JPH09163007A - 自動検針処理方式 - Google Patents

自動検針処理方式

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Publication number
JPH09163007A
JPH09163007A JP32026495A JP32026495A JPH09163007A JP H09163007 A JPH09163007 A JP H09163007A JP 32026495 A JP32026495 A JP 32026495A JP 32026495 A JP32026495 A JP 32026495A JP H09163007 A JPH09163007 A JP H09163007A
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JP
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customer
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wireless
automatic meter
processing method
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Application number
JP32026495A
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English (en)
Inventor
Seiya Takano
誠也 高野
Shuichi Kikuchi
秀一 菊地
Kazuhiro Ohashi
一弘 大橋
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な設置工事で使用電力量や電力料金等の電
力情報を需要家に通知でき、検針及び通知業務の自動化
を達成することを課題とする。 【解決手段】端末装置2では、データ収集管理装置6か
らの送信要求指令に応じて、電子式電力量計1で検出さ
れる使用電力に関する各種の検出信号を電話回線5を介
してデータ収集管理装置6に送信し、データ収集管理装
置6では、送信された検出信号を基に電力情報を生成し
所定の時期にこの電力情報をノーリンギング通信で電話
回線5を介して端末装置2に送信する。端末装置2から
出力される電力情報は、屋外及び屋内にそれぞれ設置さ
れる無線送信機3及び無線受信機10による信号の授受
により屋内に送信され、無線受信機10に接続されるプ
リンタ11で電力情報を印字し、電力情報を需要家に通
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、需要家で使用され
る電力やガスや水道等に関する検出を行って、需要家に
例えば使用料金等の使用情報を通知することができる自
動検針処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、需要家で使用される例えば電力に
関する各種の検出を自動的に行う自動検針処理方式は、
例えば、図4に示すように、電力を使用する各需要家の
建物101の屋外に設置された電子式電力量計102及
び端末装置103と、端末装置103にノーリンギング
通信の可能な電話回線105を介して接続される電力会
社の例えばデータ収集センター104とから構成されて
いる。そして、電子式電力量計102で使用電力量が自
動的に計測され、端末装置103は、例えばデータ収集
センター104からの送信要求指令に応じて、計測され
た使用電力量の情報を電話回線105を介してデータ収
集センター104に送信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例にあっては、データ収集センター104に送信された
使用電力量から電力料金を算出して、各需要家に使用電
力量や電力料金等の使用情報を提供する際に、電力料金
等の記載された通知票を郵送しているので、通知業務に
人手が掛かるという未解決の問題があり通知業務の自動
化が望まれていた。
【0004】通知業務の自動化を行う場合には、電力料
金等の使用情報を需要家の屋内にいる家人に通知する必
要があり、その通知を行うために送信ケーブルを需要家
の屋内に引き込むことが考えられるが、この場合には、
