JP2020107047A - 制御システム、及び、情報端末 - Google Patents

制御システム、及び、情報端末 Download PDF

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Makoto Hiroki
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Abstract

【課題】警戒モードなどの動作モードの有効または無効の設定を行うときのユーザの利便性を向上することができる制御システムを提供する。【解決手段】制御システム10は、建物80内に設置されたセンサ45の検知結果に基づいて所定の出力を行う警戒モードを実行する制御システムである。制御システム10は、識別情報の認証が成功した場合に建物80に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する電気錠システム20から、認証の成功に応じて通知情報を取得する第二通信部32と、取得された通知情報に基づいて警戒モードを有効または無効に設定する第三制御部41とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、制御システム、及び、情報端末に関する。
近年、オフィスビル、マンション、及び、戸建住宅など監視対象の建物への侵入者をセンサを用いて監視し、センサが侵入者を検出すると監視センタへ異常通報する警備装置が普及している。特許文献1には、警戒モードに設定されているときに建物への不当な侵入を監視する警備装置が開示されている。
特開2011−013824号公報
本発明は、上記警戒モードなどの動作モードの有効または無効の設定を行うときのユーザの利便性を向上することができる制御システム、及び、情報端末を提供する。
本発明の一態様に係る制御システムは、建物内に設置されたセンサの検知結果に基づいて所定の出力を行う動作モードを実行する制御システムであって、識別情報の認証が成功した場合に前記建物に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する錠システムから、前記認証の成功に応じて通知情報を取得する取得部と、取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードを有効または無効に設定する制御部とを備える。
本発明の一態様に係る情報端末は、建物内に設置されたセンサの検知結果に基づいて所定の出力を行う動作モードを実行する制御端末に情報を出力する情報端末であって、識別情報の認証が成功した場合に前記建物に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する錠システムから、前記認証の成功に応じて通知情報を取得する取得部と、取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードの有効及び無効を切り替えるための情報を前記制御端末に出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを前記制御システムとして機能させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを前記情報端末として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、動作モードの有効または無効の設定を行うときのユーザの利便性を向上することができる。
図1は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る制御システムの動作例1のシーケンス図である。 図3は、第一登録情報の一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る制御システムの動作例2のシーケンス図である。 図5は、実施の形態に係る制御システムの動作例3のシーケンス図である。 図6は、第二登録情報の一例を示す図である。 図7は、実施の形態に係る制御システムの動作例4のシーケンス図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[制御システムの構成]
まず、実施の形態に係る制御システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、実施の形態1に係る制御システム10は、機器コントローラ30と、機器35と、セキュリティコントローラ40と、センサ45とを備える。また、図1には、電気錠システム20及びセキュリティサーバ50も図示されている。制御システム10は、建物80に設置されるシステムである。建物80は、例えば、集合住宅または戸建住宅などの住宅である。
[電気錠システムの構成]
まず、電気錠システム20について説明する。電気錠システム20は、錠システムの一例である。電気錠システム20は、識別情報の認証を行い、認証が成功した場合に建物80に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する。施錠(または解錠)を実行するとは、認証が成功すると直ちに扉が施錠(または解錠)されることを意味し、施錠(または解錠)を許可するとは、認証が成功した上で、電気錠システム20が有するボタンへの操作などがさらに行われることで扉が施錠(または解錠)されることを意味する。電気錠システム20は、例えば、家電機器メーカなどの事業者によって提供される。施錠または解錠の対象となる扉は、例えば、建物80の玄関の扉、または、建物80の勝手口の扉などである。電気錠システム20は、電気錠21と、電気錠制御装置22とを備える。
