JP2810613B2 - 電話回線を利用した自動検量システム - Google Patents
電話回線を利用した自動検量システムInfo
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- JP2810613B2 JP2810613B2 JP5133429A JP13342993A JP2810613B2 JP 2810613 B2 JP2810613 B2 JP 2810613B2 JP 5133429 A JP5133429 A JP 5133429A JP 13342993 A JP13342993 A JP 13342993A JP 2810613 B2 JP2810613 B2 JP 2810613B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を利用して各
需要家の電力・ガス・水道などの使用量を自動的に検量
する自動検量システムに関する。
需要家の電力・ガス・水道などの使用量を自動的に検量
する自動検量システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線を利用して各需要家の電
力・ガス・水道などの使用量を自動的に検量する場合、
次のような手段がある。 (1)電話機と接続される電話回線とは別の自動検量の
ための電話回線を敷設する。 (2)電話機と接続される電話回線に用途切替え用のア
ダプタを接続し、そのアダプタにより検量計と電話機と
を切り替える。
力・ガス・水道などの使用量を自動的に検量する場合、
次のような手段がある。 (1)電話機と接続される電話回線とは別の自動検量の
ための電話回線を敷設する。 (2)電話機と接続される電話回線に用途切替え用のア
ダプタを接続し、そのアダプタにより検量計と電話機と
を切り替える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)の手段の場
合、加入需要家全部に、電話機と接続される電話回線と
は別の自動検量のための専用電話回線を敷設すること
は、技術的、経済的に国家的な問題になるため、事実
上、実現は不可能と思われる。また、(2)の手段の場
合、検量センタ、あるいは通話元からの呼出信号が用途
切替え用のアダプタで着信されると、アダプタは自動検
量機能か、電話機能かを判断し、検量計又は電話機に切
替え接続するものであるが、検量計に対する接続指示が
無ければ所定時間待機したあと、自動的に電話機能に切
り替わり電話機のベルを鳴らすものである。しかしなが
ら上記手段では、アダプタで受信したときから電話料金
が計算されるため、呼出ベル鳴動中でも電話料金加算の
対象になり、特に留守家庭に電話した場合など電話料金
が嵩むことになるという問題がある。
合、加入需要家全部に、電話機と接続される電話回線と
は別の自動検量のための専用電話回線を敷設すること
は、技術的、経済的に国家的な問題になるため、事実
上、実現は不可能と思われる。また、(2)の手段の場
合、検量センタ、あるいは通話元からの呼出信号が用途
切替え用のアダプタで着信されると、アダプタは自動検
量機能か、電話機能かを判断し、検量計又は電話機に切
替え接続するものであるが、検量計に対する接続指示が
無ければ所定時間待機したあと、自動的に電話機能に切
り替わり電話機のベルを鳴らすものである。しかしなが
ら上記手段では、アダプタで受信したときから電話料金
が計算されるため、呼出ベル鳴動中でも電話料金加算の
対象になり、特に留守家庭に電話した場合など電話料金
が嵩むことになるという問題がある。
【0004】そこで本発明では、1本の電話回線で電話
機能と自動検量機能を果たすことができるとともに、前
記アダプタを用いた手段のように無駄な電話料金が加算
されないようにすることを解決すべき技術的課題とする
ものである。
機能と自動検量機能を果たすことができるとともに、前
記アダプタを用いた手段のように無駄な電話料金が加算
されないようにすることを解決すべき技術的課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、自動検量装置(1)と、自動呼出装置(A
DS)と、網制御処理装置(RCP)とを有する電話回
線を利用した自動検量システムにおいて、自動検量装置
(1)は、センターに設置され、各需要家の電力・ガス
・水道等の検量データを対応する検量計から伝送させる
指令信号を出力し、自動呼出装置(ADS)は、自動検
