JP2002279555A - ガス警報装置およびガス警報方法 - Google Patents
ガス警報装置およびガス警報方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 定期的に異なる内容の音声メッセージで警報
器の正常動作の定期確認を行うことができるガス警報器
およびガス警報方法を提供すること。 【解決手段】 ガス警報装置は、ガス異常検出手段１
と、音声出力手段７と、計時手段１０と、異常検出手段
１の検知出力に応じて、音声出力手段７を通じて警報用
音声メッセージによる警報を発生させる警報手段２，４
と、ガス検針情報および／または該ガス検針情報に対応
するガス料金情報を取得する取得手段Ｃと、計時手段１
０のタイムアップによって音声出力手段７を通じて取得
手段で取得したガス検針情報および／または該ガス検針
情報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッ
セージにより安全を告知する定期点検手段２，４とを備
えている。
器の正常動作の定期確認を行うことができるガス警報器
およびガス警報方法を提供すること。 【解決手段】 ガス警報装置は、ガス異常検出手段１
と、音声出力手段７と、計時手段１０と、異常検出手段
１の検知出力に応じて、音声出力手段７を通じて警報用
音声メッセージによる警報を発生させる警報手段２，４
と、ガス検針情報および／または該ガス検針情報に対応
するガス料金情報を取得する取得手段Ｃと、計時手段１
０のタイムアップによって音声出力手段７を通じて取得
手段で取得したガス検針情報および／または該ガス検針
情報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッ
セージにより安全を告知する定期点検手段２，４とを備
えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス警報装置およ
びガス警報方法に関し、特に音声出力によるガス警報装
置およびガス警報方法に関する。
びガス警報方法に関し、特に音声出力によるガス警報装
置およびガス警報方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、各家庭にはガス漏れ等を検知し
て、音声による警報出力を発生するガス警報器がある。
この種のガス警報器は、ガス漏れ時には警報を音声で知
らせるのであるが、使用期間中ガス漏れがなければ無音
であり、正常に動作しているかどうかわからないため、
何らかの手段で正常に動作していることを定期的に確認
する必要がある。
て、音声による警報出力を発生するガス警報器がある。
この種のガス警報器は、ガス漏れ時には警報を音声で知
らせるのであるが、使用期間中ガス漏れがなければ無音
であり、正常に動作しているかどうかわからないため、
何らかの手段で正常に動作していることを定期的に確認
する必要がある。
【０００３】正常動作を定期的に確認することができる
ガス警報器は、たとえば実用新案登録第２５０３９５１
号に開示されている。このガス漏れ警報器は、ガス異常
検出手段と、音声出力手段と、計時手段と、前記異常検
出手段の検知出力に応じて前記音声出力手段を通じて音
声による警報を発生させる警報手段と、計時手段のタイ
ムアップによって前記音声出力手段を通じて前記警報の
ための音声とは異なる音声により安全を告知する定期点
検手段とを備えている。
ガス警報器は、たとえば実用新案登録第２５０３９５１
号に開示されている。このガス漏れ警報器は、ガス異常
検出手段と、音声出力手段と、計時手段と、前記異常検
出手段の検知出力に応じて前記音声出力手段を通じて音
声による警報を発生させる警報手段と、計時手段のタイ
ムアップによって前記音声出力手段を通じて前記警報の
ための音声とは異なる音声により安全を告知する定期点
検手段とを備えている。
【０００４】このガス警報器は、計時手段のタイムアッ
プ時に、たとえば「ガスの安全を確認しお休みくださ
い」という定期点検用音声メッセージを発することによ
り、使用者に一定期間毎に音声により安全を促す旨の定
期点検情報を告知して、警報器自体の正常動作を定期確
認できるものである。
プ時に、たとえば「ガスの安全を確認しお休みくださ
い」という定期点検用音声メッセージを発することによ
り、使用者に一定期間毎に音声により安全を促す旨の定
期点検情報を告知して、警報器自体の正常動作を定期確
認できるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述のガ
ス警報器は、計時手段のタイムアップ時に上述の定期点
検用音声メッセージが流される。しかし、定刻時にいつ