電気錠21は、電気錠制御装置22の制御に基づいて扉を施錠及び開錠する構造体である。電気錠21は、具体的には、デッドボルトと、電動モータと、電動モータの駆動力をデッドボルトに伝達する伝達機構とを有する。電動モータは、錠駆動部24から出力される駆動信号に従って駆動し、電動モータの駆動力が伝達機構を介してデッドボルトに伝達されることによって、デッドボルトが施錠位置または解錠位置に移動する。
電気錠制御装置22は、電気錠21を制御する装置である。電気錠制御装置22は、識別情報取得部23と、錠駆動部24と、第一制御部25と、第一通信部26と、第一記憶部27とを備える。
識別情報取得部23は、カードキーまたは携帯端末などのキーデバイスから識別情報を取得する。識別情報取得部23は、例えば、RFID(Radio Frequency Identifier)リーダなどの近距離無線通信装置である。識別情報取得部23は、近距離無線通信装置に限定されない。電気錠制御装置22が実行する認証に生体認証が採用される場合には、識別情報取得部23は、静脈センサ、指紋センサ、または、虹彩センサなどである。また、識別情報がユーザの操作によって入力されるような場合には、識別情報取得部23は、テンキーなどのユーザインターフェース装置である。
錠駆動部24は、電気錠21を駆動するための駆動装置である。錠駆動部24は、具体的には、第一制御部25から出力される制御信号に基づいて電気錠21が有する電動モータに駆動信号を出力する。なお、錠駆動部24は、電気錠21に含まれてもよい。
第一制御部25は、錠駆動部24に制御信号を出力することにより電気錠21を制御する。つまり、第一制御部25は、扉の施錠及び開錠を制御する。また、第一制御部25は、識別情報取得部23によって取得された識別情報の認証を行う。第一制御部25は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
第一通信部26は、電気錠システム20が機器コントローラ30と通信を行うための通信回路である。第一通信部26は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。第一通信部26が行う通信の通信規格については特に限定されない。
第一記憶部27は、第一制御部25によって実行される制御プログラム、及び、認証処理に用いられる第一登録情報が記憶される記憶装置である。第一記憶部27は、例えば、半導体メモリによって実現される。
[機器コントローラの構成]
機器コントローラ30は、情報端末の一例である。機器コントローラ30は、例えば、エネルギーマネジメント機能を有するHEMS(Home Energy Management System)コントローラであり、建物80内に設置され、建物80内に設置された機器35の消費電力を管理する。また、機器コントローラ30は、機器35の状態取得、及び、建物80内(あるいは、建物80の敷地内)に設置された機器35の制御などを行う。機器コントローラ30は、例えば、家電機器メーカなどの事業者によって提供される。機器コントローラ30は、HEMSコントローラに限定されず、エネルギーマネジメント機能を有しない他のホームコントローラ、または、ゲートウェイ装置であってもよい。機器コントローラ30は、第二制御部31と、第二通信部32と、第二記憶部33とを備える。
第二制御部31は、機器コントローラ30に関する制御を行う。第二制御部31は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。
第二通信部32は、機器コントローラ30が、電気錠システム20、機器35、及び、セキュリティコントローラ40と通信を行うための通信回路である。第二通信部32は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。第二通信部32が行う通信の通信規格については特に限定されない。なお、第二通信部32と機器35との間の通信は、例えば、ECHONET Liteに準拠する。
第二記憶部33は、第二制御部31が実行する制御プログラムなどが記憶される記憶装置である。第二記憶部33は、例えば、半導体メモリによって実現される。
[機器の構成]
機器35は、機器コントローラ30の制御対象の機器である。機器35は、機器コントローラ30の第二通信部32から送信される制御信号に基づいて動作する。また、機器35は、第二通信部32から送信される制御信号に基づいて機器35の状態を示す情報を機器コントローラ30に送信する。
機器35は、例えば、空調機器または照明機器などの家電機器である。機器35は、床暖房機器、電気自動車、蓄電池システム、燃料電池システム、ヒートポンプ式給湯機、または、太陽光発電システムなどであってもよい。機器35は、窓または扉の開閉センサなどの防犯機器であってもよいし、火災報知器などの警報器であってもよい。制御システム10は、少なくとも1つの機器35を備えていればよいが、機器35を複数備えてもよい。
[セキュリティコントローラの構成]
セキュリティコントローラ40は、センサ45及びセキュリティサーバ50とともにセキュリティシステム60を構成する。セキュリティサーバ50は、外部システムの一例である。まず、セキュリティシステム60について説明する。
セキュリティシステム60は、建物80における異常の発生に対処するための所定の情報処理を行うためのシステムである。所定の情報処理は、例えば、異常の発生をユーザに通知するための情報処理、建物80への訪問者を手配するための情報処理などである。
