JP2007247254A - 施錠管理システムおよび施錠管理方法 - Google Patents

施錠管理システムおよび施錠管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 施錠の操作した者を識別することができる識別機能を備え、しかも施錠忘れおよび家電の切り忘れをともに防止する。
【解決手段】 施錠管理システム1は、ユーザのホーム2内の玄関、部屋などの扉を施錠するための電子錠3と、この電子錠3を施錠できる者の属性のデータがデータベース4に記憶されるとともに施錠に連動して所定の制御を行わせるホームサーバ5と、このホームサーバ5の制御に基づいて運転される電気機器6と、この電気機器6を個別制御(属性に応じて制御)するか、一括制御(属性に関係なく制御)するかを制御可能な制御スイッチ7とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、施錠に連動させてホームサーバに家電などの電気機器を運転させるような所定の制御を行わせる施錠管理システムおよび施錠管理方法に関する。
家から外出する際には防犯上玄関などの扉を施錠することが常識であるが、朝の出勤時のように時間に急かされているときには、ついつい施錠を忘れて外出してしまうことが稀にある。また、最近の一般家庭では照明器具、ビデオ、エアコンなどの多くの家電(家庭用電気機器)を有しているので、外出する際に不必要な家電の切り忘れ(電源の切断忘れ)も多くなっている。あるいは、外出を急ぐあまり施錠したか否かや、不必要な家電を消したか否かを覚えていない場合もある。万一、施錠していない場合は防犯上問題が生じ、また家電を切り忘れた場合にはその家電が過熱して火災などの原因になるおそれがあり、さらに不要な電力消費により無駄な電気料金が生ずる。したがって、外出する際に施錠忘れおよび家電の切り忘れをともに防止できるような施錠管理が望まれている。
防犯効果をあげるために、玄関などの扉に取り付けられる最近の錠は、施錠を電気的に行うように構成した電子錠が普及してきている。この電子錠では、使用者の暗号情報が登録された例えばカードタイプの電子鍵が用意されて、使用者はこの電子鍵を電子錠に挿入することにより、あるいは電子鍵を電子錠に接近させることにより施錠できるようになっている。
また、最近の家電はマイクロコンピュータを内蔵して、インターネットなどの通信網に接続できる通信機能を備えた情報家電(以下、単に家電と称する)として普及してきている。このような家電では、ユーザが外出先などの外部から携帯電話などを利用し、通信網を通じて遠隔より制御することでホームサーバを介して照明器具を帰宅時間に合わせて点灯させたり、ビデオを録画予約したり、エアコンを帰宅時間に合わせて室内が希望温度になるように設定することができる。あるいは、ユーザは外出先などの外部からではなく、各家庭(ホーム)などからホームサーバを介してそのような家電を直接制御することもできる。
上記のように扉を施錠した後、解錠に連動させて電気機器を制御することが行われている。例えば、タイマ機能を利用して所定のスケジュールに基づいて電気機器(電気温水器のような家電)を運転するとき、予定よりも早く電気機器のスケジュール運転を再開させたい場合に、電気機器を設置した部屋を解錠した際にこれに連動して予め設定した日数の経過前に電気機器を運転させるようなオン信号を出力するスイッチを設けた電源遮断装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−251676公報
ところで、従来においては上記のような外出する際に施錠忘れおよび家電の切り忘れをともに防止できる解決手段がないので、外出中は常に不安な気持ちが離れないため、外出の目的を十分に果たせない場合がある。心配性の人の場合は確認のためにわざわざ外出先から帰宅する者もいる。
また、上記の特許文献1に記載されている電源遮断装置では、予め設定したスケジュール運転よりも早く電気機器を運転させたい場合に、解錠に連動させてその電気機器を運転させるオン信号を出力するスイッチを設けているが、単に解錠に連動してスイッチから電気機器を運転させるオン信号を出力させるだけで、施錠忘れおよび家電の切り忘れをともに防止することについては何ら考慮していない。
さらに、特許文献1に記載されている電源遮断装置では、解錠に連動して電気機器を運転させる機能を備えているが、解錠を操作した者を識別する機能は備えていないので無差別に電気機器を運転することが可能となり、家族の中で誰が解錠しても電気機器を制御することができることになる。したがって、子供が開錠した場合でも電気調理器のような電気機器を運転できるようになるので、大人が在宅していないような場合には危険を招くおそれがある。