も同じ内容の音声メッセージを流しても新鮮味がなく、
使用者も次第に耳障りになりかねないという問題があ
る。
ス警報器は、計時手段のタイムアップ時に上述の定期点
検用音声メッセージが流される。しかし、定刻時にいつ
も同じ内容の音声メッセージを流しても新鮮味がなく、
使用者も次第に耳障りになりかねないという問題があ
る。
【０００６】そこで、本発明は、上述の問題点に着目
し、定期的に異なる内容の音声メッセージで警報器の正
常動作の定期確認を行うことができるガス警報器および
ガス警報方法を提供することを課題とする。
し、定期的に異なる内容の音声メッセージで警報器の正
常動作の定期確認を行うことができるガス警報器および
ガス警報方法を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項１記載の発明は、ガス異常検出手段
と、音声出力手段と、計時手段と、上記異常検出手段の
検知出力に応じて、上記音声出力手段を通じて警報用音
声メッセージによる警報を発生させる警報手段と、ガス
検針情報および／または該ガス検針情報に対応するガス
料金情報を取得する取得手段と、上記計時手段のタイム
アップによって上記音声出力手段を通じて上記取得手段
で取得した上記ガス検針情報および／または該ガス検針
情報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッ
セージにより安全を告知する定期点検手段と、を備えた
ことを特徴とするガス警報装置に存する。
になされた請求項１記載の発明は、ガス異常検出手段
と、音声出力手段と、計時手段と、上記異常検出手段の
検知出力に応じて、上記音声出力手段を通じて警報用音
声メッセージによる警報を発生させる警報手段と、ガス
検針情報および／または該ガス検針情報に対応するガス
料金情報を取得する取得手段と、上記計時手段のタイム
アップによって上記音声出力手段を通じて上記取得手段
で取得した上記ガス検針情報および／または該ガス検針
情報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッ
セージにより安全を告知する定期点検手段と、を備えた
ことを特徴とするガス警報装置に存する。
【０００８】請求項１記載の発明によれば、ガス警報装
置は、ガス異常検出手段と、音声出力手段と、計時手段
と、異常検出手段の検知出力に応じて、音声出力手段を
通じて警報用音声メッセージによる警報を発生させる警
報手段と、ガス検針情報および／または該ガス検針情報
に対応するガス料金情報を取得する取得手段と、計時手
段のタイムアップによって音声出力手段を通じて取得手
段で取得したガス検針情報および／または該ガス検針情
報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッセ
ージにより安全を告知する定期点検手段とを備えてい
る。
置は、ガス異常検出手段と、音声出力手段と、計時手段
と、異常検出手段の検知出力に応じて、音声出力手段を
通じて警報用音声メッセージによる警報を発生させる警
報手段と、ガス検針情報および／または該ガス検針情報
に対応するガス料金情報を取得する取得手段と、計時手
段のタイムアップによって音声出力手段を通じて取得手
段で取得したガス検針情報および／または該ガス検針情
報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッセ
ージにより安全を告知する定期点検手段とを備えてい
る。
【０００９】上記課題を解決するためになされた請求項
２記載の発明は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警
報用音声メッセージによる警報を発生させると共に、定
期点検時に、ガス検針情報および／または該ガス検針情
報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッセ
ージにより安全を告知することを特徴とするガス警報方
法に存する。
２記載の発明は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警
報用音声メッセージによる警報を発生させると共に、定
期点検時に、ガス検針情報および／または該ガス検針情
報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッセ
ージにより安全を告知することを特徴とするガス警報方
法に存する。
【００１０】請求項２記載の発明によれば、ガス警報方
法は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警報用音声メ