需要家の建物の外壁に送信ケーブルを通すための穴を設
ける工事が必要となり、設置工事のための了承を需要家
から得ることが困難であるという未解決の問題がある。
そして、電力に関するこの通知業務の自動化の問題は、
ガスや水道についても同様に未解決の問題となってい
る。
【0005】したがって、本発明は上記未解決の問題を
解消し、検針の自動化を実行できると共に、簡単な設置
工事を行って例えば使用料金等の使用情報を需要家に通
知できて通知業務の自動化を達成することができる自動
検針処理方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る自動検針処理方式は、電力等を使用
する需要家の屋外に設置され当該需要家における使用電
力等に関する各種の検出を行う検出装置と、ノーリンギ
ング通信サービスの適用を受ける電話機の接続された電
話回線を介して前記検出装置に接続され、当該検出装置
の検出データを収集し、この収集した検出データを基に
前記需要家に通知する使用情報を生成して管理する遠隔
地に設置されたデータ収集管理装置とを有する自動検針
処理方式において、前記需要家の屋外に設置され、前記
電話回線を介して前記データ収集管理装置から供給され
る前記使用情報を前記需要家の屋内に所定の周波数の電
波で送信する無線送信機と、前記需要家の屋内に設置さ
れ前記無線送信機からの無線使用情報を受信する無線受
信機と、前記需要家の屋内に設置され前記無線受信機の
出力信号が入力され前記使用情報を出力する出力装置と
を備えることを特徴とする。
【0007】この請求項1に係る発明では、需要家の屋
内及び屋外に、無線信号で送受信を行う無線送信機及び
無線受信機をそれぞれ設置している。そして、データ収
集管理装置で、検出データを基に例えば使用電力量や電
力料金等の使用情報を生成し、この使用情報を電話回線
を介して無線送信機に送信し、更に、無線送信機で無線
信号にして屋内の無線受信機へ送信し、送信された使用
情報を出力装置で出力しているので、通知業務の自動化
が達成され、簡単な設置工事を行うことで使用情報を需
要家に通知することができる。
【0008】そして、請求項2に係る自動検針処理方式
は、電力等を使用する需要家の屋外に設置され当該需要
家における使用電力等に関する各種の検出を行う検出装
置と、該検出装置に専用回線を介して接続され、当該検
出装置の検出データを収集し、この収集した検出データ
を基に前記需要家に通知する使用情報を生成して管理す
る遠隔地に設置されたデータ収集管理装置と、前記需要
家の屋外に設置され、前記専用回線を介して前記データ
収集管理装置から供給される前記使用情報を前記需要家
の屋内に無線で送信する無線送信装置と、前記需要家の
屋内に設置され前記無線送信装置からの無線使用情報を
受信する無線受信装置と、前記需要家の屋内に設置され
前記無線受信装置の出力信号が入力され前記使用情報を
出力する出力装置とを備えることを特徴とする。
【0009】この請求項2に係る発明では、データ収集
管理装置で生成された使用情報を専用回線を介して無線
送信装置に供給し、さらに、この無線送信装置から屋内
の無線受信装置に使用情報を送信している。このよう
に、専用回線を用いているので、送信の必要なときには
確実に送信を行うことができ、例えば使用電力状態に異
常が検知されたときに直ちに緊急情報を需要家に通知す
ることができる。
【0010】そしてまた、請求項3に係る自動検針処理
方式は、前記無線送信装置及び前記無線受信装置が、そ
れぞれ所定の周波数の電波で信号の授受を行う無線送信
機及び無線受信機で構成されることを特徴とする。この
請求項3に係る発明では、無線送信装置及び無線受信装
置が、それぞれ無線送信機及び無線受信機で構成される
ので、無線送信装置及び無線受信装置の小型化且つ低コ
スト化が可能となる。
【0011】さらに、請求項4に係る自動検針処理方式
は、電力等を使用する需要家の屋外に設置され当該需要
家における使用電力等に関する各種の検出を行う検出装
置と、ノーリンギング通信サービスの適用される電話回
線を介して前記検出装置に接続され、当該検出装置の検
出データを収集し、この収集した検出データを基に前記
需要家に通知する使用情報を生成して管理する遠隔地に
設置されたデータ収集管理装置とを有する自動検針処理
方式において、前記需要家の屋内に設置され且つ前記デ
ータ収集管理装置に前記電話回線を介して接続され、当
