ、アイロンの
使用可能な時間や、スチームの発生可能な温度を維持す
る時間を長くすることができる等、コードレスで使用す
る場合の使い勝手をよくすることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、第2のベース部材をアルミニウム
合金で形成するとともに、かけ面部材をステンレスの薄
板で形成したものであり、第2のベース部材に比べてか
け面の硬度を高くすることができるため、アイロンかけ
の際に傷が付くことを防止することができるとともに、
第2のベース部材からかけ面部への熱伝導をよくして、
かけ面温度のバラツキを少なくすることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、ヒータと、この
ヒータを内設した第1のベース部材と、前記第1のベー
ス部材の下面側を覆ってかけ面を形成するかけ面部材と
を具備し、前記かけ面部材は、薄い硬質の金属製プレー
トで構成するとともに、その外周部を上方へ曲げて前記
第1のベース部材の縁部に固着するとともに、前記第1
のベース部材とかけ面部材との間に熱抵抗部を設けたも
のであり、簡単な構成でかけ面の硬度を高くすることが
できるとともに、熱抵抗部により、アイロンかけによる
第1のベース部材の温度低下を少なくすることができ、
アイロンの使用可能な時間や、スチームの発生可能な温
度を維持する時間を長くすることができる等、コードレ
スで使用する場合の使い勝手をよくすることができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、第1のベース部材をアルミニウム
合金で形成するとともに、かけ面部材をステンレスの薄
板で形成したものであり、ベース部材に比べてかけ面の
硬度を高くすることができるため、アイロンかけの際に
傷が付くことを防止することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、熱抵抗部は、その熱抵抗が第
1のベース部材より大きくなるように設定したものであ
り、ヒータを埋設している第1のベース部材を加熱して
得られた熱のかけ面側への伝導を抑えて、第1のベース
部材の温度を安定させることができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、熱抵抗部は、主として空気層
で構成したものであり、簡単な構成で第1のベース部材
の温度低下を抑えることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0015】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、ヒータ1を内設した第1のベース部材2の下面側
に、第2のベース部材3を設けるとともに、前記第1の
ベース部材2と第2のベース部材3との間に熱抵抗部4
を形成している。5は第2のベース部材3の下面側を覆
ってかけ面を形成するかけ面部材で、このかけ面部材5
は、薄い硬質の金属製プレートで構成するとともに、そ
の外周部を上方へ曲げて前記第2のベース部材3の縁部
に固着している。
【0016】ヒータ1は略U字状に曲げてあり、良熱伝
導特性を有するアルミ合金製の第1のベース部材2のダ
イカスト成形時に埋め込んでいる。かけ面部材5は、例
えばステンレス等の硬質の金属製プレートで構成し、使
用可能なおよその厚さは、0.05〜2mmであり、好
ましくは0.2〜0.8mmが加工上有利である。かけ
面部材5は、その外周部を上方へ曲げて第2のベース部
材3の縁部に固着し、第2のベース部材3の下面と接す
るように取付けてあり、先端部分と後部の両端部は、複
数の切り込みを入れて曲げやすくしている。さらに、第
1のベース部材2と第2のベース部材3は機械的に締結
している。
【0017】第1のベース部材2に形成した気化室6
は、第1のベース部材2の上方に設置される水タンク7
からの水を気化してスチームを発生させることができ、
上面は蓋8により覆われており、気化室7で発生したス
チームをかけ面部材5の噴出孔9から噴出する。
【0018】熱抵抗部4は空気層で構成してあり、その
熱抵抗はアルミニウム合金製の第1のベース部材2より
大きくなるように設定している。そして、第1のベース
部材2に機械的に締結された第2のベース部材3への熱
供給は、アイロンかけが支障なく行われるように制限さ
れるものである。
【0019】上記構成において、作用を説明すると、ヒ
ータ1に通電して第1のベース部材2を加熱すると、こ
の第1のベース部材2の下面と接するように固着した第
2のベース部材3に伝達され、第2のベース部材3の下
面側を覆ってかけ面を形成するかけ面部材5も加熱され
