JP2007002449A - 施錠情報書込装置、施錠情報書込方法及び施錠情報書込システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、正確な施錠情報を書込可能な錠情報書込装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置であって、前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出手段と、検出された施錠情報を非接触型の記憶手段に書き込む書込手段と、
を含むことを特徴とする、施錠情報書込装置を提供する。
【選択図】 図3
【解決手段】 鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置であって、前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出手段と、検出された施錠情報を非接触型の記憶手段に書き込む書込手段と、
を含むことを特徴とする、施錠情報書込装置を提供する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、玄関などの扉の施錠情報を書込可能な施錠情報書込装置に関する。
人は外出した際、玄関等の施錠を忘れたのではないかというような不安にかられることがあり、場合によっては、不安感をもったまま目的地へ行かなければならないことがある。従来から、このような施錠忘れに関する不安感は知られており、それを解決するための手段として、鍵を収納可能なケースを用いて施錠確認を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図16は、前記特許文献1に記載された鍵収納ケースの概要を示す図である。図16において、鍵収納ケース10は、上ケース11、下ケース12、表示部13、キーホルダ部14、各種ボタン15から構成される。また、前記鍵収納ケース10は、図示しない施錠、開錠操作時における音を検出する施錠音センサ、鍵のキーホルダ部への出し入れを検出する鍵出し入れセンサ、また、ケースの蓋の開閉を検出する蓋開閉センサを備えている。ここで、鍵1は、鍵収納ケース10のキーホルダ部14に収納される。
外出の際、利用者は鍵1を用いて施錠を行った後、前記鍵収納ケース10のキーホルダ部14へ鍵1を差し込む。鍵収納ケース10では、上記3つのセンサを用いて利用者の施錠動作を検出し、その時刻を内部に保持する。その後、外出先などで利用者が施錠確認を行う際には、記録した施錠時刻を前記表示部13に表示する。
特許第3312900号明細書
しかしながら、前記従来の構成では、鍵1が収納ケース10から抜け落ちた場合などであってもその時刻が表示部13に表示されてしまうため、表示部13に表示された時刻が必ずしも施錠・解錠の時刻でない場合がある。よって、鍵1の保有者が正確な施錠・開錠時刻を把握できない。また、鍵1の保有者は外出時に、前記鍵収納ケース10を常に携帯する必要があり、持ち運びに不便である。また、施錠、開錠時において、鍵1を鍵収納ケース10から抜き差しする操作が必要となるため、利用者にとって煩わしさがある。
そこで、本発明は、前記従来の課題を解決するもので、正確な施錠情報を書込可能な施錠情報書込装置、施錠情報書込方法及び施錠情報書込システムを提供することを目的とする。ことを目的とする。
本願第1発明は、上記の課題を解決するために、鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置であって、前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出手段と、検出された施錠情報を非接触型の記憶手段に書き込む書込手段と、を含むことを特徴とする施錠情報書込装置を提供する。
開閉機構は例えば玄関の扉であり、上記施錠情報書込装置はこの扉に取り付けられる。家人が所有する鍵には施錠情報が書き込まれる非接触型の記憶手段がある。ここで、家人が鍵をロック部に差し込んで操作することにより扉を施錠すると、検出手段は扉が施錠された施錠時間、扉が施錠されたことを検出する。次に、書込手段はこの施錠時間及び施錠状態を含む施錠情報を鍵の記憶手段に送信し書き込む。よって、家人は、鍵に取り付けられた記憶手段に例えば携帯電話などでアクセスすることにより施錠情報を取得することができる。これにより、家人は出先においても扉の施錠状態を確認することができる。また、検出手段はロック部の作動に基づいて扉の施錠又は開錠状態を検出するため、家人は扉の施錠または開錠を正確に把握することができる。
なお、記憶手段に施錠時間だけでなく施錠状態が書き込むと、ユーザは扉の施錠状態を確実に把握することができる。例えば、短時間の間に複数回の施錠及び開錠を行った場合には、時間だけでは最終の施錠状態が不明になる場合がある。記憶手段が、扉が施錠されているのか開錠されているのかを記憶していることで、ユーザは現在の扉の施錠状態を正確に把握することができる。
本願第2発明は、第1発明において、前記検出部は、前記ロック部と連動する磁石と、前記磁石を囲むコイルとを有し、前記ロック部の動作に連動して前記磁石が前記コイル内を移動することにより生じる電気的な変位を検出することにより施錠又は開錠の状態を検出することを特徴とする施錠情報書込装置を提供する。