該データ収集管理装置から発信される前記使用情報を受
信して当該使用情報を出力する出力装置を有した宅内端
末機器とを備えることを特徴とする。
【0012】この請求項4に係る発明では、例えばファ
クシミリ装置や、変復調装置を有したパーソナルコンピ
ュータや、文書通信を行うテレックスやテレテックス等
の、出力装置を有した宅内端末機器を需要家の屋内に設
置し、この宅内端末機器は電話回線に接続されているの
で、既設の電話回線網を用いて容易に使用情報を需要家
に通知することができる。
【0013】そして、請求項5に係る自動検針処理方式
は、前記宅内端末機器が、ファクシミリ装置であること
を特徴とする。この請求項5に係る発明では、宅内端末
機器として需要家が設置しているファクシミリ装置を用
いることができるので、屋内に設置する装置が簡略化さ
れ簡単な構成で使用情報を需要家に通知することができ
る。
【0014】さらに、請求項6に係る自動検針処理方式
は、前記出力装置が、印字装置、表示装置、及び音声出
力装置の何れか一であることを特徴とする。この請求項
6に係る発明では、出力装置として、例えばプリンタに
よる印字装置や、例えば液晶で構成される表示装置や、
使用情報を音声で知らせる音声出力装置が用いられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。本発明に係る自動検針処理方式
は、電力、ガス、及び水道等の検針及び通知業務の自動
化に適用でき、その一例として電力について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動検針処理方式
を示すブロック図であり、この自動検針処理方式では、
電力需要家における電力に関する各種の検出を行う検出
装置としての電子式電力量計1と、電子式電力量計1か
ら供給される検出データや各種の情報の伝送処理を行う
端末装置2と、端末装置2に接続される無線送信装置と
しての無線送信機3と、端末装置2に接続される異動処
理用開閉器4とが需要家の屋外に設置されている。さら
に、ノーリンギング通信の可能な例えばアナログ伝送の
電話回線5に接続され、端末装置2から伝送され収集し
た検出データを基にコンピュータで使用電力量や電力料
金等の電力情報を生成して管理するデータ収集管理装置
6が遠隔地に設置されている。そして、データ収集管理
装置6及び端末装置2間には分岐器7が設置され、デー
タ収集管理装置6から分岐器7までが電話回線5で接続
され、分岐器7で2つに分岐される一方の配線8aは、
端末装置2に接続され、他方の配線8bは、需要家の屋
内に設置されている電話機9に接続される。また、需要
家の屋内には、無線送信機3からの無線電力情報を受信
する無線受信装置としての無線受信機10と、無線受信
機10からの出力信号が入力され電力情報を出力する出
力装置としてのプリンタ11とが設置されて構成され
る。
【0016】ここで、電子式電力量計1は、使用電力量
の計測や、電圧異常、力率、及び高周波成分による電圧
変動等の電力品質を検出する機能を有している。この電
力品質の検出機能は常時作動しており、例えば、電圧低
下が生じて予め設定された範囲の値と異なる値の検出デ
ータが検出されたときには、異常通報信号が電子式電力
量計1から端末装置2へ出力される。
【0017】端末装置2では、通常、データ収集管理装
置6からの送信要求指令に応じて検出データをデータ収
集管理装置6に送信しているが、電子式電力量計1から
異常通報信号を受けたときには、送信要求指令に関わら
ずデータ収集管理装置6に対して異常通報を行う。ま
た、端末装置2及びデータ収集管理装置6には、電話回
線5で所定のアナログ伝送を可能にするための図示しな
い変復調装置(モデム)と網制御装置(NCU)とが備
えられており、変復調装置で、検出データ及び電力情報
を電話回線5の特性に合わせた交流信号に変調すると共
に、交流信号を検出データ及び電力情報に復調し、網制
御装置で、電話局の交換機の起動、ダイヤル選択信号の
送出、及び呼出信号の受信等の電話網の接続制御処理を
自動的に行う。
【0018】無線送信機3は、端末装置2から供給され
た電力情報及び制御信号を所定周波数の例えばFM波に
変調し微弱電力の電波を出力するように構成される。異
動処理用開閉器4は、データ収集管理装置6からの制御
信号によって開閉制御され、需要家が例えば引っ越しで
異動したときに通電路を閉じて電力の供給を遮断する。