る。このとき、アイロン掛けするかけ面部材5は例えば
ステンレス等の薄い硬質の金属製プレートが用いられて
いるため、かけ面の硬度を高くすることができて、アイ
ロン掛けの際にかけ面に傷が付くことを防止することが
できる。
【0020】また、ノズル10を開閉する開閉装置11
の操作によってスチームを発生してアイロンかけをする
場合、第1のベース部材2と第2のベース部材3との間
に熱抵抗部4を有しているため、第1のベース部材2の
熱が第2のベース部材3側に奪われにくく、アイロンか
けによる第1のベース部材2の温度低下を少なくするこ
とができ、アイロンの使用可能な時間や、スチームの発
生可能な温度を維持する時間を長くすることができる
等、コードレスで使用する場合の使い勝手をよくするこ
とができる。
【0021】(実施例2)図3に示すように、ヒータ1
を内設した第1のベース部材2の下面側を覆ってかけ面
を形成するかけ面部材5を有し、前記かけ面部材5は、
薄い硬質の金属製プレートで構成するとともに、その外
周部を上方へ曲げて前記第1のベース部材2の縁部に固
着するとともに、前記第1のベース部材2とかけ面部材
5との間に熱抵抗部4を設けたものである。他の構成は
実施例1と同じである。
【0022】上記構成によれば、簡単な構成で第1のベ
ース部材2とかけ面部材5との間に熱抵抗部4を形成す
ることができ、かけ面の硬度を高くすることができると
ともに、アイロンかけによる第1のベース部材2の温度
低下を少なくすることができ、アイロンの使用可能な時
間や、スチームの発生可能な温度を維持する時間を長く
することができる等、コードレスで使用する場合の使い
勝手をよくすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜6に記載の発
明によれば、アイロンかけ面に傷が付きにくくすること
ができるとともに、アイロンかけによる第1のベース部
材の温度低下が少なく、アイロンの使用可能な時間や、
スチームの発生可能な温度を維持する時間等を長くし
て、使い勝手をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のスチームアイロンの一部切
欠した側面図
【図2】同アイロンの要部断面図
【図3】本発明の実施例2のアイロンの要部断面図
【符号の説明】
1 ヒータ 2 第1のベース部材 3 第2のベース部材 4 熱抵抗部 5 かけ面部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下坂 喜一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4L029 KA06 KA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータと、このヒータを内設した第1の
    ベース部材と、前記第1のベース部材の下面側に設けた
    第2のベース部材と、前記第1のベース部材と第2のベ
    ース部材との間に形成した熱抵抗部と、前記第2のベー
    ス部材の下面側を覆ってかけ面を形成するかけ面部材と
    を具備し、前記かけ面部材は、薄い硬質の金属製プレー
    トで構成するとともに、その外周部を上方へ曲げて前記
    第2のベース部材の縁部に固着したアイロン。
  2. 【請求項2】 第2のベース部材をアルミニウム合金で
    形成するとともに、かけ面部材をステンレスの薄板で形
    成した請求項1記載のアイロン。
  3. 【請求項3】 ヒータと、このヒータを内設した第1の
    ベース部材と、前記第1のベース部材の下面側を覆って
    かけ面を形成するかけ面部材とを具備し、前記かけ面部
    材は、薄い硬質の金属製プレートで構成するとともに、
    その外周部を上方へ曲げて前記第1のベース部材の縁部
    に固着するとともに、前記第1のベース部材とかけ面部
    材との間に熱抵抗部を設けたアイロン。
  4. 【請求項4】 第1のベース部材をアルミニウム合金で
    形成するとともに、かけ面部材をステンレスの薄板で形
    成した請求項3記載のアイロン。
  5. 【請求項5】 熱抵抗部は、その熱抵抗が第1のベース
    部材より大きくなるように設定した請求項1〜4のいず
    れか1項に記載のアイロン。
  6. 【請求項6】 熱抵抗部は、主として空気層で構成した
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のアイロン。
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