ッセージによる警報を発生させると共に、定期点検時
に、ガス検針情報および／または該ガス検針情報に対応
するガス料金情報を含む定期点検用音声メッセージによ
り安全を告知する。
法は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警報用音声メ
ッセージによる警報を発生させると共に、定期点検時
に、ガス検針情報および／または該ガス検針情報に対応
するガス料金情報を含む定期点検用音声メッセージによ
り安全を告知する。
【００１１】上記課題を解決するためになされた請求項
３記載の発明は、ガス異常検出手段と、音声出力手段
と、計時手段と、上記異常検出手段の検知出力に応じ
て、上記音声出力手段を通じて警報用音声メッセージに
よる警報を発生させる警報手段と、外部インフォメーシ
ョン情報を取得する取得手段と、上記計時手段のタイム
アップによって上記音声出力手段を通じて上記取得手段
で取得した上記外部インフォメーション情報を含む定期
点検用音声メッセージにより安全を告知する定期点検手
段と、を備えたことを特徴とするガス警報装置に存す
る。
３記載の発明は、ガス異常検出手段と、音声出力手段
と、計時手段と、上記異常検出手段の検知出力に応じ
て、上記音声出力手段を通じて警報用音声メッセージに
よる警報を発生させる警報手段と、外部インフォメーシ
ョン情報を取得する取得手段と、上記計時手段のタイム
アップによって上記音声出力手段を通じて上記取得手段
で取得した上記外部インフォメーション情報を含む定期
点検用音声メッセージにより安全を告知する定期点検手
段と、を備えたことを特徴とするガス警報装置に存す
る。
【００１２】請求項３記載の発明によれば、ガス警報装
置は、ガス異常検出手段と、音声出力手段と、計時手段
と、異常検出手段の検知出力に応じて、音声出力手段を
通じて警報用音声メッセージによる警報を発生させる警
報手段と、外部インフォメーション情報を取得する取得
手段と、計時手段のタイムアップによって音声出力手段
を通じて取得手段で取得した外部インフォメーション情
報を含む定期点検用音声メッセージにより安全を告知す
る定期点検手段とを備えている。
置は、ガス異常検出手段と、音声出力手段と、計時手段
と、異常検出手段の検知出力に応じて、音声出力手段を
通じて警報用音声メッセージによる警報を発生させる警
報手段と、外部インフォメーション情報を取得する取得
手段と、計時手段のタイムアップによって音声出力手段
を通じて取得手段で取得した外部インフォメーション情
報を含む定期点検用音声メッセージにより安全を告知す
る定期点検手段とを備えている。
【００１３】上記課題を解決するためになされた請求項
４記載の発明は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警
報用音声メッセージによる警報を発生させ、定期点検時
に、外部インフォメーション情報を含む定期点検用音声
メッセージにより安全を告知することを特徴とするガス
警報方法に存する。
４記載の発明は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警
報用音声メッセージによる警報を発生させ、定期点検時
に、外部インフォメーション情報を含む定期点検用音声
メッセージにより安全を告知することを特徴とするガス
警報方法に存する。
【００１４】請求項４記載の発明によれば、ガス警報方
法は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警報用音声メ
ッセージによる警報を発生させ、定期点検時に、外部イ
ンフォメーション情報を含む定期点検用音声メッセージ
により安全を告知する。
法は、ガス漏れ等の異常を検出した時に、警報用音声メ
ッセージによる警報を発生させ、定期点検時に、外部イ
ンフォメーション情報を含む定期点検用音声メッセージ
により安全を告知する。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１６】図１は、本発明によるガス警報装置の実施
の形態を示す構成図である。図１において、ガス警報装
置は、ガス警報器ＡとマイコンガスメータＢの組み合わ
せから構成される。
の形態を示す構成図である。図１において、ガス警報装
置は、ガス警報器ＡとマイコンガスメータＢの組み合わ
せから構成される。
【００１７】ガス警報器Ａは、ガス異常検出手段として
のガスセンサ１、警報手段および定期点検手段の一部と
してのマイクロコンピュータ（以下、マイコンと称す
る）２、バックアップ電源３、警報手段および定期点検
手段の一部としての音声ＩＣ４、フィルタ５、アンプ
６、音声出力手段としてのスピーカ７から構成されてい
