JP2001283370A - 自動検針用電力線搬送通信装置 - Google Patents

自動検針用電力線搬送通信装置

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JP2001283370A
JP2001283370A JP2000094500A JP2000094500A JP2001283370A JP 2001283370 A JP2001283370 A JP 2001283370A JP 2000094500 A JP2000094500 A JP 2000094500A JP 2000094500 A JP2000094500 A JP 2000094500A JP 2001283370 A JP2001283370 A JP 2001283370A
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meter
meter reading
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power supply
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Yasuhiro Ide
康弘 井出
Hajime Fujii
元 藤井
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力線を介した検針値送信において使用され
る自動検針用電力線搬送通信装置が、安全性および経済
性を備える。 【解決手段】 検針メータまたは外部通信装置に接続さ
れた自動検針用電力線搬送通信装置が、検針メータが送
受信可能な情報の送受信を制御する第1通信制御部と、
電力線を介して情報の送受信を行う機能と、電力線から
電力の供給を受ける機能とが設けられた第1電源部と、
第1電源部との間で行われる上記情報の送受信を制御す
る第2通信制御部と、第1通信制御部および第2通信制
御部との間で情報の送受信を行うと共に第1通信制御部
および第2通信制御部を制御する中央処理部と、第2電
源部における電力負荷を監視する機能と、電力負荷に基
づいて、第1通信制御部、中央処理部、および第2通信
制御部に供給する電力を制御する機能とが設けられた第
2電源部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部との間で情報
の送受信あるいは中継を行う外部通信装置と検針メータ
との間で、検針メータによって検針された検針結果を含
む、検針メータが送信可能な情報を検針メータから外部
通信装置へ、または検針結果を要求するための要求情報
を含む、検針メータが受信可能な制御の情報を外部通信
装置から検針メータへ電力線を介して送受信するための
自動検針用電力線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メータの検針は、検針員がメータ
の設置された場所に赴いて、その検針値を読み取ること
により行っていた。しかし、人手による検針は非常に手
間がかかり、また、不在の場合には検針が不可能となる
こともあるため、非常に効率が悪かった。さらに、人手
による検針ではリアルタイムで検針値を知る事ができな
い。そこで、図4に示す第1の従来例のような、検針メ
ータ1と電話回線7上に設置された端末網制御装置(T
−NCU)5とを直接接続し、外部との間の情報の中継
を行うT−NCU5を経由して検針センタに検針値を送
信する自動検針システムが考えられている。他にも、図
5に示す第2の従来例のような、検針メータ1とT−N
CUとの間を無線でつなぐ自動検針システムが考えられ
ている。図6に示す第3の従来例は、特定小電力無線等
を用いて、検針メータ1に接続された無線装置から各地
域を統括する無線装置に検針値を送信し、各地域を統括
する無線装置から検針センタ8に検針値を送信する自動
検針システムである。図7に示す第4の従来例に示すよ
うに、各地域に設置された無線装置を省略し、PHS
(パーソナル・ハンディホン・システム)回線等を用い
て、各検針メータ1から検針値を直接検針センタ8に送
信することもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検針メ
ータが設置される場所がビルや工場などの大きな物件で
ある場合、検針メータとT−NCUとの間を有線でつな
ぐと、その距離が長いために施工や部材にコストを要し
ていた。また、ビルなどでは検針メータが地下に設置さ
れているため、無線の電波が届かず、無線によって両者
をつなぐことはできない。そこで、有線の電話回線や無
線方式による通信と併用して、既存の電力線を介して検
針メータとT−NCUとの間で検針値送信を行う電力線
搬送方式が提案されている。しかし、電力線搬送方式に
おいては、電力線または通信線から混入するノイズある
いは雷によるサージの影響などの問題点があり、通信の
安全性が確保されていない。さらに、この電力線を介す
