JP2005307736A - 機器制御装置、機器制御方法、機器制御プログラム及び機器制御システム - Google Patents

機器制御装置、機器制御方法、機器制御プログラム及び機器制御システム Download PDF

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明 庄田
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Abstract

【課題】 鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器の制御を切り替えることができ、さらに使用する鍵に応じても制御対象機器の制御を切り替えることができる機器制御装置、機器制御方法、機器制御プログラム及び機器制御システムを提供する。
【解決手段】 操作状態取得部31は、電子鍵1,2による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得し、鍵情報取得部32は、電子鍵1,2に記憶されており、制御対象機器40を制御するための鍵情報を取得し、機器制御部33は、操作状態取得部31によって取得された操作状態情報と、鍵情報取得部32によって取得された鍵情報とに基づいて制御対象機器40を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機器を制御する機器制御装置、機器制御方法、機器制御プログラム及び機器制御システムに関するものである。
家庭用の防犯システムは大手警備会社から手軽な防犯ベルまで多種多様である。警備会社や設備機材メーカーは、各家庭に防犯センサーを設置する。そして、外出の際にユーザは、コントローラなどを用いて防犯モードに設定する。防犯モードに設定後、防犯センサーが侵入者などを感知すると警報を鳴らすとともに外部へ通報したり、警備員が駆けつけたりするなどのサービスを提供している。
また、外出時にエアコンや照明などを確認するネットワーク家電システムや、外出先からエアコンの操作を行うようなネットワーク家電システムが提案されている。これらのシステムは、操作する人が意識をして行う必要がある。
施錠時に、電気錠により扉や窓の錠を閉め、ガス栓を同時に閉とし、解錠時に、電気錠を開とするセキュリティシステムが知られている(特許文献1参照)。
多数の会社が入居するビル内で勤務する人が保有する入出門管理用のIDカードにより、その人に関係するビル内の限られた範囲の空調、照明、エレベータ運行、事務室の電気錠などの制御を行う入退室管理装置が知られている(特許文献2参照)。この装置では、同じ事務室に勤務する人の空調、照明、エレベータ運行及び事務室の電気錠などの制御については、同じにしている。
実開平6−19099号公報(1頁〜2頁、図1) 特開平5−250375号公報(1頁〜2頁、図1)
家庭では、家族の外出時間や帰宅時間はばらばらである。例えば、自分以外の家族が防犯モードに設定したことを知らずに帰宅した場合、防犯センサーが感知してしまい、誤報となる。このような誤報が続くと、ユーザは結果的に防犯システムの利用を控えることもある。また、外出していない場合でも、軽微な防犯モードに設定したいなど、状況に応じて防犯モードの設定を切り替えたいような要望もある。
また、上述のネットワーク家電システムにより、外出中に家庭内の機器の状況を確認することはできるが、機器の設定は、個々に人手により行うこととなる。
このように、従来の家庭用防犯システムでは、防犯モードの設定・解除を行う際の操作性を向上させるとともに誤報を防止できるようにし、家庭内の機器の操作の利便性を向上させることが望まれている。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器の制御を切り替えることができ、さらに使用する鍵に応じても制御対象機器の制御を切り替えることができる機器制御装置、機器制御方法、機器制御プログラム及び機器制御システムを提供することを目的とするものである。
本発明に係る機器制御装置は、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得手段と、前記鍵に記憶されており、制御対象機器を制御するための制御情報を取得する制御情報取得手段と、前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御手段とを備える。
この構成によれば、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報が取得され、鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報が取得される。そして、取得された操作状態情報と制御情報とに基づいて制御対象機器が制御される。
したがって、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報と、鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報とに基づいて制御対象機器が制御されるので、鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器の制御を切り替えることができ、さらに使用する鍵に応じても制御対象機器の制御を切り替えることができる。
また、上記の機器制御装置において、前記鍵は、当該鍵を識別する識別情報を記憶し、前記制御情報取得手段は、前記鍵が記憶する前記識別情報を取得し、前記操作状態情報と、前記識別情報と、制御対象機器を制御する機器制御情報とを対応付けて記憶する機器制御情報記憶手段をさらに備え、前記機器制御手段は、前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記識別情報とに対応する前記機器制御情報を前記機器制御情報記憶手段から選択し、選択された機器制御情報に基づいて前記制御対象機器を制御することが好ましい。
この構成によれば、鍵には、鍵を識別する識別情報が記憶されている。また、操作状態情報と識別情報と制御対象機器を制御する機器制御情報とが対応付けて記憶されている。そして、鍵が記憶する識別情報が取得され、取得された操作状態情報と識別情報とに対応する機器制御情報が選択され、選択された機器制御情報に基づいて制御対象機器が制御される。
したがって、鍵を識別する識別情報という比較的データ量の少ない情報を用いることで、鍵に記憶するデータ量を少なくすることができる。また、操作状態情報と識別情報と制御対象機器を制御する機器制御情報とを対応付けて記憶しておくことにより、取得された操作状態情報と識別情報とに対応する機器制御情報を容易に選択することができる。
また、上記の機器制御装置において、前記鍵は、当該鍵を識別する識別情報を記憶し、前記制御情報取得手段は、前記鍵が記憶する前記識別情報を取得し、前記操作状態情報と、前記識別情報と、前記制御対象機器の制御方法を特定する制御モードとを対応付けて記憶する制御モード記憶手段と、前記制御モードと、制御対象機器を制御する機器制御情報とを対応付けて記憶する機器制御情報記憶手段と、前記操作状態取得手段によって入取得れた前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記識別情報とに対応する前記制御モードを前記制御モード記憶手段から選択する制御モード選択手段とをさらに備え、前記機器制御手段は、前記制御モード選択手段によって選択された制御モードに対応する前記機器制御情報を前記機器制御情報記憶手段から選択し、選択された機器制御情報に基づいて前記制御対象機器を制御することが好ましい。
この構成によれば、鍵には、鍵を識別する識別情報が記憶されている。また、操作状態情報と識別情報と制御対象機器の制御方法を特定する制御モードとが対応付けて記憶されており、制御モードと、制御対象機器を制御する機器制御情報とが対応付けて記憶されている。そして、鍵が記憶する識別情報が取得され、取得された操作状態情報と識別情報とに対応する制御モードが選択される。続いて、選択された制御モードに対応する機器制御情報が選択され、選択された機器制御情報に基づいて制御対象機器が制御される。
したがって、鍵の操作状態情報と識別情報と制御対象機器の制御方法を特定する制御モードとを対応付けておくことによって、操作状態と識別情報とを取得するだけで制御モードを容易に選択することができる。また、制御モードと、制御対象機器を制御する機器制御情報とを対応付けておくことによって、制御モード毎に制御対象機器の制御を容易に変更することができる。
また、上記の機器制御装置において、前記鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを識別する操作状態識別手段をさらに備え、前記操作状態取得手段は、前記操作状態識別手段によって識別された操作状態情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかが識別され、識別された操作状態情報が取得されるので、鍵の施錠又は解錠に応じた制御対象機器の制御が可能となる。
また、上記の機器制御装置において、前記操作状態識別手段を複数備え、前記制御情報取得手段は、複数の前記操作状態識別手段によって識別された複数の操作状態情報を取得し、前記制御情報取得手段によって取得された操作状態情報のうちの最新の操作状態情報を判定する判定手段をさらに備え、前記機器制御手段は、前記判定手段によって最新であると判定された操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御することが好ましい。