電気的な変位とは、例えば誘導電流や誘導電圧である。ロック部による施錠及び開錠により磁石がコイル内を移動して電気的な変位が発生する。検出部は、この電気的変位の発生時間により施錠又は開錠された時間を検出することができる。また、施錠と開錠とにおける磁石の移動方向が異なる場合には、発生する電気的変位の正負が異なる。検出部は、この正負に基づいて施錠又は開錠のいずれかであるかを検出することができる。
本願第3発明は、第1発明において、前記非接触型の記憶手段は、前記鍵に取り付けられていることを特徴とする施錠情報書込装置を提供する。
本願第4発明は、鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置における施錠情報書込方法であって、前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出ステップと、検出された施錠情報を非接触型の記憶手段に書き込む書込ステップと、を含むことを特徴とする施錠情報書込方法を提供する。本願第4発明は、本願第1発明と同様の作用効果を得ることができる。
本願第5発明は、鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置と、前記開閉機構の施錠情報を記憶する非接触型の記憶装置とを含む施錠情報書込システムであって、前記施錠情報書込装置は、前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出手段と、検出された施錠情報を非接触型の記憶装置に書き込む書込手段と有することを特徴とする、施錠情報書込システムを提供する。
本願第5発明は、本願第1発明と同様の作用効果を得ることができる。また、鍵と施錠情報を記憶する記憶部とが一体であるので、鍵を操作することにより施錠情報が記憶部に必ず書き込まれる。よって、ユーザは、記憶部と鍵とを常に一緒に持ち歩くという注意を払う必要が無く、またユーザの不注意により記憶部のみを忘れるということが無い。鍵の記憶部は、例えば非接触型の記憶装置であり、ICタグやICタグ機能付きの電子ペーパであり得る。記憶部がICタグである場合には、ICタグリーダによりICタグ内の施錠情報を読み取ることができる。よって、電話回線などの回線を使った通信を行うこと無く施錠情報を読み取ることが可能である。
本発明の施錠情報書込装置では、ロック部の動作状態に基づいて扉の施錠又は開錠状態を検出するため、家人は扉の施錠または開錠を正確に把握することができる。
<第1実施形態例>
(構成)
図1は、本発明の第1実施形態例に係る施錠情報書込システムを説明するための説明図である。施錠情報書込システム150は、施錠情報書込装置103と非接触型の記憶装置102とを含む。ここで、施錠情報書込装置103は開閉機構である扉104に取り付けられており、扉104は利用者が鍵101を操作することにより施錠又は開錠される。また、施錠情報書込装置103は、非接触型の記憶装置102に扉104の施錠情報を書き込む。非接触型の記憶装置102は、施錠情報書込装置103から受信した施錠情報を記憶する。また、非接触型の記憶装置102は、例えばIC(Integrated Circuit)タグやICタグ機能付き電子ペーパであり、鍵101に取り付けられている。
(構成)
図1は、本発明の第1実施形態例に係る施錠情報書込システムを説明するための説明図である。施錠情報書込システム150は、施錠情報書込装置103と非接触型の記憶装置102とを含む。ここで、施錠情報書込装置103は開閉機構である扉104に取り付けられており、扉104は利用者が鍵101を操作することにより施錠又は開錠される。また、施錠情報書込装置103は、非接触型の記憶装置102に扉104の施錠情報を書き込む。非接触型の記憶装置102は、施錠情報書込装置103から受信した施錠情報を記憶する。また、非接触型の記憶装置102は、例えばIC(Integrated Circuit)タグやICタグ機能付き電子ペーパであり、鍵101に取り付けられている。
図1に示すように、非接触型の記憶装置102がICタグである場合は、ICタグに記憶された施錠情報は例えば携帯電話などのICタグの読み取り装置105により読み出される。
図2は、施錠情報書込装置103による施錠情報の検出及び書込を説明するための説明図である。扉104には、鍵101が挿入される鍵穴である鍵結合部111と、施錠時に突出することによって開錠を不可にするロックバー113とが設けられている。また、扉104を支持する扉支持体104aには、ロックバー113が係合されるロックバー係合部115が設けられている。
外出の際、利用者は鍵101を扉104の鍵結合部111に挿入し、回転させる。このとき、ロックバー113が扉104から突出して扉支持体104aのロックバー係合部115に係合する。これにより、扉104が施錠される。扉104に取り付けられた施錠情報書込装置103は、施錠されたこと及び/又は施錠時間を検出して非接触型の記憶装置102に書き込む。一方、開錠の場合は、施錠情報書込装置103は、開錠されたこと及び/又は開錠時間を検出して書き込む。外出先において、利用者が施錠状態を確認したい場合は、ICタグの検出機能を有する携帯電話などのICタグの読み取り装置105を用いて、非接触型の記憶手段102に記録された情報を無線を介して取得する。取得した施錠情報が、携帯電話のディスプレイ等に表示されることにより、利用者は施錠確認を行うことが可能となる。
