JP2000259970A - 集合住宅管理システム - Google Patents

集合住宅管理システム

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JP2000259970A
JP2000259970A JP5991199A JP5991199A JP2000259970A JP 2000259970 A JP2000259970 A JP 2000259970A JP 5991199 A JP5991199 A JP 5991199A JP 5991199 A JP5991199 A JP 5991199A JP 2000259970 A JP2000259970 A JP 2000259970A
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JP
Japan
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personal computer
apartment
dwelling unit
management system
unit
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JP5991199A
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English (en)
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Naoki Matsumoto
直樹 松本
Tetsuya Yamaguchi
哲也 山口
Takumi Suzuki
巧 鈴木
Takashi Sakura
丘 佐倉
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Fujitsu Marketing Ltd
Original Assignee
Fujitsu Marketing Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な機能・サービスを一元化し、かつ、マ
ンションやアパート等の集合住宅の各家庭の生活を総合
的にサポートする集合住宅管理システムを提供すること
にある。 【解決手段】 マンションやアパート等の集合住宅に於
て、各住戸の所定位置に熱センサ、ガス漏れセンサ、赤
外線センサ等の異常検知手段2…を設ける。また、異常
検知手段2からの検知信号を受信可能なパソコン1を各
住戸に設置する。さらに、居住者が戸外から電話回線24
を介してパソコン1にアクセスして火災やガス漏れや不
法侵入等の異常の有無を確認可能とし、かつ、異常検知
手段2からの検知信号はパソコン1を介して所定の警備
会社18に送信されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションやアパ
ート等の集合住宅管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在一般的な家庭では、インターフォン
による来訪者確認、防犯セキュリティーによる防犯・災
害対策、パソコンにてインターネット利用によるマルチ
メディアの活用、電話・FAX等による情報の伝達とい
う具合に、個々のアイテムを使用・利用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
個々のアイテムは夫々が独自の機能やサービスのみを居
住者に提供するものであり一元性(統合性)がなく、こ
れらの機能やサービスを使用・利用するためにはそれら
のアイテム(システム)を個別に家庭に導入しなければ
ならず、システムの複雑化を招いていた。また、一般居
住者レベルではそれら全てを把握し有効に活用していな
いのが現状である。
【0004】そのため、これらの問題点に対処すべく各
企業では独自に規格を設定した新しいシステムを開発中
であるが、このような企業独自の規格ではその普及と利
用には時間と制約が大きくかかり、また、企業利益の思
惑から企業同士の足なみがそろわず、実現には多くの課
題が残されている。
【0005】そこで、本発明の目的とするところは、こ
のような独自の規格・規制をもたず、現在市場で一般化
され普及しているハード・ソフトをベースにして多様な
機能・サービスを一元化し、かつ、マンションやアパー