そこで本発明は、施錠した場合に施錠を操作した者を識別することができる識別機能を備え、しかも施錠忘れおよび家電の切り忘れをともに防止することができる施錠管理システムおよび施錠管理方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、施錠に連動させてホームサーバに所定の制御を行わせる施錠管理システムであって、扉を施錠するための電子錠と、この電子錠を施錠できる者の属性のデータがデータベースに記憶されるとともに前記施錠に連動して所定の制御を行わせる前記ホームサーバとを備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の施錠管理システムにおいて、前記ホームサーバの制御に基づいて運転される電気機器を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の施錠管理システムにおいて、前記電気機器を個別制御するか、一括制御するかを切り替え可能な制御スイッチを備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の施錠管理システムにおいて、前記属性のデータが、前記属性とこの属性により制御可能な前記電気機器との組み合わせを含んでいることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の施錠管理システムにおいて、前記ホームサーバが通信網に接続され、前記通信網を介して前記ホームサーバに前記所定の制御を行わせる情報が入力されることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、施錠に連動させてホームサーバに所定の制御を行わせる施錠管理方法であって、扉を施錠するための電子錠と、この電子錠を施錠できる者の属性のデータがデータベースに記憶されるとともに前記施錠に連動して所定の制御を行わせる前記ホームサーバとを備え、前記属性のいずれかにより前記電子錠が施錠されたとき、前記ホームサーバが該当する前記属性のデータに基づいて前記所定の制御を行うことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の施錠管理方法において、前記属性のデータが、前記属性とこの属性により制御可能な前記電気機器との組み合わせを含み、前記ホームサーバが前記属性と組み合わされた前記電気機器に対して前記所定の制御を行うことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の施錠管理方法において、前記ホームサーバが通信網に接続され、前記通信網を介して前記ホームサーバに何らかの情報が入力されたとき、前記ホームサーバが前記情報に応じた前記所定の制御を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、電子錠の施錠に連動して属性のデータに基づいて、ホームサーバにより所定の制御を行わせるので、施錠をした者を識別して施錠管理を行うことができる。したがって、無差別にではなく選ばれた者によってのみ施錠に連動して所定の制御を行わせることができる。
請求項2に記載の発明によれば、電子錠の施錠に連動してホームサーバにより電気機器の所定の制御を行わせるので、施錠忘れおよび電気機器の消し忘れをともに防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ホームサーバにより電気機器の所定の制御を行わせる場合、制御スイッチにより電気機器を個別制御するか一括制御するかの選択を容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、ホームサーバにより電気機器の所定の制御を行わせる場合、選ばれた者によってのみ施錠に連動して所定の制御を行わせることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ホームサーバが接続された通信網を介して、外部から入力された情報に基づいてホームサーバにより所定の制御を行わせることができる。
請求項6に記載の発明によれば、電子錠の施錠に連動して属性のデータに基づいて、ホームサーバにより所定の制御を行わせることができる。
請求項7に記載の発明によれば、電子錠の施錠に連動して属性のデータに基づいて、ホームサーバにより電気機器の所定の制御を行わせることができる。