この構成によれば、複数の操作状態識別手段によって識別された複数の操作状態情報が取得され、取得された複数の操作状態情報のうちの最新の操作状態情報が判定される。そして、最新であると判定された操作状態情報と、取得された制御情報とに基づいて制御対象機器が制御される。したがって、複数の操作状態情報が取得されたとしても、最新の操作状態情報と制御情報とに基づいて制御対象機器が制御されるので、常に最新の鍵の操作状態に応じて制御対象機器を制御することができる。
また、上記の機器制御装置において、前記操作状態取得手段は、屋内から施錠又は解錠する内錠による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得し、前記制御情報取得手段は、前記内錠を識別する識別情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、屋内から施錠又は解錠する内錠による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報が取得され、内錠を識別する識別情報が取得され、取得された操作状態情報と識別情報とに基づいて制御対象機器が制御される。したがって、ユーザが屋内にいる場合であっても、内錠の操作状態と識別情報とに基づいて制御対象機器を制御することができる。
また、上記の機器制御装置において、前記制御対象機器は、防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つであり、前記機器制御手段は、前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態を設定することが好ましい。
この構成によれば、制御対象機器は、防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つであり、取得された操作状態情報と制御情報とに基づいて防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態が設定される。したがって、鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態を切り替えることができ、さらに使用する鍵に応じても防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態を切り替えることができる。
本発明に係る機器制御方法は、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得ステップと、前記鍵に記憶されており、制御対象機器を制御するための制御情報を取得する制御情報取得ステップと、前記操作状態取得ステップにおいて取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得ステップにおいて取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御ステップとを含む。
この構成によれば、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報が取得され、鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報が取得される。そして、取得された操作状態情報と制御情報とに基づいて制御対象機器が制御される。
したがって、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報と、鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報とに基づいて制御対象機器が制御されるので、鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器の制御を切り替えることができ、さらに使用する鍵に応じても制御対象機器の制御を切り替えることができる。
本発明に係る機器制御プログラムは、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得手段と、前記鍵に記憶されており、制御対象機器を制御するための制御情報を取得する制御情報取得手段と、前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御手段としてコンピュータを機能させる。
この構成によれば、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報が取得され、鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報が取得される。そして、取得された操作状態情報と制御情報とに基づいて制御対象機器が制御される。
したがって、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報と、鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報とに基づいて制御対象機器が制御されるので、鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器の制御を切り替えることができ、さらに使用する鍵に応じても制御対象機器の制御を切り替えることができる。
本発明に係る機器制御システムは、電子鍵によって解錠又は施錠される電気錠と、前記電気錠と通信可能に接続されるとともに、制御対象機器を制御する機器制御装置とを備える機器制御システムであって、前記電子鍵は、制御対象機器を制御するための制御情報を記憶する制御情報記憶手段を備え、前記電気錠は、前記制御情報記憶手段から制御情報を読み出す読出手段と、前記電子鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを識別する操作状態識別手段とを備え、前記機器制御装置は、前記操作状態識別手段によって識別され、前記電子鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得手段と、前記読出手段によって読み出された前記制御情報を取得する制御情報取得手段と、前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御手段とを備える。
この構成によれば、電子鍵の制御情報記憶手段には、制御対象機器を制御するための制御情報が記憶されている。そして、電気錠において、制御情報記憶手段から制御情報が読み出され、電子鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかが識別される。次に、機器制御装置において、電気錠で識別され、電子鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報が取得され、電気錠で読み出された制御情報が取得される。そして、このようにして取得された操作状態情報と制御情報とに基づいて制御対象機器が制御される。
したがって、電子鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報と、電子鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報とに基づいて制御対象機器が制御されるので、電子鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器の制御を切り替えることができ、さらに使用する電子鍵に応じても制御対象機器の制御を切り替えることができる。
本発明によれば、鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報と、鍵に記憶された制御対象機器を制御するための制御情報とに基づいて制御対象機器が制御されるので、鍵の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器の制御を切り替えることができ、さらに使用する鍵に応じても制御対象機器の制御を切り替えることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら順次説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る機器制御システムの一例である防犯システムの構成を示すブロック図である。図1において、機器制御システムの一例である防犯システムは、電子鍵1,2、電気錠20、コントローラ30及び制御対象機器40を備えて構成される。電子鍵1は、鍵情報記憶部101を備え、電子鍵2は、鍵情報記憶部201を備える。鍵情報記憶部101,201は、電子鍵を識別するための識別情報と、電子鍵で制御する機器の種別を表す機器種別情報とを含む鍵情報を記憶する。
図2は、本発明の実施の形態1において、電子鍵1、電子鍵2及び内錠23に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図2(a)は、電子鍵1に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図2(b)は、電子鍵2に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図2(c)は、内錠23に記憶される鍵情報の一例を示す図である。