量装置(1)と電話回線との間に接続され、自動検量装
置(1)からの指令信号に応答し、各需要家の電話番号
を自動ダイヤリングして呼出信号を所定のn1回発信し
たあと中断し、その後、所定時間t1秒以内に再ダイヤ
リングし、呼出が成立すると各需要家に設置された検量
計を指定するパスワードを送出し、網制御処理装置(R
CP)は、需要家機器(15)と電話回線との間に接続
され、呼出信号を所定のn1回検出したときには、伝送
待機状態とし、所定時間t1秒以内に再び呼出信号を検
出したときには、自動応答してパスワードに対応する検
量計の検量データを電話回線に伝送させ、呼出信号を所
定のn1回を超えて検出したときには、通常の通話要求
と判断して電話機から呼出音を放音させることである。
術的手段は、自動検量装置(1)と、自動呼出装置(A
DS)と、網制御処理装置(RCP)とを有する電話回
線を利用した自動検量システムにおいて、自動検量装置
(1)は、センターに設置され、各需要家の電力・ガス
・水道等の検量データを対応する検量計から伝送させる
指令信号を出力し、自動呼出装置(ADS)は、自動検
量装置(1)と電話回線との間に接続され、自動検量装
置(1)からの指令信号に応答し、各需要家の電話番号
を自動ダイヤリングして呼出信号を所定のn1回発信し
たあと中断し、その後、所定時間t1秒以内に再ダイヤ
リングし、呼出が成立すると各需要家に設置された検量
計を指定するパスワードを送出し、網制御処理装置(R
CP)は、需要家機器(15)と電話回線との間に接続
され、呼出信号を所定のn1回検出したときには、伝送
待機状態とし、所定時間t1秒以内に再び呼出信号を検
出したときには、自動応答してパスワードに対応する検
量計の検量データを電話回線に伝送させ、呼出信号を所
定のn1回を超えて検出したときには、通常の通話要求
と判断して電話機から呼出音を放音させることである。
【0006】
【作用】上記構成の電話回線を利用した自動検量システ
ムによれば、各需要家に設置されたそれぞれの検量計に
よる電力・ガス・水道等の検量デ−タを検量センタの自
動検量装置で遠隔検量する場合、自動呼出装置が検量対
象となる検量計が設置された需要家の電話番号を自動ダ
イヤリングすると、需要家側の網制御処理装置は呼出信
号を所定のn1回連続して検出したとき検量デ−タを自
動検量装置に伝送するための伝送待機状態とするととも
に、呼出信号を所定のn1回検出するまで電話機の呼出
音を発生させず、所定時間t1秒以内に再び呼出信号を
検出したときには自動呼出装置による呼出と判断しパス
ワ−ドに対応した検量計の検量デ−タを電話回線を介し
て自動検量装置に伝送する一方、呼出信号を連続して所
定のn1回を超えて検出したとき電話機に対する呼出と
判断し電話機から呼出音を発生させて同電話機による通
話を可能にする。 そのため、本システムによれば、1本
の電話回線で自動検量機能と電話機能との両方の機能を
実現することができる。
ムによれば、各需要家に設置されたそれぞれの検量計に
よる電力・ガス・水道等の検量デ−タを検量センタの自
動検量装置で遠隔検量する場合、自動呼出装置が検量対
象となる検量計が設置された需要家の電話番号を自動ダ
イヤリングすると、需要家側の網制御処理装置は呼出信
号を所定のn1回連続して検出したとき検量デ−タを自
動検量装置に伝送するための伝送待機状態とするととも
に、呼出信号を所定のn1回検出するまで電話機の呼出
音を発生させず、所定時間t1秒以内に再び呼出信号を
検出したときには自動呼出装置による呼出と判断しパス
ワ−ドに対応した検量計の検量デ−タを電話回線を介し
て自動検量装置に伝送する一方、呼出信号を連続して所
定のn1回を超えて検出したとき電話機に対する呼出と
判断し電話機から呼出音を発生させて同電話機による通
話を可能にする。 そのため、本システムによれば、1本
の電話回線で自動検量機能と電話機能との両方の機能を
実現することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、電話回線を利用した自動検量システ
ムの全体的な構成を示したブロック図である。図1に示
したホストコンピュ−タシステム(自動検量装置)1
は、各需要家における電力、ガス、水道の使用量を遠隔
検量する検量センタに設置されている。このホストコン
ピュ−タシステム1は検量業務を管理するものであり、
各需要家における電力、ガス、水道の検量日、検量時
刻、電話番号を管理しており、検量スケジュ−ルにより
検量デ−タの集信を行うように集信プログラムされてい
