JP2002279050A - ユーザにより指定された物品を保管、配送、または処分する方法 - Google Patents

ユーザにより指定された物品を保管、配送、または処分する方法

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JP2002279050A
JP2002279050A JP2001074116A JP2001074116A JP2002279050A JP 2002279050 A JP2002279050 A JP 2002279050A JP 2001074116 A JP2001074116 A JP 2001074116A JP 2001074116 A JP2001074116 A JP 2001074116A JP 2002279050 A JP2002279050 A JP 2002279050A
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JP2001074116A
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Masazumi Konishi
正純 小西
Koichi Hashimoto
幸一 橋本
Yoshihisa Miyazaki
義久 宮崎
Tsutomu Sato
努 佐藤
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが指定する物品を保管、配送、または
処分する際のユーザの手間を少なくする。 【解決手段】 レンタル倉庫システム10は、サーバコ
ンピュータ11および倉庫12を備える。ユーザコンピ
ュータ22は、ネットワーク21を介してサーバコンピ
ュータ11に接続する。ユーザは、ユーザコンピュータ
22を用いて、家財品を倉庫12に預け入れる依頼、倉
庫12に預けてある家財品をユーザ宅に配送する依頼、
家財品をオークション販売する依頼、または家財品を廃
棄する依頼をサーバコンピュータ11に通知する。サー
バコンピュータ11は、受信した依頼に基づいて対応す
る作業を実行するための指示を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザにより指定
された物品をレンタル倉庫を利用して保管すると共に必
要に応じてその物品を配送する方法、並びにその物品を
処分する方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般家庭や企業において保管
場所に困る物品を一時的にあるいは継続的に預かって保
管するサービスが知られている。この種のサービスは、
しばしば「レンタル倉庫サービス」または「トランクル
ームサービス」などと呼ばれており、家具、衣類、書籍
などの家財品や、各種書類などを保管するために利用さ
れている。
【0003】例えば、特開平11−157616号公報
には、レンタル倉庫サービスを提供するための倉庫管理
用コンピュータを備えるシステムが記載されている。こ
の倉庫管理用コンピュータは、ユーザのコンピュータに
倉庫の空き情報を提供する機能、ユーザのコンピュータ
から預入予約および引出要求を受け付ける機能を備え
る。そして、倉庫管理用コンピュータは、上記予約また
は要求を受信すると、それに従って荷物を収集する作業
または荷物を配送する作業を行うための指示を生成す
る。
【0004】また、一般ゴミとして捨てることのできな
い家財品、電化製品、電子機器等を廃棄する際には、通
常、廃棄業者や地方自治体に料金を払って回収しに来て
もらっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、既存のレン
タル倉庫サービスにおいては、倉庫に家財品等を預けた
いとき、或いは倉庫に預けてある家財品等を使用したい
とき(即ち、配送してほしいとき)は、その都度、サー
ビス提供者に対して何らかの連絡をする必要がある。こ
のため、ユーザによっては、しばしば煩わしさを感じる
ことがあった。
【0006】また、既存の廃品回収サービスは、その料
金が高く、また、その廃棄品がリサイクルされることは
殆どなかった。さらに、レンタル倉庫に預けてある家財
品等を廃棄する際には、通常、ユーザがそれをいったん
引き取った後、廃棄業者または地方自治体に回収しに来
てもらうようになっているので、手間がかかっていた。
【0007】本発明の課題は、ユーザにより指定された
物品を保管、配送、または処分する際のユーザの手間を
少なくすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のユーザにより指
定された物品を保管、配送、または処分する方法は、ユ
ーザにサービスを選択させるための情報を電気通信回線
を介してユーザコンピュータに送信し、上記ユーザコン
ピュータを用いてユーザにより選択されたサービスを識
別する情報を電気通信回線を介して受信し、ユーザによ
り指定された物品を保管するサービスが選択されたとき
にその物品を引き取って倉庫に保管するための指示を生
成し、ユーザにより指定された上記倉庫に保管されてい
る物品を所定の場所へ配送するサービスが選択されたと
きにその指定された物品を上記所定の場所へ配送するた
めの指示を生成し、ユーザにより指定された物品を廃棄
するサービスが選択されたときに廃棄業者にその物品を
廃棄させるための指示を生成する。あるいは、ユーザに
より指定された物品をオークション販売するサービスが
選択されたときにその物品をオークション販売の対象物