電子鍵1の鍵情報記憶部101には、鍵種別情報(識別情報)と機器種別情報とが記憶されている。例えば、鍵情報記憶部101は、図2(a)に示すように、「電子鍵1」という鍵種別情報と、「エアコン」、「照明」及び「人感センサー」という機器種別情報とを対応付けて記憶している。
電子鍵2の鍵情報記憶部201には、鍵種別情報(識別情報)と機器種別情報とが記憶されている。例えば、鍵情報記憶部201は、図2(b)に示すように、「電子鍵2」という鍵種別情報と、「エアコン」、「照明」及び「人感センサー」という機器種別情報とを対応付けて記憶している。
電気錠20は、電子鍵1又は電子鍵2による室外での扉の施錠又は解錠の操作、あるいは、内錠23による室内での扉の施錠又は解錠の操作、および、防犯の状態の選択が行える電子回路を内蔵した錠である。電気錠20は、操作状態識別部21、情報読出部22及び内錠23を備える。
操作状態識別部21は、電気錠20が施錠及び解錠のいずれの操作状態であるかを識別し、検知する。情報読出部22は、電子鍵1、電子鍵2及び内錠23が記憶する鍵情報を読み出す。
内錠23は、家屋の内部で使用する制御情報選択用の錠である。従来の扉に設ける錠には、シリンダー錠に加えて、内側から施錠又は解錠する錠が付いている場合がある。ユーザは、内側のつまみを回すことにより、扉の施錠又は解錠ができる。内錠23は、このような内部錠の機能を果たすことができる。内錠23は、電気錠20の内部に取り付けられており、電気錠20の内錠23用のつまみを操作することにより、扉の施錠又は解錠ができる。この操作に従って、操作状態識別部21は、施錠又は解錠を示す操作状態情報を操作状態取得部31へ出力する。同時に、情報読出部22は、内錠23が備える鍵情報記憶部231から内錠23の鍵情報を読み出し、鍵情報取得部32へ出力する。内錠23は、鍵情報記憶部231を備える。鍵情報記憶部231は、内錠を識別するための識別情報と、内錠で制御する機器の種別を表す機器種別情報とを含む鍵情報を記憶する。
内錠23の鍵情報記憶部231には、鍵種別情報(識別情報)と機器種別情報とが記憶されている。例えば、鍵情報記憶部231は、図2(c)に示すように、「内錠」という鍵種別情報と、「エアコン」、「照明」及び「通報センサー」という機器種別情報とを対応付けて記憶している。
機器制御装置の一例であるコントローラ30は、電子鍵1,2及び内錠23による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得部31と、電子鍵1,2及び内錠23に記憶されており、制御対象機器40を制御するための鍵情報を取得する鍵情報取得部32と、操作状態取得部31によって取得された操作状態情報と、鍵情報取得部32によって取得された鍵情報とに基づいて制御対象機器40を制御する機器制御部33と、操作状態情報と鍵情報と制御対象機器40を制御する機器制御情報とを対応付けた制御機器テーブルを記憶する制御機器テーブル記憶部34とを備える。
操作状態取得部31は、操作状態識別部21によって出力された操作状態情報を取得する。鍵情報取得部32は、情報読出部22によって読み出された鍵情報を取得する。機器制御部33は、制御機器テーブル記憶部34に記憶されている制御機器テーブルを参照し、操作状態取得部31によって取得された操作状態情報と、鍵情報取得部32によって取得された鍵情報とに対応する機器制御情報を選択し、選択された機器制御情報を制御対象機器40へ出力する。
図3は、本発明の実施の形態1において、制御機器テーブル記憶部34が記憶する制御機器テーブルの一例を示す図である。制御機器テーブル341のフィールドは、電子鍵毎に割り振られた鍵種別(識別情報)と、電子鍵の操作状態と、電子鍵が操作された際に制御する機器種別と、機器を制御するためのタイマー設定方法と、タイマー設定方法に従った入り時間と、タイマー設定方法に従った切り時間と、機器を制御するための運転状態とで構成される。例えば、電子鍵1により施錠された場合、エアコンはエアコン本体に設定されたタイマー設定を有効化し、照明は19:00に電源を投入するとともに0:00に電源を切断し、人感センサーは運転を開始し(運転状態をONにする)、防犯状態とする。
制御対象機器40は、コントローラ30によって制御される機器であり、例えば、エアコン、照明、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ及び留守番電話などのいわゆる家庭電化製品(家電機器)や、人感センサや通報センサなどの住設機器や住環境を測定・検知するセンサー等である。
なお、図1において、コントローラ30に接続される制御対象機器40は1台だけであるが、本発明は特にこれに限定されず、コントローラ30には複数の制御対象機器40が接続されてもよい。
また、本実施の形態において、操作状態取得部31が操作状態取得手段の一例に相当し、鍵情報取得部32が制御情報取得手段の一例に相当し、機器制御部33が機器制御手段の一例に相当し、制御機器テーブル記憶部34が機器制御情報記憶手段の一例に相当し、操作状態識別部21が操作状態識別手段の一例に相当し、鍵情報記憶部101,201が制御情報記憶手段の一例に相当し、情報読出部22が読出手段の一例に相当する。
次に、本発明の実施の形態1に係る防犯システムの動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係る防犯システムの動作について説明するためのフローチャートである。
まず、操作状態識別部21は、電気錠20が操作されたか否かを判断する。すなわち、操作状態識別部21は、電子鍵1又は電子鍵2による操作、あるいは内錠23による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを識別する(ステップS1)。ここで、電気錠20の操作が行われない場合(ステップS1でNO)、電気錠20の操作が行われるまで待機状態となる。
ユーザは、電子鍵1,2を扉に設けた電気錠20の鍵穴に差し込み、所定の方向に回転させることにより、扉を施錠又は解錠する。この機構は、周知のシリンダー形態の錠と同様でよい。電気錠20には、電子鍵1,2の回転操作により施錠されたか、解錠されたかを検知する電気回路を設けておく。このためには、上記機構に連動してスイッチ回路を設けておけばよい。上記操作状態識別部21はスイッチ回路で構成され、スイッチ回路のON、OFF信号が操作状態情報としてコントローラ30へ出力される。例えば、操作状態識別部21は、電気錠20が施錠された場合、ON信号をコントローラ30へ出力し、電気錠20が解錠された場合、OFF信号をコントローラ30へ出力する。
一方、電気錠20の操作が行われ、電子鍵又は内錠による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかが識別された場合(ステップS1でYES)、操作状態識別部21は、識別した操作状態を表す操作状態情報をコントローラ30の操作状態取得部31へ出力する。操作状態取得部31は、操作状態識別部21によって出力された操作状態情報を取得する(ステップS2)。
電子鍵1,2による施錠又は解錠の操作が行われた場合、情報読出部22は、電気錠20の鍵穴に挿入された電子鍵1,2が備える鍵情報記憶部101,201から鍵情報を読み出し、読み出した鍵情報をコントローラ30の鍵情報取得部32へ出力する。また、内錠23による施錠又は解錠の操作が行われた場合、情報読出部22は、電気錠20の内錠23が備える鍵情報記憶部231から鍵情報を読み出し、読み出した鍵情報をコントローラ30の鍵情報取得部32へ出力する。コントローラ30の鍵情報取得部32は、情報読出部22によって出力された鍵情報を取得する(ステップS3)。
電子鍵1,2の内部には、メモリ(鍵情報記憶部101,201)が設けられており、ユーザが、鍵穴の中で電子鍵1,2を回転させたとき、電子鍵1,2に設けた接点と電気錠20に設けた接点とが接触し、メモリに記憶されている鍵情報が電気錠20に伝送される。なお、情報読出部22は、電気錠20の上記接点回路で構成される。
操作状態取得部31は、取得した操作状態情報を機器制御部33へ出力する。また、鍵情報取得部32は、取得した鍵情報を機器制御部33へ出力する。次に、機器制御部33は、制御機器テーブル記憶部34に記憶されている制御機器テーブルを参照し、操作状態情報と鍵情報とに基づいて、制御する制御対象機器とその制御内容とを決定する(ステップS4)。
制御機器テーブル記憶部34は、制御機器テーブル341を記憶している。制御機器テーブル341には、鍵情報と操作状態情報との組み合わせで、家屋内の各種機器の制御の状態を規定する機器制御情報が規定されている。
次に、機器制御部33は、家屋内の制御対象機器40の各制御の状態を規定する機器制御情報を制御対象機器40へ出力し、制御対象機器40を制御する(ステップS5)。制御対象機器40は、機器制御部33によって出力された機器制御情報に基づく動作を開始する。
このように、家屋外から扉を施錠又は解錠する電子鍵1,2、及び家屋内から扉を施錠又は解錠する内錠23の操作内容に基づき制御対象機器40の制御が可能となる。