セキュリティシステム60は、例えば、防犯システムである。セキュリティコントローラ40は、例えば、警戒モード(例えば、ユーザが建物80に不在である状態で設定される動作モード)が有効であるときにセンサ45を用いて建物80への侵入者を検知すると、建物80で異常が発生したとみなしてセキュリティサーバ50にその旨を通知する。そうすると、セキュリティシステム60を運営する事業者のオペレータが訪問者を手配し、訪問者が建物80に駆け付ける。また、オペレータは、必要に応じて警察署などへ通報を行う。実施の形態では、オペレータとは、コンピュータなどを操作する人間を意味する。
また、セキュリティシステム60は、防災システムであってもよい。この場合、セキュリティコントローラ40は、例えば、警戒モードが有効であるときにセンサ45を用いて建物80の火災の発生など検知すると、建物80で異常が発生したとみなしてセキュリティサーバ50にその旨を通知する。そうすると、セキュリティシステム60を運営する事業者のオペレータが訪問者を手配し、訪問者が建物80に駆け付ける。また、オペレータは、必要に応じて消防署などへ通報を行う。
また、セキュリティシステム60は、見守りシステムであってもよい。この場合、セキュリティコントローラ40は、警戒モードが有効であるときにセンサ45を用いて建物80に高齢者が居住している高齢者の健康状態などを監視し、異常の発生を検知すると、セキュリティサーバ50にその旨を通知する。そうすると、セキュリティシステム60を運営する事業者のオペレータが訪問者を手配し、訪問者が建物80に駆け付ける。また、オペレータは、当該高齢者の家族(例えば、遠方に離れて暮らす家族)に連絡を行う。
以上説明したように、セキュリティシステム60によれば、ユーザは、オペレータ及び訪問者を通じて柔軟かつ確実な対応を受けることができる。
セキュリティシステム60に用いられるセキュリティコントローラ40は、制御端末の一例である。セキュリティコントローラ40は、建物80内に設置され、センサ45を用いて建物80で異常が発生したことを検知する。ここで、建物における異常の発生とは、建物80の敷地内における異常の発生を意味し、建物80内における異常の発生だけでなく、建物80の外における異常の発生を含む。セキュリティコントローラ40は、第三制御部41と、第三通信部42と、第三記憶部43とを備える。
第三制御部41は、セキュリティコントローラ40に関する制御を行う。第三制御部41は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。
第三通信部42は、セキュリティコントローラ40がセンサ45、機器コントローラ30、及び、セキュリティサーバ50と通信を行うための通信回路である。第三通信部42は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。第三通信部42が行う通信の通信規格については特に限定されない。
第三記憶部43は、第三制御部41が実行する制御プログラムなどが記憶される記憶装置である。第三記憶部43は、例えば、半導体メモリによって実現される。
[センサの構成]
次に、センサ45について説明する。センサ45は、建物での異常の発生を検知するためのセンサである。セキュリティシステム60が防犯システムである場合、センサ45は、窓もしく扉の開閉センサ、ガラス破壊センサ、または、人感センサなどの防犯センサである。セキュリティシステム60が防災システムである場合、センサ45は、熱センサ及び煙センサなどの火災センサ、または、ガス漏れセンサなどである。セキュリティシステム60が見守りシステムである場合、センサ45は、見守りセンサ、または、バイタルセンサなどである。制御システム10は、少なくとも1つのセンサ45を備えていればよいが、センサ45を複数備えてもよい。
[動作例1]
一般に、ユーザは、セキュリティコントローラ40が備えるユーザインターフェース(図示せず)を操作することなどにより、警戒モードの有効及び無効を切り替えることができる。制御システム10では、さらに、電気錠システム20による扉の解錠に連動して、警戒モードを無効に設定することができる。以下、このような制御システム10の動作例1について説明する。図2は、制御システム10の動作例1のシーケンス図である。
動作例1は、外出中のユーザが建物80に戻ってきた状況を想定した動作例である。電気錠システム20の電気錠21は施錠状態であり(S11)、セキュリティコントローラ40は、警戒モードが有効に設定されている(S12)。
ユーザがカードキーまたは携帯端末などのキーデバイスを電気錠21に近づけると、識別情報取得部23は、キーデバイスから識別情報を取得する(S13)。そうすると、第一制御部25は、取得された識別情報の認証を行う(S14)。
第一制御部25は、具体的には、第一記憶部27に記憶された第一登録情報(登録済みの識別情報を示す情報)を参照し、取得した識別情報が登録済みの識別情報のいずれかと一致するか否かを判定する。図3は、第一登録情報の一例を示す図である。
取得された識別情報が登録済みの識別情報のいずれかと一致すると判定された場合には認証は成功となる。この場合、第一制御部25は、錠駆動部24に電気錠21へ駆動信号を出力させることにより、電気錠を解錠する(S15)。なお、取得された識別情報が登録済みの識別情報のいずれとも一致しないと判定された場合には認証は失敗となり、ステップS15以降の処理は行われない。
ところで、図3に示されるように、登録済みの識別情報には、警戒モードの設定権限が付与された識別情報(以下、第一識別情報とも記載される)と、警戒モードの設定権限が付与されていない識別情報(以下、第二識別情報とも記載される)とが含まれる。つまり、制御システム10を利用するユーザの中には、電気錠21の施錠及び解錠のみが許可されたユーザと、電気錠21の施錠及び解錠に加えて、警戒モードの有効及び無効の設定が許可されたユーザとが含まれる。