(機能構成)
図3は、施錠情報書込装置103の機能構成を示すブロック図である。施錠状態検出部121は、ロックバー113及びロックバー係合部115により扉104が施錠又は開錠されたか否かを検出する。時刻情報管理部122は、扉104が施錠された施錠時間または開錠された開錠時間を検出する。制御部123は、施錠状態検出部121から施錠又は開錠を示す施錠状態を取得し、時刻情報管理部122から施錠時間または開錠時間を取得する。制御部123は、これらの施錠状態と施錠又は開錠時間とを含む施錠情報を生成する。書込部124は、制御部123が生成した施錠情報を無線通信により非接触型の記憶装置102に送信して書き込む。
図3は、施錠情報書込装置103の機能構成を示すブロック図である。施錠状態検出部121は、ロックバー113及びロックバー係合部115により扉104が施錠又は開錠されたか否かを検出する。時刻情報管理部122は、扉104が施錠された施錠時間または開錠された開錠時間を検出する。制御部123は、施錠状態検出部121から施錠又は開錠を示す施錠状態を取得し、時刻情報管理部122から施錠時間または開錠時間を取得する。制御部123は、これらの施錠状態と施錠又は開錠時間とを含む施錠情報を生成する。書込部124は、制御部123が生成した施錠情報を無線通信により非接触型の記憶装置102に送信して書き込む。
上記では、施錠情報は施錠状態とその時間とを含んで構成されるが、施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせであっても良い。また、施錠情報は、最終の施錠状態や時間ではなく、一連の施錠状態又はその時刻を含む施錠履歴であっても良い。
書込部124のハードウェアは、非接触型の記憶装置102と無線通信が可能な送信アンテナで実現され、例えば扉104の外側表面に設けられる。一方、施錠状態検出部121、時刻情報管理部122及び制御部123の機能を実行するハードウェアは、例えば扉の内側に配置され、書込部124の送信アンテナと接続される。なお、書込部124のハードウェア及び施錠状態検出部121、時刻情報管理部122及び制御部123の機能を実行するハードウェアは、それらの機能を実行可能であれば、扉104の内側、外側又は扉の内部のいずれに設けられても良い。
(施錠状態検出部の具体例)
次に、施錠状態検出部121の具体的構成について説明する。図4は、施錠状態検出部の具体例を示す説明図である。
次に、施錠状態検出部121の具体的構成について説明する。図4は、施錠状態検出部の具体例を示す説明図である。
施錠状態検出部121は、ロックバー113に設けられた磁石131と、磁石131を囲むコイル133と、ロックバー113に連動して発生する電流を検出する電流検出部135を含む。
ここで、利用者における施錠又は開錠動作の検出方法について、図4を用いて説明する。利用者が鍵101を鍵結合部111に挿入して施錠動作を行うと、ロックバー113が突出してロックバー係合部115に係合する。一方、利用者が開錠動作を行うと、ロックバー113がロックバー係合部115から外れる。このような施錠又は開錠動作の際、ロックバー113に設けられた磁石131は、ロックバー113の動作に連動して移動する。ここで、ロックバー113がコイル133内を移動するため、磁石131も同様にコイル133内を移動する。よって、コイル133の周囲に磁界の変動が発生し、電磁誘導によってコイル133に誘導電流が発生する。電流検出部135が、発生した電流を検出することによって、ロックバー113の動作、すなわち、利用者によって施錠又は開錠動作がなされたことを検出できる。
なお、施錠と開錠の動作では、ロックバー113移動方向、つまり磁石131の移動方向が異なるため、磁界変動の向きが異なる。そのため、施錠又は開錠においては電磁誘導によって発生する電流の向きは互いに逆向きとなる。発生電流の向きを電流検出部135で検出して区別することによって、利用者の施錠動作と開錠動作とを判別可能となる。
なお、ロックバー113の移動による電気的な変位を検出できれば良く、前述の誘導電流ではなく誘導電圧を検出するようにしても良い。
(施錠情報の書込処理)
図5は、第1実施形態例に係る施錠情報書込装置における施錠情報の書込処理を示すフローチャートの一例である。
図5は、第1実施形態例に係る施錠情報書込装置における施錠情報の書込処理を示すフローチャートの一例である。
ステップS11:鍵101が鍵結合部111に挿入され操作されると、扉104のロックバー113が動作して扉104が施錠又は開錠される。このとき、ロックバー113及び磁石131が動作することにより誘導電流が発生し、電流検出部135がこの誘導電流を検出する。
なお、施錠情報として施錠又は開錠を示す施錠状態を書き込む場合、電流検出部135は誘導電流の正負に基づいて施錠状態を検出する。
ステップS13:施錠状態検出部121は、時刻情報管理部122に誘導電流の検出を通知する。時刻情報管理部122は、通知された時間に基づいて施錠又は開錠された時間を取得する。