また、電子鍵1,2による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報が取得され、電子鍵1,2に記憶されており、制御対象機器40を制御するための鍵情報が取得される。そして、取得された操作状態情報と鍵情報とに基づいて制御対象機器40が制御される。
したがって、電子鍵1,2による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報と、電子鍵1,2に記憶されており、制御対象機器40を制御するための鍵情報とに基づいて制御対象機器が制御されるので、電子鍵1,2の施錠操作又は解錠操作に応じて制御対象機器40の制御を切り替えることができ、さらに使用する電子鍵1,2に応じても制御対象機器40の制御を切り替えることができる。
さらに、電子鍵1,2には、電子鍵1,2を識別する識別情報が記憶されている。また、操作状態情報と識別情報と制御対象機器40を制御する機器制御情報とが対応付けて記憶されている。そして、電子鍵1,2が記憶する識別情報が取得され、取得された操作状態情報と識別情報とに対応する機器制御情報が選択され、選択された機器制御情報に基づいて制御対象機器が制御される。
したがって、電子鍵1,2を識別する識別情報という比較的データ量の少ない情報を用いることで、電子鍵1,2に記憶するデータ量を少なくすることができる。また、操作状態情報と識別情報と制御対象機器40を制御する機器制御情報とを対応付けて記憶しておくことにより、取得された操作状態情報と識別情報とに対応する機器制御情報を容易に選択することができる。
さらに、電子鍵1,2による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかが識別され、識別された操作状態情報が取得されるので、電子鍵1,2の施錠又は解錠に応じた制御対象機器40の制御が可能となる。
さらにまた、屋内から施錠又は解錠する内錠23による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報が取得され、内錠23を識別する識別情報が取得され、取得された操作状態情報と識別情報とに基づいて制御対象機器40が制御される。したがって、ユーザが屋内にいる場合であっても、内錠23の操作状態と識別情報とに基づいて制御対象機器40を制御することができる。
なお、内錠23は、電子鍵1,2と基本的に同様の構造にしてもよい。この場合、扉に設けた電気錠20の家屋内部側に鍵穴が設けられる。そして、内錠に対応する専用の内鍵を鍵穴に挿入し、所定の方向に回転させることにより、内錠23を施錠又は解錠する。内鍵には、上記の鍵情報を記憶するメモリを設け、内錠の解錠と施錠とに対応した機器制御情報を設定し、防犯動作を可能にすることができる。なお、上記内錠23は、設けないようにしてもよい。また、電子鍵は、2通り以上でもよく、1通りだけでもよい。
また、電気錠20が扉を施錠する構造は、電気錠20に設けられた金属のかんぬき棒を入り口の周囲の枠である框に差し込む構造や、掛け金で扉を固定する構造のような周知の方法でよい。この場合、電子鍵1,2を鍵穴に差し込んで回転させる操作に機械的に連動させて、上記かんぬき棒や掛け金を移動させる。あるいは、上記かんぬき棒や掛け金をモータやマグネットの駆動力により移動させて施錠又は解錠を行う構造にしてもよい。電気錠20は、電子鍵1,2の施錠動作又は解錠動作を電気的に検知したときに、モータやマグネットを駆動し、施錠又は解錠を行う。このようにしておけば、電気錠20に他の場所から電気信号を送ることにより、扉を施錠又は解錠することが可能になる。
扉や窓の施錠又は解錠を電気的に行う電気錠20の場合は、停電時に解錠にならないように、電気錠20のそれまでの状態を維持する機構にすることが好ましい。このためには、施錠又は解錠の際には、トリガーをかけるために電気エネルギーを使用し、施錠又は解錠完了後は、電気エネルギーを使わない方式にすればよい。また、地震、火災などの緊急時には、手動で解錠できる機構にすることが好ましい。
本実施の形態では、電子鍵や内錠が記憶する情報は、それぞれを区別することができる情報であればよいので、情報量は少なくてすむ。制御機器テーブルに代表的な機器制御情報の組み合わせを用意しておけば、電子鍵の機能を変更することが可能になる。従って、複数の鍵を作成しても、それらの管理が容易である。
また、コントローラ30と制御対象機器40とに通信手段を搭載し、制御対象機器40を制御しても良い。なお、コントローラ30と制御対象機器40とは、ネットワークにより接続されていてもよい。また、コントローラ30の全て又は一部の構成を電気錠20が備えていてもよい。
さらに、制御対象機器40は、防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つであり、取得された操作状態情報と鍵情報とに基づいて防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態が設定される。したがって、電子鍵1,2の施錠操作又は解錠操作に応じて防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態を切り替えることができ、さらに使用する電子鍵1,2に応じても防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態を切り替えることができる。
本実施の形態では、制御対象機器40がエアコン、照明及び人感センサーである場合について説明しているが、本発明は特にこれに限定されず、他の家電機器に適用することも可能である。例えば、制御対象機器40は、人間の音声を伝言メモとして録音することが可能な家電機器を含む。なお、このような家電機器としては、留守番電話、冷蔵庫及び音声を録音する録音装置などがある。
図5は、エアコン、照明、人感センサー及び留守番電話を制御する場合における電子鍵及び内錠に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図5(a)は、電子鍵1に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図5(b)は、電子鍵2に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図5(c)は、内錠23に記憶される鍵情報の一例を示す図である。図5(a)に示すように、電子鍵1が記憶する鍵情報には、電子鍵1を表す鍵種別情報(識別情報)と留守番電話を表す機器種別情報とが含まれる。
図6は、エアコン、照明、人感センサー及び留守番電話を制御する場合における制御機器テーブルの一例を示す図である。図6に示す制御機器テーブル341’において、電子鍵1という鍵種別情報と、解錠という操作状態情報と、留守番電話という機器種別情報とには、伝言メモを再生するという機器制御情報が対応付けられている。そのため、電子鍵1により解錠された場合、機器制御部33から留守番電話へ伝言メモを再生する機器制御情報が出力され、留守番電話は伝言メモを再生する。
なお、家電機器が複数の伝言メモを記憶することが可能な場合、各伝言メモ毎に鍵種別情報と操作状態情報と機器種別情報とを対応付けてもよい。この場合、解錠する電子鍵に応じて、再生する伝言メモを切り替えることができる。例えば、制御機器テーブルには、伝言メモを伝えたいユーザが保有する電子鍵に、当該伝言メモの再生が対応付けて記憶される。
例えば、制御対象機器40が冷蔵庫である場合、電子鍵又は内錠の鍵情報に、冷蔵庫の扉のうちの特定の扉のみを開閉可能にする機器制御情報を対応付ける。電子鍵1を親が所有し、電子鍵2を子供が所有する場合、電子鍵1の識別情報と冷蔵庫の機器種別情報とを含む鍵情報が鍵情報記憶部101に記憶される。そして、制御機器テーブルには、電子鍵1の識別情報と、冷蔵庫の機器種別情報と、施錠の操作状態情報とに、冷蔵庫の特定の扉のみの開閉を許可する機器制御情報を対応付けて記憶する。子供が電子鍵2を用いて解錠した場合、子供は、上記設定された冷蔵庫の特定の扉しか開閉することができない。また、制御機器テーブルには、電子鍵1の識別情報と、冷蔵庫の機器種別情報と、解錠の操作状態情報とに、冷蔵庫の全ての扉の開閉を許可する機器制御情報を対応付けて記憶する。これにより、親が電子鍵1を用いて解錠した場合、親は、冷蔵庫の全ての扉を開閉することができる。
同様に、例えば、制御対象機器40がテレビである場合、電子鍵又は内錠の鍵情報に、テレビの視聴可能時間帯を設定する機器制御情報を対応付ける。制御機器テーブルには、電子鍵1の識別情報と、テレビの機器種別情報と、施錠の操作状態情報とに、テレビの視聴可能時間帯を設定する機器制御情報を対応付けて記憶する。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る機器制御システムの一例である防犯システムの構成を示すブロック図である。図7において、機器制御システムの一例である防犯システムは、電子鍵1,2、電気錠20、コントローラ30及び制御対象機器40を備えて構成される。なお、実施の形態1における防犯システムと同じ構成については説明を省略し、実施の形態1とは異なる構成についてのみ説明する。
電子鍵1は、鍵情報記憶部101備え、電子鍵2は、鍵情報記憶部201備える。鍵情報記憶部101,201は、電子鍵を識別するための識別情報を記憶する。図8は、本発明の実施の形態2において、電子鍵1、電子鍵2及び内錠23に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図8(a)は、電子鍵1に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図8(b)は、電子鍵2に記憶される鍵情報の一例を示す図であり、図8(c)は、内錠23に記憶される鍵情報の一例を示す図である。