として登録する。
【0009】上記方法においては、ユーザは、ユーザコ
ンピュータを用いて所定のサービスを選択することによ
り、指定した物品を倉庫に保管する依頼、指定した物品
を倉庫から所定の場所へ配送する依頼、または指定した
物品を処分する依頼を行うことができる。このとき、倉
庫に預けてある物品を処分したい場合には、その物品を
いったん引き取ることなく、その倉庫から廃棄業者また
はオークションの落札者へ引き渡すことができる。よっ
て、ユーザが指定した物品を保管、配送、処分する際の
ユーザの手間が少なくなる。
【0010】本発明の他の態様の方法は、ユーザにより
指定された物品を倉庫に保管するサービス、ユーザによ
り指定された上記倉庫に保管されている物品を所定の場
所へ配送するサービス、またはユーザにより指定された
物品を処分するサービスを選択させるための情報を電気
通信回線を介してユーザコンピュータに送信し、上記ユ
ーザコンピュータを用いてユーザにより選択されたサー
ビスを識別する情報およびそのサービスの実施希望日を
識別する情報を電気通信回線を介して受信し、上記ユー
ザにより選択されたサービスおよび実施希望日に基づい
て決まる料金を上記ユーザに提示し、上記提示した料金
について上記ユーザが了承したときに、ユーザにより選
択されたサービスを実施するための指示を生成する。
【0011】上記方法においては、ユーザは、日付や曜
日によってサービス料金が異なる場合に、サービス実施
日を料金との兼ね合いで対話的に決めることができる。
本発明のさらに他の方法は、ユーザにサービスを選択さ
せるための情報を電気通信回線を介してユーザコンピュ
ータに送信し、上記ユーザコンピュータを用いてユーザ
により選択されたサービスを識別する情報を電気通信回
線を介して受信し、ある特定の季節においてのみ使用す
る物品を倉庫に保管するサービスが選択されたときに、
上記季節の終了直後の対応する日にその物品を引き取っ
て倉庫に保管するための指示を生成すると共に、次の年
の上記季節の直前の対応する日にその物品を上記倉庫か
ら所定の場所へ配送するための指示を生成する。
【0012】上記方法においては、特定の季節において
のみ使用する物品は、通常は倉庫に保管されており、必
要な時期の直前にユーザ宅等に配送されると共に、その
時期が終了すると再び倉庫に預け入れられる。すなわ
ち、ユーザは、上記物品を必要とするときにのみ手元に
置くようにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係わるサービスは、レン
タル倉庫を利用してユーザが指定する物品を保管するサ
ービス、レンタル倉庫に保管してある物品をユーザ宅に
配送するサービス、不要品を引き取ってオークション販
売を行うサービス、および不要品を引き取って廃棄する
サービスを含む。以下、本発明の実施形態について図面
を参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明に係わるサービスを実現す
るシステムの構成図である。レンタル倉庫システム10
は、サーバコンピュータ11および倉庫12を備える。
サーバコンピュータ11は、ネットワーク21に接続す
るための通信機能を有し、また、倉庫12を管理する。
なお、サーバコンピュータ11は、ユーザにレンタル倉
庫サービスを提供するためのホームページを備える。ま
た、ネットワーク21は、例えば、インターネットであ
る。
【0015】ネットワーク21には、複数のユーザコン
ピュータ22が接続されている。各ユーザコンピュータ
22は、それぞれ表示装置を備え、サーバコンピュータ
11のホームページを閲覧する機能を備える。この機能
は、例えば、一般的なブラウザにより実現される。
【0016】オークションサイト23は、ネットワーク
オークションを実施するサイトであり、オークション会
員からのアクセスを受け付ける。なお、オークションサ
イト23は、一般的なコンピュータにより実現可能であ
る。廃棄業者24は、レンタル倉庫システム10からの
依頼により、各種廃棄品の廃棄処理を行う。なお、廃棄
業者24は、可能な限り部品等のリサイクルを行うもの
とする。
【0017】上記システムにおいて、ユーザは、家財品
等をレンタル倉庫に預け入れたい場合は、ユーザコンピ
ュータ22を用いてサーバコンピュータ11にアクセス
し、その旨の要求を通知する。また、レンタル倉庫に預
けてある家財品等を使用したい場合は、サーバコンピュ
ータ11に配送要求を通知する。さらに、家財品等を廃
棄したい場合や、オークション販売を行ってほしい場合
も、サーバコンピュータ11にその旨を通知する。
【0018】サーバコンピュータ11は、ユーザコンピ
ュータ22から要求を受け取ると、その要求内容に対応
する作業のための指示を生成する。具体的には、例え
ば、ユーザから預入れ要求を受信したときは、指定され
た日時に指定された物品を引き取りに行くための指示を
生成する。あるいは、ユーザから配送要求を受信したと
きは、指定された日時に指定された物品を配送するため
の指示を生成する。そして、これらの指示が生成される
と、それに従って搬送車両の確保、作業員の手配などが
行われる。以下、このサービスの実施例を説明する。
【0019】ユーザは、レンタル倉庫システム10が提
供するサービスを受けたいときは、ユーザコンピュータ
22を用いてサーバコンピュータ11にアクセスする。
具体的には、ブラウザを用いてサーバコンピュータ11
が提供するホームページにアクセスする。そして、サー
ビスを受けたい旨の要求を通知すると、サーバコンピュ