【0019】そして、無線受信機10は、無線送信機3
の電波を受信可能なように構成され、検出した電力情報
及び制御信号をプリンタ11に供給する。プリンタ11
では、供給された制御信号に従って電力情報を印字する
ように構成される。また、ノーリンギング通信サービス
は、既設の電話回線を利用し、データ収集管理装置6か
ら端末装置2へ発信処理を行うときに、交換機の接続処
理を制御して電話機9の着信ベルを鳴らさずに端末装置
2に着信させることができるサービスであり、発信処理
を行う電力会社と交換機の切換を行う電話会社との間で
サービス実施の契約が結ばれる。
【0020】次に、第1実施形態の動作を説明する。デ
ータ収集管理装置6は、所定の時期にデータ収集のため
に発呼信号や選択信号の送出等の発信処理を行う。この
発信処理では、ノーリンギング通信サービスを利用する
ことによって、電話機9の着信ベルを鳴らさないで、デ
ータ収集管理装置6及び端末装置2間を通話状態にす
る。
【0021】そして、通話状態時にデータ収集管理装置
6からの送信要求指令が端末装置2に伝達されると、端
末装置2では、電子式電力量計1からの検出データの情
報をデータ収集管理装置6に送信し、データ収集管理装
置6は検出データを収集する。この後、終話信号が端末
装置2から局の交換機に対して出力され、データ収集管
理装置6は電話回線5を解放する。
【0022】データ収集管理装置6では、送信された検
出データを基に電力料金を算出し、所定の時期に端末装
置2に対してノーリンギング通信で発信処理を行って、
端末装置2を通話状態に保持し、使用電力量や電力料金
や需要者の住所・氏名等で構成される電力情報及び各種
の制御信号を端末装置2に送信する。端末装置2では、
送信された電力情報等を無線送信機3に出力し、無線送
信機3で、電力情報等を所定周波数の微弱電力の電波に
して出力する。
【0023】需要家の屋内に設置されている無線受信機
10では、無線送信機3の電波を受信して電力情報及び
制御信号を取り出し、これらの電力情報等をプリンタ1
1に出力する。プリンタ11では、使用電力量及び電力
料金等の電力情報を、送信された制御信号に従って所定
の用紙に印字し、通知票を作成する。そして、端末装置
2は、データ収集管理装置6から送信終了の制御信号を
受けた後に局の交換機に対して終話信号を出力し、デー
タ収集管理装置6は、送信を終了して電話回線5を解放
する。
【0024】なお、データ収集管理装置6及び端末装置
2間でデータ送信中に、需要家の家人が例えば通話をし
ようとして受話器を上げた場合には、ノーリンギング通
信方式では通話が優先されてデータ送信が中断されるの
で、このときには、データ収集管理装置6は、所定時間
の間隔をもって発信処理を行って電話機9aの非通話状
態のときに再度データ送信を実行する。
【0025】また、端末装置2に電子式電力量計1から
異常通報信号が供給されたときには、着信側で通話料金
を払うフリーダイヤル方式で端末装置2からデータ収集
管理装置4に異常通報を行う。電力会社では、異常通報
を受けたときには担当の係員が所定の処置を行うと共
に、異常通報に対応した情報をデータ収集管理装置6か
ら発信してプリンタ11に印字させて需要家に通知す
る。このため、需要家は、異常が発生したときに電力会
社に問い合わせの連絡をしなくとも速やかに異常の内容
を知ることができる。
【0026】このように、第1実施形態においては、デ
ータ収集管理装置6では、送信された検出データを基に
使用電力量及び電力料金等の電力情報を生成し、この電
力情報は、無線送信機3及び無線受信機10によって需
要家の屋外から屋内に送信されて需要家に通知される。
したがって、通知業務の自動化を達成することができ、
通知票を郵送する業務を省くことが可能となる。しか
も、需要家の外壁に信号線を通すための穴を新たに設け
る工事が不要となるので、通知業務の自動化を簡単な設
置工事で達成することができる。
【0027】また、電力情報の送信と一般の通話を1つ
の電話回線で共用しているので、需要家に既に電話回線
が敷設されているときにはこれを利用でき、電力情報の
送信のために新たに電話回線を増設しなくてもよく、設
置費用を低減することができる。また、無線送信機及び
無線受信機を用いているので、無線送信装置及び無線受
信装置の小型化且つ低コスト化が可能となる。
【0028】次に、第2実施形態に係る自動検針処理方