電子鍵1の鍵情報記憶部101には、鍵種別情報(識別情報)を含む鍵情報が記憶されている。例えば、鍵情報記憶部101は、図8(a)に示すように、「電子鍵1」という鍵種別情報を記憶している。電子鍵2の鍵情報記憶部201には、鍵種別情報(識別情報)を含む鍵情報が記憶されている。例えば、鍵情報記憶部201は、図8(b)に示すように、「電子鍵2」という鍵種別情報を記憶している。
内錠23は、鍵情報記憶部231を備える。鍵情報記憶部231には、内錠23を識別するための識別情報を含む鍵情報が記憶されている。例えば、鍵情報記憶部231は、図8(c)に示すように、「内錠」という鍵種別情報を記憶している。
コントローラ30は、操作状態取得部31、鍵情報取得部32、機器制御部33、制御機器テーブル記憶部34、防犯モード選択部35及び防犯モードテーブル記憶部36を備える。
防犯モードテーブル記憶部36は、電子鍵1,2及び内錠23を識別する識別情報と、制御対象機器40の制御方法を特定する防犯モードとを対応付ける防犯モードテーブルを記憶する。図9は、本発明の実施の形態2において、コントローラ30の防犯モードテーブル記憶部36に記憶される防犯モードテーブル361の一例を示す図である。
図9に示す防犯モードテーブル361には、電子鍵1、電子鍵2及び内錠23が記憶する識別情報と、施錠又は解錠の操作状態とに予め割り当てられた防犯モード情報が格納されている。例えば、図9に示すように、「内錠」という識別情報と、「施錠」という操作状態とには、「OFF」という防犯モードが対応付けられている。また、例えば、「電子鍵1」という識別情報と、「施錠」という操作状態とには、「A」という防犯モードが対応付けられている。
防犯モード選択部35は、防犯モードテーブル記憶部36に記憶されている防犯モードテーブルを参照し、操作状態取得部31によって取得された操作状態情報と、鍵情報取得部32によって取得された識別情報とに対応する防犯モードを選択する。
機器制御部33は、制御機器テーブル記憶部34に記憶されている制御機器テーブルを参照し、防犯モード選択部35によって選択された防犯モードに対応する機器制御情報を選択し、選択された機器制御情報を制御対象機器40へ出力する。
制御機器テーブル記憶部34は、防犯モードと制御対象機器40を制御する機器制御情報とを対応付けた制御機器テーブルを記憶する。図10は、制御機器テーブル記憶部34が記憶する制御機器テーブルの一例を示す図である。
図10に示すように、制御機器テーブル342のフィールドは、防犯モードと、エアコン、センサー1,2,3及びヒーター等の制御対象機器の運転状態とで構成される。例えば、「OFF」という防犯モードには、「ON」、「OFF」、「OFF」、「OFF」及び「ON」というエアコン、センサー1,2,3及びヒーターの運転状態がそれぞれ対応付けられている。
なお、本実施の形態において、防犯モードテーブル記憶部36が制御モード記憶手段の一例に相当し、防犯モード選択部35が制御モード選択手段の一例に相当する。
次に、本発明の実施の形態2に係る防犯システムの動作について説明する。図11は、本発明の実施の形態2に係る防犯システムの動作について説明するためのフローチャートである。
まず、操作状態識別部21は、電気錠20が操作されたか否かを判断する。すなわち、操作状態識別部21は、電子鍵1又は電子鍵2による操作、あるいは内錠23による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを識別する(ステップS11)。ここで、電気錠20の操作が行われない場合(ステップS11でNO)、電気錠20の操作が行われるまで待機状態となる。
電気錠20は、電子鍵1、電子鍵2による室外での施錠、解錠の操作、あるいは、室内での内錠23の操作により、扉の施錠、解錠、および、防犯の状態の選択が行える電子回路を内蔵した錠である。電気錠20は、操作状態識別部21と情報読出部22とを有している。操作状態識別部21は、電気錠20が施錠及び解錠のいずれの操作状態であるかを識別し、検知する。情報読出部22は、電子鍵1、電子鍵2及び内錠23が記憶する識別情報(鍵情報)を読み出す。
ユーザは、電子鍵1,2を扉に設けた電気錠20の鍵穴に差し込み、所定の方向に回転させることにより、扉を施錠又は解錠する。この機構は、周知のシリンダー形態の錠と同様でよい。電気錠20には、電子鍵1,2の回転操作により施錠されたか、解錠されたかを検知する電気回路を設けておく。このためには、上記機構に連動してスイッチ回路を設けておけばよい。上記操作状態識別部21はスイッチ回路で構成され、スイッチ回路のON、OFF信号が操作状態情報としてコントローラ30へ出力される。例えば、操作状態識別部21は、電気錠20が施錠された場合、ON信号をコントローラ30へ出力し、電気錠20が解錠された場合、OFF信号をコントローラ30へ出力する。
また、内錠23は、家屋の内部で使用する防犯モード選択用の錠である。従来の扉に設ける錠には、シリンダー錠に加えて、内側から施錠又は解錠する錠が付いている場合がある。ユーザは、内側のつまみを回すことにより、扉の施錠又は解錠ができる。内錠23は、このような内部錠の機能を果たすことができる。内錠23は、電気錠20の内部に取り付けられており、電気錠20の内錠23用のつまみを操作することにより、施錠又は解錠ができる。この操作に従って、操作状態識別部21は、施錠又は解錠を示す操作状態情報を操作状態取得部31へ出力する。同時に、情報読出部22は、内錠23が備える鍵情報記憶部231から内錠23の識別情報を読み出し、鍵情報取得部32へ出力する。
一方、電気錠20の操作が行われ、電子鍵又は内錠による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかが識別された場合(ステップS11でYES)、操作状態識別部21は、識別した操作状態を表す操作状態情報をコントローラ30の操作状態取得部31へ出力する。操作状態取得部31は、操作状態識別部21によって出力された操作状態情報を取得する(ステップS12)。
電子鍵1,2による施錠又は解錠の操作が行われた場合、情報読出部22は、電気錠20の鍵穴に挿入された電子鍵1,2が備える鍵情報記憶部101,201から鍵情報を読み出し、読み出した鍵情報をコントローラ30の鍵情報取得部32へ出力する。また、内錠23による施錠又は解錠の操作が行われた場合、情報読出部22は、電気錠20の内錠23が備える鍵情報記憶部231から鍵情報を読み出し、読み出した鍵情報をコントローラ30の鍵情報取得部32へ出力する。コントローラ30の鍵情報取得部32は、情報読出部22によって出力された鍵情報を取得する(ステップS13)。
電子鍵1,2の内部には、メモリ(鍵情報記憶部101,201)が設けられており、ユーザが、鍵穴の中で電子鍵1,2を回転させたときに、電子鍵1,2に設けた接点と電気錠20に設けた接点とが接触し、メモリに記憶されている識別情報(鍵情報)が電気錠20に伝送される。なお、情報読出部22は、電気錠20の上記接点回路で構成される。
コントローラ30は、操作状態取得部31によって取得された操作状態情報と、鍵情報取得部32によって取得された識別情報(鍵情報)とに基づいて防犯モードを決定する防犯モード選択部35と、防犯モード選択部35によって決定された防犯モードに基づいて制御対象機器40を制御する機器制御部33とを有している。
操作状態取得部31は、取得した操作状態情報を防犯モード選択部35へ出力する。また、鍵情報取得部32は、取得した識別情報(鍵情報)を防犯モード選択部35へ出力する。次に、防犯モード選択部35は、防犯モードテーブル記憶部36に記憶されている防犯モードテーブル361を参照し、操作状態情報と識別情報とに割り当てられた防犯モード情報を選択する(ステップS14)。そして、防犯モード選択部35は、選択した防犯モード情報を機器制御部33へ出力する。
次に、機器制御部33は、制御機器テーブル記憶部34に記憶されている制御機器テーブル342を参照し、防犯モード情報に基づいて、制御する制御対象機器とその制御内容とを決定する(ステップS15)。制御機器テーブル342には、図10に一例を示す様に、防犯モード毎に、家屋内の各種機器の制御の状態を規定する機器制御情報が規定されている。
次に、機器制御部33は、家屋内の制御対象機器40の各制御の状態を規定する機器制御情報を制御対象機器40へ出力し、制御対象機器40を制御する(ステップS16)。制御対象機器40は、機器制御部33によって出力された機器制御情報に基づく動作を開始する。
このように、家屋外から扉を施錠又は解錠する電子鍵1,2、及び家屋内から扉を施錠又は解錠する内錠23の操作内容毎に防犯モードが自動的に決定され、決定された防犯モードに応じた機器制御が可能となる。
また、電子鍵1,2には、電子鍵1,2を識別する識別情報が記憶されている。また、操作状態情報と識別情報と制御対象機器40の制御方法を特定する防犯モードとが対応付けて記憶されており、防犯モードと、制御対象機器40を制御する機器制御情報とが対応付けて記憶されている。そして、電子鍵1,2が記憶する識別情報が取得され、取得された操作状態情報と識別情報とに対応する防犯モードが選択される。続いて、選択された防犯モードに対応する機器制御情報が選択され、選択された機器制御情報に基づいて制御対象機器40が制御される。