請求項8に記載の発明によれば、ホームサーバが接続された通信網を介して、外部から入力された情報に基づいてホームサーバにより所定の制御を行わせることができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る施錠管理システム1を示す概略構成図である。この施錠管理システム1は、ユーザのホーム2内の玄関、部屋などの扉を施錠するための電子錠3と、この電子錠3を施錠できる者の属性のデータがデータベース4に記憶されるとともに施錠に連動して所定の制御を行わせるホームサーバ5と、このホームサーバ5の制御に基づいて運転される電気機器6と、この電気機器6を個別制御(属性に応じて制御)するか、一括制御(属性に関係なく制御)するかを制御可能な制御スイッチ7とを備えている。また、ホームサーバ5が通信網8に接続され、入力装置9(パソコンや携帯電話などの外部装置)から通信網8を介してホームサーバ5に各種の情報(メッセージなど)が入力可能になっている。電気機器6としては、第1の家電6A(例えばテレビ)、第2の家電6B (例えばエアコン)、第3の家電6C(例えば照明)、・・・第Nの家電6Nなどがそれぞれホームサーバ5に接続可能になっている。なお、本願で施錠とは広い意味で、玄関、部屋などの扉を開ける時の解錠、扉を閉めるときの施錠を含んでいる。
ホームサーバ5のデータベース4には、図2に示すように、家族の中で電子錠3を施錠できる者の属性と各属性により制御可能な家電とが組み合わされて記憶されている。例えば、父は部屋の電子錠3を施錠(解錠)したときテレビ、エアコン、照明、電気調理器(電子レンジなど)が制御可能な家電として予め設定され、母は部屋の電子錠3を施錠(解錠)したとき照明、湯わかし器、パソコン、電気調理器が制御可能な家電として予め設定され、子は部屋の電子錠3を施錠(解錠)したとき照明のみが制御可能な家電として予め設定されて、それぞれデータベース4に記憶されている例を示している。この場合、各属性に対してはそれぞれ異なる暗号情報が登録された例えばカードタイプの電子鍵を用意することにより、それぞれの電子鍵により電子錠3を施錠したときに属性相互を識別することができるようになっている。
このように施錠管理システム1に識別機能を備えさせて属性のデータを予めホームサーバ5のデータベース4に記憶させておくことにより、例えば、父が部屋の電子錠3を施錠(解錠)して入室したときは、ホームサーバ5は操作した者が父であることを認識して、図2に示すようにテレビ、エアコン、照明、電気調理器を運転させるような所定の制御を行う。逆に、父が部屋の電子錠3を施錠して退室したときは、ホームサーバ5は操作した者が父であることを認識して、テレビ、エアコン、照明、電気調理器の運転を停止させるような所定の制御を行う。また、父と母がともに入室している場合には、ホームサーバ5はテレビ、エアコン、照明、湯わかし器、パソコン、電気調理器を運転させるような所定の制御を行う。この状態で父のみが退室した場合は、ホームサーバ5はテレビ、エアコンの運転を停止させるような所定の制御を行う。この場合、照明は母がホーム2にいるので点灯したままとなり、また電気調理器は母が入室したままなので使用可能になっている。
また、図2に示したような組み合わせ内容は、ホームサーバ5を通信網8を介してパソコンや携帯電話などの入力装置9に接続して、この入力装置9から組み合わせ内容を変更するような情報をホームサーバ5に入力することにより、組み合わせ内容が変更可能となるように構成されている。例えば、図2の組み合わせ内容では、子は照明のみが制御できるようになっているが、もしテレビを視聴したい場合にはこの希望をホームサーバ5から通信網8を介して例えば母が持っている携帯電話に接続して伝えることにより、母が了承した場合には携帯電話から通信網8を介してホームサーバ5に対して許可を与える情報を入力することで、ホームサーバ5はテレビを運転させるような所定の制御を行うように制御内容を変更する。これにより、子はテレビの視聴ができるようになる。したがって、子に対して希望する場合を除いて勝手にテレビを視聴するのを防止することができるので教育上好ましくなる。これは、特に在宅している時間が長い鍵っ子がいるような家庭で効果的となる。
また,子供だけが入室している場合,インターフォンを使用できない状態にすることにより,不審者が来た時についついインターフォンで応答してしまうことを未然に防止することができる。
また、図2に示したような使用可能な家電において、その機能の一部を使用できるような情報を入力装置9からホームサーバ5に入力することにより、特定の家電の一部の機能のみに制限して使用可能となるように構成されている。例えば、子供だけが在宅している場合には、特定のチャンネルに限ってテレビの視聴を許可するとか、電気調理器を使用する場合には、温めることはできるが、その他のオーブンの機能は制限するなどの使用例をあげることができる。