式を、図2に基づいて説明する。なお、図1のブロック
と同一の構成要素には同一の参照番号を付して詳細な説
明を省略する。この第2実施形態では、第1実施形態で
用いた電話回線5の代わりに例えばディジタル伝送を行
う専用回線12を用いており、データ収集管理装置6及
び端末装置2間を直接的に専用回線12で接続してい
る。したがって、電話機9は専用回線12には接続され
ておらず図示しない電話回線に接続され、これらの点を
除いて第1実施形態と同様に構成される。
【0029】次に、第2実施形態の動作を説明する。デ
ータ収集管理装置6は、所定の時期に、端末装置2に対
してデータ収集のための送信要求指令を出力すると、端
末装置2は、これに応答して、電子式電力量計1で検出
された使用電力量や電力品質等の検出データをデータ収
集管理装置6に送信する。
【0030】そして、データ収集管理装置6では、送信
された検出データを基に電力料金を算出し、所定の時期
に、電力情報及び各種の制御信号を端末装置2に送信す
る。端末装置2では、送信された電力情報等を無線送信
機3に出力し、無線送信機3、無線受信機10、及びプ
リンタ11の各装置によって第1実施形態と同様の処理
が行われ、電力情報が需要家に通知される。
【0031】このように、第2実施形態においては、専
用回線を用いているので、送信の必要なときには確実に
送信を行うことができ、例えば使用電力状態に異常が検
知されたときに直ちに緊急情報を需要家に通知すること
ができる。なお、上記第2実施形態においては、ディジ
タル伝送用の専用回線12を用いた場合について説明し
たが、アナログ伝送用の専用回線12を用いてもよい。
また、専用回線として電力線を使用して、電力線に信号
を付加して送信を行ってもよい。さらに、専用回線は、
無線方式の専用回線、又は有線と無線を組み合わせた専
用回線で構成してもよい。
【0032】また、上記第2実施形態では、無線送信機
3及び無線受信機10の代わりに、コードレス電話機の
子機及び親機を屋外及び屋内にそれぞれ設置し、この子
機にはデータ入力端子を設け、親機にはデータ出力端子
を設けて、子機の入力端子及び親機の出力端子をそれぞ
れ端末装置2及びプリンタ11に接続し、子機及び親機
の内線通話機能を利用して屋内外の送信を行うようにし
てもよい。また、屋内外に各々子機を設置し、子機同士
の内線通話機能を利用するようにしてもよい。さらに、
コードレス電話機の他に、携帯電話機や簡易携帯電話機
(PHS)等の無線通話の可能な電話機を同じように構
成して用いてもよい。コードレス電話機等の親機及び子
機には、他のコードレス電話機等との混信等を回避する
ための個別の識別コードが付与されており、親機及び子
機間等の接続処理は、親機及び子機の各機の相互の識別
コードの照合を行ったうえで実行されるので、隣家との
混信を回避でき確実に屋内外の送信を実行することがで
きる。
【0033】次に、第3実施形態に係る自動検針処理方
式を、図3に基づいて説明する。なお、図1及び図2の
ブロックと同一の構成要素には同一の参照番号を付して
詳細な説明を省略する。この第3実施形態の自動検針処
理方式は、電子式電力量計1と、電子式電力量計1の検
出データが入力される端末装置2と、端末装置2に接続
される異動処理用開閉器4とが需要家の屋外に設置さ
れ、端末装置2に配線8aとノーリンギング通信の可能
な例えばアナログ伝送用の電話回線5とを介して接続さ
れるデータ収集管理装置6が需要家の遠隔地に設置さ
れ、そして、データ収集管理装置6及び端末装置2間に
は分岐器7が設置され、データ収集管理装置6から分岐
器7までが電話回線5で接続され、分岐器7で2つに分
岐される一方の配線8aは、端末装置2に接続され、他
方の配線8bは、需要家の屋内に設置されているファク
シミリ装置13に接続されるよう構成される。したがっ
て、端末装置2及びファクシミリ装置13は共通の電話
回線5に接続される。
【0034】次に、この第3実施形態の動作を説明す
る。検出データがデータ収集管理装置6に伝送されて電
力情報が生成されるまでの処理手順は上記第1実施形態
と同様である。そして、データ収集管理装置6では、生
成された電力情報を需要家に送信するために、所定の時
期にファクシミリ装置13に対して発信処理を行って通
話状態に保持させ、ファクシミリ装置13に電力情報を
送信して通知票を作成させる。
【0035】このように、第3実施形態においては、フ