る電力線搬送方式では、通信を制御するための電力線搬
送通信装置において電力が必要となる。従って、地球環
境を考慮した省エネの面から、および消費される電力は
各ユーザ毎に敷設された電力線から供給されるため、で
きる限り電力消費量を少なくしなければならないという
という問題点からも、電力線搬送通信装置における電力
消費を低減させることが要求される。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的は、電力線を介した検針値送信にお
いて使用される電力線搬送通信装置が、安全性および経
済性を備えることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る自動検針用電力線搬送通信装置の第一の
特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した
如く、外部との間で情報の送受信あるいは中継を行う外
部通信装置と検針メータとの間で、前記検針メータによ
って検針された検針結果を含む、前記検針メータが送信
可能な情報を前記検針メータから前記外部通信装置へ、
または検針結果を要求するための要求情報を含む、前記
検針メータが受信可能な制御の情報を前記外部通信装置
から前記検針メータへ電力線を介して送受信するための
自動検針用電力線通信装置であって、前記検針メータま
たは前記外部通信装置に接続され、前記検針メータまた
は前記外部通信装置との間で行われる前記検針メータが
送受信可能な情報の送受信を制御する第1通信制御部
と、前記電力線に接続され、前記電力線を介して前記検
針メータが送受信可能な情報の送受信を行う機能と、前
記電力線から交流電力の供給を受ける機能とが設けられ
た第1電源部と、前記第1電源部に接続され、前記第1
電源部との間で行われる前記検針メータが送受信可能な
情報の送受信を制御する第2通信制御部と、前記第1通
信制御部および前記第2通信制御部に接続され、前記第
1通信制御部および前記第2通信制御部との間で前記検
針メータが送受信可能な情報の送受信を行うと共に前記
第1通信制御部および前記第2通信制御部を制御する中
央処理部と、前記第1電源部から交流電力の供給を受け
て直流電力に変換し、前記直流電力を前記第1通信制御
部、前記中央処理部、および前記第2通信制御部に供給
する第2電源部を備えてなり、前記第2電源部における
電力負荷を監視する機能と、前記電力負荷に基づいて、
前記第2電源部における電力供給能力を調整して、第2
電源部の消費電力を制御する機能とが設けられた点にあ
る。ここで、第2電源部における電力負荷には、前記第
1通信制御部、前記中央処理部、および前記第2通信制
御部における電力負荷と、第2電源部自身における電力
負荷が含まれる。
【0006】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した如く、上記第一の特徴に加えて、
前記第2電源部がスイッチング電源であり、スイッチン
グ回数を制御することで、前記第2電源部における消費
電力が制御される点にある。
【0007】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した如く、上記第一または二の特徴に
加えて、前記外部通信装置が端末網制御装置である点に
ある。
【0008】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した如く、上記第一または二の特徴に
加えて、前記外部通信装置が特定小電力無線の通信装置
である点にある。
【0009】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
の自動検針用電力線搬送通信装置の第一の特徴構成によ
れば、第2電源部において電力線搬送通信装置内の電力
負荷が監視され、負荷の大小に依って、電力供給能力が
調整される。その結果、検針センタから検針の指令があ
った場合には、負荷が大きくなるために電力供給能力も
大きくなり、検針の指令が無い場合には、負荷が小さい
かまたは無いために電力供給能力も小さくなる。従っ
て、本発明における電力線搬送通信装置は、電力供給能
力を調整することで消費電力を従来より低減させる効果
がある。尚、検針対象の異なる検針メータが複数設けら
れていても、電力線搬送通信装置を共通化することがで
きる。その結果、同様の電力線搬送通信装置を複数設置
する必要がなく、ガス、電気、および水道間で共同検針
が可能となり、低消費電力化を図ることができると共に
検針コストを削減することができる。
【0010】同第二の特徴構成によれば、第2電源部が
スイッチング電源であり、第2電源部のスイッチング回
数を制御することで、第2電源部の電力供給能力が調整
されると共に、低負荷時の消費電力を低減させることが
できる。
【0011】同第三の特徴構成によれば、外部通信装置
が一般的な端末網制御装置であることから、従来の公衆
電話回線を利用した自動検針システムに大幅な変更を加