る。
説明する。図1は、電話回線を利用した自動検量システ
ムの全体的な構成を示したブロック図である。図1に示
したホストコンピュ−タシステム(自動検量装置)1
は、各需要家における電力、ガス、水道の使用量を遠隔
検量する検量センタに設置されている。このホストコン
ピュ−タシステム1は検量業務を管理するものであり、
各需要家における電力、ガス、水道の検量日、検量時
刻、電話番号を管理しており、検量スケジュ−ルにより
検量デ−タの集信を行うように集信プログラムされてい
る。
【0008】図1に示すようにホストコンピュ−タシス
テム1には自動呼出装置ADSが接続されている。この
自動呼出装置ADSには、ダイヤリングのためのダイヤ
ルパルス信号及び押しボタンダイヤル信号(以下DTM
F信号と呼ぶ。パスワ−ドの応答にも用いる。)を発す
る呼出信号発生回路2と、上記呼出音を検出するととも
にパスワ−ド要求とデ−タ準備完了報告のDTMF信号
を検出する呼出信号検出回路3と、ホストコンピュ−タ
システム1と電話交換網(電話回線)NET間、及び自
動呼出装置ADSと電話交換網NET間信号伝送のため
に設けられた変復調器(モデム)4とが内蔵されてい
る。尚、ホストコンピュ−タシステム1と自動呼出装置
ADSとは、変復調器(モデム)4に適合するインタ−
フェ−スで接続されている。
テム1には自動呼出装置ADSが接続されている。この
自動呼出装置ADSには、ダイヤリングのためのダイヤ
ルパルス信号及び押しボタンダイヤル信号(以下DTM
F信号と呼ぶ。パスワ−ドの応答にも用いる。)を発す
る呼出信号発生回路2と、上記呼出音を検出するととも
にパスワ−ド要求とデ−タ準備完了報告のDTMF信号
を検出する呼出信号検出回路3と、ホストコンピュ−タ
システム1と電話交換網(電話回線)NET間、及び自
動呼出装置ADSと電話交換網NET間信号伝送のため
に設けられた変復調器(モデム)4とが内蔵されてい
る。尚、ホストコンピュ−タシステム1と自動呼出装置
ADSとは、変復調器(モデム)4に適合するインタ−
フェ−スで接続されている。
【0009】一方、電力、ガス、水道の使用量を検量す
るために各需要家には積算電力計5と積算ガスメータ6
と積算水道メータ7とが検量計として設置されており、
各検量計は網制御処理装置RCPに接続されている。上
記網制御処理装置RCPには、電話交換網(電話回線)
NETからの呼出信号を検出するとともにDTMF信号
によるパスワード応答を検出する呼出信号検出回路8
と、パスワード要求と検量データ準備完了報告のDTM
F信号を発する呼出信号発生回路9と、電話機10と接
続される電話機接続回路11と、前記各検量計が接続さ
れる検量計接続回路12と、網制御処理装置RCPと電
話交換網NET間の信号伝送のために設けられた変復調
器(モデム)13とが内蔵されている。尚、積算電力計
5、積算ガスメータ6、積算水道メータ7、及び電話機
10をまとめて需要家機器15として示す。
るために各需要家には積算電力計5と積算ガスメータ6
と積算水道メータ7とが検量計として設置されており、
各検量計は網制御処理装置RCPに接続されている。上
記網制御処理装置RCPには、電話交換網(電話回線)
NETからの呼出信号を検出するとともにDTMF信号
によるパスワード応答を検出する呼出信号検出回路8
と、パスワード要求と検量データ準備完了報告のDTM
F信号を発する呼出信号発生回路9と、電話機10と接
続される電話機接続回路11と、前記各検量計が接続さ
れる検量計接続回路12と、網制御処理装置RCPと電
話交換網NET間の信号伝送のために設けられた変復調
器(モデム)13とが内蔵されている。尚、積算電力計
5、積算ガスメータ6、積算水道メータ7、及び電話機
10をまとめて需要家機器15として示す。
【0010】次に、上記構成の自動検量システムの作用
について図2の行程図を参照しながら説明する。 (1)ホストコンピュ−タシステム1は、前記集信プロ
グラムに基づいて検量スケジュ−ルから需要家の電話番
号を認識したうえ電話回線をオ−プンするため、前記変
復調器(モデム)4を受信可能な状態に保持する信号、
即ちER信号を自動呼出装置ADSに出力する。 (2)自動呼出装置ADSは、上記ER信号を受信する
と、デ−タ送信可信号、即ちCS(CD)信号をホスト
コンピュ−タシステム1に出力する。 (3)ホストコンピュ−タシステム1は、前記需要家の
電話番号をCRNコマンドで自動呼出装置ADSに送