ァクシミリ装置を用いているので、特別な装置を設置す
ることなく電力情報を印字して通知票を簡単に作成する
ことができる。なお、上記第3実施形態においては、電
力情報を需要家に通知する宅内端末機器としてファクシ
ミリ装置を用いているが、これに限定されるものではな
く、例えば、プリンタを有し且つデータ通信が可能な変
復調装置を有したパーソナルコンピュータを用いてもよ
く、また、文書通信を行うテレックスやテレテックスの
端末機器を用いてもよい。
【0036】また、上記第1及び第2実施形態や、第3
実施形態の変形例においては、電力情報をプリンタ11
で印字して需要家に通知しているが、これに限定される
ものではなく、プリンタ11の代わりに、例えば、液晶
で構成される表示器や、電力情報を音声で出力する音声
出力装置を設置してもよい。ここで、表示器や音声出力
装置を用いたときには、電力情報を記憶させるメモリを
表示器及び音声出力装置に内蔵しておき、需要家が所望
のときに電力情報を見たり聞いたりできるように構成す
る。このように、表示器や音声出力装置を用いた場合に
は、プリンタを用いたときのような印字紙の供給が不要
となり維持管理が簡単になる。
【0037】また、上記第1及び第2実施形態において
は、電子式電力量計1で検出された検出データは端末装
置2を介してデータ収集管理装置6に送信され、データ
収集管理装置6で生成された電力情報も端末装置2を介
して需要家に供給され、1つの端末装置2を介して検出
データと電力情報の伝送が行われているが、これに限定
されるものではなく、別個の端末装置、即ち、検出デー
タを送信する端末装置と電力情報を受信する端末装置と
をそれぞれ備えるようにしてもよい。
【0038】また、上記第1及び第3実施形態におい
て、ディジタル伝送用の電話回線5を用いてもよく、こ
の場合には、端末装置2及びデータ収集管理装置6に
は、ディジタル伝送を可能にするための変復調装置をそ
れぞれ備えるようにする。また、上記第1〜第3実施形
態においては、電力における検針及び通知業務の自動化
について説明したが、ガス及び水道の場合には、電子式
電力量計1の代わりにそれぞれガス及び水道の使用量や
異常状態を検出可能な装置を用いることにより、上記と
同様の効果を達成することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る自
動検針処理方式によれば、データ収集管理装置で、検出
装置からの検出データを収集し且つ検出データを基に使
用情報を生成し、この使用情報が無線送信機に送信され
て、屋外の無線送信機から屋内の無線受信機へ無線で送
信され、送信された使用情報を出力装置で出力して需要
家に通知しているので、検針及び通知業務の自動化を達
成することができ、通知票を郵送する業務を省くことが
できるという効果を有する。さらに、需要家の建物の外
壁に信号線を通すための穴を設けなくても簡単な設置工
事を行うことで使用情報を需要家に通知することができ
るので、設置工事の了承を需要家から得やすくなるとい
う効果も有する。
【0040】そして、請求項2に係る自動検針処理方式
によれば、専用回線を用いているので、上記請求項1と
同様な効果を有すると共に、送信の必要なときには直ち
に送信を行うことができ、特に使用電力等に異常が検知
されたときは直ちに需要家に緊急情報を通知することが
でき大いに効果が発揮される。そしてまた、請求項3に
係る自動検針処理方式によれば、無線送信装置及び無線
受信装置が、それぞれ無線送信機及び無線受信機で構成
されているので、無線送信装置及び無線受信装置の小型
化且つ低コスト化が可能になるという効果を有する。
【0041】さらに、請求項4に係る自動検針処理方式
によれば、出力装置を有した宅内端末機器を需要家の屋
内に設置し、この宅内端末機器は電話回線に接続されて
いるので、既設の電話回線網を用いて容易に使用情報を
需要家に通知することができ、通知業務の自動化を達成
することができるという効果を有する。そして、請求項
5に係る自動検針処理方式によれば、宅内端末機器とし
て需要家が設置しているファクシミリ装置を用いること
ができるので、屋内に設置する装置が簡略化され簡単な
構成で使用情報を需要家に通知することができるという
効果を有する。
【0042】さらに、請求項6に係る自動検針処理方式
によれば、出力装置として、印字装置、表示装置、及び
音声出力装置の何れかを用いて、需要家に対する使用情