また、施錠管理システム1に上記のような識別機能を備えさせることにより、ホームサーバ5は現在部屋に誰が帰宅しているのかを知ることができるので、家族の中で帰宅している者、未帰宅の者を確認することができる。これによって、不要な者が侵入するのを防いで、空巣防止などに役立たせることができるようになる。また、子供が一人で留守番をしているような場合には、これを把握することができるので、不審者のような訪問があっても扉を開錠できないようにホームサーバ5に制御させることができる。
図3は、通信網8を介してホームサーバ5にメッセージなどの情報を入力可能な携帯電話などの入力装置9の表示画面10を示し、この表示画面10にはメッセージ記録開始ボタン11と、宛先名12A〜12Gが含まれている宛先選択ボタン12と、メッセージ送信ボタン13とが設けられている。例えば、母が外出先から家にメッセージを送信したい場合には、宛先選択ボタン12の該当した宛先名をクリックして選択し、携帯電話からメッセージを通信網8を介してホームサーバ5に入力することにより、ホームサーバ5はそのメッセージを宛先属性とともにデータベース4に記憶する。そして、ホームサーバ5は家族が帰宅して部屋の電子錠3を施錠(解錠)して入室したとき施錠に連動してその属性を認証して、上記の宛先属性と在宅者属性とが一致したときはデータベース4に記憶されている当該メッセージを読み出して(再生して)、該当者の例えば携帯電話に表示させる。あるいは、前記したように家族の誰かが特定の家電の使用の許可を通信網8を介して親に求めた場合にも、その結果を通信網8を介してホームサーバ5に入力することで、ホームサーバ5はその特定の家電を運転させるような所定の制御を行う。
このように通信網8を介して外部から家庭に情報を送信可能に構成し、ホームサーバ5に所定の制御を行わせることにより、外出者は家族の中で誰が在宅しているかを判断した上で、必要な人に対してのみメッセージを送信することができる。したがって、共稼ぎ家庭のように両親が不在な場合でも、両親が勤め先から家族の誰かに用事を依頼することができ、あるいは不必要と思われる家電の運転を禁止させることができる。メッセージの内容は、例えば、洗濯物の取り込み依頼や、宅配の受領依頼、子供の塾・宿題などに関するコメントなどがあげられる。また、メッセージの宛先は家族の特定者に限らず家族全員に送信することもできる。
ホームサーバ5のデータベース4にはさらに、家族全員で外出するときは誰か一人が施錠すれば施錠が完了する「一括制御」の情報を、制御スイッチ7を「一括制御」側に切り替えることによりホームサーバ5のデータベース4に記憶させておく。そして、家族全員で外出するときは誰か一人が施錠すれば施錠が完了して、電子錠3の施錠に連動して属性に応じた家電が一括切断されるべく、一括制御されるように設定されている。また、家族の誰によっても施錠されないときは、一定時間後にアラームが鳴らされて施錠が喚起されるように設定されている。
このように外出時に運転を停止させたい家電は、例えば照明(必要に応じて希望する時間帯に点灯可能に設定される)、テレビ、風呂、エアコン、湯わかし器、パソコン、窓カーテンなどの中から任意に選択することができる。このように施錠管理システム1を構成することにより、ユーザの外出する際に電子錠3の施錠忘れおよび家電の切り忘れをともに防止することができるようになる。
次に、本実施形態に係る施錠管理システム1により、識別機能を生かして家族の特定の者に外部からメッセージを送信する第1の施錠管理方法について、図6のフローチャートを参照して説明する。まず、例えば外出中の母が家にメッセージを送信する準備の段階として、入力装置9としての携帯電話からホームサーバ5へアクセスする(ステップS1)。次に、ユーザ認証を行った(ステップS2)後に、図3の表示画面10にメッセージの入力を行う(ステップS3)。このメッセージの入力は、まず宛先選択ボタン12の宛先名が例えば「花子」12Cをクリックして選択してから、メッセージ記録開始ボタン11をクリックして例えば「洗濯物の取り込みのお願い」のメッセージを例えば文字入力して行う。次にメッセージ送信ボタン13をクリックして、通信網8を介してホームサーバ5のデータベース4にそのメッセージを宛先属性(この例では「花子」)とともに記憶した(ステップS4)後、ホーム2内の在宅者の判定を行う(ステップS5)。この在宅者の判定は、家族が帰宅して部屋の電子錠3を施錠(解錠)する操作に連動して行って、データベース4に記憶されている宛先属性「花子」と在宅者属性とを比較する(ステップS6)。次に、宛先属性「花子」と在宅者属性とが一致したか否かを判定する(ステップS7)。そして、「花子」が帰宅して部屋の電子錠3を施錠(解錠)すると、宛先属性「花子」と在宅者属性とが一致するので、ホームサーバ5はデータベース4に記憶されている「洗濯物の取り込みのお願い」の当該メッセージを読み出して(再生して)、受信者である「花子」の携帯電話に表示させるような所定の制御を行う。したがって、「花子」は母からの依頼内容を了承して、洗濯物の取り込みを行い、フローは終了する。