ータ11は、図2(a) に示す初期入力フォーマットを表
示するためのデータをユーザコンピュータ22に送信す
る。
【0020】ユーザは、ユーザコンピュータ22の表示
装置に図2(a) に示す初期入力フォーマットが表示され
ると、「PIN(Personal Identification Number)」
または「新規登録」を選択する。このとき、ユーザは、
既にレンタル倉庫サービスの会員として登録されている
場合には「PIN」及び「パスワード」を入力し、そう
でない場合は「新規登録」を選択する。
【0021】図2(a) に示す初期入力フォーマットにお
いて「新規登録」が選択されると、サーバコンピュータ
11は、図2(b) に示す会員登録用フォーマットを表示
するためのデータをユーザコンピュータ22に送信す
る。そして、ユーザがこの会員登録用フォーマットを利
用して今後使用するパスワードと共に対応する情報を入
力すると、サーバコンピュータ11は、そのユーザをレ
ンタル倉庫サービスの会員として登録すると共に、その
ユーザに対して「PIN」を割り当てる。
【0022】図2(a) に示す初期入力フォーマットにお
いて正しい「PIN」及び「パスワード」が入力された
場合、あるいは上記登録処理が終了した場合は、サーバ
コンピュータ11は、サービス指定画面を表示するため
のデータをユーザコンピュータ22に送信する。サービ
ス指定画面の例を図3に示す。
【0023】図3に示す例では、このユーザは、既にレ
ンタル倉庫サービスを利用してタイヤ、ひな人形、テレ
ビ、スケート靴、および冷蔵庫を倉庫12に預けてい
る。ここで、「引取日」は、対応するアイテムをユーザ
宅から引き取って倉庫12に搬入する予定日を示し、
「配送日」は、対応するアイテムを倉庫12からユーザ
により指定された場所(ここでは、ユーザ宅とする)へ
配送する予定日を示す。
【0024】次に、ユーザは、以下のサービスを依頼す
るものとする。 (a) 倉庫に預けてあるタイヤを廃棄 (b) 倉庫に預けてあるテレビを2月15日に自宅へ配送 (c) 倉庫に預けてある冷蔵庫をオークション販売 (d) 4月25日にスキーを預入れ (e) クリスマスツリーをオークション販売(2月15日
に引取り) (f) 電子レンジを廃棄(2月15日に引取り) 上記(a) 〜(f) のサービスを依頼する際には、ユーザ
は、図3に示す画面を利用して以下の処理を行う。 (a) タイヤに対応するレコードの廃棄ボタンをチェック
する (b) テレビに対応するレコードの「配送日」を入力する (c) 冷蔵庫に対応するレコードのオークションボタンを
チェックする (d) スキーに対応するレコードを新たに作成し、そのレ
コードの「引取日」を入力する。なお、レコードを新た
に作成する場合は、追加ボタンをクリックすることでレ
コードする新規アイテム欄が表示される (e) 同様に、クリスマスツリーに対応するレコードを新
たに作成し、そのレコードのオークションボタンをチェ
ックするとともに取引日を所定のスペースに入力する (f) 電子レンジに対応するレコードを新たに作成し、そ
のレコードの廃棄ボタンをチェックするとともに取引日
を所定のスペースに入力する 図4は、上記処理により得られるサービス指定画面の例
であり、ユーザコンピュータ22に表示される。そし
て、このサービス指定画面を利用して入力された情報
は、サーバコンピュータ11に通知される。
【0025】サーバコンピュータ11は、サービス指定
画面を利用して入力された情報に従って、対応する作業
のための指示を生成する。具体的には、以下の作業のた
めの指示を生成する。 (a) タイヤの廃棄処理を請け負う廃棄業者への通知 (b) 2月15日にテレビを配送するための車両の確保お
よび作業員の手配 (c) 冷蔵庫をオークションサイトに登録 (d) スキーを保管するためのスペースの予約、並びに4
月25日にスキーを引き取るための車両の確保および作
業員の手配 (e) クリスマスツリーを保管するためのスペースの予
約、2月15日にクリスマスツリーを引き取るための車
両の確保および作業員の手配、並びにそのクリスマスツ
リーをオークションサイトに登録 (f) 電子レンジを保管するためのスペースの予約、2月
15日に電子レンジを引き取るための車両の確保および
作業員の手配、並びに電子レンジの廃棄処理を請け負う
廃棄業者への通知 そして、上記指示に従って、対応する作業が進められ
る。具体的には、設定された日時に指定された家財品等
がユーザ宅に配送されたり、家財品等がユーザ宅から引
き取られたりする。これにより、ユーザは、レンタル倉
庫システム10に預けてある家財品等を所望の日時に配
送してもらうことができ、また、そこに預けてある家財
品等を廃棄してもらったり、オークションで販売しても
らったりすることができる。さらに、ユーザは、自宅に
ある家財品等を所望の日時に引き取ってもらい、倉庫1
2に保管してもらったり、廃棄してもらったり、或いは
オークションで販売してもらうこともできる。
【0026】なお、図3または図4に示すサービス指定
画面における「ひな人形」については、ユーザにより季
節指定ボタンがチェックされている。ここで、「季節指
定」とは、ある特定の季節においてのみ使用されるよう
なアイテムに対して所定の配送日および引取日が設定さ
れるサービスである。具体的には、例えば、ひな人形
は、通常、毎年2月の後半から3月の上旬にかけて飾ら
れるので、他の時期はレンタル倉庫システム10の倉庫
12に保管されている。そして、ひな人形を飾る季節の
直前にユーザ宅に配送し、ひな祭りが終わった直後に再