ステップS15:制御部123は、時刻情報管理部122から施錠又は開錠時間を取得し施錠情報を生成する。また、制御部123は、施錠状態検出部121から施錠状態を取得して施錠状態を含む施錠情報を生成しても良い。
ステップS17:書込部124は、生成された施錠情報を非接触型の記憶装置102に送信して書き込む。
なお、制御部123が生成する施錠情報は、施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせであっても良い。施錠情報が施錠状態と施錠又は開錠された時間とを含む場合は、例えば次のような施錠情報が書き込まれる。施錠(Lock)の場合は、時刻情報と組み合わせて、例えば“05/02/04 19:30 L”という施錠情報が非接触型の記憶装置102に書き込まれる。一方、開錠(UnLock)の場合は、例えば“05/02/04 19:30 U”などの施錠情報が書き込まれる。よって、利用者は、非接触型の記憶装置102にアクセスすることにより、扉の施錠状態及び施錠又は開錠動作を行った時間を知ることができる。
このように、非接触型の記憶装置102に施錠又は開錠時間だけでなく施錠状態が書き込まれると、ユーザは扉の施錠状態を確実に把握することができる。例えば、利用者が、外出しようとして扉を施錠した直後に忘れ物に気づき再び開錠した場合など、利用者が近接した時間間隔(時刻)において、複数回の施錠、開錠操作を行った際にも、確実に施錠状態を確認することが可能となる。つまり、短時間の間に複数回の施錠及び開錠を行った場合には、施錠又は開錠時間だけでは最終の施錠状態が不明になる場合がある。非接触型の記憶装置102が、施錠状態を記憶していることで、ユーザは現在の扉の施錠状態を正確に把握することができる。
(非接触型の記憶装置)
非接触型の記憶装置102の例としては、例えばICタグやICタグ機能付き電子ペーパなどがある。以下にこれらについて説明する。
非接触型の記憶装置102の例としては、例えばICタグやICタグ機能付き電子ペーパなどがある。以下にこれらについて説明する。
(1)ICタグ
図6は、本実施形態におけるICタグ102aの構成を示す図である。ICタグ102aは、読み取り装置105及び施錠情報書込装置103との間で信号を送受信するためのアンテナ部151と、外部の読み取り装置105に対して情報の送信処理を行う送信部152と、外部の読み取り装置105からの情報を受信する受信部153と、施錠情報書込装置103から受信した施錠情報や、読み取り装置105に対して提供する情報を記憶する記憶部154と、ICタグ102aの動作電圧を管理する電源管理部155とを含む。図6に示すICタグ102aとしては、電池を内蔵しないパッシブタグを例に挙げている。外部のリーダライタである読み取り装置105及び施錠情報書込装置103から放射される電磁フィールド内をICタグ102aが通過すると、アンテナ部151では誘起電圧が発生する。電源管理部155は、この誘起電圧を管理している。なお、電源管理部155は、電力供給機能を果たす電池や太陽電池等を備えてもよい。
図6は、本実施形態におけるICタグ102aの構成を示す図である。ICタグ102aは、読み取り装置105及び施錠情報書込装置103との間で信号を送受信するためのアンテナ部151と、外部の読み取り装置105に対して情報の送信処理を行う送信部152と、外部の読み取り装置105からの情報を受信する受信部153と、施錠情報書込装置103から受信した施錠情報や、読み取り装置105に対して提供する情報を記憶する記憶部154と、ICタグ102aの動作電圧を管理する電源管理部155とを含む。図6に示すICタグ102aとしては、電池を内蔵しないパッシブタグを例に挙げている。外部のリーダライタである読み取り装置105及び施錠情報書込装置103から放射される電磁フィールド内をICタグ102aが通過すると、アンテナ部151では誘起電圧が発生する。電源管理部155は、この誘起電圧を管理している。なお、電源管理部155は、電力供給機能を果たす電池や太陽電池等を備えてもよい。
図7は、ICタグ102aにおける施錠情報の処理手順を示すフローチャートである。
施錠情報書込装置103の書込部124のハードウェアは、送信アンテナで実現されており扉104の外側表面に設けられているものとする。ここで、利用者が施又は開錠の操作を行う場合には、鍵101を鍵結合部111に差し込んで操作を行う。
ステップS21:鍵101に取り付けられたICタグ102aが、扉に設置された書込部124である送信アンテナに近接する。その際、ICタグ102aの電源管理部155は、アンテナから放射される電磁波を受信することにより起動電力を得る。
ステップS23:受信部153は利用者による鍵の動作に応じた施錠情報を受信する。
ステップS25:記憶部154は施錠情報を記憶する。
ICタグの読み取り装置105を用いて、以上のように施錠情報が書き込まれたICタグ102aにアクセスすることにより、利用者は施錠情報を確認することができる。また、ICタグに施錠情報を書き込むことで、携帯性に優れる。
(2)ICタグ機能付き電子ペーパ