る。尚、CRNコマンドは、相手番号を指定して発呼す
るものである。 (4)自動呼出装置ADSは、上記CRNコマンドに基
づき回線起動とダイヤリングを行う。 (5)自動呼出装置ADSは、呼出音を所定回数n1回
検出したあと、ダイヤリングを中断するため回線復旧を
する。
について図2の行程図を参照しながら説明する。 (1)ホストコンピュ−タシステム1は、前記集信プロ
グラムに基づいて検量スケジュ−ルから需要家の電話番
号を認識したうえ電話回線をオ−プンするため、前記変
復調器(モデム)4を受信可能な状態に保持する信号、
即ちER信号を自動呼出装置ADSに出力する。 (2)自動呼出装置ADSは、上記ER信号を受信する
と、デ−タ送信可信号、即ちCS(CD)信号をホスト
コンピュ−タシステム1に出力する。 (3)ホストコンピュ−タシステム1は、前記需要家の
電話番号をCRNコマンドで自動呼出装置ADSに送
る。尚、CRNコマンドは、相手番号を指定して発呼す
るものである。 (4)自動呼出装置ADSは、上記CRNコマンドに基
づき回線起動とダイヤリングを行う。 (5)自動呼出装置ADSは、呼出音を所定回数n1回
検出したあと、ダイヤリングを中断するため回線復旧を
する。
【0011】(6)自動呼出装置ADSは、再び、前記
CRNコマンドに基づく回線起動とダイヤリングを行
う。 (7)電話交換網NETからの呼出信号を検出した網制
御処理装置RCPは、最初の呼出信号が所定回数n1回
で中断したときには前記各検量計の検量デ−タをホスト
コンピュ−タシステム1に伝送する検量デ−タ伝送待機
状態に遷移する。尚、網制御処理装置RCPは、最初の
呼出信号が所定回数n1回受信されるまで電話機10の
呼出音を発生させない。そして、最初の呼出信号が所定
回数n1回で中断したとき、所定時間t1の時間監視を
行う。 (8)網制御処理装置RCPは、上記所定時間t1の時
間監視中に電話交換網NETからの呼出信号を受信する
と自動応答する。一方、上記所定時間t1の時間監視中
に呼出信号が受信されなければ、網制御処理装置RCP
は初期状態に復帰し、電話機10と接続される。 (9)自動呼出装置ADSは、網制御処理装置RCPの
自動応答により回線路に流れる電流の向きが反転する転
極を検出し、接続完了を確認する。この時点で自動呼出
装置ADSと網制御処理装置RCPは通話状態になる。 (10)網制御処理装置RCPは、自動呼出装置ADS
に対してパスワ−ドを要求するためのDTMF信号(こ
れ自身もパスワ−ドの一種である)を伝送する。
CRNコマンドに基づく回線起動とダイヤリングを行
う。 (7)電話交換網NETからの呼出信号を検出した網制
御処理装置RCPは、最初の呼出信号が所定回数n1回
で中断したときには前記各検量計の検量デ−タをホスト
コンピュ−タシステム1に伝送する検量デ−タ伝送待機
状態に遷移する。尚、網制御処理装置RCPは、最初の
呼出信号が所定回数n1回受信されるまで電話機10の
呼出音を発生させない。そして、最初の呼出信号が所定
回数n1回で中断したとき、所定時間t1の時間監視を
行う。 (8)網制御処理装置RCPは、上記所定時間t1の時
間監視中に電話交換網NETからの呼出信号を受信する
と自動応答する。一方、上記所定時間t1の時間監視中
に呼出信号が受信されなければ、網制御処理装置RCP
は初期状態に復帰し、電話機10と接続される。 (9)自動呼出装置ADSは、網制御処理装置RCPの
自動応答により回線路に流れる電流の向きが反転する転
極を検出し、接続完了を確認する。この時点で自動呼出
装置ADSと網制御処理装置RCPは通話状態になる。 (10)網制御処理装置RCPは、自動呼出装置ADS
に対してパスワ−ドを要求するためのDTMF信号(こ
れ自身もパスワ−ドの一種である)を伝送する。
【0012】(11)自動呼出装置ADSは、パスワ−
ド要求信号を受信すると、前記集信プログラムに基づい
た検量種別対応のパスワ−ドをDTMF信号で網制御処
理装置RCPに応答する。 (12)網制御処理装置RCPは、上記パスワ−ドを受
信すると正当性確認のあと、そのパスワ−ドに対応する
検量計に、検量デ−タの転送要求信号を送る。 (13)パスワ−ドに対応した検量計は、網制御処理装
置RCPに対して検量デ−タを転送する。 (14)網制御処理装置RCPは、上記検量デ−タを受
信すると、そのデ−タを一時記憶したうえ、自動呼出装
置ADSに対してデ−タの準備完了をDTMF信号で報
告する。 (15)自動呼出装置ADSは、網制御処理装置RCP