したがって、電子鍵1,2の操作状態情報と識別情報と制御対象機器40の制御方法を特定する防犯モードとを対応付けておくことによって、操作状態と識別情報とを取得するだけで防犯モードを容易に選択することができる。また、防犯モードと、制御対象機器40を制御する機器制御情報とを対応付けておくことによって、防犯モード毎に制御対象機器40の制御を容易に変更することができる。
なお、内錠23は、電子鍵1,2と基本的に同様の構造にしてもよい。この場合、扉に設けた電気錠20の家屋内部側に鍵穴が設けられる。そして、内錠に対応する専用の内鍵を鍵穴に挿入し、所定の方向に回転させることにより、内錠23を施錠又は解錠する。内鍵には、上記の識別情報(鍵情報)を記憶するメモリを設け、内錠の解錠と施錠とに対応した防犯モードを設定し、防犯動作を可能にすることができる。なお、上記内錠23は、設けないようにしてもよい。また、電子鍵は、2通り以上でもよく、1通りだけでもよい。
また、電気錠20が扉を施錠する構造は、電気錠20に設けられた金属のかんぬき棒を入り口の周囲の枠である框に差し込む構造や、掛け金で扉を固定する構造のような周知の方法でよい。この場合、電子鍵1,2を鍵穴に差し込んで回転させる操作に機械的に連動させて、上記かんぬき棒や掛け金を移動させる。あるいは、上記かんぬき棒や掛け金をモータやマグネットの駆動力により移動させて施錠又は解錠を行う構造にしてもよい。電気錠20は、電子鍵1,2の施錠又は解錠動作を電気的に検知したときに、モータやマグネットを駆動し、施錠又は解錠を行う。このようにしておけば、電気錠20に他の場所から電気信号を送ることにより、扉を施錠又は解錠することが可能になる。
扉や窓の施錠、解錠を電気的に行う電気錠20の場合は、停電時に解錠にならないように、電気錠20のそれまでの状態を維持する機構にすることが好ましい。このためには、施錠又は解錠の際には、トリガーをかけるために電気エネルギーを使用し、施錠又は解錠完了後は、電気エネルギーを使わない方式にすればよい。また、地震、火災などの緊急時には、施錠を手動で解錠できる機構にすることが好ましい。
本実施の形態では、操作状態情報と識別情報とから、防犯モードテーブル361と制御機器テーブル342とを用いて、各制御対象機器40の制御用の機器制御情報を各制御対象機器40へ供給するようにしている。電子鍵1,2や内錠23が記憶する識別情報は、それぞれを区別することができる情報であればよいので、情報量は少なくてすむ。制御機器テーブル342に代表的な機器制御情報の組み合わせを用意しておけば、それらの防犯モードを識別する識別子を防犯モード選択部35において選択し、切り替えるだけで、電子鍵の機能を変更することが可能になる。従って、複数の鍵を作成しても、それらの管理が容易である。
また、電子鍵1と電子鍵2との使い分けの一例について説明する。例えば、電子鍵1は、親が使用する鍵とし、電子鍵2は、子どもが使用する鍵とする。
親が施錠した際には家中の全センサーをONにし、電気製品の電源をOFFにするようにし、親が解錠した際には逆に全センサーをOFFにし、電気製品が使用可能となるようにする。
親が施錠後、子供が学校などから帰宅して解錠した場合、玄関やベランダなど家の一部のセンサーをOFFにし、電気製品もエアコンやテレビなどは使用可能とするが、IHクッキングヒータやガスコンロなどの火気類は使用不可能とする。また、パソコン、専用端末、及び電話/FAXなどのメモ録機能のある電気製品に伝言メモがあれば、自動再生などを行うようにする。
上記のような制御内容は、各電子鍵1,2の識別情報に応じた防犯モード情報に対応付け、制御機器テーブル342に設定しておく。このように、電子鍵1,2ごとに、使用者を想定した防犯モードを設定することができるので、侵入犯罪の防止だけでなく、火災予防や災害予防の効果も得られる。
(実施の形態3)
図12は、本発明の実施の形態3に係る機器制御システムの一例である防犯システムの構成を示すブロック図である。実施の形態3は、実施の形態2における防犯システムに電気錠50をさらに設置した例である。図12において、機器制御システムの一例である防犯システムは、電子鍵1,2,3,4、電気錠20、コントローラ30、制御対象機器40及び電気錠50を備えて構成される。なお、実施の形態2における防犯システムと同じ構成については説明を省略し、実施の形態2とは異なる構成についてのみ説明する。
電子鍵3,4は、電気錠50を屋外から施錠又は解錠する。電子鍵3は、電子鍵3を識別するための識別情報を含む鍵情報を記憶する鍵情報記憶部301を備える。電子鍵4は、電子鍵4を識別するための識別情報を含む鍵情報を記憶する鍵情報記憶部401を備える。なお、電子鍵3,4の構成は、実施の形態2における電子鍵1,2の構成と同じであるので説明を省略する。
電気錠50は、電気錠20が設置される扉とは異なる扉に設置される。電気錠50は、操作状態識別部51、情報読出部52及び内錠53を備える。操作状態識別部51は、電気錠50が施錠及び解錠のいずれの操作状態であるかを識別し、検知する。情報読出部52は、電子鍵3、電子鍵4及び内錠53が記憶する鍵情報を読み出す。
内錠53は、鍵情報記憶部531を備える。鍵情報記憶部531は、内錠を識別するための識別情報を含む鍵情報を記憶する。なお、内錠53の構成は、内錠23の構成と同じであるので説明を省略する。
コントローラ30は、操作状態取得部31、鍵情報取得部32、機器制御部33、制御機器テーブル記憶部34、防犯モード選択部35及び防犯モードテーブル記憶部36を備える。
操作状態取得部31は、電気錠20の操作状態識別部21によって識別された操作状態情報を取得すると共に、電気錠50の操作状態識別部51によって識別された操作状態情報を取得する。操作状態取得部31は、取得した操作状態情報を防犯モード選択部35へ出力する。
鍵情報取得部32は、電気錠20の情報読出部22によって読み出された鍵情報を取得すると共に、電気錠50の情報読出部52によって読み出された鍵情報を取得する。鍵情報取得部32は、取得した鍵情報を防犯モード選択部35へ出力する。
防犯モードテーブル記憶部36は、電子鍵及び内錠を識別する識別情報と、制御対象機器40の制御方法を特定する防犯モードとを対応付ける防犯モードテーブルを電気錠毎に記憶する。防犯モードテーブル記憶部36は、電子鍵1,2及び内錠23を識別する識別情報と、制御対象機器40の制御方法を特定する防犯モードとを対応付ける防犯モードテーブル361と、電子鍵3,4及び内錠53を識別する識別情報と、制御対象機器40の制御方法を特定する防犯モードとを対応付ける防犯モードテーブル362とを記憶する。
図13は、本発明の実施の形態3において、コントローラ30の防犯モードテーブル記憶部36に記憶される防犯モードテーブル362の一例を示す図である。図13に示す防犯モードテーブル362には、電子鍵3、電子鍵4及び内錠53が記憶する識別情報と、施錠又は解錠の操作状態とに予め割り当てられた防犯モード情報が格納されている。例えば、図13に示すように、「内錠」という識別情報(ここでの「内錠」とは内錠53のことである)と、「施錠」という操作状態とには、「OFF」という防犯モードが対応付けられている。また、例えば、「電子鍵3」という識別情報と、「施錠」という操作状態とには、「F」という防犯モードが対応付けられている。
防犯モード選択部35には、電気錠20からの操作状態情報及び識別情報(鍵情報)に加えて、電気錠50からの操作状態情報及び識別情報(鍵情報)が入力される。電気錠20から操作状態情報と識別情報とが入力された場合、防犯モード選択部35は、防犯モードテーブル記憶部36に記憶されている防犯モードテーブル361を参照し、操作状態取得部31によって取得された操作状態情報と、鍵情報取得部32によって取得された識別情報とに対応する防犯モードを選択する。また、電気錠50から操作状態情報と識別情報とが入力された場合、防犯モード選択部35は、防犯モードテーブル記憶部36に記憶されている防犯モードテーブル362を参照し、操作状態取得部31によって取得された操作状態情報と、鍵情報取得部32によって取得された識別情報とに対応する防犯モードを選択する。
防犯モード選択部35は、電気錠20の操作状態情報と、電気錠50の操作状態情報とのうち、最新の操作状態情報を判定する。防犯モード選択部35は、防犯モードテーブル361又は防犯モードテーブル362を参照し、最新であると判定された操作状態情報と、識別情報とに対応付けられている防犯モード情報を選択する。そして、防犯モード選択部35は、選択された防犯モード情報の識別子を、実施の形態2の場合と同様に、機器制御部33へ出力する。
このように、実施の形態3では、電気錠20を玄関扉に設置し、電気錠50を勝手口扉に設置するようにすれば、どちらの扉からも、外出時の施錠、帰宅時の解錠ができる。
また、複数の操作状態識別部21,51によって識別された複数の操作状態情報が取得され、取得された複数の操作状態情報のうちの最新の操作状態情報が判定される。そして、最新であると判定された操作状態情報と、取得された鍵情報とに基づいて制御対象機器40が制御される。したがって、複数の操作状態情報が取得されたとしても、最新の操作状態情報と鍵情報とに基づいて制御対象機器40が制御されるので、常に最新の鍵の操作状態に応じて制御対象機器40を制御することができる。
なお、本実施の形態において、防犯モード選択部35が判定手段の一例に相当する。