ト等の集合住宅の各家庭の生活を総合的にサポートする
集合住宅管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る集合住宅管理システムは、マンショ
ンやアパート等の集合住宅に於て、各住戸の所定位置に
熱センサ、ガス漏れセンサ、赤外線センサ等の異常検知
手段を設けると共に、該異常検知手段からの検知信号を
受信可能なパソコンを各住戸に設置し、居住者が戸外か
ら電話回線を介して上記パソコンにアクセスして火災や
ガス漏れや不法侵入等の異常の有無を確認可能とし、か
つ、異常検知手段からの上記検知信号は上記パソコンを
介して所定の警備会社に送信されるように構成したもの
である。
【0007】また、マンションやアパート等の集合住宅
に於て、各住戸に照明機器やエアコンや自動給湯機の電
源部等の電化製品の電源スイッチを個別にON・OFF
制御する電源コントロール手段を設けると共に、該電源
コントロール手段と相互に入出力可能なパソコンを各住
戸に設置し、居住者が戸外から電話回線を介して上記パ
ソコンにアクセスして各電化製品のON・OFF状況を
確認可能とし、かつ、各電化製品のON・OFFを設定
変更可能に構成したものである。
【0008】また、マンションやアパート等の集合住宅
に於て、来訪者を撮影する撮影手段とインターフォンを
エントランス及び/又は各住戸の玄関に設置すると共
に、上記撮影手段にて撮影した画像及び上記インターフ
ォンに通された音声を記憶可能なパソコンを各住戸に設
け、居住者が戸外から電話回線を介して上記パソコンに
アクセスして来訪者のメッセージを確認可能とし、か
つ、帰宅後にパソコンにて来訪者の画像及びメッセージ
を確認可能に構成したものである。
【0009】また、マンションやアパート等の集合住宅
に於て、各住戸の所定位置に配設された熱センサやガス
漏れセンサや赤外線センサ等の異常検知手段と、各住戸
に設けられると共に照明機器やエアコンや自動給湯機の
電源部等の電化製品の電源スイッチを個別にON・OF
F制御する電源コントロール手段と、エントランス及び
/又は各住戸の玄関に設けられると共に来訪者を撮影す
る撮影手段及びインターフォンと、各住戸に設置された
パソコンとを備え、該パソコンが、上記異常検知手段か
らの検知信号を受信して所定の警備会社に送信しかつ上
記電源コントロール手段と相互に入出力可能な制御部
と、上記撮影手段にて撮影した画像を記憶可能な画像記
憶部と、上記インターフォンに通された音声を記憶可能
な音声記憶部とを有し、居住者が戸外から電話回線を介
して上記パソコンにアクセスして、火災やガス漏れや不
法侵入等の異常の有無の確認や、各電化製品のON・O
FF状況の確認や、来訪者のメッセージの確認等を可能
としたものである。
【0010】また、パソコンの画面が操作可能なタッチ
パネルであると共に、該パソコンを部屋の壁に埋設して
画面を壁面と略同一面上としたものである。また、パソ
コンにてインターネットを利用可能としたものである。
また、各住戸のパソコンが相互にアクセス可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0012】図1は、本発明の集合住宅管理システムを
説明する(一戸の住戸についての)説明図であり、この
集合住宅管理システムは、マンションやアパート等の集
合住宅に於て、各住戸の所定位置に配設された熱センサ
やガス漏れセンサや防犯センサ(例えば、赤外線セン
サ、マグネットセンサ、ガラスセンサ)等の異常検知手
段2…と、各住戸に設けられると共に照明機器やエアコ
ンや自動給湯機の電源部等の電化製品3…の電源スイッ
チを個別にON・OFF制御する電源コントロール手段
4と、エントランス及び/又は各住戸の玄関に設けられ
ると共に来訪者を撮影する撮影手段5及びインターフォ
ン6と、各住戸に設置されたパソコン1とを備え、これ
ら個々のアイテムを統合したシステムである。
【0013】つまり、各住戸に於て、室内に設置した一
台のパソコン1によって、(後述する)セキュリティー
システムや電化製品コントロールシステムやインターフ
ォンシステムやインターネットシステム等の各種システ
ムを統合管理・運用するようにしている。
【0014】具体的に説明すると、図1と図2に示すよ
うに、パソコン1は、画面7aを有する操作案内表示部
7と、音声案内部8と、音声記憶部9と、画像記憶部10
と、制御部11とを備え、部屋の壁12(例えば、玄関近く