びユーザ宅から引き取って倉庫12に保管する。この
時、ひな人形を配送するサービスが、ひな飾りの設置す
るサービスを含むようにしてもよい。また、ひな人形を
引き取るサービスが、ひな飾りを分解して梱包するサー
ビスを含むようにしてもよい。なお、所定の配送日およ
び引取日は、対象アイテム(ここでは、ひな人形)に対
応するデフォルト値として設定されてもよいし、ユーザ
により所望の日付が設定されてもよい。また、季節指定
サービスを利用すると、対象となっているアイテムがユ
ーザ宅にある期間であっても、そのアイテムを保管する
ためのスペースが常に確保される。したがって、そのア
イテムを倉庫12に戻そうとしたときに、倉庫が満杯で
あるとの理由で断られることはない。
【0027】このように、季節指定サービスを利用する
と、予め指定したアイテムが、毎年それを必要とする時
期の直前にユーザ宅に配送され、その時期の直後に引き
取ってもらえる。すなわち、ユーザは、必要なアイテム
を必要な季節にのみ自宅に置くことが可能になる。そし
て、このとき、ユーザは、レンタル倉庫システム10に
対して配送日や引取日をその都度通知する必要はない。
【0028】また、スケート靴については、配送日およ
び引取日が設定されておらず、いずれのボタンもチェッ
クされていない。この場合、このスケート靴は、継続し
て倉庫12に保管されることになる。次に、サーバコン
ピュータ11が管理するデータについて説明する。図5
は、ユーザリストの例である。ユーザリストは、各ユー
ザに対して一意に割り当てられるPINをキーとして各
ユーザの個人情報を管理する。なお、各ユーザの個人情
報は、図2(b) に示す入力フォーマットを利用して各ユ
ーザにより入力された情報である。
【0029】図6(a) は、引取アイテムリストの例であ
る。引取アイテムリストは、ユーザ宅から家財品等を引
き取る予定日毎に、引き取るべき家財品等(アイテム)
を管理する。ここで、各アイテムは、そのアイテムを指
定したユーザのPINに対応づけて管理される。なお、
引取アイテムリストは、図3および図4を参照しながら
説明したサービス指定情報に基づいて生成される。すな
わち、サーバコンピュータ11は、各ユーザにより入力
されたサービス指定情報を保持するとともに、「引取
日」をキーとしてそのサービス指定情報を検索すること
により対応するレコードを抽出する。そして、抽出した
各レコード内のアイテム名と対応するユーザのPINを
関連づけて所定のフォームに書き込むことにより、引取
アイテムリストが生成される。
【0030】図6(b) は、配送アイテムリストの例であ
る。配送アイテムリストは、ユーザ宅へ家財品等を配送
する予定日毎に、配送すべき家財品等(アイテム)を管
理する。なお、配送アイテムリストは、基本的に、引取
アイテムリストと同様の方法で生成される。
【0031】図7(a) は、オークションアイテムリスト
の例である。オークションアイテムリストは、ユーザに
よりオークション販売の依頼があったアイテムを管理す
る。なお、「終了日」は、オークションの受付け期限で
あり、ユーザ、サーバコンピュータ11、またはオーク
ションサイト23により設定される。また、「販売金
額」は、オークション販売が成立したときの金額が書き
込まれる。
【0032】図7(b) は、廃棄アイテムリストの例であ
る。廃棄アイテムリストは、ユーザから廃棄依頼のあっ
たアイテム、およびオークション販売で買い手が見つか
らなかったアイテムを管理する。なお、このリストは、
廃棄すべきアイテムをその種別ごとに管理する。この例
では、各アイテムが家電製品、粗大ゴミ、...等に分
類されている。
【0033】サーバコンピュータ11は、上記リストを
利用しながら各種サービスを効率的に提供する。例え
ば、同一の予定日に複数のユーザ宅からそれぞれ家財品
等を引き取る場合には、それら複数のユーザ宅を最短時
間で巡回できるようなルートを決定する。この場合、サ
ーバコンピュータ11は、図6(a) に示す引取アイテム
リストから引取日ごとに対応するレコードを抽出する。
そして、抽出したレコード内に設定されている「PI
N」をキーとして図5に示すユーザリストを検索するこ
とにより対応する住所情報を取り出し、それらの住所情
報からルートを決定する。なお、複数の目的地を効率的
に巡回するルートを発見する方法は、特に限定されるも
のではないが、例えば、入力された住所情報(都道府
県、区市郡等)からユーザ宅までの距離、方向を割り出
し、必要となる車両台数や巡回順序を判断するようにす
ればよい。同様に、同一の予定日に複数のユーザ宅へそ
れぞれ家財品等を配送する場合にも、サーバコンピュー
タ11は、それら複数のユーザ宅を最短時間で巡回でき
るようなルートを決定する。
【0034】このように、この実施形態のシステムで
は、同一の日に複数のユーザ宅を巡回する場合には、最
適なルートが決定される。ここで、特定の季節にのみ使
用するような家財品等(上述の例では、ひな人形)の配
送または引取に係わるサービスは、特定の時期に依頼が
集中することが予想される。したがって、上述のように
して最適なルートを決定することは、搬送効率の向上に
大きく寄与する。
【0035】なお、サーバコンピュータ11は、ユーザ
コンピュータ22から図4に示すサービス指定情報を受
信すると、そのサービスを提供可能か否かを判断する。
そして、そのサービスを提供できないときは、その旨を
ユーザコンピュータ22に通知する。例えば、倉庫12
に空きスペースが無いときは、ユーザ宅から家財品等を
引き取ってその倉庫12に保管することができないの