えること無く、本発明の自動検針用電力線搬送通信装置
を採用することができ、コストを削減することができ
る。
【0012】同第四の特徴構成によれば、前記外部通信
装置が特定小電力無線の通信装置であることから配線を
行う必要はなく、さらに上記通信装置を設置すれば他に
新たな設備投資を行うこと無く、自動検針システムを構
成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る自動検針用電力線搬
送通信装置を備えた自動検針システムについて図1を参
照して説明する。自動検針システムは、ガス、電気、ま
たは水道の使用量を検針する検針メータ1と、検針メー
タ1において得られた検針結果を含む、検針メータ1か
ら送信可能な情報および検針結果を要求するための要求
情報を含む、検針メータ1が受信可能な制御の情報を送
受信し、電力線4を介してそれらの情報を送受信する第
1電力線搬送通信装置3と、電力線4を介してそれらの
情報を送受信する第2電力線搬送通信装置2と、第2電
力線搬送通信装置2に接続され、外部との通信を行う外
部通信装置と、外部通信装置から外部に接続する際に経
由する保安器6と、検針センタ8との間で相互にデータ
通信可能な公衆電話回線7とからなる。それぞれの装置
をフォトカプラによって接続した場合は、ノイズの低減
や通信距離の延長という効果が発揮され、並びに雷によ
るサージ等の影響に対して通信の安全性が確保される。
【0014】次に、本発明に係る自動検針用電力線搬送
通信装置である、前記第1電力線搬送通信装置3および
前記第2電力線搬送通信装置2について図2を参照して
説明する。第1電力線搬送通信装置3および第2電力線
搬送通信装置2の構成は同様であるため、以下に電力線
搬送通信装置として説明する。
【0015】外部との間で情報の送受信あるいは中継を
行う外部通信装置の一種である端末網制御装置5と検針
メータ1との間で、検針メータ1によって検針された検
針結果を含む、検針メータ1が送信可能な情報を検針メ
ータ1から端末網制御装置5へ、または検針結果を要求
するための要求情報を含む、検針メータ1が受信可能な
制御の情報を端末網制御装置5から検針メータ1へ電力
線4を介して送受信するための第1および第2電力線通
信装置2および3は、検針メータ1または端末網制御装
置5に接続され、検針メータ1または端末網制御装置5
との間で行われる検針メータ1が送受信可能な情報の送
受信を制御する第1通信制御部10と、電力線4に接続
され、電力線4を介して検針メータ1が送受信可能な情
報の送受信を行う機能と、電力線から交流電力の供給を
受ける機能とが設けられた第1電源部13と、第1電源
部13に接続され、第1電源部13との間で行われる検
針メータ1が送受信可能な情報の送受信を制御する第2
通信制御部12と、第1通信制御部10および第2通信
制御部12に接続され、第1通信制御部10および第2
通信制御部12との間で検針メータ1が送受信可能な情
報の送受信を行うと共に第1通信制御部10および第2
通信制御部12を制御する中央処理部11と、第1電源
部13から交流電力の供給を受けて直流電力に変換し、
直流電力を第1通信制御部10、中央処理部11、およ
び第2通信制御部12に供給する第2電源部14を備え
てなる。
【0016】第2電源部14には、第2電源部14にお
ける電力負荷を監視する電力負荷監視部16と、電力負
荷に基づいて、第2電源部14における消費電力を制御
する供給電力制御部17とが設けられている。ここで、
第1通信制御部10は電力線4を介して行われる通信を
管理するインタフェースであるため、電力線搬送インタ
フェースとも呼ばれ、第2通信制御部は従来の専用線に
よる通信を管理するインタフェースであるため、単に通
信インタフェースとも呼ばれる。また、第2電源部14
はスイッチング電源であり、スイッチング回数を制御す
ることで、電力供給能力を調整する仕組みになってい
る。ここで、第2電源部14における電力負荷には、第
1通信制御部10、中央処理部11、および第2通信制
御部12における電力負荷と、第2電源部14自身にお
ける電力負荷が含まれる。
【0017】図3は本発明に係る自動検針用電力線搬送
通信装置の第2電源部14の回路図であり、自動検針用
電力線搬送通信装置の特徴的機能である低消費電力化機
能について示す。電力負荷監視部16は、そこでの電流
量を検出することで、第2電源部14における電力負荷
がどれほどかを判定し、供給電力制御部17は、スイッ
チング電源である第2電源部14のスイッチング回数を
制御することで、第2電源部における電力供給能力を調
整すると共に消費電力を制御する。ここで、スイッチン
グ回数が低下すれば、電力供給能力も低下すると共に消
費電力も低減される。
【0018】次に、本実施形態の電力線搬送による自動
検針動作を図1を参照して説明する。検針結果を要求す
るための要求情報を含む、検針メータ1が受信可能な制
御の情報が検針センタ8から端末網制御装置5へ公衆電
話回線7を介して送信される。回線の接続には、日本電