の壁やリビングの壁)に埋設されて画面7aが壁面12a
と略同一面上とされている。これによって、意匠的に支
障を与えず居住空間を広く利用できると共に、配線の断
線といったトラブルを無くしている。
【0015】また、図2と図3に示すように、このパソ
コン1の画面7aは、指で触って入力・操作可能なタッ
チパネルであり、子供や老人にも容易に扱えるものとし
ている。通常は(図3に示す如く)アプリケーション待
機モードとなっており、画面7aにはメインメニューが
映し出されている。このメインメニューには「来客」、
「外出/帰宅」、「サポート」及び「インターネット」
の項目があり、「来客」の項目は「インターフォン応
答」の文字が枠線で囲まれた入力表示部16(いわゆるア
イコン)が表示され、「外出/帰宅」の項目には「外
出」及び「帰宅」の入力表示部16,16が表示され、「サ
ポート」の項目は「メンテナンス」の入力表示部16が表
示され、「インターネット」の項目には「デジタル回覧
板」及び「インターネット」の入力表示部16,16が表示
されている。またその他に、暗証番号等を入力するため
のテンキーの入力表示部16や「確認」の入力表示部16等
が表示されている。
【0016】そして、居住者(利用者)がこれらの項目
の中から選択した入力表示部16を指で触れて入力するこ
とによって、所望のシステムを起動することができる。
なお、図2に示す如く、パソコン1の下部には壁12の内
部に収納可能なキーボード13が設けられており、このキ
ーボード13によってパスワード等の文字入力も行えるよ
うにしている。
【0017】図1にもどって、各異常検知手段2…は住
戸の適所に複数個配設される。例えば、熱センサとガス
漏れセンサは台所に設けられ、防犯センサの赤外線セン
サは室内及びベランダに設けられ、玄関ドアにはマグネ
ットセンサが設けられ、窓ガラスにはガラスセンサが設
けられる。これらの異常検知手段2…はインターフェー
ス盤14を介してパソコン1の制御部11に電気的に接続さ
れ、さらに、各住戸のパソコン1…は(集合住宅の制御
室や管理人室等に設置された)警備端末機15を介して契
約している所定の警備会社18とセキュリティー専用回線
17にて接続されている。また、制御部11と警備端末機15
の間には、警備端末機15を介してパソコン異常信号を警
備会社18に送信するパソコン異常信号送信用端末機28が
設けられている。
【0018】また、照明機器やエアコンや自動給湯機の
電源部等の所定の電化製品3…は、電源コントロール手
段4を介してパソコン1の制御部11に接続されると共
に、玄関ドアに電気錠が設けられる場合、この電気錠
(電化製品3)もパソコン1の制御部11に接続される。
【0019】また、各住戸に於て、玄関に設けられた撮
影手段5(5a)はインターフェース盤14を介してパソ
コン1の画像記憶部10に接続されると共に、玄関に設け
られた室外用インターフォン6(6b)及び室内用イン
ターフォン6(6a)はインターフェース盤14を介して
パソコン1の音声記憶部9に接続される。なお、撮影手
段5としてはCCDカメラが用いられ、例えば室外用イ
ンターフォン6bのケーシングの内部にレンズを外部露
出状として設けられる。
【0020】さらに、集合住宅のエントランス(集合玄
関)に撮影手段5(5b)及び室外用インターフォン6
(6c)が設けられる場合、撮影手段5bは映像分配装
置19及びインターフェース盤14を介してパソコン1の画
像記憶部10に接続されると共に、室外用インターフォン
6cは通話制御装置20と室内用インターフォン6aとイ
ンターフェース盤14を介してパソコン1の音声記憶部9
に接続される。なお、21はエントランスの扉の電気錠を
示し、パソコン1の操作により解錠作動する。
【0021】ところで、上述の室内用インターフォン6
aが電話機能を有するものとした場合、通話制御装置20
を介して電話回線23と接続される。また、パソコン1に
プリンタ22を接続するも良い。これによって、パソコン
1に画面表示された情報や電話回線23からのFAX信号
をプリンタ22にて印刷物としてプリントアウトすること
ができる。
【0022】また、パソコン1は、直通の電話回線24に
接続されており、電話回線24を介して戸外の居住者によ
るパソコン1の遠隔操作が可能となる。また、HUBル
ータ等の複数の接続装置25を介してインターネット専用
回線26に接続され、これによりパソコン1でインターネ