で、この場合は、引取サービス(保管サービス)を提供
できない旨がユーザコンピュータ22に通知されること
になる。
【0036】一方、指定されたサービスを提供可能な場
合は、そのサービスに対応する料金がユーザに通知され
る。具体的には、たとえば、図8に示すような料金提示
画面がユーザコンピュータ22に表示される。ここで、
この料金提示画面は、料金だけでなく、作業員がユーザ
宅を訪問する時刻等も合わせて提示される。そして、ユ
ーザは、提示された条件(料金および訪問時刻等)でサ
ービスの提供を受ける場合には、表示された「PIN」
を確認してOKボタンをチェックする。一方、表示され
た条件に同意できない場合は、キャンセルボタンをチェ
ックする。尚、キャンセルボタンがチェックされると、
ユーザコンピュータ22には、図4に示すサービス指定
画面が表示される。そして、ユーザがサービス実施予定
日(「配送日」または「引取日」)を変更すると、ユー
ザコンピュータ22には、新たに入力された実施予定日
に対応する条件を提示する料金提示画面が表示される。
【0037】なお、料金提示画面とサービス指定画面を
同時に表示するようにしてもよい。また、ユーザが複数
のサービスを依頼した場合には、各サービス毎(また
は、各アイテム毎)に料金提示画面が作成されてもよい
し、サービスが実施される日付ごとに料金提示画面が作
成されてもよい。
【0038】他の態様として、ユーザコンピュータ22
に図9に示すような料金表を表示するようにしてもよ
い。この料金表は、例えば、図3または図4に示すサー
ビス指定画面においてサービスを指定した際に表示され
てもよいし、図8に示す料金提示画面においてキャンセ
ルボタンがチェックされたときに表示されるようにして
もよい。なお、この料金表は、サーバコンピュータ11
により作成される。このとき、この料金表の内容は、各
ユーザから受信するサービス依頼の状況に応じて動的に
更新さるようにしてもよいし、曜日等に基づいて固定的
に設定されてもよい。
【0039】また、レンタル倉庫システム10は、オー
クション代行サービスを提供する。具体的には、ユーザ
宅にある家財品等を引き取ってオークションで販売する
サービス、およびユーザが倉庫12に預けてある家財品
等をユーザからの指示に従ってオークションで販売する
サービスを提供する。この場合、まず、販売対象物につ
いての説明をユーザに要求する。販売対象物についての
説明とは、例えば、仕様、使用期間、注意事項などのこ
とであり、基本的にはサーバコンピュータ11のホーム
ページを利用して受け付けるが、他の方法で受け付けて
もよい。
【0040】続いて、販売対象物についての商品情報デ
ータが作成される。この商品情報データは、図10に示
すように、ユーザにより作成された説明文と、その販売
対象物の画像(写真)を含む。ここで、販売対象物の画
像は、この実施例のサービスを提供する業者の作業員が
電子カメラ等で撮影し、その撮影により得られるイメー
ジデータを所定のフォームに貼り付けるようにしてもよ
い。そして、サーバコンピュータ11は、販売対象物を
オークションサイト23に登録すると共に、作成した商
品情報データをそのサイトに送信する。
【0041】これにより、ユーザが指定した物品につい
てのオークションが開始される。なお、オークションが
行われている期間、その対象物は、倉庫12に保管され
る。また、売買の成立/不成立、および売買が成立した
ときの落札者(ウィナー)および売買金額などは、オー
クションサイト23からサーバコンピュータ11に通知
される。そして、サーバコンピュータ11は、オークシ
ョンの結果をユーザに通知すると共に、売買が成立した
場合には、売買金額から手数料を差し引いた金額をその
ユーザの口座に振り込む。
【0042】図11は、ユーザからサービス依頼を受け
付ける際のサーバコンピュータ11の動作を示すフロー
チャートである。ここでは、ユーザが、ユーザコンピュ
ータ22を用いてサーバコンピュータ11にアクセス
し、レンタル倉庫サービス10が提供するサービスを受
けたい旨を通知したものとする。
【0043】ステップS1では、初期入力フォーマット
を表示するためのデータをユーザコンピュータ22に送
信する。初期入力フォーマットは、例えば、図2(a) に
示した通りである。ステップS2では、初期入力フォー
マットを利用してユーザにより入力された情報を受信
し、識別情報を読み取る。識別情報は、図2(a) に示す
例では、「PIN」である。
【0044】ステップS3では、ステップS2で読み取
った識別情報が、図5に示したユーザリストに登録され
ているか否かを調べる。そして、その識別情報が登録さ
れていればステップS4へ進み、入力された識別情報が
登録されていない場合または識別情報が入力されていな
い場合は、ステップS11へ進む。
【0045】ステップS11〜S14は、新規ユーザを
登録する処理である。すなわち、初期入力フォーマット
において「新規登録」がチェックされていれば、図2
(b) に示す会員登録用フォーマットを表示するためのデ
ータをユーザコンピュータ22に送信する。そして、そ
のフォーマットを利用してユーザにより入力されたユー
ザ情報を受け取ると、それを図5に示すユーザリストに
登録する。
【0046】ステップS4では、サービス指定画面を表
示するためのデータをユーザコンピュータ22に送信す
る。ステップS5では、サービス指定画面を利用してユ
ーザにより入力された情報を読み取る。そして、ユーザ
により内容が変更されたレコードおよびユーザにより新
たに追加されたレコードのそれぞれに対してステップS