からのデ−タ準備完了報告信号を受信すると、デ−タ送
信可のCS(CD)信号をオフ、モデムが送受信可能で
あることを示すDR信号をオンにして、デ−タ通信モ−
ドに遷移する。 (16)網制御処理装置RCPは、デ−タ準備完了報告
後、デ−タ通信モ−ドに遷移する。 (17)網制御処理装置RCPは、デ−タ通信モ−ドに
遷移後、ホストコンピュ−タシステム1に検量デ−タを
送信する。尚、検量デ−タは、前記集信プログラムに基
づいて外部記憶される。 (18)検量デ−タ送信後、網制御処理装置RCPは回
線復旧を行う。 (19)検量デ−タ受信後、ホストコンピュ−タシステ
ム1は検量プログラムに従ってER信号をオフし、回線
のクロ−ズを行う。 (20)自動呼出装置ADSは、ER信号がオフされる
と、DR信号をオフし、その後、回線復旧を行う。
ド要求信号を受信すると、前記集信プログラムに基づい
た検量種別対応のパスワ−ドをDTMF信号で網制御処
理装置RCPに応答する。 (12)網制御処理装置RCPは、上記パスワ−ドを受
信すると正当性確認のあと、そのパスワ−ドに対応する
検量計に、検量デ−タの転送要求信号を送る。 (13)パスワ−ドに対応した検量計は、網制御処理装
置RCPに対して検量デ−タを転送する。 (14)網制御処理装置RCPは、上記検量デ−タを受
信すると、そのデ−タを一時記憶したうえ、自動呼出装
置ADSに対してデ−タの準備完了をDTMF信号で報
告する。 (15)自動呼出装置ADSは、網制御処理装置RCP
からのデ−タ準備完了報告信号を受信すると、デ−タ送
信可のCS(CD)信号をオフ、モデムが送受信可能で
あることを示すDR信号をオンにして、デ−タ通信モ−
ドに遷移する。 (16)網制御処理装置RCPは、デ−タ準備完了報告
後、デ−タ通信モ−ドに遷移する。 (17)網制御処理装置RCPは、デ−タ通信モ−ドに
遷移後、ホストコンピュ−タシステム1に検量デ−タを
送信する。尚、検量デ−タは、前記集信プログラムに基
づいて外部記憶される。 (18)検量デ−タ送信後、網制御処理装置RCPは回
線復旧を行う。 (19)検量デ−タ受信後、ホストコンピュ−タシステ
ム1は検量プログラムに従ってER信号をオフし、回線
のクロ−ズを行う。 (20)自動呼出装置ADSは、ER信号がオフされる
と、DR信号をオフし、その後、回線復旧を行う。
【0013】以上のように各需要家に敷設された一本の
電話回線に網制御処理装置RCPを接続すれば、検量セ
ンタに設置された自動呼出装置ADSとの交信により積
算電力計5、積算ガスメ−タ6、積算水道メ−タ7等の
検量計による検量デ−タがホストコンピュ−タシステム
1に伝送され、遠隔検量される。
電話回線に網制御処理装置RCPを接続すれば、検量セ
ンタに設置された自動呼出装置ADSとの交信により積
算電力計5、積算ガスメ−タ6、積算水道メ−タ7等の
検量計による検量デ−タがホストコンピュ−タシステム
1に伝送され、遠隔検量される。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1本の電
話回線で検量センタに設置された自動検量装置に各需要
家の検量計による検量デ−タを伝送することができると
ともに、各需要家に設置された電話機による通話が可能
であり、更に従来のアダプタを用いた手段のように無駄
な電話料金が加算されることはないという効果がある。
話回線で検量センタに設置された自動検量装置に各需要
家の検量計による検量デ−タを伝送することができると
ともに、各需要家に設置された電話機による通話が可能
であり、更に従来のアダプタを用いた手段のように無駄
な電話料金が加算されることはないという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の全体的な構成を示した系統
図である。
図である。
【図2】実施例の検量作用を示した行程図である。
【符号の説明】 1 ホストコンピュ−タシステム ADS 自動呼出装置 2 呼出信号発生回路 3 呼出信号検出回路 4 変復調器(モデム) NET 電話交換網(電話回線) RCP 網制御処理装置 5 積算電力計 6 積算ガスメ−タ 7 積算水道メ−タ 8 呼出信号検出回路 9 呼出信号発生回路 10 電話機 11 電話機接続回路 12 検量計接続回路 13 変復調器(モデム)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−352560(JP,A) 特開 昭63−107352(JP,A) 特開 昭63−299450(JP,A) 特開 昭63−63262(JP,A) 特開 平2−312435(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 自動検量装置(1)と、自動呼出装置