そこで、第一制御部25は、ステップS14にて認証が成功した場合には、さらに、ステップS13で取得された識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かを判定する(S16)。第一制御部25は、具体的には、第一記憶部27に記憶された第一登録情報を参照し、取得した識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かを判定する。
第一制御部25は、取得された識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であると判定した場合には、通知情報を第一通信部26に送信させる(S17)。通知情報は、警戒モードの有効及び無効を切り替えるための情報であり、機器コントローラ30の第二通信部32によって取得(受信)される。言い換えれば、第二通信部32は、ステップS14における識別情報の認証の成功(より具体的には、警戒モードの設定権限が付与された第一識別情報の認証の成功)に応じて通知情報を取得する。
機器コントローラ30の第二制御部31は、第二通信部32によって通知情報が取得されると、第二通信部32に通知情報をセキュリティコントローラ40へ送信(出力)させる(S18)。通知情報は、具体的には、セキュリティコントローラ40の第三通信部42によって取得(受信)される。言い換えれば、第三通信部42は、ステップS14における識別情報の認証の成功(より具体的には、警戒モードの設定権限が付与された第一識別情報の認証の成功)に応じて通知情報を取得する。
第三制御部41は、第三通信部42によって通知情報が取得(受信)されると、取得された通知情報に基づいて、セキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定する(S19)。つまり、第三制御部41は、セキュリティコントローラ40の警戒モードの設定を有効から無効に切り替える。
一方、ステップS16において、取得された識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報でないと判定された場合には、通知情報は送信されない。つまり、ステップS17以降の処理は行われず、セキュリティコントローラ40の警戒モードは有効のまま維持される。
このように、制御システム10は、電気錠システム20から認証の成功に応じて通知情報を取得すると、警戒モードを無効に設定する。つまり、制御システム10は、電気錠システム20が電気錠21を解錠するための識別情報の認証に成功した場合に、認証の成功に連動してセキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定することができる。
また、制御システム10は、登録済みの識別情報を警戒モードの設定権限が付与された第一識別情報、及び、警戒モードの設定権限が付与されていない第二識別情報に区別して管理する。そして、制御システム10は、識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得される通知情報に基づいて警戒モードを無効に設定する。一方、識別情報が第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、警戒モードが有効のまま維持される。これにより、特定のユーザが電気錠21を解錠したときにのみ、セキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定することができる。
[動作例2]
制御システム10は、電気錠システム20による扉の施錠に連動して、警戒モードを有効に設定することもできる。図4は、このような制御システム10の動作例2のシーケンス図である。
動作例2は、ユーザが建物80から外出しようとしている状況を想定した動作例である。電気錠システム20の電気錠21は解錠状態であり(S21)、セキュリティコントローラ40は、警戒モードが無効に設定されている(S22)。
ユーザがキーデバイスを電気錠21に近づけると、識別情報取得部23は、キーデバイスから識別情報を取得する(S23)。そうすると、第一制御部25は、取得された識別情報の認証を行う(S24)。
認証が成功した場合には、第一制御部25は、錠駆動部24に電気錠21へ駆動信号を出力させることにより、電気錠を施錠する(S25)。なお、取得された識別情報が登録済みの識別情報のいずれとも一致しないと判定された場合には認証は失敗となり、ステップS25以降の処理は行われない。
第一制御部25は、ステップS24にて認証が成功した場合には、さらに、ステップS23で取得された識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かを判定する(S26)。
第一制御部25は、取得された識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であると判定した場合には、通知情報を第一通信部26に送信させる(S27)。通知情報は、機器コントローラ30の第二通信部32によって取得(受信)される。
機器コントローラ30の第二制御部31は、第二通信部32によって通知情報が取得されると、第二通信部32に通知情報をセキュリティコントローラ40へ送信させる(S28)。
セキュリティコントローラ40の第三制御部41は、第三通信部42によって通知情報が取得(受信)されると、取得された通知情報に基づいて、セキュリティコントローラ40の警戒モードを有効に設定する(S29)。つまり、第三制御部41は、セキュリティコントローラ40の警戒モードの設定を無効から有効に切り替える。