21以降の処理を実行する。
【0047】ステップS21では、引取日が設定されて
いるか否かを調べる。そして、引取日が設定されていれ
ば、ステップS22およびS23において倉庫12の空
き状況を調べる。このとき、新たに収容すべきアイテム
のための空きスペースがあれば、ステップS24におい
て、必要な情報を図6(a) に示す引取アイテムリストに
登録すると共に、そのアイテムを保管するためのスペー
スを予約する。一方、空きスペースが見つからなかった
場合には、ステップS25においてユーザコンピュータ
22に対応するメッセージを送信する。このとき送信さ
れるメッセージは、例えば、倉庫12に空きスペースが
無い旨を通知するメッセージ、または倉庫12に空きス
ペースが出来る日付を通知するメッセージである。
【0048】ステップS26では、図3または図4に示
した廃棄ボタンがチェックされているか否かを調べる。
そして、廃棄ボタンがチェックされていれば、ステップ
S27において、必要な情報が図7(b) に示す廃棄アイ
テムリストに登録される。ステップS28では、図3ま
たは図4に示したオークションボタンがチェックされて
いるか否かを調べる。そして、オークションボタンがチ
ェックされていれば、ステップS29において、必要な
情報が図7(a) に示すオークションアイテムリストに登
録される。
【0049】ステップS30では、配送日が設定されて
いるか否かを調べる。そして、配送日が設定されていれ
ば、ステップ31において、必要な情報を図6(b) に示
す配送アイテムリストに登録する。ステップS32は、
ステップS21〜S31の処理が実行されていないレコ
ードが残っていたときに、次の未処理レコードに対して
ステップS21以降の処理を実行させるために設けられ
ている。
【0050】このように、ユーザによりサービス指定情
報が入力されると、対応する情報が引取アイテムリス
ト、配送アイテムリスト、廃棄アイテムリスト、または
オークションアイテムリストに登録されると共に、必要
に応じて当該アイテムを保管するためのスペースが予約
される。例えば、図4に示すサービス指定情報が入力さ
れると、「スキー」「クリスマスツリー」「電子レン
ジ」が引取アイテムリストに登録され、これらのアイテ
ムを保管するためのスペースが予約される。一方、「テ
レビ」は配送アイテムリストに登録される。なお「ひな
人形」は、季節指定アイテムなので、この時点ですでに
引取アイテムリストおよび配送アイテムリストに登録さ
れているものとする。さらに、「タイヤ」「電子レン
ジ」が廃棄アイテムリストに登録され、「冷蔵庫」「ク
リスマスツリー」がオークションリストに登録される。
【0051】図12は、家財品等を配送または引き取る
ために複数のユーザ宅を訪問するルートを決定する処理
のフローチャートである。この処理は、サーバコンピュ
ータ11により、図11に示したフローチャートの処理
に続いて実行される。また、この処理は、引取アイテム
リストおよび配送アイテムリストを構成する各レコード
に対して実行される。
【0052】ステップS41では、引取アイテムリスト
または配送アイテムリストから、ルート決定処理が行わ
れていないレコードを1つ抽出する。ここでは、配送ア
イテムリストから未処理レコードを1つ抽出したものと
する。ステップS42では、ステップS41で抽出した
レコードに設定されている「配送日」と同じ日付が設定
されている全てのレコードを引取アイテムリストおよび
配送アイテムリストから抽出する。
【0053】ステップS43では、ステップS42で抽
出したレコードの中から、ステップS41で抽出したレ
コードに設定されている「PIN」と同じ「PIN」が
設定されているレコードを抽出する。これにより、ある
ユーザが同一予定日に複数のサービスを受ける場合は、
それら複数のサービスに対応するレコードが抽出され
る。例えば、図4に示すサービス指定情報に対応する情
報が引取アイテムリストおよび配送アイテムリストに登
録されているものとすると、2001年2月15日に
「ひな人形」「テレビ」を配送するサービスに対応する
レコード、および2001年2月15日に「クリスマス
ツリー」「電子レンジ」を引き取るサービスに対応する
レコードが抽出されることになる。なお、以下では、ス
テップS41で抽出したレコードに設定されている「P
IN」により識別されるユーザを「ユーザK」と呼ぶこ
とにする。
【0054】ステップS44では、ステップS42で抽
出したレコードの中から、ステップS41で抽出したレ
コードに設定されている情報に基づいて家財品等を配送
する際に、同一の車両を用いて配送または引取を行うこ
とができるアイテムに対応するレコードを選択する。こ
の場合、まず、ユーザKの住所情報、およびステップS
42で抽出したレコードに設定されている各「PIN」
に対応する住所情報を図5に示すユーザリストから取り
出す。そして、ステップS42で抽出したレコードの中
から、ユーザKの自宅から出来るだけ近くに位置するユ
ーザに対応するレコードを、家財品等の配送および回収
に使用する車両の容量等に基づいて決まる数だけ選択す
る。
【0055】ステップS45では、ユーザKの自宅、お
よびステップS44で選択された各レコードに対応する
ユーザの自宅を巡回するためのルートを決定する。この
ルートの決定方法は、特に限定されるものではないが、
基本的に、倉庫12の住所および各ユーザの住所に基づ
いて決定される。そして、ステップS46において、配
送および引取のための指示を作成する。具体的には、車
両の確保や、作業員に対する仕事の割当てなどが行われ