報の通知を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動検針処理方式の第1実施形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】自動検針処理方式の第2実施形態の構成を示す
ブロック図である。
【図3】自動検針処理方式の第3実施形態の構成を示す
ブロック図である。
【図4】従来の自動検針処理方式の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 電子式電力量計 2 端末装置 3 無線送信機 5 電話回線 6 データ収集管理装置 9 電話機 10 無線受信機 11 プリンタ 12 専用回線 13 ファクシミリ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力等を使用する需要家の屋外に設置さ
    れ当該需要家における使用電力等に関する各種の検出を
    行う検出装置と、ノーリンギング通信サービスの適用を
    受ける電話機の接続された電話回線を介して前記検出装
    置に接続され、当該検出装置の検出データを収集し、こ
    の収集した検出データを基に前記需要家に通知する使用
    情報を生成して管理する遠隔地に設置されたデータ収集
    管理装置とを有する自動検針処理方式において、 前記需要家の屋外に設置され、前記電話回線を介して前
    記データ収集管理装置から供給される前記使用情報を前
    記需要家の屋内に所定の周波数の電波で送信する無線送
    信機と、前記需要家の屋内に設置され前記無線送信機か
    らの無線使用情報を受信する無線受信機と、前記需要家
    の屋内に設置され前記無線受信機の出力信号が入力され
    前記使用情報を出力する出力装置とを備えることを特徴
    とする自動検針処理方式。
  2. 【請求項2】 電力等を使用する需要家の屋外に設置さ
    れ当該需要家における使用電力等に関する各種の検出を
    行う検出装置と、該検出装置に専用回線を介して接続さ
    れ、当該検出装置の検出データを収集し、この収集した
    検出データを基に前記需要家に通知する使用情報を生成
    して管理する遠隔地に設置されたデータ収集管理装置
    と、前記需要家の屋外に設置され、前記専用回線を介し
    て前記データ収集管理装置から供給される前記使用情報
    を前記需要家の屋内に無線で送信する無線送信装置と、
    前記需要家の屋内に設置され前記無線送信装置からの無
    線使用情報を受信する無線受信装置と、前記需要家の屋
    内に設置され前記無線受信装置の出力信号が入力され前
    記使用情報を出力する出力装置とを備えることを特徴と
    する自動検針処理方式。
  3. 【請求項3】 前記無線送信装置及び前記無線受信装置
    は、それぞれ所定の周波数の電波で信号の授受を行う無
    線送信機及び無線受信機で構成されることを特徴とする
    請求項2に記載の自動検針処理方式。
  4. 【請求項4】 電力等を使用する需要家の屋外に設置さ
    れ当該需要家における使用電力等に関する各種の検出を
    行う検出装置と、ノーリンギング通信サービスの適用さ
    れる電話回線を介して前記検出装置に接続され、当該検
    出装置の検出データを収集し、この収集した検出データ
    を基に前記需要家に通知する使用情報を生成して管理す
    る遠隔地に設置されたデータ収集管理装置とを有する自
    動検針処理方式において、 前記需要家の屋内に設置され且つ前記データ収集管理装
    置に前記電話回線を介して接続され、当該データ収集管
    理装置から発信される前記使用情報を受信して当該使用
    情報を出力する出力装置を有した宅内端末機器を備える
    ことを特徴とする自動検針処理方式。
  5. 【請求項5】 前記宅内端末機器は、ファクシミリ装置
    であることを特徴とする請求項4に記載の自動検針処理
    方式。
  6. 【請求項6】 前記出力装置は、印字装置、表示装置、
    及び音声出力装置の何れか一であることを特徴とする請
    求項1乃至4の何れかに記載の自動検針処理方式。
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