また、防犯モード選択部35は、防犯モードテーブル361を参照することにより、電気錠20からの操作状態情報と識別情報とに対応する防犯モードを選択し、防犯モードテーブル362を参照することにより、電気錠50からの操作状態情報と識別情報とに対応する防犯モードを選択する。したがって、外出時の施錠、帰宅時の解錠を操作した電気錠と電子鍵の組み合わせによって防犯モードの設定を変更することが可能となる。
また、実施の形態3では、内錠専用の第3の電気錠を、更に、居間などの室内にも設けておき、この第3の電気錠の内錠を使って、室内に居たままで、防犯モードの選択を行うようにしてもよい。この場合、就寝時などに、施錠するために、玄関扉まで行ったり、戸外に出たりしなくともよくなる。ただし、扉に設けた電気錠には実施の形態2において説明したような、電磁機構を使用した機械的な施錠機構を設け、この施錠機構を制御対象機器40として、機器制御部33から施錠又は解錠の制御を行えるようにする必要がある。また、この場合、内錠専用の電気錠には、扉の施錠機構はなくともよい。
さらに、内錠専用の電気錠は、コントローラ30に内蔵させてもよい。防犯モード選択部35と機器制御部33とは、家屋内で離れて設置してもよいし、同じ部屋に設置してもよい。また、同一筐体内に収容してもよい。
上記各実施の形態の説明における電子鍵1,2,3,4及び内錠用の内鍵は、ICカード状にしてもよい。ICカード内には識別情報を記憶しておき、ICカード表面には、扉を施錠するための施錠ボタン及び扉を解錠するための解錠ボタンを設けておく。ICカードは、電気錠20、50と無線通信できるようにする。ICカードに設けられた施錠ボタン又は解錠ボタンが操作されると、ICカード内のメモリに記憶されている識別情報と操作状態情報とが、電気錠20、50に送信される。電気錠20、50では、操作状態情報と識別情報とを受信し、受信した操作状態情報をコントローラ30の操作状態取得部31へ出力し、受信した識別情報をコントローラ30の鍵情報取得部32へ出力する。電気錠20には、扉を施錠及び解錠する機構が設けられ、この機構が制御対象機器40の1つとなる。受信した操作状態情報に従って施錠又は解錠機構が動作する。
ICカード状の電子鍵1,2,3,4は、ホテルで使用されるカード状のキーのように、ドアの錠前のスリットに差し込んで使用するようにしてもよい。この場合、電気錠20、50が解錠状態でICカードを差し込んだ場合は、解錠状態から施錠状態に切り替え、電気錠20、50が施錠状態でICカードを差し込んだ場合は、施錠状態から解錠状態に切り替えるようにすればよい。施錠されているか解錠されているかが分りにくい場合は、音、または、発光ダイオードなどの表示により知らせるようにすればよい。また、電気錠20、50のICカード挿入口の付近に施錠及び解錠を指示するボタンやつまみを設けてもよい。
ICカードには、識別情報に加えて、電気錠20、50のIDコードに対応したID情報を記憶しておいてもよい。そして、ICカードを差し込んだときに、電気錠20、50は、ICカードからID情報を読み出し、電気錠20、50が保有する自身のIDコードと一致する場合にのみ、施錠又は解錠を行う。一致しない場合には、不一致の記録を行うか、防犯監視センターに不一致の通知を行うようにする。
このように、電子鍵としてICカードを用いた場合、ICカードの識別情報毎に異なる機器制御情報を対応させることが可能になり、1人が複数のICカードを所持しておき、必要に応じて、制御対象機器に対して異なった設定を行うようにすることができる。
さらにまた、コントローラ30は、例えばパソコンの表示画面と同様の液晶表示器等で構成される表示部と、制御選択受付部とをさらに備え、表示部は、防犯モードの各識別子に対応する制御対象機器の制御内容を表示し、制御選択受付部は、防犯モードの各識別子に対応する制御対象機器の制御内容の選択を受け付け、制御内容を設定するようにしてもよい。また、コントローラ30は、電子鍵又は内錠の識別情報及び操作状態情報ごとに割り振る防犯モードを設定変更する防犯モード設定部をさらに備えてもよい。エアコンなどの家電機器では、電源のON、OFFだけでなく、温度設定やタイマー設定も行えるようにしてもよい。
制御選択受付部は、例えばパソコンのキーボード等のような入力部により制御内容を入力するようにしてもよいし、表示部にタッチパネル機能を持たせて、表示された選択肢の中からタッチにより制御内容を選択して、制御内容を指示するようにしてもよい。
なお、上記説明では、電子鍵1,2,3,4の識別情報は、電子的情報として電子鍵の内部に記憶するようにしたが、電子鍵1,2,3,4の機構的な形状に識別情報を組み込んで、電気錠20が、その機構的な形状を識別して、識別情報を検知するようにしてもよい。
また、識別情報に誤り検出符号を付加したり、識別情報を暗号化することにより、誤動作を防止したり、悪意による意図的な解錠や設定状態の改変を防止するようにしてもよい。このためには、電子鍵1,2,3,4には、誤り検出符号を付加した識別情報や、暗号化した識別情報を記憶しておく。そして、電気錠20では、誤り検出処理を行う機能や、暗号の復号化を行う機能を持たせる。
操作者の指紋、虹彩などによる個人認証システムと連動させて、予め許可された個人の識別情報のみを有効とするようにしてもよい。このためには、個人認証システムの出力する個人コードを電気錠20が受け取り、電気錠20内部に保有する個人コードと識別情報の対応テーブルに記載された、識別情報と個人コードの組を受け取った場合にのみ、電子鍵を有効とし、それ以外の場合は、電子鍵を無効として、解錠しないようにすればよく、また、識別情報と操作状態情報とをコントローラ30に送らないようにすればよい。なお、個人認証システムの出力情報の処理は、防犯モード選択部35又は機器制御部33において行ってもよい。
また、上記各実施の形態では、防犯モードテーブル361(又は防犯モードテーブル362)と制御機器テーブル341(又は制御機器テーブル342)とを用いて、操作状態情報と識別情報とに基づいて、各制御対象機器の制御用の情報を各制御対象機器40に供給するようにしているが、本発明は特にこれに限定されず、防犯モードテーブル361(又は防犯モードテーブル362)と制御機器テーブル341(又は制御機器テーブル342)とを統合して、操作状態情報と識別情報とに対応した各制御対象機器の制御内容のテーブルとしてもよい。この場合、防犯モード選択部35と機器制御部33とが統合されることになる。識別情報が異なる電子鍵を家族が使い分けることにより、制御対象機器の防犯設定を大人と子供などで異ならせることが可能になる。
また、各電子鍵毎に、各制御対象機器の制御内容を内部のメモリ(鍵情報記憶部)に記憶し、施錠又は解錠の際に、記憶している制御内容情報を電気錠20が読み出してもよい。電気錠20は、この制御内容情報をコントローラ30の機器制御部33に出力し、機器制御部33は、制御内容情報に基づいて制御対象機器40を制御する。電子鍵は施錠時と解錠時とに対応した制御内容情報をそれぞれ内部のメモリに記憶する。この場合、防犯モード選択部35、防犯モードテーブル記憶部36及び制御機器テーブル記憶部34は不要になる。
このようにすれば、ユーザは、電子鍵に記憶されている制御対象機器40の制御内容情報を出先で変更しておき、帰宅時に所望の制御を制御対象機器40に対して行わせることが可能になる。また、電子鍵をICカードにした場合、出先でICカードの内容を操作することにより、制御対象機器40の制御内容を出先で変更しておき、帰宅時に所望の制御を制御対象機器40に対して行わせることが可能になる。さらに、防犯システムの構成を簡略化することができる。
次に、上記防犯モード情報の変形例について説明する。図14は、防犯モード情報の変形例について説明するための図である。防犯モード情報に対応する制御機器情報を図14のような形態にして、制御機器テーブル記憶部34に記憶する。すなわち、防犯モードに対応する各機器の制御状態を示す情報に加えて、関連する他の防犯モードを記載するエリアを設ける。例えば、防犯モードが「OFF」の場合、人感センサーであるセンサー1のエリアには、センサー1の制御状態「OFF」および防犯モード「B」の情報が記載される。防犯モード「B」には、監視用のカメラ1の制御状態が対応付けられており、カメラ1の制御状態は「OFF」が対応付けられている。
防犯モード「A」では、センサー1(人感センサー)をONにすると、センサー1が反応した際に連動動作するカメラ1の電源をONにする。この情報に基づき、センサー1が反応した際に動作させるカメラ1との対応付けも同時に可能となる。従って、防犯モード「A」に設定した際に、エアコン「OFF」、センサー1「ON」、防犯モード「D」(カメラ1ON)、センサー3「ON」、防犯モード「E」(ヒータOFF)の制御が行われる。
このように、制御機器テーブル記憶部34の制御機器テーブルに記憶する機器制御情報に階層構造を持たせることにより、機器を特定の状態としたときに、他の機器も連動して状態を変えることができる。設定状態をグループ化することになり、機器の状態とグループに関連付けを行うことが可能になる。
また、電子鍵より識別情報を取得し解錠操作をした際に未登録(取得不可も含む)の識別情報の場合の対処を防犯モードとして規定でき、模造品防止などにも役立つ。
また、識別情報を保持した電子鍵により、外出時の施錠、帰宅時の解錠、在宅時の施錠、及び在宅時の解錠の状況を識別し、施錠・解錠の操作だけで防犯モードの設定を行うとともに、エアコンや照明などの家電製品の運転状態を制御することで、防犯システムの使い勝手を向上させることができる。