る。
【0056】このように、同一日に複数のユーザ宅を巡
回する場合は、自動的に最適なルートが決定される。図
13は、ユーザにより指定された物品を処分する際のサ
ーバコンピュータ11の動作を示すフローチャートであ
る。ここでは、オークション販売が行われた場合を示
す。
【0057】ステップS51では、オークションによる
売買が成立したか否かを調べる。そして、売買が成立し
た場合には、ステップS52において、対象物を倉庫1
2から落札者へ配送する旨の指示を作成する。なお、オ
ークションの結果、落札者の氏名および住所、売買金額
などは、オークションサイト23からサーバコンピュー
タ11に通知されるものとする。
【0058】ステップS53では、オークションの結果
を精算する。具体的には、オークションにおける売買金
額から、オークションサイト23への登録手数料、およ
びオークションが実施されていた期間における倉庫12
の使用料などを差し引いた金額を算出する。そして、ス
テップS54において、精算結果をユーザコンピュータ
22に通知する。このとき、精算金額をユーザの口座に
振り込むようにしてもよい。
【0059】一方、オークションによる売買が不成立で
あった場合には、ステップS61において、図7(a) に
示すオークションアイテムリストから対応するレコード
を削除すると共に、図7(b) に示す廃棄アイテムリスト
に対応するレコードを追加する。ステップS62では、
購入者が見つからなかったアイテムを一時的に格納して
おくためのスペースが空いているか否かを調べる。な
お、この実施例では、倉庫12が、通常領域と廃棄すべ
きアイテムを一時的に格納しておくための廃棄物用領域
から構成されるものとする。そして、オークションにお
いて販売されているアイテムは、オークションが終了す
るまでの期間は、通常領域に保管されているものとす
る。
【0060】廃棄物用領域に空きスペースがあれば、ス
テップS63において、購入者が見つからなかったアイ
テムを通常領域から廃棄物用領域に移動させるための指
示を作成する。一方、そのような空きスペースが無い場
合には、ステップS64において、廃棄業者24に対し
て回収指示を通知する。これにより、購入者が見つから
なかったアイテムは、廃棄物用領域に格納されている他
のアイテムをいっしょに廃棄業者24により引き取られ
る。
【0061】なお、オークション販売を行うことなく家
財品等を廃棄する場合には、サーバコンピュータ11
は、ステップS61〜S64を実行する。このように、
この実施形態のサービスにおいては、廃棄物(オークシ
ョンにおいて売買が成立したかったアイテムを含む)が
発生するごとに廃棄業者24に廃棄依頼を通知するので
はなく、発生した廃棄物を倉庫12を利用して一時的に
格納しておくことにより、一定量の廃棄物が集まった時
点で廃棄業者24に廃棄依頼を通知するので、廃棄業者
24に支払う手数料を抑えることが可能になるものと思
われる。この結果、ユーザに対して、より低価格で廃棄
サービスを提供できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザにより指定され
た物品を保管、配送、または処分する際のユーザの手間
が少なくなる。特に、倉庫に預けてある物品を処分した
い場合には、その物品をいったん引き取ることなく、そ
の倉庫から廃棄業者またはオークションの落札者へ引き
渡すことができるので、ユーザの手間が少なくなる。
【0063】また、ユーザは、日付や曜日によってサー
ビス料金が異なる場合に、サービス実施日を料金との兼
ね合いで対話的に決めることができる。さらに、ユーザ
は、特定の季節においてのみ使用する物品を必要とする
ときにのみ手元に置くようにすることができるので、自
宅または職場等を広く使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるサービスを実現するシステムの
構成図である。
【図2】(a) は、初期入力フォーマットの例、(b) は、
会員登録用フォーマットの例である。
【図3】サービス指定画面の例である。
【図4】ユーザにより入力されたサービス指定情報の例
である。
【図5】ユーザリストの例である。
【図6】(a) は、引取アイテムリスト、(b) は、配送ア
イテムリストの例である。
【図7】(a) は、オークションアイテムリスト、(b)
は、廃棄アイテムリストの例である。
【図8】ユーザに料金等を提示する画面の例である。
【図9】ユーザコンピュータに表示される料金表の例で
ある。
【図10】オークション販売において使用する商品情報
データの例である。
【図11】ユーザからサービス依頼を受け付ける際のサ
ーバコンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図12】家財品等を配送または引き取るために複数の
ユーザ宅を巡回するルートを決定する処理のフローチャ
ートである。
【図13】ユーザにより指定された物品を処分する際の
サーバコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 レンタル倉庫システム 11 サーバコンピュータ 12 倉庫 21 ネットワーク(インターネット) 22 ユーザコンピュータ 23 オークションサイト 24 廃棄業者
フロントページの続き (72)発明者 宮崎 義久 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 佐藤 努 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザにサービスを選択させるための情