一方、ステップS26において、取得された識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報でないと判定された場合には、通知情報は送信されない。つまり、ステップS27以降の処理は行われず、セキュリティコントローラ40の警戒モードは無効のまま維持される。
このように、制御システム10は、識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得される通知情報に基づいて警戒モードを有効に設定する。一方、識別情報が第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、警戒モードが無効のまま維持される。これにより、特定のユーザが電気錠21を施錠したときにのみ、セキュリティコントローラ40の警戒モードを有効に設定することができる。
[動作例3]
識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かの判定は、機器コントローラ30によって行われてもよい。図5は、このような制御システム10の動作例3のシーケンス図である。
動作例3は、外出中のユーザが建物80に戻ってきた状況を想定した動作例である。電気錠システム20の電気錠21は施錠状態であり(S31)、セキュリティコントローラ40は、警戒モードが有効に設定されている(S32)。
ユーザがキーデバイスを電気錠21に近づけると、識別情報取得部23は、キーデバイスから識別情報を取得する(S33)。そうすると、第一制御部25は、取得された識別情報の認証を行う(S34)。
認証が成功した場合、第一制御部25は、錠駆動部24に電気錠21へ駆動信号を出力させることにより、電気錠を解錠する(S35)。なお、取得された識別情報が登録済みの識別情報のいずれとも一致しないと判定された場合には認証は失敗となり、ステップS35以降の処理は行われない。
第一制御部25は、ステップS34において認証が成功した場合には、通知情報を第一通信部26に送信させる(S36)。通知情報は、警戒モードの有効及び無効を切り替えるための情報である。動作例1と異なり、この通知情報には、ステップS33で取得された識別情報が含まれる。このように識別情報を含む通知情報は、機器コントローラ30の第二通信部32によって取得(受信)される。
機器コントローラ30の第二制御部31は、第二通信部32によって通知情報が取得されると、当該通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かを判定する(S37)。第二制御部31は、具体的には、第二記憶部33に記憶された第二登録情報を参照し、通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かを判定する。図6は、第二登録情報の一例を示す図である。第二登録情報は、第一登録情報と異なり、警戒モードの設定権限を有する識別情報のみを示している。つまり、第二登録情報は、第一識別情報及び第二識別情報のうち第一識別情報のみを示す。
第二制御部31は、通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であると判定した場合には、通知情報を第一通信部26に送信させる(S38)。この通知情報には、識別情報が含まれる必要はない。送信された通知情報は、セキュリティコントローラ40の第三通信部42によって取得(受信)される。
セキュリティコントローラ40の第三制御部41は、第三通信部42によって通知情報が取得(受信)されると、取得された通知情報に基づいて、セキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定する(S39)。つまり、第三制御部41は、セキュリティコントローラ40の警戒モードの設定を有効から無効に切り替える。
一方、ステップS37において、通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報でないと判定された場合には、機器コントローラ30からセキュリティコントローラ40へ通知情報が送信されない。つまり、ステップS38以降の処理は行われず、セキュリティコントローラ40の警戒モードは有効のまま維持される。
このように制御システム10において、識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かの判定は、機器コントローラ30によって行われてもよい。なお、図示されないが、動作例2において、動作例3のように識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かの判定が機器コントローラ30によって行われてもよい。
[動作例4]
識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かの判定は、セキュリティコントローラ40によって行われてもよい。図7は、このような制御システム10の動作例4のシーケンス図である。
動作例4は、外出中のユーザが建物80に戻ってきた状況を想定した動作例である。電気錠システム20の電気錠21は施錠状態であり(S41)、セキュリティコントローラ40は、警戒モードが有効に設定されている(S42)。
ユーザがキーデバイスを電気錠21に近づけると、識別情報取得部23は、キーデバイスから識別情報を取得する(S43)。そうすると、第一制御部25は、取得された識別情報の認証を行う(S44)。
認証が成功した場合、第一制御部25は、錠駆動部24に電気錠21へ駆動信号を出力させることにより、電気錠を解錠する(S45)。なお、取得された識別情報が登録済みの識別情報のいずれとも一致しないと判定された場合には認証は失敗となり、ステップS45以降の処理は行われない。