図8は、本実施形態に係るICタグ機能付き電子ペーパの構成を示す図である。ICタグ機能付き電子ペーパ102bは、図8に示すように施錠情報を表示するための表示部160を有している。また、電子ペーパ102bは、外部の読み取り装置105及び施錠情報書込装置103と通信処理を行うために必要となるアンテナ161、送信部162、および受信部163と、制御部167と、電子ペーパ102b全体の電源を管理する電源管理部165と、施錠情報書込装置103から受信した施錠情報を記憶する記憶部164と、表示部160を制御する表示画面制御部166とから構成される。
図8は、本実施形態に係るICタグ機能付き電子ペーパの構成を示す図である。ICタグ機能付き電子ペーパ102bは、図8に示すように施錠情報を表示するための表示部160を有している。また、電子ペーパ102bは、外部の読み取り装置105及び施錠情報書込装置103と通信処理を行うために必要となるアンテナ161、送信部162、および受信部163と、制御部167と、電子ペーパ102b全体の電源を管理する電源管理部165と、施錠情報書込装置103から受信した施錠情報を記憶する記憶部164と、表示部160を制御する表示画面制御部166とから構成される。
次に、ICタグ付き電子ペーパの処理手順について図9を用いて説明する。図9は、電子ペーパ102bにおける施錠情報の処理手順を示すフローチャートである
ステップS31:鍵101に取り付けられたICタグ機能付き電子ペーパ102bが、扉に設置された書込部124である送信アンテナに近接する。その際、ICタグ機能付き電子ペーパ102bの電源管理部165は、アンテナから放射される電磁波を受信することにより起動電力を得る。
ステップS31:鍵101に取り付けられたICタグ機能付き電子ペーパ102bが、扉に設置された書込部124である送信アンテナに近接する。その際、ICタグ機能付き電子ペーパ102bの電源管理部165は、アンテナから放射される電磁波を受信することにより起動電力を得る。
ステップS33:受信部163は利用者による鍵の動作に応じた施錠情報を受信し、記憶部164は施錠情報を記憶する。
ステップS35、S37:電源管理部165は、主電源を有効(ON)する。その後、表示画面制御部166は、記憶部164に記録された施錠情報を表示部160に表示する。
ステップS39:表示処理が終わると、電源管理部165は主電源を無効化(OFF)する。
ここで、電子ペーパは表示内容を変更する時にだけ所定電圧を印加すればよく、一度、表示内容を変更すれば、電力供給を行わなくても変更後の表示内容が定常的に表示され続ける仕組みになっている。
以上のような電子ペーパを用いることにより、利用者は、鍵に取り付けられた電子ペーパの表示部を参照するだけで施錠状態を確認することが可能となる。よって、ICタグ検出機能を有する携帯電話などのICタグの読み取り装置が不要となり、利用者の利便性及び携帯性がさらに向上する。
なお、ICタグ102a及びICタグ機能付き電子ペーパ102bへの施錠情報の書き込みの際、施錠情報の書き込みが確実に行われたことを利用者に示す仕組みが備えられていてもよい。例えば、ICタグ102a及びICタグ機能付き電子ペーパ102b、または施錠情報書込装置103の扉外側にLED等の表示装置、またはスピーカ等の音声装置を備え、施錠動作、開錠動作が行われる度に発光し、または、音を出力しても構わない。さらに、施錠動作時と、開錠動作時を識別するように、発光色や発光タイミング、また、音の内容を区別しても構わないものとする。
以上のようなICタグやICタグ機能付き電子ペーパは、小型及び軽量であり携帯性や操作性に優れる。
(読み取り装置)
次に、ICタグ102aに記憶された施錠情報の読み出しについて説明する。図10は、本実施形態における読み取り装置の構成図である。図10では、特にICタグ検出機能付き携帯電話を例に挙げている。
次に、ICタグ102aに記憶された施錠情報の読み出しについて説明する。図10は、本実施形態における読み取り装置の構成図である。図10では、特にICタグ検出機能付き携帯電話を例に挙げている。
読み取り装置105は、通話やメール送受信、インターネットアクセス機能を有する既存の携帯電話において、さらにICタグとの通信機能を有するものである。読み取り装置105は、通常の通話用の構成として、スピーカ等の受話部202と接続される受信部203、マイクなどの通話部204と接続される送信部205、受信部203及び送信部205と接続される通話用アンテナ201及びダイヤル部207を含む。読み取り装置105は、さらにICタグとの通信機能に関する構成として、ICタグ102aとの情報通信を行うために必要なICタグ通信用アンテナ213、ICタグ送信部211、ICタグ受信部212、ICタグ102aから取得した施錠情報を記憶する記憶部209や、施錠情報を表示する表示部208及び制御部210を含む。
次に、このような読み取り装置105を用いたICタグの読み取り処理について説明する。
図11は、読み取り装置105及びICタグ102aにおけるICタグの読み取り処理を示すフローチャートの一例である。外出先で利用者が施錠状態を確認する際、利用者は読み取り装置105をICタグ102aに近づけ、ICタグ102aに記憶された情報の読み取り処理を開始する。