    報を電気通信回線を介してユーザコンピュータに送信
    し、 上記ユーザコンピュータを用いてユーザにより選択され
    たサービスを識別する情報を電気通信回線を介して受信
    し、 ユーザにより指定された物品を保管するサービスが選択
    されたときに、その物品を引き取って倉庫に保管するた
    めの指示を生成し、 ユーザにより指定された上記倉庫に保管されている物品
    を所定の場所へ配送するサービスが選択されたときに、
    その指定された物品を上記所定の場所へ配送するための
    指示を生成し、 ユーザにより指定された物品を処分するサービスが選択
    されたときに、その物品を処分させるための指示を生成
    することを特徴とするユーザにより指定された物品を保
    管、配送、または処分する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 前記物品を処分するサービスは廃棄サービスであり、該
    サービスの選択に基づき廃棄業者にその物品を廃棄させ
    るための指示を生成する。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法であって、 ユーザにより指定された物品を廃棄するサービスが選択
    されたときに、その物品が上記倉庫に保管されていれ
    ば、その倉庫からその物品を引き取ってもらうための指
    示を廃棄業者へ通知する。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の方法であって、 ユーザにより指定された物品を廃棄するサービスが選択
    されたときに、その物品が倉庫に保管されていなけれ
    ば、その物品をユーザ宅から引き取って倉庫に格納する
    ための指示を生成すると共に、その倉庫からその物品を
    引き取ってもらうための指示を廃棄業者へ通知する。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の方法であって、 廃棄業者に上記物品を廃棄させるための指示は、上記倉
    庫の空きスペースが所定量よりも少なくなったときに生
    成される。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、 前記物品を処分するサービスはオークション販売サービ
    スであり、該サービスが選択されたときにその物品をオ
    ークション販売の対象物として登録する。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法であって、 ユーザにより指定された物品をオークション販売するサ
    ービスが選択されたときに、その物品が上記倉庫に保管
    されていなければ、そのオークションによる売買が成立
    するまでその物品を上記倉庫に保管しておくための指示
    を生成する。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の方法であって、 上記倉庫の利用料から上記オークション販売により得ら
    れる収入を差し引いてユーザに課金する。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法であって、 同じ日に複数のユーザ宅に対応する物品を配送する場
    合、あるいは同じ日に複数のユーザ宅から対応する物品
    を引き取る場合に、それら複数のユーザの住所に基づい
    てそれら複数のユーザ宅を訪問するルートを決定する。
  10. 【請求項10】 ユーザにより指定された物品を倉庫に
    保管するサービス、ユーザにより指定された上記倉庫に
    保管されている物品を所定の場所へ配送するサービス、
    またはユーザにより指定された物品を処分するサービス
    を選択させるための情報を電気通信回線を介してユーザ
    コンピュータに送信し、 上記ユーザコンピュータを用いてユーザにより選択され
    たサービスを識別する情報、およびそのサービスの実施
    希望日を識別する情報を電気通信回線を介して受信し、 上記ユーザにより選択されたサービスおよび実施希望日
    に基づいて決まる料金を上記ユーザに提示し、 上記提示した料金について上記ユーザが了承したとき
    に、ユーザにより選択されたサービスを実施するための
    指示を生成することを特徴とするユーザにより指定され
    た物品を保管、配送、または処分する方法。
  11. 【請求項11】 ユーザにサービスを選択させるための
    情報を電気通信回線を介してユーザコンピュータに送信
    し、 上記ユーザコンピュータを用いてユーザにより選択され
    たサービスを識別する情報を電気通信回線を介して受信
    し、 ある特定の季節においてのみ使用する物品を倉庫に保管
    するサービスが選択されたときに、上記季節の終了直後
    の対応する日にその物品を引き取って倉庫に保管するた
    めの指示を生成すると共に、次の年の上記季節の直前の
    対応する日にその物品を上記倉庫から所定の場所へ配送
    するための指示を生成することを特徴とするユーザによ
    り指定された物品を保管および配送する方法。
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