第一制御部25は、ステップS44において認証が成功した場合には、通知情報を第一通信部26に送信させる(S46)。通知情報は、警戒モードの有効及び無効を切り替えるための情報である。この通知情報には、ステップS43で取得された識別情報が含まれる。このように識別情報を含む通知情報は、機器コントローラ30の第二通信部32によって取得(受信)される。
機器コントローラ30の第二制御部31は、第二通信部32によって通知情報が取得されると、第二通信部32に通知情報をセキュリティコントローラ40へ送信させる(S47)。通知情報は、具体的には、セキュリティコントローラ40の第三通信部42によって取得(受信)される。動作例3と異なり、機器コントローラ30からセキュリティコントローラ40へ送信される通知情報には、ステップS33で取得された識別情報が含まれる。
セキュリティコントローラ40の第三制御部41は、第三通信部42によって通知情報が取得されると、取得された通知情報に基づいて、当該通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かを判定する(S48)。第三制御部41は、具体的には、第三記憶部43に記憶された第二登録情報(図6に図示)を参照し、通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かを判定する。
第三制御部41は、通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であると判定した場合には、セキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定する(S49)。つまり、第三制御部41は、セキュリティコントローラ40の警戒モードの設定を有効から無効に切り替える。
一方、ステップS48において、通知情報に含まれる識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報でないと判定された場合には、セキュリティコントローラ40の警戒モードは有効のまま維持される。
このように制御システム10において、識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かの判定は、セキュリティコントローラ40によって行われてもよい。なお、図示されないが、動作例2において、動作例4のように識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かの判定がセキュリティコントローラ40によって行われてもよい。
[効果等]
以上説明したように、制御システム10は、建物80内に設置されたセンサ45の検知結果に基づいて所定の出力を行う警戒モードを実行する制御システムである。制御システム10は、識別情報の認証が成功した場合に建物80に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する電気錠システム20から、認証の成功に応じて通知情報を取得する取得部と、取得された通知情報に基づいて警戒モードを有効または無効に設定する第三制御部41とを備える。取得部は、例えば、第二通信部32または第三通信部42である。警戒モードは、動作モードの一例である。電気錠システム20は、錠システムの一例である。
このような制御システム10は、扉の施錠または解錠のための識別情報の認証の成功に応じて警戒モードを有効または無効に設定することができる。扉の施錠または解錠のための操作などが行われれば自動的に警戒モードが有効または無効に設定されるため、ユーザの利便性が向上される。
また、例えば、第三制御部41は、警戒モードが有効に設定されているときに取得された通知情報に基づいて警戒モードを無効に設定する。
このような制御システム10は、扉の施錠または解錠のための識別情報の認証の成功に応じて警戒モードを無効に設定することができる。
また、例えば、第三制御部41は、識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得された通知情報に基づいて警戒モードを無効に設定する。識別情報が第一の識別情報と異なる第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、警戒モードが有効のまま維持される。
このような制御システム10は、識別情報の種別(第一の識別情報及び第二の識別情報のいずれであるか)に応じて、認証が成功した時に警戒モードを無効にするか否かを決定することができる。つまり、制御システム10は、特定のユーザが電気錠21を解錠したときにのみ、セキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定することができる。
また、例えば、電気錠システム20は、識別情報の認証が成功した場合に扉の解錠を実行または許可する。
このような制御システム10は、扉の解錠のための識別情報の認証の成功に応じて警戒モードを無効に設定することができる。扉の解錠のための操作などが行われれば自動的に警戒モードが無効に設定されるため、ユーザの利便性が向上される。
また、例えば、第三制御部41は、警戒モードが無効に設定されているときに取得された通知情報に基づいて警戒作モードを有効に設定する。
このような制御システム10は、扉の施錠または解錠のための識別情報の認証の成功に応じて警戒モードを有効に設定することができる。