信電話会社(NTT)のノーリンギングサービスと呼ば
れる回線接続サービスが利用できる。検針メータ1が受
信可能な制御の情報のデータサイズは数十バイトで、制
御の情報には要求情報(検針値、供給圧、警報等を要
求)、指令情報(検針メータ1の開閉栓等)、設定情報
(識別コード、検針日時等)が含まれる。端末網制御装
置5は、制御の情報を第2電力線搬送通信装置2に送信
する。ここでの送信は、検針メータ1と端末網制御装置
との間における従来の専用線による通信と同様の方式で
行われる。第2電力線搬送通信装置2は、受信した制御
の情報を必要に応じて記憶すると共に電力線4を介して
第1電力線搬送通信装置3に送信する。この第1電力線
搬送通信装置3と第2電力線搬送通信装置2との間の通
信は一般的な電力線搬送方式によって実施される。第1
電力線搬送通信装置3は、受信した制御の情報を必要に
応じて記憶すると共に端末網制御装置5から送信された
データと同様の形式で検針メータ1に制御の情報を送信
する。
【0019】検針メータ1は、受信した制御の情報に基
づいて所定の検針動作を行い、収集した検針値を含む、
検針メータ1が送信可能な情報を第1電力線搬送通信装
置3に送信する。検針メータ1における検針動作は既存
の方法によって実施される。検針メータ1が送信可能な
情報のデータサイズも数十バイトで、その情報には、検
針結果(検針値)、ガス供給圧などの測定情報、ガス漏
れなどのアラーム情報、検針メータ1内部に持つ設定情
報(識別コード、検針日時)等が含まれる。ここでのデ
ータ送信は上述の如く従来の専用線による検針メータ1
と端末網制御装置との間における通信と同様に行われ
る。第1電力線搬送通信装置3は、検針メータ1から受
信した制御の情報を必要に応じて記憶すると共に電力線
4を介して第2電力線搬送通信装置2に送信する。第2
電力線搬送通信装置2は、受信した制御の情報を必要に
応じて記憶すると共に検針メータ1から送信されたデー
タ形式と同様の形式で端末網制御装置5に制御の情報を
送信する。端末網制御装置5は、保安器6を経由し公衆
回線7を介して制御の情報を検針センタ8へ送信する。
【0020】次に、本発明における第1および第2電力
線搬送通信装置2における動作について図2を参照して
説明する。
【0021】<制御の情報の伝達>まず、検針センタ8
から検針メータ1へ制御の情報が伝達される過程におけ
る検針センタ8側にある第2電力線搬送通信装置2の動
作を説明する。第1通信制御部10は、端末網制御装置
5から送信された制御の情報を受信し、中央処理部11
へ送信する。中央処理部11は、第1通信制御部10か
ら送信された制御の情報を受信し、第2通信制御部12
へ送信する。中央処理部11は、第1通信制御部10お
よび第2通信制御部12の動作を制御する機能を有し、
別に制御の情報を格納する機能が付加されていてもよ
い。第2通信制御部12は、中央処理部11から送信さ
れた制御の情報を受信し、第1電源部13に送信する。
第1電源部13は、受信した制御の情報を電力線側に送
信する。
【0022】第2電力線搬送通信装置2において消費さ
れる電力は、電力線4から第1電源部13に供給され、
第2電源部14に配送される。第2電源部14は、第2
電源部14における電力負荷を監視する電力負荷監視部
16と、得られた電力負荷に関する情報に基づいてそれ
らに供給するべき電力量を決定する供給電力制御部17
と、第1電源部13から配送された交流電力を受けて直
流電力に変換し、直流電力を供給電力制御部17で決定
された電力量だけ第1通信制御部10、中央処理部1
1、および第2通信制御部12に供給する電力供給部1
5とから構成され、それぞれに電力供給を行う。第2電
源部14はスイッチング電源であり、スイッチング回数
を制御することで、電力供給能力を調整する仕組みにな
っている。
【0023】次に、検針センタ8から検針メータ1へ制
御の情報が伝達される過程における検針メータ1側にあ
る第1電力線搬送通信装置3の動作を説明する。第1電
源部13は、電力線4を介して送信された制御の情報を
受信し、第2通信制御部12へ送信する。第2通信制御
部12は受信した制御の情報を中央処理部11へ送信す
る。中央処理部11は受信した制御の情報を第1通信制
御部10へ送信する。中央処理部11にメモリ機能が付
加されていれば、制御の情報を格納することもできる。
第1通信制御部10は受信した制御の情報を検針メータ
1へ送信し、検針動作が実施されて検針値を含む、検針
メータ1が送信可能な情報が作成される。ここで、第1
電力線搬送通信装置3において消費される電力は、電力
線4から第1電源部13に供給され、第2電源部14に
配送される。上述した第2電力線搬送通信装置2におけ
る電力供給と同様に、第2電源部14は、所定の電力を
第1通信制御部10、中央処理部11、および第2通信
制御部12に供給する。
【0024】<検針結果の伝達>制御の情報に従って検
針が実施された後、検針値を含む、検針メータ1が送信
可能な情報が検針メータ1から検針センタ8へ伝達され