る。
のガスセンサ１、警報手段および定期点検手段の一部と
してのマイクロコンピュータ（以下、マイコンと称す
る）２、バックアップ電源３、警報手段および定期点検
手段の一部としての音声ＩＣ４、フィルタ５、アンプ
６、音声出力手段としてのスピーカ７から構成されてい
る。
【００１８】マイコン２は、家庭用電源または内蔵電池
などによるバックアップ電源３により駆動されており、
ガスセンサ１からの検出出力が入力されると共に、出力
が音声ＩＣ４に接続されている。また、マイコン２は、
後述のマイコンガスメータＢのマイコン１０に警報出力
を供給すると共に、マイコン１０から遮断情報、タイマ
ー情報および定期点検情報が入力される。そして、マイ
コン２は、ガスセンサ１からの検出出力と、マイコンガ
スメータＢのマイコン１０からの入力情報に応じた音声
出力を選択する機能を有する。
などによるバックアップ電源３により駆動されており、
ガスセンサ１からの検出出力が入力されると共に、出力
が音声ＩＣ４に接続されている。また、マイコン２は、
後述のマイコンガスメータＢのマイコン１０に警報出力
を供給すると共に、マイコン１０から遮断情報、タイマ
ー情報および定期点検情報が入力される。そして、マイ
コン２は、ガスセンサ１からの検出出力と、マイコンガ
スメータＢのマイコン１０からの入力情報に応じた音声
出力を選択する機能を有する。
【００１９】音声ＩＣ４には、ガス漏れ警報用音声メッ
セージ（たとえば、「ガスが漏れていませんか」）と、
ガス遮断告知用音声メッセージ（たとえば、「ガスを止
めました」）と、定期点検用音声メッセージ（たとえ
ば、「ただ今検針を行いました。今月の検針値は、○
○．○立方メートルです。今月のガス料金は、△，△△
△円になります。」）等の情報が内蔵されている。
セージ（たとえば、「ガスが漏れていませんか」）と、
ガス遮断告知用音声メッセージ（たとえば、「ガスを止
めました」）と、定期点検用音声メッセージ（たとえ
ば、「ただ今検針を行いました。今月の検針値は、○
○．○立方メートルです。今月のガス料金は、△，△△
△円になります。」）等の情報が内蔵されている。
【００２０】マイコンガスメータＢは、マイコン１０、
計量部１１、流量センサー１２、表示部１３およびガス
遮断弁１４から構成されている。マイコン１０は、計量
部１１および流量センサ１２によって通常の流量積算処
理を行って、表示部１３に積算流量を表示させる。
計量部１１、流量センサー１２、表示部１３およびガス
遮断弁１４から構成されている。マイコン１０は、計量
部１１および流量センサ１２によって通常の流量積算処
理を行って、表示部１３に積算流量を表示させる。
【００２１】また、マイコン１０は、ガス警報器Ａのマ
イコン２からのガス漏れ検出による警報出力を受けると
共に、マイコン２へ、マイコンガスメータＢにおける遮
断情報およびその復帰情報、タイマー情報を送る。
イコン２からのガス漏れ検出による警報出力を受けると
共に、マイコン２へ、マイコンガスメータＢにおける遮
断情報およびその復帰情報、タイマー情報を送る。
【００２２】さらに、マイコン１０は、取得手段として
のＮＣＵ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｕｎｉ
ｔ）Ｃおよび公衆回線交換機Ｄを介してガス管理センタ
ーＥに接続されており、ガス管理センターＥとの間でマ
イコンガスメータＢの検針情報とガス警報器Ａの定期点
検情報を通信する。
のＮＣＵ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｕｎｉ
ｔ）Ｃおよび公衆回線交換機Ｄを介してガス管理センタ
ーＥに接続されており、ガス管理センターＥとの間でマ
イコンガスメータＢの検針情報とガス警報器Ａの定期点
検情報を通信する。
【００２３】また、マイコン１０には、計時手段として
のタイマーが内蔵され、たとえば１ヶ月間毎に内蔵タイ
マーをセットし、ガス警報器Ａからの警報情報、流量セ
ンサ１２およびタイマーからの入力状態に応じた出力状
態を得るようになっている。
のタイマーが内蔵され、たとえば１ヶ月間毎に内蔵タイ
マーをセットし、ガス警報器Ａからの警報情報、流量セ
ンサ１２およびタイマーからの入力状態に応じた出力状
態を得るようになっている。
【００２４】上述の構成において、本発明のガス警報方
法について説明する。まず、初期状態においてマイコン
１０の内蔵タイマーがセットされ、タイマーのカウント
の間に、マイコン１０で流量積算処理が行われ、表示部
１３に積算流量が表示される。
法について説明する。まず、初期状態においてマイコン
１０の内蔵タイマーがセットされ、タイマーのカウント