ステップS41:ICタグ102aの電源管理部155は、読み取り装置105のICタグ送信部211及びICタグ通信用アンテナ213から放射された電磁波を用いて起動電力を得る。
ステップS43:ICタグ102aの送信部152は、内部の記憶部154に記憶している施錠情報を読み取り装置105に対して送信する。
ステップS45:読み取り装置105のICタグ受信部212はICタグ102aから施錠情報を受信し、表示部208はこの施錠情報を表示する。
これにより、利用者は読み取り装置105の画面を参照することによって施錠状態を確認することが可能となる。
(作用効果)
以上のような構成により、利用者の施錠動作に基づいて、施錠情報が自動的に非接触型の記憶装置に記憶される。よって、利用者は出先においても扉の施錠状態を確認することができる。また、検出部はロック部の作動に基づいて扉の施錠又は開錠状態を検出するため、利用者は扉の施錠または開錠を正確に把握することができる。なお、記憶手段に施錠時間だけでなく施錠状態が書き込むと、ユーザは扉の施錠状態を確実に把握することができる。
以上のような構成により、利用者の施錠動作に基づいて、施錠情報が自動的に非接触型の記憶装置に記憶される。よって、利用者は出先においても扉の施錠状態を確認することができる。また、検出部はロック部の作動に基づいて扉の施錠又は開錠状態を検出するため、利用者は扉の施錠または開錠を正確に把握することができる。なお、記憶手段に施錠時間だけでなく施錠状態が書き込むと、ユーザは扉の施錠状態を確実に把握することができる。
また、施錠情報を鍵の付属品であるICタグに自動で書き込み、記憶することにより、利用者における携帯性、利便性が向上する。
<第2実施形態例>
(全体構成)
図12は、本発明の第1実施形態例に係る施錠情報書込システムを説明するための説明図である。図12において、図1〜図11と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
(全体構成)
図12は、本発明の第1実施形態例に係る施錠情報書込システムを説明するための説明図である。図12において、図1〜図11と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
施錠情報書込システム350は、施錠情報の書込を行う施錠情報書込装置403、施錠情報を記憶する非接触型の記憶装置102及び宅内セキュリティ管理装置301を含む。宅内セキュリティ管理装置301は、宅内の各種セキュリティ情報(照明やエアコンを代表とする家電機器の動作状況や、ガス栓、水道栓の開閉状況を示す情報)を管理しており、その管理対象となる照明装置302、エアコン303、ガス栓開閉センサ304、水道栓開閉センサ305及び窓開閉センサ306等と接続されている。
第2実施形態例では、扉の施錠履歴情報だけでなく、宅内の照明やエアコンの動作状態、ガス栓や水道栓、窓の開閉状態等を非接触型の記憶装置102に書き込む。これにより、利用者は施錠状態だけでなく、家の状態を外出先で確認することができる。よって、防犯や防災に関してより有益なシステムを提供することができる。
(施錠情報書込装置の機能構成)
図13は、施錠情報書込装置403の機能構成を示すブロック図である。図13に示す施錠情報書込装置403は、第1実施形態の施錠情報書込装置103にさらに宅内セキュリティ情報取得部320を含む。
図13は、施錠情報書込装置403の機能構成を示すブロック図である。図13に示す施錠情報書込装置403は、第1実施形態の施錠情報書込装置103にさらに宅内セキュリティ情報取得部320を含む。
宅内セキュリティ情報取得部320は、鍵101の施錠動作が検出されると、外部の宅内セキュリティ管理装置301に接続し、宅内機器のセキュリティ情報を取得する。制御部123は、宅内のセキュリティ情報を施錠情報とともに書込部124に送信し、書込部124は非接触型の記憶装置102にそれらの情報を書き込む。よって、非接触型の記憶装置102は、施錠情報及び宅内のセキュリティ情報を記憶する。第1実施形態例と同様に、非接触型の記憶装置102に記録された情報は、ICタグ検出機能付き携帯電話等で読み取ることが可能である。よって、利用者は宅内のセキュリティ情報を戸外で確認することが可能となる。
施錠情報及び宅内のセキュリティ情報の書込処理については、第1実施形態例と同様であるので説明を省略する。
(宅内セキュリティ管理装置)
次に、宅内セキュリティ管理装置301の動作について説明する。宅内セキュリティ管理装置301は、接続されている宅内の設備と通信を行い、前記設備の動作状況等を収集し管理する。例えば、図12に示す照明装置302は、照明のON/OFFを状態として管理している。エアコン303は、エアコンの動作状態(動作/静止、または電源ON/OFF)を管理している。ガス栓開閉センサ304、水道栓開閉センサ305は、ガス栓の開閉状態、または水道栓(水道蛇口)の開閉状態を管理している。さらに窓開閉センサ306は、窓の施錠有無を状態として管理する。これら宅内の設備は、宅内セキュリティ管理装置301からのネットワークを介した問い合わせに応じて、自設備の状態を宅内セキュリティ管理装置301に送信する。セキュリティ管理装置301は、これらの宅内の設備の情報を宅内のセキュリティ情報として管理する。また、宅内セキュリティ管理装置301は、施錠情報書込装置403からネットワークを介して、セキュリティ情報要求信号を受信すると、宅内のセキュリティ情報を施錠情報書込装置403へ送信する。