る過程における検針メータ1側にある第1電力線搬送通
信装置3の動作を説明する。第1通信制御部10は、検
針メータ1から送信された検針メータ1が送信可能な情
報を受信し、中央処理部11へ送信する。中央処理部1
1は、第1通信制御部10から送信された検針メータ1
が送信可能な情報を受信し、第2通信制御部12へ送信
する。ここで中央処理部11は、第1通信制御部10お
よび第2通信制御部12の動作を制御する機能を有し、
別に制御指令情報を格納する機能が付加されていてもよ
い。第2通信制御部12は、中央処理部11から送信さ
れた検針メータ1が送信可能な情報を受信し、第1電源
部13に送信する。第1電源部13は、受信した検針メ
ータ1が送信可能な情報を電力線4側に送信する。
【0025】第2電力線搬送通信装置2において消費さ
れる電力は、電力線4から第1電源部13に供給され、
第2電源部14に配送される。第2電源部14は、第2
電源部14における電力負荷を監視する電力負荷監視部
16と、得られた電力負荷に関する情報に基づいてそれ
らに供給するべき電力量を決定する供給電力制御部17
と、第1電源部13から配送された交流電力を受けて直
流電力に変換し、直流電力を供給電力制御部17で決定
された電力量だけ第1通信制御部10、中央処理部1
1、および第2通信制御部12に供給する電力供給部1
5とから構成され、それぞれに電力供給を行う。第2電
源部14はスイッチング電源であり、スイッチング回数
を制御することで、電力供給能力を調整する仕組みにな
っている。
【0026】次に、検針メータ1から検針センタ8へ検
針値を含む、検針メータ1が送信可能な情報が伝達され
る過程における検針メータ1側にある第1電力線搬送通
信装置3の動作を説明する。第1電源部13は、電力線
4を介して送信された検針値を含む、検針メータ1が送
信可能な情報を受信し、第2通信制御部12へ送信す
る。第2通信制御部12は受信した検針メータ1が送信
可能な情報を中央処理部11へ送信する。中央処理部1
1は受信した検針メータ1が送信可能な情報を第1通信
制御部10へ送信する。中央処理部11にメモリ機能が
付加されていれば、検針メータ1が送信可能な情報を格
納することもできる。第1通信制御部10は受信した検
針メータ1が送信可能な情報を端末網制御装置5へ送信
し、前述の方法に従って検針メータ1が送信可能な情報
が検針センタ8へ伝達される。ここで、第1電力線搬送
通信装置3において消費される電力は、電力線4から第
1電源部13に供給され、第2電源部14に配送され
る。上述した第2電力線搬送通信装置2における電力供
給と同様に、第2電源部14は、所定の電力を第1通信
制御部10、中央処理部11、および第2通信制御部1
2に供給する。
【0027】検針を要求する制御の情報が検針メータ1
に伝達されない場合は、第2電源部14おける電力負荷
は小さいかまたはほとんど無い。その結果、供給電力制
御部17はそれぞれに供給すべき電力量を削減するよう
に制御を行い、第1または第2の電力線搬送通信装置に
おける電力消費を低減させるという目的が達成される。
【0028】<別実施形態>上記実施形態において検針
メータ1が検針値を含む、検針メータ1が送信可能な情
報を作成する場合について説明した。ここでは検針メー
タ1が、検針値を含む、検針メータ1が送信可能な情報
を作成する機能に加えて、検針値が正常であるかどうか
を判定し、警報を発する機能をも備えている場合につい
て説明する。
【0029】検針値には、ガス、電気、または水道の瞬
時値等が含まれる。さらに、ある値を持った瞬時値が続
けて計測され、それが一定期間以上計測されているので
あれば、事故が発生している可能性や配管に漏れがある
可能性などを予想し、警報を発する。検針値および警報
を含む情報を検針センタへ伝達する工程は、前述の実施
形態で説明した工程と同様である。
【0030】本実施形態において、本発明の自動検針用
電力線搬送通信装置と接続される外部通信装置として端
末網制御装置を用いて説明したが、端末網制御装置には
限定されない。例えば、従来例に示したような特定小電
力無線の通信装置、またはPHS(パーソナル・ハンデ
ィホン・システム)回線等を含む双方向ディジタル無線
回線用端末等が用いられ得る。尚、本実施形態の端末網
制御装置の代わりに上記の通信装置または端末が利用さ
れる場合、本発明の自動検針用電力線搬送通信装置おい
て通信インタフェースとして機能する第2通信制御部を
上記通信装置または端末に対応するインタフェースを備
えた通信制御装置に変更すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動検針用電力線搬送通信装置を
備えた自動検針システムの構成図である。
【図2】本発明に係る自動検針用電力線搬送通信装置を
備えた通信システムの構成図である。
【図3】本発明に係る自動検針用電力線搬送通信装置の
第2電源部の回路図である。
【図4】第1の従来例における自動検針システムの構成
図である。
【図5】第2の従来例における自動検針システムの構成