(ADS)と、網制御処理装置(RCP)とを有する電
話回線を利用した自動検量システムであって、 自動検量装置(1)は、センターに設置され、各需要家
の電力・ガス・水道等の検量データを対応する検量計か
ら伝送させる指令信号を出力し、 自動呼出装置(ADS)は、自動検量装置(1)と電話
回線との間に接続され、自動検量装置(1)からの指令
信号に応答し、各需要家の電話番号を自動ダイヤリング
して呼出信号を所定のn1回発信したあと中断し、その
後、所定時間t1秒以内に再ダイヤリングし、呼出が成
立すると各需要家に設置された検量計を指定するパスワ
ードを送出し、 網制御処理装置(RCP)は、需要家機器(15)と電
話回線との間に接続され、呼出信号を所定のn1回検出
したときには、伝送待機状態とし、所定時間t1秒以内
に再び呼出信号を検出したときには、自動応答してパス
ワードに対応する検量計の検量データを電話回線に伝送
させ、呼出信号を所定のn1回を超えて検出したときに
は、通常の通話要求と判断して電話機から呼出音を放音
させる電話回線を利用した自動検量システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133429A JP2810613B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 電話回線を利用した自動検量システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133429A JP2810613B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 電話回線を利用した自動検量システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06350726A JPH06350726A (ja) | 1994-12-22 |
JP2810613B2 true JP2810613B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=15104571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5133429A Expired - Fee Related JP2810613B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 電話回線を利用した自動検量システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810613B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3780130B2 (ja) | 1998-11-16 | 2006-05-31 | キヤノン株式会社 | 消費電力管理装置 |
JP2008311905A (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-25 | Hitachi Communication Technologies Ltd | Sipコンバータ装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63107352A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-12 | Toshiba Corp | ビル管理システム |
JPH04352560A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-07 | Ricoh Co Ltd | 通信装置 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5133429A patent/JP2810613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06350726A (ja) | 1994-12-22 |
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