の間に、マイコン１０で流量積算処理が行われ、表示部
１３に積算流量が表示される。
【００２５】また、この間に、ガス管理センターＥは、
定時になると、公衆回線交換機Ｄを介してＮＣＵ Ｃに
検針値要求および料金係数を送信する。ＮＣＵ Ｃは、
マイコンガスメータＢのマイコン１０へ料金係数情報を
送ると共に、マイコン１０からその時点の積算流量を検
針値として取得し、公衆回線交換機Ｄを介してガス管理
センターＥに通報する。
定時になると、公衆回線交換機Ｄを介してＮＣＵ Ｃに
検針値要求および料金係数を送信する。ＮＣＵ Ｃは、
マイコンガスメータＢのマイコン１０へ料金係数情報を
送ると共に、マイコン１０からその時点の積算流量を検
針値として取得し、公衆回線交換機Ｄを介してガス管理
センターＥに通報する。
【００２６】このとき、マイコン１０は、検針値および
料金係数をガス警報器Ａのマイコン２にも送信し、送信
されたその時点の検針値および料金係数をガス警報器Ａ
のマイコン２の内蔵メモリ（図示しない）に記憶させ
る。マイコン２は、上述の検針値と料金係数に基づき、
検針値に対応するガス料金を演算処理して算出し、算出
したガス料金データも内蔵メモリに記憶する。
料金係数をガス警報器Ａのマイコン２にも送信し、送信
されたその時点の検針値および料金係数をガス警報器Ａ
のマイコン２の内蔵メモリ（図示しない）に記憶させ
る。マイコン２は、上述の検針値と料金係数に基づき、
検針値に対応するガス料金を演算処理して算出し、算出
したガス料金データも内蔵メモリに記憶する。
【００２７】また、マイコン１０は、タイマーのカウン
トの間に、ガス警報器Ａからガス漏れの警報出力を受け
取ると、ガス遮断弁１４を閉じるように制御し、この遮
断弁閉を表す遮断情報をガス警報器Ａのマイコン２へ出
力すると共に、タイマーをリセットし、復帰動作により
遮断弁１４を解放し、その復帰情報をガス警報器Ａに出
力し、再び初期状態に戻る。
トの間に、ガス警報器Ａからガス漏れの警報出力を受け
取ると、ガス遮断弁１４を閉じるように制御し、この遮
断弁閉を表す遮断情報をガス警報器Ａのマイコン２へ出
力すると共に、タイマーをリセットし、復帰動作により
遮断弁１４を解放し、その復帰情報をガス警報器Ａに出
力し、再び初期状態に戻る。
【００２８】上述のガス漏れ等の異常がない状態でタイ
マーにセットした１ヶ月間が経過すると、タイマーがタ
イムアップし、このタイマー信号によってその日の定刻
（たとえば、午後６時）に、マイコン１０からガス警報
器Ａへタイムアップを示すタイマー情報が出力され、再
び初期状態に戻る。
マーにセットした１ヶ月間が経過すると、タイマーがタ
イムアップし、このタイマー信号によってその日の定刻
（たとえば、午後６時）に、マイコン１０からガス警報
器Ａへタイムアップを示すタイマー情報が出力され、再
び初期状態に戻る。
【００２９】一方、ガス警報器Ａのマイコン２は、待機
状態においてガスセンサ１の検出出力によりガス漏れを
検出した場合は、音声ＩＣ４を駆動してガス漏れ警報用
音声メッセージ「ガスが漏れていませんか」を繰り返し
発生し、スピーカ７から出力させると共に、マイコンガ
スメータＢにガス漏れ警報情報を出力する。
状態においてガスセンサ１の検出出力によりガス漏れを
検出した場合は、音声ＩＣ４を駆動してガス漏れ警報用
音声メッセージ「ガスが漏れていませんか」を繰り返し
発生し、スピーカ７から出力させると共に、マイコンガ
スメータＢにガス漏れ警報情報を出力する。
【００３０】次いで、マイコン２は、マイコンガスメー
タＢからの遮断情報を受けて、音声ＩＣ４からガス遮断
告知用音声メッセージ「ガスを止めました」を発生し、
スピーカ７から出力させる。
タＢからの遮断情報を受けて、音声ＩＣ４からガス遮断
告知用音声メッセージ「ガスを止めました」を発生し、
スピーカ７から出力させる。
【００３１】なお、ガス漏れ警報用音声メッセージは、
ガス遮断動作完了時点で終了し、ガス遮断告知用音声メ
ッセージのみに切り替えても良いし、ガス漏れ警報用音
声メッセージの発生後、ガス遮断が行われた時点でガス
漏れ警報用音声メッセージとガス遮断告知用音声メッセ
ージを交互に繰り返しても良い。いずれの場合であって
も、ガス警報器Ａのマイコン２は、復帰情報を受け取る
と音声ＩＣ４からの音声メッセージの出力を停止させ、
待機状態に戻る。
ガス遮断動作完了時点で終了し、ガス遮断告知用音声メ
ッセージのみに切り替えても良いし、ガス漏れ警報用音
声メッセージの発生後、ガス遮断が行われた時点でガス
漏れ警報用音声メッセージとガス遮断告知用音声メッセ
ージを交互に繰り返しても良い。いずれの場合であって
も、ガス警報器Ａのマイコン２は、復帰情報を受け取る
と音声ＩＣ４からの音声メッセージの出力を停止させ、