ットが常時利用可能となる。27はインターネット・プロ
バイダを示す。なお、集合住宅のネットワーク中心部に
ファイアーウォールを設定し、ハッカー等の不正アクセ
スを防止している。
【0023】次に、図1と図3と図4と図7を参照しつ
つ上述したセキュリティーシステムについて説明する。
なお、図4はセキュリティーシステムを説明するフロー
チャート図であり、図7はセキュリティーシステム作動
時のパソコン1の画面7aを示している。
【0024】セキュリティーシステムは、居住者が外出
している間に於て、留守宅の防犯管理・安全(災害)管
理を行うシステムである。外出の際は、パソコン1の操
作案内表示部7の画面7aに表示されているメインメニ
ューの「外出」の入力表示部16を押してセキュリティー
システムをONにする。これによって、パソコン1の画
面7aが(図7に示すような)外出モードに変わる。
【0025】この外出モードでは、ガス・浴室・玄関・
電気・赤外線センサ・エアコン・窓等を絵と文字で表す
入力表示部16…(アイコン)と、「外出確認」の入力表
示部16等が表示される。このとき、例えば、台所のコン
ロに火がついたままであると、検針メータ(ガス流量
計)2の流量で検知し、「ガス」の入力表示部16が点滅
して(あるいはそれのみ他と異なる色になって)居住者
に警告し、窓が開いているとそれをマグネットセンサが
検知し、「窓」の入力表示部16が点滅して警告するよう
にしている。
【0026】また、外出モードに於て、各電化製品3…
の設定を行うことができる。例えば、留守中であっても
エアコンを運転させたい場合は、「エアコン」の入力表
示部16を押して(図示省略の)次画面にして「継続運
転」や「タイマー運転」を入力する。また、帰宅後直ぐ
に風呂に入りたければ、「浴室」の入力表示部16を押し
て「タイマー運転」を入力し、帰宅予定時刻頃に自動給
湯機の電源部をONさせて湯を溜めるように設定するこ
とができる。このようにして、室内の戸締りや火の元や
電化製品3…のON・OFFの確認や設定入力後、外出
モードの「確認」の表示部16を押して設定完了する。
【0027】ところで、セキュリティーシステムはON
して所定時間経過すると待機モードに移り、一定時間間
隔(例えば5分間隔)でパソコン1から所定の警備会社
18に平常信号が送信されて防犯管理・安全管理が行われ
る。また、警備会社18側からパソコン1に随時アクセス
してセキュリティーを管理することも可能である。
【0028】一方、外出した居住者は、戸外の電話機
(携帯等)から電話回線24を介して留守宅のパソコン1
に対してダイアルアップでセキュリティーのアプリケー
ションにアクセスを行い、ダイヤル信号操作によって各
種情報の確認や設定の変更を行うことができる。つま
り、戸締りや火の始末やガス漏れや不法侵入等の異常の
有無の確認や、タイマー運転の設定時刻の変更などを行
うことができ、また、玄関ドアが施錠されていなけれ
ば、ダイヤル信号操作で遠隔操作して玄関ドアの電気錠
をONしてロックできる。
【0029】また、万が一火事やガス漏れあるいは不法
侵入等の異常・障害が発生した場合は、それらを検知す
る異常検知手段2…からの検知信号をパソコン1が受信
し、直ちにパソコン1から警備会社18に異常信号が送信
される。これにより警備会社18から外出先の居住者(事
前登録された自宅外の電話回線)に連絡が入る。また、
状況に応じて警備会社18から居住者宅へ緊急車両が急行
し、室内の状況を確認した後、必要に応じて 110番、 1
19番通報が行われる。
【0030】図5は、居住者が帰宅してセキュリティー
システムをOFFする際のフローチャート図である。セ
キュリティーシステムをOFFする場合、先ず居住者
は、(図3の)メインメニューのテンキー入力表示部16
にてパスワード(暗証番号)を入力して「確認」の表示
部16を押し、次に「帰宅」の入力表示部16を押す。これ
によってセキュリティーシステムがOFFとなり、画面
7aが帰宅モードに変わる(図示省略)。この帰宅モー
ドでは、各表示部───「ガス」や「浴室」や「電気」
等のアイコン───を見て室内の異常の有無を確認する
ことができる。つまり、異常箇所を示すアイコンが点滅
する(あるいは異なる色となる)ことによって確認でき
る。かつ、メインメニューの画面7aの下部にそれらの
内容と時刻が表示される。
【0031】なお、不法侵入があった場合、侵入者が容
易にセキュリティーシステムを解除できないようにする