ステップS7において、宛先属性「花子」と在宅者属性とが一致しない場合は、入退出者の有無を判定し(ステップS9)、入退室者がなかった場合はその判定が繰り返される。そして、入退室者があった場合はステップS5に戻って、ステップS5〜ステップS9に至るフローが繰り返される。
以上のような本実施形態に係る施錠管理システム1による第1の制御方法によれば、外出者が外部からホーム2内の特定の者にメッセージを送信する場合、外部から携帯電話などにより通信網8を介してホームサーバ5にメッセージとともに宛先属性を送信してそのデータベース4に記憶させ、帰宅した家族が電子錠3を施錠する操作に連動させてホームサーバ5により宛先属性と在宅者属性とが一致したか否かを判定させ、一致したときにはホームサーバ5により当該メッセージを特定の者の携帯電話に表示させるような所定の制御を行わせるので、上記の特定の者は送信者からのメッセージを了承して実行することができる。
したがって、メッセージの送信者は家族の中で誰が在宅しているかを判断した上で、必要な特定の者に対してのみメッセージを届けることができる。
次に,本実施形態に係る施錠管理システム1により、施錠忘れおよび家電の消し忘れをともに防止する第2の施錠管理方法について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、予め図2に示したように、属性(父、母、子)に応じて制御できる家電を設定する(ステップS11)。次に、家族全員で外出するときは誰か一人が施錠すれば施錠が完了する「一括制御」の情報を、制御スイッチ7を「一括制御」側に切り替えることによりホームサーバ5のデータベース4に記憶させておく(ステップS12)。次に、「一括制御」側に切り替えられているときは、電子錠3を施錠したか否かを判定する(ステップS13)。家族の誰か一人により電子錠3が施錠されたときは、電子錠3の施錠に連動してホームサーバ5により上記の家電は電源が一括切断されるように一括制御される(ステップS16)。ステップS13において、家族の誰によっても電子錠3が施錠されてないときは、一定時間後にアラームが鳴らされて施錠するように注意が喚起される(ステップS14)。その一定時間内に家族の誰かにより電子錠3が施錠された(ステップS15)ときは、フローはステップS16に進む。
上記において、制御スイッチ7は普段は「個別制御」側に切り替えられて、父や母などの属性に応じて家電が制御される。一方、家族全員で外出するときは、各自で鍵をかけるのが面倒なので、制御スイッチ7は「一括制御」側に切り替えられて、誰かが鍵をかけることで全員の属性で登録された家電が制御される。なお、ユーザは電気機器6の中から外出する際に運転を停止させたい家電がある場合は、最後の段階でこの家電をホームサーバ5のデータベース4に記憶させておくようにすることができる。
以上のような本実施形態に係る施錠管理システム1による第2の制御方法によれば、家電を制御する制御スイッチ7を「一括制御」側に切り替えることで、運転を停止させたい家電は電子錠3の施錠に連動してホームサーバ5により運転が停止されるように制御されるので、施錠忘れおよび家電の消し忘れをともに防止することができる。
また,帰宅したときは、誰か1人が開錠することで、家族全員が帰宅したと判断し、家電を一括制御することができる。このとき、先に1人で帰宅し入所した場合は、入所後、制御スイッチを「一括制御」から「個別制御」に切り替えることで、入所した人の属性に合わせた家電の制御に切り替えることができる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、具体的な構成は、本実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。例えば、第1の施錠管理方法において、送信者からの当該メッセージをデータベースから読み出して(再生して)受信者の携帯電話に表示させる例を示したが、指定した時間にスピーカから再生するようにしてもよい。