待機状態に戻る。
【００３２】また、マイコン２は、マイコンガスメータ
Ｂからタイマーのタイムアップ情報が入力されると、そ
の内蔵メモリに記憶している検針値および検針値に対応
するガス料金値を読み出すと共に、音声ＩＣ４を駆動
し、「ただ今検針を行いました。今月の検針値は、○
○．○立方メートルです。今月のガス料金は、△，△△
△円になります。」における「○○．○」の部分に読み
出した検針値を挿入しかつ「△，△△△」部分にガス料
金値を挿入した定期点検用音声メッセージを発生し、ス
ピーカ７から出力させる。
Ｂからタイマーのタイムアップ情報が入力されると、そ
の内蔵メモリに記憶している検針値および検針値に対応
するガス料金値を読み出すと共に、音声ＩＣ４を駆動
し、「ただ今検針を行いました。今月の検針値は、○
○．○立方メートルです。今月のガス料金は、△，△△
△円になります。」における「○○．○」の部分に読み
出した検針値を挿入しかつ「△，△△△」部分にガス料
金値を挿入した定期点検用音声メッセージを発生し、ス
ピーカ７から出力させる。
【００３３】したがって、使用者は、この音声メッセー
ジを聞くことにより、ガス警報器Ａが正常に動作してい
ることを確認することができ、ガスが安全に使われてい
ることの安全確認が促される。
ジを聞くことにより、ガス警報器Ａが正常に動作してい
ることを確認することができ、ガスが安全に使われてい
ることの安全確認が促される。
【００３４】以上のように、ガス漏れ等の異常が発生す
るとその旨が音声によって警告され、また一定期間の間
ガス漏れ等の異常がない場合は、定期点検用音声メッセ
ージによりガス漏れ警報器の正常動作を定期的に確認す
ることができる。また、定期点検用音声メッセージによ
り、ガスの検針値とガス料金値もアナウンスされるた
め、使用者は、今月の検針値およびガス料金値を知るこ
とができるばかりでなく、ガス警報器の定期点検も同時
に行うことができる。しかも、検針値およびガス料金値
は、毎月変わることが予想され、定期点検用音声メッセ
ージの内容が変わることになるので、使用者は、このメ
ッセージを興味深く聞くことができる。
るとその旨が音声によって警告され、また一定期間の間
ガス漏れ等の異常がない場合は、定期点検用音声メッセ
ージによりガス漏れ警報器の正常動作を定期的に確認す
ることができる。また、定期点検用音声メッセージによ
り、ガスの検針値とガス料金値もアナウンスされるた
め、使用者は、今月の検針値およびガス料金値を知るこ
とができるばかりでなく、ガス警報器の定期点検も同時
に行うことができる。しかも、検針値およびガス料金値
は、毎月変わることが予想され、定期点検用音声メッセ
ージの内容が変わることになるので、使用者は、このメ
ッセージを興味深く聞くことができる。
【００３５】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【００３６】たとえば、上述のガスの検針値および料金
値を含む定期点検用音声メッセージを流す際、たまたま
使用者が不在で聞き漏らすと言うことも想定されるの
で、検針が行われた時点に１回のみでなく、タイマー設
定によりたとえば数時間おきに数回繰り返して流すよう
にしても良い。
値を含む定期点検用音声メッセージを流す際、たまたま
使用者が不在で聞き漏らすと言うことも想定されるの
で、検針が行われた時点に１回のみでなく、タイマー設
定によりたとえば数時間おきに数回繰り返して流すよう
にしても良い。
【００３７】また、上述の実施の形態では、マイコンガ
スメータＢのマイコン１０に、計時手段として働くタイ
マーが内蔵されているが、これに代えて、ガス警報器Ａ
のマイコン２に計時手段として働くタイマーを内蔵して
も良い。
スメータＢのマイコン１０に、計時手段として働くタイ
マーが内蔵されているが、これに代えて、ガス警報器Ａ
のマイコン２に計時手段として働くタイマーを内蔵して
も良い。
【００３８】また、他の実施例として、ガス会社のイン
フォメーションを定期点検用音声メッセージとしても定
期的に流すようにしても良い。この場合は、まず、ガス
管理センターＥは、公衆回線交換機Ｄを介してＮＣＵ
Ｃへ、ガス会社のインフォメーションをアナログ信号で
送信することを示すコードを送信する。ＮＣＵ Ｃは、
受信したコードをマイコンガスメータＢのマイコン１０
に送信し、マイコン１０は、ガス警報器Ａのマイコン２
に送信する。ＮＣＵ Ｃ、マイコンガスメータＢおよび
ガス警報器Ａは、それぞれ、上述の実施の形態で使用さ
れるデジタル信号系の回路以外にアナログ系の回路（図
示しない）も内蔵しており、このコードを受信すると、
それぞれのデジタル信号系の回路からアナログ系の回路