ため、上述のパスワードの入力操作は例えば3回まで可
能としており、3回目も間違ったパスワードを入力する
と、パソコン1から警備会社18に異常信号(パソコン異
常信号)が送信され、さらに、警備会社18から自宅外の
電話回線を通じて居住者に連絡が入る。
【0032】次に、図1と図3と図6(フローチャート
図)を参照しつつインターフォンシステムについて説明
する。インターフォンシステムは、インターフォン6,
6を通じて室内の居住者と室外の来訪者とが通話できる
通常使用の他に、居住者が不在時の場合に来訪者の用件
や画像を自動的にパソコン1に取り込んで記憶し、帰宅
後に居住者がそれを確認することができるシステムであ
る。
【0033】また、インターフォンシステムは、例え
ば、不在時の場合には、上述したセキュリティーシステ
ムONに連動して不在モードに切換わり、セキュリティ
ーシステムOFFに連動して在宅モードに切換わるよう
に構成される。あるいは、メインメニューの「インター
フォン応答」の入力表示部16を押して(図示省略の)次
画面に切換え、そこで不在モードか在宅モードのどちら
かを選択して入力するように構成するも良い。
【0034】即ち、不在モードでは、来訪者が室外用イ
ンターフォン6のボタンを押すことにより、所定秒後に
(かつ所定秒間隔で)撮影手段5にて来訪者を撮影して
その静止画像をパソコン1の画像記憶部10に記憶すると
共に、音声案内部8による音声ガイダンスによって伝言
メッセージの依頼を行い、来訪者の用件やメッセージを
音声記憶部9にて記憶(録音)する。これにより、帰宅
後に居住者がパソコン1を操作して来訪者の映像を見な
がら用件を聞くことができる。また、戸外からでも居住
者は電話回線24からのアプリケーションのアクセスで来
訪者の有無やメッセージを確認したり、あるいはダイヤ
ル信号操作で音声ガイダンスの内容の変更を行うことが
できる。なお、記憶した画像及び音声は不要であれば削
除することができる。
【0035】また、在宅モードでは通常に使用すれば良
いが、このときの来訪者の映像及び通話内容を上述の如
くパソコン1に記憶しておくように構成しても良い。な
お、来訪者を室内へ招く場合は、居住者がパソコン1に
よってエントランスの電気錠21を解錠操作することがで
きる。
【0036】次に、図1と図3と図8を参照しつつイン
ターネットシステムについて説明する。インターネット
システムでは、契約した所定のインターネット・プロバ
イダ27を通じて各住戸の居住者がインターネットサービ
スを受けることができる他に、集合住宅内の情報や地域
的な情報等を知ることができるシステムである。
【0037】即ち、インターネット利用の場合、メイン
メニューの「インターネット」の入力表示部16を押し、
(図示省略の)次画面に切換えて所定の操作・手順(パ
スワードの入力など)を経てインターネット・プロバイ
ダ27に接続してインターネットサービスを受ける。
【0038】また、集合住宅内における情報や地域的な
生活情報等を知る場合は、メインメニューの「デジタル
回覧板」の入力表示部16を押すことにより(図8に示す
ような)様々な情報を得ることができる。
【0039】さらに、このインターネットシステムで
は、集合住宅内で各住戸の居住者同士が室内にいながら
にして情報交換することが可能───各住戸のパソコン
1…が相互にアクセス可能───であると共に、ホーム
バンキングやEメールやチャット等多種多様のサービス
の利用を可能としている。
【0040】電化製品コントロールシステムは上述した
ように、電源コントロール手段4に接続された各電化製
品のON・OFF管理を行うためのシステムであり、パ
ソコン1の画面上及び戸外から電話回線24によるアプリ
ケーションのアクセスによってON・OFFの確認やO
N・OFF操作やタイマー設定等を行うことができる。
また、流量検針計の設定により電気・ガス・水道の使用
量の管理をパソコン1にて行うことも可能である。
【0041】また、パソコン1のハード・ソフトに関す
る様々なメンテナンス情報を得ることができる。即ち、
メインメニューの「メンテナンス」の入力表示部16を押
すことにより画面7a上にメンテナンス情報が表示さ
れ、パソコン1の安定利用のために居住者側でチェック
することができる。
【0042】以上、パソコン1を中心としてセキュリテ
ィーシステムや電化製品コントロールシステムやインタ
ーフォンシステムやインターネットシステム等の各種シ