また、例えば、第三制御部41は、識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得された通知情報に基づいて警戒モードを有効に設定する。識別情報が第一の識別情報と異なる第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、警戒モードが無効のまま維持される。
このような制御システム10は、識別情報の種別(第一の識別情報及び第二の識別情報のいずれであるか)に応じて、認証が成功した時に警戒モードを有効にするか否かを決定することができる。つまり、制御システム10は、特定のユーザが電気錠21を解錠したときにのみ、セキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定することができる。
また、例えば、電気錠システム20は、識別情報の認証が成功した場合に扉の施錠を実行または許可する。
このような制御システム10は、扉の施錠のための識別情報の認証の成功に応じて警戒モードを有効に設定することができる。扉の施錠のための操作などが行われれば自動的に警戒モードが有効に設定されるため、ユーザの利便性が向上される。
また、例えば、センサ45は、防犯センサであり、警戒モードは、防犯センサの検知結果に基づいてセキュリティサーバ50に情報を出力する動作モードである。セキュリティサーバ50は、外部システムの一例である。
このような制御システム10は、扉の施錠または解錠のための識別情報の認証の成功に応じて、防犯センサの検知結果に基づいてセキュリティサーバ50に情報を出力する警戒モードを有効または無効に設定することができる。
また、例えば、センサ45は、火災センサであり、警戒モードは、火災センサの検知結果に基づいて外部システムに情報を出力する動作モードである。セキュリティサーバ50は、外部システムの一例である。
このような制御システム10は、扉の施錠または解錠のための識別情報の認証の成功に応じて、火災センサの検知結果に基づいてセキュリティサーバ50に情報を出力する警戒モードを有効または無効に設定することができる。
また、機器コントローラ30は、建物80内に設置されたセンサの検知結果に基づいて所定の出力を行う警戒モードを実行するセキュリティコントローラ40に情報を出力する情報端末である。識別情報の認証が成功した場合に前記建物に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する錠システムから、認証の成功に応じて通知情報を取得し、取得された通知情報に基づいて警戒モードの有効及び無効を切り替えるための情報をセキュリティコントローラ40に出力する第二通信部32とを備える。セキュリティコントローラ40は、制御端末の一例であり、第二通信部32は、取得部及び出力部の一例である。
このような機器コントローラ30は、扉の施錠または解錠のための識別情報の認証の成功に応じてセキュリティコントローラ40の警戒モードを有効または無効に設定することができる。扉の施錠または解錠のための操作などが行われれば自動的に警戒モードが有効または無効に設定されるため、ユーザの利便性が向上される。
また、例えば、第二通信部32は、識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得された通知情報に基づいて情報を出力する。第二通信部32は、識別情報が第一の識別情報と異なる第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、情報を出力しない。
このような機器コントローラ30は、識別情報の種別(第一の識別情報及び第二の識別情報のいずれであるか)に応じて、認証が成功したときに警戒モードの有効及び無効を変更するか否かを決定することができる。つまり、機器コントローラ30は、特定のユーザが電気錠21を解錠したときにのみ、セキュリティコントローラ40の警戒モードを無効に設定することができる。
なお、本発明は、コンピュータを、制御システム10として機能させるためのプログラムとして実現されてもよいし、コンピュータを、機器コントローラ30として機能させるためのプログラムとして実現されてもよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、建物内に設置されたセンサの検知結果に基づいて所定の出力を行う動作モードとして警戒モードが例示されたが、動作モードは、警戒モード以外の動作モードであってもよい。
また、上記実施の形態において、制御システムは、一部の装置を備えていなくてもよい。例えば、動作例1、動作例2、及び、動作例4などでは、電気錠システムとセキュリティコントローラとが直接通信を行うことにより、機器コントローラは不要となる。また、機器コントローラがセキュリティコントローラの機能を兼ね備えるような場合には、セキュリティコントローラは不要となる。
また、上記実施の形態において、識別情報が警戒モードの設定権限を有する識別情報であるか否かの判定は、電気錠システム、機器コントローラ、または、セキュリティコントローラによって行われた。しかしながら、この判定は、セキュリティサーバによって行われてもよい。また、この判定は、機器コントローラが機器の制御を行うために連携する機器制御サーバによって行われてもよい。
また、上記実施の形態では、制御システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置によって実現されてもよい。電気錠システム及びセキュリティシステムなどの他のシステムについても同様である。制御システムなどのシステムが複数の装置によって実現される場合、当該システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