に切り替わる。
フォメーションを定期点検用音声メッセージとしても定
期的に流すようにしても良い。この場合は、まず、ガス
管理センターＥは、公衆回線交換機Ｄを介してＮＣＵ
Ｃへ、ガス会社のインフォメーションをアナログ信号で
送信することを示すコードを送信する。ＮＣＵ Ｃは、
受信したコードをマイコンガスメータＢのマイコン１０
に送信し、マイコン１０は、ガス警報器Ａのマイコン２
に送信する。ＮＣＵ Ｃ、マイコンガスメータＢおよび
ガス警報器Ａは、それぞれ、上述の実施の形態で使用さ
れるデジタル信号系の回路以外にアナログ系の回路（図
示しない）も内蔵しており、このコードを受信すると、
それぞれのデジタル信号系の回路からアナログ系の回路
に切り替わる。
【００３９】次いで、ガス管理センターＥは、上述のコ
ード送信に続いて、ガス会社のインフォメーション、た
とえば「こちらは○○ガスです。○月○日に○○で、ガ
ス展がありますので、皆さま誘い合わせの上ご来場下さ
い。」という内容を定期点検用音声メッセージとして、
アナログ信号で、公衆回線交換機Ｄを介してＮＣＵＣに
送信する。ＮＣＵ Ｃで受信された上述の内容の定期点
検用音声メッセージは、マイコンガスメータＢを介して
ガス警報器Ａに送信される。ガス警報器Ａのマイコン２
は、受信した上述の定期点検用音声メッセージを、音声
ＩＣ４を介さず、フィルタ５、アンプ６を介してスピー
カ７から出力させる。
ード送信に続いて、ガス会社のインフォメーション、た
とえば「こちらは○○ガスです。○月○日に○○で、ガ
ス展がありますので、皆さま誘い合わせの上ご来場下さ
い。」という内容を定期点検用音声メッセージとして、
アナログ信号で、公衆回線交換機Ｄを介してＮＣＵＣに
送信する。ＮＣＵ Ｃで受信された上述の内容の定期点
検用音声メッセージは、マイコンガスメータＢを介して
ガス警報器Ａに送信される。ガス警報器Ａのマイコン２
は、受信した上述の定期点検用音声メッセージを、音声
ＩＣ４を介さず、フィルタ５、アンプ６を介してスピー
カ７から出力させる。
【００４０】以上のように、定期点検用音声メッセージ
により、ガス会社は、音声インフォメーションを使用者
に流すことができるのみならず、ガス警報器の定期点検
も同時に行うことができる。しかも、音声インフォメー
ションの内容を変えることができるので、使用者は、こ
のメッセージを興味深く聞くことができる。
により、ガス会社は、音声インフォメーションを使用者
に流すことができるのみならず、ガス警報器の定期点検
も同時に行うことができる。しかも、音声インフォメー
ションの内容を変えることができるので、使用者は、こ
のメッセージを興味深く聞くことができる。
【００４１】
【発明の効果】請求項１記載の発明に係るガス警報装置
または請求項２記載のガス警報方法によれば、定期点検
用音声メッセージにより、使用者は、定期的に検針値お
よびガス料金値を知ることができるばかりでなく、ガス
警報器の定期点検も同時に行うことができる。
または請求項２記載のガス警報方法によれば、定期点検
用音声メッセージにより、使用者は、定期的に検針値お
よびガス料金値を知ることができるばかりでなく、ガス
警報器の定期点検も同時に行うことができる。
【００４２】請求項３記載の発明に係るガス警報装置ま
たは請求項４記載のガス警報方法によれば、定期点検用
音声メッセージにより、外部インフォメーションを使用
者に流すことができるのみならず、ガス警報器の定期点
検も同時に行うことができる。
たは請求項４記載のガス警報方法によれば、定期点検用
音声メッセージにより、外部インフォメーションを使用
者に流すことができるのみならず、ガス警報器の定期点
検も同時に行うことができる。
【図１】本発明によるガス警報装置の実施の形態を示す
構成図である。
構成図である。
Ａ ガス警報器 Ｂ マイコンガスメータ Ｃ ＮＣＵ（取得手段） Ｄ 公衆回線交換機 Ｅ ガス管理センター １ ガスセンサ（ガス異常検出手段） ２ マイコン（警報手段の一部、定期点検手段の一
部） ４ 音声ＩＣ（警報手段の一部、定期点検手段の一
部） ７ スピーカ（音声出力手段） １０ マイコン（計時手段）
部） ４ 音声ＩＣ（警報手段の一部、定期点検手段の一
部） ７ スピーカ（音声出力手段） １０ マイコン（計時手段）
Claims (4)
- 【請求項１】 ガス異常検出手段と、 音声出力手段と、 計時手段と、 上記異常検出手段の検知出力に応じて、上記音声出力手
段を通じて警報用音声メッセージによる警報を発生させ
る警報手段と、 ガス検針情報および／または該ガス検針情報に対応する
ガス料金情報を取得する取得手段と、 上記計時手段のタイムアップによって上記音声出力手段
を通じて上記取得手段で取得した上記ガス検針情報およ