本発明にかかる機器制御装置、機器制御方法、機器制御プログラム及び機器制御システムは、家庭用の防犯システムとして有用である。また、事務所、事業所、集合ビル内部の防犯システムとしても使用可能である。また、防犯に限らず、電子鍵による各種機器の安全な制御にも活用可能である。
本発明の実施の形態1に係る機器制御システムの一例である防犯システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1において、電子鍵及び内錠に記憶される鍵情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1において、制御機器テーブル記憶部が記憶する制御機器テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る防犯システムの動作について説明するためのフローチャートである。 エアコン、照明、人感センサー及び留守番電話を制御する場合における電子鍵及び内錠に記憶される鍵情報の一例を示す図である。 エアコン、照明、人感センサー及び留守番電話を制御する場合における制御機器テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る機器制御システムの一例である防犯システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2において、電子鍵及び内錠に記憶される鍵情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2において、コントローラの防犯モードテーブル記憶部に記憶される防犯モードテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2において、制御機器テーブル記憶部が記憶する制御機器テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る防犯システムの動作について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る機器制御システムの一例である防犯システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3において、コントローラの防犯モードテーブル記憶部に記憶される防犯モードテーブルの一例を示す図である。 防犯モード情報の変形例について説明するための図である。
符号の説明
1,2,3,4 電子鍵
20,50 電気錠
21,51 操作状態識別部
22,52 情報読出部
23,53 内錠
30 コントローラ
31 操作状態取得部
32 鍵情報取得部
33 機器制御部
34 制御機器テーブル記憶部
35 防犯モード選択部
36 防犯モードテーブル記憶部
40 制御対象機器
101,201,231,301,401,531 鍵情報記憶部
341,341’,342 制御機器テーブル
361,362 防犯モードテーブル

Claims (10)

  1. 鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得手段と、
    前記鍵に記憶されており、制御対象機器を制御するための制御情報を取得する制御情報取得手段と、
    前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御手段とを備えることを特徴とする機器制御装置。
  2. 前記鍵は、当該鍵を識別する識別情報を記憶し、
    前記制御情報取得手段は、前記鍵が記憶する前記識別情報を取得し、
    前記操作状態情報と、前記識別情報と、制御対象機器を制御する機器制御情報とを対応付けて記憶する機器制御情報記憶手段をさらに備え、
    前記機器制御手段は、前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記識別情報とに対応する前記機器制御情報を前記機器制御情報記憶手段から選択し、選択された機器制御情報に基づいて前記制御対象機器を制御することを特徴とする請求項1記載の機器制御装置。
  3. 前記鍵は、当該鍵を識別する識別情報を記憶し、
    前記制御情報取得手段は、前記鍵が記憶する前記識別情報を取得し、
    前記操作状態情報と、前記識別情報と、前記制御対象機器の制御方法を特定する制御モードとを対応付けて記憶する制御モード記憶手段と、
    前記制御モードと、制御対象機器を制御する機器制御情報とを対応付けて記憶する機器制御情報記憶手段と、
    前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記識別情報とに対応する前記制御モードを前記制御モード記憶手段から選択する制御モード選択手段とをさらに備え、
    前記機器制御手段は、前記制御モード選択手段によって選択された制御モードに対応する前記機器制御情報を前記機器制御情報記憶手段から選択し、選択された機器制御情報に基づいて前記制御対象機器を制御することを特徴とする請求項1記載の機器制御装置。
  4. 前記鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを識別する操作状態識別手段をさらに備え、
    前記操作状態取得手段は、前記操作状態識別手段によって識別された操作状態情報を取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の機器制御装置。
  5. 前記操作状態識別手段を複数備え、
    前記制御情報取得手段は、複数の前記操作状態識別手段によって識別された複数の操作状態情報を取得し、
    前記制御情報取得手段によって取得された操作状態情報のうちの最新の操作状態情報を判定する判定手段をさらに備え、
    前記機器制御手段は、前記判定手段によって最新であると判定された操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御することを特徴とする請求項4記載の機器制御装置。
  6. 前記操作状態取得手段は、屋内から施錠又は解錠する内錠による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得し、
    前記制御情報取得手段は、前記内錠を識別する識別情報を取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の機器制御装置。
  7. 前記制御対象機器は、防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つであり、
    前記機器制御手段は、前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて防犯機器及び家電機器のうちの少なくとも1つの運転状態を設定することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の機器制御装置。
  8. 鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得ステップと、
    前記鍵に記憶されており、制御対象機器を制御するための制御情報を取得する制御情報取得ステップと、
    前記操作状態取得ステップにおいて取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得ステップにおいて取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御ステップとを含むことを特徴とする機器制御方法。
  9. 鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得手段と、
    前記鍵に記憶されており、制御対象機器を制御するための制御情報を取得する制御情報取得手段と、
    前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする機器制御プログラム。
  10. 電子鍵によって解錠又は施錠される電気錠と、前記電気錠と通信可能に接続されるとともに、制御対象機器を制御する機器制御装置とを備える機器制御システムであって、
    前記電子鍵は、
    制御対象機器を制御するための制御情報を記憶する制御情報記憶手段を備え、
    前記電気錠は、
    前記制御情報記憶手段から制御情報を読み出す読出手段と、
    前記電子鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを識別する操作状態識別手段とを備え、
    前記機器制御装置は、
    前記操作状態識別手段によって識別され、前記電子鍵による操作が施錠操作であるか又は解錠操作であるかを表す操作状態情報を取得する操作状態取得手段と、
    前記読出手段によって読み出された前記制御情報を取得する制御情報取得手段と、
    前記操作状態取得手段によって取得された前記操作状態情報と、前記制御情報取得手段によって取得された前記制御情報とに基づいて前記制御対象機器を制御する機器制御手段とを備えることを特徴とする機器制御システム。
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