ステムを管理・運用する本発明の集合住宅管理システム
を、一戸の住戸について説明したが、この集合住宅管理
システムは集合住宅内の全ての住戸について各種システ
ムの管理・運用を行うものであることはいうまでもな
い。なお、本発明に於て、集合住宅とは、SOHOオフ
ィスを包含するものと定義する。
【0043】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0044】(請求項1又は4によれば)集合住宅内の
各住戸の防犯管理・安全管理を一括的に行うことができ
る。また、各住戸の居住者側も戸外から戸締りや火の元
や電気の切り忘れ等を自分で確認できるので、安心して
外出できる。特に、出張や旅行等で長期に渡り留守をす
る場合の管理に有効である。
【0045】(請求項2又は4によれば)各住戸の居住
者は戸外から自宅の電化製品3…のON・OFF状況を
確認できるので安心して外出できる。また、戸外からで
も遠隔操作によって電化製品3…のON・OFFが設定
変更可能であるため、例えば、電気の切り忘れがあった
としてもOFFすることができ、あるいは自動給湯機を
作動させて浴槽に湯を溜めて帰宅後直ぐに入浴できるな
ど、日常生活に便利である。
【0046】(請求項3又は4によれば)各住戸の居住
者は外出先から自宅への来訪者の有無の確認及び来訪者
のメッセージを聞くことができる。つまり、帰宅前に来
訪者の用件を聞くことができるため、急用の場合などに
便利である。また、帰宅後に来訪者の映像を見ながら用
件を聞くことができるため、居住者側にとってその用件
は重要か否か判断し易くなる。また、重要な用件はその
まま音声(及び画像)を残しておくことができ便利であ
る。
【0047】(請求項4によれば)特定の規格・規制を
取り入れることなく現在市場で一般化され普及している
ハード・ソフトをベースにして多様な機能・サービスを
一元化できる───各種システムを簡素化できる───
と共に、マンションやアパート等の集合住宅の各家庭の
生活を総合的にサポートすることができる。
【0048】(請求項5によれば)パソコン1の画面7
aをタッチパネルとすることにより操作性が良好であ
り、特に、老人や子供でも容易に扱うことができる。ま
た、パソコン1を埋込み式とすることで邪魔とならず、
室内空間を広く有効に使用することができると共に、配
線の断線といったトラブルが無い。また、パソコン1に
よって室内インテリアの調和が妨げられることが無い。
【0049】(請求項6によれば)各住戸の居住者がイ
ンターネットサービスを受けることができる。また、居
住者側でのインターネット接続に係る面倒な手続や契約
等が不要である。
【0050】(請求項7によれば)集合住宅内における
情報や地域的な生活情報等を各住戸の居住者が自宅にい
ながらにして得ることができると共に、居住者同士で情
報の交換が行え、集合住宅内のコミュニケーションの活
性化となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅管理システムを説明する説明
図である。
【図2】室内に設置されたパソコンを示す斜視図であ
る。
【図3】画面に表示されたメインメニューを示す説明図
である。
【図4】外出時のセキュリティーシステムのフローチャ
ート図である。
【図5】帰宅時のセキュリティーシステムのフローチャ
ート図である。
【図6】インターフォンシステムのフローチャート図で
ある。
【図7】画面に表示された外出モードを示す説明図であ
る。
【図8】画面に表示されたデジタル回覧板を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 パソコン 2 異常検知手段 3 電化製品 4 電源コントロール手段 5 撮影手段 6 インターフォン 7a 画面 9 音声記憶部 10 画像記憶部 11 制御部 12 壁 12a 壁面 18 警備会社 24 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 巧 大阪市北区堂島1−5−17 株式会社富士 通ビジネスシステム内 (72)発明者 佐倉 丘 大阪市北区堂島1−5−17 株式会社富士 通ビジネスシステム内 Fターム(参考) 5B049 AA02 AA05 BB05 CC45 EE07 EE56 GG02 GG04 GG07 GG09 5C087 AA05 AA09 AA10 AA12 AA16 AA22 AA24 AA25 AA37 AA44 BB03 BB12 BB74 BB76 CC52 DD04 DD05 DD07 DD26 EE06 EE16 FF01 FF04 FF19 FF20 FF23 FF24 FF25 FF30 GG18 GG20 GG23 GG29 GG30 GG38 GG43 GG46 GG51 GG57 GG70