例えば、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置が介在してもよい。また、上記実施の形態で説明された情報の伝達経路は、シーケンス図に示される伝達経路に限定されない。例えば、上記実施の形態では、セキュリティサーバ及び機器コントローラは、直接通信を行わないものとして説明が行われたが、セキュリティサーバ及び機器コントローラは、直接通信を行うことで情報を伝達してもよい。機器制御サーバ及びセキュリティコントローラについても同様である。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、電気錠システムまたは電気錠制御装置として実現されてもよい。また、本発明は、電気錠システムまたは制御システムなどのコンピュータが実行する制御方法として実現されてもよいし、このような制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 制御システム
20 電気錠システム(錠システム)
30 機器コントローラ(情報端末)
32 第二通信部(取得部、出力部)
41 第三制御部(制御部)
42 第三通信部(取得部)
45 センサ
50 セキュリティサーバ(外部システム)
80 建物

Claims (13)

  1. 建物内に設置されたセンサの検知結果に基づいて所定の出力を行う動作モードを実行する制御システムであって、
    識別情報の認証が成功した場合に前記建物に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する錠システムから、前記認証の成功に応じて通知情報を取得する取得部と、
    取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードを有効または無効に設定する制御部とを備える
    制御システム。
  2. 前記制御部は、前記動作モードが有効に設定されているときに取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードを無効に設定する
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記制御部は、前記識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードを無効に設定し、
    前記識別情報が前記第一の識別情報と異なる第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、前記動作モードが有効のまま維持される
    請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記錠システムは、前記識別情報の認証が成功した場合に前記扉の解錠を実行または許可する
    請求項2または3に記載の制御システム。
  5. 前記制御部は、前記動作モードが無効に設定されているときに取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードを有効に設定する
    請求項1に記載の制御システム。
  6. 前記制御部は、前記識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードを有効に設定し、
    前記識別情報が前記第一の識別情報と異なる第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、前記動作モードが無効のまま維持される
    請求項5に記載の制御システム。
  7. 前記錠システムは、前記識別情報の認証が成功した場合に前記扉の施錠を実行または許可する
    請求項5または6に記載の制御システム。
  8. 前記センサは、防犯センサであり、
    前記動作モードは、前記防犯センサの検知結果に基づいて外部システムに情報を出力する動作モードである
    請求項1〜7のいずれかに記載の制御システム。
  9. 前記センサは、火災センサであり、
    前記動作モードは、前記火災センサの検知結果に基づいて外部システムに情報を出力する動作モードである
    請求項1〜7のいずれかに記載の制御システム。
  10. 建物内に設置されたセンサの検知結果に基づいて所定の出力を行う動作モードを実行する制御端末に情報を出力する情報端末であって、
    識別情報の認証が成功した場合に前記建物に設置された扉の施錠または解錠を実行または許可する錠システムから、前記認証の成功に応じて通知情報を取得する取得部と、
    取得された前記通知情報に基づいて前記動作モードの有効及び無効を切り替えるための情報を前記制御端末に出力する出力部とを備える
    情報端末。
  11. 前記出力部は、
    前記識別情報が第一の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、当該認証の成功に応じて取得された前記通知情報に基づいて前記情報を出力し、
    前記識別情報が前記第一の識別情報と異なる第二の識別情報である場合に当該識別情報の認証が成功したときには、前記情報を出力しない
    請求項10に記載の情報端末。
  12. コンピュータを、請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御システムとして機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項10または11に記載の情報端末として機能させるためのプログラム。
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