次に、宅内セキュリティ管理装置301の動作について説明する。宅内セキュリティ管理装置301は、接続されている宅内の設備と通信を行い、前記設備の動作状況等を収集し管理する。例えば、図12に示す照明装置302は、照明のON/OFFを状態として管理している。エアコン303は、エアコンの動作状態(動作/静止、または電源ON/OFF)を管理している。ガス栓開閉センサ304、水道栓開閉センサ305は、ガス栓の開閉状態、または水道栓(水道蛇口)の開閉状態を管理している。さらに窓開閉センサ306は、窓の施錠有無を状態として管理する。これら宅内の設備は、宅内セキュリティ管理装置301からのネットワークを介した問い合わせに応じて、自設備の状態を宅内セキュリティ管理装置301に送信する。セキュリティ管理装置301は、これらの宅内の設備の情報を宅内のセキュリティ情報として管理する。また、宅内セキュリティ管理装置301は、施錠情報書込装置403からネットワークを介して、セキュリティ情報要求信号を受信すると、宅内のセキュリティ情報を施錠情報書込装置403へ送信する。
図14に、宅内セキュリティ管理装置301が収集、管理する宅内セキュリティ情報の一例を示す。同図(a)は、セキュリティ情報のビットフィールドを示している。本実施例においては、管理対象設備数を8、それぞれの状態を1ビットで表現している。また、同図(b)は、各設備の状態とビットの対応表を示すものである。ある時刻に収集されたセキュリティ情報が(a)の状態である場合、窓#1のフィールドが1であることから、窓#1が施錠されていないことが分かる。利用者は、ICタグに記録されたこれらの情報を携帯端末で読み取ることによって、宅内設備の状況を確認することが可能となる。
本実施の形態において、鍵101の付属品である非接触型の記憶装置及び読み取り装置105の構造に関しては、第1実施形態例と同様であるため説明を省略する。
また、ICタグ、または扉側設備(ICタグ制御信号発生装置)にLEDやブザー等を設置しておき、宅内セキュリティ情報のうち、1つ以上、または特定のビットが1である場合にLEDを点滅させたり、ブザー音を発したりすることによって、利用者に施錠確認を促すようにしてもよい。
(作用効果)
かかる構成によれば、玄関扉の施錠状態ばかりでなく、利用者宅の宅内設備の状況について外出先で確認することが可能となり、防犯、防災の観点から、利用者に対して安心感を提供することができる。
かかる構成によれば、玄関扉の施錠状態ばかりでなく、利用者宅の宅内設備の状況について外出先で確認することが可能となり、防犯、防災の観点から、利用者に対して安心感を提供することができる。
(その他の実施形態例)
なお、本実施の形態においては、図1等に示すように鍵101の付属品としてキーホルダ形状の非接触型の記憶装置を設けている。しかし、例えば図15(a)に示すように、鍵101とICタグ等の非接触型の記憶装置102とが一体であっても良いし、あるいは図15(b)に示すように非接触型の記憶装置102が鍵101から着脱可能であっても構わない。図15(a)では、非接触型の記憶装置102は鍵101に貼り付けられており、鍵101と非接触型の記憶装置102とが一体となっている。一方、図15(b)では、非接触型の記憶装置102が鍵カバー500に取り付けられており、鍵カバー500は鍵101に対して取り外し可能である。よって、非接触型の記憶装置102は鍵101に対して着脱可能となっている。
なお、本実施の形態においては、図1等に示すように鍵101の付属品としてキーホルダ形状の非接触型の記憶装置を設けている。しかし、例えば図15(a)に示すように、鍵101とICタグ等の非接触型の記憶装置102とが一体であっても良いし、あるいは図15(b)に示すように非接触型の記憶装置102が鍵101から着脱可能であっても構わない。図15(a)では、非接触型の記憶装置102は鍵101に貼り付けられており、鍵101と非接触型の記憶装置102とが一体となっている。一方、図15(b)では、非接触型の記憶装置102が鍵カバー500に取り付けられており、鍵カバー500は鍵101に対して取り外し可能である。よって、非接触型の記憶装置102は鍵101に対して着脱可能となっている。
さらに、本発明の非接触型の記憶部は、携帯電話内蔵のICタグであっても同様の効果が得られる。すなわち、施錠情報を携帯電話に内蔵されたICタグに記録しても構わない。
また、本実施の形態においては施錠履歴を記録する媒体としてICタグ等の非接触型の記憶装置を記載しているが、非接触に限定せず、ICカードのように、接触型で電気的な記憶手段を有するものであっても構わない。
また、本実施の形態においては、既存の扉側設備の変更に関する工数を少なくする目的のために、書込部124である送信アンテナ等を扉表面に設けるが、扉を加工し、それらを扉内部、または扉外部(戸外側)に設置しても構わない。また、ICタグは、複数の操作履歴情報を書き込み可能とし、携帯電話にて複数の履歴情報を参照可能としても構わない。