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンションやアパート等の集合住宅に於
    て、各住戸の所定位置に熱センサ、ガス漏れセンサ、赤
    外線センサ等の異常検知手段2…を設けると共に、該異
    常検知手段2からの検知信号を受信可能なパソコン1を
    各住戸に設置し、居住者が戸外から電話回線24を介して
    上記パソコン1にアクセスして火災やガス漏れや不法侵
    入等の異常の有無を確認可能とし、かつ、異常検知手段
    2からの上記検知信号は上記パソコン1を介して所定の
    警備会社18に送信されるように構成したことを特徴とす
    る集合住宅管理システム。
  2. 【請求項2】 マンションやアパート等の集合住宅に於
    て、各住戸に照明機器やエアコンや自動給湯機の電源部
    等の電化製品3…の電源スイッチを個別にON・OFF
    制御する電源コントロール手段4を設けると共に、該電
    源コントロール手段4と相互に入出力可能なパソコン1
    を各住戸に設置し、居住者が戸外から電話回線24を介し
    て上記パソコン1にアクセスして各電化製品3…のON
    ・OFF状況を確認可能とし、かつ、各電化製品3…の
    ON・OFFを設定変更可能に構成したことを特徴とす
    る集合住宅管理システム。
  3. 【請求項3】 マンションやアパート等の集合住宅に於
    て、来訪者を撮影する撮影手段5とインターフォン6を
    エントランス及び/又は各住戸の玄関に設置すると共
    に、上記撮影手段5にて撮影した画像及び上記インター
    フォン6に通された音声を記憶可能なパソコン1を各住
    戸に設け、居住者が戸外から電話回線24を介して上記パ
    ソコン1にアクセスして来訪者のメッセージを確認可能
    とし、かつ、帰宅後にパソコン1にて来訪者の画像及び
    メッセージを確認可能に構成したことを特徴とする集合
    住宅管理システム。
  4. 【請求項4】 マンションやアパート等の集合住宅に於
    て、各住戸の所定位置に配設された熱センサやガス漏れ
    センサや赤外線センサ等の異常検知手段2…と、各住戸
    に設けられると共に照明機器やエアコンや自動給湯機の
    電源部等の電化製品3…の電源スイッチを個別にON・
    OFF制御する電源コントロール手段4と、エントラン
    ス及び/又は各住戸の玄関に設けられると共に来訪者を
    撮影する撮影手段5及びインターフォン6と、各住戸に
    設置されたパソコン1とを備え、該パソコン1が、上記
    異常検知手段2からの検知信号を受信して所定の警備会
    社18に送信しかつ上記電源コントロール手段4と相互に
    入出力可能な制御部11と、上記撮影手段5にて撮影した
    画像を記憶可能な画像記憶部10と、上記インターフォン
    6に通された音声を記憶可能な音声記憶部9とを有し、
    居住者が戸外から電話回線24を介して上記パソコン1に
    アクセスして、火災やガス漏れや不法侵入等の異常の有
    無の確認や、各電化製品3…のON・OFF状況の確認
    や、来訪者のメッセージの確認等を可能としたことを特
    徴とする集合住宅管理システム。
  5. 【請求項5】 パソコン1の画面7aが操作可能なタッ
    チパネルであると共に、該パソコン1を部屋の壁12に埋
    設して画面7aを壁面12aと略同一面上とした請求項
    1、2、3又は4記載の集合住宅管理システム。
  6. 【請求項6】 パソコン1にてインターネットを利用可
    能とした請求項1、2、3、4又は5記載の集合住宅管
    理システム。
  7. 【請求項7】 各住戸のパソコン1が相互にアクセス可
    能である請求項1、2、3、4、5又は6記載の集合住
    宅管理システム。
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