また、送信者からのメッセージの内容は、本文に示した例に限らず、子供におやつを与えたり、お年寄りに薬を与える依頼を伝えるようにしてもよい。また、送信者から家庭にメッセージを送信しても連絡がつかない場合は、携帯電話などからメールを送信するようにすることもできる。また、家に子供やお年寄りしか在宅していない場合は、電話やインターフォンなどの取次ぎをオフさせるようにすることもできる。また、在宅介護のために他人が家に入る場合には、プライバシーの保護のために必要のない部屋は施錠するようにしてもよい。また、例えば母親や父親が入室する場合は、留守番メッセージをスピーカなどから自動的に再生するようにすることもできる。さらに、追加の機能として、不在時のスプリンクラーからの庭への水撒き、ペットの水やえさの用意、あるいはポストに溜まった郵便物の取り出しを定期的に行わせるようにすることもできる。
本発明の実施形態に係る施錠管理システムを示す概略構成図。 本発明の実施形態に係る施錠管理システムのデータベースに記憶される属性と属性により制御可能な家電との組み合わせの例を示す概略図。 本発明の実施形態に係る施錠管理システムのホームサーバに接続される入力装置の表示画面を示す概略図。 本発明の実施形態に係る施錠管理システムにおいて一括で電気機器を制御する場合の接続例を示す概略図。 本発明の実施形態に係る施錠管理システムにおいて属性により個別に電気機器を制御する場合の接続例を示す概略図。 本発明の実施形態に係る施錠管理システムによる第1の施錠管理方法を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る施錠管理システムによる第2の施錠管理方法を示すフローチャート。
符号の説明
1 施錠管理システム
2 ホーム
3 電子錠
4 データベース
5 ホームサーバ
6 電気機器
6A〜6N 家電
7 制御スイッチ
8 通信網
9 入力装置
10 表示画面
11 メッセージ記録開始ボタン
12 宛先選択ボタン
12A〜12G 宛先名
13 メッセージ送信ボタン

Claims (8)

  1. 施錠に連動させてホームサーバに所定の制御を行わせる施錠管理システムであって、
    扉を施錠するための電子錠と、この電子錠を施錠できる者の属性のデータがデータベースに記憶されるとともに前記施錠に連動して所定の制御を行わせる前記ホームサーバとを備える、
    ことを特徴とする施錠管理システム。
  2. 前記ホームサーバの制御に基づいて運転される電気機器を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の施錠管理システム。
  3. 前記電気機器を個別制御するか、一括制御するかを切り替え可能な制御スイッチを備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の施錠管理システム。
  4. 前記属性のデータが、前記属性とこの属性により制御可能な前記電気機器との組み合わせを含んでいる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の施錠管理システム。
  5. 前記ホームサーバが通信網に接続され、前記通信網を介して前記ホームサーバに前記所定の制御を行わせる情報が入力される、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の施錠管理システム。
  6. 施錠に連動させてホームサーバに所定の制御を行わせる施錠管理方法であって、
    扉を施錠するための電子錠と、この電子錠を施錠できる者の属性のデータがデータベースに記憶されるとともに前記施錠に連動して所定の制御を行わせる前記ホームサーバとを備え、
    前記属性のいずれかにより前記電子錠が施錠されたとき、前記ホームサーバが該当する前記属性のデータに基づいて前記所定の制御を行う、
    ことを特徴とする施錠管理方法。
  7. 前記属性のデータが、前記属性とこの属性により制御可能な前記電気機器との組み合わせを含み、前記ホームサーバが前記属性と組み合わされた前記電気機器に対して前記所定の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の施錠管理方法。
  8. 前記ホームサーバが通信網に接続され、前記通信網を介して前記ホームサーバに何らかの情報が入力されたとき、前記ホームサーバが前記情報に応じた前記所定の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の施錠管理方法。
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