図である。
【図6】第3の従来例における自動検針システムの構成
図である。
【図7】第4の従来例における自動検針システムの構成
図である。
【符号の説明】
1 検針メータ 2 第2電力線搬送通信装置 3 第1電力線搬送通信装置 4 電力線 5 端末網制御装置(T−NCU) 6 保安器 7 公衆電話回線 8 検針センタ 10 第1通信制御部 11 中央処理部 12 第2通信制御部 13 第1電源部 14 第2電源部 15 電力供給部 16 電力負荷監視部 17 供給電力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 G08C 17/00 A Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AB01 BB08 BB09 BC01 CC03 CC08 CC12 CD16 CD21 DD07 DE00 EE12 EF09 FG01 FG02 FG14 GG01 GG02 5K048 AA01 AA16 BA37 DB01 DC01 DC06 DC07 EB02 EB10 HA03 HA05 HA07 HA34 5K101 KK12 LL00 LL14 MM04 MM07 NN43 RR19 TT06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部との間で情報の送受信あるいは中継
    を行う外部通信装置と検針メータとの間で、前記検針メ
    ータによって検針された検針結果を含む、前記検針メー
    タが送信可能な情報を前記検針メータから前記外部通信
    装置へ、または検針結果を要求するための要求情報を含
    む、前記検針メータが受信可能な制御の情報を前記外部
    通信装置から前記検針メータへ電力線を介して送受信す
    るための自動検針用電力線通信装置であって、 前記検針メータまたは前記外部通信装置に接続され、前
    記検針メータまたは前記外部通信装置との間で行われる
    前記検針メータが送受信可能な情報の送受信を制御する
    第1通信制御部と、 前記電力線に接続され、前記電力線を介して前記検針メ
    ータが送受信可能な情報の送受信を行う機能と、前記電
    力線から交流電力の供給を受ける機能とが設けられた第
    1電源部と、 前記第1電源部に接続され、前記第1電源部との間で行
    われる前記検針メータが送受信可能な情報の送受信を制
    御する第2通信制御部と、 前記第1通信制御部および前記第2通信制御部に接続さ
    れ、前記第1通信制御部および前記第2通信制御部との
    間で前記検針メータが送受信可能な情報の送受信を行う
    と共に前記第1通信制御部および前記第2通信制御部を
    制御する中央処理部と、 前記第1電源部から交流電力の供給を受けて直流電力に
    変換し、前記直流電力を前記第1通信制御部、前記中央
    処理部、および前記第2通信制御部に供給する第2電源
    部を備えてなり、 前記第2電源部における電力負荷を監視する機能と、前
    記電力負荷に基づいて、前記第2電源部における電力供
    給能力を調整して、第2電源部の消費電力を制御する機
    能とが設けられた自動検針用電力線搬送通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第2電源部がスイッチング電源であ
    り、スイッチング回数を制御することで、前記第2電源
    部における消費電力が制御される請求項1に記載の自動
    検針用電力線搬送通信装置。
  3. 【請求項3】 前記外部通信装置が端末網制御装置であ
    る請求項1または請求項2に記載の自動検針用電力線搬
    送通信装置。
  4. 【請求項4】 前記外部通信装置が特定小電力無線の通
    信装置である請求項1または請求項2に記載の自動検針
    用電力線搬送通信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005050585A1 (en) * 2003-11-18 2005-06-02 Sam Hyeon Lee Device for indivisual control of multiple circuit-units using single cable and method thereof
KR100528385B1 (ko) * 2002-10-02 2005-11-15 야베스텍 주식회사 전력선통신을 이용한 원격 데이터정보 수집시스템
CN103067239A (zh) * 2012-12-30 2013-04-24 重庆川仪自动化股份有限公司 一种基于c-mbus的温度变送器通讯系统
CN103366544A (zh) * 2013-07-22 2013-10-23 国家电网公司 一种基于电力线路的路由仿真系统

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