本発明の施錠情報書込装置は、利用者の施錠(開錠)動作を自動検出し、その施錠情報を自動的に記憶部に書き込む。よって、利用者が外出先で施錠状態を簡単に確認する方法として有用である。
101:鍵
102:非接触型の記憶装置
103:施錠情報書込装置
104:扉
105:読み取り装置
113:ロックバー
121:施錠状態検出部
122:時刻情報管理部
124:書込部
131:磁石
133:コイル
135:電流検出部
301:宅内セキュリティ管理装置
320:宅内セキュリティ情報取得部
102:非接触型の記憶装置
103:施錠情報書込装置
104:扉
105:読み取り装置
113:ロックバー
121:施錠状態検出部
122:時刻情報管理部
124:書込部
131:磁石
133:コイル
135:電流検出部
301:宅内セキュリティ管理装置
320:宅内セキュリティ情報取得部
Claims (5)
- 鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置であって、
前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出手段と、
検出された施錠情報を非接触型の記憶手段に書き込む書込手段と、
を含むことを特徴とする、施錠情報書込装置。 - 前記検出部は、
前記ロック部と連動する磁石と、
前記磁石を囲むコイルとを有し、
前記ロック部の動作に連動して前記磁石が前記コイル内を移動することにより生じる電気的な変位を検出することにより施錠又は開錠の状態を検出することを特徴とする、請求項1に記載の施錠情報書込装置。 - 前記非接触型の記憶手段は、前記鍵に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の施錠情報書込装置。
- 鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置における施錠情報書込方法であって、
前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出ステップと、
検出された施錠情報を非接触型の記憶手段に書き込む書込ステップと、
を含むことを特徴とする、施錠情報書込方法。 - 鍵の操作に応じたロック部の動作により施錠又は開錠が行われる開閉機構に取り付けられる施錠情報書込装置と、前記開閉機構の施錠情報を記憶する非接触型の記憶装置とを含む施錠情報書込システムであって、
前記施錠情報書込装置は、
前記ロック部による開閉機構の施錠状態、施錠時間または開錠時間のいずれか、あるいはそれらの組み合わせである施錠情報を検出する検出手段と、
検出された施錠情報を非接触型の記憶装置に書き込む書込手段と有することを特徴とする、施錠情報書込システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005181468A JP2007002449A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 施錠情報書込装置、施錠情報書込方法及び施錠情報書込システム |
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JP2007002449A true JP2007002449A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37688310
Family Applications (1)
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JP2005181468A Pending JP2007002449A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 施錠情報書込装置、施錠情報書込方法及び施錠情報書込システム |
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JP (1) | JP2007002449A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009026599A1 (de) * | 2007-08-24 | 2009-03-05 | EVVA-WERK SPEZIALERZEUGUNG von Zylinder- und Sicherheitsschlössern Gesellschaft m.b.H. & Co. KG | Verwendung eines bistabilen und/oder biegsamen displays |
WO2012124354A1 (ja) * | 2011-03-14 | 2012-09-20 | オムロン株式会社 | 鍵およびその動作方法、鍵管理装置および鍵管理方法、鍵管理システム、並びにプログラム |
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2005
- 2005-06-22 JP JP2005181468A patent/JP2007002449A/ja active Pending
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