び／または該ガス検針情報に対応するガス料金情報を含
む定期点検用音声メッセージにより安全を告知する定期
点検手段と、 を備えたことを特徴とするガス警報装置。 - 【請求項２】 ガス漏れ等の異常を検出した時に、警報
用音声メッセージによる警報を発生させると共に、 定期点検時に、ガス検針情報および／または該ガス検針
情報に対応するガス料金情報を含む定期点検用音声メッ
セージにより安全を告知することを特徴とするガス警報
方法。 - 【請求項３】 ガス異常検出手段と、 音声出力手段と、 計時手段と、 上記異常検出手段の検知出力に応じて、上記音声出力手
段を通じて警報用音声メッセージによる警報を発生させ
る警報手段と、 外部インフォメーション情報を取得する取得手段と、 上記計時手段のタイムアップによって上記音声出力手段
を通じて上記取得手段で取得した上記外部インフォメー
ション情報を含む定期点検用音声メッセージにより安全
を告知する定期点検手段と、 を備えたことを特徴とするガス警報装置。 - 【請求項４】 ガス漏れ等の異常を検出した時に、警報
用音声メッセージによる警報を発生させ、 定期点検時に、外部インフォメーション情報を含む定期
点検用音声メッセージにより安全を告知することを特徴
とするガス警報方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001078663A JP2002279555A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | ガス警報装置およびガス警報方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001078663A JP2002279555A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | ガス警報装置およびガス警報方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002279555A true JP2002279555A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18935247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001078663A Pending JP2002279555A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | ガス警報装置およびガス警報方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002279555A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007080098A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Kimmon Mfg Co Ltd | ガス漏れ警報器及びガス漏れ警報遮断システム |
| JP2007140624A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Toho Gas Co Ltd | ガスメータ警報報知システム |
| JP2008108168A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス遮断装置 |
| JP2008250891A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Yazaki Corp | 警報器及び火災警報器 |
| JP2009251978A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Panasonic Corp | 警報器管理システム |
| CN106225022A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-12-14 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 控制方法及厨房电器 |
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-
2001
- 2001-03-19 JP JP2001078663A patent/JP2002279555A/ja active Pending
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